自死遺児単行本学生代表 として
 ゆうきさん から掲示板に頂いたメッセージです。
--- 2002/10/30 ---



僕は孤独でした。父が亡くなってから、誰にも話せず、
話したいと思える人がいなくて、
たったひとりで、、、

苦しみから逃れるためには、
僕ができる生きる術は父を忘れることでした。
忘れよう。封印しようとして、生きてきました。でも
決して忘れることはありませんでした。

何年も封印したまますごしてきました。
でも同じように親を亡くしている仲間に会い
ひとりじゃないと思えるようになりました。

それから少しずつココロの整理をしてきました。
ひとりじゃないと教えてもらって
たくさんの仲間と共に生きてきました。

だからもっとたくさんの人たちにもひとりじゃないと
伝えたいと思います。

僕らの作った『自殺って言えなかった。』
どうかたくさんの人たちに読んでもらいたい。
そう思います。


leeronさんの言うように「辛い」本かもしれません。
みなさんそれぞれの段階があり、読める人、読めない人
いろいろだと思います。

だから読みたいと思う人だけでかまいません。
読んでみてください。
ひとりじゃない、ともに生きようと伝えたいです。

僕も悲しみ、辛さ、苦しみ、ひとりじゃ耐えられなかった。
だからこそ、こんなにもこの掲示板が暖かいのですね。
もっとたくさんの人たちにこの暖かい輪がひろがるといいですね。



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