青い空の会 TOKYO
自死遺族の為のサイト「 青い空の彼方 」を通して知り合った者たちが、 ネットの世界だけにとどまらず、実際にお会いして、肉声を聞きながら、 この悲しい体験を語り合いたい・・・ そんな声によって実現したのが「 青い空の会 」でした。 自死・・・これは私達遺族にとっては余りにも突然の出来事で、 直後は感覚が麻痺し茫然自失の状態になります。 自分を保つのも困難なほど混乱し、周囲の誰かに支えを求めたい時期に、 多くの場合は非難や軽蔑の冷たい視線が向けられる厳しい現実が待ちうけています。 それまでの繋がりは寸断され、自分を守る為に否応なく感情を凍結させます。 しかし、これが逆に疎外感や孤立感を深め、 苦しみを増幅して、さらに心を痛めつけてしまうことさえあるのです。 大切な人を突然失う衝撃により人生の土台が崩壊してしまった私達遺族が、 素直な気持ちを吐露し、お互いにその感情を分かち合い共有できるなら、 これからの生き方を考えていく上での新しいスタート地点に立てるのではないでしょうか。 語る場はどこでも良い訳ではありません。 プライバシーが守られ、安心して心を解放して語れる場が必要です。 2002年の5月に国際ビフレンダ―ズのご協力を得て、 「 青い空の会 」がスタートしました。 会が円滑に進むようにお手伝いする者はいますが、 専門家や指導者が同席して語り合うわけではありません。 「 自死遺族の 自死遺族による 自死遺族の為の会 」を目指しております。 お互いに体験を語り合う中で少しでも孤立感が和らぎ、 穏やかな日々を過せますよう、また元気を取り戻して、しっかり歩き出せますよう、 さらには社会のために何か貢献できますよう、発起人は願っています。 また、残念なお知らせとなりますが、「青い空の会」は 諸般の事情により、100回を区切りとして、 一旦閉会させていただくこととなりました。 これまで、いろいろご支援頂いた方々、 参加して頂いた方々には本当にお世話になり、感謝の言葉もありません。 最後の会も一時間延長し、精一杯努めさせて頂きます。 よろしくお願いいたします。 【参加された方々のご要望もあり、今後、年2回(春・秋)の開催を検討しています。 これにつきましては、掲示板などで、逐次お知らせいたします。 これまで参加頂いた方には、 下記の連絡先より、毎回ご案内メールをお届けしておりましたが、 今後はこのメールを、ご様子伺いや、情報発信のメールとして 使用することにしております。 この機会に、配信先の登録だけでもとお考えの方のメールも、 今後お受けしたいと思います。ご活用下さい。】 「青い空の会」の開催は,
なお、国際ビブレンダーズの活動、青い空の会 ともに、 特定の宗教団体とはいっさいの関わりを持たないこと,申し添えておきます。 |
2004/ 4/ 20
(2009/10/6 改訂)
スタッフ一同