1 こんばんは。 青葉 2002/01/20 22:05

時間に追われてゆとりのない生活の中では
感性が鈍り、どうしても現実的になって
効率的に物事を考えがちです。

そして大切な心を見落としてしまうのかもしれません。

だからこそ、
そんな人間の弱点を時々思い起こし
今いる所とは別の空間や環境に自分を置いて
違う視点から自分を眺めて見ることが
必要なのですね。

これは、自死遺族の立場でなくても、
誰にとっても本当は必要なはずです。

効率優先、成果を上げることを第一に考えてきた
今までの世の中が忘れてきた部分でも有ります。

私は、家族の心の病で関わっていただいた
何人かの精神科医の方とお話して、
サイエンスではなく、
サイエンスティックになっている危険性を感じました。

すなわち、心を見失って、
薬でのみ人間の行動を
操作しようとしているような印象を
少なからず受けて慄然とした事がありました。

とここまで考えを広めてしまうと
又とても長くなってしまうので
いつかゆっくり別の機会にお話させてください。


2 こんばんは。 はーとろーど 2002/01/20 22:10

>すなわち、心を見失って、薬でのみ人間の行動を
>操作しようとしているような印象を
>少なからず受けて慄然とした事がありました。

私も同じ印象を持たざるをえない状況がありました。
いろいろなタイプの方がいるとは思うのですけどね・・・

総合的な視点を見失わない診断,療法を兼ね備えた存在は
私も欲するところです。


3 お医者さん,頼みますよ。 ぱーる 2002/01/20 22:12

青葉さん、はーとろーどさんへ

> すなわち、心を見失って、
> 薬でのみ人間の行動を
> 操作しようとしているような印象を
> 少なからず受けて慄然とした事がありました。

私も同じような経験をしました。
病院で診察を受ける時間よりも はるかに長い 家族との時間。
その一日一日の中で、
家族は何に注意しなければいけないのか?
渡された薬はどの程度頼りになるのか?
本人の苦しみってどういうことなのか?
… その他、いろんなことが分からないまま。
(もちろん、これだ!と言えるマニュアルはないのでしょうが…。)

そして今、こうして悲しい結果を迎えた後、
いろんな本を読んだり、状況を振り返ったりして
やっと「あの時のあれがSOSだったんだ・・・」と分かる始末。
ちなみに、かかっていた医者(というか 二週間入院「させていただいた」病院)には、
弟の自死のことを知らせていません。
その理由は、関わりたくない気持ちが半分、事務的に対応されそうな恐怖が半分。

せめて退院する時に、「統計上、退院後一週間以内に自死する方が多いので
注意を怠らず、話をよく聞いてあげてください」 とか
「本人があそこまで退院を希望するのは、○○という思いがあるのかもしれません」
とか、そういう説明くらいあってもよさそうなんだけどなぁ。

苦しんでいる本人が病院へ行けてて、
それなりに気が合い 頼れる医者に出会えてて、薬も体に合ってて、
苦しみながらも家族と歩んでいけてる…
そういう人って、氷山の一角でしかないのかな?


4 心療内科のこと。 akikaze 2002/01/20 22:13

ぱーるさん、私も夫が2度言った心療内科の話しを
します。聞いて下さい。

夫は死ね前日2回目の診療に行ったようです。
これは日記からわかったのですが。
薬の量は倍になっていました。
夫が自死して2週間たった頃、私はその病院を
訪れました。
医師は、何があったんでしょう・・・を繰り替えして
いました。彼が受けたテストを見せられました。
はい・いいえ・どちらでもないの選択問題です。

内容は確か・・・今希望が持てるか?とかそんな
項目が並んでいました。ほとんどいいえに丸がついて
いました。結果は53点でした????
50点以上はまだ大丈夫な範囲なのだそうです?????????
要するに自殺しないと言う事なんだと思います。
私がどんなに悔しかったかわかって頂けると思います。

私は心療内科に行く事で、何とかしたいと言う夫の気持ちを
そして、そんなに酷くはないと言った表情を信じています。
そして倍になった薬を飲んだ日に、亡くなりました。

「鬱は治る」という本が夫の本棚にはありました。
いまだに私は読めませんが。

本当に良い医者に巡りあうということは、病気に
なった時に大事になりますよね。精神のそれも同じ
だと思います。
様々な思いがあっても、夫はもう存在しない訳で。
諦めるしかないのでしょうけどね。


5 医師。 翠 2002/01/20 22:14

こんばんは、翠です。

ぱーるさん、akikazeさん、医師についてのお話、読ませていただきました。
私も同じように感じます。
医師に対しては、今でも憤りを感じることが多いです。
妹の治療に携わった医師の中で、私が実際に会ってお話したのは2人ですが、
どちらの方も、「この人は自分のプライドを最優先しているんだ」と感じました。
妹を厄介な患者だと感じているのだと思いました。

最近読んだ本の中に、こんな文章がありました。
---------------------------------------------------
直接先生に言えない場合は、手紙を書くのもいい方法です。
でも、内容は簡潔に、1枚以内で。
医者も人間です。要領を得ない手紙を読むとイライラします。
---------------------------------------------------
悲しくて仕方ありませんでした。
医者が人間であること。それは誰だって、よく知っています。
そうじゃない、問題はそこにあるんじゃない、と思いました。



6 医療のあり方について 青葉 2002/01/20 22:26

パールさん、akikazeさんへ

私と同じように疑問を持たれている方が
きっと少なからずいらっしゃるのですね。

医療については専門的な知識が
ほとんどない私なので、
お医者さまが説明されることを
ただ黙って受け入れるしかありませんでした。

ただ受けたい医療については
これからの医療を良くしていく為にも
お話させていただけるかなと感じています。

少しずつ医療現場も変わりつつありますよね。
インフォームドコンセントとかセカンドオピニオンなど、
昔は考えられなかった事が
言われるようになってきていますから。

ただ、ここでお話させていただく為には、
私なりに考えを深めて整理していきたいような気もしていますが、
いつかここでしっかりお話ししていきたいテーマではあります。

また時間のある時にこの部分のお話をさせて頂きたいです。


7 こんばんは。 いづみ 2002/01/20 22:29

いづみです。こんばんわ。

私も、彼が亡くなって、半年が過ぎた頃、病院に通っていました。
最初は眠れなくなってしまって、次には子供の世話ができなくなってしまって・・。

あ、このままじゃ 私も、彼と同じに壊れちゃうな・・・。と 自覚した時、「精神神経科」の門をたたきました。

「助けてください。助けてください。
私はまだ 壊れるわけにはいかないのです。ちっちゃな娘たちがいる のです。
こんな私でも、あの子達にとっては、たった一人残された親なのです。

生きている資格などないかもしれないけど、ずうずうしいとみんなは思うかも知れないけど、それでも私はもう少し、生きなくちゃ、あの子達を守らなくちゃいけないんです。

何でもします。だからお願いです。私が壊れないように 助けてください。」

睡眠薬と、精神安定剤。それから1週間に1度のカウンセリング。
これが、私に与えてもらった治療でした。

でも、いま思うのは、病院や、薬は 結局は手助けでしかなかったなぁ・・・と言うこと。

私が、あの頃を乗り越えてこれたのは、たった一つ「夢」があったからだと思うのです。


8 医療のあり方について 青葉 2002/01/20 22:30

翠さん
の書き込みに気がつかなかったので
もう1つオマケを書きこむことにしました。

私の体験談です。

夫が仕事を休み始めて
私自身の健康も心配になったので
私は初めて人間ドックに申し込みをしました。

そこで何種類かの検査をした結果、
肝臓に陰があると言われたのでした。

悪性のものかもしれないので
精密検査が必要といわれて
肝臓のCTスキャンを実施しました。

なんの自覚症状もありませんでしたが、
悪い事は重なるのかもしれないと不安な気持ちの中、
その検査をしたのです。

結果は肝血管腫というもので、
肝臓にある赤あざのようなもので
心配はないとのことでしたが、
腫という文字に敏感に反応して
不安な日々を送っていました。

けれども、もう5年以上経ちましたが
ピンピンしています。

受診して不安になったのですから
何の為の人間ドックだったのか私にはわかりません。

そんな経験から、
私はもう人間ドックはやめようと決めています。

人それぞれなのでしょうが、
逝き方を考えておけばいいのかなと
今は考えています。


9 医療のこと tedd 2002/01/20 22:31

私は、差し迫った自分の出産のことで頭がいっぱいで、
主人の鬱に気が付かなかったことを本当に悔やんでいました。
もし、ちょっと変だな、と思った時に
無理にでも病院に連れて行ったら、
彼は死なずに済んだに違いない、と思い込んでいました。
でも、悲しいことだけれど、そうではないんですね。
もしかしたら、良いお医者さんに出会って治ったかもしれないし、
もしかしたら、治療中でも同じ結果になったかもしれない。
結局、どうにもできない、誰にも止められないことだったんだ、
自己満足かもしれないけれど、今はそう思うようにしています。


10 守秘義務って えりか 2002/01/20 22:33

様々な事柄で発生すると思いますけど
特に医療関係者は絶対ありますよね??

よく行っていたバーの主人と常連の医師が
患者さんのことをたびたび話していたことを思い出しました。
名前こそは出さないものの、内容ははっきり聞こえます。
「担当していた患者が自殺して参ったよ」と話していたのも。
聞くつもりはなくても、自然と耳に入ってきて
こんなふうに話されているのかと、少し嫌な気分になりました。

誰かに話したいと思う気持ちは誰しもあるだろうけど
彼らの横にたまたま座っている人間が、知り合いや家族、関係者の
可能性もあるわけです。

それでも
心が調子悪かったり、落ち込むようだったら病院へ行こうと勧めるでしょう。
実際、私も不眠症で一時かかっていました。
こうやってしゃべっている内容も第三者に話しているのかなと
バーの事を思うと考えるけれど
それでも医療に頼らなければいけないこともあって、
心から信頼できる医者に巡り合えることは難しいですね。


11 医の話し koko 2002/01/20 22:34

結局のところ、日本の医学教育に問題があると思いませんか?
今の医科大学あるいは医学部の学生は、大学を医学専門学校と間違えているような気がしてなりません。
また、大学のカリキュラムも、医学の知識を詰め込むのに精いっぱいで、とても人間教育まで手が回らない、というのが実情ではないでしょうか。
だから医師は病気を診ても、人間(患者)を診ていないのです。

ほんとうに良い医師は、「患者本人が自分を癒すのを手助けする」という態度で治療にのぞむ、ということをある本で読みました。

それならば、このサイトは、とても素晴らしい医者の役目をしていることになりますね。はーとろーどさん。


12 こんにちは。 はーとろーど 2002/01/20 22:35

「医療のあり方」に関する お話しがたくさん出ていますね。

心の中に封印されているという面では吐き出すのもありだし,
それだけにとどまらず問題点の抽出もできそうだし,
そこから導かれる改善提案とか,私たちにできることとかへの
展開も考えられそうだし・・・

☆−−−−−

私的に感じるところをちょっとだけ・・・

自死の背景の中には,確かに精神的疾患と関連するものはあると思います。

ただし・・・
社会,世の中と私たち自死遺族との間になにか境界線があったのと同じように,
社会,世の中と精神疾患全体との間にもなにか境界線があります。

外側からは見えない(知らない)部分が少なからずあると思います。
見ようとしない,見せようとしないの話しは別としても,
その境界線が少しでも少ない状態が,私は良い状態なのかなと考えています。

で・・・一応確認ですが・・・

鬱 と 鬱病は別です。
さらに,鬱 = 悪 は,間違いと思っています。

人間って,常に躁状態か鬱状態のどちらかにいると思うんですよね。
その振れ方の方向,度合い,スピード,そして,維持期間などを
基準として,疾患と判断されたりすると理解しています。

で,病気は悪いことであるいう前提において,
鬱病 = 悪 が,はじめて言えるのだと思います。

私は躁状態では,考えることはできませんから,
一生懸命に考えている時はいつも鬱状態なんだろうな・・・
って,勝手に解釈しています。

さらに適度(?)な鬱状態は受け入れ方次第では効果的な面もあるだろうし,
どんな疾患であっても,すべて悪いことばかりとは言えないと思ってます。


13 > kokoさん はーとろーど 2002/01/20 22:36

>結局のところ、日本の医学教育に問題があると思いませんか?

う−−−ん,医学部の学生さんとお話ししたことないから,
私には,なんとも言えませんが,理想とする教育って,
どんどん変化していいものだとは思います。

>「患者本人が自分を癒すのを手助けする」

なるほど・・・そう言われれば,そうですよね・・・

>このサイトは、とても素晴らしい医者の役目を
>していることになりますね。はーとろーどさん。

その面から言えば,そういうことになりますね・・・

私は,この掲示板に投稿していただいた瞬間から,
その投稿された方は,それぞれの方のお医者さんであり,
同時に,それぞれの方の患者さんだなぁ−と感じています。
みなさんが同じ高さにいるんですよね・・・


14 医療不信について 京子 2002/01/20 22:38

こんばんわ、先だっては皆様には暖かい言葉を頂いてありがたく思いました。精神科疾患ってまだまだ解明されておらずそれぞれ人間が違うから薬の効き方も皆違うようです。

精神科の医師のモラルも問われています。私は自分の耳で現役の精神科の医者が自分の患者さんの事を、「障害を持ってるやつら・・俺達が税金で食わしてやっている。」というのを聴いて吐き気がしました。でも、そんな人ばかりではないと思いますが・・・。薬は医者のさじ加減でその医師の人間性、医師の力量です。
その病んでいる人にぴったりの薬ならいいのですが・・。偏見は精神科の現場からあるのです。人の命を軽んじるのも偏見だとおもいませんか?


15 医療について kumi.c 2002/01/20 22:55

今晩は。
最近、医療についての話題が頻繁に出ているのを読ませて頂いて私も少しお話したくなりました。
私の祖母は約2ヵ月間の入院ののち退院の話が出ていた時に病室で自殺しました。祖母は一般の病棟にいたのですが、ベースにうつ状態がありました。私は数日しか祖母を見舞うことは出来なかったのですが、その病棟の環境の悪さ、医療スタッフの少なさ、看護の質の低さ…様々な事に驚いたものです。もちろん,医師はまるで王様のように絶対的で、家族はもちろん患者の話を聞く姿勢など全く無いようでした。もう少し気を配って頂けていたら、祖母は死ななかったかもしれない…そう思います。その病院に言いたいことは山のようにありますが、自殺によって警察も関わり病院側に迷惑をかけたという思いもあってか、両親は何も言わず祖母を引き取りました。
あの時は皆混乱していて、よく考えられなかったとしても、今振り返ると病院に関しては残念な思いばかりです。
そして、より複雑な気持ちになるのは、私が医療者であるからです。
ここで私自身のことをお話しするのはどうかと思っていたのですが、医療についての話なので失礼して述べさせて頂きます。
私は大学病院の精神神経科病棟で約5年程看護婦をしていました。(現在はそこを離れ、もう6年程経っています)
ここでの精神科の医師の話等読んでいると、胸が痛みます。私自身、祖母が亡くなるまで、自殺された患者さんのご家族や親しくされていた方の気持ちなどに目を向けたことはありませんでした。祖母が亡くなって初めてそれに気付いた時本当にショックでした。そして今でもそれまでの自分の至らなさを恥じています。

私は自死遺族であり医療に携わる者です。
その両方に挟まれて、時々すごく苦しくなります。けれど、私が祖母の病院に思ったことを忘れずここでの皆さんの医療に関する思いをしっかり受けとめていきたいと思っています。


16 「 立場 」 はーとろーど 2002/01/21 19:22
男性 / 30歳台 / 子 / 5年以内 / 中部
KUMI.Cさんの投稿を読んで,立場について,そうだなと思いました。

「医療のあり方」のひとつとして「立場」があると思います。

病気=悪,健康=善 として話しを進めますが,
人が健康である状態を望むとしたら,
当然,病気の状態である「本人」がいます。

そして「本人」が健康になりたいという前提において,
(正確に言うならば,そうでない場合も多々ありますが)
それを手助けする「医療専門家」がいます。

kokoさんも言われましたが,
「患者本人が自分を癒すのを手助けする」
とすれば上は言えると思います。

さらに「本人」の手助けをする人をあげるとすれば,
本人の周囲の人のすべてを指し示すと思います。

あとは距離感の差かもしれませんね。
「家族」「恋人」「友達」「知り合い」・・・
そして,それらの個の集団である「世間」「社会」・・・
それらすべての手助けをもって目標へ向かうのだと思います。

ここで語られるのは「本人」を亡くした「家族(遺族)」であり,
また,同時に「本人」の可能性もあり,kumi.cさんのように,
「医療専門家」の場合もあるということです。

個々の「問題点の抽出」は,とても有意義だと思いますが,
「立場」を責めることに重点が行きすぎてはいけないのだと感じました。


なので,kumi.cさん,受け止めたいという思いは立派だと思いますが,
ひとりで受け止めるねば・・・という意識は不要ですからね。


18 「医療専門家の苦痛」 はーとろーど 2002/01/21 19:40
男性 / 30歳台 / 子 / 5年以内 / 中部
「立場」という話をしましたので,もう少し関連して・・・

私の知り合いにkumi.cさんと同じく看護婦をしている方がいます。
(その方は現役ですが)
大きな病院なのですが,所属部署は救命救急センターでした。
でしたというのは,今はそこに所属していないからです。

救命救急センターに来られる患者さんは当然ですが,命の境の方ばかりです。
そして,私の聞いた話しでは,自死見達の方,重度の交通事故の方が,
非常に多かったそうです。

朝昼夜の区別も曖昧な毎日で,慢性的なスタッフ不足・・・
さらに,悲惨とも言える状態の「人」を接し続けたその方は,
自分自身の心を患い,部署の移動を願いでることとなったそうです。

もちろん,すべての医療現場がそうではありませんが,
そのような状態の日々をすごしていたら,
私たちが持っている価値観とに「差」があったとしても,
それは当然かもしれないと感じました。

そして,それくらいでないと専門家としての,
冷静な判断,冷静な処置はできないかもとも思えます。

これはまた「社会」の観点からも考えてよい問題ですよね?

「医療専門家全体」を問題視するのか,
「医療専門家個人」を問題視するのかは,
しっかりと区分けする必要があると感じました。

そして,私の場合は,その両方に問題を感じました。


19 はーとろーどさんへ kumi.c 2002/01/21 21:22
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
はーとろーどさん、私は考えているとすぐに混乱して自分でも何を考えたいのかを見失ってしまいそうになるのですが、あなたのお話を読ませて頂くと、ふと原点に戻れるのでとても助かっています。
私が祖母の死に対してこんなにこだわってしまうのは、私には自分のそれまでの立場や経験から祖母の死を予め察知出来たのではなかったか、そしてそれを止めることも出来たのではないかと思っているからかもしれません。祖母の病棟のスタッフに色々思うことはあっても責める気になれなかったのはきっと自分自身を責めていたからだと思います。そして今もそれは変わりません。
ここで自分の気持ちを綴るようになってはっきりわかったのは、私には家族として祖母を亡くした哀しみと、精神科医療に携わった者として身内を自死で失ったことへの苦しみの二つが混在しているということです。


医療についての掲示板の趣旨からはみ出してしまったかもしれません。そうでしたらごめんなさい。
ここでの皆さんの思いを受けとめたいと書きましたが、もちろん独りでがっちり出来ると思ってはおりません。
私がここで出来ることは、まずは皆さんの思いをしっかり読んで自分なりに考えることだと思っています。そしてその中から何かまた出来ることを見つけられたら、と思います。





20 意識のずれ1 青葉 2002/01/21 23:14

夫が心療内科にかかりはじめた初期の頃、
主治医の先生は次の様に話されていました。

「鬱病は心の風邪だから、
悩み続けた分の長さだけ休養すれば直ります。」と

そんなに深刻な症状ではないと、
患者の家族である私に対して、希望的なお話をされていました。

その時、確かに私は夫と一緒にこの病と闘うつもりでおりました。

夫の職場にも出向き職場での様子を聞いたり、
主治医の方とも何度もお話をして、
少しでも快方に向かう様に協力しようとして動いておりました。

ところが、夫の状態は良くなるどころか
次第に悪化していったのです。

「何もやる気が起こらない。」と言っては、
布団の中にもぐりこむ日が続いていました。

その行動については、
落ちこんだ心にエネルギーを貯めるには必要だと
説明を受けていたので、
病を得るまではパワフルに動いていた夫との落差が
大きかったけれど、見守ろうとしていました。

しかし、ゴールデンウィークの直前に
家族では到底支えられないような行動を
夫はとりました。

男の人の力は強く、
私が夫を車に乗せるのはとても大変でしたが、
必死の思いで車を運転して、
主治医のところまで連れていきました。

診察を待つ間も、夫はそれまでの人格が壊れた様に
別人のような振る舞いをしておりました。

その時の診察で主治医の方は、
「もう直らないと思います。」と私に宣言されました。

私はその言葉が信じられなくて、
もう一度聞き返したぐらいです。

さらに、
「旦那さんの職業の場合は、受け入れ先の病院が嫌うので
受け入れ先がなかなか見つからないんです。
それにゴールデンウィーク中は人手も足りなくなるので
入院は無理なんです。」とも言われました。

結局、
根本の解決にならない応急処置としての注射をしただけで
帰宅しました。

この時点から、私の中にあった希望は失われつつありました。
一緒に闘う事は出来ないのだと考えるようになりました。

それでも、どこかでまだ夫が直ると信じていたい自分でした。

応急処置の注射が効いたのか、一時的に夫の状態は安定しました。

家族のそばにいたいとの夫の気持ちを尊重して、
入院はとりやめになりました。

その後も時々、私は主治医との話し合いを続けていたのですが、

旦那さんの性格は固い。
だから、精神療法は出来ない。
薬物でしか治療できない。

夫の状態が悪くなってくると、
離婚した患者の家族の例を出して
「良く考えたほうが良い。」
と助言?までしてくれました。

夫が直るとの希望は、私の中で段々に絶望へと変わっていきました。
と同時に、夫と私の間の距離も離れていったのです。

私は主治医の方を責めるつもりは全然ありません。

むしろ主治医の方なりに誠心誠意、
治療や助言をしていただいたと思っています。
主治医の方は私の事を心配して
親身になってお話をされたと思うのです。

でも、患者である夫にとっては、
主治医の方のとられた方法は
決してプラスにはなっていなかったし、
むしろマイナス部分の方が多かったと思うのです。

患者と家族、治療者との間には、明らかに
求めるものにずれがあったと感じるのです。

そのずれを少しでも埋めようと努力することが、
これからの医療を良い方向へと繋げていくのではないでしょうか?

私が感じた意識のずれを
これからもいくつか書かせていただきたいと思っています。


21 ゆとり koko 2002/01/22 00:49
女性 / 40歳台 / 子 / 3年以内 / 北海道

> 「医療専門家全体」を問題視するのか,
> 「医療専門家個人」を問題視するのかは,
> しっかりと区分けする必要があると感じました。
> そして,私の場合は,その両方に問題を感じました。

確かにそうですね。
この問題は2つとも’ゆとりがない’ということに起因しているのではないでしょうか。
医療スタッフの数の不足、というゆとりのなさ、、

また、勤務医から開業医になったとたん、薬や検査が増えたという
話を聞きます。これは病院を経営していく上でのゆとりのなさですね。

そして医学教育のゆとりのなさです。

それがきっと、青葉さんのおっしゃる患者と家族、治療者との間のずれを生じさせる一因となっているのではないでしょうか。

わたしが思う本当の医療とは、繰り返しになりますが、病気を治すだけでなく、病気の状態の「人」の心のケアをしてくれることだと思うのです。
わたしの知り合いに、お年寄りの患者さんの言っていることがわからない、理解できない、と言っている医者がいて、その話を聞いた時、わたしはとてもがっかりしました。
彼女は学生時代、とても優秀な成績を残した人でした。
優秀なだけに、できない人間の気持ちがわからない、弱い立場にたって物事を考えられない。
今のままではそんな医者が大量生産されてしまうような気がしてなりません。

なんかえらそうなこと言ってますね…
すみません




22 精神科医の役目 akikaze 2002/01/22 01:10
女性 / 40歳台 / 夫 / 3年以内 / 日本国内
交通事故、末期癌、さまざまな病気でなくなった場合・・・
医者は皆、最善を尽くしたと言います。もちろん遺族側も、ミスが
ない限りは、諦めざる終えません。

私達は医者が神様に見える時も多々あります。
助かった時はもう生涯命の恩人です。
おそらく今回夫が鬱から回復できていたら、
彼は私にとって信頼のおける、優秀な精神科医となっていたはずです。

しかし、夫は鬱からは生還できませんでした。
夫は、医師を信じて、薬を飲んで一人で戦って、あっけなく死を選んで
しまったかのように、わたしにはみえました。
それなら、精神科医の役目は何だったのだろうか?

鬱と鬱病の境界線を見分ける事ができないのなら、テストで
鬱状態を判断する事もおかしいし、一般的な薬を処方するのも
おかしいのではないか?

一人にさせた事がいけなかったのなら、まさに私は夫を一人に
させてしまった。そして私は自分を責め続け、その医師は何事も
なかったように診察を今も続けている・・・・私にはそうみえました。

精神科医は、自分の患者が運悪く自殺してしまった時・・・
医療ミスという気持ちはもたないのだろうか?
少しは自分を責めて、ショックを受けるのでしょうか・・・

kumi.cさんへ。
医療現場にいた方が、大切な人を自死という形で亡くされた事で
気がついた事が私達以上にあったのだろうと思います。
精神科医が患者に振り回されて、自死したという話しも聞いたこ
とがあります。真剣に向き合ったら大変な事かもしれない・・・・

はーとさんが言うように立場を考えると・・・辛いと思います。
でも、一人でも現場の人にわかってもらいたいという気持ちが
私にはあります。たとえば大切な人を亡くして鬱状態になっている人が
心療内科に行った時、一言優しい言葉をかけてくれる看護婦さんが
いたら、どんなに嬉しいかと。そんな些細な事が、現場には
必要なんじゃないかと思うんですよね。




23 いろいろな気持ち。 翠 2002/01/22 22:28
女性 / 30歳台 / 妹 / 3年以内 / 東日本
こんばんは、翠です。
なんだかヘンなタイトルでごめんなさい。
皆さんの書き込みを読んでみて、いろいろと思っていました。

kumi.cさん
 医療に携わっていらっしゃる方として、私の書き込みに傷ついてしまったところも
 もしかして、あったかと思います。
 だとしたら、本当にごめんなさい。
 私の気持ちは、確かに遺族の気持ちには違いないのですが、私ただ1人の気持ちでもあります。
 医療に不満を持っている人と同じくらい(あるいは、それ以上?)に、医療に感謝している人も
 いるんだと思います。
 私も、以前局所麻酔の手術を受けた時、手の空いた看護婦さんが手を握っていてくれて、
 とても嬉しかったのです。

はーとろーどさん・akikazeさんのおっしゃっていたような、医療従事者の気持ち。
考えたことはありました。でも、わざと忘れていました。
私の場合は妹ですが、妹を診ていた医師に、その後お会いしたことはありません。
なので、彼等がショックを受けたり悩んだりしていたのかどうか、私にはわからないのです。
それでも、彼等をひどく恨んでいました。
多分それは、私が「怒りたかったから」なのだと思います。
怒りをぶつける対象が欲しかったのかもしれません。

kokoさん
 ゆとり、私も大切なことだと思いました。
 気持ちも、人数も、もう少しゆとりがあると、いいのかもしれませんよね。
 先日病院へ行ってきたのですが、たまたま、研修医の方が担当でした。
 まだ研修を始めて間がなかったらしく、とても緊張した様子で、余裕などと言っていられる
 状態ではなかったようでした。
 医師のそういう心理って、こちらに伝わってしまいますよね。
 私も、いつの間にか、とても緊張してしまいました。

青葉さん
 ずれ、私も感じていました。
 妹の入院を希望して病院へ行った時、医師より言われたことがあります。
「患者さんは何も困っていない。なのに家族が勝手に焦っている」
 その時は、その言葉を聞いて泣いてしまいました。
 今思うと、あの時、確かに私は焦っていました。多分、妹と同じくらい。
 そうした状況がいい方へ向かわないと見越した上での、あの医師の発言だったのかもしれません。
 もう少し話し合う機会を持てていればよかったかな、と思います。
 ずれが、少しくらいは埋まっていたかな。

長いうえに、まとまりがなくてすみません。
何が言いたかったか、自分でもよくわかりません。
何となく聞いてほしくなって、書いてみました。
考えがまとまったら(まとまらなくても)、また来ますね。



24 余裕がない kumi.c 2002/01/23 20:42
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
今晩は。
全く関係ない話ですが、最近東京は空がきれいです。その青さも、雲の形も、流れも…私はもともと空を見上げることが好きで、ここの〈青い空の彼方〉という言葉がとても気に入っているのです。ここに来る皆さんと、たとえ距離は離れていても、同じ空の下にいることは事実ですよね。何だか心強い感じがします。


翠さん、akikazeさん、ありがとうございます。
私は皆さんのお話に心が痛むのは確かですが、それは私にとって必要なことなのだと思っています。
私がここに来るようになって、混乱していた自分の気持ちに少しずつ整理がついてきた時から(今もまだ整理中てすが)医療についての話題は避けて通れないだろうと感じていました。そんな時ちょうど皆さんから医療についてのお話が出てきたのです。これも、神様がいるとしたら、私に皆さんのお話を聞いて(読んで)よく考えよ、ということなのでしょう。


看護婦としていつも思うことは、患者さんに対する思いには医師との間にかなり温度差があるということです。医師は病気を治す役目を担っているので、どうしても患者さん自身より病気そのものに目が行きがちな傾向はあると思います。
ただ私自身今振り返ってみると、精神科に勤務していた時は、以前も書きましたが、患者さんが自殺してそれはすごく残念に思っても患者さんの周りの方たちの気持ちなど考えたこともなかったのです。本当にそれは思いもよらなかったことでした。
看護婦であっても、患者さんの事はある程度考えられたとしてもそれ以上の事を考えられる余裕はありませんでした。
だから私は医師のことを言える立場ではないでしょう…。
ただ、患者さんを自死で失った医療者は、それにショックを受けていても、そこで立ち止まってその患者さんや家族、周りの人たちの事をじっくり考える余裕がない気がします。

頭のなかでは言いたいことがあれこれ浮かんでくるのですが、まとまりがつかないままです。
少しずつここでお話し出来たらと思います。





25 長くなっちゃった ぱーる 2002/01/24 14:54

しばらく書き込まないでいたら、
自分の書き込み(bR)がどんどん古くなってゆく…(笑)

様々な立場…

じつは私の父は医者です。精神科医ではなく、小児外科医ですが。
警察から息子の死を聞いた父は、
「僕は子供が大好きなのに、自分の子を救えなかった」と号泣したそうです。

そんな父は、患者を治せなかった悔しさや、
患者の家族から責められるつらさも知っています。

多くの誠実な医師の方々が 日夜頑張っていることも、
医師・医療に限界があることも、
医師の数が足りず、多忙なことも、
医療以外の仕事が多くて なかなか患者さんに時間をかけられないことも、
私は 父を通して聞きました。

「苦しい病の経験をした人ほど 患者の気持ちも分かるが、
精神的に弱すぎる医師は、逆に 良い診療をコンスタントに
続けることができない」 ということも分かっています。
そしてもちろん、誰を責めても、弟は生き返りません。

でも今回、私はあくまでも「遺族」という立場から
この掲示板に書き込みをしました。
精神科医に感謝していることも もちろんあるんですよ!
でも、この掲示板では思い切って愚痴を言わせていただきました。
それもまた本音なんですもの…。

「自死遺族の人たちが黙っている=医療に満足している」
ではないことを明らかにすることも、
なんらかのプラスになるのではないかと思っています。


Akikazeさん

> たとえば大切な人を亡くして鬱状態になっている人が
> 心療内科に行った時、一言優しい言葉をかけてくれる
> 看護婦さんがいたら、どんなに嬉しいかと。
> そんな些細な事が、現場には必要なんじゃないかと思うんですよね。

の意見に共感を覚えます。
でも、こういった心遣いって、
医者・看護婦になったからって備わるものじゃなくって、
その人の性格とか、人生とか、そういうことにつながってるから
簡単に「こうするべき!」とは言えないんですよね…。

私の弟は、最初に診察してくれた精神科医(T先生)を信頼して
通院しているようでした。
が、実家に戻って後、その医師の所へも行きたくない と
言い出したので理由を聞いたら、
「俺が『入院はしたくない』と言ったから、話が平行線なんだよ。
どうせ診察は数分で、薬出して終わりだよ。
確かに、あの先生の所に行くと今でもホッとすると思うよ。
でも、所詮、医者と患者っていう関係でしかないんだよ。」
と言っていました。
限界を誰よりも感じ取っていたのは、弟本人だったのかもしれませんね。


kumi.c さん

医療に携わる人としての発言、興味深く読ませて頂いています。
正直に書く上で、心苦しいこともあると思います。
その勇気と優しさに 「ありがとう」です。

> 患者さんの周りの方たちの気持ちなど考えたこともなかったのです。

それが、医療に関わっている方々の正直なところだと思います。
kumiさんを責める思いは全くありませんよ。
むしろ、「kumiさんみたいな看護婦さんが増えたらいいなぁ」なんて思います。
(でも、患者さんにも その家族にも心を配っていたら、身がもたないのかな…。)
この掲示板にあるような声がもっと医療現場に届いて、
もっと知ってもらえて、気づいてもらえたらいいですよね…。


26 意識のずれ2(私も長くなっちゃた) 青葉 2002/01/24 23:26

家族を通して関わりを持たせていただいた
3人の精神科医の方の対応を
思い出しながら比較してみました。

「意識のずれ1」で書いた精神科医の方は、
患者よりも家族の大変さに重点を置いて
対応されたと感じます。

最初に夫が診察していただいたところは
心療内科の看板を掲げてはいましたが、
他の科を専門にしているクリニックでしたし、
夫の経過も思わしくなかったので、
少しでも快方につながる様にと願って、
義母が聞きつけてきた病院でも、
診察を受ける事にしました。

その病院はとっても混んでいました。
2時間以上待たされて、やっと診察を受ける順番が
やって来ましたが、診察室に入ると
何かあったのか、
担当の医師の方は、
看護婦さんや事務の方を怒鳴り散らしていました。


その方は、夫に対していくつかの問診を行いましたが、
元気のなかった夫の言葉を補う様に
言葉を付け加えた私に向かって
「あんたが悪い。」と私の事を何も調べもしないで
決めつけた言い方をしました。

私が悪かったのかもしれません。
私にまったく原因がないと否定できない部分も確かに持っています。
しかし、それならどこがどう悪いのか、
どうすれば良いのか
教えてもらいたかったと
胸につかえたものがいつまでも残りました。

出来れば、私の分からない部分の質問をしたかったのですが、
その余裕を与えないほど
その方は私には怖く見えました。

多くの患者さんの診察に忙殺されて、
このような対応になってしまったのでしょうか?

診察を受けた後、いつまでも後味の悪さを引きずっておりました。

義弟の関係の紹介で、
大学病院の精神科で診察してもらった事もありました。

医師一人あたりの患者数は一般の病院よりは少なくて
ゆとりのある対応でした。
家族に対しても親身に相談に乗り、
私の質問にも時間をかけて丁寧に説明していただきました。
大学では医療者への倫理教育を徹底して行っているんだと
感じさせるに十分な対応でした。
しかし、
研修医を終えたばかりの若い医師の方は、
お話しの中で、
「良いご家族ですね。」
「きっと幸せになれますよ。」
と言われました。

きっと、私を励まそうとして言われたに違いありませんが、
明確な理由を示されたわけではなく、
どこかにマニュアル通りにこなしているように感じてしまいました。

今日は、私と関わっていただいた3人の方の対応を
比較してみましたが、
3人3様です。皆さんそれぞれ違っていらっしゃるのです。

私が求めたかったのは、病気の夫への具体的な接し方、
これから出てくる症状と対応の仕方についてでした。

それに対する十分な答えを示していただけませんでした。
私にも責任の一端はあるのでしょうが、心残りです。

とここまで、自分の側の視点で書かせていただました。

しかし、他の視点ではどうなのだろうか?

治療者の考え方を知る必要もあると思って、
精神科医の書かれた本を読んでみました。

読んだ本の中に、
次のような言葉が書かれていました。

以下抜粋です。

人間は目前の出来事に大きく縛られ、
結局のところ、様々な判断をするときに、
意識するにしろ、しないにしろ、
それを基準にしているものである。

これは、私を含めて精神科医にもあてはまる。
最近、マスコミにもよく精神科医が登場し、
様々な意見を述べているが、相当バラツキがあることを
けげんに思われる人もいるに違いない。
そう言った違いの由来は、精神科医個々が
実際に仕事をしている現場の違いにあるといえる。

以上が書かれていたのですが、

治療する患者の病態、
クリニックなのか、大学病院のなのか勤務先の違い、
時間帯の違いなどによって考え方に差が出てくるのだと
良く理解できました。

kumi.cさんへ

医療現場にいらっしゃる方のお考え、大変貴重だと思います。
今まで私は、治療を受ける立場の側の意見を書いてきましたので、
kumi.cさんから見れば
傷つく内容があったのではないかと危惧します。
治療を受ける立場の者はどんな心構えが大切なのか
kumi.cさんが気が付かれた事を教えていただければ有り難いです。

ぱーるさんへ

>多くの誠実な医師の方々が 日夜頑張っていることも、
>医師・医療に限界があることも、
>医師の数が足りず、多忙なことも、
>医療以外の仕事が多くて なかなか患者さんに時間をかけられない
>ことも、

その通りだと思います。
私も何度も今まで有り難いと思ってきました。
それを忘れてはならないと思っています。

>「苦しい病の経験をした人ほど 患者の気持ちも分かるが、
>精神的に弱すぎる医師は、逆に 良い診療をコンスタントに
>続けることができない」 ということも分かっています。

「鬼手仏心」と言う言葉を聞いた事がありました。
手術をする時に、
鬼の手のようにスパッとメスを入れなければならないが、
心は患者の事を思いやる優しさを持っていなければならない。
そんな意味です。
医療従事者に求められる精神なのでしょうね。

>「自死遺族の人たちが黙っている=医療に満足している」
>ではないことを明らかにすることも、
>なんらかのプラスになるのではないかと思っています。

私もそう思っています。
そして、多くの方の意見を聞き、
より深く考えていきたいのです。


27 対等な立場 kumi.c 2002/01/27 14:28
女性 / 20歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
先程までの冷たい雨が上がり、空が明るくなってきました。
窓を開けるとひんやりした空気が部屋に入ってきます。
遠くには青空も見えてきました。
…やまない雨はない、そんな言葉が浮かびました。


ぱーるさん、
ありがとうございます。
正直、ここに書くことの一つ一つにためらい、これでいいのか考えてばかりな私はその暖かいお言葉に救われます。


青葉さん、
青葉さんが書かれているように、本当に病院も医師も全て様々だと思います。
けれどどんなに様々でも、いちばん大切なことが何か病院や医療者がしっかりとらえられていれば、患者さんや家族の方が戸惑うことなど本当はないはず…。それが出来ていない場合が多いということなんだと思います。
ここでいう‘いちばん大切なこと’とは、中心は患者さん自身(それを取り巻く家族のことも含めて)であるということです。
病院や医療者を取り巻く環境、コスト的なこと…様々な事情があって、そんな綺麗事ばかり言ってられないという事実もありますが、医療者自身がその大切なことを忘れてしまったらおしまいだと私は思うのです。
診療を受けられる立場での心構えについて、私などがお話しするにはおこがましいのですが、私個人の意見として気付いたことを書かせていただきます。
病院も医師も様々で、もちろん治療方針もその医師の専門により違ってきます。
知りたいことやわからないこと、困っていることは医師にどんどん伝えてよいと思います。それで不当に医師が怒ったり、説明をしないならば、やはり今後治療していくうえで、よい信頼関係は結べないと思うので残念ながら諦めて次を捜した方がよいのではないでしょうか。どんな病気でも治療していくうえで大切なのは、医療者と患者さん、ご家族との間に信頼関係があることです。精神疾患の場合は特にそれが必要ではないでしょうか。
また医師に直接言いにくい場合は、周りにいる看護婦に話をしてみることも有効だと思います。
今まで述べたことが心構えになるかどうかわかりませんが(違っていましたらごめんなさい)医療者と患者さん、ご家族は対等な立場であるので、お互いを尊重はしても遠慮はいらないと思います。
ただそれを忘れている医療者がいることも事実のようです。そういう私自身も気を引き締めていかないと…。


すっかり晴れて青空が広がりました。
思うことが上手くまとめられないのですが、またゆっくり考えていこうと思います。



28 なるほど・・・ですね。 はーとろーど 2002/01/27 18:13
男性 / 30歳台 / 子 / 5年以内 / 中部
様々な意見が出ていて,なるほどな・・・と読ませて頂いています。

どれも納得できるものばかりでした。

直したいと願い「本人」は何を望んでいるのか?
そして,そこに寄り添う周囲の人は何を望んでいるのか?
を,やはり優先する順位を明確にすること。

そして,臆することなく伝える必要があるのだと思いました。

ただ,それすらも混乱していて,わからない場合がありますからね・・・
聞く立場の方にはヒアリングの能力も必要なのだと感じました。


そして「人間性」という言葉がありましたが,その通りですね。

私は命を預かる医療者の方は,神の領域の業であるとも感じています。
それゆえに「人間性」を忘れないでほしいと願う気持ちが強いです。

その土台の上に「余裕」があって,はじめて「立場」を超えた意識のズレの
溝を
埋める行動に時間を使う医療が可能になるのかなとも思えました。


29 「敷居」 はーとろーど 2002/01/27 18:26
男性 / 30歳台 / 子 / 5年以内 / 中部
先ほど「余裕」という言葉を使いましたが,
では,どうやって,それを生み出すのか?があります。

素人が口出すなぁって言われそうですが,
パールさんが言われるように,発さなくては始まらないというのは事実と思います。

☆−−−−−

私は,まだまだ心療内科という名前を使っても,
その「敷居」は高いように感じています。

1番の原因は自分の中にもあるのですが,
社会的に隔絶されたような「精神医療」に対する違和感です。

どんな病気でもそうですが,鬱病に関しても初期の段階での対処が
非常に有効と聞いていますし,実際そうであろうと思います。

けれど,その「敷居」が邪魔をするんです。

私は風邪を引いたら内科に行って薬をもらって,身体の力が
痛めた部分を癒してくれるのを待つのと同じくらいの「感覚」で,
心の風邪を引いたときには,心療内科の門を叩けるくらいの「感覚」が,
世の中の常識になってほしいと心から願います。

これは「膨大なお金と時間が絶対に必要」なものではありません。
(もちろん,お金は有効の援助手段にはなりえますが・・・)

そこに住み,そこに暮らす人たちの「価値観(意識)の変化」
だけあれば変わると思っています。

で,実はこの「だけ」が難しいんですが,発することから始まると,
私は信じることのひとつです。


30 『敷居』について思うこと kumi.c 2002/01/27 21:13
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
はーとろーどさんの書かれていた『敷居』ということから少しお話をさせて下さい。この掲示板の意図から外れてしまうかもしれませんが…。

私が精神神経科の看護婦になったのは自分の意思でした。
看護学生の頃、実習でとある精神科の専門病院を訪れました。初めて精神科の患者さんに出会ったのもその時でした。そしてその時感じたのは、どんな病気もすべての人が罹る可能性があるということ…。それまでは遠い存在だった‘心を病む’ということも急に身近なことに思えたのです。
そして、‘心を病む’ということの難しい点は、どこまでが病んでいてどこまでが病んでいないのか、その境界が曖昧なところにもある気がしました。
残念ながら、医療に携わっていても精神科をよく思わない人がいることは事実ですが、私はむしろ誰でもなりうる状況であるからこそ、そういう人々の看護が出来たらと思ったのです。
精神疾患は一般にはよく知られていないのでより恐れられ、誤解されている面があると思います。精神科や心療内科の敷居が高いと感じるのは、そういうことも関係あるのではないでしょうか。

欝は心が風邪をひいたようなもの…よくそういわれます。確かにそうで、風邪と同様に、早めに手当てをすれば重くならずに治すことも出来ます。
心の病は何ら他の病と変わる事無く普通に罹り得るものなのだから、躊躇せず診療を受けてほしい…と強く思うのですが、自分の祖母が欝になったときは、そう簡単には済まされませんでした。
私のなかにもなかなか越えられない『敷居』があったのです。
それについてはまた今度書かせていただけたらと思います…。







31 いまね。 leeron 2002/01/30 15:39
男性 / 30歳台 / 弟 / 3年以内 / 関東
『精神科医はいらない』って本を取り寄せてます。
読んだら、報告しますね。

そのときには、自身の経験も含めて、話します。


32 対等でありたい 青葉 2002/01/31 22:00
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
kumi.cさんの投稿にあった言葉、
「対等」とても大切だと思いました。
また「信頼関係」これも大切ですよね。

医療の現場だけではなく、
政治の世界でも、生産者と消費者の間にも
教育現場においても忘れてはならないものです。

でも、最近の世の中の動向を見ていると
その大切にしなければならないはずのものが
いかに欠落しているか思い知らされますね。

私達現代人の心のあり方や
今の社会のあり方が
問われているようでもあります。

ずっと以前に岩波新書の『心病める人たち』を読んだ事がありました。
この本の中には、
病める人たちを拒否し管理する考えの恐ろしさ、
自分と異なるものを受け入れたり
ともに歩もうとする気持ちの大切さが書かれてありました。

私達人間のほとんどが
異質なものを受け入れられない心の弱点を持っているようです。
自死遺族を冷ややかに見る目もその1つです。
そのような私達が生き辛い病める世の中を作っているとも言えます。

苦難の道ではありますが、
異質なものを柔軟に受け入れていける社会の実現こそが
今求められているのかもしれません。

それが実現した時に医療だけではなく政治や教育様々な分野で
起こっている問題がかなり解消されるはずです。

今日は少し抽象的過ぎる内容になってしまいました。

私も今まで読んだ本を思い出し比較してみて
もう少し考えをまとめてから
また書きこみさせて頂きたいと思っています。

とりあえず、
kumi.cさんへのお礼の気持ちから書かせていただきました。


33 自分を見つめ直しています kumi.c 2002/02/03 15:23
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
冷たい雨の降る寒い日曜日です。
今日は節分なのですね…。

私が看護婦になってもうすぐ12年経ちます。正直なところ、今数えてあらためてもうそんなになるのか…と驚いています。
そして今更ながら、学生時代のこと、看護婦になった時のこと、出会ったたくさんの患者さんやご家族のこと…色々振り返り、自分の看護観というもの、医療に携わる姿勢等見つめ直しています。
こんなに考えたのは多分初めてと思えるくらいです。


祖母のことがきっかけで、こんなに自分自身を見つめ直すことになるとは思いもよりませんでした。

祖母がうつ状態であった時、私は普段患者さんに接するようには出来ませんでした。
どんなに頭では解っているつもりでも、うつになった祖母をなかなか受け入れらず、イライラしたこともありました。
患者さんならばもっとやさしく出来るのに、身内だと様々な事情や感情が絡んで、祖母の前で私は看護婦ではありませんでした…。
もちろん、祖母の前で看護婦であることを求められていたわけではありませんが、やさしく出来なかったことを今でも悔やんでいます。
けれど、
…どうしてやさしく出来なかったのだろう、最近そう考えるようになりました。
ここに来るようになって、悔やみ続けるだけでは何も生まれないと解ってきたのです。
私の心のなかの『敷居』の正体は何なのか…考えることで少しづつ見えてくる気がしています。


ここの掲示板の内容からちょっとはみ出してしまいました…。ごめんなさい。


青葉さん、
こちらこそお礼を言わせてください。
私がここまで考えられているのは、青葉さんをはじめ皆さんのお陰なのです。

leeronさん、
『精神科医はいらない』…ですか。
私もとても興味があります。ご報告をお待ちしていますね。


明日は立春ですが、まだまだ寒いです。
皆さんお体にお気をつけくださいね。




34 こころのかぜ いしか1 2002/02/12 00:20
男性 / 30歳台 / 婚約者 / 3ヶ月以内 / 関東
かぜは万病のもと
ってことです

彼女もみんなにいわれてました
たいしたことない、私もなったよ、って

実際の風邪薬も体質によってアレルギーがあるわけで
自分がそうだからってのはやめてほしい、マジで

すいませんまとまってないです



35 今考えていること(覚え書き) leeron 2002/02/18 18:56
男性 / 30歳台 / 弟 / 3年以内 / 関東
心療内科と精神科の役割の違い。
これは、実は分担をはっきりさせてやるべきだと思う。

これは、最初にかかった心療内科の判断違いが、
私の鬱病を長引かせることになったということから。

しかし、心療内科が悪いというわけではない。
役割の違いを、はっきりさせ、きちんと分担することで、
効果はより上がるはず。

今の曖昧な形では、マズイのではという気持ちはある。

・・・・・・・・・・・・・・・

『精神科はいらない』について。
すでに読了しているが、評価について迷う。
かなり、バイアスがかかっていることが気になるも、
頷ける部分はある。

また、バイアスがかかっても仕方がないくらいの、
ひどい事例が多い。

ただ、引っかかる部分も多い。

ではどうするのかという。
方向付けも乏しい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中間報告です。

だだ今、材料を集めつつ。考え中というところです。



37 難問に挑んで 青葉 2002/03/02 18:04
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
「医療のあり方」とのテーマで
素人の立場で難しい問題について考えてきました。

約1か月の間、
このテーマに関係しそうな新聞の記事に普段より敏感に反応し、
興味のわいた医療に関する本にも目を通してみました。

私が最も知りたかったのは精神科の医療についてでした。

夫がうつ病と診断されてから夫が逝ってしまうまで
夫の病気を少しでも理解したいと
私なりに努力して情報収集もしていましたけれど、
本当の所は私には理解できませんでした。
そしてそのような中で、夫は死を選択してしまいました。

2月3日の読売新聞に「擬態うつ病」の記事がありました。

これによると、

うつ病とは
脳の神経伝達物質であるセロトニンなどが偏重を来たす病気。
週や月単位で持続し、抗うつ薬が良く効く。

擬態うつ病は
症状が似ているものの脳の機能異常が原因ではない心の落ち込み。
こちらは抗うつ薬があまり効かない。
人間としての苦悩に対し、甘えや弱さといった生き方の姿勢が、
病気にすり替えられた“自称うつ”もある。

「自分は病気に逃げ込んでいるのではないか」と
考えがちな真性のうつ病とは対照的である。

うつ病と擬態うつ病・・・どちらも辛いが見間違うと、
もっと不幸だ。

最後はこのように結んでいました。

この記事を読んだ時、
夫をとりまく家族は見間違えたのだと私は判断しました。

夫は怠けている訳では決してなかった。
その病気になるまで精力的に仕事に打ち込んでいたのですから。
病気の症状で仕事が出来なくなっていたのに
周りはなかなかその事実を受け止められませんでした。

励ましはいけないと言われているにもかかわらず、
それまでの生活習慣から
気が付いて見ると周囲が口にするのは励ましだったのです。

この記事を見た時、心底夫に申し訳なかったと思いました。

私達家族に盲点があったのですね。

しかし、素人の私達家族は良かれと思ってやっていたと思うし、
この方法しか出来なかったのです。

もう1つ
夫の人格が変わった事についても私には理解できませんでした。

今となっては遅いのでしょうけれど
精神科の看護婦さんの書かれた『つらい心への処方箋』を読んで
かなり理解が進みました。

この本の中に「病気が人格を変える」の項目がありました。

その中から抜粋してみます。

精神科において、薬は対症療法に過ぎないという見方もあります。
しかし少しでもつらい時期を短くするのは、
その人の人間性を保つうえで、とても大事なこと。
なぜなら病気によって思考が変化し、それが長く続くうちに、
あたかもその人の人間性のようになってしまう場合があるからです。
(中略)
そしていったん人格変化をきたしてしまうと、
病気が治ってもその部分だけがのこる、ということも起こり得ます。
いずれにせよ、患者さんの人生にとって病気の比重が高くなるにつれて
考え方や生き方までが、病気に支配されていくのです。…以上

病気になるまでの夫は
とても思いやりのある優しさの溢れた人だったと思います。
私の事を認めてくれていたし、
私が辛い時に愚痴をこぼしても
それをしっかり受け止めてくれました。

しかし病気の夫はまったくの別人であり、
私は夫から嫌われていて愛されていなかったのではないか
恨まれていたのではないかと変わっていきました。

そしてさらに辛い姿を私達に見せて逝ってしまった夫に対して
憎しみの感情が沸沸と湧き起こり
許せないとまで思うようになりました。

けれども、すべては病気のせいだったのです。
憎むべきは病気です。

夫が病気になってから子ども達と、
夫の事を話す場面が多々ありました。
子ども達にとっても、別人のように変わってしまった父の姿は
憎しみの感情に繋がってしまったのですが、
そんな時に「病気が憎いね」と私は言っていました。

本当にその通りだったのです。

もしも、私達家族が落とし穴に陥らないように
もっと医療者から説明がされていたなら
違った結果になっていたのでしょうか?
それはわかりません。

誰かが悪いと責める事は簡単ですが、
様々な要素が絡んで
夫は逝ってしまったように今の私には思えるのです。

夫が逝ってしまった事で私達家族は奈落の底に突き落とされ
辛酸をなめました。
精神的に追い詰められ、自責の念に苦しめられもしました。

しかし不思議と今の私は何かを責める気持ちが
消失しようとしています。

これまで
苦しみから解放される為に自分なりに、
何となく薄々気が付いていた事、
直感的に感じていた事はありました。

しかし、一人で考えついた事で、
あまり根拠もなく、
私にとっては自分を説得するだけの力もなく
本当の所はよくわかりませんでしたが

皆さんと一緒に考えて
かなり明確になりました。

今は次のような心境です。

どうしても避けられない事は世の中にはあるものだ。
誰のせいでもない不幸があるものだ。

主よ、変えられないものを
受け入れる心の静けさと、
変えられるものを変える勇気と、
その両者を見分ける英知を与え給え。
(ラインホールド・ニーバーの祈りだそうです。)

患者ももちろんですが、
家族や医療者もより良い医療を願っているはずです。

どうしても避けられない部分は有るとしても
変えられる部分はお互い疑問を出し合っていく姿勢は
大切なのだと思います。

それぞれの立場の者が対等に話し合ったり
情報を提供し合ったりしていきたいし、
患者同士があるいは支える家族同士が
手をつなぐ必要性もあると思うのです。

そこから新しい変革を促す力が生まれるのかもしれません。

それは立場が違っていても皆が望んでいる事なのではないでしょうか。


38 まとまりがなくてごめんなさい kumi.c 2002/03/04 21:18
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
しばらく‘あれこれ考えているようで何も考えられてない’日々を過ごしていました。
それぞれの掲示板の皆さんの書込みをただただ読んでいるだけでした。
医療のあり方について自分なりの考えを綴ってきたつもりですが、何だか教科書的というか、解りきったことというか…何かひっかかります。今までの書込みももちろん私自身の言葉なのですが、もっと、自分自身の心の奥の声を綴れたらよいのに…なんて思ったりもしています。


青葉さんの書込みを読んで、医療者の私なんかよりよほどしっかり考えられていてすごいなぁと感心するばかりです。
そして共感しています。
もうご存知でしょうが、看護婦、保健婦、助産婦の名称が変わりました。
看護師、保健師、助産師です。
これは、ただ名前が変わっただけではないのです。それぞれの分野において、今まで以上に広い知識を持ち、それに基づいた経験をもとに、より専門性を高めていくためのものなのだそうです。(私の説明が下手で解りにくくてすいません。)
そして、それには今まで以上により重い責任が伴うこととなります。
…とはいえ、それはともかく、日々患者さんとの関わりは続いているわけで、突然何かが大きく変わるわけではありません。
でも、医療者としての立場、患者さんの立場、ご家族の立場…それぞれ立場は違っても、お互いを大切に思い手をつなぎあうことが出来るよう、私も非力ながら進んでいきたいと思うのです。



話は変わりますが、一昨日の読売新聞に自殺のサインをリストにして、周囲が関心を持つことで自殺の予防の効果を高める…という記事がありました。
私は自殺のサインについて多くを知っていたにもかかわらず、祖母のサインを見逃してしまいました。
そういうリストが今後役立っていくといいなと思いつつ、複雑な心境です…。







39 医療の中でのグリーフケア 青葉 2002/03/04 21:21
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
「医療のあり方」について考えてきて、
一昨日書ききれなかった事を付け加えさせて頂きます。

グリーフケア、
最近耳にするようになった言葉です。

医療の現場では毎日のように、
生や死に直面しなければなりません。

その為に患者の死に敏感に反応し
丁寧に対応するだけの余裕はないのかもしれません。

今まで医師は患者の前で涙を見せないように
教育されてきたそうです。
それは自分を見失う事とされたからです。
冷静な判断を求められる医師としては
確かに自分を保つように心掛けなければならないでしょう。

しかし最近になって、自分を見失う事と
哀しみに共感する事とは違う。
医師も家族と一緒に涙を流して良い。
このような考え方に変わってきているようです。

また今まで患者の救命には熱心な教育を受けてきたのに、
死別のケアについてはほとんど訓練を受けていなかったようです。

救命の為には、
高度の医療が行われ、医療廃棄物の量も増えます。
心臓移植には1億円掛かるそうですし、
高度救命センターの廃棄物は一般の病院の2倍との現実もあります。

医療のレベルが向上する事で
尊い命が救われるわけですから
それはありがたい事であります。

しかし、一方で今までなおざりにされたきた
グリーフケアが行われない為に起きている悲しい現実もあるのです。

統計的に患者が亡くなると、
長い間の看病の疲れやその後の悲嘆が原因で
家族が病気になるケースが多いそうです。

患者さんを支えていて1番頑張っている人が
1番不当に扱われているとの話を
リハビリセンターで働いている方から聞いた事がありました。

最も精神的な支えが必要な人にされていないのですね。
もし援助があれば病気にはならないかもしれないのに
手が差し伸べられていないのです。
私も、夫が亡くなった直後に誰かのサポートがあったのなら、
ここまで長く辛い思いをしなかったのかもしれないと思います。

それがなされない為に病気になり、
入院させて治療をしてまた膨大な医療費を使う。

あとで使われる医療費の一部でも、
グリーフケアの為に使われたら
長い間悩み続ける人は減るはずですし、
病気にならなかった人も多いはずです。
いずれにしろ、
かなりの人が救われるはずです。

大地震や事件の後に、後遺症(PTSD)で悩まないように
精神科医や臨床心理士が危機介入する場面も
最近良く見られるようになりました。

日常の中に潜んでいて忘れられている辛い現実にも
同様なケアがもっともっと取り入れられて欲しいと
私は切に願っています。



40 手をつなぐ大切さ 青葉 2002/03/04 21:48
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
kumi.cさん
貴重なご意見ありがとうございました。

私の書き込みと、
少しの時間差でしたね。

私は自死遺族の立場となって、
長い間掛かって、
やっと書き込みをしたような事に
気が付きました。

今はまだ現実に悲劇と向き合っていない方にも
気が付いて欲しい内容です。

誰でもいつかは大切な人の死と直面しなければなりません。
必ず辛い時がやってます。

日本ではまだまだ遅れているようですが
グリーフケア・プログラムというのが作られている例も
各国の中には出てきているようです。

また死への準備教育が必要との考え方もあります。

まだまだこれから考えていかなければならない事はありそうですね。

これからも、医療だけではなく
様々な問題を皆さんと手をつなぎあって考え深めていきたいと
改めて今考えています。


41 こんにちは 星のかけら 2002/03/05 17:58
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
今までこの掲示板は読ませていただくだけでした。
いろんな角度からの皆さんの考えを目にすることができて、視野が広がったような気がします。

青葉さんのお考えにはいつも目を覚まされるような気がします。
私は息子を亡くしました。
私は専門的な知識はありません。息子はうつ病だったのか擬態うつ病だったのか神経症だったのか弱さだったのか、わかりません。なんらかの心の病だったような気がしているだけです。
どこか変だなあ。今までとちょっと違うなあ。ちょっと落ち込んでるなあ。ぐらいにしか思えず、心の病だなんて思いも及ばず、専門医に連れて行くことなど考えもしませんでした。
何も打ち明けず、ひっそりと消えるようにいなくなってしまい、周りのものはただただ唖然としてしまうしかありませんでした。
今はまだ、精神病の専門家の書かれた医学書はおろか、新聞の相談欄さえ読めません。

いままで出会ってきた医療関係者や、専門家の方々の中にはkumi.cさんのような方ばかりではなく、自分の考えと違う症状をいうと、明らかに機嫌を悪くする方がいたり、こちらの言うことを遮ったり、とても冷たく扱われたりというようなこともありました。
それでいわゆる専門家という方々に対して気軽に考えられなくなったのかもしれません。

>どうしても避けられない事は世の中にはあるものだ。
>誰のせいでもない不幸があるものだ。

最近、本当に時々ですが、私もそのように感じる瞬間があります。
この世には説明のつかないことだってある。と。
でも、すぐ後ろ向きな考えに翻弄されてしまうのですが。

>どうしても避けられない部分は有るとしても
>変えられる部分はお互い疑問を出し合っていく姿勢は
>大切なのだと思います。

>それぞれの立場の者が対等に話し合ったり
>情報を提供し合ったりしていきたいし、
>患者同士があるいは支える家族同士が
>手をつなぐ必要性もあると思うのです。

>そこから新しい変革を促す力が生まれるのかもしれません。

>それは立場が違っていても皆が望んでいる事なのではないでしょうか。

本当にそうですよね。
この場所で、専門的な知識も含めていろいろな方の考えを知ることで、少しずつ少しずつ柔軟に考えられてくるような気がしています。
今は冬眠中の身でまだまだ身動き取れそうにないのですが、雪解けの日はいつかは来るんだろうな。と信じられるようになってきました。
ありがたい気持ちです。


42 孤独 きみしろみ 2002/03/06 15:45
女性 / 30歳台 / 姉 / 10年以上 / 関東
孤独と戯れ、孤独と共に歩むすべさえ知っていれば、どんな苦しくつらい風の中でもよろめきながら立って行けると思うのです。しかし姉の飲みつづけた薬、姉の通い詰めた医師のことに思いをはせるとき、一人孤独に戦いつづけることには限界があるといわざるを得ません。手を差し伸べていたつもりの私たち家族が、実は彼女を孤独にさせていた張本人だったのではないかともおもいました。医師もまたそうでした。私たち両者の間にはコミュニケーションがなかった。病にふした母がいたことで、姉は一人ぼっちで病に立ち向かっていたのです。目に見えない心の病。誰もが姉を心のどこかで疎まおかったしく思っていたのかもしれません。姉の死後、カルテの開示、担当意志との面会を望みましたがあとのまつり。その冷たい対応に、姉が亡くなったことさえも告げられませんでした。
どうしたらよかったのか。心の病だって立派な病気。せめて病院と家族とをつなぐ第三者機関でもあればよかったのに・・・なんて、いまさらもっともらしいことを・・・・・。
こどくにさせないためにはどうしたらよかったのか。医師に責任転嫁してしまっている自分にはどうしようもなく腹が立ちます。しかし,医師に家族とコミュニケーションをとる気さえあったらと・・・・・。
私は都合がよすぎるのでしょうか。
なんかしゅしとはずれたみたいですみません。


43 思ったこと koko 2002/03/06 22:06
女性 / 40歳台 / 子 / 3年以内 / 北海道
青葉さんやkumi.cさん、星のかけらさんそしてきみしろみさんの書き込みを読んで思いました。

わたしは、これから医師になろうとしている人たちにもっともっと勉強してほしい。
勉強というのは、医学的知識に限ることではもちろんなく、グリーフケアやターミナルケアについてもっと勉強してもらいたい、そして、ものごとを一面的でなくいろんな角度から考えられる柔軟な頭を持ってほしいと思います。

kumi.cさんがおっしゃる『広い知識をもち、それに基づいた経験をもとに、より専門性を高めてい』ってほしい、全体を知った上での専門性を身に付けてほしい、と思うのです。

以前、息子の同級生のお母さんから相談を受けたことがありました。

お子さんが頻繁に頭痛を訴え、呼吸困難になる、嘔吐を繰り返すなどの症状のために、脳外科受診を勧められ、診てもらったところ、検査の結果なんの異常もない、何度検査をし直しても同じ結果が出る。

脳外科の担当医は首を傾げるばかりだったといいます。
そして、さっぱり効果のない薬を処方してくれるばかりだと。

わたしは、そこで、そのお母さんに「こども心療内科」医院に
行くことをお勧めしました。

そこの院長は、朝日新聞地方版にエッセイを載せていらっしゃる方で、
こんなことを書いていました。

『人のからだはこころの緊張や不安の影響を受けて
異常が生じることがあり、それらがもとでからだそのものに
病気や変化が生じることがある。
心療内科ではそれを心身症と呼んでいます。』
『心身症になじみのない医者は、「検査には異常がありませんので
心配はありません。心身症ですから放っておけば治ります」
と言う怖れもある・・心身症という診断名が「こころの病気」
「こころが弱い」「気持ちの問題」などと誤解して扱われている』云々。

先述の脳外科の先生も、心身症になじみのない医者であり、どんな病気に対しても心身両面からの医療が大切ということを学んでこなかったか、忘れているのだろうと思います。
きみしろみさんのお姉さんが通い詰めた医師は、何科の医師なのかわかりませんが、そのような医師のひとりではなかったか、と思います。

残念なことに日本は、そのような医師がまだまだ多いのかもしれません。

アメリカでは、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、MSW(医療ソーシャルワーカー)、教師、保育士など実にさまざまな職種のスタッフが医療に関わっており、それぞれがお互いの立場を尊重しながらうまく連携していて、患者さんや患者の家族をサポートできるということです。

すべてアメリカの真似をしろとはいいませんが、よいところはどんどん取り入れて、よりよい医療を目指していってほしいと思います。。



44 コミュニケーション 青葉 2002/03/06 22:07
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
星のかけらさん

率直な感想をありがとうございました。
素人の私がたどたどしく
今の思いを書かせていただいて
大変不安な部分がありました。
一人よがりな所はないだろうか?と

でも、医療現場に従事されていらっしゃる
kumi.cさんにも共感していただき
少し安堵しました。

また、
星のかけらさんに
書いていただいた事

>いろいろな方の考えを知ることで、
>少しずつ少しずつ柔軟に考えられてくるような気がしています。
>今は冬眠中の身でまだまだ身動き取れそうにないのですが、
>雪解けの日はいつかは来るんだろうな。
>と信じられるようになってきました。
>ありがたい気持ちです。

この部分も、書きこみをした私には
望外の喜びでした。

どんなにたどたどしい思いでも
ネットを通じて皆さんとコミュニケーション
をはかっていけば通じる所が必ずや見つかるのではないだろうかと。
そんな気持ちになりました。
ですから私の方こそありがたいです。

きみしろみさん

癒しと語らいの掲示板に思いを書かれて間もない時期に
こちらにも訪問していただいてありがとうございます。

孤独について書いていただきましたね。

お姉さんはお一人で病と闘っておられたと感じて
苦しいお気持ちなのですね。

家族や医師が関わっていたはずなのに
その中で死を選択したのは孤独な思いを抱えていたからだ
そう考えると本当に苦しいですね。

コミュニケーションが大切と思いながらも
なかなか思うようにはいかない時があるものです。

多くの患者を抱えて多忙な医師は
ゆっくり話し合いたくても思うように時間は取れないでしょうし、
また支えるべき周囲の者は、
心を病んでいる家族に対して、
どう接したら良いのか、なかなか理解できにくいのです。

そして、支えなければならない者も
辛い現実を常に付きつけられる事で神経が疲弊し、
少しずつ精神的に追い詰められてしまいます。
ですから、疎ましくなってしまう気持ちも
当然出てくるような気がします。

しかし、心のケアすべてを、
医師や看護士の方が背負うとしたら
かなり大変でもあるでしょう。

患者と家族、医療者と家族、医療者と患者
患者同士、支える家族同士の
コミュニケーションがしっかりとれて、
心のケアが充分に行われるよう
誰かのコーディネートが必要なのかもしれません。

そしてさらに、
心の危機管理体制が医療現場の中にも導入されたら
今より悩む人が減らせるような気がします。

きみしろみさんの書きこみを読んで、
こんな考えが浮かびました。

ここで私が書いた事が、
現在の医療現場で見落とされている部分を
少しでも見てもらえるきかっけになればと願います。


45 医師の分業。 翠 2002/03/06 23:17
女性 / 30歳台 / 妹 / 3年以内 / 東日本
kokoさんの書き込みと同じことを考えていました。

最近、耳鼻科と神経科の両方を受診している患者さんと知り合うきっかけがありました。
耳鼻科の先生には、こう言われたそうです。
「寝てばかりいないで、もっとたくさん歩いて下さい」
神経科の先生には、このように。
「無理せず、辛い時は寝ていていいんですよ」
その患者さんは、「歩かなくてはいけないのか、歩かなくていいのか、わからない」と言っていました。
同じ病院の、複数の科です。同じカルテを使用していると思われます。

また、この病院では、外科などで大きな手術をする患者さんには、必ず神経科を
受診させるのだそうです。手術についての不安を解消するために。
「専門の医師に任せる主義だから」ということです。
専門の医師に任せておけば、安心であるとも思います。
けれど、そうした体制をとる限り、専門外の医師は知らなくて当たり前、という考え方が
まかり通ってしまうようにも思います。

同じ患者さんを担当する医師同士の連携がとれるならば、いい方法なのかもしれません。

……どう判断したらいいか自分でもわからなくて、まとまらなくてすみません。


47 複雑高度な医療の問題点 青葉 2002/03/07 21:27
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
kokoさん、翠さん
の投稿を拝見して考えました。

最近『素朴に生きる人が残る』という本を読みました。
その中に「失敗を許さぬ社会の限界」という項目がありました。
そこでは下のように書かれていました。

素朴で単純な社会では、
たいていの失敗は自分一人で責任が負える程度であった。
複雑高度な社会では、
ちょっとした失敗が多くの人に災厄をもたらすことが
普通のこととなった。・・・・・以上です。

医学が発展して人類は多くの病気を克服してきました。
今までは助からなかった命が救われるようになり
平均寿命をのばす事に繋がりました。

それは光の部分です。

しかし一方で専門的になるにつれて分業が進み
総合的に見る視点が欠落する闇の部分が
出来ているのではないでしょうか?

この本の著者はさらに次の様に語っています。

自然という複雑系が無数の流動する要素から
人間と言う存在を作り出すとき、様々な要素を、
良きものと悪しきものとして規定しているわけではない。
中略
流動的で、かつ、限りない要素の集合体でありながら、
人間という1つの安定した組織が作りだされているということである。
            ・・・・・以上抜粋

医療の分業が進むあまりに
様々な要素の集合体である人間との視点が
どこかに忘れ去られてしまっているのではないでしょうか?

そしてこの部分は医療だけではなく、
現代社会の様々な場面での矛盾と同じだと考えます。

これほどに発展している文明の流れの中にあって
多くの人間の頭脳はついていけなくなっています。
神経の疲れている人が出ています。

人間も自然界の中の1つの種であるという視点は
忘れてならないのかもしれません。
生命体としての流れの速さがあるはずです。

そして、
生を輝かす事は単に命を延ばす事ではない。
いつかは死を迎える生物としての人間。

高度な医療が目指す方向の
死を排除しようとする考えが果たして生を輝かす事になるのか
改めて考えてみたいと思いました。

私にとっては、あまりに難しい事を考え過ぎて、
ちょっと言いたいことがまとまらなくなってしまいました。


48 薬の問題 きみしろみ 2002/03/08 16:54
女性 / 30歳台 / 姉 / 10年以上 / 関東
ちょっとこの掲示板の流れからは離れるかも・・・・・お許しを。
薬を飲むということに関して私は大変関心があります。
姉は薬を飲みつづけていました。薬を飲むことが(効き目に関係なく)
精神安定のすべての方法だったとも申せましょう。病院に行くのは治療に行くというより、薬をもらいに 行くといったほうがよかった。
もちろん頼っていた医師(これは精神神経科)にただ会いに行き、
話を聞いてもらうということも重要な目的だったのですが、
片道2時間もかけて毎日通うわけにもいきませんから、
月一で薬をもらいに行き、もらえない期間の分は送ってもらっていたようです。
姉の不安の大部分は不眠でした。しかしそれに効くはずの薬はかなり強いものです。当然副作用もあります。
それを毎度医師に訴えていたようですが、眠れるなら心配ないでしょうという感じだったらしいです。
不安に駈られると、普段の2倍、3倍と薬を飲んで、副作用で
軽い交通事故を起こしたり、とにかく眠りを獲得するために
ずいぶんと自分を追い込んでいたようです。
立った五分の問診と、要求するままに増えていく薬。
想像の枠を超えませんが、それが姉に行われた医療行為のすべてではなかったかと思います。

本当の医療行為とはいったい何なのでしょね。
理想をいえばきりがない。
しかしもう死んだのだからとこのことに背を向けるには
あまりにも世の中病んだ人が多すぎて、
そして一人で薬を武器にそれと戦っている人が
孤独に日々暮らしていることでしょう!
このもどかしさ、無念さ。

青葉さん、KOKOさんの言われること。
ほんとにそうですね。
医療が細分化されすぎて・・・・・というより、ノルマをこなすだけ・・・・・
いいえ、そんなことは思いたくない。精一杯、姉に向き合ってくれたと、そんな風に感謝したい。
でも逆に考えれば、そんな風に思えるほど私も家族も
姉に向き合ってはいなかったのかもしれません。
そう、それにつきるのかも。
最後は家族・・・・・。やはり・・・・・。









51 専門馬鹿 kumi.c 2002/03/08 19:26
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
kokoさん、青葉さん、翠さんの投稿を読ませていただいて思い出したことがあります。


以前雑談の中で、看護学校時代からの友人が言った言葉のなかに「私たちは専門馬鹿だから、専門のこと以外何もわからないんだよね」というものがありました。
それを聞いたとき私は本当にその通りだと納得したのです。
ここでいう‘私たち’とは、看護師だけでなく医師のことも含まれ、‘専門’とは主に自分が所属する病棟の科目…例えば精神科だったり血液内科だったりという細かいもののことです。



医療者は多分そういう傾向があるのだと思います。私もそうです。
けれど、だからといって自分が突然マルチになれるわけではないのです。でも、少なくとも自分が専門馬鹿だということに気付いている…。ならば、医療者がお互いに横の連携を強めお互いの足りない部分を補い合えばいい…はずなのですが……。


しかし、専門馬鹿であることにさえ気付いていない医療者が多いのかもしれません。
自分に何が解っていて、何が出来て、何が解らなくて、何が出来ないのか…それを知ろうとせず、対処も出来ていない…。



それは、医療者である前に、人間としての問題かもしれませんね。
自分が医療者である前にひとりの人間であること、日々の多忙な業務に追われ、忘れてしまっていたりして…。



きみしろみさん、
本当に、本当の医療行為とは何なのでしょう。
確かに理想をいえばきりがないですね。
けれど私は、行為そのものに、心(気持ち)が伴うものでなければそれは単に医療者の自己満足にすぎない、と思っています。
そんなこと当たり前すぎることなのですが…。



言いたいことはもっとあるのに上手くまとまりません。
また、次の機会にします。







52 父の自殺は防げたはず 赤い靴の女の子 2002/03/10 02:14
女性 / 20歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 中国
私の父親は昨年末自殺しました。家の自分の部屋で首つり自殺しました。父は3年前癌になり、手術しました。成功して順調にしていましたが、体がきつく仕事も思うようにいかず鬱になっていました。元々は会社のトップにいた人なのに会社も平社員になりかわいそうでした。私は昔のテキパキした父親になってほしく、長女というのもあって、毎日父を叱りつけるような言い方で接していました。私にはそれは父への激励だったのですが、今思うと父を死に近づけた悪魔だったのかもしれません。私は葬式の時、とにかく偉大だった父が恥ずかしくないよう式を豪華にそして誰よりも冷静に努めてきました。なんだかとても自分がいやな人間でなりません。父はきっとやさしい言葉を求めていたのだと本当に思います。医者にも死ぬ前日に行っていましたが医者は気づきませんでした。私も家族みんな父が死ぬなんて気が付きませんでした。でも鬱になっているのは分かりました。どうか私の父のように鬱になっている方がいらっしゃったら、優しくしてあげてください。私はもう一度父に優しい言葉をかけてあげたいです。本当に申し訳なく思います。お父さんごめんなさい。本当にごめんなさい。天国にいるお父さんに、声を掛けれるのならば謝りたいです。もう一度会いたい。やり直したい。神様がいるなら、父に伝えて欲しい。助けてあげれなくてごめんなさい。もう苦しまないで、自分の好きなことをしてね。お父さん今度生まれ変わってもお父さんの子供でいたい。家族みんなまた暮らしたい。家族思いのお父さんが本当に好きで自慢のお父さんです。お父さん会いたいよ。
会いたい。会いたい。
涙が出てこれ以上打てません。


53 赤い靴の女の子さんへ 青葉 2002/03/10 08:54
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
はじめまして

あとでまた、時間のある時にゆっくり
書かせていただきますが、

私も夫の自殺は防げたかもしれないとの思いを
ずっと抱いてきました。

無知とはいかに恐ろしいものかと
もう取返しのつかない結果を招いてから改めて感じています。

医学的な知識がない状況では
医師の診断を信用するしかありませんでした。

夫が逝った時は今より医療が遅れていて
助けられなかったのかもしれません。

あるいは、私なりに情報を集めていたとはいえ、
情報のつかみ方が不足していて
他の方法に気づかなかったのかもしれません。

さらに付け加えるなら、
医師の診断も正しく、情報もあったのに、
その時の私は冷静さを失っていて
正しい理解が出来なかったのかもしれません。
そんな私に誰かのサポートが必要だったのかもしれません。

沢山の想定が成り立ちます。

お父様が逝かれて日が浅いので
ご自分を責める気持ちが強く出る時期であると思いますが、
少なくとも赤い靴の女の子さんは、決して悪魔ではありません。
なぜなら、下の様に書けるのですから。

>もう一度会いたい。やり直したい。
>神様がいるなら、父に伝えて欲しい。
>助けてあげれなくてごめんなさい。
>もう苦しまないで、自分の好きなことをしてね。
>お父さん今度生まれ変わってもお父さんの子供でいたい。
>家族みんなまた暮らしたい。
>家族思いのお父さんが本当に好きで自慢のお父さんです。
>お父さん会いたいよ。
>会いたい。会いたい。

きっと、お父様に赤い靴の女の子さんの優しいお気持ちが
届いています。
そして暖かく見守って下さるに違いないはずです。

ここはより良い医療のあり方はどうあれば良いのか
皆さんと考えていく場所です。

医療に関する以外のお気持ちは、ここではなく、
癒しと語らいの掲示板に書かれたほうが皆さんからの
適切なレスがいただけると思います。

取り急ぎ書かせていただきました。


54 封印 ぷく 2002/03/12 02:01
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 西日本
 こちらの掲示板、以前から気になってはいたのですが、自分の中で整理がつかないことが多く、考えさえしなければ生きていけるので、今まであまり考えないようにしてきました。

 夫も亡くなるまで一年半くらい神経科に通院していました。抗鬱剤と睡眠薬を処方され、あとは話をきいてもらうカウンセリングでしたが、他の患者さんは長い時間お話されているようなのに、夫はほとんど話をしようとはしませんでした。最初のお医者さんをいやがり、一度変えていただいたのですが、それでも一緒で、薬ばかり頼りにしているようでした。

 休職に入った時に一度入院もしましたが、他の入院患者を見て「自分はあんなにおかしくない。ここにいたら余計おかしくなってしまう」と言って、三日で退院してきてしまいました。

 夜中に不安の発作で震えが止まらないと言い出し、救急車を呼んだこともあります。でも、脈拍も血圧も正常な患者を救急で受け入れてくれる病院は見つからず、救急車の中で一時間程過ごして帰ってきました。

 もともと神経質で感情の起伏の激しい人だったのと、私が鈍感だったせいで、なかなか病気だということに気づきませんでした。夫や私の家族にも相談しましたが、夫は私にはいろいろ言うくせに、他の人が心配してくれても、「なんでもない。大丈夫。」の一点張りでした。
 
 どこでどうまちがったのだろう。初期の段階で気づいてあげられなかったからか。病院をいろいろはしごして、もっと合う所を探すべきだったのか。薬が合わなかったのか。元気になってきたと油断したからか。結局は、私の愛情が足りなかったのか。

 休職中に会社に出す診断書には「強迫神経症」と書いてありました。どこがどう悪かったのか。どうしてあげたら良かったのか。知りたいとは思いますが、夫が亡くなってから、病院のそばにある私の実家にさえ行きたくありません。
 


55 真実を知りたい。 青葉 2002/03/12 21:37
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
ぷくさん
の投稿を拝見して
病んでいた頃の夫の姿が重なりました。

>なかなか病気だということに気づきませんでした。

私も気づけなかったのです。

私達は健康な状態であっても、
毎日の生活を続ける上で悩みます。

仕事や対人関係に関する大きな悩みや
夕飯に何を食べようかといった小さな悩みまで含めると
常に悩みは私達の元にあります。
その悩みから脱出すべく様々な方法を試して生きていきます。

夫が悩みを私に訴えた時、
「私はこんな風にして乗り越えたよ。
こんな考え方もあるのじゃない?」と
励ましてはいけない病気なのに、
私は夫を元気づけようとして言葉を掛けていました。

また、時代の流れについていけなくて、
弱気な事を言ってるのかもしれないと
勝手な解釈をしていたのです。
(でも今は、病気のせいで弱気になっていたのだろうと、
その頃とは違った見方をしています。)

今振り返ってみると、
夫の病気がわからなかった私は、
かえって悪化するようなことをやっていたのだと思います。

夫の職場の上司から私に連絡が来るまで
夫が心の病になっていたとはまったく考えませんでした。

「最近元気がないなァ」と感じてはいましたが
病気と結びつけられませんでした。

きっとここに私の盲点があったのでしょうね。

>どこでどうまちがったのだろう。
>初期の段階で気づいてあげられなかったからか。
>病院をいろいろはしごして、もっと合う所を探すべきだったのか。
>薬が合わなかったのか。
>元気になってきたと油断したからか。

この部分は、ぷくさんと同じ思いです。
真実を知りたいです。

>結局は、私の愛情が足りなかったのか。

一時期は私も強くそう思いこんでいましたけれど、
これは違うように思います。
家族を自死で亡くしてはいないけれども、
世の中には愛の無い関係は数えるほどあるのではないでしょうか?
世間はどう見ているか分かりませんけれど、
家族の原因だけで心の病になるのではありません。
(この部分は、もっと私なりに深めたい所です。)

昨年の10月に新聞に載っていた
『早すぎる夜の訪れー自殺の研究』という本についての解説文を
紹介させていただきます。

自殺は人生における喪失や深刻な打撃から起こると
考えられがちであるが、
それらの出来事が起こっても
多くの人は自殺を回避する防御の盾を持っているのであり、
自殺を引き起こすのは、
心の病的な状態と重なった時だということである。…以上です。

このような考え方もあるのです。

皆さんとここで考えを深めてきて
少しずつ今までとは異なる考え方に変化してきている私です。

ぷくさんも、
知りたいと思われている事を
ここで皆さんと一緒に考えていきませんか。

癒しと語らいの掲示板で、
いつも気になりながらも時間がなかなか取れず
言葉足らずでゆっくりお話できず失礼していました。
ついでで申し訳ないのですが、
私の今まで語りきれなかった思いを付け加えさせていただきます。


56 青葉さんへ ぷく 2002/03/14 01:23
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 西日本
 ありがとうございます。青葉さんにそう言っていただくと、心強いです。病気の期間が長かっただけに、対応次第で救えたかもしれないのにとの思いがあり、罪悪感が消えません。

 休職に入る前の、毎朝起きるたびに会社に行く行かないでもめていた頃は地獄でした。私が働いて帰ってきて家事をしている間、一日中無気力にころがっている夫の姿を見るのは、すごいストレスでした。声が出なくなったこともあります。それでも私は会社を休めませんでした。夫が休職に入った時、これで毎朝会社に行けるかどうか心配しなくてすむと、ほっとしました。

 夫が働けなくなったら私が養わなきゃと、必死でした。今から思うと私は家庭をかえりみないオヤジみたいでした。なんであんなに必死になって働いていたんだろう。仕事なんか、夫より大切なはずはなかったのに。夫が亡くなってから、働くのがむなしいです。

 「早すぎる夜の訪れー自殺の研究」早速見つけて買ってきました。私も青葉さんのように、少しづつ理解を深めていきたいと思います。


57 雑感 考えがまとまりません クマ 2002/03/14 14:49
男性 / 40歳台 / 妻 / 3ヶ月以内 / 近畿
私の場合は、妻を失ってまだ日が浅い為、冷静に過去を振り返る事ができません。
しかし青葉さん始め皆様がもたれている
精神医療に対する疑問を拭い去る事ができません。
20年にわたり通院(妻は快方に向かっていると言われていました。)
しておりましたが、結婚当初に繰り返した不眠状態から不安が昂じて、興奮状態になることは、ここ14-15年全くなくなっていました。
何かありますと早目に病院に行き、薬を調整しながら乗り切ってきました。
それがここ3-4年 ”やる気が出ない”といって家事がおろそかになってきました。私は義父の介護の負担であろう と思い
出来るだけ負担をかけないようにしました。
また、安定剤や入眠剤が効き過ぎている為と判断していました。
一方で病態が診断名である神経衰弱から鬱的なものに変わってきているのではないかとも思い、かかりつけの大学病院の医者に相談しましたが
”季節の変わり目によく起こる症状で、薬で乗り切れる。”とまさに3分面談 あとは大量の薬 というパターンでした。

まだ日が浅い為、十分に妻の闘病と医療の関係を振り返るには今の私には早すぎます。
今の私の印象は、妻は”朝露”のように消えてしまった
というもので、このサイトの趣旨と違ってきます。また、心の病の勉強をすればするほどかえって、人の心の神秘性に驚愕してしまいます。
私は知識としては、精神疾患に関して一般の方々より理解していたつもりでしたが、今となってはその精神疾患の罹患者の痛みは本当にはわからない というのが本音です。

また落ち着けば医療と病理の問題について意見させていただきます。
一つだけいえることは、現在の医療及び病院は
メデイカルサイエンス と 薬剤産業 であって治療(ホスピタリテー)機関ではないということです。


58 ぷくさん、クマさんへ 青葉 2002/03/14 22:30
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
ありのままのお気持ちを
書いていただいて、
私もまた別の観点から
深く考えるきっかけが出来ました。

ぷくさん

の書かれた
>会社に行く行かないでもめていた頃は地獄でした。
>私が働いて帰ってきて家事をしている間、
>一日中無気力にころがっている夫の姿を見るのは、
>すごいストレスでした。声が出なくなったこともあります。
>それでも私は会社を休めませんでした。
>夫が働けなくなったら私が養わなきゃと、必死でした。

まさしく、病んでいた夫に対して私が抱いていた感情と同じです。
その頃の私は常に極限状態に置かれていました。
私の仕事も忙しく、結構責任のある立場にも置かれたいたので
仕事のストレスもありましたし、
夫の病気によるストレス、
今後の生活をどう支えていくのか経済的なストレス
子どもへの配慮などなど、上げれば切りがないぐらいです。

仕事にブレーキを掛けて、
夫との時間をもっと大切にすべきだったのかもしれません。
でも、
「経済的な基盤が崩れてしまい、ケアなどできなくなるだろう。」
このように考えると
仕事をしなければならないとの結論を出すしかありませんでした。

二律背反の辛い問題を付きつけられた訳ですね。
世の中の人は綺麗事を言うかもしれません。
しかし、このような問題を抱えたとしたら
器用にこなせるでしょうか?

ぷくさんの今の悩みは私の悩みでもあります。
けれども一時期よりは自分を責める気持ちは薄らいでいます。

それは次のような考えからです。
そんなに私は完全な人間でもないし、
逝った夫には申し訳無いけれど、
あの時は夫を守りたい、子供を守りたいと考えて
そんな行動をとってしまったとの理由からです。

人間、極限状態に置かれたらとても優しくなれない。
疲れが優しくしたい気持ちを押さえてしまうのです。

心の病を持っている家族を支えるのはとても大変です。
このような支える家族の誰もが抱く感情への配慮が
本当は必要だったのではないかと私は考えるのです。
まだまだ深めていきたい所です。

>『早すぎる夜の訪れー自殺の研究』早速見つけて買ってきました。
実は私はまだ読んでいません。これから読みたいと思ってはいますが。
読んだほうが良い時期とまだ早い時期があるような気もしています。
私が紹介して無責任ではありますが、
読んで辛いと思ったら読むのを中断してくださいね。

>少しづつ理解を深めていきたいと思います。
少しずつ進めていきましょう。

クマさん

沢山の思いを書いていただきましたね。

>”季節の変わり目によく起こる症状で、薬で乗り切れる。”と
>まさに3分面談 あとは大量の薬 というパターンでした。

私も専門家ではないので良く分からないのですが
どうも鬱の薬が強過ぎるとそう状態になるようです。
そして、その状態が患者をさらに悩ませてしまうようです。

ある医者は言っていました。
「患者をコントロールしているのは医者である」と。
この言葉を聞いた時に、私は自分の耳を疑って聞き返しました。
暫らく経ってから同じ質問をした時には、
その考え方を否定していましたけれど。

きっとマニュアルがあって、医療を進めているのでしょうが
疑問に感じられる部分が私にもあります。

>心の病の勉強をすればするほどかえって、
>人の心の神秘性に驚愕してしまいます。

そうですね。私も神秘性を感じています。
ですが、まだまだはっきり言い切れるだけの資料が
揃っていませんので、これから少しずつ進めたい所です。

>まだ日が浅い為、十分に妻の闘病と医療の関係を振り返るには
>今の私には早すぎます。

今は無理せずに
何か思いついた時に書いていただければよろしいと思います。

私も急がずじっくり時間を掛けて
考えを深めていきたいのです。


59 流れを割るかもしれませんが… きり。 2002/03/17 02:37
女性 / 20歳台 / 母 / 1ヶ月以内 / 東日本
 こちらでは初めまして。ずっと以前に『癒しと語らい掲示板』の方に書込みさせていただいた者です。約2ヶ月くらい、日常の雑事にまぎれて遠ざかっていたのですが、久しぶりに来てみたらこの掲示板ができていました。1ヶ月ほどの臨時掲示板との事なので「遅かった…!」という気分ですが、ざっと皆様の言葉を読ませていただきました。どうか徒然の思いを書かせて下さい。

 私も医療従事者として片隅に身を置く者です。とは云えまだまだ駆け出しの身なのですが…。
 約半年前に母が亡くなりました。思えばうつだったのです。分かっていたようで、それでも私は気づけませんでした。決定的なことには何ひとつ気づけなかったのです。kumi.cさまのお書きになったことが、ものすごく自分に迫りました。そして母が亡くなった時の気持ちを言葉にすると、全く愚かしいことですが、生まれて初めて「人は死ぬんだ…」と気づき、そして呆然となったという風にでもなるでしょうか。
 まず最初に思ったこと。どのツラ下げて仕事を続けていけるんだ…!猛烈に自分を責めました。助けられたはずなのに…!気づけて、何か対応ができた筈だったのに…。仕事を辞めようと真剣に考えました。
 しばらく経って少し気持ちが変わってきました。この仕事を続けていかないと、私自身が死んでしまう。これもまた切実にそう思いました。読まれた方はもしかしたら、浅はかな…とお思いになるかもしれません。それでも、何かにしがみついていなくては、生きていかれないような気がしたのです。
 いま現時点での考えはまた少し違ってきています。ここで何人かの方も書かれていたように、心を伴って病にある方々の力になりうるような仕事をすることは、とても難しいことだと思います。生半可にできることではないと思うんです。善意だけでできることでもなく、余裕を失ってもできることではない。今は、もし自分にそれができないなら、潔く辞める時がきてもいいのではないだろうか…と捉えています。もちろん日々手を抜くことなく仕事をしていって、のうえですが。
 何故母を助けられなかったのか、追い詰めることしかできなかったのか等々…を考え続け、少しでも今後の私自身のあり方に返していくことでしか、これからの自分をうまく生きていくことはできないように感じています。浅い言葉になってしまいますが、患者さんと接するようには家族と接することはできなかった。kumi.cさまのお気持と重なるかどうか…分からないのですが、いろんな感情が真実に気づかせる邪魔になっていたのだな、そして私は中途半端にこんな仕事についていながら、なにひとつ人のこころや死という事を分かっていなかったのだな…と思っています。悔しく。

 はじめの1〜2ヶ月の間は、自殺に関して書かれた本を貪るように読んでいました。本屋に行っては手当たり次第に買ってきて。ただ、買う前にはパラパラと斜め読みしてみて、この文章は優しいな、と直感で感じられたものだけを選ぶようにはしていましたが。『早すぎる夜の訪れ―自殺の研究』はそんな中の一冊です。だって、簡単に「自殺のサイン」なんて言われても、突きつけられて苦しいだけですから(少なくとも私にとってはそうでしたので)。
 青葉さまが[26]でお書きになっていた本も、どなたが書かれたものか分かりませんが、読んでみたいと思いました。教えていただけると嬉しいです。
>
> 人間は目前の出来事に大きく縛られ、
> 結局のところ、様々な判断をするときに、
> 意識するにしろ、しないにしろ、
> それを基準にしているものである。
>
> これは、私を含めて精神科医にもあてはまる。
> 最近、マスコミにもよく精神科医が登場し、
> 様々な意見を述べているが、相当バラツキがあることを
> けげんに思われる人もいるに違いない。
> そう言った違いの由来は、精神科医個々が
> 実際に仕事をしている現場の違いにあるといえる。

 母が亡くなった数日後、母の主治医に会いに行きました。その日が診察日だったのです。でも、行ってみたらカルテが倉庫から出てくるまで、しばしの間がありました。通院していたと云うことで、当日に警察から連絡があったのだそうです。その時は漠然と、死んじまったらもうその人のことはここでは過去になってしまうのか…と腹が立ちました。これも、医療者と家族との間にある温度差のひとつの表れなのだろう、とあとで感じました。もうひとつ。看護婦さんに「何か聞いてなかったの…」と言われたこと。こっちが聞きたいよ!!!と喉元まで出かかり。
 それでも主治医の方は、包み隠さず診察や処方の内容を教えてくださいました。自殺した患者の子供に直接会う、と云うだけでも誠実な医者だという風には思います。でも誠実なだけではダメなんです。患者の病態を正確にみてとる目を持たなければ。それが患者本人の利益につながる唯一の道なのではないですか?
 責める言葉は、まだその場では言葉にすらなりませんでした。その後何日もずっと考え続けてようやく言葉になり、そしてそれは結局全部、自分を責める言葉なんだ…と思いました。だから、主治医にちゃんと会って話ができたこと、そこで相手を罵倒せずに帰ってこられたことは自分にとって幸いだったと思っていますが。

 これからどう仕事をしていけるか、今の私にはまだ未知です。むしろ、一歩も前には踏み出せていないような。ただやはり、精神科にせよ心療内科にせよ、そこへ足を踏み入れるのに『敷居』が高いのは確かだと思います。また足を踏み入れたとしても、そこで自分の「こころ」を俎板にのせて語ることにもやはり『敷居』があると思います。私はただただ、こうした医療機関のできるだけ多くが、利用する人もケアを提供する側も率直に話し合えるような場であって欲しく、医療者の方は少しでも、高い『敷居』を踏み越えてきた人のその思いに真摯に向き合うつもりと覚悟を持って欲しい…と思っています。いつか未来の時点の自分が、そのどちら側に立っているのかはまだ分かりませんが。

 長々と大変失礼致しました。ここまで読んでくださってありがとうございます。未熟者ゆえ、失礼であったりどなたかを傷つけてしまうような至らない表現や考え方もあるかもしれません。どうぞお許しください。



60 あれ… きり。 2002/03/17 13:53
女性 / 20歳台 / 母 / 1年以内 / 東日本
 プロフィールをうっかり間違えたようです。
正しくは1年以内。でもちょうど先週、6回め
の月命日がめぐってきたばかりなので、「6ヶ
月以内」ではなく「1年以内」を選択するとい
うのも、なんか違うな…と違和感です。

 たびたび失礼しました。


61 難問 青葉 2002/03/17 21:36
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
きり。さんへ
投稿を拝見して、改めて精神科の医療や患者のケアは
いかに難しいか感じています。

>思えばうつだったのです。
>分かっていたようで、それでも私は気づけませんでした。
>決定的なことには何ひとつ気づけなかったのです。

私も一緒に暮らしていながら夫の心の病気には気づけなかったのです。
医療従事者の方でも気づくのは難しいとすれば、
素人の私は当然分かるはずもないですね。
なぜ、気づくのが難しいのでしょうか?

ある資料によれば、
何らかの精神疾患を持っている人は20%で、
私達の誰もが精神疾患とは無縁ではないとされていました。

にもかかわらず、
私達は家族や自分が精神疾患であるとを認めたくない気持ちが働き、
現実を直視で出来ずにいるのではないでしょうか?

時々精神病院の不正がマスコミで取り上げられたり、
犯罪と精神病が結びつけられて語られるのが
影響しているのでしょうか?

なぜか精神病の患者には、
怖いとか、別の次元に生きているようなイメージがつきまといます。

そしてこのような捉え方が
恐らく患者の治癒を遅らせている原因の1つになっているのでしょう。
そんなことを考えました。

>生まれて初めて「人は死ぬんだ…」と気づき、
>そして呆然となったという風にでもなるでしょうか。

以前にもこの様な内容が話題になった事がありました。
死ぬはずはない。(私もそう信じこんでいました。)
信じていたのに死を選択してしまう。
そして、事実を付きつけられて初めて気づく。
死はそれまで私達の日常の生活から遠い所にあったのですね。

>この仕事を続けていかないと、私自身が死んでしまう。
>心を伴って病にある方々の力になりうるような仕事をすることは
>とても難しいことだと思います。
>少しでも今後の私自身のあり方に返していくことでしか、
>これからの自分をうまく生きていくことはできないように
>感じています。
>患者さんと接するようには家族と接することはできなかった。

医療に従事しながら、
お母様を亡くされたとの辛いお気持ちが伝わってきますが、
ぜひ、その心の痛みを臨床の場で忘れずに
お仕事を続けていただきたいと願います。
辛い経験をしたからこそ、出来得る事がきっとあるはずです。
何かお母様はメッセージを残されていらっしゃるのではないかと
私は思います。

>看護婦さんに「何か聞いてなかったの…」と言われたこと。

これは、とり方によっては
大切な人を失った家族を責める言葉ですよね。
少なくとも、きり。さんはこのような言葉や態度がでない医療従事者を目指してくださいね。

最後に、ご質問の本の紹介をさせて頂きます。

精神科医 遠山高史著 『素朴に生きる人が残る』です。

それから、つけたしですが、
さまではなく、さんづけで私は結構です。
お気遣いなさいません様に。

この掲示板は1ヶ月程度ではなく、まだ続行の予定だそうですので、
これからも宜しくお願いします。


63 きり。さんへ kumi.c 2002/03/17 22:00
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
きり。さん
はじめまして。kumi.cと申します。
お若くしてお母さまを亡くされ、さぞつらい思いをされたこととご推察致します。
まだ6ヵ月程と日も浅いのに、ご自分のことをしっかり見つめようとされていて、色々考えられていることに心からすごいなぁと思っています。
私が医療のあり方についてここで考えるようなって、ここでの投稿にはあぁそうなんだ…と本当に共感の連続です。
れけど、責められているつもりはないのですが、時々医療者として八方ふさがりな思いに捉われることも事実です。
それですっかり考え込んでしまって、なかなか投稿できなかったりするのですが、そんな時は、医療者とか自死遺族とかそういったものから少し離れて、人間としての自分の気持ちを見るようにしようと思っています。

医療者となりいつも思っていることは、人を看るということは、結局その人を通して自分を観ることになるということ、全てが自分に返ってくることになるということです。
それは、医療という職種だけでなく全てに言えることなのでしょうが。


きり。さん、
確かに私は普段患者さんに接するように、祖母には出来ませんでした。
もっと優しく出来たらと後悔しています。
けれど、家族だったから出来なかったのかもしれないとも思うのです。
そういう家族としての気持ちを体験し、自死遺族となった私だからこそ、非力ながら医療者として出来ることがあるのではないかと考えています。


こんなふうに考えられるようになったのは、このサイトに出会って、皆さんの様々な投稿を通して心の中にあったもやもやしたものを自分なりに整理して捉えられるようになったからです。
医療にあり方ついては難しい問題ですが、避けては通れないものであると思います。私がこれからもずっと取り組んでいく課題(課題という言葉は好きではりませんが)のひとつです。
私は祖母の入院していた病院の医師やスタッフにたくさん言いたいことがあって、今でも言い方はよくありませんが恨めしい気持ちは消えません。
ただ不思議なことに、ここで色々考えられるようになって自分自身を責めなくなってきたら、以前のような恨めしさをあまり感じないようになってきました。
…こうやって、時間の流れとともに気持ちも少しずつ変わっていきながら、私は再生していくんだと思っています。



今回もまとまりがなくて思いつくまま書いてしまいました。
ごめなさい。








65 ありがとう きり。 2002/03/17 22:30

青葉さん
暖かいお返事を本当にありがとうございました。
まさに夜中の手紙、という感じで
まとまらないまま書き散らかしたようで…。
医療のあり方、というテーマからも随分かけ離れてしまったような。
お返事を読んで、恥ずかしくて、情けなくて、
消え入りたいように感じて涙が出ます。

> 素人の私は当然分かるはずもないですね。
そうなんでしょうか…どうなのでしょう。
分からなかったのは「私」という「個」と、「私の家族」という「個」の問題であって、
一般化できることとは思いません。
医療従事者の方で、もっと適切に優しくできていらっしゃる方も
きっと大勢いらっしゃると思うのです。
ただ、
分かる術があったはずと思うと
ならば何故助けられなかったのかと苦しむし、
分かるはずもないのだと思ったら
どうしようもなかったのかと辛くなります。
どんなにか何も分かっていなくて、どんなに無力で、
どんなに弱いかを思い知らされ、突きつけられるような。
何故認めたくないのか、言葉になるほど
今の私には理解ができていません。
> 死はそれまで私達の日常の生活から遠い所にあったのですね。
日常から遠いことが、どんなにか沢山あったことか…。
こうなってみなくては分からなかったことを悔やむと同時に、
こうなって、こうならなくては分かりえなかっただろうとも思います。

> これは、とり方によっては
> 大切な人を失った家族を責める言葉ですよね。
きっととり方によるのだろうと思うのです。
立場が違うことで、見え方も、感じ方も、とり方も違う。
そのことを知っていること、少しでも自己点検ができることが
最低限必要なことなのかもしれないと。

> 精神科医 遠山高史著 『素朴に生きる人が残る』です。
ありがとうございます。
読んでみようと思います。

また何か考えがまとまった時には、
ここで書かせていただけると幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。


66 連続かも、ですが きり。 2002/03/17 23:24

kumi.cさん はじめまして。
お返事くださって、本当にありがとうございました。
随分とテーマからはずれてしまった書き込みだな、
と昨夜のを読み返して恐縮しているのですが、
ひとくちに医療のあり方、と云っても、
社会問題としてハードの方から入る視点もあれば、
個々の医療者の構えのようなところ、
ソフトの面から入る視点もあるのだろうと思います。

いろいろな方の言葉に触れて、自分も考えることができること
共感させていただいたり、慰められたりできることに
とても感謝しています。
でも、どうにも絡まってしまう部分も沢山あって。
> 時々医療者として八方ふさがりな思いに捉われることも事実です。
私も同じように感じていた気がします。
kumi.cさんの書き込みを読ませていただいたことで、
それは自分だけではないのかもしれない…と思った、
とまで云うとおこがましいかもしれませんが、
亡くなる以前にも、結局は母に対して、医療者と家族のどちらにも徹することはできなかったし、
亡くなってしまった以降の今も、どちらから考えどちらから捉えていいのか
足場の定まらなさをずっと感じています。
> そんな時は、医療者とか自死遺族とかそういったものから少し離れて、人間としての自分の気持ちを見るようにしようと思っています。
kumi.cさんのように、率直に柔軟に、自分に返ってくるものを見ることができたらと思います。

> もっと優しく出来たらと後悔しています。
> けれど、家族だったから出来なかったのかもしれないとも思うのです。
家族だからこそ見えなかった。
家族だからこそ出来なかった。
辛くて仕方がないのですが、まさにそうだと思っています。
言葉にすると一見責任逃れのようにも見えますが、決してそのようなつもりではなく、
「何か聞いてなかったの…」
「そっちこそそれを聞くのが仕事でしょ」
と非難の応酬をするつもりでもありません。
本来なら亡くなってしまう以前に、
「何か聞いている?」
「そちらではどうですか?」
と云うやりとりができていれば良かったのに…と思うばかりです。

> 私は祖母の入院していた病院の医師やスタッフにたくさん言いたいことがあって、
私も、云いたいことは山ほど残ったままなんです…。
その場では出来なかったけれど、いまいちど主治医に会ったとしたら、
そこに大きな見過ごしがあったことを声高に、
悪しざまに罵倒したおしてしまうかもしれません。
ただ、医師が見過ごしてしまったのは何故なのか、分からなくもないんです。
聞いた限りからの判断ですが、
母が自分の状態を主治医に洗いざらいお話していた訳ではなかった
ということだけは分かったので。
わからなくもないからこそ、また苦しい。当然その非難は自分にも丸ごと返ってくるので。
ただその点を主治医が理解しているか、どんな風に感じ入っているのかを
確かめてくることができなかったのが心残りです。
直後では、混乱のために言葉にならなかっただけで
今はまだ毒の塊のようにつかえたまま、自分の中で恨み言は消えてはいません。
でもあげつらったり責めたてたり“しなかった”ということは、
結果としては悪くはなかったはずと自分に言い聞かせるように努めています。

この塊もいつかは溶けて、自分も再生していくことができるのだろうと
思っています。
できるならそう信じたい。
『死別の悲しみに向き合う』と云う、グリーフケアに携わる人向けの本があって
悲しむ営みは能動的なものなのだ、と書かれてありました。
*悲しむとき、私たちすべてに選択がある
*私たちが選択をするとき、私たちの意図が行動を生みだす。
*そうした意図がどのように私たちのもの、
*つまり、私たちの気質・欲求の一部となるにせよ、
*その結果生じる行動は真に私たちのものであり、
*私たちが選んだものだ。
と。
全部は読み切れていないのですが、
これを読んで少し、重い荷が軽くなったような気がしました。
うまくは表現できません。
自分で背負っていかなくてはならないけれども、
それは他の誰でもなく自分が選ぶことなんだと思えるのは、楽になれるあり方なのかもしれない、と。
そこが「再生」という感じなのかな、と感じました。

舌足らずでお恥ずかしいです。
これからも宜しくお願いいたします。

追)
*青葉さん:すみません^^;↓「ありがとうございました」と書くつもりだったんです… 


67 再び、きり。さんへ kumi.c 2002/03/18 22:21
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
今晩は、kumi.cです。
お返事を読ませていただきました。どうもありがとうございました。

祖母が亡くなってこの五月で丸四年になります。
薄情なことに、三回忌を過ぎてしまったら、何年たったのかよく考えないとすぐには言えなくなってしまいました。
けれど、私が祖母の死に向き合いはじめたのは今から半年程前なのです。
自死に関する本を読んだのもその頃からでした。
このままでは私はもう前に進んでいけないとわかっていながら、なかなかその一歩が踏み出せずにいました。
本当に、恐かったのです。踏み出したら自分が壊れそうな気がして…。
(実際はそんなことはなかったのですが。)

時間とは不思議なものです。
今ならば、踏み出せずに怯えていた三年以上の日々も決して無駄ではなく、私には必要な時間だったのだと思えるのです。
私はこのサイトに来て、少しずつ時間を経て再生していく自分を感じているのですが、きり。さんにもきっとそんなふうに感じられる時がやがてやって来るだろうと思います。…私から言うのもおこがましいのですが、どうかゆっくり進んでくださいね。もちろん、自分の心に従って、急ぎたいときはそうしていいと思うのですが…。


ごめんなさい。この掲示板の趣旨からものすごい脱線ですね。
皆さん申し訳ありません。どうかご容赦ください。私も舌足らずで稚拙な文章に恥ずかしい限りなのですが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。







68 まとまりませんが…。 きり。 2002/03/18 22:40

趣旨から脱線してしまい申し訳ありません。随分自分の思いに偏った書き込みをしてしまったように思います。
流れを趣旨に戻しつつ、これからも皆さんとお話させていただければ、と思っています。

>kumi.cさん
私は、時間が経ったなと思ったり、全く経っていなくて当日のままのように感じること、どちらもよくあります。お返事本当にありがとうございます。

赤い靴の女の子さん、クマさん、ぷくさん、…その他多くのこの掲示板を訪れていらっしゃる皆様。
皆様の気持、感情、思い…もしかしたらそこへ棹差してしまったのではないかと案じております。
もちろん、kumi.cさんが書かれているように、それぞれに流れ方の違う、相応しい時間があるのだと思っているのですが、ただ、自分がもしかしたら場を乱しているのではないか…と心配になりました。すみません。
そしていつか、みなさんの声もお聞きしたいです。


69 良い流れと感じます。 青葉 2002/03/19 20:31
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
きり。さんへ

決して趣旨から脱線してはいないです。

医療従事者としての立場で
自死遺族になられた辛い現実から
率直にお気持ちを書いていただいて、
少なくとも、私は今までよりまた深く考えるようになりました。

ですから、本当にありがたい投稿と感謝しています。

一人一人の思いは大なり小なり異なるでしょうし、
時間の流れ方も違っているかもしれません。

しかし皆さんがそれぞれの思いや考えを書かれるからこそ
今までの自分の膠着した考えが崩れ、感情が解きほぐされて、
新しい気づきに繋がるのではないでしょうか?

kumi.cさん
が書かれた文章に同感しています。

>ただ不思議なことに、ここで色々考えられるようになって
>自分自身を責めなくなってきたら、
>以前のような恨めしさをあまり感じないようになってきました。
>…こうやって、時間の流れとともに気持ちも少しずつ変わって
>いきながら、私は再生していくんだと思っています。

自死遺族の再生への道は人それぞれでしょうけれど、
きっとここでの語らいもその道の重要な1つになっているはずです。

私もここに書いていて再生していく自分を感じているのです。

癒しと語らい掲示板には求められない良さを感じています。

静かな掲示板の流れ、医療についての観点に絞っての話し合い、
私の歩むペースに合っていました。

きり。さん
の書かれた文章.

>自分で背負っていかなくてはならないけれども、
>それは他の誰でもなく自分が選ぶことなんだと思えるのは、
>楽になれるあり方なのかもしれない、と。
>そこが「再生」という感じなのかな、と感じました。

私もまだ完全に納得するところまで、
再生出来てはいないのですけれど
きり。さんの感じておられる方向で捉えています。

他の誰でもない。今の自分がどう考えるか。
そして、現実の社会でどう自分を表現していくか。
それが大切なのですね。

kumi.cさん
の書かれた次の文章も深いと私は捉えました。

>医療者となりいつも思っていることは、人を看るということは、
>結局その人を通して自分を観ることになるということ、
>全てが自分に返ってくることになるということです。
>それは、医療という職種だけでなく全てに言えることなのでしょう
>が。

私も医療ではありませんが、
自分の職種の中で同様のことを感じながら仕事を続けています。

最初は、職場に復帰する自分を厚顔無恥と思いました。

最近は、
この自分の辛い体験がどこまで生かせているかわかりませんけれど
それまでとは違った広い見方が出来る自分に生まれ変わり、
それは無駄にはなっていないと私は信じています。

きり。さん、kumi.cさん
お二人の文章は決して場を乱していませんし、
素晴らしい投稿だと私は感じています。

是非これからも様々なお考えをここに書いてください。
皆さんとともに再生への道を模索していきましょう。


70 静かな流れの中で 青葉 2002/03/20 22:06
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
ここの緩やかな流れの中で
思い出した事があったので書いてみます。

私は治療に関わっていただいた精神科医に何度も面会を希望し、
その先生の空いている時間に訪問してお話をしてきました。

3分間診療の現実が一方である中、
これはかなりありがたい事だったのだと思います。

良い意味でも悪い意味でも印象に残った先生方がいらっしゃいます。
Y先生、MN先生、MY先生、S先生です。

この中で1番長い時間お付き合いいただいたのは、
研修医を終えて間もない30才ぐらいのMN先生でした。

20才近く年齢差のあるしつこいおばさんの話しに
耳を傾けて熱心に聞いてくださいました。

経験の浅いという点で
マニュアル通りの部分があったのかもしれませんが、
良く研究されていましたし、
厳しい中にも人間的な温かさを感じる方でした。

私は、すべて納得して受けとめた訳ではありませんし、
今でも疑問の残る部分ももちろんあります。
その中で良かったと思える部分を紹介させていただきます。

私の自分への否定的な考え方を
いくつかの例を出しながら打ち消していただいたこと。
そして医者が治療していけないのは
自分の家族だと話してくださったこと。

そのMN先生の言葉を思い出しながら、
大切な家族だからこそ、光を求め過ぎて見えなくなる危険性がある。
病であるとの現実を受け入れる難しさがあるのだと
改めて感じています。

きり。さん、kumi.cさんの投稿が刺激となって思い出したのでしょう。

★_____

考えを深める為には、時間が必要です。
皆さんからの言葉を反芻し咀嚼し自分の中に吸収していくためには
ここのような静かで緩やかな流れが
ちょうど良いのではないでしょうか。

自死遺族との辛い現実を付きつけられて
その重荷を少しでも軽くするためには
心地よい言葉だけを求める時期があって当然良いと思います。

でも、その時期を経て、ある程度気持ちに余裕が出て来たなら、
そしてその先に進もうとするなら、
心地よい言葉だけでは足りなくなるような気がしています。

表面的な言葉は通り過ぎていくだけです。
何か心に引っ掛かる言葉こそ
大切にしなければならないのかも知れません。

自分の苦しく辛い感情がどこから来ているのか、
真剣に自分の心の闇の部分と向き合う事によってこそ
再生への力強い第1歩を踏み出せるのではないでしょうか?

そして、その再生への道筋は
それぞれの人の中に必ず隠れているはずなんです。


71 涙の中で ナウ 2002/03/30 10:34
女性 / 40歳台 / 弟 / 3ヶ月以内 / 関東
3ヶ月前に、弟を亡くしました。

心療内科にて、鬱の治療を受けていました。
亡くなる前は、「鬱」関連の本を読み、亡くなってからは、「自死」関連の本ばかり読んでいます。皮肉にも、亡くなる前に「自死」関連の本を読んでいれば、弟を救えたかもしれないと、悔やむ毎日です。

「弟の治療方法は、そして、家族の対応は、どうすればよいのか」この一点で、弟の主治医に何度も面会し、家族の対応を専門とする心理療法士にも相談しました。
「死にたい」という弟、どう対応すればよいのか憔悴する両親と私、そういう緊迫感が、主治医や心理療法士に今思うと伝わらなかったのでしょう。「精神科」に行く事も、「入院」する事も、「会社を休む」ことさえも、勧められることもないまま、本当に死んでしまいました。

鬱を何とか治したいとアンテナを張っているつもりでした。しかし、私自身「鬱=自死する可能性大」の危機感は乏しく、ましてや弟が実行してしまうとは、全く思ってもいませんでした。

治療が適切ではなく、弟を救えなかった。適切な治療を選ぶ「目」が私にはなかった。情けなくて、悔しくて、・・・

この掲示板にたどり着き、私は、癒されています。
「私だけでは、ないんだ・・・」と

こういう場があることに、感謝しています

この掲示板をまだ続けてください
これをお願いするために、心を刻む思いで、以上の文を書きました








73 ナウさんへ 青葉 2002/03/31 10:03
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
はじめまして

ナウさんの投稿を読ませていただいて、
自死念慮が強い時の対応の在り方について
多くの問題点があると感じました。

自死念慮の強い時、家族はどう対応すべきか。
家族は対応しきれるのか。
患者に対しての医療者の支援はどうあるべきなのか。
患者の家族に対しての支援のあり方はどうなのか。
自死念慮がある時に、診ていただくのはどの科が適切なのか。
心療内科、精神科、神経科、思春期外来・・・。
保健所の役割とは。
カウンセラーの役割は。
医療現場の横のネットワークのあり方。

さらに広げるならば、

グリーフケア、タ−ミナルケアのあり方。
医療大学の教育のあり方。
マスコミの情報の伝達のあり方。
マスコミに登場する医師がどの程度医師としての実力があるのか。

まだまだ考えていく事は出来ますね。

ナウさんのような思いを抱いている方は
私もそうですが、きっと多くいるのだと思います。

しかし、今までこのような思いが語られる事はなかった。
闇に葬られて来たのだと思います。

そして医療現場に従事している多くの方は
このような声の存在や事実を知らずに
何ら疑問を持つ事もなかったのではないでしょうか?

もし、気が付いたとしても深く考えもせずに
どこかに追いやって来たのではないでしょうか?

私は、治療を受けているにもかかわらず患者の病状が
悪化している理由について医師に問い掛けた事がありました。

答えは2通りに分けられます。

1つ目は薬の調整についてのものです。

患者の様子を見ながら量を変えていく。
その過程で上手くいかない時もあり、
このような症状がでることがある。

このような行為があったので、
このような処方をしなければならなかった。
やむを得ない方法だったと。

薬の処方が悪くておかしな行動が出てきて、
その処方をしなければ
本来はしなくても良かったはずの別の処方をする。

矛盾を感じない訳にはいかないのですが、
そんな事が結構現場では行われている様子が見えます。

即効の完全な治療はなく、
試行錯誤しながら調整していくしかないのだと
私はその時理解しました。

でも、医者の自己弁護も多少入っていると感じました。

2つ目は治療していても悪くなる事はあるんだと言うものでした。
癌のような病気が治療しても治らないのと同じだとの説です。

真実は私にはわかりません。
しかし、どこか信用できない部分が残っています。

夫が逝った直後、
私は警察で事情聴取を受けました。

鬱病の治療についても触れたのですが、
悲しみの最中にあって混乱状態の私の耳に暫らく残っていたのは
警察官が何気なく言った「鬱病の人は自殺するんだよな。」との言葉です。

多くの自殺者を現場で見てきて
1番事情を理解しているからこそ言える真理ではないでしょうか?

だとすれば、もっともっとこの悲しみを繰り返さないためにも何らかの手立てがなされなければならないはずです。

ナウさんをはじめとする同じような疑問を抱いている方が
手を取り合って訴えていくことが
今までの医療に対して一石を投じる事になるのではないかと
微かな希望を私は持ちます。

>この掲示板にたどり着き、私は、癒されています。
>「私だけでは、ないんだ・・・」と

>こういう場があることに、感謝しています

>この掲示板をまだ続けてください
>これをお願いするために、心を刻む思いで、以上の文を書きました

管理者のはーとろーどさんには、
ナウさんの声が届いているはずです。
きっと、まだ続行すると思います。

これからも宜しくお願いします。

辛いけれども時間を掛けて深く考えていきましょう。
何か少しでも世の中に発する事が出来るかもしれないと信じて。


74 再び、ナウさんへ 青葉 2002/03/31 10:17
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
先程の書きこみで
言い忘れてしまった事がありました。

>治療が適切ではなく、弟を救えなかった。
>適切な治療を選ぶ「目」が私にはなかった。
>情けなくて、悔しくて、・・・

弟さんが逝かれてまだ間もない時期なので
様々な感情が交錯するとお察しします。

でも、弟さんが逝かれたのは、決してナウさんのせいではありません。

この場で
皆さんとともに語り合い、考えを深めながら
少しでもナウさんのお気持ちが軽くなる様に願っています。


75 最近思っていること kumi.c 2002/04/09 19:36
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
皆さん、今晩は。
ちょっとご無沙汰していました。
以前青葉さんが書かれていたように、ここは流れが穏やかなので私にはとても心地よく有り難いです。焦らず自分のペースを守れるので…。

祖母が亡くなってもうすぐ丸4年です。
新緑が目立つこの季節になると、否応無しに様々なことが思い浮かびます。
でも私は祖母の命日を覚えられないのです。不思議なことに何度聞いてもわからなくなってしまうのです。大体この辺、ということはわかるのですけれど…。
ずっと自分の気持ちを見て見ぬふりをしてきたので、閉ざしていた心の扉はそうなかなかすぐに全ては開かないのかな…なんて思っています。


祖母が入院して、そしてそのまま帰ってこなくなってしまった病院が、この春全部建て替えてリニューアルしたのだそうです。
建物が新しくなったって、この病院で起きたことは決して消えない…。私は忘れない…。病院や医師を責めているのではなくて、二度と同じことを繰り返さないように病院側も決して忘れないでいてほしい、そう強く思います。



私事ですが、最近仕事に行き詰まりを感じて辞めちゃいたいモードなのです…。
でも例え辞めたとしても、私はまたどこかで看護師として働くんですよね。それしかないといえばそうなんですが、看護師は続けたい…。医療に携わり続けたい…。
この掲示板に来て、よりそう思うようになった気がしています。




76 kumi.cさん はーとろーど 2002/04/09 21:14
男性 / 30歳台 / 子 / 10年以内 / 中部
直接お話しするのは久しぶりですね。

お元気でしたか?

あれれ?やめちゃいたいモードですか・・・
穏やかじゃないですね。うん。

kumi.cさん御自身が変化してきたとき,なにかに気がついたとき,
まわりの環境との違和感って感じたのかもしれませんね・・・

って,勝手な想像で,すみません。
けど,その場合には,まわりを変えるってのはありです。

ただ,なにが問題(違和感)なのかは明確にしておきましょう。
でないと,同じ繰り返しの可能性もあるし,
なにをポイントに次を探すのかもわからなくなります。

いやぁ−またまたお節介おぢさんになってしましましたが,
せっかく,携わりたいと思えたなら,ぜひぜひ,
kumi.cさんにはそうして欲しいと私も思っています。うん。

それが1番に伝えたかったことです。
そして,現場からの声を聞かせてほしいです。

私もね,発言はしてないですが,ずっと考えつづけてます。
見えてきたものがまとまらないので,
言葉にできそうだったら,また参加しますからね。(^^)


77 はーとろーどさん kumi.c 2002/04/10 20:20
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
今晩は。
こちらこそご無沙汰しております。お陰さまで元気です。
お返事有難うございます。
何だか独り言のように書いたのですが、読んでいただいて嬉しく思っています。


仕事のことは結論を急がず、ゆっくり考えてみます。確かにただ辞めてしまったら、多分またいつか同じことでつまづいてしまうでしょう…。


今日はとり急ぎここまでで…。
管理人さんは色々大変ですよね。
いつもお世話になりっぱなしで申し訳ありません。
このような場所に導いて頂いて本当に心から感謝しておりますm(_ _)m
またお話出来る時までお元気で…。





78 問題なかったのですが t 2002/04/12 23:08

 kumi様、私は「娘」と「看護婦」の2種類の「怒り」を感じました。

 当時、母の行動を予測してそっと危険物を隠しながら、母より早く起きて遅く寝る生活をしていました。しかし、母の死によって私は「母を喪った娘」であり「受け持ち患者を自死させた看護婦」になりました。
 そして、母を救えなかったことを恥じると共に得体の知れない怒りを感じました。その怒りの根底には「娘が看護婦なら、理想的な看護介護を母親にするはずだ。母親は安心だ。」という周囲の何気ない言葉とその言葉に縛られた自分自身の問題がありました。これは、現実には無理なことです。24時間勤務は不可能です。

 その後に、事態を知ったクリニックと総合病院の医師や保健婦から個別に手紙や訪問があり、患者の死を悼む真摯さを感じました。
 しかし、私は自分自身も含めた医療関係者に「怒りをぶつけたい」衝動を強く持ちました。しかし、理不尽なことなので実行してはいません。彼らに非は無いのです。

 今では、医療関係者は「遺族の怒り」を受け止めるクッションになると共に、医療関係者自身が持つ「患者を失った怒り」を互いに受け止めることがケアとして必要と感じています。まだ、現場復帰は先ですが。


79 tさんへ 青葉 2002/04/14 02:00
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
癒しと語らいの掲示板の方で、
ご事情は少しだけ理解できました。

私は医療に携わる者ではないので
本当のお気持ちはわかり得ないかもしれません。

でも、私が感じたことを書かせてくださいね。

>「娘が看護婦なら、理想的な看護介護を母親にするはずだ。
>母親は安心だ。」という周囲の何気ない言葉と
>その言葉に縛られた自分自身の問題がありました。
>これは、現実には無理なことです。24時間勤務は不可能です。

ご自身も言われているように無理なのだと私も思います。

医療は一人では出来ません。
医師、看護婦、家族が協力し合い、
それぞれの立場が出来る事を患者に対して支援していくものです。

ですから、
全責任をtさんが負うべきものではないように感じられます。

プロとして専門的に学ばれてこられたから
余計に辛くなるのでしょうけれど。

以前にこの掲示板にも書きましたが
私の家族の関わっていたある精神科医は、
家族は医師にとって治療の禁じ手であると話してくれました。
自分の家族だからこそ情が入って
思い切った治療が出来難いのだと。

家族だから難しい事があるように私は感じています。

私は夫を亡くしましたが、一緒に住んでいたからこそ、
出来なかった事、理解し得なかった事、
考えたくなかった事が有ります。

夫とともに、病気と闘うつもりだったのに
それが出来なくなってしまった事実があります。

ある本では、1人称の死、2人称の死、3人称の死と分けて
とらえておりました。
家族の死は2人称の死ですね。
医師の立場では患者の死は3人称です。

それから、極限状態に有る時には、
綺麗事では済まない別の力が働くようにも感じます。

その力は、人間である限り誰でも持っているものなのかもしれません。
人間である私達誰もが陥る
落し穴とも言うべきものなのかもしれません。

まだお気持ちを整理するには時間が必要でしょう。
でも、tさんが今感じておられるこの辛いお気持ちを忘れずに、
医療現場で生かして欲しいと私は願うものです。

もしかしたら、ここに書いた事は
全然方向が違っているかもしれませんが、
その時には遠慮なく書いてくださいね。


80 tさんへ kumi.c 2002/04/15 00:10
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
今晩は。まず、こちらの掲示板でお話し出来ること、嬉しく思っております。そして、少し出掛けておりましてお返事遅くなり申し訳ありません。


tさんがお母様を‘受け持ち患者’としてとらえ、看護婦の役目を果たさなければならなかった事は、本当に大変で辛い事だったでしょう。周りの期待に応えねばという重圧もあったのでしょうね…。
青葉さんも書かれているように、それは、やはり難しいことだと思います。
そして私が考えるには、家族に対しては、その他の患者さんに対するようには出来ないのではないでしょうか。その家族を大切に思うほど、様々な感情が絡んで、冷静であるべき‘医療者の目’は曇って見えなくなってしまう…そう思います。


私は看護婦であることを祖母の病院には伝えないままでした。もし、それを伝えていたら何か変わっただろうか…そう考えると、伝えるだけでは多分何も変わらなかっただろう、むしろ自分が何も行動出来なかったことが私を苦しめている…。結局祖母の病院に対してよりも自分に対しての‘怒り’の方が大きいことに気付くのでした。


けれども最近はその‘怒り’に対して、あまり自分を責めなくなってきています。
…どうしてなのかは上手く説明できませんが、ここを訪れるようになって、ある程度の時間を経て徐々に…です。
tさんの‘怒り’も少しずつ姿を変えていくかもしれません。でもその‘怒り’を知っているあなただから、より医療現場に生かせるものがあるのだと私は思います。



この間から‘あなただから’がよく出てきますが、偉そうなことを書いてしまって実は私も日々‘私だから出来ること’‘私にしか出来ないこと’…を、探して自問しての繰り返しです。これ、と胸を張って言えるものなど何もないのですが、ただひとつ、最近見えてきたのは、ここでこうやって書き込んでいることもそのひとつかな…ということです。



tさんの端的で整然とした文章とは対照的に稚拙なレスでごめんなさい。
どうぞあまりご自分を責めないでくださいね。そして出来るかぎりゆっくりしてから少しずつこれからのことを考えて行きましょう。…また偉そうでした。ごめんなさい。





81 鬱病の怖さ ナウ 2002/04/21 17:11
女性 / 40歳台 / 弟 / 6ヶ月以内 / 関東
弟を亡くして、3.5ヶ月になりました
時とともに、或いはその瞬間、弟に関して「思うこと」は変化します。
しかし、たどり着くのは、「生きていてくれさえすれば・・」です

弟が、自死を口にするようになってから、私と父は、弟の家庭(妻と本人)での「癒し」が期待できない状況も含め、どう対応したらいいのか、主治医以外3人の心療内科を訪ねました。どの医者も結局「診ていないからわかりません。主治医に相談して下さい」でした。
主治医に状況は話していましたが、「欝による<認知障害>」と言うだけで、自死を口にする前と後、投薬のみによる治療法は変わりませんでした。私から、「心理療法も並行して受けさせたい」と主治医に相談し、医者は弟に、「保険外になるが、カウンセリングも受けてみるか」と言ったようですが、本人は「費用がかかるのは嫌だ」と断ったようです。
私は、このままだと進歩しないと思い、心理療法もしていると聞いた有名な精神科クリニックに「弟を診て欲しい」と電話しましたが、「本人でないと受け付けできない」と断られ、ではと藁をもすがる思いで併設する家族のための「相談室」に行きました。1時間12000円の相談料でしたが「弟さんにどう対応すればいいのか、じっくり考えましょう」との回答に終わり、私は、結局、
@自死を口にする弟に私達家族はどう対応したほうがいいのか
A本人がその気でないが、心理療法と投薬による治療を受けるにはどう したらいいのか
解決策も得ることなく、弟にも会わず(土曜日でしたから無理にでも会えばよかったと後悔してます)帰宅しました。
結局その二日後、義理妹がひとりで温泉に出かけた留守宅で弟は亡くなりました。

弟のケースは、義理妹の対応が違っていれば、例えば、いっしょに病気と闘うという状況であれば死ななかったかもしれません。また、家庭がどうあれ、入院等の回避処置ができてれば、今この瞬間生きていさえすれば、今後何らかの治療ができたかもしれません。
全て、仮定です
(「癒しと語らいの掲示板」を読んで、「家庭の癒し」、「入院」を経ても、止めれなかった事実があることを知りました)

かぜも肺炎になったら自宅で看れません
開業医は、入院設備のある病院を紹介します。

鬱状態は「心の風邪」と言われるようになり、風邪を引いたら心療内科に行く時代になりました。弟の通院してたクリニックも患者で混んでいました。しかし、風邪から肺炎になった患者はどうするのでしょう。
それもこの「肺炎=鬱」は、中・重症患者の15%が自死するという、本物の肺炎より怖い病気なのです(弟の死後知りました)

今、日本では年間3万人の人が自死で亡くなっています
一人当たり、5人の身内がこの自死によって深く傷つき、悲しむそうです。私もこの15万人の一人になってしまいました。

青葉さんがおっしゃるように、

自死念慮の強い時、家族はどう対応すべきか。
家族は対応しきれるのか。
患者に対しての医療者の支援はどうあるべきなのか。
患者の家族に対しての支援のあり方はどうなのか。
自死念慮がある時に、診ていただくのはどの科が適切なのか。
心療内科、精神科、神経科、思春期外来・・・。
保健所の役割とは。
カウンセラーの役割は。
医療現場の横のネットワークのあり方。

私も、何とかしなければならない問題だと思います
「命より大事なものはない」その大事な弟の命を失って知った「問題」です

とても悲しい・・

みなさんの「私と同じ・・」記載のおかげで、毎日を過ごしています



82 ナウさんへ 青葉 2002/04/30 21:57
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
ナウさんの書きこみを拝見して、
何か一言でも書きたいと思いながらも
なかなか時間的に余裕がなくて
そのままになっていました。

ナウさんの言われるように鬱病は怖いと私も考えます。
最近は良い薬も出来て、
以前とは治療の方法も改善されて変わってきているようですが、

それでも、ナウさんが書かれているような現実があるのですね。
>中・重症患者の15%が自死するという、
>本物の肺炎より怖い病気なのです(弟の死後知りました)

>鬱状態は「心の風邪」と言われるようになり、
>風邪を引いたら心療内科に行く時代になりました。

確かに軽いうちは、治癒が可能なのでしょう。
ですが、この中には鬱病ではなくて
鬱状態のようなものも含まれているような気がします。

>しかし、風邪から肺炎になった患者はどうするのでしょう。
そうですよね。
重篤な鬱病になったら、どうすれば良いのでしょうか?
何か決定的な良い方法があるのでしょうか?

『早すぎる夜の訪れ 自殺の研究 』という本を
少し飛ばし読みしてみました。

その中には、鬱病の苦しみが書かれていました。
以下抜粋してみます。

(ある作家の説明では、次のようになります。)

  何も感じないと感じる以外に何ひとつ感じなかった。
  私には価値がなかった。
  私はこの惑星を毒していた。

  深く恐ろしい抑うつ感。
  経験したことのない人には想像できにくい。
  絶望感はあくまでも感じている当人だけのものだから、
  明確に説得力をもって説明することはむずかしい。

鬱病だった夫の心情を、ほんの少しだけ
理解できたように感じられました。

さらに、重篤な鬱で入院していて、
病院のスタッフが、患者の命を守るために
様々な予防措置を講じたとしても
100%死を防ぎきれない事実が書かれていました。

予防するための具体的な方法も事細かに書かれていましたが、
(それは、驚くほど高レベルのものに私は感じられました。)
それでも、防ぎきれない事実。

現在の医療技術ではどうにもならない
現実の一面があるのだと考えざるを得ませんでした。

この本はアメリカ臨床心理学者によって書かれたものですが、

心理学、精神医学、神経生物学、薬理学、遺伝学など
多くの専門分野と、
文学、歴史、宗教といった文化・社会的側面から
探究していると解説がありました。

まだ飛ばし読み程度なので、
じっくり時間を掛けて読みこなしたいとも思いました。

何か今までとは違う視点が得られるような気もしています。

さらに、
日本の自死者は年間3万人、アメリカも年間3万人。
人口比から言えば、日本の状況は深刻だとの解説もありました。

この深刻な状況に日本の現在抱える問題点があるようです。
そこをもう少し考えてみたいですね。

中途半端な書きこみですが、中間報告として書かせていただきます。


83 後悔する事 やまびこ 2002/05/01 04:50
男性 / 40歳台 / 妻 / 3年以内 / 関東
妻が首を吊って自殺していたのを発見した時、妻の身体はまだあたたかい状態でした。直前迄音がしていたので、おそらく時間はたってはいなかったはずです。すぐに119番しましたが、相手の人は救急車が到着する迄、外で待ってて下さいと言いました。「え?」と思いましたが、妻に対してどう処置をしていいかわからない状態では救急車の到着を待つしかありませんでした。しかし、心臓マッサージを行えばまだもしかしたら回復した可能性があったのではと、いつも後悔しています。どうして、電話に出た人はその事を知らせてくれなかったんでしょう?
到着した救急隊は妻が下に降ろされている事を誰が降ろしたんだ?とか、どれで首をつっていたんだ?とか聞くばかり。
結局、妻が病院に運ばれても着いて行く事は許されず、そのまま警察署に行く事に。
ただ、いつも死にたがっていた妻がやっと永遠のやすらぎを手に入れられた事、そして美しい姿のままで死を迎えられた事。最後の一呼吸が僕の前で起こった事、本当の死際に立ち会った事です。その事だけが救いになっています。
妻はすでに10年以上鬱病に苦しんでいました。病院に通っても漫然とした投薬が行われるばかりで、まったく改善される事はありませんでした。そして数年前からは自殺未遂を何度か起こしていました。
妻の死後、妻の育った環境、そして妻の性格、日常の言動から妻が境界性人格障害を持っていた事がおおよそ判りました。簡単な判断材料では完全に一致します。印象的な出来事が完全に症例と一致するのです。
もしこの事がもっと早くにわかっていれば、もっと違った医療が受けられたのではないかと思います。そして僕自身にも対応の仕方などがわかったかもしれません。
病院、あるいは先生を選ぶ事も高度な医療を受ける為には重要な事だと思います。
あとは、救急隊の当たり運でしょうか?
他に当然、いざという時の自らの救急処置の知識が愛する人の命を左右する最大の医療だと考えます。不幸にもその知識が僕にはありませんでした。


84 原点 青葉 2002/05/12 09:18
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
「癒しと語らいの掲示板」にも
少し書かせていただきましたが、

少しここで深めてみたいと思います。

昨日ある講座で私は、
たまたま癌センターで緩和ケアのボランティアに参加されている方と
知り合いになりました。

その方は、ご自身も癌の手術のために4回ほど入院された経験を
持っておられました。

闘病されていた時に、
沢山の方にお世話になり、家族のありがたさが分かり
それが生きる力になったので、そのご恩返しと思って
ボランティアに参加しているのだそうです。

自分から先に
癌の闘病の経験を話すことはないのだけれど、

他のボランティアの方にはお話されないような立入った事まで
その方にお話になるのは、

きっと患者さんは苦しさの理解者と直感されるからではないか。

そんな事を話されていました。

定年退職後にボランティアでもしようと始められた方とは、
考え方に違和感があるともおっしゃっていました。

お手伝いしてあげる。助けて上げる。何々をしてあげる。
きっと、そんな視点はいらないのですね。

同じ高さの目線でお話する姿勢、
一緒に歩もうとする姿勢こそが
医療の現場においても忘れてならない大切な原点なのです。

どんなに精密な医療機器を使っても、高価な薬を処方しても、
この原点を忘れていたなら患者と医療者の心の溝は埋まりません。

そしてこれは、
現代に生きる私達の生活のすべてにおいて、
失われつつある大切な原点でもあるのではないでしょうか?


85 久しぶりのカキコ。 akikaze 2002/05/12 14:51
女性 / 40歳台 / 夫 / 3年以内 / 日本国内
50代で大学の介護福祉学科に入学している方と、友人になりました。
彼女は去年の夏にご主人を癌で亡くされています。
10年近く看病をしてきたそうです。
何故今大学なのか?の問いに、

自立してほしいと、娘さんに言われた事と、今までたくさんの人にお世話になってきたので、ご恩返しをしたい、そして勉強してみたいとの思いなのだそうです。
自宅で看取った事で、生き地獄だったそうです。壮絶な闘病生活だったのだろうなと想像します。

苦しみが分かっているからこそ、手助けができる、少しでも居心地よく
過ごせるように、細かなところに手が届くのは、やはり実際に愛する人を介護したり、介護されたりした経験があるからこそだと思うのです。
後悔は、どんな場合にも残るといわれますが、最後まで看病したという
満足感と、諦めがあるのだと思います。

で、やはり辛い鬱状態を看て来た場合もある種、心の癌という見方をしてもいいと思うのですが、やはり自らの手で死を選んでしまったという
事実が病死とは違う?死亡診断書にも病死とは書けない訳で・・・・

家のように、鬱状態だと診断されて、薬を飲み始めて2週間で自らの命を絶ってしまった夫の場合も、いまだどう理解してよいのかわかりません。
あの時薬を飲んでいなかったら・・・・死ぬ元気もなかったのではないかと、今でも思っています。薬が必要だったのか・・・処方は間違っていなかったのか・・・・

鬱を患っていた人の、何%が自死してしまったのかは、おそらく
きちんとした統計は出していないと思うし、闇の中だと思います。

薬で鬱が治った例もたくさんある事、
心の風邪という事で、気軽に心療内科に行くべきだと考える人も増えて
います。私はその境界線がよくわからないでいますが。

治らずに死んでしまった人に対する、ケアがまったくないのが、おかしい・・・・何か隠されたものがありはしないかと、私は、助からなかった側として、こだわっています。

覚悟の死に対しても、思う事がいろいろあります。
切腹の時代は、たくさんの人が死んでいった時代でもあります。
日本人の流れる血に、最終的な手段として、死があるのでは
ないかと思う時があります。科学では99%解明されても
1%はわからない・・・

最近「歎異抄」を読み始めました。
私はまだ40代ではありますが・・・こんな経験をすると、親鸞
なども読んでみようと思うんですね。人間の持っている欲望や
心理をどのようにコントロールして生きていくかが、わかったら
楽でしょうね・・・・・

そう言えば15年前に亡くなった父の本棚には、仏教関係の本が並んでいました。私も70代の方に、歎異抄をすすめられました。

親鸞の時代も、酷い時代だったそうです。当時の人の世界は
狭く、迷信深かっただけに彼らの不安や恐怖は今日の我々よりも
はなはだしかった・・・今は親鸞の時代と通じるものがある・・・
そんな事も書かれてありました。
医療の話と、離れてしまいました・・・・。ごめんなさい。



86 これまでを振り返って 青葉 2002/05/25 21:01
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
今まで、
家族の病を通して直接お話させていただいた医療関係者、
あるいは、いくつかの本を読んで間接的に見てきた医療関係者の姿を
私なりの狭い視点で、
感じたり考えた事を書き込ませていただきました。

もう一度ここで、
取りとめなく書いて来た事をまとめてみたいと思います。

夫が鬱病になってから、
何とか元のように元気になって欲しい、立ち直ってもらいたいと
私なりに努力をしてきたつもりでした。

自分の人生の伴侶として生活をともにしてきた夫が
苦しむ姿を見るのは私も辛く、
時には別人のようになった夫へ恐怖を抱き、
ある時には車で出かけた夫が事故でも起こして
誰かを傷つけはしないかと不安になりました。

常に極限状態に置かれた日々でした。
すべての希望をなくしてはいませんでしたが、
修羅場・地獄という言葉が当てはまる状況であったのです。

そして自死の結末。

これによってさらに、
遺された私達は谷底に突き落とされました。

重篤な鬱病は現代の医学では治せないものだった。
夫の決断は病ゆえのものであった。
重篤の鬱病の人は自死に至る可能性が大きい。

今はこのような考え方もある程度は理解できます。
しかし100%ではありません。
まだどこかで引っ掛かってはいます。

その頃の私にとって上のような考え方はまったく出来ませんでした。
夫の病状が進んでいると感じられる時でさえ、
いつか元の元気な夫に戻ると信じていたかったのです。

悪化すると考えるのは、
直る見こみを否定するようなものだとも思われました。

医者が治癒の可能性を否定した時すら、
自死という最悪の結末はどうしても想定できませんでした。

夫が妻と二人の子を遺して先に自ら死を選ぶなんて
考えられなかったのです。

私だけが、このような考え方をしているのでしょうか?

皆さんの今までの書きこみを拝見させていただき、
私だけではなく同様な思いを抱えてこられた方は多いのではないかと
推察しています。

統計すると、一生の間に25%の人が鬱病になるとの報告があります。
そんな意味では、ありふれた病気といえるのですが、
そのうち何%が重篤になるのでしょうか?

精神疾患による自死の場合の見方は、
死の手段が自らである点において、
癌、心臓病などによる死とは一線を画しています。

自死遺族が白い目で見られる現実。

鬱病で自死に至る場合、
周囲の者の精神的ダメージは非常に大きいです。

それなのに、この部分のケアはまったくなされていないのです。

それまで医療機関に通院していたのに、相談に通っていたのに、
投薬を受けていたのに、

死に至った場合は、相談も出来なくなり、
医療機関との関係は遮断されてしまうのです。
(考えてみれば、これは不思議な現象です。)

その後、遺族は長い間にわたって苦しみ続けなければなりません。

この落差を一体どう考えれば良いのでしょうか?

日々、より良い医療を求めて研鑚を積んでいる医療関係者は
大勢いらっしゃるのでしょう。
また、治癒して医療者に感謝されておられる方も大勢いらっしゃるのは周知の通りです。

でも、何かが欠落していると私は思うのです。
自分自身にも、精神科の医療者にも、精神科の医療システムにも、
社会にも。

・・・・・★

今日はここで書き込みを終わりにします。

が、私は、医療者も苦しい立場なのだろうと感じています。
視点を変えてみると、
苦境に立たされている医療者の姿が見えるのです。
その部分に関しては私達と何ら変わりないのです。

いずれ、その視点でもまとめてみたいと考えています。


87 久しぶりに書き込みます。 きり。 2002/05/31 01:09
女性 / 20歳台 / 母 / 1年以内 / 関東
いつのまにか1年以内となってしまいました。
確かに…。
自分の中でこの8ヶ月は、ぐしゃっとひしゃげたように押しつぶされたままという感覚です。
母の死はまざまざと昨日のことのようで、時間が壊れて止まってしまっているような。
でもこの数日、少しだけ、ほんの少しだけ、その時間が厚みを取り戻しつつあるような感じも抱いています。

青葉さんの書き込みで、ふと思ったことを書かせていただきます。
久しぶりなので横槍でしたらすみません。
>自死遺族が白い目で見られる現実。
 やはり社会的には、世間一般的には、白い目で見られてしまうものなのでしょうか。
 私自身は幸いそういうことに鈍感なのか、
 身近な話せる人には機会さえあれば(むしろ無理やり作っているかもしれませんが)
 できる限りありのまま話すようにしています。
 8ヶ月の間、周囲の時間は当たり前のように過ぎていき、
 押しつぶされた自分はその流れについていけないでもがいているようでした(そして今もまだ)。
 その中で、この出来事のことを話せなくなってしまうことが一番辛いのです。
 自分を甘やかしているだけなのかもしれませんが、
 話させてくれる人、聞いてくれる人、拒否したり否定しないでいてくれる人には、
 手当たり次第話してしまっているかも知れません。お恥ずかしい話ですが。
 聞いた相手の方にしてもどう受けとめていいか戸惑ったり、
 あまり聞きたくない話であることもあるでしょうけれど。
 ただ、完全に納得できることはないにせよ、少しでも気の済むまで話すことや、
 自分のうちに留めてしまわずに、思いを凍りつかせずに外へ出すことは
 青葉さんが↓のように書かれた精神的ダメージを
 少しでも軽減するのに、私個人には役立っているように思っています。
 たとえばこうした掲示板も、そういう力を持っているのではないかと思いました。

>鬱病で自死に至る場合、
>周囲の者の精神的ダメージは非常に大きいです。
>それなのに、この部分のケアはまったくなされていないのです。
>それまで医療機関に通院していたのに、相談に通っていたのに、
>投薬を受けていたのに、
>死に至った場合は、相談も出来なくなり、
>医療機関との関係は遮断されてしまうのです。
>(考えてみれば、これは不思議な現象です。)
>その後、遺族は長い間にわたって苦しみ続けなければなりません。
 そうですね。その後も周囲の人間の生は続きますし、
 私の弱さも手伝ってか、しんどさ・きつさは想像を絶するものでした。
 時には、精神科医療を必要とするようなうつ状態に陥る場合もあると思います。
 そこにこそケアは必要なのではないかと、私は思っています。
 青葉さんも同じように考えていらっしゃるのでしょうか(考え違いがありましたらすみません)。
 社会や医療のシステムを根幹から変えるのはとても難しそうですが、
 少しでも沢山の人が、
 こうした人たちが周囲から遮断されてしまわないように考えたり、
 知るだけでもしてくださるといいのに、と思っています。
 自分にできることはほんの些細なことに過ぎないので、
 当座は自分に欠落していたもの、母と母の周囲に欠落していたものについて、
 もう少し考え続けていこうと。

***** ***** *****
言葉足らずがもどかしいですが、長くなってしまいました。
おやすみなさい。



88 きり。さん、ありがとう。 青葉 2002/06/02 09:26
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
決して横槍なんて思いません。

ご意見をいただけるのは大変嬉しいと感じています。

常に私は、皆さんから様々な視点でのお話を
聞かせていただきたいと思っています。

私は医療に従事している者ではありませんし、
夫を鬱病から救えずに自死で失ってしまった立場からのみ、
ここに思いを書かせていただきました。

ですから、皆さんからのお話を聞かせていただいて
今までとは違う見方を教えていただいたり、
忘れていた事に気が付いたりするのはありがたいのです。

ここを通して、
きり。さんのような年代の方や、
別の立場の方とお話させていただけるメリットも感じています。

私自身、子と話していて、
年代の違いを感じた経験があるのです。

若い年代の方は柔軟な受け止め方をされるようです。
子も周囲の方の理解の下にありのままを話して受け入れて貰えている様子です。

私のような年代ではレッテルを貼ったり色眼鏡で見る方が
多いのでしょうか?
あるいは、私の心の歪みがそう感じさせるのでしょうか?

詳しいいきさつを知らない方から、
「追い詰めたんだろう。」と言う意味の言葉を
返された事がありました。
「優しくなかったのではないか?」そんな疑問を
投げかけられた事もありました。

しかし、一方では何も聞かずにそっと見守って下さった方もいます。
妙な気遣いをせずに
それまでと同様にお付き合いを続けていただいている方が
本当の所多いかもしれません。

「どうして良いか分からなかった。」と訴えた私に
答えを示すのでもなく、
解釈する訳でもなく、元気付けるのでもなく、
「本当にそうよね。」と私と同じ目線で
感じていただいた方もおられました。

夫が自死した時には翌日に入院する予定になっていましたので、
関係する医師や医療機関に連絡しなければなりませんでした。
混迷している私には、
そこで交わされた会話を即座に理解できませんでしたけれど
少なくともその内容は悪い印象ではありませんでした。

それまで関わっていただいた医師は、
助けられなくて申し訳なかった。
子には「お父さんがそれまで懸命に病と闘ってきた。」と伝えるように
お話されたと記憶しています。

入院先の機関の方は、
「今までも大変でしたね。
これからお子さんの事で心配なことがでてきましたらご連絡下さい。」
と言うような事をお話してくださったのです。

月日が経って冷静になった私には、
その時の混乱状態の私が見えます。

心が凍てついていて、どんな優しく温かな言葉を掛けられても
一瞬にしてそれをフリーズさせていたのだと思います。

>>自死遺族が白い目で見られる現実。
>やはり社会的には、世間一般的には、白い目で見られてしまうものなのでしょうか。

完全に否定はできません。
でも白い目の方ばかりではないのです。

>8ヶ月の間、周囲の時間は当たり前のように過ぎていき、
>押しつぶされた自分はその流れについていけないで
>もがいているようでした
>(そして今もまだ)。
>その中で、この出来事のことを話せなくなってしまうことが
>一番辛いのです。

そうですね。
誰かに話したい。受け入れてくれそうな方に話したい。
客観的に考えたり感じたり出きる方に話したい。
私も長い間そう思い続けて来ました。

何人かにお話させていただいた事もありました。
けれども、あまりに重過ぎる内容だったので
しっかり受けとめられる方は私の周囲には
残念ながらいらっしゃいませんでした。
(…と感じていました。)

いつも話した後には後悔がありました。
伝わらないもどかしさと相手に負担を与えてしまった事に対しての。

>ただ、完全に納得できることはないにせよ、
>少しでも気の済むまで話すことや、
>自分のうちに留めてしまわずに、
>思いを凍りつかせずに外へ出すことは
>青葉さんが↓のように書かれた精神的ダメージを
>少しでも軽減するのに、私個人には役立っているように
>思っています。

安心してすべての自分を表現できる場の確保が大切ですね。
自分の今の考えや捉え方が歪んでいようと、
それをそのまま語れる場が必要です。
語る事で自分自身をもう一度見直す事になり、
知らなかった別の自分を発見できる。

>たとえばこうした掲示板も、そういう力を持っているのではないか
>と思いました

その通りだと思います。
ここに最初に訪問した時の自分と
今の自分の明らかな違いを私は感じています。

>少しでも沢山の人が、
>こうした人たちが周囲から遮断されてしまわないように考えたり、
>知るだけでもしてくださるといいのに、と思っています。
>自分にできることはほんの些細なことに過ぎないので、
>当座は自分に欠落していたもの、
>母と母の周囲に欠落していたものについて、
>もう少し考え続けていこうと。

大きく流れを変える事は出来ないかもしれない。
けれども何らかの繋がり、引っ掛かりが欲しいと思います。

今のこの瞬間に、
自死遺族となり世界から断絶したような感覚を持たれて
路頭に迷う方がおられれば、
一緒に感じ考えていきたいと思うのです。


・・・・・・・・・・☆

私は、今まで医療者に対しての不信感をここに書いて来ました。
でも一方では、
いつも書きながらその不信感に対しての疑問も持っていました。

医療者であっても人間である。
そう考えると、
完全であることを求めて、
歯がゆさを感じ、怒りをぶつける私と
同様の思いを抱いているのではないか?

生と死が同居している医療現場には素人が知り得ない
想像できない苦労の数々があるだろう。

医療だけではなく、きっと教育、福祉、政治…の世界でも同様の事が言えるのでしょう。

時間が許すなら、さらに一層深く掘り下げて考えてみたい。

まだまだ私の思索はこれからも生きている限りにおいて続いていきます。

ごめんなさい。私も長くなってしまいました。

きり。さん、考えるきっかけをいただいて、本当にありがとう!!!


89 「見守る」ということ ぱーる 2002/06/07 14:40
女性 / 30歳台 / 弟 / 1年以内 / 関東
いろいろな ホームページや本を見ると、
「ですから、その鬱病の家族を監視するのではなく、見守っていてあげてください」
などと書いてある。読んだ時は「なるほど!」と思う。

弟はもともと、疲れがあまり顔に出ないし、
心境も人に語らない(とくに両親には)人でした。
鬱+人格障害+etc. と診断され、実家に戻ってきてからは、
さすがに 気分や集中力の変動が激しかった。

でも、そんな彼も、
調子がいい時はホントに元気 かつ穏やかだったのです。
そんな時に、「(近所の)本屋にいって、○○買ってくるねー」って
出かけていく彼を、どう「見守」ればいいのだ?
「ごめんね、そのバッグの中身 見せて」って?
「私も行く!着替えるから 待って!」って?
「あ、いってらっしゃーい。私も読みたいから、次貸してね〜。」って?

日々、家にこもりっきりだった彼が、
天気のいい日に 「散歩してくるー」と言ったら?・・・

日常って、そういうものですよね。

彼が買い物や散歩に行っている間、
家族はとても緊張してしまう。長い長い時間。
やがて、「ただいまー」って帰ってくると、心の底から安堵する。
その繰り返しでした。

弟が病院に行くのをいやがって以来、家族の不安は消えない。
弟自信も苦しいし、家族もだいぶ疲弊している。
おかしなことも、だんだん普通(?)になってくる。

それが現実でした。


91 今日は弱気です、ごめんなさい。 kumi.c 2002/06/09 19:34
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
今晩は、ちょっとお久しぶりです。
書きたいのになかなか書込み出来なくて…。どの掲示板も読むので精一杯…
そこから何を感じるかを感じ取るのは、とても苦手です。
何も感じないようにして、日々の仕事をこなし、ただ生きていくのは、ある意味簡単で楽なのかも知れません。
祖母を亡くしたときも、多分何も感じないようにしていたのだと今になって思います。
後で必ず躓くとわかっていながら…。


今まで、ここで述べてきたことは、決して嘘ではないし私の本音であるはずなのに、
今になって息苦しい感じです。
医療に携わるものは、多分そこで起きていることの問題点にもいち早く気付いていながら、なかなかそれを是正できず、本音を表出することも難しく、自分の無力さに絶望する…。
そんな中で、燃えつきた医療者を幾度と無くみました。
次は私かもしれない、そう思いながら。



より良い医療のあり方…って何でしょう?
それは、患者、家族、医師、看護師etc…それぞれの立場で微妙にずれてくるように感じます。
本当は、患者さんが中心だと思うのですが…。
今まで私が携わってきた‘医療’は、どうだったろう…。
今更ながら振り返り、考えています。


今は、つらいです。
こんな自分をもどかしく感じています。





92 矛盾(ぱーるさん、kumi.cさんへ) 青葉 2002/06/10 00:05
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
ぱーるさん、kumi.cさん
お久しぶりです。

・・・・・・・・・・

ぱーるさんに書いていただいた事

「見守る」って、
私にとっては、とても難しいことでした。

たった3文字で表せる簡単な言葉ですが、
それを実行するのは至難の業なのではないかと
改めて感じます。

理想的な見守る姿勢とは、どのようなものなのでしょうか?
日々様々な事をこなしながら
非の打ち所なく見守るって出来るものなのでしょうか?

病に苦しむ者の為に自分のすべてを犠牲にして
動く事が可能なのかどうか?
私には分かりません。

私にはそれが出来ませんでした。

夫が逝ったのは冬の早朝で、
私はまだ布団の中にいました。

もし夫が心配であるのなら、睡眠時間を削ってでも
見守る必要があったのかもしれませんが、
そこまでは出来なかったのです。

「見守る」事の限界を感じないわけにはいきません。

100%「見守る」事が出来なかった為に

「あの時、もっとしっかり見ていれば」と
自分を責める気持ちにもなりました。

しかし、ぱーるさんが言われているのと同様に、

私も日々不安、恐怖、緊張感を抱えていて、
神経が疲弊していました。
ですから、
その瞬間にどう考えても理想的な対応は
難しかったとしか考えられないのです。

私にはあれしか出来なかった。
あれだけが精一杯であった。

とっても難しい対応のはずなのに
「見守る」という簡単な言葉が
簡単に出来る事のように思わせてしまう。

実はそんな落し穴があるのではないでしょうか?

・・・・・・・・・・

kumi.cさんが書かれた事。

>何も感じないようにして、日々の仕事をこなし、
>ただ生きていくのは、ある意味簡単で楽なのかも知れません。
>祖母を亡くしたときも、
>多分何も感じないようにしていたのだと今になって思います。
>後で必ず躓くとわかっていながら…。

5年以上経った私は思うのですが、
何も感じないようにして日々の事に集中する時期も
必要なのではないでしょうか。

直後は、
何かをしていなくては、私は気が狂いそうな恐怖を感じていました。
それまでと同じように過ごさなくては、
それまでの時間の流れが壊れて止まってしまう。

誰にも相談できず、まったくの手探り状態で
ほとんど本能的にそのように感じて動いていたと思います。

そして
それは私にとっては意味のあった対応であったと
今振り返ってみて感じます。

>今まで、ここで述べてきたことは、
>決して嘘ではないし私の本音であるはずなのに、
>今になって息苦しい感じです。
>起きていることの問題点にもいち早く気付いていながら、
>なかなかそれを是正できず、本音を表出することも難しく、
>自分の無力さに絶望する…。

真剣に考えれば考えるほど、理想を追えば追うほど難しい。
自分の非力を感じてしまう。自分の中の矛盾を感じてしまう。
人間として成長していくのは、このような時なのではないでしょうか?

ある所まで進んで、振り返ってみると疑問が湧いてくる。
立ち止まってまた考え直してみる。
思考を止めても良いかもしれません。
しばらくすると新しい考え方が自然と見えてくる。
そんな繰り返しで
私達は少しずつ前に進んでいけるのではないでしょうか?

今、kumi.cさんの中で新しい変革が起こっているのだと
私には感じられます。

>今は、つらいです。
>こんな自分をもどかしく感じています。

そう感じているご自身を否定せずに是非大切にして下さいね。
きっと何かを感じ取れるはずです。

・・・・・・・・・・

今まで医療に的を絞ってここでお話を深めてきましたけれど、
医療だけではなく
すべての面において現代の日本社会の歪み・矛盾
・失われつつある大切なものが
見えて来たようにも感じます。


93 青葉さんへ kumi.c 2002/06/11 20:37
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
青葉さん、
ありがとうございます。
実はこの1月ほど、ずっと独りで考えて悶々としていたのです。
自分が何を考えているのかよくわからなくなってしまって…。
今は、焦らず、そんな今の自分のままを大切にしようと思います。


今日、梅雨入りしましたね…。
雨の季節です。
ちょっと脱線しますが、私の好きな歌の歌詞の一部を書かせてください。



たとえどんなに傷ついても
どれだけ傷つくことになっても
誰にも僕は止められない

僅かな光を見つければいい
今は太陽があがらなくても
「降りだした雨はいつかやむんだね…」

「そうさこの雨はいつかやむんだね…」



Gacktの“dears”という歌の一部です。
私も、やまない雨はないと信じてこれからも進んで行こうと思うのです…。





94 悶々とする時 青葉 2002/06/12 23:01
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
医療のテーマから少しはずれてしまいますが、

kumi.cさんの

>実はこの1月ほど、ずっと独りで考えて悶々としていたのです。
>自分が何を考えているのかよくわからなくなってしまって…。

と書いていただいた事、
実は、私は何度も同様の経験をしているのです。

掲示板に訪問して、
皆さんからの意見を読ませていただき、
お話させていただいて
多様な考えを自分の中に消化吸収していく作業の中で、
どうしても不消化の部分が出てくるのですね。

皆さんの意見が受け入れられなくなる。
立場、状況、年齢
それぞれに異なっている方の集合体である掲示板。
その事のギャップを感じる。
あまりに皆さんが眩し過ぎて、
自分が惨めに思える。
現実社会に身を置く事での軋轢もでてくる。
新たな生きにくさも感じてしまう。

そのような時に私は自分がわからなくなりました。

何の為にここに書きこみをしているのだろう。
私が書きこみをする意味はあるのだろうか?
どこに焦点を絞って話せばよいのだろう・・・と。

ここに訪問して少し解放されたと思っていたのに、
「自分が今このような生活を続けているのは許される事なのか?」
再びそんな考えが頭をもたげて来ます。

私の仕事は医療関係ではないですが、
仕事の中で何かトラブルがあると、
「このような私だから、このような立場の者だから
トラブルが起こるのかもしれない。」
そんな考えに行きついて苦しく辛い気持ちになりました。

この悪循環から抜け出す方法は人それぞれなのでしょうけれど

kumi.cさんが書かれたように

>今は、焦らず、そんな今の自分のままを大切にしようと思います。

これは私には、とっても有効な方法でした。

そのままの自分の気持ちを肯定も否定もせずに受け入れる。
大変な中で苦しむ自分を認める。「苦しいのは当然だよ」って。

それから気になる事を少しでも解消する為に工夫して動いてみる。
あるいはまったく違う事に取り組んでみる。
読みたいと感じる本を読んでみる。
この掲示板にありのままの気持ちを訴えてみる。
お風呂にゆっくり入ったり、散歩など軽く体を動かしたり
・・・ゆっくり心身を休める。
他にもまだまだ試したものがあります。

どれが最も効いたかはっきりわかりませんが、
これまでの私の場合は、
色々試すうちに自然と快方に向かったようです。

・・・・・・・・・・

私が試した方法は、

鬱状態から鬱病にならないための薬以外の方法の一つに
なりうるのでしょうか?
軽い鬱病から重症の鬱病に進まないための方法にはなるのでしょうか?
それとも鬱病というのは脳内の神経伝達物質の異常だから
まったく効果が期待できないものなのでしょうか?

私には未だに良く分かりません。

それから、
カウンセリングと精神医療の境界もはっきり分かりません。

この部分で専門家に尋ねた事もありましたが、
理解力の不足している私には、
明確な返答は得られませんでした。

ここは確か期間限定の掲示板だったはずでしたが、
いつ終わりになるのでしょうか?

時間にあまり余裕の無い中での書きこみなので
私の書きこみは中途半端に感じられる内容が多いのです。

視点を変えるなら医療に関するテーマが
まだまだ他にも見つかりそうでもありますね。

でもテーマを広げ過ぎるのも大変そうです。

と言う訳で私もまたまた揺れ動いてしまいます。

・・・・・・・・・・

とりとめなくダラダラ長く書いてしまいました。
いつもの事ながら平日はさらに思考がまとまっていませんね。
ごめんなさい。
また頭を冷やして出直します。



95 医師として友人として ありさのママ 2002/06/26 18:57
女性 / 30歳台 / 父 / 3年以内 / 関東
このコーナーに書いていい内容かどうか
よくわからないのですが見当はずれだったら
ごめんなさい。
実は、私の自死した父は「夜眠れない」と言って
いっしょに住んでなかったのでたしかではないのですが
「ハルシオン」というなかなか病院でも出さない睡眠薬を
10年近く飲んでました。
友人の総合病院の院長先生に頼んで特別に出してもらって
いたそうです。
他の薬では眠れないからとよく言ってました。
それを聞いた時に「そんなに不眠なら心療内科でも行けば
いいのに」と心の中では思ってましたが一度もそう言えませんでした。
今考えるとどうしてその薬を出した友人でもあり医師でも
ある先生は父に「心療内科や神経科」への受診を進めて
くれなかったんだろう?と疑問をもちます。
だって素人の私だって「ハルシオン」は危険な薬だと
わかる位有名な薬なのに・・・。
「ハルシオン」では、逝かなかったのでまだあきらめられるけど。
本当に父を友人と思ったら言われるまま薬を出さなかったんじゃ
ないかなぁと思いました。
もし父は「ハルシオン」で逝ったら逝けるものかはわからないけど
その先生を恨んじゃうだろうなぁ。


96 お薬の話 kumi.c 2002/06/28 22:22
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
ハルシオンの話が出ましたので、少しだけお薬の話をさせてください。
私が以前精神神経科に勤務していた時の知識なので、多少古くなっているかもしれませんがその点ご了承ください。


精神科で処方される薬は、大量服薬のことも考えられていて、一度にたくさん服んでも死に到らないものが一般的です。
(古くからある薬はこの限りではない様ですが…。)
ちなみにハルシオンを大量に服んだとして同様です。
ハルシオンは色んな意味で有名な睡眠薬ですが、本来の使用目的においては、とてもよい薬のひとつで決して危険な薬ではないのです。
…薬というものは、どんなものあっても、使い方次第でプラスにもマイナスにも作用する、ということのようです。


ありさのママさんのお父さまのご友人であるその医師の方が、どのように考えられて薬を処方されていたのかはわかりませんが、きっとご友人であるお父さまのことを思われてのことだったのではないでしょうか。



この掲示板が、臨時から常設になりましたね。
私はこれからも医療に関わる様々なことをここで皆さんとお話出来たら嬉しく思います。
自死に関してはもちろんですが、自らの医療体験から感じられたことなども伺うことが出来たらと思っております。
どうぞこれからも宜しくお願い致します。






97 kumi.cさんへ ありさのママ 2002/06/29 08:57
女性 / 30歳台 / 父 / 3年以内 / 関東
さっそくレスをありがとうございます。
「ハルシオン」を飲まなければ眠れなかった父を
友人の医師は、「変だなぁ」と思わなかったのでしょうか?
頼まれて深く考えずに出してたんですね。
不眠になる位父は悩んでたんですよね。
私も毎月「心療内科」に行くと必ず「夜眠れますか?」って
聞かれます。
「不眠」は、なにかのサインになるのですか?
もしよかったら教えてください。
全然別の事ですが第一回の「青い空の会」の時に
kumi.cさんがはめていた黒のビーズの指輪素敵でしたね。
kumi.cさんの手作りですか?
私も友人に教えてもらって最近作り始めました。
むずかしいですね。
脱線してすみません・・・。


98 ありさのママさんへ kumi.c 2002/06/30 13:15
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
今日は。
ハルシオンは、比較的軽い睡眠剤なので、不眠を訴える方には、内科等でもよく処方されるようです。
たしかに“眠れないこと”は、ある意味本人の状態を示す(多分それもあまり良くないであろう)サインのひとつであると考えられます。
また、不眠は日中の生活や、精神状態にも影響を与えてきます。
不眠を訴える方には、まずは薬を使ってでも夜はしっかり眠って休むことが出来る環境を整える様にすることが優先されてきます。


“良い眠り”はとても大事なものなのですよね。人にプラスのパワーを与えてくれる。
眠りの質が落ちると、気分的にもネガティブになりがちです。



何だかお返事になっていないかもしれませんね、ごめんなさい。
あのビーズの指輪は残念ながら自作ではないのですが、とても面白いところで購入したエピソードがあるのです。
いずれまた青い空の会でお会い出来た時にでもお話ししますね。
では、また。



99 私も薬を けやき 2002/07/05 22:40

こんばんは
私も夫に薬を与えました
医療の場に近いところにいるので
ハルシオンではないですが同じような短時間型の薬を

もともと神経の細いタイプで
枕が替わったりちょっとでも心配することがあると
眠れないタイプだったので
それまでも旅行のときとかに服用してました
本人も眠れることが楽だといってました

最後のときですが夫の場合ほんとに理由がないんです
借金もない特別不仲ではないし 転勤したばかりですが
仕事も厳しいときではなかったしいじめられるようなこともありませんでした
私はいつもの不眠ぐらいにしか思ってなかった
不器用な人なので
新しい環境に慣れるのにひとより時間がかかるのはわかっていたので
眠れないことは辛いから薬ででも眠れたほうがいいと思いました
眠れないときってふつういい事ってあまり考えないでしょう
ため息ついて寝返りうってくよくよ・・・・・
自分で克服していくしかないことで
何も助けてあげることはできないと思ってました
だから眠りだけでもと思ったのですが
役にはたちませんでした



100 誤解 青葉 2002/07/07 14:49
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
薬について話題になっていますね。
私も書かせて下さい。

夫も私も薬は余り好きではありませんでした。

夫は普段から健康管理に気を配り
体力が落ちないようにと
自主的にトレーニングまでしていました。

体調の悪い時でも十分な睡眠をとったり、
休養をとったりして乗り越えていました。

ですから、
夫は鬱病になってから処方された薬を
積極的に服用してはいませんでした。

副作用を気にしていましたし、
副作用によって胃腸の調子が悪くなると、
それを止める為に処方される薬を飲むより
服用するのを中止する方を選んでいました。

無知であった私は、
薬で心がコントロールできるとは
考えにくかったし、
服用しなくても心の持ち様で
何とかなるものなのではないかと
勝手に思いこんでいました。

一般の皆さんはどの程度、
精神科の薬について理解されているか分かりませんが、
案外私のように捉えている方も多いのではないでしょうか?

辛さを薬で乗り越えるのが一般化している状況。
しかし一方では夫のように
薬だけ出せば解決するわけではない患者もいる。

ありふれた病、心の風邪のようなもの、
との言われ方をしている鬱病。

こんな言われ方をすると軽い捉え方をしてしまいがちですが
実はこじらせると大変な事態を招く怖い病気なのです。

本当にありふれた病気であるなら
もっともっと知識を分かりやすく広めて欲しいし
こじらせる前に手をうって欲しいのです。
予防精神医学を広めて欲しいとも思います。

鬱病、薬、対応の仕方など、
まだまだ誤解している部分が多いのではないかと
自分を通して思います。



101 やっとたどり着けました メグ 2002/07/09 00:13
女性 / 60歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
パソコンを触ったこともない私が、必死の思いで自死遺族の掲示板にたどり着き、そこで青い空を知り、そこで鬱病のことをたくさん読ませていただきました。一人娘を4月23日亡くしました。
自死のコーナーで、カズ様に助けて頂きました。それまで医療に関する所にも投稿しましたが、納得の出来る回答はありませんでした。娘は東京の職場で鬱病となりました。自ら受診しておりましたがそのまま4ケ月働き、(職場を離れるのだから2、3ケ月もすれば良くなりますよ)と、太鼓判を押され余裕で、大阪に戻ってまいりました。ところが、日に日に重症になっていきました。どんなに大量の鬱劑を飲んでも、ひどい落ち込みは容赦なく襲いかかりました。ベゲタミンを飲んでも眠れなくなっていました。本当に鬱劑は
効いていたのだろうか。落ち込みのひどいときはただ眠らせて欲しいと言っていたのに、打つ手はなかったのだろうか。臓器移植やガン治療は、あれだけの進歩を遂げているのに、精神医療の立ち遅れは、なぜなのだろうか。たくさんの疑問を残して、娘は苦しみのない世界に飛び立ちました。心の風邪引きと言う言葉が大嫌いです。心のガンと言った方が適切かと思ったりしています。



102 メグさんへ 青葉 2002/07/10 21:36
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
昨日、メグさんの投稿を読ませていただきました。
すぐに何か一言でも書かせていただきたかったのですが、
私にとっては、今が仕事が最もきつい時期ですので、
やや遅れてしまいました。

時間に余裕のある時に沢山のお話をこれからしていきましょう。

語り深めるためには、
ゆっくりのペースで時間を掛ける必要があります。

>たくさんの疑問を残して、娘は苦しみのない世界に飛び立ちました。>心の風邪引きと言う言葉が大嫌いです。
>心のガンと言った方が適切かと思ったりしています。

私も沢山の疑問を持っています。
考えれば考えるほど、私自身の誤解そして疑問、
立場の違いによる意識や考えかたのずれ、
その間にある大きな溝を感じてしまいます。

新聞等に『鬱病は治る』なんていう題名の本が紹介されていますが
重篤な状態になったのならどうなのだろう。
直らないからそんな本が紹介されているのではないかとさえ
思っています。

そんなに簡単なものではないですね。
癌や心臓病などと同じように難しい面を持った病気なのだろうと
私も捉えています。

治療しているのに「なぜ悪化するのだろう?」と
主治医に質問した事がありました。

その時の医師からの答えは
「癌だって治療しても悪化するではないか。」というものでした。

「こころの風邪」とは、きっと誤解を招く言葉ですね。
鬱病への偏見を軽減するために使われ始めたのかもしれませんが、
別な意味で何か落し穴があるように感じられます。

私の夫は一時期、とっても状態が良くなりました。
職場への復帰も具体的に話が進んでいました。

けれども復帰するのが不安だったのか、好転したのも束の間で、
すぐに悪化に転じました。
坂道を転げ落ちるように加速度的に悪化していきました。

この辺りにも主治医から、
何か家族に対してコメントが欲しかったと思うのです。
良い意味でのコミニュケーションが
もっともっとなされていたらなと思うのです。

患者の立場では遠慮もあって聞けない場合が多いです。
医療者も時間的な制約があって細かく話せない限界もあるのでしょう。
両者を結ぶ良いシステムがあればとも感じています。

精神医療の歴史を紐解いてみると、
不幸な歴史があるようです。
それが立ち遅れや歪み偏見に繋がっている一因になっています。

現在の日本社会のあり方、人間の結びつきの問題点
失われつつある日本古来の物の見方考え方などにも
原因があると感じています。

カウンセリングがもてはやされる時代になってしまった事の問題点も
私は感じています。

今日は時間の関係で多くは語れませんが、
まとまった時間の取れる時にまたゆっくり書かせていただきます。

もし宜しかったら、
過去ログを御覧いただければ
メグさんにとって何か発見できるのではないでしょうか。

何か感じた事がありましたら、
またここに投稿していただければありがたいです。

これからも宜しくお願いします。


103 う−−−ん。 はーとろーど 2002/07/11 16:20
男性 / 30歳台 / 子 / 10年以内 / 中部
はじめまして,メグさん。
投稿をありがとうございました。

医療のあり方という趣旨の掲示板ですので,
その面についてのみ,お話しさせていただきますね。

それ以外のメグさんの様々な思いに関しては,
また,癒しと語らいの掲示板などでお話しできればと思います。

☆−−−−−

>心の風邪引きと言う言葉が大嫌いです。
>心のガンと言った方が適切かと思ったりしています。

サイトのコンテンツの一部に
「心の風邪と呼ばれるように,めずらしいものではありません。」
と表記している私なので,ガツンと来ました。

けど,メグさんの言われる意味よくわかります。
風邪という表現の捉え方にもいろいろあるのだなと感じました。

私は病気(=器官の障害)として,鬱病は,少なくはないもの
の意で使いましたが,そうではない捉え方もありますよね。
表現の方法として,補足も合わせて考えてみたいと思いました。

ありがとうございました。

☆−−−−−

私の感じるところを少しだけお話しさせてください。
(メグさんにというものではありませんので・・・)


まず,風邪というものについて。

風邪は確かに少なくない数の方が罹患されますが,
じっくり休むことで体内の免疫機能によって,
器官障害が改善され,元の状態に戻ります。

けれど,対処の仕方,環境,資質などによっては死に至る場合もあるし,
死に至る別の器官障害を併発する場合もあります。

インフルエンザを風邪とするなら死に直面する疾患と言えますし,
その疾患によって,死に至ったとすれば癌と見えるかもしれません。

この面では,同じ構造があると私は考えています。

☆−−−−−

それと鬱病は本人にも医療者にも「ごまかしやすい」という
特徴があります。
(癒しと語らいの掲示板 2917のleeronさんより)

そして,私は「医療者」側の「ごまかしやすい」面が気になります。

原因が特定されていませんので,それに類した症状,結果が
見えた場合,鬱病であるとしている場合が多い気がするんです。

鬱病であるから・・・という前提に立った場合,
良くも悪くも対処方法が最善とは言えない方向に進む可能性があります。

鬱病の主な障害器官は脳内にあると言って良いと思いますが,
そうではなく,他の器官の障害が症状を引き起こしている可能性もあり,
この場合は,別の療法がより良い選択であるに決まっています。

また,そうではなく,統合失調症からの症状の場合もありえます。
(この場合は間違いなく早期治療最優先と知りました)

さらに,同じ症状,同じ結果である鬱病であっても,
どこの器官のどこの機能が障害を発生させているのか,
実際にはわかっていないし,いろいろな鬱病の器官障害がある
と考える方が私は自然だと思えるのです。

このあたりのこと,私は素人判断しかできませんが,
わからないこと,わかること,医療者はプロとして明確に伝えること,
また,常に最新の情報からの最善の選択ができること,
さらに,それができる環境を作り,維持すること。

そんなことを社会として進めてもいいのかなと考えています。

☆−−−−−
まとまりがなく,すみません。
また,間違い,言葉の使い方の配慮などあれば,
遠慮なく,御指摘いただければと思います。


104 メグさんへ cecil 2002/07/11 18:16
女性 / 40歳台 / 夫 / 1年以内 / 西日本
私の夫も長年のうつ(そううつ)病から 入院、復職、休職という道をたどり去年の10月亡くなりました。
最後の病名は「身体性表現障害」というものでしたが 精神科の病気は検査の数値やMRIの画像で診断がつくというものではないので10人の精神科医にみてもらたら10通りの病名がついていたかもしれません。

うちの場合ははカウンセリングはほとんど何の役にもたちませんでした。
軽いうつの場合は 心の中をさらけだしもう一度自分を見つめ直すをいうことが可能なのかもしれませんが、うつが進み自分の内面に精神が集中し過ぎて心がカチカチになっている状態でのカウンセリングはかえって危険だったのでは と今は思っています。

薬もいろんなものを飲んでいました。いまはやりのMMRI(だったかな)も全種類試しました。日本ではまだ認可されていないけど有効だといわれるものがあればなんとか手に入れました。

言うのも恥ずかしいんですけど拝み屋さんにも何件も行きましたし、宗教の話を聞きに言ったりもしてました。お金もいっぱい使いましたよ。
ある宗教で3か月間の合宿があり、そこでひたすら作業や神様に対するお勤めをすれば治る と勧められました。
とにかく自分自身のことにばかり集中している夫の気持ちをなんとか他の方に逸らせられればと思っていた私は そういう合宿もひとつの手かなという気がしましたがが 今となってはどうだか
わかりません。(実際は参加できませんでした)

最新精神医学では脳の中のセレトニンという物質の分泌がいろいろな精神病に関係しているという説になっているようです。
そのセレトニンをコントロールする薬がMMRIなのですが 効き目のほうはまだまだのようです。

私はいつも うつも脳の外科手術で治せればいいのに思っていました。もしかしたらいつかそんな時代もくるかもしれません。

去年の今ごろはそんな感じであがきまくっていました。できることは全部やったと思っています。

それでも だめなものはだめでした。

精神医療は人間の尊厳にかかわってくる場合もあるのでなかなか前に進みにくいのかなあとも思います。

今は私は 夫は心の寿命が人より短かったんだと思っています。
そう思って自分を納得させています。

メグさんになにか声をかけたいと思って書き込んだのですがうちのことばかり書いちゃってごめんなさい。
またお話できたらいいですね。


105 ・・・ cecil 2002/07/11 18:21
女性 / 40歳台 / 夫 / 1年以内 / 西日本
ごめんなさい
MMRIでなくてSSRIでした。


106 もう一度 cecil 2002/07/11 19:02
女性 / 40歳台 / 夫 / 1年以内 / 西日本
私の書き込みは現在うつで苦しんでいる方たちにとっては ちょっと刺激が強すぎたかなと反省してます。

うちの夫のことはひとつの極端な例であって、ほとんどの場合は良い先生の適切なカウンセリングや投薬で完治するそうです。


107 cecilさんへ ぷく 2002/07/14 00:10
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 西日本
 「うつは治る」そんなタイトルの本を見るたびに心が痛みます。

 cecilさんの書かれた状況がうちのダンナと似ていたので、驚きました。休職中に一度入院し、元気になったように見えて、復職が決まっていましたが、結局出勤できないまま、やはり去年の10月に亡くなりました。

 確かに本人の意識が自分の内面にしか向いていない状態では、カウンセリングを受けても無意味ですよね。特に男の人は、自分の感情を話すことが苦手な人が多いような気がします。

 ダンナも私にはいろいろ言ってくるのに、病院に行ってもいつも5分で出てきてしまっていて、薬だけをもらいに行っているようなものでした。特にひどいお医者だったというわけではないと思うのですが。薬はちゃんと飲んでいたのですが、それでもだめでした。

 >心の寿命が人より短かったんだ。
そういうふうに思えたら。
そう思うしかないですよね。


108 新米です。よろしく メグ 2002/07/18 10:18
女性 / 60歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
たくさんのご意見ありがとうございました。なにしろEメールってなに?の状態からはじめめていますので、時間のかかることこのうえなしです。それにこの画面、皆様のようにたくさん書き込めないのです。ですから短いとぎれとぎれの内容になると思いますが、
よろしくお付き合い下さい。昨日もNHKで鬱病のことをしていましたが、相も変わらず3 〜4週間で薬の効き目は現れるといっていました。たしかに年単位で振り返って見れば、去年よりも少しいいかなと、感じられることはあったように思えますが、落ち込みが始まると、本人にとっては、恐怖心がいっそう強くなり、状態が
良くなってからどんなに説明をしても、(心の苦しさは、外から見ただけでは、解らない。)と、受け付けなくなっていきました。
そんなとき医者は、言葉の魔術で患者の心に入り込めないものでしょうか。親は無力でした。相手を思う心は、世界中の誰よりも深く大きなものを持っていたつもりなのに、身近な者に対しては、相手もマンネリ化してくるのか、心を開いてくれません。それどころか反発するようになりました。思うように回復しないいらだちであることは、痛いほどわかります。だから逆らえません。


109 続き メグ 2002/07/18 12:02
女性 / 60歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
時間が出来ましたので続けます。反発は、主治医に向けられました。最後に巡り合った方は、良い先生でした。でも落ち込みが始まると、その先生に対しても不信感を持ってしまいました。亡くなる前日など、一時間近く話を聞いてもらっていたのですが、本人は、かえって悪くなったとしか、言わなかったのです。私の最後の言葉は、「あきらめたらだめよ。必ず良い波が又やってくるから、待ってね。」でした。腕をさすり、抱き締めて・・・、でも軽くその手を振りほどきました。とどめは、もと同僚の軽い鬱にかかっている人からの、何げないメッセージでした。(時々、今死んだら楽になれるだろうな、もう苦しまなくてすむのにと、思うこともある・・・でした。あまりにもあっけない亡くなり方に、「死なないで」といってきた自分の言葉が、どれほど娘を苦しめて来たかとただただ
後悔の念ばかりが襲って来ました。鬱病患者の家族には、医者は
どうして、このような事態になることを告知してくれなかったのだろう。ガン告知と同様受け止める側に問題があるのもわかりますが一切そのような説明はなかった。患者以上に頑張らねばという気持ちが強すぎたと思います。鬱病はその人の運次第。そんな気がします。


110 久しぶりに訪ねてみて。 きり。 2002/07/18 23:15
女性 / 20歳台 / 母 / 1年以内 / 関東
ごぶさたしております。
…その間に、こちらの掲示板が常設になったんですね。

>青葉さん
すっかり遅レスになってしまいましたが、[88]では暖かい言葉をかけていただいてありがとうございました。
なんとなく気分が動揺するたびにこちらを訪ね、
思うところを書くことで整理させていただいている気がしています。
随分と甘えさせていただいているような、
でも考えや気持ちを整理していくのに、とても大切な場だと感じています。
こちらこそ、本当にありがとうございます。

>メグさま
はじめまして。
まだ遠いことでなく、なんとお声をかけたものかと戸惑うばかりですが…(失礼にならないか…
生意気な言葉になってしまわないか…それだけが気がかりです)。
はじめのうちの私は、自分こそおかしくなってしまうのではないかと
思うくらい混乱していたように思います…。

「こころの風邪…こころのガン」という言葉に、つい反応してしまいました。
本当に、私も、メグさんがおっしゃるように感じていると思います。

日常ひくような風邪程度…と安易に考えてはいけないこともある。
うちの母の場合は、本当に“ガン”だったのだ…と後になってからひどく悔しく、
何故もっと早いうちに、家族である自分が対応できなかったのだろう…
という考えが頭を離れません。
(つまり、悪化して最悪の状況になる以前のどこかのポイントで、
もっと良い対応ができたのではないか、こんな結果にならずに済んだ
ターニングポイントのようなものが存在したのではないか…。
私個人は、我が家で起こったことについてそう感じている訳なのですが。)
そういった意味では、
「風邪」という捉え方が浸透することによって、少しでも多くの方が、
医療の場に足を運び、“初期治療”を“きちんと”受けられるようになるのなら…と望むばかりです。
お薬の話題も出ていたようですが、
やはり“精神科”とか、“薬”というものに対して、
敷居の高さや抵抗感はあって至極自然なものだと感じるからです。
敷居が少しでも低くなるのには、十全ではなくても悪くもない言葉かもしれない、
と考えています。

ただ、それとこれ、自分の周りに起こった事やそのことにまつわる自分の思いというのはまったく別です…。
一番後悔していることは、母に対して優しくなかった自分。
そして具体的には、病院へ一緒に行ってあげなかった自分。
母は精神科にかかってはいましたが、
自分の内面や家庭の状況、生活の乱れ(睡眠・気分…etc)などを、
ドクターの前でも包み隠してしまっていたようでした。
「薬にたよらず自分で何とかしなくては」など、母の中にその“敷居”はあったのだと思いました。
そして、思うように快方に向かわないことで、一層病院への不信感、がっかり感のようなものが、
母の中で証明されていってしまったのかもしれない。
「やっぱり頼ってはいけないのだ」と。
私は何故、一度でも一緒に足を運ばなかったのか。
これだけは本当に、拭いようのない後悔です。

…つい散漫に長くなってしまいました。
また来ます。みなさま、今後とも宜しくお願い致します。


111 静かな流れの中から 青葉 2002/07/20 10:19
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
ここの静かな流れが好きです。
このような穏やかな流れが私には合っています。

メグさんに書いていただいたこと

>腕をさすり、抱き締めて・・・、
>でも軽くその手を振りほどきました。
>身近な者に対しては、相手もマンネリ化してくるのか、
>心を開いてくれません。
>それどころか反発するようになりました。
>思うように回復しないいらだちであることは、痛いほどわかります。
>だから逆らえません。

メグさんの娘さんへのお気持ちが私にはよく分かります。
まさしく私そのものだからです。

本人がもっとも辛いのは分かります。
けれども支える家族もまた辛いのです。
第3者ではなく、家族だからこその辛さがあります。
しかも悲しい結末。

患者を支える家族に対する細かな助言、精神面での支援、
病気に関する専門的な見方や考え方、
薬の副作用を含めての知識等、温かで丁寧な説明が
もっともっとなされていたなら、
私達の受け止め方も変わっていたのかもしれません。
今のような悩み方とは違っていたかもしれません。

今の医療に不十分なのは、この部分なのですね。

もちろん、医療を変えようと動かれている方が
大勢いらっしゃるのも事実です。

また変えたいと思っても
従来からの医療制度がそれを難しくしている現実もあります。

患者、家族も悩みますが、
別な視点から見ると医療者もまた苦悩しているのですね。

困難な中、医療に携わり犠牲になってしまう例も残念ながら
少なくないのです。

そのような中で、自死遺族となってしまった私達ができることが
あるのかもしれません。

医療にすべてを求めるのではなく、

患者や家族も考えるべきこと、努力すべきことや
責任を持たなければならないことがあるはずです。

そんな視点でこれからもここで考えを深めていかれたらと思います。

>そんなとき医者は、
>言葉の魔術で患者の心に入り込めないものでしょうか。

そんな言葉があったらよいですね。
娘さんも直前の面接ではそれがなされなかったのでしょうけれど、
何回かの面接の中で、
心に入り込んだものもあったのではないでしょうか?

入り込めるときもあるし、難しいときもあるような気がします。

>鬱病はその人の運次第。そんな気がします。

確かに、心臓病やガンと同様に受け入れなければならない辛い面も
重篤なうつ病には潜んでいるように私も思います。

自ら死を選択してしまうという点には
最後までひっかかりを感じますが。

きり。さんの言われたこと

>なんとなく気分が動揺するたびにこちらを訪ね、
>思うところを書くことで整理させていただいている気がしています。
>随分と甘えさせていただいているような、
>でも考えや気持ちを整理していくのに、
>とても大切な場だと感じています。

私も同様です。

気持ちの整理になっています。

独りよがりの偏った見方にならないように
謙虚に受け止めていきたいです。

熟考された皆さんからの視点はありがたいですし、
実際に医療の現場に従事されている方からのメッセージは
心強くも感じます。

まだまだ、皆さんからの貴重な投稿、
本や新聞を通して得られる新しい考え方にふれ、

私がやらなければならないこと、できること
求められていることは何か模索していきたい。

そしてできれば、
これからの私の人生の中で
そのことを実行にうつしていきたい。

まだまだ私の思索は続きます。

これからもよろしくお願いします。


112 鬱病 レスポアール 2002/07/23 20:35
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
 はじめまして。
 皆さんの、鬱病に関わる書き込み読ませていただきました。
 わたしも、
   「鬱は心の風邪、ではなく、心のガン」
 とゆう言葉とても、ぐさっときました。
 
 彼が、亡くなり初めて、鬱とゆう病気の怖さがひしひしと解りました
 我が家の場合、
 転院した、病院の先生に、鬱病ではないと、診断されて、
 それから、2週間のちに、自死の道を選んでしまったのです。

 とても、大きく世間には有名な病院でしたので、私も家族も先生の
 言葉を信じてしまい、
 彼に、心のよりどころ居場所を無くならせてしまったのです。
 3年間、心療内科に通い、まじめに、お薬も飲んでいました。
 世の中に出回っている鬱の薬、最大量を服用していました。
 一日に、35錠ほど・・・
 それが、
 転院して、半分に減れされて・・・
 最後の1週間は、自分で飲むことを止めてしまい、先生も、
 それで、いけるのならと・・・
 寝る前の、睡眠導入剤だけに・・・・

 これは、医療ミス?? 
 なのかなぁ?とも、考えたりしています。
 でも、
 亡くなってから、先生のところは行っていませんし、たぶん
 先生も、事実はご存知ないと思います。
 こういう場合は、病院に話をしに行くべきなのでしょうか?
 とは言っても、まだ、私自身が彼の死から立ち直っていないので
 病院に行く勇気はありませんが・・・
 行ったとしても、先生は話を聞いてくださるのか・・・・・



113 病院と復職 ぷく 2002/07/23 23:34
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 西日本
 私もダンナが亡くなってから、病院に行けません。それどころか、病院のそばにある私の実家にさえ近寄れず、一度も帰っていません。
 ダンナが亡くなった家で、毎日生活できているのに...。

 病院でどういう診断をされていたのか、知りたいとは思うのですが。

 今週のAERAに「鬱病からの仕事復帰」という記事が載っていて、思わず買ってしまいました。今さらそんなの読んでもしょうがないんですけどね。

 完治後いきなり復職するのではなく、治しながら段階的に復帰できるような職場体制が望ましいというようなことが書いてありました。

 でも、今の日本企業でそういうことができる企業が、どれだけあるでしょう。それでも、ダメモトで相談してみればよかったのかなと思います。


114 鬱病について レスポアール 2002/07/24 00:03
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
たぶん、今の日本には、鬱とゆう病気にかかっている人たくさん
いるのでは?ないでしょうか。
でも、医療の最前、現場ではどれだけ、鬱病について、治療技術が
進んでいるのでしょうか?
 こちらの、皆さんの書き込みや、癒しと語らい・・・・を
読んでいた方が、よっぽど参考になる気がします。
 でも、こちらにたどりつくのは、最悪の事態が起きてから、なのですよね。
 


115 メグさん、見つけた!! カズ 2002/07/24 13:28

大変遅くなってしまい、ごめんなさい!

この掲示板は苦手だったんです、もう何を専門的に考えても

辛くなりますし、僕にここで書き込める知識も教養も無いと

判っております。ですからほとんど読むことも無かったのです。

でも良かった!!メグさん運がいいですね、はーとろーどさん、

青葉さんは、最も頼れる人ですから。

ここまできたら、もっとにぎやかにいろいろ話せる場所へ案内

します。

この「青い空の彼方」の最初に戻り、「癒しと語らい掲示板」を

選んでください。たくさんの書き込みや、仲間で驚くことでしょう

そして、ご安心できるはずです!

僕もまだパソコンは苦手ですよ(笑)。自分のペースで参加して

ください。またそこでお会いしましょうね!


116 レスポアールさんへ カズ 2002/07/24 13:55
男性 / 40歳台 / 妻 / 6ヶ月以内 / 関東
>こちらの、皆さんの書き込みや、癒しと語らい・・・・を
>読んでいた方が、よっぽど参考になる気がします。
> でも、こちらにたどりつくのは、最悪の事態が起きてから、な
>のですよね。

本当にそうですね、レスポアールさんの書き込みのここは、
僕にとっての重い十字架です・・・。
もう考えません、と、思いつつ皆さんの書き込みに
励まされています。
まだ日も浅く、お辛いでしょう。でも冷静に向き合い、考えている
その書き込みは、僕に何かヒントをきづかせてくれています。

これは大変だ、目を離したら大変だ!と確信して、2日目の夜に
最悪の事態に・・・。

いまでも真実は特定できません。ただ鬱病に考えさせられる事。
妻への想いが、僕を動かしています、前向きに!!



118 鬱病 たこぱんだ 2002/07/24 17:05
女性 / 30歳台 / 母 / 3年以内 / 中部
私の母も死ぬ前に心療内科や、神経内科に通っていました。
一度、病院から出された薬を大量に飲んで、救急で病院に運ばれた時、
胃を洗浄してもらい、ベットが空いてないので、調子良くなったら、
帰って下さい、と言われ、入院できる病院も良い精神科の先生も紹介してもらえませんでした。鬱病は今の医療ではあまり、深刻に考えてないように思えます。鬱病は心のガンだとも言われてますが、普通のガンなら今は最善の治療が行われます。私は母の診察について行ってましたが
少し、母の様子を聞いて、薬をだし、ものの5分で診察は終わり、こんなんで治るのだろうかって不安でした。母が死ぬ前、鬱病についていろんな本を買って読みました。鬱病は必ず治る病気だからとか、患者を
はげましたり、がんばれとか言ってはいけないとか書いてあり、母にどう接していいのかわかりませんでした。母が死んで私も鬱病になるんじゃないかと不安でしたが、でも、病院だけは行きたくありませんでした。母を助けてくれなかった病院なんか絶対いくもんかと今でも思ってます。
母が死んでからその病院には行ってませんが、先生方は診ていた患者が
死んでどう思うのでしょう。
よくある事でなんとも思わないのでしょうか?


119 カズさん leeron 2002/07/24 19:51
男性 / 30歳台 / 弟 / 3年以内 / 関東
少しでも、おなじ悲しみを共有される仲間を励まされたいお気持ちは
分かります。

そして、そういう風にカズさんを突き上げる感情があることも、
熱いお気持ちがあることも、分かります。

ただ、どこに書き込むか、どこが落ち着いて書き込める場所かは
人それぞれです。

そのために、いくつかの傾向の違う掲示板を作ってあります。

明らかに場違いな書き込みであれば、適切な場所にお誘いすることは、
まったく問題ありませんが、そうでない場合は、その気になられるまで
落ち着いて書き込みをしていただくことが原則です。

メグさんを心配されるお気持ちは尊いです。
なにか、役に立ちたいというお気持ちもすばらしいです。
でも、そっと見守るのも大切ですよ。

・・・・・・・・・・・・・
と、言いつつ、カズさんの姿が見えないと寂しいですけどね。
先輩に意見をするというのも生意気ですが……。
偉そうでごめんなさいね。

ちょっと管理人モードにならせていただきました。





120 そうですね! カズ 2002/07/24 20:38
男性 / 40歳台 / 妻 / 6ヶ月以内 / 関東
leeronさん、確かにそう思います。
まだまだしょうも無い僕ですが、
遠慮なくご指導下さい。

気持ちが先行しすぎると、
脱線しがちになってしまいますね、
いや〜めんぼくないです。




121 精神科 レスポアール 2002/07/25 22:56
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
たこぱんださんの、先生たちは、患者が亡くなったらどう思うのか?
私も、疑問に、思いますよ。
 よくある事なので、なんとも思わないのでしょうか???
 これは、とても、怖い事ですよね。
 だから、なかなか、この病気の治療が前に進まないのでしょうかね。
 そして、世の中にも、なかなか理解してもらえないのでしょうか。




122 共感します ナウ 2002/07/27 14:02
女性 / 40歳台 / 弟 / 1年以内 / 関東
久々に記載します
読んではいるのですが、時間的、精神的に
書く事ができないでいる「ナウ」です

弟が、亡くなってから6ヶ月が経ちました
私と父は、弟の通院する心療内科に何度も
同行し、また、それぞれ地元の心療内科に
「家族の対応」を何度も相談しました

弟の妻は、何度父が「鬱病だから一緒に病院に
行って欲しい」と頼んでも、「病気じゃありません
性格です」と言い張り、癒すどころか、弟がさらに
悩むような言動を繰り返していました
なぜ、助産婦の免許を持つ彼女が、薬も飲み、2週に
一度通院する弟の「鬱病」を受け入れなかったのか
今でも理解できず、許せない事実です
これらの背景をもつ「弟の自死」ですが

先生方は診ていた患者が
死んでどう思うのでしょう。

患者を支える家族に対する細かな助言、精神面での支援、
病気に関する専門的な見方や考え方、
薬の副作用を含めての知識等、温かで丁寧な説明が
もっともっとなされていたなら、

でも、医療の最前、現場ではどれだけ、鬱病について、
治療技術が進んでいるのでしょうか?
こちらの、皆さんの書き込みや、癒しと語らい・・・・を
読んでいた方が、よっぽど参考になる気がします。
でも、こちらにたどりつくのは、最悪の事態が起きてから、
なのですよね

これら皆様の記載には、全く同感しています

cecilさん、青葉さん、私は、貴方方のように
やれるだけ、あらゆる治療を、弟にしたかった
何とか、救いたかった

自分の知識が不足していた為に、また、機転が利かな
かった為に、助けられなかった

悲しくて、やりきれなくて・・・の毎日です






123 この1週間の皆さんの投稿に 青葉 2002/07/27 21:45
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
1週間ぶりに、こちらに訪問してみました。

皆さんからの多くの書き込みに、
再び考えさせられています。

☆レスポアールさん
 が書かれた

>こちらの、皆さんの書き込みや、癒しと語らい・・・・を
>読んでいた方が、よっぽど参考になる気がします。
>でも、こちらにたどりつくのは、最悪の事態が起きてから、
>なのですよね。

そうなんです。
家族のほとんどは最悪の事態が起こるまで
死に至るとは考えられません。

残念ながら、私がそうであったように
世間では鬱病を軽く考えている傾向が
あるような気がしています。

本当は、
ナウさんが以前 81 で書かれたように、
軽いうちは完全に治癒できる病気なのでしょうけれど、
風邪(軽症の鬱)から肺炎(重傷の鬱)に
なってしまったら死に至る怖い病気なのです。

この部分をもっと広く知らしめなければならないと感じます。
自死の約半数は
精神的な病を抱えているとの報告もあるのですから。

☆たこぱんださん
 が書かれた

>鬱病は必ず治る病気だからとか、患者を
>はげましたり、がんばれとか言ってはいけないとか書いてあり、
>母にどう接していいのかわかりませんでした。

この部分も、たこぱんださんと同様でした。
私もどう接したら良いのか本当のところ
理解できませんでした。

以前に「見守る」との言葉が出てきましたが、
たった3文字で表現できる言葉だからこそ、
難しい対応のはずなのに、簡単な対応と
誤解を生んでいるのかもしれないですね。

そのような中、病院への不信感から、
不安があっても受診できなくなってしまうのです。

>先生方は診ていた患者が
>死んでどう思うのでしょう。
>よくある事でなんとも思わないのでしょうか?

この部分も、私はひっかかります。
医療現場で死が軽く扱われるような現実ないだろうか?と。

☆ぷくさん
 が書かれた

>完治後いきなり復職するのではなく、
>治しながら段階的に復帰できるような職場体制が望ましいと
>いうようなことが書いてありました。

>でも、今の日本企業でそういうことができる企業が、
>どれだけあるでしょう。

この部分も私はほとんど同様の思いです。

リストラ・倒産という厳しい現実の中で、
どこまで温かい対応が望めるのでしょうか?

☆ナウさん

>やれるだけ、あらゆる治療を、弟にしたかった
>何とか、救いたかった

>自分の知識が不足していた為に、また、機転が利かな
>かった為に、助けられなかった

どうかご自分を責め過ぎないで下さい。
助けられなかったのは、
ナウさんの責任ではありません。

今の医療体制、
鬱病に関する知識の広め方、
薬の処方の仕方、
精神療法の進め方、
医療者と家族の連携のあり方・・・・・。

様々なことが重なり合って最悪の事態を招いたのです。

☆カズさん

>いまでも真実は特定できません。ただ鬱病に考えさせられる事。
>妻への想いが、僕を動かしています、前向きに!!

気がつかれた事をこれからもお書き下さいね。
医療に対して私達素人の者が感じていること、
それはより良い医療を実現するためには大切なのです。

☆・・・・・・・・・・

私達のような悲劇がこれから少しでも減少するように
出来ることをしていきたいです。

そんな一歩を踏み出せたらどんなに良いでしょう。

皆さんと手をつなぎ合いながら、いつか実現したいですね。


124 過去ログ メグ 2002/07/30 21:40
女性 / 50歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
青葉様 お礼の返事がおそくなってしまいました。過去ログを見てというお言葉も心に届かず、必死で書き込んでおりましたが、やっと我に返りゆっくり読み進んで行き、ついに過去ログに到着しました。おっしゃるとおりでした。私の心の中のこと、ほとんど語り
尽くされていました。画面を見ていますとあまりにも疲れますので全部印刷して、ゆっくりと読み尽くしました。どうしょうもなく
落ち込み出したときは、これを読み返します。これから私の道しるべに、なってくれそうに思っています。
ところでひとつ気になったことがあったのですが、14 京子
2002/01/20の方には、年齢もなにも書かれてなかったのですが、医療に関する掲示板ですから、もしかして娘では?と、
思ったのですが・・・。もし違っていましたら京子さんぜひ教えて下さい。
これからも皆様の書き込み読ませていただきます。そして、鬱病に対して、何か自分に出来る小さなことから挑戦して行こうと考えています。


125 出来る事。 レスポアール 2002/07/30 22:37
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
青葉様の、書き込みはいつも私の心に響いてきます。
 私たちのような、悲劇を繰り返さないよう、出来る事から、・・・・
実現ができたら、良いですよね。
素晴らしい事だと、思います。
 私などは、きっとお役には立たないと思いますが、
 それでも、何か、微量でも、出来ることがあれば・・・・
と、思います。




126 最近再び向き合っています。 青葉 2002/08/01 22:12
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
今まで夫を失った立場での疑問点を中心に
ここに書かせていただきました。

その中で何が足りなかったのか?
どうしたら私達のような悲劇が起こらなかったのか?
これからの私達に出来ることはないだろうか?

過去に起こった出来事はもう消えないのだから、
過去を振り返ってそこから何かを学び、
これからに生かせる事を模索したい。

私の中にそんな願いが生まれてきました。

少しでも冷静な目で捉え、客観的に考えたいと、

以前に触れたことがありましたが、
精神科医あるいは医療現場の方が書かれた本を
時間に余裕のあるときに細々と読みつづけてきました。

読んでいく作業の中で怒りを感じたり疑問を感じてきた部分、
今まで逃げていた部分とも、もう一度向き合ってみたいと思います。

それは辛い作業になるのかもしれません。
けれども、大切な何かを発見できるような気がします。

その作業の中、時々気がついたことや捉えなおしたことを
またここに書かせていただきたいと思っています。

☆メグさん

過去ログを全部お読みになられたのですね。
そのエネルギーに脱帽です。
気がつかれた事を是非率直にお書き下さいね。
それを刺激に、また私なりに考えを深めさせていただきます。

京子さんのことが書かれていましたが、
メグさんのお考えの通りでした。
最近訪問されていないようなので、
出過ぎかなとも思いましたが、
私が代わってお答えさせていただきますね。

☆レスポアールさん

出来る事、是非考えていきましょう。
そのために、医療者の立場で書かれている本を
もう一度何冊か読んでみたいと思っています。

鬱病のこと、その原因について、
社会のあり方≪ジェンダー(男女差)について≫等等・・。

・・・・・・・・・・☆

様はおやめ下さいね。
青葉さんが私にはよい響きです。
遠慮なくざっくばらんにフリートークしていきましょう。
肩の力を抜いて、
これからも宜しくお願いします。


127 こちらの掲示板ではおひさしぶりです。 koko 2002/08/02 01:00
女性 / 40歳台 / 子 / 3年以内 / 北海道
最初の頃に書き込みをしたまま、ずっと読むだけに
なっていました。

みなさんの書き込みを読んで、考えさせられることが
たくさんあり、いろいろ学ばせていただいています。
が、この「医療」に関してはなかなか思ったことを文章に
することができず、最近では読むだけです。

またそのうち、考えがまとまったら、書かせてください。
まとまらなくても書いてしまうかもしれませんが。


メグさん、はじめまして。

過去ログ読まれたのですね。
そして
>鬱病に対して、何か自分に出来る小さなことから挑戦して行こうと考
>えて いらっしゃる・・
優しさと力強さを感じました。
亡くなった娘さんを思う気持ちがメグさんを突き動かして
いるのですね。
ぜひ、これからもメグさんのお考えを読ませていただきたいな
と思いました。

※京子さんのプロフィールですが、癒し掲示板の方にありました。
 女性 / 40歳台 / 子 / 2年以内 / 四国
 となっていました。


128 今も奮闘中です ふゆみ 2002/08/04 00:04
女性 / 30歳台 / 祖母 / 10年以上 / 関東
祖母は祖父の命日に首吊りをしました
ショックでした。まだ鬱病と言う言葉さえ、理解していませんでした。
皮肉な事に6年前から、私の主人も鬱病になり、2人の子供を抱え働きに出るようになりました。
私もとても精神的に辛く、このまま死んでしまいたいと思っていた矢先
私の母は知ってか知らずか、私に祖母が死んでから20年余り一日も、祖母の夢を見なか
った日は無い。絶対後悔しないようにしてね。と言いました。
ハッとしました。
もし私が、死んだら母は死ぬまで苦しむでしょう。
死なないで善かった。
今は主人と子供と気長に鬱病とせっしてます。
家族の合言葉は生きてればナントカナルサです。




129 慣れというのは不意義です ふゆみ 2002/08/04 23:05
女性 / 30歳台 / 祖母 / 10年以上 / 関東
主人は、おそらく遺伝性のものと何処の病院に行っても言われました

先生の言うとおり、なるべく話し掛けないようにしました。
まだ4歳の子供にも、言い聞かせました
どうして、何でなの、疑問ばかり
私がいけないのか?

と言ってもいられず3人を食べさせなければいけないので
ガムシャラに働きました。

先生にも何度も本当に治るのでしょうか?と幾度も聞きました
帰ってくるのは薬をのんで寝ていれば80%は治ります
ばかり

でも1つだけとても効いた事が有りました。
それは毎日、私が主人の日記を時間単位で、つける事でした
それを先生と主人が読み返し、この時どう思いましたかなど、
毎日、毎日おなじ内容が何ヶ月も続き、ある日、食事の後片付け
をしてくれていて、とても嬉しかったと、かいてから
少しつづつ平行線をたどりつつ
今は何とか休みつつ仕事に復帰できるようになりました。

でも会社の帰りフットと電車に飛び込みたくなる時が有るって言います
ドキッとします

明日から又、仕事、頑張らなくっちゃ!ハハハ



130 ふゆみさんへ 青葉 2002/08/05 22:35
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
はじめまして、青葉と申します。

ご主人の病気のこと、
ふゆみさんが精神的に辛い日々を送られたこと、
おばあ様が逝かれたこと、
そのために20年余りお母様が苦しい思いをされたこと・・・など、
多くのことを書いていただきました。

ふゆみさんの投稿を拝見していろんな意味で考えさせられました。
その中から2点に絞って今回はお話させていただきます。

1点目、主治医の方の診断と指示に忠実に従う事に関して

2点目、ご主人のためにつけられた日記を介して
    ふゆみさんとご主人と主治医の方が話し合った大きな意義

今現在、ご主人は快方に向かわれておられるのですね。

(本当に良かったですね。
 完治されるようにと祈らずにはいられません。)

すべて主治医の方の指示通りに動かれたから
快方に向かったのでしょうか?

ふゆみさんは、しばらくの間、
不安、迷い、疑問を感じながら毎日を送られていましたね。
そのために一時は精神的に極限状態にまで追い詰められてしまわれた。
しかし、お母さまのお話で、はっと気づかれて思いとどまられた。
少なくとも主治医の方が
極限状態のふゆみさんを救ったわけではありませんね。

(主治医の方のコメントに揺れ動きながらも生活の為に
 一生懸命に働かざるを得なかったふゆみさんは昔の私と重なり、
 胸が熱くなります。)

日記をつけられたのは主治医の方の提案だったのでしょうか?
それとも、ふゆみさんが思いつかれたのでしょうか?

いずれにしても、「食事の後片付けが嬉しかった」と
書かれたことが転機となって快方に向かわれたのですね。

きっと、「嬉しかった」の言葉が
病気になられてかたく閉ざされたご主人の心を温め、
開かせたのだと思います。

最近、精神科の病に関する本を少しずつ読んでいます。
その中に
    「自死する人は、事業の失敗、不治の病・・・など、
     早急には解決できない悩みを抱え、
     物理的に家族や友人と一緒に生活していようと
     心理的には孤独を感じている。」

のような部分がありました。

この記述はある意味で私達自死遺族にとっては残酷に響きます。

私達は孤独を感じている人に対してどのように接していたなら
孤独感を和らげることが出来たのでしょうか?

簡単なようですが実はとっても難しい対応です。

その難しい孤独を打開するためのヒントが
ふゆみさんの投稿に隠されていると感じました。

文章が整ってなくてごめんなさい。

もう少し本を読み進め、感じたことをまとめてから、
また改めて書かせていただきます。


131 はじめまして michi 2002/08/06 09:57
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 北海道
ここには少し前から来ていましたが始めて書き込みしますmichiといいますよろしくお願いします。息子をなくしました。鬱でした。心を閉ざしていてあまり自分を出していなかったように思います今思うと孤独だったろうとも思います閉ざされた気持ちは想像がつかないくらい深いものだったと。。。主治医の先生はもっと家族と話したほうがいいと思いました。本人の様子もわかるし、本人と長く接する家族の対応は大切だから、そして家族のケアはとても大切だから。ここでのお話を読んで欝は重い病気の一つではと思いました。息子がどうしてこんな病気になったのかなーと言ってたのを思い出しました。助けてあげられなかった。。。ふゆみさんのご主人が快方に向かわれているとの子と良かったですねふゆみさんのお体どうぞ大切になさってくださいね


132 michiさんへ、そして中間報告1 青葉 2002/08/06 19:38
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
michiさん、

はじめまして、青葉と申します。

初めての投稿ありがとうございました。

私はこの掲示板で鬱について皆さんと考えていきたいと思っています。
私達のような悲劇が起こらないように出来ることを
模索したいと思っています。

これからも気がつかれた事を是非お書き下さいね。
宜しくお願いします。

私のつたない中間報告ですが、書かせてください。

鬱病は間脳(感情の中枢)の機能障害から起こるとされ、
ある種の神経伝達物質が減少すると鬱病になるとされています。

そのために治療は間脳の調整をすればよいことになるのです。

鬱病は大きく分けて3つになるようです。

@身体因性うつ病 ・・・頭部外傷やインフルエンザなど身体の病気が           鬱病の原因になっている。
A内因性うつ病  ・・・体の内部に原因がある。
B心因性うつ病  ・・・倒産、死別等大きな心理的なストレスが原因           になっている。
@〜Bはさらに細かく分類できるようです。

そしてどのタイプによるかで治療も異なるのだそうです。

たとえば、投薬などの鬱病の治療と同時に
@なら、身体疾患の治療も並行して行うし、
Bなら、心理療法・家族内の人間関係の調整・
 職場のストレス解消など心理的なアプローチが必要とされます。
 
鬱病の症状ですが、
 鬱病になると、感情は悲哀的になりやすく、
 些細なことにも悲観的になる。
 嬉しいことにも反応しない。表情はさも悲しげで、
 ため息をついたり涙ぐんだりすることが多い。
 疲労感が強く無気力で何をするのも億劫である。 
 歩行も前かがみに力なく歩く。胸が重苦しく、せつない気分である。

 意志面では活動力が低下し、行動がのろまになる。 
 話し掛けられても余り話したがらない。
 ひどい場合には混迷状態と言って、
 まったくしゃべらず動かない状態になる。
 気分変動の激しい病気の初期と回復期には、しばしば自死を企てる。
 重症例では約3分の1が自死を企てる。

しかし、適切な治療を受ければ直るとされています。

まだまだ続きますが、余りにも長くなってしまうので
ここで切り上げますが

やはり難しいと言わざるをえない病気だと思います。

以前に書いてきましたが、鬱病になった私の夫は別人のようでした。

私が温かな対応をしているつもりでも、
健康なときのような反応をしなくなっていました。

私の気持ちは届きませんでした。

今、もう一度専門的な立場でわかりやすく書いた本を読んでいます。

世間一般的に言われている鬱に関する考え方、
対応のしかたとのずれを感じてしまいます。

読んでいくにしたがって、
私達の対応のせいだけで大切な人が亡くなったのではないと
私は確信に近いものを感じています。

少しずつ本を読み進めて考えたことなど
これからも書かせてくださいね。


133 青葉さんへ レスポアール 2002/08/09 21:58
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
  青葉さんこんにちは。
   青葉さんは、本当に色々な本を読み、勉強をなされているのですね。
  今も、鬱に関しての、本を読んでおられるとの事で・・・

 「 私たちの対応のせいだけで、大切な人が亡くなったわけではないと、確信しておられるとのこと。」
  本当に私たち(私)の対応のせいだけでは、ないのですか?
  私も確信したい・・・・です。

  青葉さん、また、この事教えてください。
  宜しくお願いします。


  


134 あー苦しいのは、私だけじゃ無いんですね ふゆみ 2002/08/09 22:40
女性 / 30歳台 / 祖母 / 10年以上 / 関東
今週、仕事をしながら(不真面目ですが)久しぶりに祖母の事を
母の事を考えました。
私は、当時、中学生でした。
母をメギツネと呼ぶ祖母が許せなく
たまたまだったのですが、その日は祖父の命日の前の晩でした。
祖母に言っては、言ってはいけない事を言ってしまいました。
多分、父も母もその事は知らないと思います
つぎの朝、祖母は首をつりました。

苦しかった誰にもいえなかった

今でも、ふっと、あの時の躁鬱病で苦しんでいる
祖母の気持ちを解ってあげられなかった自分
あんな事を言ってしまったから
バチがあたったんだーなんて
子供じみた事を考えます

今週は一週間、主人は仕事に行ってません
冗談で、主人に・たまには主婦してねーなんて朝は出勤しました
ハハハ何時も、こんな感じ
子供は、オカアは眠りの国の王子様と結婚したんだね
ですって・・・違うんだけど
そういう事にしておきましょう
今週は、私の仕事が休みなので、お子様サービス週です


135 青葉様皆さんへ ふゆみ 2002/08/10 21:55
女性 / 30歳台 / 祖母 / 10年以上 / 関東
自殺した祖母は卑怯だと父は言いました
そうではないと思います。
だからと言って、家族が悪いとも思いません。
同じ様に、苦しんでます。理解できずに、死なれ自分のせいではないかとね。

主人を色々な病院に連れて行きました。でも皆、同じ診断でした。
その中で主人に一番に言ったことは
死なないでくれ、子供達が一生、苦しむから
それは主人の鬱の特長の生真面目な性格に響いた様です

日記の事ですが、長い鬱病で主人は、まったく別人になり
先生に、あなたは以前はどんな性格の人ですか?と聞かれた時主人は
解らない、覚えていませんと答えました。ショックでした。
日々の生活でも、ご飯を食べたか、さっき何をしていたか
さえ覚えていない状態でした
先生は、薬を飲んで寝てるしかないとの事
でも納得できず、先生に頼んで診断の時、面倒ですが日記を見てほしい
と頼み先生は快く受けてくれました
先生も、こんなに成果が有るとは思ってなかった様です


136 ふゆみさんへ、そして「内観」について 青葉 2002/08/14 10:48
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
レスが遅くなりました。
3日間ほど遠出していました。
その間、色々考え刺激を受けてきました。

>苦しかった誰にもいえなかった

今まで誰にもお話されなかったことを、
勇気を持ってお話していただきました。

辛いことをお話されたことで何かに気がつかれたり、
見えたりすることにつながると思います。

ふゆみさんが中学生の時におばあ様が逝かれたのですね。
年齢からすると鬱についてもわからなかったでしょうし、
おばあ様の気持ちを理解するのも難しい時期だったのだと思います。

大人になって年月を経て鬱だとわかっても
重篤な場合100%理解するのは難しい病なのです。

知らないが為に悲しい結末につながったのは、
とっても残念ですが、
これは医療者の説明不足もあると思いますし、
社会全体が陥っている常識の落とし穴のような気もします。

ですから当然ばちがあたったというものではないと思いますし、
ばちとの考えは遺族にとっては残酷な響きを持ちます。

>先生は、薬を飲んで寝てるしかないとの事
>でも納得できず、先生に頼んで診断の時、
>面倒ですが日記を見てほしい
>と頼み先生は快く受けてくれました
>先生も、こんなに成果が有るとは思ってなかった様です

ふゆみさんのご提案だったのですね。
3分間診療の現実の中では出来ないことだと思います。
ふゆみさんと主治医の方との出会いは幸運でしたね。

このふゆみさんの書き込みから、私は内観療法を思い出して、
早速検索してみました。

内観療法は、鬱病にも効果があると書かれていました。
すべての人に大切な考え方との指摘もありました。

簡単に紹介させていただきます。
興味がありましたら検索してみてください。

「内観」とは、
死を目前にしたとき
人間が真剣に自分の過去を振り返るその状態を、
今まだ生きているうちに行い、
自分を見つめようというものだそうです。

してもらったこと、 して返したこと、 迷惑をかけたこと

の3点について深く見つめます。
  
  自分を真剣に見つめることによって、
  今何を為すべきか、今後いかに在るべきかということや、
  そしてまだいくらか残された貴重な時間をいかに生きるべきか、
  自ら分かってくるのではないでしょうか。

上のような説明もありました。

私達は普段の生活の中で「内観」を、
少なからず行っているのではないでしょうか?
時間を掛けてもっと深く掘り下げることが
困難を乗り越えることになるのでしょうか?

ふゆみさんの投稿から発展して思いだし考えたことを
書いてみました。

これからも皆さんと一緒に、
そしてこの私(青葉様ではなくて青葉さんです。)とも
様々なことを多くの視点で考えていきましょうね。

いつもながら長くなってしまいます。
でもまだまだ、足りないぐらいなのです。
本当に我ながらあきれて困っています。


137 レスポワールさんへ、そして中間報告2 青葉 2002/08/14 10:59
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
レスポワールさん、中間報告2です。

なかなか時間が思うように取れず思考が進みません。
ゆっくりお付き合いくださいね。

>「私たちの対応のせいだけで、大切な人が亡くなったわけではないと、
>確信しておられるとのこと。」
>本当に私たち(私)の対応のせいだけでは、ないのですか?
>私も確信したい・・・・です。

私が教えるなんておこがましすぎます。
私の考えたことを聞いてください・・・と言う感じでしょうか?

私は専門家でもないですし、皆さんとともに考えていきたいのです。

一人よがりにならないように皆さんから疑問を出していただいたり、
反論していただいたり、日ごろ感じていることを書いていただいたり
その中から何かが見つかればと言う願いがあります。

そのために用意していただいたこの掲示板を
有効に活用していきたいと思います。

以前に私は家族だから出来ない見えないことがあるのではないかと
書いたことがありました。
しかし、
これはあくまでも私の主観であり、
専門家からの視点での客観的な資料が欲しいと思っていました。

それを見つけることが出来ました。
全文をここに紹介できませんので、要点のみ書かせていただきます。
  
  精神病は脳の質とその働らきが問題で、
  多くは、精神的ストレスやショックとは直接的な関係もなく
  自然発生的に症状が出現してくる。

  ただ精神病の素因をもった人の場合は、
  些細な精神的不安やショックが引きがねになって、
  本ものの精神分裂症や操うつ病を引き出してしまうきっかけになる  こともある。

  発病の仕方は多くの場合、除々に発症します。
  
  最初はなまけている、落ち着かないと言う程度の状態が続いて、
  あまり家族も気にしないうちに病状はどんどん進行してしまう。
  
  そのうち、大変困ったことをしたり言ったりするようになって、
  はじめて家族があわてだすようなことになる。
  
  まさか、自分の子供が、自分の夫が精神病になろうとは
  夢にも思ってないので、
  気付くのにおくれるのは仕方のないことかもしれない。
  
  病気に気付いて、
  すぐに専門医の治療を受ければ冶りも比較的によいのだが、
  なかなか精神科を受診するのには抵抗がある。
  
  うろたえているうちに症状は増悪して、
  どうすることも出来ない状態となって、
  治療がスタートする。

なぜ、このことが世間の常識になっていないのでしょうか?
欠落している部分があると言わざるをえません。
これ一つをとっても遺族の対応だけに責任は求められません。
調べれば調べるほどこれ以外にも、
私達社会全体が陥っている盲点があると気づかされるのです。
(これからも、その視点で続きを書いていきたいと思っています。)

悲しい結末になってから気がついても遅いことなのかもしれませんが。
でも、極々小さな事でも何か社会に向けて発信出来たらと思います。


138 精神科について感じていること すずか 2002/08/15 16:59
女性 / 30歳台 / 夫 / 1ヶ月以内 / 関東
私の夫は自分でうつ病かもしれないと言って、精神科にいきました。
家族である私には、そんなに重大な心の問題を抱えているとは思えませんでした。でも、軽いうちに病院に行けば、すぐに解決するものだろうと安易に考えて、行かせていました。

抗うつ剤の効果は数ヶ月で現れ始めました。
睡眠時間の短縮と、やる気と上機嫌。そして怒りっぽさ。
ついに彼は、私の反対を無視して新しい事業を始め、私に離婚を言い渡しました。

今になって色々な本を読めば、単なる躁病の発症に過ぎないのですが、そのときには、精神科医からの説明もなく分からなかった。
家にあった本もうつ病は治るというような単純な本で、躁鬱病の怖さについては何も触れていませんでした。
私はただ彼の人格の変化に驚き恐怖を感じ、離婚を決意しました。

その後まもなく、鬱転し、あっという間に他界することになりました。
鬱になった後で、毎日(数日間ですが)、「死にたい。死にたい。」と言うので、精神科医に「まさか本当に自殺なんてしないでしょう。」と聞いたのですが、「うーん、そういう人もいるけど。」と言っただけで、自殺しないように監視する等の注意は受けませんでした。それで、すごく軽く考えてしまったのです。

精神科に行けばなんとかしてくれる、と単純に思っていた自分も情けないのですが、精神病の家族の負担がこんなに大変なものならば、もっと家族に対して説明をすべきなのではないかと、思えてなりません。

また、躁病やうつ病は本当に恐ろしい病気であるにもかかわらず、なぜ、その症状が一般的に知られていないのかと言うことにも、腹が立ちました。

もっと、精神病に対する社会の理解が深まるべきだと痛感しました。
しかし、そう思っている私自身、自分の子供達に夫の死因を伝えることができるのか自信がありません。また、周りの人に知られたら、偏見をもたれるのではないかという恐怖を感じます。この矛盾をどうしたらよいのでしょう。


139 私もうつでした のぽのぽ 2002/08/15 19:35
女性 / 30歳台 / 母 / 10年以上 / 関東
こちらには初めて書き込みします。

>青葉さん。
鬱病についてたくさん調べたんですね。
私も、かつてそんな時期がありました。
母がなぜ死んだのか、少しでも答えを見つけたかったのです。

私も去年1年間、うつ状態で苦しみました。
自分でもおかしいと思いながら、半年以上も我慢した上に、
自分で病院に行きました。周囲の友人や同僚で、それを勧めて
くれた人はいませんでした。
今では治療も終わって、あの日々が悪い夢のように思われます。

病気とわかった途端、会社から強制的に休職させられました。
結果的には休養を十分取ったことが、一番効いたように思います。
私の場合はあまり重くなく、自殺する危険性もないとの判断から、
一人暮らしですが、自宅療養になりました。
調子には波があって、ひどい時は一日中眠っていました。
(不眠になる人が多いそうですが私は過眠でした)
あとは、青葉さんの書き込みの通りの症状で、とにかく全てが
悲観的に感じられて、死にたいとも思わないけれど、生きようと
いう意思がなく、食事も抜きがちで、食べてもおいしいという
感覚はありませんでした。

治りかけた頃、会社から一方的に解雇されました。
経営者と話したのですが、うつ病=精神病=ダメ人間、という
偏見丸出しで、どんなに病気のことを説明して、きちんと治療すれば
社会復帰できる、と言っても無駄でした。
周りの友人たちは彼らなりに私に気を使ってくれていたし、そんな
人はごく一部だと思おうとしても、一時社会不信になりました。
そして、初めて「自分は生きていても仕方がないのかも…」と
思いました。「自分が死んでも、誰も困らない」と。
今思い出すとぞっとしますが、当時は本当にそう感じていました。

>すずかさん
この書き込みを見て、不愉快に思われたら、ごめんなさい。
精神病に対する社会の扱いについて、私も全く同感です。
私も少し調べましたが、かつての精神病院に対する国の政策にも
その一端があるようです。
状況は悪くなってはいないと思うんですが、一般の理解が得られて
いるかというと、やはり疑問です。

青葉さんの、「極々小さな事でも何か社会に向けて発信出来たらと
思います」というひと言。私も考えていきたいです。




140 すずかさんへ 青葉 2002/08/15 20:23
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
すずかさん、
はじめまして、青葉です。

まだ1ヶ月以内と日が浅いので、多くの感情が交錯する時期とお察し致します。

「癒しと語らいの掲示板」の方でも、
今のすずかさんの率直なありのままのお気持ちを書かれていたので、
お声を掛けようかと思っていました。

今のすずかさんが周囲の方々に感じているお気持ちが、私には本当に良くわかるつもりです。
かつての私が、まさしくその通りであったからです。

私は自分でも悲しくなるぐらいにドロドロしていました。
振り払おうと思っても出来ませんでした。心は正直でした。

でもその気持ちを認めたから今の私があると思っています。
どんな感情でも受けとめることがいかに大切か体験を通してわかりました。

プロフィールが似ていても、
皆さんそれぞれの背景は異なっているので、まったく同じ感情にはならないし、辿る道筋も違ったものなのだと感じています。

ですから掲示板の流れで自分とは違うものを感じた時には、すずかさんのように声を発していただくのは大切なことです。

色んな立場の方が集まる掲示板なのですから、遠慮無く声を出し合っていく事で、新しい視点が生まれるメリットもあります。

それは「癒し掲示板」でも「医療掲示板」でも同じです。

・・・・・・・・・・

精神科について感じていることを率直にまとめていただきました。
貴重なご意見です。

>精神病に対する社会の理解が深まるべきだと痛感しました。

そうですね。
早期発見早期治療が望ましいのでしょうけれどなかなか難しいようです。

そんなシステムが一部では考えられているようですが、もっともっと広げて欲しいのです。

今のようなストレスフルな社会でなければ発病しなかったかもしれないのに、
仕事や人間関係など様々な重圧がきっかけとなって精神疾患になり自死が増えているとも言えそうです。

社会の偏見も確かにありますね。

この部分については私達も偏見を作り出しているし持っているのだと感じています。
出来るならば、いつか正々堂々と世に向けて声を上げてみたいものですが。

すずかさん、これからも率直なご意見宜しくお願いします。
私達遺族が少しでも過ごしやすく感じられる環境を皆さんと一緒に作っていきましょう。


141 のぽのぽさんへ 青葉 2002/08/15 20:38
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
貴重な体験談ありがとうございました。

少し考えをまとめるためのお時間を下さい。

全部の時間をここに注ぎたいぐらいの気持ちですが、
今日は残念ながら時間切れになってしまいました。

また改めて書かせてください。

語ろうと思えば本当に膨大な量になるぐらい

精神科についての矛盾、精神病についての世間の見方・捉え方の矛盾を感じています。

世間一般の常識とも言うべきものが、いかに実際の物と大きな隔たりがあるか、そんな事を痛切に感じています。

また、気がつかれた事を是非書いてくださいね。
これからも宜しくお願いします。


142 躁鬱病の最中に起こったこと すずか 2002/08/16 11:36
女性 / 30歳台 / 夫 / 1ヶ月以内 / 関東
私は、夫から本当にとんでもない仕打ちを受けました。
私の預金を奪い、他の女と海外に行き、狭い家の中をガラクタで一杯にし、家の中にほとんど寝る場所もなくなると、夫は他にマンションを借りてそこに泊まりに行ったりしていました。

それまでは、私と子供を愛し、育児にも随分参加していてくれた夫が突然このような行動に出たのです。

ある時は、新しい仕事のためには私ではなく、新しい彼女の助けが必要だから、離婚してくれと言い、その次の日には、私と子供を失うなら、前の仕事に戻ると言い、そして次の日には自分の言ったことを覚えていないという状況でした。完全に錯乱し、正気を失っていました。

全く理解できませんでした。
私は実家との折り合いがうまくなく(結婚に反対されながら飛び出してきていたため)、誰を頼ることもできずに生まれたばかりの赤ん坊とまだ2つの子供と毎日をやり過ごすしかありませんでした。

そのうち私の精神状態は限界に達し、死のうと考え、子供を乗せて自転車を猛スピードで走らせ、交通事故に遭うのを待ちました。子供を置いて死ぬことはできず、かと言って、子供を自分の手で殺すなんてできなかったからです。残念なことに、狂気の女をひき殺す車は現れませんでした。

だから、人が死を望む気持ちはある程度理解できます。
しかし、夫の望んだ死は全く異質なものだったに違いありません。
私は躁の状態も鬱の状態も本質的には理解できていません。

医療の問題から離れてしまっていますが、このような本当に混乱した事態の最中は、家族も同様に混乱し、うまく事態を処理することがとても難しくなります。

そして何より私が納得がいかないのは、夫に精神病の既往がないことです。5年も暮らして、ただの一度もおかしいと感じたことはなかったのに、抗鬱剤を飲んで数ヶ月でこのような症状が出たのです。

青葉さん

私も鬱病や躁鬱病に関する本をこのところ細々と読んでいます。
そして分かったことは夫の病気は典型的な躁鬱病であったことだけで、その躁鬱病の真っ只中にいるときにどうしたらよかったのかは、今も分かりません。

のぽのぽさん

全く不愉快には感じません。
むしろ、鬱の経験について語っていただいてとても参考になりました。
私も鬱病はダメ人間の病気とは全く思っていません。
本人の責任ではなく、不幸にして罹ってしまう病気であって、他の癌等の病気と同じだと思います。

なのに偏見があるということは、多分、みんなどうしたらいいか分からないから、知らないから怖いということなのかと思います。


143 精神的な病気 レスポアール 2002/08/16 16:54
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
 青葉さん、ありがとうございます。

 脳の質と、その働き・・・・

 私は、この、「脳の質・・」がとても引っかかってしまい。
 鬱病になる人、そうでない人・・・
 脳の質が関係しているとの、ことで。
 生まれ持った脳の質、それとも、
 成長して、形成された脳の質  

 主人は病院で、パーソナル的な要素が強く鬱病ではない。と診断されていたのですが、今でも、このパーソナル的とゆう、意味がよく解りません。
 
 うまく文章に出来なくて、申し訳ありません。
 また、来ます。

  すずかさんの今の精神状態どれほどお辛い事か、きっと頭の中体の中を、ネガティッブな感情がグルグルしているんですよね。
 
わたしも、そうでしたが、少しずつ回復してきています。
一人で、全部抱え込まないでくださいね。
誰かに少しずつ、吐き出してください。
そして、自分をいたわってあげてください。


 

 


144 補足 すずか 2002/08/16 18:56
女性 / 30歳台 / 夫 / 1ヶ月以内 / 関東
すみません、医療に関しての掲示板に興奮して、自分のことを書いてしまいました。

考えなしの患者の家族である自分のことを棚に上げて、夫の主治医のことを書きたいと思います。

夫が自殺して、私は主治医に説明を受けに行きました。
そこで思ったことは、この主治医は医師として非常にレベルが低いのではないかと言うことでした。

まず、夫を鬱病と診断根拠が曖昧でした。
「私はマニュアルは使わない。話して鬱病と感じた。」という説明でした。そんな理由で抗鬱剤が処方されました。

その後の診察においては、変わりないか訊ねただけでした。

躁病になったことは、今週いくら使ったか、何人と会ったか、どこへ行ったか等の簡単な質問で分かりそうなものなのに。


145 すずかさんへ カズ 2002/08/16 23:47
男性 / 40歳台 / 妻 / 6ヶ月以内 / 関東
こちらのすずかさんが、僕に響くのは現在の医療体質に怒りを
覚えるからだろうな。
簡単にいえば「研究扱いでは?」と思います。
そして、その医師の殆どが痛みを知らないこと。
とても簡単に考えられない問題ですが、素人の僕も
自死遺族の立場、鬱病のことは、あまりにも世間と
かけ離れたところに置かれている憤りに、苛立ちを
かくせません。
僕たちの悲しみを無駄にされたくないんです!!


146 まず、知ること yamazoh 2002/08/17 01:55
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
最近こちらの掲示板が意見交換の場となって、とても良い感じだと思います。
私も思うところがあるので、書き込みさせていただきたく思います。

私の兄も鬱でした。正しく言えば躁鬱だったと思います。
病院には10年かかっており、後8年は同じ医師にかかっていました。

最初の発症時、鬱についての説明を両親は受けていました。
そして自害の恐れありと、注意も受けていました。
私たち家族は医師と何度も話し合い、知識を得ました。
しかし、10年目に不幸が訪れました。

兄の自死に関して詳しくは書けませんが、当時担当していた医師の心無い言葉が関係していたのは明白です。
最初に担当していただいた医師は転勤となり、以来次に担当になった医師にかかり続けていましたが、8年付き合った挙句の出来事でした。

私が思うのは
鬱でも「きっかけ」がなければ、防げただろうということです。
それまで医師から「恐れあり」と言われても、死にたいと口にしても、未遂は一度もありませんでした。

兄の場合ですが、鬱を抱え社会に適応できなくなってしまった人たちが集まる集会に週1で通っている時期がありました(多分「青い空の会」に似た感じだと思います)。
皆さん病気と付き合いながら、症状が酷い時には集会にも1ヶ月休んだり、でも、落ち着いたら出席するというケースが多かったようです。
そこに来ていた方々は、治る病気というより「長く付き合っていく病気」と思っていたようです。

「鬱は心の風邪」「鬱は治る」と本のタイトルそのままに受け止めてしまいがちな私たちですが、それは鬱病について知識の無い私たちへ、精神科へのマイナスイメージの払拭の為のキャッチコピーくらいに考えた方がいいのかもしれません。行き辛かった精神科の敷居が僅かながら低くなったのは、確かなような気がしています。

大切なのは、病気を知ることだと思います。
鬱や躁鬱と一口に言っても、人により症状は様々だと思います。
私は兄のケースでしか発言出来ませんが「鬱=自死」の公式は、その傾向が強いというだけで、必ずしも当てはまらないように思っています。
そして医師にも、付き添った家族がどんどん質問することも必要かもしれません。


青葉さん
たくさんの本を読まれての研究、素晴らしいです。
また色々教えて下さいね。
お互い世の中に発信していけますように、私なりに頑張りたく思います。

すずかさん
まだひと月足らずということで、心中お察し申し上げます。
兄のかかっていた医師も、医師から質問してくることは殆どありませんでした。兄の発する言葉、付き添いの両親の発言から判断することが多いようです。
私は医療の専門家ではありませんので多くは言えませんが、溜め込むことの無いように、少しずつ整理していけたらと願います。

管理人さん
こっちの掲示板にも「2年以内」作ってください( ̄▽ ̄)えへ
クレーマーな私ですが、時間のある時に、宜しくお願いします。



147 のぽのぽさん、すずかさん、カズさん、レスポワールさん、yamazohさんへ、そして中間報告3 青葉 2002/08/17 19:34
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
沢山の貴重なご意見、ありがとうございました。

・・・・・・・・・・☆

yamazohさんが書かれた、知ること、非常に大切なことだと感じています。
悲劇を味わってしまった私が思うのは、鬱についてのしっかりとした基礎知識がもう少しあったならと言うことです。
もちろん私は、夫が病気だと知った時、何もしないで手をこまねいていたわけではありませんでした。
私なりに本を何冊か読みましたし、担当医師にも何度も面接をして疑問をぶつけました。
確かに夫と一緒に病と闘うつもりでいました。
夫婦であるなら、どんな時にも(病める時も困難にぶつかった時にも)一緒に立ち向かうべきなのではないかとその時の私は思っていました。
それなのに、無残にそれは打ち砕かれてしまいました。
病んでいる夫の姿や子供達の思い出の場所で逝った事、これらの事実は美しい夫婦愛、家族愛と言うものを簡単に吹き飛ばしてしまったのでした。
思い出しても悲しいぐらいドロドロした感情から脱出するためにどれほど大変だったか、
少なくても今ぐらいの知識が私にあったのなら、別の展開になっていたかも知れないと思うのです。

そして、きっと今この瞬間にも、世間一般的な常識に惑わされて多くの方が苦悩されているのではないでしょうか?
「心の風邪」、「鬱は直る」のキャッチフレーズで、早期発見早期治療に少しでもつながったのかもしれません。
けれども一方で油断できない部分が覆い隠され、軽く捉えてしまいがちな問題も引き起こしたのですね。

・・・・・・・・・・☆

のぽのぽさん、すずかさんが書かれたことから、
早期発見早期治療を阻んでいるものは何だろうか?私なりに考えてみました。
1、偏見・・・のぽのぽさんが書かれたように、うつ病=精神病=ダメ人間、という図式が見えます。きちんと治療すれば社会復帰できる、と言っても無駄でしたの部分です。

2、錯覚・・・気のせい、誰にでも気分の落ち込みはあります。気持ちの持ちようで何とかなると考えてしまう。

3、否定・・・まさか、自分が、家族が病気になるなんて考えられない。

4、看過・・・血液検査や血圧のように数字に出来ないために見過ごしてしまう。

偏見があるから否定したくなる。否定するから、見過ごしてしまうし、錯覚して叱咤激励してしまう。結局は早期発見にならずに重症になってから気がつく。

すずかさんが触れられたように、
見過ごすと言うのは、家族であっても医師であっても同様にあると思います。
その為に投薬についても難しい面がありそうです。病気ゆえに適正量の薬を服用できないことも考えられます。そのことが原因で悲しい結果につながった事例もあるのではないでしょうか?

マスコミ関係の方に是非お願いしたいです。もっともっと隠されている本質的な事を掘り下げて取り上げて欲しいと。

カズさんの言われるように、
>鬱病のことは、あまりにも世間とかけ離れたところに置かれている憤りに、苛立ちをかくせません。
>僕たちの悲しみを無駄にされたくないんです!!
そうです。私達の声を知ってもらいたいです。

・・・・・・・・・・☆

レスポワールさんが書かれた、
パーナル(人格)的な要素についてほんの参考程度のことを書いてみます。
鬱病と鬱状態違い、これは以前に書かせていただいたことがありました。

精神科の領域と臨床心理家の領域、その両方が必要な場合、いつも境界が曖昧で明確なものにはなかなか遭遇しません。

医者の立場は、大脳生理学、生化学、薬理学で捉える。

心理家(カウンセリング)は、発達・学習・人格で捉える。

例えば、鬱(食欲不振・集中力欠如・焦燥感・無気力等)を考える時、

いつからどんなきっかけで症状が出ているか明確にわかるとき(たとえば失恋、試験の失敗、仕事など)は、カウンセリングで、

思い当たる原因が特定できないとき(何時の間にか、季節の変わり目、周期的)は体質的なものなので医療、薬が必要

のような考え方もあるようです。

・・・・・・・・・・☆

もう一つ最後に、私が感じた矛盾を付け加えたいと思います。

A,家族の対応が悪かったから鬱病になったと考えるのか、

B,鬱病が対応を難しくしたと考えるのが妥当なのか、

AとBが整理されずに使われているから、混乱している部分があるのではないでしょうか?
そのために必要以上に後悔し過ぎたり自分を責める例が多いのではないかと感じています。

・・・・・・・・・・☆

>最近こちらの掲示板が意見交換の場となって、とても良い感じだと思います。

私も、大変有り難いと思っています。皆さんのご意見が刺激となって、さらに一層深く考えさせられています。

ただ、私も仕事の合間に本を読んだり専門家の方からお話を聞いたりしかできませんし、
限られた時間の中で考えをまとめたりしているので、これからもゆっくりとお付き合いくださるようにお願いします。

長くなってしまいましたが、来週からは仕事が忙しくなるので無理してまとめてみました。ご理解下さい。


148 再び、うつのこと のぽのぽ 2002/08/18 01:30
女性 / 30歳台 / 母 / 10年以上 / 関東
青葉さんへ

お忙しい中の中間報告3、ありがとうございます。
>早期発見早期治療を阻んでいるもの
について、実感として感じていることを書いてみますね。

1.偏見…私が出会った最大の偏見が、この経営者の態度でした。
最近では精神科のイメージも変わりつつあり、特に若い世代には
このような偏見も少なくなってきているとは感じます。

2.錯覚…本人もそうであることが多いのでしょうが、何よりも
周囲が「気のせい」とむやみに励ましてしまうのが本人の重荷に
なってしまいます。私はある時点から「気の持ちよう」で済ませ
られるレベルではないという自覚がありました。「気のせい」
なんかじゃない、私にはこの辛さが逃れられない現実としか
思えない、病気かもしれない、もう頑張れない…すでに「錯覚」
なんて思えませんでした。

3.否定…私は鬱病についてある程度の知識と、いつか自分も
かかりうる病気だ、という危機意識がありました。
けれど、そういう人はまだ少ないのかもしれません。

4.看過…鬱病は体の症状を伴うことも多いと言われます。
しかし、大抵の場合は健康診断でも異常はでません。
私も胃の不快感に悩みましたが、胃のレントゲン検査は異常なし
でした。本人は「どうして、こんなに辛いのに」と思いますが、
周囲は「異常ないのなら病気ではない、気のせいだ」で済ませて
しまいます。病的な状態と診断される機会をひとつ失うのです。

これらの全ては、青葉さんがその前の部分で書かれているように、
「無知」「無関心」に裏打ちされています。

今よりもっと無知や偏見の中にあった母は、どんなに苦しかった
だろうと考えます。祖父母は母をダメな嫁呼ばわりし、父や子供
である私たちも、母を支えてあげられなかった。
母が家出(最初の鬱病の時)や自殺という方法で訴えるまで、
私たちは気付くことができなかった…
こんな悲しみはもうたくさんです。

世間では体の健康の情報はたくさん飛び交っているのに、
心の健康の情報については、情けないほど乏しいのが現実です。

本当は、鬱病について他人事のように思っている人たちにこそ、
知ってもらうべきことだと、思うんですけれどね…。
まだ生々しい悲しみを抱えている方々の心を乱してしまったかも
しれません。ごめんなさい。




149 社会的認識の低さ yamazoh 2002/08/18 02:46
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
青葉さん、貴重なご意見有難うございました。
私の場合と違いご夫婦のこと、ドロドロした感情が生まれるのもまた必至と思います。
私たちがもっと早く出会い語り合えていたらと、どうしても思ってしまいます。

早期発見早期治療を阻んでいるもの。
青葉さんのおっしゃる「偏見」が一番強いと思います。
そして偏見から生まれる否定・・・
そこから派生することですが、自身も身内も病気を認識しているのに病院に行けない諸事情。会社員であれば、休めない事情。外聞の悪さ。周囲にバレないようにと、本人・身内自身の「否認」もあるように思います。

そして社会的な否認もまた、残念ながら存在しています。
のぽのぽさんの会社のような出来事が現実にあるなんて許しがたい事と思います。
これは身内の認識だけでなく、社会的な認識の低さも問題です。
鬱病自体は少しずつですが認識されつつあるように感じますが、病気を持った人との接し方の知識が著しく不足しているように思えてなりません。

病院や文献でも、自死した人に焦点をあて、私たち遺族の苦しみは後回しにされてきました。
鬱病認識にも類似点があるように思っています。
社会に訴えるべき点は、まずここかもしれないと考えています。

青葉さんのおっしゃる矛盾、私も考えてみました。
しかし自身のケースに当てはまらない為、上手く言葉が纏まりません。時間をかけて考えてみたいと思います。



150 社会に向けて 青葉 2002/08/18 22:53
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
のぽんぽさん、yamazohさん、
早速レスありがとうございました。

昨日私が書いた内容は、かなり荒削りのものでした。
ゆっくり検討して書くべきだとも思いましたが、先走ってしまったようで反省しています。

のぽのぽさんが書かれたこと、

ご自身の体験に裏打ちされた重要なご意見だと思います。
お母様の苦しさ、お母様を取り巻くご家族の状況、
患者も辛いし、その家族も辛かったのだと思います。
知らなかったために悲しくも溝が出来てしまった。
この悲しい部分に対して私達に何かが出来ればと思います。
今、私達が亡くなった方に対して何かが出来るとしたら、この部分なのかもしれません。

>心の健康の情報については、情けないほど乏しいのが現実です。
>本当は、鬱病について他人事のように思っている人たちにこそ、
>知ってもらうべきことだと、思うんですけれどね…。

まったくおっしゃる通りと思います。
私も夫が病気になるまで他人事のように思っていたのです。
無知だったために私は奈落の底に落ちたとも言えます。

yamazoh が言われたように

社会全体の認識を高めていく必要性を感じます。
>私たちがもっと早く出会い語り合えていたらと、どうしても思ってしまいます。

私も同感です。

>鬱病自体は少しずつですが認識されつつあるように感じますが、
>病気を持った人との接し方の知識が著しく不足しているように思えてなりません。

そうです。余りにもお粗末です。
医療者には素人にも良くわかるように丁寧に教えていただきたかった。
心の風邪のような軽い言い方ではなくて、
悪化すると、自死や築いてきた人間関係を悪化させる危険性のある怖い病気でもあることも伝えて欲しかった。

この辺りは医療の現場でもコンセンサスが出来ていない部分なのかもしれませんね。
>病院や文献でも、自死した人に焦点をあて、私たち遺族の苦しみは後回しにされてきました。

自死に至るとその時点で医療から縁が切れて、遺された家族は悲しみの渦の中に放り出されてしまうのです。

>鬱病認識にも類似点があるように思っています。

少しずつ流れが変わってきているようですが、まだまだ立ち遅れています。残念ながら偏見や否認が根強く残っています。

>社会に訴えるべき点は、まずここかもしれないと考えています。

私も同様に思います。
私達遺族がこれ以上傷つかず、社会全体に訴えるには、どんな方法があるのでしょうか?諸外国の例も参考にしながら考えていきたい所です。


151 社会に向けて2 青葉 2002/08/18 23:50
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
忘れていた事を付け加えます。

明日から忙しくなりそうなので、夕方髪のカットをしてきました。
その美容院で手にした某女性週刊誌に
竹脇無我さんの10年間の躁鬱病体験記が掲載されていました。

危険極まりない体験、その時の心理状態など生々しく語られていました。
それを読むだけで読者にかなりインパクトを与えるのではないかと思いました。

仕事も出来ないぐらいの苦しい日々が10年間続いていたようです。
アルコールによって身体も蝕まれたようですが、今元気になって舞台に立とうとしているそうです。

「死ななければいつか直る」病気だとの言葉は10年の歳月を考えるととても重く感じられました。いかに大変な病気かを物語っているように思えるのです。

以前、元アナウンサーで鬱病になった小川宏さんのお話も聞いた事がありました。社会の偏見に悩まれた様子も伝わってきました。

マスコミの方には、興味本位に記事を作るのではなくて、患者の立場、支える家族の立場に立って、少しでも温かな理解者が増えていくような取りあげ方をして欲しいと切に望むものです。

今は自分には関係無いと思われる鬱病でもいつ自分に忍び寄ってくるかわからないのです。
明日はわが身かも知れない、それ程ポピュラーな病気なのですから。


152 矛盾点について yamazoh 2002/08/21 15:54
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
青葉さん、先日挙げられた矛盾点を私なりに考えてみました。
しかしどうにも考えが纏まりません。

>A,家族の対応が悪かったから鬱病になったと考えるのか、
>
>B,鬱病が対応を難しくしたと考えるのが妥当なのか、
>
>AとBが整理されずに使われているから、混乱している部分があるのではないでしょうか?
>そのために必要以上に後悔し過ぎたり自分を責める例が多いのではないかと感じています。

基本的に、Aと思う場合があるのかどうかの点で行き詰まってしまいました。
兄の場合発症からの年月が長いので、私はこう考えたことはありません。

Aの考えが存在するとして、では何故そう考えるのかを考えました。

@医師(又は文献など)専門家に言われた
A身内の責めあいの末、言われた
B感情の自然発生(いい表現が浮かびませんでした)による自責心から

これ以外にあるのかもしれませんが、素人の考えではここまででした。
両親は「育て方が悪い」と医師に言われたことがあります。
心が弱っている時なら、Aの考え方になったかもしれません。

個人的には、Bの視点でいます。
誰でも、初めてのことには何でもとまどいがあります。
初めて家族が鬱にかかったならば、対応が難しくて当たり前です。
そして当事者が以前と人が違ったようになれば、家族は理解出来ず苦しむ結果となります。
と言う事は、私にはAの思考がないから、必要以上の自責が発生しなかった、とも言えるかもしれません・・・

もしもAの思考になった時「そんな事は無い」と明確に説明できるだけの知識・情報が必要な気がしてきました。現在、力説出来るほどの知識はありませんので・・・

纏まりがありませんが、いかがでしょうか。


153 心の病 桜子 2002/08/21 22:12
女性 / 40歳台 / 兄 / 3年以内 / 関東

精神疾患に向けられる偏見について少し書き込ませてください。

「鬱病のことは言わない方が良いよ。○○ちゃん(兄)の名誉のために
絶対言っちゃダメだよ。」
兄の遺書(メモ)を見た親戚が私に言った言葉です。

私は鬱病が恥ずかしいことだとは思っていませんでしたから兄の親友や職場の同僚など、兄が親しくしていた人には伝えました。
でも、もし、本人がそれを恥じていて誰にも(私以外)知られたくないと思っていたとしたら・・・私は、兄に悪いことをしてしまったかもしれません。

「心の病」そんな優しい言葉が使われるようになったのはいつ頃からでしょうか?
私の母は私が3才ぐらいの時に精神病院に入院しました。(そんなに長い期間ではなかったと思います。病名は分かりません。)
当時、精神疾患にかかった人を家族がどう扱ったか・・・物心ついた頃には私は母をバカにし、全く言うことを聞かなくなっていました。兄は私以上に母を憎悪し、暴力を振るうこともありました。
母に甘えたこともなければ相談したこともないし、私にとって母は消えてほしいくらい恥ずかしいだけの存在でした。

ちょっと苦しくなってきました。

今日はここまでにします。途中でごめんなさい。




154 もう一度、矛盾点について 青葉 2002/08/21 22:58
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
yamazohさん、
先日私が書いた事に関して、より深く考えていただき、ありがとうございました。

AとBについて私の個人的な見解を書いてみます。

A,家族の対応が悪かったから鬱病になったと考えるのか、

B,鬱病が対応を難しくしたと考えるのが妥当なのか、

yamazohさんは、Bと考えられていらっしゃるのですね。Bなら自責の念はそんなに強くでないはずです。

私は以前は半分以上Aの考えで占められていたのですが、最近になって90%ぐらいがBに変わりました。

私はなぜAと思ったのか?
yamazohさんは、次の3つを考えられました。

>@医師(又は文献など)専門家に言われた
>A身内の責めあいの末、言われた
>B感情の自然発生(いい表現が浮かびませんでした)による自責心から

私は医師から言われたわけではありません。担当の医師は私のせいではないとAの考えを否定していました。(私の読んだ本の中で、ある精神科医がAと書いていましたが。・・・@です。)
しかし、私は完全な人間ではありませんので、夫の事を非難した時もあったし、喧嘩して追い詰めた事も過去の記憶の中にあったのです。それは夫婦ならどんなに仲が良くてもあるはずのものです。私達の間にだけ特別あったような激しいものではありませんでした。

私は、無意識のうちに自死したのは私に非があったからだと原因をそこに結び付けて考えたのです。・・・Bです。
また、直接非難する親類の方はほとんどいませんでしたが、そのような目で見ているように私は感じられました。・・・Aです。
私達の一般的な考えの中には「追い詰められると自死する。」というものがあるような気がしています。
癒しと語らいの掲示板に訪問されている伴侶を亡くされた多くの方がこのような考えでご自分を責めていらっしゃるのではないでしょうか?

そして、AからBに移行したのは、
自分自身の心と真剣に向き合い私なりに角度を変えて見た結果からですし、アメリカの精神科医が多くの視点で纏め上げた本の内容からの影響です。(後でまた触れさせていただくかもしれません。)

>もしもAの思考になった時「そんな事は無い」と明確に説明できるだけの知識・情報が必要な気がしてきました。
>現在、力説出来るほどの知識はありませんので・・・

そうなんです。私が今後も追究したいと考えているテーマの中には、
この部分もあるのです。
Aではないと否定できたら多くの方の気持ちが今より開放されるはずです。

また時間を掛けて考え、書かせていただきます。


155 桜子さんへ 青葉 2002/08/21 23:41
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
心の病についての偏見には、歴史的な背景があるようです。
この部分もこれから考えていきたいと思っています。

私は、若い方の認識と年配の方の認識にはかなりのずれを感じています。
私の両親は高齢(70代)ですが、鬱病について恥ずかしいと感じているようです。ですから、私が遠くの親戚に話した事を良く思っていません。

しかし、子の年代(20才前後ですが)では、かなりオープンに話しても受け入れてもらえているようです。

お母様に対して周囲の見る目が厳しい中で成長された事、お母様も桜子さんもお兄様も辛かったと感じます。
意図していなかったにせよ、周囲の方(社会の偏見が作った物かもしれません。)によって作られてしまった辛い状況がありますね。

親戚の方は辛い部分を見てきたからそのように言われたのかもしれません。

でも、偏見があるから否定する。錯覚する。悪化する。このような偏見が生む悪循環はどこかで断ち切りたいです。
その為に私達には何が出来るでしょうか?

それから、真実を言わずに隠すのが本人の名誉になるのかどうか私はわかりません。(もちろん無理に言わなくても良いのですが。)
むしろ病気の為に命を落としたと考える方が名誉を守ることになるのではないかと私には思われます。
良く考えてみたい所でもあります。

桜子さん、無理せずにこれからも感じられている事書いてください。
そして、これからの為に一緒に深く考えてくださいね。


156 青葉さんへ 桜子 2002/08/22 17:20
女性 / 40歳台 / 兄 / 3年以内 / 関東
途中で終わらせてしまったのにお返事頂きありがとうございます。
>むしろ病気の為に命を落としたと考える方が名誉を守ることになるの>ではないかと私には思われます。

実は、兄は亡くなる数時間前に父にこう言ったらしいのです
「仕事で大きなミスをした。もう、辞めるしかない。」
それで、仕事の失敗を苦にしたのだろうということになり、「なんて、親不孝な・・」とか、「エリートは挫折に弱いから・・」などと言う人もいました。
でも、職場の上司、同僚の方に聞いてそんな事実はなかったことが分かりました。何か隠しているのでは?と疑ってもみましたが、「いつも通りに勤務していた。」「変わった様子はなかった。」と、前日まで一緒に仕事をしていたという同僚の話は信じることができました。

二年過ぎても他に原因が発覚することもなく、(例えば、女性問題、莫大な借金など)
鬱病が原因なのは間違いないのかもしれません。

だとすれば青葉さんの仰る通りではないかと思えてきました。


昨日の続きなんですけど自分で何が言いたいのか解らなくなってしまって・・・矛盾しているような気もします。鬱病は恥ずかしいことではないと言いながら、母の病気を恥じていたということが。

自分の体験が何か参考になるのではと思いましたが、実際、書いてみるとエネルギーが要りますね。充電してからまた来ます。















157 自責感についての私見 、中間報告4 青葉 2002/08/23 20:48
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
154で書いた事に対しての補足です。

なぜ長い間、私は無意識に私に非があったから自死したと考えていたのでしょうか?
それは、私達の一般的な考えの中には「追い詰められると自死する。」というものがあるからです。直接動機に考えがいってしまう。
一体誰に追い詰められたというのでしょうか?
自分でしょうか?家族でしょうか?職場の環境なのでしょうか?それとも・・・。

ある精神科医の著した本の中にあった内容を簡単に紹介してみます。
 
 *原因のない「自殺」はない。
 *  自殺は、自殺傾向と直接動機の関数的関係から生じる。
 *  自殺傾向(心の病気など)が大きいと直接動機が小さくても起こるし、
*  自殺傾向がまったく無い状態でも直接動機が大きければ起こってくる。
*一般の人は直接動機を重視する。
*医師は直接動機をあまり重要視せず、心の病気の方を考えがちである。
 *どの自殺をとっても、同一の背景は無く、複雑な原因を持っている。

ここに書かれていることからすれば、それまで考えもしていなかった自死が実際に起こり、私はまず直接動機に目がいってしまったことになるのでしょう。
そのために、普通の夫婦ならば必ずあるはずのちょっとした諍いを思い出し病んでいた夫への対応が不充分だったのではないかと振り返って反省し、そこに自死の原因を求めて自分を責めていたのだと思います。
その頃は、夫の自死の背後にあった自殺傾向についてほとんど考えていませんでした。

それからもう一つ、私のこのような考えを決定的にしたものがありました。
精神病理について書いてあった本の内容でした。以下端折ってみます。

 *自殺者に共通して認められる心理的な特徴は孤独だと言う事である。
 *物理的には、家族や友達と一緒に生活していようと心理的には孤独である。
 *いい聞き手、いい話し相手になることが彼らの孤独な魂を救い、
 *やがては自らの力で社会復帰できる原動力になっていくのである。

この部分はいい聞き手や話し相手になれなかったから自殺につながったと言われているような気がして辛く感じました。
しかし、重篤な鬱病になった夫は別人のようでした。表情は消えほとんど何も話さなくなっていました。私はいい聞き手やいい話し相手になるきっかけさえもつかめませんでした。
私は別人のようになっていた夫にどのように接すればいい聞き手、いい話し相手になれたというのでしょうか?

・・・・・・・・・・☆

最近になって「病気が夫を変えてしまい対応が難しくなった。」と私の考えが変化したのはなぜなのでしょうか?

ある程度時間が経って余裕が生まれ、封印していた事を冷静に振り返るようになれたのが大きいのかもしれません。
私はやっと夫が病んでいた頃の辛く苦しい状況、その時の私の気持ちや行動をしっかり確認できたのです。
直接動機ではなくて本当の原因(心の病気)の方に目が向かうようになれたのです。

別の精神科医の著した本の中に書かれていた内容も現在の私の受け止め方を後押ししてくれました。一部紹介します。

 *わずか1年半のうちに、前途を嘱望されていた若者が「希望0」の男へと変わっていった。病気は彼の将来のすべてを奪い去った。

 *「ライフイベント」(結婚・昇進・家庭不和・病気・経済的なあるいは仕事上の悩みなど)とストレスと心の病の関係は単純ではない。  *病気の状態にある人はその影響を受けるだけでなく、彼ら自身が周りに大きな影響を与える事になる。
 *彼らの病気が、他人を遠ざけたり、離婚の原因になる行動に走らせたり、職場を解雇されるようにしてしまう。
 *病気の原因と思えることが実は病気そのものによって引き起こされているとも考えられる。

どんなに人間性豊かで優れた能力を有していたとしても、病気がそれを剥奪してしまうのです。
精神疾患の苦しみはどんなに誇張しても誇張しすぎることはないほど苛酷なもののようです。
この本の中では多くの事例を紹介しながら病気の恐ろしさが繰り返し述べられていました。

・・・・・・・・・・☆

さらに付け加えるなら
どんなに努力しても世の中には避けられないことがある。
人間は不完全である。
この考えも私には意味がありました。
カウンセリングの考え方(来談者中心療法、アサーション、論理療法など)の導入も有効でした。

・・・・・・・・・・☆

最後に、桜子さんへ

幼かった桜子さんがお母様に対して抱いた感情は、世間の流れが影響していると思います。
今現在の桜子さんの考え方と以前の子供時代の桜子さんの考えが違ったとしてもそれは矛盾と言うものではないと思うのです。
私達人間は多くの物から影響を受けて学び、日々変化し続ける存在だからです。
私も、皆さんとお話しさせていただいて少しずつ変化しています。
ここでお話しする内容は表面的なものではなく熟考を求められるものです。
時間に余裕がないとしんどく感じたりもしますが、私は考えを進める上でとても有り難いとも感じています。

私は医療関係者ではないので、難しい専門的な内容はわかりません。
私がここでお話ししていきたいのは、今何が欠けているのか、世間一般的な捉え方と実際の隔たり、精神疾患の怖さ、私達も世間一般的な考え方にとらわれて苦しんでいるのではないか、これからの私達には何が出来るのか、求めたい方向(横の連携のあり方など)などです。

私も時間を掛けて思考を整理しながら、少しずつ進めたいと思っています。


158 母の手紙 桜子 2002/08/24 02:40
女性 / 40歳台 / 兄 / 3年以内 / 関東
153の続きです。
両親の仲が悪く喧嘩の絶えない毎日が辛くてそれを父に訴えたことがあるんです。小学校の4年生ぐらいだったと思います。
父は怒ってこう言いましたよ。
「どこの家だってもめているんだ。テレビに出てくるような円満な家なんかどこにもない。」
絶望的になりましたね。
もう、我慢するしかないんだって。
今なら子供にそんな事を言う父の方にこそ問題ありってわかりますけどね。
父にマインドコントロールされて育った私は、家庭の問題の原因は100%母だと思いこんでいました。そして、ますます母を嫌い憎むようになりました。母さえいなければ幸せになれるって本気で思っていました。
兄も同じような気もちでいたはずです。

・・・・・・・
母が倒れたのは8年前でした。このとき、献身的に看病したのが兄だったのです。母の目やにを優しく拭いてあげる姿に本当に驚きました。
あんなに嫌っていたのになぜ?私の問いに
「わかったんだよ・・・」
としか答えてくれませんでした。

何がわかったのか・・・
兄の死後、私にもわかる時が来ました。アルバムなどと一緒に古い手紙がでてきました。
精神病院に入院していた母が祖父に宛てたものでした。


*こんな病気になって申し訳ないです
*子供たちは元気にしていますか
*子供たちに会いたいので連れてきてもらえないでしょうか
*父親が許してくれないかもしれませんがどうかお願いします
*早く治して帰りたい・・・


このような内容でした。
すごくショックでした。私が全く知らない母がそこにいました。
泣きました。母が死んだときでさえほとんど泣かなかったのに。
わんわん泣きながら、父のマインドコントロールが解けていくのを感じました。

母の病気は分裂病だと思っていましたが、躁鬱病だという親戚もいて、はっきりしません。症状を調べると躁鬱に近いようですが当てはまらない部分も多いです。

兄が鬱病になった原因にこのような家庭環境が影響しているのかどうか
今、私の関心はそこにあります。
それは、自分自身の問題でもあるからです。

かわのさかなさんのレスでアダルトチルドレンということばがありました。知らなかったので調べてみて、これだって思いました。私もアダルトチルドレンなのかもしれません。

偏見について書き込もうとしたのに話がずれてしまいました。
精神病にかかったとたんにその人の知的な部分やそれまでの
業積が忘れられ、人間として当たり前に持っている感情までも
受け入れてもらえなくなる
それが、昔からある偏見というものの実態ではないでしょうか。




159 偏見や差別の中で 青葉 2002/08/24 12:44
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
真実はなかなか見えにくいもののようですね。

子供の時には見えなかった事が、
桜子さんのお母様のお手紙に綴られていた事実。

差別や偏見の中で事実がゆがめられ、
真実が隠されてしまう事が多いのかもしれません。

病気に対する世間の厳しい目の中で病と闘う患者も辛いし、
支える家族も辛いのです。

桜子さんのお父様も
誰にも訴えられない苦しさを持っていたのかもしれません。

愛し合っていたはずの夫婦が争わなければならないのは辛いです。
お互いに相手に期待し期待に答えられているときには
良い関係でいられます。

しかし、一方に何か不都合が生じて期待に答えられなくなった時、
それまでの関係のようには行かなくなる事が往々にしてありがちです。

ですから今の私としては、相手ばかりを責められないような心境です。

・・・・・・・・・・☆

なぜ偏見が生まれるのか?

世間の人々は自分を守るために、
厄災が降りかからないように本質を見ないようにするかもしれません。

自分には関係ない事だと遮断してしまうかもしれません。

差別や偏見はこのような部分から生まれるのではないでしょうか。
部落問題、隔離政策、魔女狩り、レッテル、人間の身勝手さが見えるようです。

しかし、一方でそれを打破しようとする動きもあるのを
忘れてはなりません。

精神分裂病の病名が統合失調症に変更になったいきさつは
まさにその部分だと感じています。

精神分裂病を診断されたとき、
それがショックでしばらく辛い思いを抱えたと言う方が多いです。
鬱病と言われたときのショックも同じです。

その事実を知っている医師の中には病名を告げない方も
今までおられたようです。

統合失調症と名を変えることで、統合(まとめる)失調(うまくいかない)、
うまくまとめるバランスが崩れているので
バランスを保つために薬が必要だとの説明がしやすくなる。

病気への理解が深まり治療が進む良さがあるとのことです。


無知や誤解、無関心、利己主義、恐怖が偏見差別を生んでいる。
今の私の考えはここまででしょうか。

まだまだ中途半端である私の思考はさらに続きます。
これからも皆さんと対等な立場で少しずつ考えを深めていきたいと願っています。


160 医療ミスの報道から感じている事 青葉 2002/08/24 12:59
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
人を助けるはずの病院が
人を傷つけている実態がマスコミで多く語られています。

これほど医療ミスが問われるようになった現在、
今まで泣き寝入りを余儀なくされていた事例があるとすれば
好ましい事なのかもしれません。

しかし一方で失敗を恐れるあまりにかえって失敗を呼び寄せる事が
出てきているかもしれないとも感じるのです。

一つの事にこだわりすぎると全体を見失い、大切なものが見えなくなって、
本末転倒になってしまう事があります。

多くの医療者は、
患者や患者の家族の立場になって医療行為を行っているはずです。
実際に、病気が治って、手術が成功して、痛みが消えて、
感謝している多くの方がおられます。
そのような中で患者に尽くすあまりに医師が過労で倒れる実態も報告されています。

信頼がなければ医療は行えなくなってしまいます。
医療の中に不信感が大きく膨らんでしまえば医療者にとっても患者側にとっても不幸です。

たとえ医療者が全力を尽くしても、
人間である限りにおいてミスは完全になくす事は出来ないのです。
(もちろん、失敗はないにこしたことはありませんが。)

現在の技術では助ける事が出来ない例もあるはずですが、
多くの場合は、回復につながる可能性の方が大きいはずです。

ガンの治療、心臓の手術、伝染病の減少・・・など、
どれをとっても医療技術の向上がなければ成立しなかったはずです。
水面下では、多くの研究が行われてきたのでしょう。
その上で現在の医療の進歩がなされたと思います。

あまりにもミスを追及していくなら、極端な話ですが、
誰も医療には従事しなくなるかもしれないとも思うのです。
弁護士を雇うとか、
失敗するかもしれませんがそれを覚悟していただくなら診ますとの契約のもとでしか
医療が出来なくなるのはないでしょうか。

自分の主張はもちろん大切です。
しかし相手の主張も大切にしなければなりません。

自分を押さえて相手を立てるのでもなく、
相手への配慮なく自分の事ばかり訴えるのでもありません。

対等でありたい。と私は思います。

医療現場でも、教育の世界でも、政治の世界でも、地域社会でも、職場でも、そしてマスコミの報道のあり方にも
そんな関係が出来たら良いなぁと思います。

お互いを尊重し合う。自己を肯定し、他者を理解する。

(自分自身への反省をしつつ、)
自分の側の主張が多くて
他者の立場を忘れている現在の問題点を感じています。


161 ニュースから(過労自殺について) 青葉 2002/08/29 20:48
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
夕方のテレビのニュースで
サラリーマンの過労自殺防止についての
調査研究報告が取り上げられていました。

忘れないうちに、ここにその内容を書きとめておきたいと思います。

5年前に遺族から依頼を受けたのがきっかけとなって、
ある精神科医が調査をまとめたとの事でした。

労災申請をした22例を、遺書や・日記・家族の話から分析した結果、
22例とも全部が鬱病になっていたそうです。
しかし19例は医師の診断を受けていなかったのです。
しかも、
鬱病になってから2ヶ月で自殺していたというショッキングなことも
わかりました。

6年前に49才のだんなさんを失った女性は、
次のように話していました。

・かけがいのない命は家族のためにあったのではないか?
・家族は会社で何が起こっているかわからない。
・鬱病と言う病気があると知っていたけれど
 病気になっているとは考えられなかった。
・優しかったのに怒りっぽくなり、
 硬い表情で無言のまま出勤するようになっていた。
・原因として考えられるのは過労しかなかった。

調査した医師は、最後に訴えていました。

職場の上司、労働者、家族すなわち一般国民が
心の変化のサインを知ること。
どう対処したら良いかという正しい知識を
普及させるべきだし、普及させたい。

このニュースの最後に、
過労自殺のサイン3点が紹介されました。

▽集中せず仕事の業績が落ちる。
▽体調の不調を訴える。(食欲不振、体重減少など)
▽感情が不安定に。(性格が変わったように見える。)

サインに気がついたら、
専門の医師に相談して充分な休養を取る事が大切です。

このニュースは以上の言葉で結ばれていました。

この掲示板で私達が今まで語ってきた多くの事と、
ニュースで取り上げられていた内容はほとんど一致していました。

私達のような辛い思いをされる方が少しでも減少して欲しいです。

世の中がその方向に少しずつ動き出していると感じられるニュースでした。


162 調和 青葉 2002/09/12 22:15
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
ここの流れを止めてしまったようなので
自分を反省しつつ私の今の心境を書いてみたいと思います。

私は医療に関してまったく専門的な知識を持たない者です。

その私が、これまで半年以上にわたり、
夫の心の病気と死あるいは精神科の医療について
長い間抱いていた不信感や素朴な疑問を
私なりの観点で整理し直し、
いくつかの資料を参考にしながら
ここに細々と書きこんできました。

専門家の方からすれば私の考え方や感じ方は、
きっと矛盾だらけでしょうし
はなはだ滑稽な内容であったかもしれません。

振り返ってみると
本当に恥ずかしい書き込みだったように思いますし
どなたかに迷惑を掛けてしまった部分も少なからず
あったのではないかと危惧します。

そのような意味では深くお詫びと反省をしなければなりません。

ただ大変ありがたい事には、
自分の思いを文章化する作業によって、
混沌としていた気持ちの整理が進んだような気がするのです。

夫の病気、生と死、医療に関して以前よりははるかに
穏やかに客観的に見つめたり考えたり出来るように
なりました。

さらには、皆さんの書きこみに刺激されて
深く考える事にもつながりました。

医療行為に対して感謝しなければならない事と今後の課題とを
分けて考える必要性も感じています。

今の私が出来る事は何か?
これからどんな事をしていくべきなのか?
私に求められている事は何か?

過去から学び
自分の進みたい新しい方向を探っていきたいとも考えています。

存在していたはずの信頼感が
あの日を境に一瞬にして崩れ混乱状態だった私の心が
少しずつ調和の方向へと向かっているのかもしれません。

この掲示板の存在と書きこみをされた皆さんに感謝しつつ、
今の流れからここに書きこみされたいのに躊躇してしまった方にお詫び致します。

医療に関して感じているプラス面・マイナス面両面を、
これからも少しずつ
お互いに遠慮せずにありのままお話していきませんか?

医療だけではなくて他の面でも
文章にまとめる作業を続けることで
自分自身の新しい気付きがあるかもしれません。
さらには心の中に調和が生まれることにもなると感じています。


163 お久しぶりです すずか 2002/09/14 16:29
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 関東
ここの掲示板に来るのは久しぶりです。

この間から、2冊の本を読みました。
「躁うつ病とつきあう」と「天才と分裂病の進化論」という本です。1冊目の本には、分裂病と双極性障害(躁うつ)は異なる病気というように書かれていましたが、2冊目の本には、分裂病と双極
性障害は明らかに関連のある病気として書かれていました。

2冊目を読んで、はっとしました。
躁うつ病で死んだ夫の妹は分裂病でした。
といっても、分裂病と診断されたのは、夫が精神科を受診する半年前のことです。夫は最後まで否定していましたが、私は妹が分裂病になり、こわくなって精神科に行ったのだと思います。兄弟が分裂病の場合には、自分が発病する確率は1割もあるのですから。

躁うつ病と分裂病が共通の引き金によるものだとしたら・・・。これは、医学界で一般的な見解なのかは分かりませんが、そのような素因のあるものに抗うつ薬を処方するというのはどういうことなのでしょう。躁うつ病の患者には、躁転の危険があるので抗うつ薬ではなくリチウムを処方するといろいろなところで書かれています。

ますます、あの主治医のした治療は何だったのかと感じています。

そしてこれから・・。私は身近に分裂病と躁うつ病を見ましたが、はたして、自分の子供たちが同じような状態になったら(確率的にはかなり高いはずです)、うまく対応できるのか。医者が頼りにならないという印象だけが今はあるので、どこに助けを求めたらよいのか見当もつきません。


165 今後に求めたい事 青葉 2002/09/15 21:14
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
現在、医療行為は私達素人にはほとんどわかりません。

特に精神科の治療は、
血液検査や尿検査のように数値で表したり
レントゲン写真のように患部が見えるわけでもありません。

ですから、
すずかさんが書かれたように

>ますます、あの主治医のした治療は何だったのかと感じています。

本当に何が行われているのか見えにくい状況になっていると思います。

そのような状況下で私達が出来る事はどのような事なのでしょうか?

日本では今まで「カルテは医者のもの」であったのですね。
患者に見せるものとして書かれてはいませんでした。

そのような日本のカルテに関する考え方では、
自分の体にどんな事が行われているか知るのは困難なものでした。

しかし、カルテは患者の健康や疾病に関する記録であるから
患者に帰属するとするのが世界の常識なのだそうです。

日本でも今後カルテが開示される方向で進んで欲しいし、
医療における透明性と説明責任を是非広げていって欲しいのです。

現在は薬に関しての説明が丁寧になされるようになってきました。

それと同様に疾病についても丁寧に説明がされる事、
あるいはその病気に対しての専門的な情報を素人でも検索出来るようなシステムがあれば良いのかと思いました。

昨年の夏、体調を崩した私が診察を受けたお医者様は
こちらが希望した訳でもないのに図まで書いて病状について
かなり丁寧に説明してくださいました。

そのお陰で、安心して薬を服用したり
自分の体の変化について対処できたように思いました。

精神科についても同様なことが行われて欲しいのです。

私は家族の心の病気について知りたいと思いつつ
多くの質問をしてきました。
熱心に説明してくださったお医者様もおられましたが、
肝心な所は結局何も教えていただけなかったように感じています。

患者やその家族が不信感や不安感を抱えないで
治療を進めるため、ある程度の情報を持ちたいと願います。

情報を得る事は、差別や偏見をつながらないためにも、
そして心の病を抱えた人が早期に医療につながるためにも
大切なのではないでしょうか?

・・・・・・・・・・☆

タカシさんへ

「癒しと語らいの掲示板」でも説明させていただきましたが、
「癒しと語らいの掲示板」と同様に、ここへの書き込みも
資料とするのであれば難しいです。

宜しくご配慮下さい。


166 今、思っていること。 kumi.c 2002/09/16 19:36
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
本当にお久しぶりです。
ここへの書き込みは、ある程度考えがまとまってから、と思っていたのですが、考えがまとまるには果てしない時間がかかりそうなので、今思っていることだけでも書いてみようかなという気にになりました。

この医療の掲示板が出来てから、もう9ヶ月めくらいになりますね。
その間、比較的緩やかながら、自分の意見を述べたり、皆さんのお話を伺って自分なりに考える…そんな毎日でした。
けれどずっとその間、心の一番奥底のもやもやしたものが晴れる事はありませんでした。
それは、今もそうです。
私は現在、自死遺族としては、比較的心穏やかな日々を送っています。
けれど、日々医療に携わる者としてはそうではありません。
私がこの掲示板で、医療者として思うこと、本音を述べたとしたら、ここの流れを断ち切ってしまいそうで恐ろしいのです。

私が今までここで述べてきたことに、嘘の思いはありません。
けれど。

医療に携わる私が本音を言えない、これも現代の医療の問題点に何ら関わりがあることなのでしょうか。

ただ、もしかしたらここでは、皆さんの思いの大きさや重さに、私個人が耐えかねているだけの話なのかもしれません。

これが今の私の正直な気持ちです。
読んでいて、気を悪くされた方がおられましたら、ごめんなさい。








167 教えてください。 青葉 2002/09/16 21:37
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
先週の新聞に精神科の受診についての記事がありました。
以下に一部抜粋してみます。

・・・・・・・・・・・・・・・

*軽い症状なら総合病院、
*もう少しじっくりと話したいなら精神科の診療所、
*もう何ともならないと思うなら入院病床を持つ精神病院へ行くのが適切
*精神科では重症を診るのは単科精神病院となっている。

・・・・・・・・・・・・・・・

このような記述がありました。
この記事を読んだ時、
精神の病について何か勘違いしている部分があったのではないかと感じられたのです。

本の中で次のような記述も見つけました。

・・・・・・・・・・・・・・・

*医療は患者と治療者との契約の中で行われるので患者が拒否したら医療を強制できない。
*しかし、患者が拒否したときにも精神科医は、
*家族や社会からの要請があれば治療を強制できる。

*精神医療は次の3つを求められている。
*「病者を保護し治療する。」
*「病者を隔離して、病者の奇妙な行動から社会を守る。」
*「自立できない病者を援助する。」
*この3つはなかなか調和しづらいのである。

・・・・・・・・・・・・・・・

専門家でないから分かり得ない事があると推察しています。
見逃している重要な事柄があるでしょう。

kumi.cさんが書けずにおられる事を秘守義務がないのであるなら
私は教えていただきたいと願います。

>私がこの掲示板で、医療者として思うこと、
>本音を述べたとしたら、ここの流れを断ち切ってしまいそうで恐ろしいのです。

専門家の方からすれば私が書いてきた事はあまりにも独断過ぎていて
しかも誤解が多々あるのではないかと感じています。

しかし、世間一般の方も私と同様な認識なのではないかとも思います。

>医療に携わる私が本音を言えない、これも現代の医療の問題点に何ら関わりがあることなのでしょうか。

私にはどのような本音なのか分からないので現代の医療との関係については何も言えません。
差し支えなかったら、その本音をお聞きしたいのです。

>ただ、もしかしたらここでは、皆さんの思いの大きさや重さに、私個人が耐えかねているだけの話なのかもしれません。

思いの大きさや重さを抱えておられる方は大勢いらっしゃいます。
そのためにも専門家からの冷静で客観的なお話が聞けたら参考になるはずです。

>読んでいて、気を悪くされた方がおられましたら、ごめんなさい。

少なくとも私はまったく気を悪くしてはおりません。
むしろさらに一層興味がわいてきました。
是非是非、差し支えのない範囲で多くの事を教えていただきたいと願います。


168 的外れだっらすいません まいか 2002/09/17 02:37
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 中国

こちらでは
初めまして、ですね。

うちの夫の場合は理由が「鬱」などの病ではなかったので
こちらの掲示板は
まるで他人事のように
ただ 読ませていただいてました。

(アル中よりは体に症状がない分マシなだけで
 「ギャンブル依存症」という心の病気であったようだし
 借金を返す為に 死を選ぶとゆう異常さを考えれば
 やっぱり 病気だったのでしょうが・・。)

こちらを読んでいて
もやもやした気持ち(kumi.cさんのもやもやとは別のものだと思います)になるので
思い切って
書き込むことにしました。

青葉さんをはじめ、
こちらの皆さんが
どんな意見も
考えるうえでの資料の一つとして
冷静に聞いてくださる方々だと信じて・・。


私の姉は
青葉さんの167で言う「入院病床を持つ精神病院」の看護師です。
15年は勤めていると思います。

先日 姉に会い、
この掲示板のことを少しだけ話しました。

「鬱で身内を亡くした方が
 いろんな書籍を読んだりして
 された治療について話してられる」って。

姉の反応は

・たぶん、医療への批判でしょう?
 それしか出ないのは覚悟してる。

・普通の本屋さんで売っている「鬱は治る」とか、
 「心の病気とは」みたいな本は
 一般の人の偏見をなくすためと、
 心が不安定だと悩んでる本人が読んで
 病院に行くきっかけにしてもらうための本。
 その手を読んで医療が不十分だったとは
 言って欲しくない。
 参考にするなら医学書専門の本屋さんで探してみて欲しい。

・どんなに重症でも 本人は
 「入院させられたら困る」などの理由から
 「たいしたことない」風を装うから
 判断がとても難しい。
 (それを聞き出すのが仕事なんですが・・)
 例えば
 「眠れてますか?」と聞いて
 「ハイ、眠れてます」と答えられても
 本当は寝ていないのに ウソを言っているのか
 浅く、短い眠りなのに 本人が「こんなもんだ」と思ってるのか、
 寝つき・寝覚めが悪い、何度も目が覚めるなどの症状があるのか、
 いろんな角度から訊ねても
 最終的には本人の言う事しか手がかりがなくて・・。
 だから
 様子がおかしい、と感じたら
 家族も病院にきてほしい。
 診察について来るのは本人が嫌がることもあるから
 別の時でも、TELでもいいから
 身近で実際に見ている人から
 患者さんの様子を教えてほしい。

こんなことを言ってました。

「鬱で亡くしたのではない人にはわからない、
 余計な口出し」
と 思われるでしょうが
ほとんどの医療従事者は
真剣に 患者さんを助けたいと思ってることを
それだけを伝えたかったんで
でしゃばって書きました。

それと、姉は
「患者さんのことは『客』だと思うように言われている」
と言いました。

患者さんが不幸にも亡くなれば
他人だけれど、
やっぱりとても悲しいけれど
その度に感情移入していたら
次の仕事ができなくなってしまう。
遺族側から見れば
とても冷たく見えるけれど。

私たちは 一人を亡くしただけで
癒されるのにこんなに長い時が必要。
もし 医療現場の方が 
その度に「人間らしく」感情をだしていたら、
現場は機能しないでしょうね。
(実際には責任を感じておかしくなってしまう人も出るとか)


まとまりも無く、
幼稚なことを書いて 失礼しました。

この掲示板での皆さんの声が
少しでも早く
医療の現場に届き、活かされることを願います。





169 こんにちは すずか 2002/09/17 11:14
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 関東
kumi.cさん、まいかさんの書き込みを見て、できれば医療関係者の方の意見を聞きたくて書き込みます。

私は医療関係者すべてを批判するつもりは全くありません。
ただ、夫を見ていた先生のしたことは、普通の医師のすることなのか、普通よりもレベルが低いことなのか知りたいのです。

つまり、抗鬱薬を処方するための診断に、何のチェックリストも用いていませんでしたが、これは普通のことなのでしょうか。
その後、2週間に一度、薬をもらいに受診していましたが、変わりありませんか?とたずねるだけでした。(本人も医師もそう言っていました)この質問だけで薬を出し続けるのは普通なのでしょうか。

具体的に何時間寝ているのか、今週誰と会ったのか、何を買ったのか、そういうことを聞けば躁になっていると分かると思うのですが、そういう質問はしないものなのでしょうか。もちろん、そこで嘘をつけば分からないかもしれませんが、聞きもしないというのは不思議です。

私が医師に始めて連絡を取ったのは、かなり躁がひどい状況になってからのことでしたが、そのときにも躁うつ病という話はしてもらえませんでした。家族にうつ病ではなく、躁うつ病だから違った注意が必要というようなことは知らせないものなのでしょうか。

死んだ後、薬暦をとりに薬局に行き、薬剤師と話をして初めて「躁うつ病」という単語を聞きました。それからやっと調べ始めて、夫は「うつ病」ではなく「躁うつ病」だった!と気づきました。医師のところに行き、夫の病名は躁うつ病ですよね、と改めて聞いて「そうです。」と言われました。死ぬ前にそう言ってほしかった。

私が気になっているのは、医師が冷たいとか患者を考えていないとかそういうことではなく、単に医療行為の仕方が間違っていたのではないかということだけなのです。あるいは、確立された方法がないのかもしれないので、そこが知りたいのです。

夫の様子がおかしくなってから、私のほうが精神的に不安定となり、夫と同じ病院に行きました(実は夫からお前の方がおかしいから、病院に行けと言われた)。たまたま、同じ先生ではなかったのですが、家での様子を話し、夫が同じ病院の○○先生にかかっていると言いました。そのとき、私は問題ないと言って帰されたのですが、同じ病院内で先生同士の打ち合わせはないのでしょうか。

長くなりましたが、教えてください。お願いします。


170 誤解があるといけないので 青葉 2002/09/18 00:10
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
書かせてください。

まいかさんには、
率直に書いていただいて大変感謝しています。

まいかさんの書かれた事はその通りだと認識しています。

今まで私は精神科の医療をすべて批判してきたわけではありません。

見えないから見えるようになりたい。
素人で理解できない事が多いから少しでも理解できるようになりたい。
そのような考えで書きこみを続けてきたつもりです。

自分を反省しつつ、
何が不足していたのかを明らかにし、
今後同じような苦しみを味わう方が少しでも減る事を願って書いてきました。

まいかさんのお姉様がおっしゃられた事にほとんど異論はありません。

>たぶん、医療への批判でしょう?
>それしか出ないのは覚悟してる。

ここで語られているのは批判も多かったでしょうが
批判だけではないと私は確信しています。

>普通の本屋さんで売っている「鬱は治る」とか、
>「心の病気とは」みたいな本は
>一般の人の偏見をなくすためと、
>心が不安定だと悩んでる本人が読んで
>病院に行くきっかけにしてもらうための本。

この部分も分かっているつもりです。
あくまでも精神科の敷居を低くする為であり、
受診しやすくする為に配慮された本ですね。

>その手を読んで医療が不十分だったとは
>言って欲しくない。
>参考にするなら医学書専門の本屋さんで探してみて欲しい。

医療者の多くは熱心に患者や家族と向き合っておられると思います。
心を砕いて治療してくださっていると思っています。

自死で夫を失った私の結論としては、
どうしようもなかったのだという事です。

誰のせいでもない事が世の中にはある・・・と。
重篤な鬱病になると死に至ることもあると捉えなくてはならない。
・・・そんな事を書かせていただきました。

>どんなに重症でも 本人は
>「入院させられたら困る」などの理由から
>「たいしたことない」風を装うから
>判断がとても難しい。

それもわかります。
夫は主治医の前では辛い状態であっても「調子が良い」と嘘偽りを述べていました。
ですから時々夫に内緒で私は主治医の所に出掛けて本当の様子を伝えていました。

ただ、なぜ鬱病で大切な人を自死でなくした遺族の多くは、
長い間苦しむのでしょうか?
何かここに足りないものがありはしないかと感じているのです。

精神科の医療が大変な事は重々承知しております。

病気ゆえに異常な行動をとってしまう人を真夜中であっても診療し、
無理やり隔離したり注射したりしなければならない。
決して好きでやっているわけではないし、
命掛けの場合だってあるのですよね。
家族の力ではどうにもならない重症の病者を治療するのは大変な行為だと思うのです。
そのような意味では大きな感謝しなければならない仕事をされているとも感じます。

しかしなぜこんなにも医療者との間に溝が出来てしまったのでしょうか?

溝を埋めるために透明性と説明責任をもっともっと広げる必要があると考えます。

病について、患者の接し方について、薬について他にも多くの疑問について
医療者に限らなくても納得いくような説明をされる方の存在が求められているような気がしています。

・・・・・・・・・・

感じておられる事を率直に書いていただくと私には良い刺激になり、
別の視点から捉え直すきっかけにつながります。

これからもここで少しずつお話させていただきながら、
自死遺族にとって心の負担が少しでも軽くなるような何かをつかみたいと願います。


171 今日の出来事 kumi.c 2002/09/18 22:00
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
私がこれから述べることは、青葉さんやすずかさんが知りたいと思われていることからは多分外れていると思います。
ただ今日はどうしても書きたかったので、お許しください。

私は、自分が精神科の医療に携わっていたとき、自死について真剣に考えたり、周りの医師や看護師たちと話をしたことは殆どありませんでした。
たとえ、よく知っている患者さんが自死で亡くなられたときでもそうでした。
私は自分が自死遺族という立場になった時、初めて、患者を自死で亡くした医師がどう思っていたのか知りたいと思いました。

そして今日、とある講習会で、かつて一緒に病棟で勤務していた医師に久々に会い、短い時間ながらそれを尋ねることが出来ました。

ひとりの医師は‘そういう死に方をされると、とてもつらいし、その患者さんを忘れることは出来ない’そう言いました。
もうひとりの医師は‘とてもつらいし、その患者さんとのそれまでの経緯を考えると、“あぁ、あの時がいけなかったんだな”とわかるよ。患者さんの家族が、医者が悪いと思う気持ちもわかる’そう言いました。


ふたりの医師の気持ちを聞いて、私の祖母の主治医もこんな気持ちでいるのだろうか、それともすっかり忘れてしまっているだろうか…そんなことを考えながら、帰路に着きました。
そして、私は、このふたりの医師が様々なの患者の診療にあたる場面を幾度となく側で観てきたのですが、
その時は、常に冷静で、患者さんと一定の距離を保ち、悪く言えば冷たい彼らに、人間的な感情はどうなっているのだろうとよく思っていたことも思い出しました。


今日の私の出来事をとりとめなく書かせていただきました。
解かりづらい文章でごめんなさい。
また、今までの流れからも外れましたね。
申し訳ありません。
今度はもう少し考えをまとめてから書こうと思います。






172 思いつきなんですが・・・ はーとろーど 2002/09/21 13:42
男性 / 30歳台 / 子 / 10年以内 / 中部
kumi.cさん,こんにちは。

>今度はもう少し考えをまとめてから書こうと思います。

あのね・・・
無理して,まとめすぎなくてもいいって思いましたよぉ。

まとめるとね,消えちゃうこともあるんです。
だから,できるだけまとまっていた方が,
伝わりやすいし,読みやすいとは思いますが,
むしろ,見え辛くなってることを率直に見える状態にしていくことの方が,
大切な気がするんですよね・・・

どんな立場のものであっても,隠したり,見えなくしてしまったら,
他の人は,考えることをスタートできません。

そうしたら,実は変われるものであるのに,
みんなが,変わったほうがいいと考えるかもしれないのに,
ずっと,蓋を閉じたままで,なにも変わらない・・・
になっちゃっているんじゃないのかな?と思ってます。

だから,痛み感じる人がおられるかもしれませんが,
この掲示板では,率直に「医療のあり方」に関する,
様々なものを出していったらと思います。

☆−−−−−

お医者さんだって,みんな同じ人間です。

痛みは痛みとして当然にあるはずですよね。
ただ,プロだから,それを「麻痺させる強さ,技」とか,
プラスマイナス両方ありますが「慣れ」もあると思いました。


>その患者さんとのそれまでの経緯を考えると、
>“あぁ、あの時がいけなかったんだな”とわかるよ。

ってことがね・・・

医療ミスの問題などが社会的にクローズアップされると,
ますます,個人の中に埋もれちゃうのかなと危惧します。

未知の領域を見つめ,考え,行動する職業なんですもん。
正しい対処方法が常にあると考える方が無理ありです。

であれば,ミスはあるでしょう・・・
人間がやってることでもあるしね。

けど,それを表に出して欲しいですよね。

あの時っていつ?
なぜ,いけなかったの?
って・・・

でないと,ちっとも全体としてより良い方向に進まないんじゃないか
って,私は思いました。

☆−−−−−

いきなり出てきて,好き放題言って,すみませんでした。


173 医療ミスについて思うこと すずか 2002/09/21 16:34
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 関東
私は夫を診察していた医師は医療ミスを犯したのではないかと思っていますが、その医療ミスとは何かということについて、私の考えを書きます。

結果だけ見れば、患者が死ぬということは医師の敗北と言えると思うのですよね。ただ、そこに至る過程はいろいろで、不可抗力の場合もあれば、過失のときもあり、重過失あるいは故意の場合もあると思うのです。私は過失があったときだけが医療ミス、重過失あるいは故意は犯罪だと思います。

で、どこからが不可抗力でどこからが過失かという判断が患者からは(少なくとも私からは)全く分からないのです。
そのときに、いろいろ批判の対象として言われているマニュアルは重要だと思うのです。
医師ならば当然するべき行為と考慮すべき事項というのがあるはずだと思うんですよね。「ない。」といわれてしまったら、医療のレベルは人それぞれということになり、医師免許ってなんだ?ってことになってしまうと思うのです。

>その患者さんとのそれまでの経緯を考えると、
>“あぁ、あの時がいけなかったんだな”とわかるよ。

これが分かるってことは、このときにすべきことをしてないのではと思うのです。
何か変だと感じたなら、何か対処すべきではないかと。
もしかしたら、あとで振り返ってはじめて分かることも多いのかもしれませんが。

あと、思うのは患者や家族に対する告知は患者のためではなく、医師のためでもあると思うのです。
私は自分が手術したときに、最悪の事態を列挙されて、その上で同意書にサインさせられて、嫌な気持ちでしたが 、こうしないと医療行為が失敗したときに医師が損害を受けると思うのです。

話がパラパラしますが、医療関係者は今、医療ミスについてどのように解釈しているのでしょうか。

kumi.cさんが書きにくいと感じているのは、どのようなことなのでしょうか。繰り返しますが、誰かを批判しようというのではないのです。ただ、知りたいだけなのです。


174 すずかさんへ まいか 2002/09/22 01:51
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 中国
今日、姉に会いました。
で、
169のすずかさんの投稿をそのまま写し、
読んでもらいました。
姉はその169以外の投稿は全く見ていないので
その情報だけを見た意見であること、
感情とかを抜きにした意見・
医療者側からの意見であること、
その医師の意見ではなく、
あくまで「姉」の意見であること、
もちろん、姉が医療の代表者でもなんでもないこと、
なんの知識も無い私にわかるよう簡単に話した中で
私が理解できたことのみだとゆうこと、
そんなのですが・・。

>抗鬱薬を処方するための診断に、何のチェックリストも用いていませんでしたが、
 これは普通のことなのでしょうか。

はい、普通です。とゆうか、少なくとも患者の前ではしないはず。
診察後、そのリスト?と照らし合わす、とゆうことならするかもしれません。
自分が風邪っぽくて病院に行って、医師がチェックリストで診察し、「YESが5個だから風邪ですね」って言われたら?

>変わりありませんか?とたずねるだけでした。

「変わりありませんか?」は、医師が患者の話を聞きだす為の定番のセリフ。
医師の方から積極的に具体的な質問はしない。
話しの流れで、「ふうん、友達に会ったんだ。どうだった?」
という聞き方はしても、
医師の方からはしない。
「変わりありません」と明るく言えれば、
あぁ、ラクになってるんだな、とか、
ためらいがちに、なら、もう少し話してみる、とか
一言だけでも、
その口調に注意を払っている。
「躁」が激しくなっていれば
話したくてたまらなくて
「変わりありませんか?」だけで、
患者自らどんどん話してくる。
治った事をアピールしたい気持ちも働く。

>家族にうつ病ではなく、躁うつ病だから違った注意が必要というようなことは知らせないものなのでしょうか。

う〜・・ん、とうなっていました。
「躁」への対処の仕方、難しい、とゆうか、症状が一つではない。
めちゃめちゃ明るく活動的になる人もいれば
暴力的になる人もいる。
人に危害を加えそうな場合は注意するけれど、
お金遣いが荒くなったといっても
その家の経済状態はわからないし、
ホントのほしいものができて買ったのかもしれないし・・。
これは私にはよくわからなかった・・。

>薬暦をとりに薬局に行き、薬剤師と話をして初めて「躁うつ病」という単語を聞きました。

とても怒っていました。
「この薬剤師はおかしい!」
基本的に、薬剤師は処方箋を見て薬を出します。
病院によってはカルテが一緒に回るところもあるでしょうが、
薬剤師が見るのは処方箋です。
薬についての質問には答えなければいけないけれど
診断について話すのは筋違い。
カルテまで全てチェックして、
その上で「この薬は間違っていないか?」と
医師に確認した、とゆうのならわかるけれど、
どんな薬が出ているかだけで薬剤師が診断について話したとすれば
でしゃばり、というか、
患者さん達を混乱させるだけ。
薬の効能は一つだけではありません。
例えば、とてもポピュラーな「バファリン」。
「痛み止め」として有名だけど、
熱も下げるし、炎症も抑えます。
また、薬には、どれも「副作用」があります。
(あぁ、この辺の話し、よく覚えていない・・)
例えば血圧の患者さんにビタミン剤を出す。
ビタミンが不足してるわけじゃなくて
その薬の副作用の方を期待している。
(なんかあやふや。例えば、ってことで流してください)
この薬剤師さんは、
医師が その薬のどの効能を利用したくて出したのか、
そこまで十分承知して話したのでしょうか?
普通なら薬の説明だけで、後は医師にたずねるよううながすのが筋。

>「うつ病」ではなく「躁うつ病」だった!

「鬱」は病気ではなく、症状です。
「躁鬱病」が病名だそうです。
「鬱」のあとには、たいてい「躁」が出ます。
鬱・躁を繰り返して乗り越えて行きます。
で、その「躁」の状態ですが、
医師が初めて患者に会ったときは既に「鬱」なので、
医師は、普通の状態の患者さんを知りません。
もともとおとなしい人ならば、
ちょっと出かけただけでも「躁」だし、
もともとがすっごく明るい人なら
かなり楽しそうでも「普通」のことだし。
・・・どう言えばいいのかな・・
医師が「躁」を頭にいれずに治療することは無いけど、
その患者さんの状態のどこからがキケンな「躁」なのかが判断しづらい。
だから、薬を変えるタイミングも慎重。
この明るさは薬がほどよく効いているのか、
それとも、この人にとっては効きすぎなのか。
薬を変えると、もっとひどい状態になるかもしれない。
薬とは関係なく、
本人が自力で明るさを取り戻したのか・・?

>同じ病院内で先生同士の打ち合わせはないのでしょうか。

無いです。
もしもすずかさんが
「夫の暴力が激しくてたまらない!殺されるかも!」
と、恐怖でおかしくなってるように訴えたとしたら
すずかさんの担当医は「すずかさんを護るため」に、
ご主人の担当医に、どんな患者なのかききに行くことはあるかもしれない。
「すずかさんの症状」の裏づけを取るために。
それ以外ではまず考えられない事。



他に
姉の話しで出てきたこと。

・精神病の場合、患者に病名をはっきり告げないこともある。
 (自分はおかしいんだ、と追い詰めてしまうから)

・病院にかかっていることを家族が知っていて
 「症状が変わったのに薬が変わらない」と疑問に思ったのなら
 医師にそれを伝えてほしい。
 その他にも変わった様子があればどんどん知らせて欲しい。

・どんなにたくさんの情報を家族から得たとしても
 医師が患者に、家族から聞いた、と言うことは無い。
 それを言うと、信頼関係が崩れてしまうから。
 「家族の言う事のほうを信じるなら勝手に二人で話してくれ!」
 ってことになっちゃうでしょ。

・よほどのこと(人に危害を加えるなど)が無い限り
 医師の方から、家族に連絡をとることは無い。
 知らせたいことがある場合も、
 知りたいことがある場合も、
 家族の方から積極的に連絡をしてほしい。
 わからなければ聞いて!
 子供が病気をして医者にかかったら、
 親がいろいろきくでしょう?
 温めればいいんですか?
 冷やしたほうがいいんですか?
 食事は普通でいいんですか?
 学校は休んだ方がいいですか?
 どうなったら救急にかかる必要がありますか?etc.etc.・・
 同じ事です。
 聞かないとゆうことは「わかってる」ともとられる。

・例えば、腕が痛くて受診する。
 「腕が痛い」とだけ伝えれば、医師は腕しか診ません。
 「念のため足も診ましょう」なんてすれば
 「医療カゴ」です。
 本当に足も折れていてとても痛いとしても
 患者サイドがそれを伝えなければ診察しません。
 伝えなければ伝わりません。

 「伝えた!」場合に考えられる事。
 ・医師がミスをした。
 ・伝えた「つもり」であって、正しく伝わっていなかった。



きついことを書きます。

「この結果が『医療ミス』だと言うのなら、
 症状の変化を知っていながら医師との連絡を怠った家族は
 『怠慢』じゃないのか?」

「鬱」で大切な人を失った方々には
とてもつらい言葉ですよね。
皆さん、それで苦しんでおられるのですから・・。

決してそれを責めてるのではありません。
ホントに、ホントに。


医師にも気付かせることなく、
家族に、「医師の所に行かなくては!」と思わせるスキも与えず、
手のほどこしようもないほど進行した癌細胞のように、
「躁鬱病」と言う恐ろしい病気が進行していった結果ではないでしょうか?
(この4行は私の思いです。「鬱」を知らない私の)


先日、
「医療ミス」と「医療の失敗」の違いについて
TVで特番してましたね。

すずかさんがどっちと判断するか、参考になるでしょうか?
うまく伝えられたでしょうか?
あくまで、姉の個人の意見で、一つの投稿しか見ていなくて、
私が書いてるから少し意味合いが変わってきてるかもしれない、
とゆうこと、お忘れなく!!

そして 姉から
「医療ミスだと思ってなにか行動を起こすなら
 早くしたほうがいい。
 カルテは5年で破棄されてしまうし、
 医師の記憶も時間とともに薄れてしまう。
 すずかさんの記憶も。
 悪い「印象」だけでは闘えないから、
 一つ一つをはっきりと覚えているうちに・・。」


それと、
171のkumi.cさんの
「あぁ、あの時がいけなかったんだな」は、
「医療ミス」ではなく、「医療の失敗」の方の意味では?と
私は感じましたが、
kumi.cさんはどちらの意味とお考えでしょう?


長くなりました。     終わり。



 
 
















175 まいかさん、ありがとうございます。 すずか 2002/09/22 07:31
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 関東
> はい、普通です。とゆうか、少なくとも患者の前ではしないはず。
> 診察後、そのリスト?と照らし合わす、とゆうことならするかもしれません。
> 自分が風邪っぽくて病院に行って、医師がチェックリストで診察し、「YESが5個だから風邪ですね」って言われたら?

ごめなさい、書き方がよくなかったですね。
私が、夫は本当に鬱だったのですか?どういうことから鬱だと判断したのですかとたずねたら、「私が話してそう感じた。」という答えだったので、それでは納得できず、なにか鬱の症状に該当するのですかと食い下がったら、「私はチェックリストは用いない。」と言われたので、ますます納得できなかったのです。
確かに、プロだから独自の勘?はあるのだと思いますが、そこを説明してほしかったなあと思って。でないと、診断があってたのか間違ってたのか判断できないと思って。

ちなみにチェックリスト(言葉が悪いですね。判断根拠のことです)を用いて、こうだからウイルス感染ですとか 説明されるのは私はウェルカムです。実際に私がかかる医師はそうしてますが、だいたいは、分からないけど、のどが赤くて熱があるから風邪ねみたいな感じですが。

> 医師の方から積極的に具体的な質問はしない。
> 話しの流れで、「ふうん、友達に会ったんだ。どうだった?」
> という聞き方はしても、
> 医師の方からはしない。

ああ、みなさんそうなんですね。

> 「躁」が激しくなっていれば
> 話したくてたまらなくて
> 「変わりありませんか?」だけで、
> 患者自らどんどん話してくる。
> 治った事をアピールしたい気持ちも働く。

これがなかったのが最大の要因ですよね。多分。
夫は何も話さなかったようです。
もしかしたら、(これは私の友人で親戚に躁うつ病の人がいる人のセリフですが)自分は抗うつ剤を飲むと調子がいいから、あえて医師の前ではおとなしくして、同じ薬をもらって来ていたのかもしれません。

>薬暦をとりに薬局に行き、薬剤師と話をして初めて「躁うつ病」という単語を聞きました。
>
> とても怒っていました。
> 「この薬剤師はおかしい!」
> 基本的に、薬剤師は処方箋を見て薬を出します。
> 病院によってはカルテが一緒に回るところもあるでしょうが、
> 薬剤師が見るのは処方箋です。
> 薬についての質問には答えなければいけないけれど
> 診断について話すのは筋違い。

ああ、そうなんですか。
私が、最後はこんな行動をしていたのですと言ったら、「えっ、それは躁状態だったのでは?」と言われたのです。多分、薬剤師もしまったと思ったのでしょう。「躁うつ病だったかもしれないが、医師が診断したのだから、医師に聞いて。」と言われ、帰されました。

> >「うつ病」ではなく「躁うつ病」だった!
>
> 「鬱」は病気ではなく、症状です。
> 「躁鬱病」が病名だそうです。
> 「鬱」のあとには、たいてい「躁」が出ます。

あの、鬱しかでない単極性と躁と鬱がある双極性があって、別の病気なんじゃないでしょうか?すみません、素人が調べた結果の質問です。鬱は4割くらいの人が出るけど、躁が出るのは1%くらいと出ている本もあったのですが・・。

> 「この結果が『医療ミス』だと言うのなら、
>  症状の変化を知っていながら医師との連絡を怠った家族は
>  『怠慢』じゃないのか?」

これはそう思ってます。以前の書き込みでもしましたが、自分のことは棚にあげてます。
もっと、前の段階で医師に訴えるべきでした。
だから、とても後悔しているのですが、多分、今の精神科医療の問題はその辺にあって、小児科は必ず親がついていくし、内科の場合は、ある程度、自分の症状を自覚できるからいろいろ言えると思うのです。ところが、精神科は自覚すべき脳がおかしくなっている。そして、家族は精神病にあまり接したことがないから、何がおかしいのか分からない。

精神科には家族のほうが積極的にコンタクトをとる必要があると言うことですよね。この点を全く認識してませんでした。そして、精神科に行ってるから、家での態度がすごくても、専門化が見てるから大丈夫と言う思いがこちらにもありました。
ここが大きな間違いだったと思います。家族が言わなければ、患者だけ診ていても分からないということですよね。

> すずかさんがどっちと判断するか、参考になるでしょうか?
> うまく伝えられたでしょうか?

参考になりました。ありがとうございます。

> そして 姉から
> 「医療ミスだと思ってなにか行動を起こすなら
>  早くしたほうがいい。
>  カルテは5年で破棄されてしまうし、
>  医師の記憶も時間とともに薄れてしまう。
>  すずかさんの記憶も。
>  悪い「印象」だけでは闘えないから、
>  一つ一つをはっきりと覚えているうちに・・。」

うん、でもまいかさんの書き込みを見ると難しいと思うんです。
やはり、明らかな過失がないので。
問題になる点は3つで、鬱と判断したこと、躁転したことに気づかなかったこと、鬱になったときに自傷のおそれありとして入院させなかったこと(入院してもダメなときはダメですよね) ですが、どれも、別の医師もしていることをしただけなので、これはどうしようもないなあと。

でも、そうなると、医師はこういう事例は助けられないということになるので、助けるためには医師のほうからも患者の家族に連絡をとるように変えていってもいいのでは、と思います。
なんといっても、患者にとっては初めてのことです。患者側からのコンタクトは人それぞれで期待できないことも多いと思います。

お姉様にもよろしくお伝えください。


176 おはようございます まいか 2002/09/22 11:15
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 中国

174で
一番重要!と書いた「家族からの情報の提供」、
でも、
冷静に過去ログを読み返してみると
みなさん、
病院への連絡とってられるんですよね。

それなのに
なにがいけなかったのか。

やっぱり
医師が手を抜いていた部分もあるんだろうか・・。

今朝になって
そんな思いが
私の中に生まれてきました。

まだまだ未知の病で
一人一人症状がちがうから
医師の方も大変なんだろうけれど
「医師がするべきこと」がなにかあったんじゃないか。

医師と家族の連携が重要というのなら
医療側は
それを社会全体に前もって知らせておいてくれないと
後から知ってもどうにもなりませんよね。



すずかさんが納得いかないことがあるななら
無理に封じ込めないでくださいね。

医療の???を専門家の目で説明してくれる機関って
無いんでしょうか。



177 今更ながら、ですが。 kumi.c 2002/09/22 22:17
女性 / 30歳台 / 祖母 / 5年以内 / 関東
何から書いたらいいか、迷います。

まいかさん、
私は医療ミスと医療の失敗についてのテレビは観ていないので、具体的な内容はわからないのですが、
医師から聴いた“あぁあのときが…”がミスか失敗かの判断はしかねます。
それは、具体的な事例ではないということもありますが、その言葉にもっと深いものを感じるからです。
それは、その医師と患者にしかわからないものもがあるんだろうなぁということ…。上手く説明できなくて申し訳ないのですが…。
(ただこれは、私に話をしてくれたこの医師の場合は、です。)

すずかさんが173で書いていた、患者の死は医師の敗北という言葉がありますが、命を救うという医療行為の場合はそうかもしれません。そして患者の死は医師だけでなく関わった医療スタッフ全ての敗北でしょう。
確かにたくさんの死に接し、ある意味慣れてしまう面もあるけれど、医療者だって患者の死はとてもつらいものです。どの死も、ひとつたりとも同じものとして受け取ったりはしていません。
そして一生懸命治療にあたっていれば、それだけ自分の無力さを見せ付けられ、空しく悲しい気持ちになります。
皆さんは、それはわかっているとお思いでしょう。
そして、決して医療者を責めているつもりは無い、と。
私が医師から聴いた言葉をここに書いたのは、当たり前かもしれないけれど、医師にも人間的な感情があるんだということを私自身が再確認できたので、それを他の方にも伝えられたらと思ったからです。

具体的なことでは、まいかさんのお姉様がおっしゃっていることと、私の思うことは同じです。
これだけのことを尋ねたまいかさんにも、答えてくださったお姉様にも感謝しています。

私は以前、精神科にも予防医学が出来たらと思ったことがありました。
一緒に働いていたケースワーカーとその話になり、精神科予防医学の基礎になるものはきっと家族だね、とそのワーカーが言ったことを今でも覚えています。
医療サイドからのきちんとした情報の提示、家族間の連携、そして家族と医療者の連携…精神科だけでなく全ての医療において、それが重要になってくるのですね。
今更なのですが、医療者、患者、家族その3者がつながることが鍵なのですよね。
そしてそのつながりが上手くいかなくて、ここに皆さんが書かれているようなことが起きている…。



最後に、躁うつ病についてですが、日本では躁病はめずらしく、うつ病で躁転(うつから躁状態になること)のエピソードがある患者さん(いわゆる躁うつ病)もあまり多くはないと思います。
ただこれは、わたしの記憶の限りなので現在のことは調べてみないと何とも言えませんが。


今日はこの辺で。
外は静かに雨が降っています。
ずいぶん涼しくなりました。
皆さん風邪にはお気をつけて…。







178 何だか・・・。 青葉 2002/09/22 23:57
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
すずかさんとまいかさんのお話を拝見して
複雑な思いになりました。

まいかさんの書きこみやそしてお姉様のお話に感謝しつつ、
現実の厳しさ、厚い壁を感じないわけにはいきませんでした。

専門家と一般の人間との間の悲しく不幸なずれや行き違いを改めて感じてしまった為の感情かもしれません。

「鬱はなおる」「心の風邪」という言葉が私には、以前からそう感じていましたが、いかに虚しく響くことか。
鬱病とは大変な病気なのだと再認識しました。

168にまいかさんが書かれた内容

>一般の人の偏見をなくすためと、
>心が不安定だと悩んでる本人が読んで
>病院に行くきっかけにしてもらうための本。
>その手を読んで医療が不十分だったとは
>言って欲しくない。

一般の人はこの事をどう捉えるのでしょうか?
お姉様が言われた事を何ら異論なく納得されるのでしょうか?
個人の意見として考えてみても、
私には、お互いに伝えたい部分が伝わっていないような気がするのです。

私は医療が不充分だったとは思っていません。
誠心誠意尽くしてくださったのだと思います。
でも、改善していかなければならない事がいくつかあると感じるのです。

>参考にするなら医学書専門の本屋さんで探してみて欲しい。

この部分も私には引っ掛かりを感じました。
一般の人がそこまで動くと考えての発言なのでしょうか?
そこまでしないと考えて発言されているのでしょうか?

私の視点は、医療ミスとか医療の失敗に関してのみあるのではありません。
その事で裁判をおこそうとの気持ちもありません。

ここで一番お話したいのは、
家族を自死で失った途端にそれまでつながっていたさまざまなものから切り離されてしまう現実です。
今まで何ら手を差し伸べられずに放り出されていた自死遺族が少しでも穏やかな気持ちで毎日が過ごせるような何かが欲しいと言う事なのです。
このように考えるのは単なる甘えなのでしょうか?

最近になって、自死に限らず、遺された家族に対してのケアを考えるような方向へと数少ないですが医療関係者が動き始めています。
そのような方とお話してみたいと私は願います。

今のやり方はおかしくない。改善点はないと言い切ってしまったら、
これからの進歩はないのではないでしょうか?

医療だけではなく人間が行う物事には必ずやミスや失敗がつきものです。
ですから常に完全を目指す不断の努力を続ける必要はあると思いますし、
その為に新しい分野を切り開く為の研究もしていかなくてはならないでしょう。
過去に営々と多くの方が研究し努力されたから今日のような高度な医療が行われるようになったのだと思います。
それはこれからも続けていかなくてはならないものであるはずです。

あくまでも私の理想ですし、机上の空論でしかないですが、
単に命を長らえさせるというのではなく、命を輝かすことになる医療のあり方を考えてみたい。
逝ってしまった夫の命をも輝かせるような生き方を私は模索してみたいと思っています。

皆さんからの意見を聞かせていただきながら、少しずつでも私の考えを深めていきたいです。


179 躁うつ病の判断基準のことなど すずか 2002/09/25 10:15
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 関東
あのあと、米国精神医学会治療ガイドライン「双極性障害」という本を買ってみました。本当に専門書なので、私の解釈が間違っているかもしれません。

この本の中で、過去に躁病エピソードがあるか具体的にたずねる必要があると書かれているのですが、この具体的な質問と言うのを日本ではしてないのでしょうか。

というのも、彼は過去(私と出会うより前)に一度離婚しているのですが、今考えると結婚自体が躁状態だったのかなあと。学生結婚だったのですが、就職が決まっていたとはいえ、何の生活力もないのに結婚し、就職してすぐにかなり高い車をローンで買ってます。そして、すぐに別居。
出会った当初、その話を聞いてギョッとしたのですが、若気の至りかなあと、そのときには随分落ち着いていたので、そのままにしてしまいました。

しかし、躁病の典型例として20代に発病、それから次のエピソードまで5年から10年とあるので、かなり典型的な双極性障害だったのかもしれません。

さらに薬物治療に関しては、一般的に抗うつ薬の投与は慎重に、躁病エピソード中は使用中止とあります。

ここで、思うことは、ふつうは病気を自覚するのはうつ状態でしょうから、うつの症状で病院にいったとき、医者は患者が双極性障害でないか、もっと慎重に判断する必要があるのではないかなあ。あるいは、よく分からないなら、気分安定薬だけ処方して、抗うつ薬の処方はとりあえず、やめておくとか。

もしかすると、薬ばっかり開発が進んで、肝心の処方するポイントについて絞りきれていないのではないかと感じました。できれば、この点について反論があるとありがたいです。

以下、青葉さんの書き込みからですが、

> 専門家と一般の人間との間の悲しく不幸なずれや行き違いを改めて感じてしまった為の感情かもしれません。

私もちょっと感じました。
前に確かkumi.cさんの発言で「専門ばか」という単語が出てきましたが、これは、専門のことしか知らないと言うよりも、「専門家以外の人が何を知っていて何を知らないかを知らない」ということかもしれないなあと。

> >一般の人の偏見をなくすためと、
> >心が不安定だと悩んでる本人が読んで
> >病院に行くきっかけにしてもらうための本。
> >その手を読んで医療が不十分だったとは
> >言って欲しくない。

これは、多分私が夫の状況を判断するときに、簡単な本だけしか参考にしなかったことの批判だと思うのですが、そのときは今ほど深刻に捉えていなかったということは言えると思います。変だな変だなと思いつつ、本当に狂っていたと理解したのは死んだ後ですから。もっとも、その渦中にいたときは私自身かなり変だったので、冷静に考える能力がなかったのでしょう。

> 一般の人はこの事をどう捉えるのでしょうか?
> お姉様が言われた事を何ら異論なく納得されるのでしょうか?

申し訳ないですが、納得なんて全然できません。
そのときに、もっとちゃんと教えてよーーーーと今でも思ってしまいます。

> ここで一番お話したいのは、
> 家族を自死で失った途端にそれまでつながっていたさまざまなものから切り離されてしまう現実です。
> 今まで何ら手を差し伸べられずに放り出されていた自死遺族が少しでも穏やかな気持ちで毎日が過ごせるような何かが欲しいと言う事なのです。

私はまだまだ死んだ時点から先を考えることができないので、青葉さんのように全体を眺めることができず、ここでいう何かが全く理解できないのですが、もしも、許されるなら、もう少しこれまでと同じような書き込みをさせていただきたいと思います。

多分、私も裁判をしたいとかではなく、この件に関して自分の知識を増やして、それをとにかく誰かに言いたいのです。だから、医療関係者の方々がとても不快に思うのであれば、本当に申し訳ありません。


180 しつこいですけど、追加 すずか 2002/09/25 16:37
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 関東
まいかさんの書かれた文のうちこの部分。

> 医師にも気付かせることなく、
> 家族に、「医師の所に行かなくては!」と思わせるスキも与えず、
> 手のほどこしようもないほど進行した癌細胞のように、
> 「躁鬱病」と言う恐ろしい病気が進行していった結果ではないでしょうか?

多分、これが正しいです。
で、もしも癌だった場合、内科にかかっていたら、何で分からなかったのか疑問に思って、医者のところに行くと思うのです。
そして、多分、先生は検査の結果、こうだったから分からなかったと答える・・。ただ、分からなかったと言われて、納得して済ませる家族はいないと思います。

だから、きっと、次に進めないんですよね。
やっぱり、もう一度、あの医師に話を聞きに行こうっと。


181 思いつくままに・・・ はーとろーど 2002/09/26 18:29
男性 / 30歳台 / 子 / 10年以内 / 中部
ポイントのずれをいくつか感じたので投稿させてくださいね。
(ずれてないような気もするのですが・・・)

まず・・・

うつと躁。
うつ状態と躁状態。
うつ病と躁病。
躁うつ病。
統合失調症(以前の精神分裂病)。

に,ついての私の認識していることです。

医学的にも言葉の意味的にも別。
これらの線引きが明確ではなく,曖昧な部分もある。
差があるとすれば,
症状の種類,長さ,深さ,波の大きさの差がある。
いずれの中にも軽度,重度がある。
いずれも回復できないと言い切れるものではないし,
医療技術によって,回復できる確率は急上昇している。
(手をいくらでも施せる方法があるものです)

と,いう事です。

簡略に,正確に説明のあるサイトを探しましたが,
良いものが見つかりませんでした。
また,見つかったら,載せようと思います。

−−−−−

それと,善悪,正誤,情念などは,できるだけ横に置きましょう。

今,あるものは,あるものとして,正誤ではなく,
「医療のあり方」の方向性をどうすることが良いのか?だと思います。

予防という話しもあります。
本人と医療者と家族との連携による対処という話しもあります。
ケア,そして,ケアのケアという話しもあります。

本人(私たちの場合は故人ですが),医療者,家族(遺族),
という立場を客観的に見つめるとき,
たぶん,だれもが加害者であり,同時に被害者になりえます。

本人は辛かったのではないか・・・
遺族は辛かったのではないか・・・
遺族は辛いのではないか・・・

という視点があるとすれば,医療に携わった方も,
辛かったのではないか・・・
今,辛い思いを持っておられるのではないか・・・

という視点も当然にありと私は思っています。

蓋をして,見えなくしているものはないですか?
見えたら,どうしましょうか?

携わった医療者の方もまた,行き場のない思いを
かかえておられるのではないのかな・・・そんなこと思いました。


182 すずかさんの投稿から思うこと 青葉 2002/09/26 20:18
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
管理人さんに的確にまとめていただきましたので、
今の時点で、私が感じていることを書かせてください。

私の現在のここへの書きこみの目的は、
すずかさんとは違った方向に向かっているかもしれませんが、
すずかさんのお気持ちとの共通点が多々あると感じております。

自死という結末は遺族にとって、どうしても納得がいかない事実なのですよね。
5年以上の歳月が過ぎて気持ちの整理がなされたと感じている私ですが、
それでも、「なぜそのような亡くなり方をしなくてはならなかったのか?」と、
受け入れがたく理解に苦しむ悲しい事実であることには相違ないのです。
何年たっても完全なる理解はありえないのではないかとも思っています。

確かに進行した癌細胞のように鬱病が進行した結果の死だったのかもしれません。
しかし、同じように病気で亡くなったとしても、癌の場合は自死ではなく病死です。
死亡診断書が出されます。
鬱病の場合は病気が原因で亡くなったとしても、さらに付け加えるなら薬に原因があったとしても、
病死とは扱われず、あくまでも自分の決意という点では自死であり、死体検案書が出されます。
亡くなった時の扱い方が大きく異なるのです。

どうしても、多くの場合、自死は受け入れがたい事実になってしまいます。

今の私は、「どうしようもなかったのだ、この世の中には避けられない事があるのだ。」との考えに推移しています。
ですから、医療現場におられる方のご意見には、
ある程度冷静に耳を傾けられるようになりましたが、以前の混乱状態の時期であったのなら、消化不良を起こしていたのではないかと思います。

心が固くなり閉ざされがちの時期には、医療関係者に多くの質問をしたとしても、自分の気持ちを完全に納得させるだけの説明を引き出すことは出来ないのかもしれません。
かえって失望し、辛い思いを抱えてしまう事すらあるかもしれません。

自分の今までを振りかえりながら、そんな事を感じました。

>だから、きっと、次に進めないんですよね。
>やっぱり、もう一度、あの医師に話を聞きに行こうっと。

質問に行かれたすずかさんの心が少しでも軽くなっておられたらと願うものです。

>もしも、許されるなら、
>もう少しこれまでと同じような書き込みをさせていただきたいと思います。

>この件に関して自分の知識を増やして、

この部分はすずかさんに同感です。

私はここに書き込んで気持ちの整理をさせていただき、大変ありがたかったのです。そして皆さんから多くの刺激を受けてきました。
細々とではありますが、これからも私は時々書かせていただくつもりです。
すずかさんも是非遠慮なさらずに、その時点での思いや考えを書き込まれて下さいね。私も一緒に考えさせていただきたいと思っています。

それぞれの方に様々なお考えがあるので、葛藤したり疑問も生じるでしょう。時には衝突すらあるのかもしれません。

でも語り合う事で何かが発見できると私は信じていますし、今までになかった新しい取り組みへのきっかけがつくれたらとの思いもあります。


183 コミュニケーション yamazoh 2002/09/26 22:10
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
ご無沙汰しております。自身の生活に大変化が起こり、慌しい毎日を送っております。これから先、更に時間が無くなると思いますので、今、思うことを投稿させていただきます。
管理人さんが纏めて下さったのに、少し方向がずれるかもしれませんが、ご容赦下さい。

青葉さんの投稿で思ったことがあります。
>確かに進行した癌細胞のように鬱病が進行した結果の死だったのかもしれません。
>しかし、同じように病気で亡くなったとしても、癌の場合は自死ではなく病死です。
>死亡診断書が出されます。

これは、癌なら受け入れられるけれど自死だと受け入れられない、ということなのでしょうか?私の理解力が足りないかもしれませんが、そう受取った上で書きます。

私は、兄を亡くす以前に父を癌で亡くしています。
以前癒しの掲示板だったと思いますが「癌の方がましだ」という投稿を読んだ覚えがあります。
しかし私の立場から言えば、どちらがマシということはありません。どちらも同じだけ辛いです。悲しいです。
対外的に病死だと言い訳がつく、という見解もあると思います。確かにその通りですが、それはその時だけの事。後はどちらにしても、受け入れられるまで自分との戦いになります。
癌でも「仕方の無かった事」とは未だに言えない私がここにいます。

癌と自死を医療者と遺族に置き換えてみます。
医療者には医療者の、辛く悲しい思いというのも容易に想像できると思います。

然しながら、私たち遺族が医療者に怒りの矛先を向けてしまうのは何故なのでしょうか。
私たちの悲しみによる錯乱状態、認めたくない思いなど、色々考えられます。その中で、一番大きな理由は「コミュニケーション不足」なのではないかと、私は思います。
今となっては、ですが故人と医師、医師と家族、家族と故人。その中でも医師と家族の間で不足していると、残された私たちの中でだけ悲しみが膨らみ、そのベクトルは医師へと向かうような気がしています。
コミュニケーション不足を解消する為に何をしたらいいのか・・・自身の考えが間違えでないと信じて、少し考えてみようと思います。

最後に、鬱について私の認識を書きます。
私は、鬱を恐ろしい病気だと思っていません。
本人にとっては「辛く苦しい病気」。家族にとっては「気をつけなければならない病気」だと思っています。
遺族である私たちも、発症する可能性は充分あります。自身が、もしくは身近な人がかかった場合、この語り合いの内容を踏まえた上で対応していけたら、と願います。



184 見えない事と横の連携 青葉 2002/09/29 10:14
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
すべての物事には二面性があると私は考えています。
マスコミ等で扱われている事件、クローズアップされている問題すべてに
見えない部分があると考えます。

子供達の間に起こっている低年齢化している少年事件においても不登校問題についても、
企業の不祥事においても皆同様の面を感じています。

ある部分だけが光で照らされていて全体が見えていない。
自分に関係がない事については見ようとしない。知ろうとしない。

矛盾していますが、このような書き込みをしている私自身もそのような傾向を持っています。
いくつかの部分だけが大きく取り上げられ世論の流れが出来てしまった為に
その陰で心を痛め辛い思いを抱えている方は案外多いのではないでしょうか?

バスジャックの事件がありました。精神鑑定をした見解はバラバラでした。
被害者の家族はもちろんですが、本当は加害者の家族の方も、誰にも訴えられない深い苦悩を持っているはずです。

自殺問題の見解もそれぞれの立場で異なっているようです。

4年連続年間3万人を超えている自殺者の背景として不況、中高年のリストラが強調されています。
しかし一方で、半数が健康問題での自殺とする考え方もあるのです。

一つの捉え方として、仮面うつ病という病名があります。
うつ病であるけれども、精神面の症状があまり出ていないうつ病の俗称だそうです。
うつ病は多かれ少なかれ身体症状を持っているようですが、
自分がうつ病になっているとは思わずに身体的な不調を訴えて精神科以外の診療科に通院している人が多いとの記述を本で読んだことがありました。
うつ病だと知らずに自殺してしまう例につながっているかもしれません。

最近の新聞に「医師に精神科教育必要」との小見出しがありました。

その記事には、身体疾患を持つ外来患者の21〜26パーセント、
入院患者の30〜60パーセントが精神疾患を有し、
その最多がうつ病だとされていました。

しかし身体疾患の治療に当たる医師が精神疾患を見極めず、
手をうたない為に患者の苦痛が増している事が少なくないのだそうです。

「精神科以外の医師の無関心と偏見は根強いと分かった。」
との意見も紹介されていました。

この記事に書かれている内容もある一面なのかもしれません。
しかし一部には見られる実態なのだと思うのです。

診療科を超えての医療者同士の連携、
医療者、家族、患者、臨床心理士、関係機関同士の連携・・等々

立場を超えて陰に隠れて見えない事を見ようとする意識を働かせる事が大切なのではないかと感じました。

自分は正しく相手は間違っているとの考え方ではなくて、
相手に一歩譲って捉え直してみる視点を持っても良いのかもしれません。

そしてyamazohが言われたように、
対等に同じ目線で語り合う(コミュニケーションする)場が欲しいとも思いました。

yamazohが書かれた事、

>癌なら受け入れられるけれど自死だと受け入れられない、ということなのでしょうか?

どんな死であっても、家族はそれをすぐに受け入れるのは困難だと私は感じています。
癌であってもうつ病であっても、「大切な方を亡くした死」という点は同じです。
それを受け入れるプロセスもきっと同様なものでしょう。

私は死の手段が受け入れられないのだと思っています。
それを受け入れる為の方法を今も模索しているのですね。

うつ病は誰にも発祥する可能性のある病気です。明日はわが身かもしれません。

yamazohさんは、次のようにも書かれました。
>私は、鬱を恐ろしい病気だと思っていません。
>本人にとっては「辛く苦しい病気」。家族にとっては「気をつけなければならない病気」だと思っています。

私は恐ろしい病気だと今も思っています。
この辺りのご意見も、もっともっとお聞きしたいですが・・。

ということでまとまりなく書いてきました。
最後にもう一つ付け加えます。

ありがたい事にここでの皆さんとのミュニケーションで、
少しずつ私の心の中の固い氷は融けて消えつつあると感じています。


185 答えは出ませんが yamazoh 2002/09/29 22:26
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
前回投稿した内容の答えは未だに出ていません。
ただひとつ、思うことを綴らせてください。

医療者と患者、もしくは家族の間に、壁ないし溝があることは充分分かってきました。
そしてその壁または溝が発生した要因は、コミュニケーション不足が筆頭に考えられます。

誰かに何か問題提起をする時、原因と現状、そして改善策が必要です。
今の私を含め、こちらの掲示板に投稿している方の場合、現状すら見えないケースが多いように思います。
分かっているのは、私たちの「大切な人が亡くなった」ということだけです。
問題提起をしようとするならば、自分自身が見え隠れする問題に整理をつけ、そういった場を設ける必要があるように私は思います。こちらの管理人さんがこの場を提供してくれたように。
でも、自身で整理がつけられていないのならば、無理をする必要はないと思います。
まず自身の精神状態を保つこと。これが一番重要と思います。

鬱病について、私が以前の投稿で書いた「恐ろしい病気と思っていない」ということについて少々書かせていただきます。
お盆の頃だったと思いますが、兄の経歴を一通り書かせていただきました。
私は鬱病でも「きっかけ」さえ無ければ起こらなかった事態と確信しています。そしてそのきっかけを与えた医師に対し、憎しみと怒りを持っているのは事実です。
きっかけを与えられなかった、長年鬱病と戦っている人は、今も元気に生きていらっしゃいますから。
彼らが元気でいる事、それが私を嬉しくもさせ、悲しくもさせます。

鬱病=恐ろしい病気、という図式を作ってしまったら。
私たちのように、知識を得られた自身が発症するならまだよしとして、自分の身内に発症した場合はいかがでしょうか。
「あなたは恐ろしい病気にかかってしまった」と、私は言えません。
鬱病自体の告知はするかもしれませんが、不安を与える言葉を発する事は、考えてしまいます。
私も、今年初めに鬱症状が出ました。今から思えば非常に軽いものでしたが、自身の細胞全てに「不安」が広がったように感じたのは記憶に新しいです。
ただちょっとした、日本語のニュアンスの違いです。決して青葉さんを、また、同じように考えていらっしゃる方を否定するものではありませんので、ご了承下さい。



186 自分の整理 すずか 2002/09/30 13:42
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 関東
まだ、担当医のところへは行っていません。

yamazohさんの書き込みの

> 問題提起をしようとするならば、自分自身が見え隠れする問題に整理をつけ、そういった場を設ける必要があるように私は思います。
> まず自身の精神状態を保つこと。これが一番重要と思います。

この言葉・・。自分自身の問題点て???
自分に問題はないと思っているのがそもそも問題なのかなあ。
自分でも驚いたことの1つですが、私は自分自身が思っていたより、かなり攻撃的な人でした。
今回のことで思い知らされました。
落ち込むどころか、守りを固め、人にガンガン要求し、ある意味こんなんでいいのか?と言うくらい図々しく過ごしています。

躁うつ病については、多分、発現の仕方がいろいろなんでしょうね。それ言葉の使い方も人それぞれだと思いますが、私は「恐ろしい病気」だと感じてます。なぜなら、人格が変わってしまいこれまでの人間としての繋がりが全く失われてしまったからです。

自死について言えば、「きっかけ」というよりも、防衛ができたかもしれないと思っています。夫の「きっかけ」は、真実は分かりませんが、彼の内部から沸きあがってきたように思えます。

ところで、身内が同じ病気になったとき。これが私の最大の懸案事項です。息子が同じ病気になったら・・。この心配があるから、精神科の治療ってどんなの??というのがすごく気になります。分裂病と躁うつ病は大体分かった(気がする)。でも、同じような症状で始まらなかった場合、やっぱり、医者が頼りになってしまうと思うのですよ。でも、家族の報告がないと判断できないんだと思ったら、ちょっと、不安。それって、私の報告ミスで変なことになりかねないということですよね。

また、同じように急におかしくなって急に死んじゃったら・・。この病気の進行が速かったことも怖いんです。あっという間におおごとになってしまったので。特に、彼の場合は急激な躁病で、とてもたくさんの人を巻き込んでしまったので(もちろん、巻き込まれた人は彼を正常だと思っているから、変な言葉に巻き込まれてしまった)、頭が正常に戻ったとしても、後始末が大変できっと生活は元には戻れなかったと思うのです。

うつ病よりも躁病のほうが「恐ろしい」というのが、私の実感です。まだ、後始末が終わりません。
よく、犯罪で責任能力なしというのがありますが、カードの請求や契約も責任能力なしにして欲しい・・・。

ということで、まだまだ整理には程遠い現状なのでした。


187 すずかさんの投稿から追記します yamazoh 2002/10/01 22:56
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
関東地方は台風直撃の様子で、お陰で今日は早く帰ってこられました。
まだまだ答えは出ませんが、先日の追記ということで投稿します。

すずかさんが思われた疑問点について。
少し言葉が足りなかったようで申し訳ありませんでした。
私が書きたかったのは「自分の中にある(抱えている)、医療・病気に対する問題点」です。
でも、すずかさんが別の視点で投稿して下さったことによって、私も私自身の問題点を改めて考えるきっかけにもなりました。ありがとうございます。

私自身に鬱症状が出た時。
私は医療者に対し、また、薬に対してある種異常な程抵抗感を持っていました。10年という長い月日を経た、兄の悲しい結果に何も信じられなくなっていました。
しかし優しく温かい助言をしてくれた、すなわち「協力者」のお陰で、医師よりもその人の言葉を信じ、結果安定を取り戻したのを覚えています。そして現在、医療に関する殆どの事を客観的に見ることが出来るようになりました。

以前の私自身の問題点は
「医療に対して客観的に判断できなかった」
「医療に対して自ら壁を作っていた」
という事です。

どんなことでも、自身がその渦中にいた場合、客観的に判断することは難儀です。ましてや「大切な人の死」は、理性など吹き飛んで当たり前だと自身を振り返って思います。

>でも、家族の報告がないと判断できないんだと思ったら、ちょっと、不安。
>それって、私の報告ミスで変なことになりかねないということですよね。

ほんと、不安ですよね。
だからこそコミュニケーションが大切だと痛感します。
その為に・・・は、すみません。課題として残してください。

すずかさん、無理に整理をつける必要はないと思います。
整理がつくには、時間が必要です。私自身も整理は完全に出来ていません。
どうか無理しないよう、時には流れに任せてゆったりとした気持ちで日々過ごされるよう願います。

もうひとつ。身内が同じ病気にかかった場合について。
私は母から「兄妹は同じ血だから、同じ病気になるかもしれない」と、兄が亡くなる以前に言われた事が数回あります。
私の「大丈夫」は、まるで独り言のように宙を彷徨っていたように感じていました。
逆に自身に症状が出た時、母は私に不安を与える言葉は発しませんでした。大変有難く思っています。
私のちょっとした体験談ですが、私より病気と薬に知識を持ち、私の性格を知り尽くしている母がどっしり構えてくれたこと。私の知らないところで悩んだと思いますが、とても大切なことだと感じました。

「医療のあり方」から少しずれてきていますが、私が今語れるのはこれくらいなのでご了承ください。
防衛・予防などについて、今後も考えを深めていきたいと思います。


188 真実はどこにあるのでしょうか? 青葉 2002/10/06 22:11
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
先日、
『実践精神医学講義』を書かれた精神科医、秋元波留緒夫さんについての記事を見つけました。

その本には、精神医学の黎明から最新の医療や福祉まで幅広い経験を織り交ぜながら書かれているのだそうです。
いつか機会があったら読んでみたいと思いました。

この方が精神医学に進んだきっかけは、ある精神医学者の書いた教科書がきっかけになったのだそうです。

その序文が紹介されていました。
以下抜粋してみます。

*どんな天才や英傑でも一度この病気に掛かれば、昏々として西も東も分からない、
*魂を失った肉体になってしまう。

これは80年前の話で精神病の原因や治療法もない時代に記述されたものですが、私には恐いと感じられました。

今は新しい薬が開発されて病状が改善する人が増えているのだそうですが、
この序文を読んだ時に、私は病んでいた頃の夫の事を思い出しました。
序文とは同じ状況ではありませんでしたが、
夫は別人のようであり、本人にとっても家族にとっても辛いものがありました。

教科書を書かれた先生はアメリカに留学中に発病して重症病棟に入院されたのだそうです。
自分の書いた序文と同様の人生を歩んでしまったのですね。

この事で病気の深刻さを痛切に感じ、秋元さんが治療や研究に刈り立てられる動機につながったとありました。

80年前とは違うのでしょう。
けれども、この記事を通して考えてみても、
私にはyamazohが書かれたように恐くないとは言い難いのです。
恐いと感じるのはすずかさんと同様です。

重症になったのならやっぱり恐い。
だからこそ、重症にならないように気をつけなくてはならない病気ですね。
yamazohが書かれたように、防衛・予防について考えていく事が不可欠なのだと感じます。
しかし現時点でそれがどこまで可能なのかも忘れずにいたいです。

記事の最後には、
*精神病になったことが不幸なのではなく、
*世の中の偏見が彼らを不幸にさせているんだと思います。
とあり印象に残りました。

・・・・・・・・・・☆

別な日に、精神科医療の立ち遅れについての記事がありました。
その原因として人材不足があげられると指摘されていました。
記事によれば、
一般的には、身体医療についていけない人やちょっと変わった人が精神科には多いのではないかとささやかれている事実があるそうです。

それを解消する為の提案もされていましたが、
まだまだ理想の医療のあり方には改良されなければならない問題点があるのだと感じました。

・・・・・・・・・・☆

素人には確かに分からない事が多いです。
しかし素人だから疑問があっても何も言えない状況はおかしいと感じます。
人間的に素晴らしい医療者の方がいらっしゃるのは知っています。
医療現場の苦労に頭も下がります。
しかしもっともっと多くの方が、
権威を振りかざすのではなく、患者を一人の人間として向き合ってくれる医療者であって欲しいと望むものです。

私の考える方向は大方絞られてきています。
ここで皆さんからの刺激を受けながら今後も少しずつ深めていきたいです。
そして何かが改良されるようなきっかけにつながるように期待したいです。

ここでの語らいだけではなくて、実際にお会いしてお話できれば、
もっと深められる部分もあるでしょうか?
そんな機会が出来たら嬉しいです。

まとまらないまま長々と書いてしまいました。
また出直しますね。


189 望ましいコミュニケーションとは? 青葉 2002/10/08 21:56
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
医療のテーマから外れますが、
より良いコミュニケーションのあり方について考えてみました。

コミュニケーションという言葉の解釈は人それぞれで、
微妙に違っているのではないでしょうか?

辞書には、言葉・文字によってお互いの考えや意見を伝える事とありました。

私には、辞書の意味にさらに付け加えて、感情に走らずある程度理性的に物事を捉え、相手に対する配慮もなされているとのイメージがありました。

皆さんはこの言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか?

コミュニケーションの手段は多様です。
掲示板への書き込みやメールの交換を通しての対話、直接顔を合わせての対話、1対1の場合もあるし、1対多数の場合もあるでしょう。

どのような場合であってもより良いコミュニケーションの為に大切な条件があるはずです。
その条件が押さえられていないために誤解やずれが生まれてしまうのではないかとふと感じたのです。

私は今、言葉をここに書き連ねる事によって読まれる方に対して、
自分の考えや思いを伝えようとしています。

しかし、私の伝えたい事を受け手の皆さんが私の意図した通りに受け取っていただけるかどうかは不明です。

私の伝え方のつたなさもあるでしょうし、受ける方の経験や個性の違いさらには環境や年代の違いで解釈の仕方はおそらく異なりますね。

だからこそ、誤解やずれを調整する為にコミュニケーションが大切になってくるのでしょう。
多くの言葉の交換をしないと正確に伝え合うことはないのだろうと思います。

私達が陥りやすいのは、調整には時間が掛かることを忘れ調整する努力を怠ることです。

「分かってもらえない」「分からないのは相手の問題」と相手に責任を求めたり、「自分の表現が悪い」「話しても無駄」と消極的になったりして相互理解が出来にくくなってはいないでしょうか?

私達はお互いに心の中は見えませんし、今までに作られた自分の枠組みの中で理解しようとする現実があります。

これを打開するために、出来るだけ正確に伝えようとする努力と
相手の側に立って聴こうとする努力が
望ましいコミュニケーションの条件かなと考えました。

掲示板やメールでは言語を介してしかできませんが、
お互いの距離が近いとそれだけ言語以外の表情や声調、身振りなどの情報が多くなります。より理解が深まることが可能でしょう。

先入観を出来るだけ排除してお互いに観たり聴いたりしていけたら、世の中が今よりは過ごしやすくなるとも感じています。実行は難しくても皆さんが少なからず持たれている思いですね。

医療のあり方もこの辺にヒントが隠されていると思うのです。
表現こそ違いますが、今までも同様な事をお話しさせていただきましたね。


190 コミュニケーション すずか 2002/10/09 22:42
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 関東
久しぶりです。
何年かぶりの通勤でちょっと疲れてます。

コミュニケーションが大切と言う話の中で、私は精神的に病んでいた夫とどのようにコミュニケーションをとるべきだったのかと考えています。

青葉さんが書かれている感情に走らずに理性的に相手に対しての配慮を持ってというところが、夫から全く欠けてしまったように思えたのですが、夫は夫なりに理性的に考えているつもりだったのでしょうか。全く謎です。

相手に論理的一貫性がないと思えたとき、また、不明点についてしつこく食い下がって、怒りを爆発されたとき、どうやって、コミュニケーションをとればよかったのか。また、その事実について、そのときなぜ私は脳の故障と考えず、彼のパーソナリティの問題と考えたのか。

すべてがうまくない方向に進みました。

yamazohさん、お母様はとても強い人ですね。
配偶者と違い、血縁者が気分障害になったとき、もっとストレスを感じると思います。私は自分の子供を守れるか。そのときは知識が強さになると思ってます。

私は人間の感情は意志でコントロールできると信じていました。
以前から夫はそういう私の意見を嫌っていました。
そんなのは人間ではないと。お前は何にでも理由があり、論理的に説明できると言うが、そんなことはないと。
きっと彼にとっては、前からコントロール不能な感情があったのでしょう。。。

しかし、私は今でも説明付けようとしています。
彼の脳に何がおきたのか。
複雑すぎて私の理解を超えていますが、いろいろ本を読むうちに、抗うつ薬の薬理はわかっていないということがわかりました。薬と言うのはそういうものかもしれませんが。大変疑問だったのは、セロトニンを増やすと「うつ」が改善されると書かれている割には、その物質を認識するセロトニンレセプターが減ることが効果になっているという説明があります。誰か知っていたら教えてください。セロトニンによる刺激が増えるのがいいのか減るのがいいのか。そんな単純な図式ではないかもしれませんが。

このまま行くと書店に並んでいる双極性障害に関する本はすべて読破してしまいそうな勢いです。
これって、強迫神経症?気になりだすと、調べずにはいられないのです。それなのに、なぜ、彼が躁転した時に限って調べようとしなかったのか!なぜ、彼の性格が変わったと思ってしまったのか!重大なときに判断を誤ってしまいました。

まとまりがない文ですみません。





191 私がここに求めている事、求められている事 青葉 2002/10/13 18:22
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
私はここで何を求めているのでしょうか?
すずかさんの書き込みから、そんなことをもう一度考えてみました。

ここでは、医療のあり方をテーマに話してきました。
医療に関して素人でほとんど何も分からない私は多くの疑問点を持っていました。

何人かの精神科医との対話や、
本や新聞あるいは講座での知識から自分なりに考えを深めて
まとまらないままにここに書き連ねてきました。

皆さんからのご意見が刺激になって、自分の求める方向が明確になり、少しずつ目的地に近づけたようです。
書かせていただいて、以前より気持ちが落ち着いたのはありがたいことです。
現在の私は、医療に関する情報を得ても、それ程抵抗なく冷静に受け入れられるようになったと感じています。

今まで私が書かせていただいた求める事は、
遺族のケア、望ましい連携、コミュニケーションの大切さの3点にしぼられるでしょうか?

臨床経験を持たない素人が出来る事には限界があります。
心の病いはその症状が数値に表せないだけに薬の処方が難しいのでしょうし、
心の中が見えないだけに治療の限界も当然あるはずです。

医療に関しての最新情報や治療方法の詳細を現場にいない者は知りようがありません。
その部分については医療者に委ねるのが妥当なのでしょう。

悲しいけれど、詳細を知ったとしても逝った人は二度と戻ってこないのです。
知り得たとしても今の私には何か虚しい気がしてしまうのです。

どんなに医療者や周囲の者が心を砕いていても魔の一瞬はやってくるものかもしれません。
どうしても避けられない瞬間はありうるのです。

しかし、そうだからと言って何も言わないのではなくて、分からない事を聴いてみたり、自分の思いや考えを率直に伝え合う姿勢はこれからも大切にしたい所です。

そこから見えなかったものが見えたり、新しい何かが生まれるきっかけが出来ればと常に願うものです。

自死遺族になってしまった私達が出来る事は何か?
悲しい過去から何かを学びとって、これからに生かす事でしょう。

同じような苦しみや辛さの連鎖を少しでも食い止められるように
経験してしまった私達だからこそ出来得る事を少しでも行動に移すことが求められているのではないでしょうか?


192 私達も気をつけましょう。 青葉 2002/10/13 18:35
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
ある雑誌にうつ病の特集がありました。

うつ病を予防する「3つのC」というのが私の目を引きました。

認知(cognition)コントロール感覚(control)コミュニケーション(communication)がキーワードとしてあげられるというものでした。
以下抜粋です。

@認知・・・ものの受け取り方や考え方のことで、普段は臨機応変により良いやり方で対応しているが、
ストレスが強くなると柔軟性がなくなってしまう。
気分が沈んだときには「一つの考えに凝り固まっていないか?」「ほかの方法はないか?」と考えられると気持ちが楽になる。

Aコントロール感覚・・・自分が何をやろうとしているのか、それが出来ているのかという事を自分なりに理解し、
感情や行動をコントロールする感覚で、これが出来れば気持ちにゆとりが生まれる。

Bコミュニケーション・・人間的なつながりの事で、親しい人を失う体験はうつ病の発症のきっかけになる。
人間関係のストレスがうつ病の発症のきっかけになることもある。悩みがある時には親しい人に聞いてもらう、
一緒にいるだけで心が和むので、人間関係が大切だとありました。

***********

この記述を見て、私達自死遺族がうつ病に罹る率は頗る高いのではないかとつくづく思いました。
親しい人を自死で亡くしたストレスは計り知れないぐらい大きいものです。

そのストレスの為に認知が出来ない。
一つの事で頭の中が飽和状態になっている。他のことが考えられない。

コントロール感覚が失われてしまう。何をやろうとしているのかさえ分からない状態になっていないか?物事の順番が考えられているか?

コミュニケーションが上手くいかない。自責や他責に傾倒してしまいがちである。
今までの価値観が根底から崩されて自分に自信喪失になり、言いたい事を遠慮してしまう。
意見の食い違いを恐れて引きこもってしまう。

私達は、うつ病になりうる十分な条件が揃っていると感じました。

もし病になったら、早めに専門家に相談する事が大切なのだと思いました。(医療はなくてはならないものです。だからこそ、そのあり方が問われるのです。)
重篤な状態になってからでは遅いのです。同じ失敗を繰り返してはなりません。

そして予防に努めなくてはなりません。
その一つとして掲示板の持つ意義を大いに感じました。
まずは心のもやもやを言葉にして発してみる。そこが出発点です。

どんな親しい人でも考えや感じ方が異なるのは当然です。
食い違いを恐れて言いたいことを言わないと、お互いに理解しあうことが出来ません。
「物言わぬは腹ふくるるワザ」です。
この掲示板だけでも、率直に言いたい事を口に出し、違いを認め合い、理解し合う事で、
孤立せずに少しでも豊かな人間関係を作り危機を乗り越えたいと思いました。


193 コミュニケーションの大切さ yamazoh 2002/10/19 00:07
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
お久しぶりです。
超多忙な日々を送っており、訪問も怠っておりました(汗)
中々課題をこなす事が出来ませんが、少し思う事を投稿させて下さい。

青葉さんが書かれた「3つのC」。ものすごく分かりやすいです。
コミュニケーションが予防にとって大切なひとつとして掲げられていたと知り、自身が今までに纏めた思いが間違いでなかったと嬉しく思います。
そして遺族である私たちがかかりやすい病であるということも、自身の体験を踏まえて思います。
青葉さんが191番で書かれた
>今まで私が書かせていただいた求める事は、
>遺族のケア、望ましい連携、コミュニケーションの大切さの3点にしぼられるでしょうか?

私も同じように思います。
そしてどこまで可能か未知の世界ですが「予防」も並べたい、と思いました。

コミュニケーションには色々な手段があると思います。
言葉を交わすのが基本ですが、こちらのBBSもひとつの手段。
何も語らなくとも、手を握り合うのも手段のひとつと思います。
口ベタな人が、上手に語ろうとすればするほど空回りするケースもあるでしょう。そんな時に「私はあなたの話を聞きますよ」と相手に思わせる態度が必要だと思います。聞く気も無い、という態度では、話す気は起こりません。

贅沢な思いかもしれませんが、医療者がそういう態度でいてくれたら、と患者・家族の立場では思ってしまいます。
もしも医療者がそのような態度を取らないのであれば、付き添いである家族が医療者に思いを訴えるべきなのかもしれません。
ここで初めて、医療者と家族の間にコミュニケーションが生まれるのかもしれないと、ふと思いました。

私自身、正直現在の知識以上に、鬱病について知りたいと思っていませんでした。
しかしこの場で語れる事によって、鬱病について知るということより、医療に対する私が抱えていた問題点が少し浮き彫りになってきた気がします。
遺族にとっても、やはりコミュニケーションは大切だ・・・と痛感致します。


195 失敗から学ぶ。 青葉 2002/10/30 21:25
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
先日、医学部の学生にカウンセリングの講義をされている方からお話を聞く機会がありました。

1年生の学生はあまり熱心に講義を聞かないのだそうです。
最小の努力で最大の効果を期待している風なのだそうです。
ところが、患者の前での実習で苦労したあとの5年生になると、
夢中になって講義を聴くようになるのだそうです。

苦労したり恥をかかないと人間はなかなか本気になりません。
動機づけが大切で、動機づけがなされると勉強するのが楽になるようです。

それから医療者が患者にする一番重要な質問は「お薬を飲んでいますか?」であるとのお話もありました。

医者は薬を処方すれば患者はその通り飲んでいると思いがちです。
しかし実際には、その通りに飲んではいない場合が多いのです。
色がきつそうだからとか、怖いからとか様々な理由で飲んだり飲まなかったりしているのです。
薬についての不安や疑問を医療者に質問できれば良いのでしょうけれど、
遠慮や不信感からそれが出来ずに勝手な自己判断してしまうようです。
医者は飲んだものとして薬の効き具合を検討し次の処方をしますが、本当は飲んでいないので強い処方をしてしまう危険性もあるのですね。

だから、「お薬を飲んでいますか?」の質問は重要であり、患者の表情などから本音を見破らなければならないのです。

相手を見抜くことが大切です。見抜かなくてはならないのです。
以上のようなお話もありました。

口で言うのは簡単ですが、難しい対応であると感じました。
望ましいコミュニケーションの為には越えなくてはならない多くのハードルがあるような気がします。

ある程度のキャリアがないとどうしても理想から程遠い対応になってしまうのではないでしょうか?

今まで私は無知で不完全である為に多くの失敗を繰り返してきました。
多少の違いがあったとしても人間である限りにおいて皆さんも同様でしょう。
夫を亡くしたのは、どうしようもなかったと感じつつも、もう少し知識があったのなら何かが違っていたかもしれないと想像すると今も複雑な気持ちになってしまいます。

今後、望ましいコミュニケーションのあり方について少しでも個人的に学んでいけたらと私は考えています。

これは、失敗から学んだ動機づけになるのでしょうか?


196 百聞は一見にしかず(映像の効果) 青葉 2002/11/15 22:51
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
今週の水曜日のテレビドラマで、
夫がうつ病になった家族を主題にしたものがありました。

遺族の方の中には、このような番組を辛く感じてしまう方もいらっしゃるでしょうが、
私はとても気になったので録画してじっくりと見てみました。

俳優さんの演技が真に迫っていて、
言葉を越えた映像の力を感じない訳にはいきませんでした。
まさに「百聞は一見にしかず」でした。

演技している俳優さんの表情、歩き方、布団の中に入っている姿、思考の方向など、
生前の夫に重なりました。
6年前の私の苦悩をもう一度体験する思いでした。

カウンセリングの限界と投薬の必要性、
精神科医の対応の違い、患者にしっかり向き合ってくれる医師と儲けを優先してしまう医師との対比
誇張している部分もあるのでしょうが考えさせられました。

職場や上司の理解のあり方、メンタルヘルスのあり方は今後の課題の部分です。

妻が子供にうつ病を「元気のなくなる病気」と説明したシーン、
「何もかも嫌になる。もうどうなっても良い。消えてしまいたい。」との言葉。
「死にたくなるのは病気のせいなんだ。本心ではない」との言葉。
私には身につまされるものばかりでした。

これらの言葉はすべて俳優さんの演技とともに発せられたものでしたが、
うつ病の症状に関して大きな説得力を持っていました。
渦中にあった頃の私には医師や本に書いてある言葉の説明だけでは、頭では理解していても気持ちの上ではついて行けませんでしたから。

死を決意して電車の線路に立った時は電車の通らない時間帯だったのが幸いした事、
橋から飛び込もうとした瞬間にサッカーの練習をしている我が子を見て思いとどまった事、
もしそのタイミングが少しでもずれていたのなら悲劇につながっていたのかもしれません。
まさに紙一重なんだと思いました。

夜中に姿が見えなくなって家族は懸命に探し回ります。
家族の対応には何ら冷たさは感じられませんでした。いつも温かく見守っていたのでした。
何の前触れもなく突然に死を考えてしまう魔の瞬間の様子が想像を超えて理解できました。

治療しても一時的に悪化して家族は動揺します。
それに対しての医師の支援のあり方、冷静で的確な言葉掛けの大切さもわかりました。

フィクションではありますが、ある意味では事実以上に事実を正確に表現していると私には感じられました。
きっとこのドラマで、うつ病の大変さを擬似体験された方も多かったのではないかと思います。
映像での効果は頗る大きいと感じました。

病気を理解して私達のような悲劇を少しでも食い止める為に、症状や家族の対応の仕方等のポイントを押さえたドラマ形式の映像はかなり有効なのではないでしょうか。
また、私達が今までに少なからず感じてきた世間の冷たさへの歯止めにもつながるのではないでしょうか?
そのような事をドラマを見る中で感じました。


197 私も見ました yamazoh 2002/11/16 00:47
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
こんばんわ。お久しぶりです。
私も青葉さんがご覧になったと思われる、同じドラマを偶然ですが母と一緒に見ました。
私も母も主演俳優が好きというミーハー心からでしたが(^^ゞ

1時間という短い枠なので、多少の誇張はあったように思います。
けれど主演の医師が発する台詞は、決してフィクションではないように思います。
母はドラマの台詞をメモにとっていました。
そして私たち親子が、兄のかかった医師に対し持っている疑念が間違いでないと、確信を増しました。

今回のドラマの脚本は、鬱病についてそれなりに下調べをした上で構成されたものだと思います。
でもこれが一時の流行となり、下調べもしないまま映像となったり文庫になる事もまた恐怖であると、ふと思いました。

例えば、現実を知らない人間がリストラという言葉を使う。
私たちは意味も良く知らずに、怖いものと思ったり同情の思いを抱いたりする。
それではいけない。
正しい情報は正しいと、間違った情報を正しいと見誤らない知識を得なければならない。

私はふと、そんな事を思いました。
知識を得る為に・・・は、やっぱり話し合いなのでしょうね。


198 お久しぶりです すずか 2002/11/16 18:24
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 関東
あまりの忙しさに全然掲示板にも来れませんでした。
入社半年は有給がなく、休むと首が飛ぶかもしれないので、子供が熱を出しても保育園に預けてしまってます。なんだか、何のために働いているのか、本当に母親なのかと情けなくなってしまいます。

医師に手紙を出しました。カルテを開示して欲しいということと、経過を詳しく教えて欲しいという趣旨です。返事は、とにかく診療時間中に来て下さい、とのこと。働いていて行けないのですと言いましたが、とうとう事務の方に回され、本人ならカルテ開示をしてるけど、遺族には開示はしないそうで、みなさん、診療時間に来てもらってますからとのことでした。

なんだか、疲れてしまいました。

ドラマ、見れなくて残念です。





199 現実はなかなか厳しいですね。 青葉 2002/11/16 23:24
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
先日のニュースで有給休暇の取得率が低い事が取り上げられていました。
その背景として深刻な不況下でリストラが行われ残った社員の仕事量が増えていること、
成果主義の為に休暇をとりにくいことが上げられていました。
こうした中で5人に1人は残業が月80時間にもなり過労死と隣り合わせに働いている現実があります。実際今年の4月から半年で過労死と認定された数は悲しいですが今までの最高の115件にもなっているのです。

厚生労働省では残業を月45時間以下におさえるよう指導を強め、過労死を出した事業所には刑事処分も検討しているようです。
また、自殺を防止する為に全国規模の説明会を実施し、インターネットで公開する計画もあるようです。

遅れ馳せながらやっと監督すべき機関が動き始めたとの感想です。

★すずかさん

お忙しいようですね。
その中でカルテの開示についてのお手紙を出された事、
前向きではない返答があった事、心労が大きかったのではないでしょうか?
悲劇を経験した私達が動くことで少しでも厳しい現実が変わることにつながって欲しいですね。
でも、余り無理をされずに今はご自身とお子さんの体の健康を最優先になさってくださいね。
それから、先日のドラマを録画したものを持っていますので必要でしたらお貸し致しますよ。

★yamazohさん

偶然にも、同じドラマを見られていたんですね。
私は、今回のドラマが「予防」につながったらと願わずにいられませんでした。
精神科の窓口にこのようなビデオが置かれていて、少しでも患者や家族の不安を解消する為に役立てられたらありがたいですね。

「予防」について、川人博さんの書かれた『過労自殺』の中の第4章に“過労自殺をなくすために”があり、多くの提言がなされていました。

これから年末まで仕事が忙しくて考えを深められないですが、
時間に余裕がある時に、この本にも目を通しながら少しずつ考え続けていくつもりです。


200 ごぶさたしています きり。 2002/11/20 01:30
女性 / 20歳台 / 母 / 3年以内 / 関東
しばらくこちらには来ていなかったので、
青葉さんが御変わりなく書き込みしていらっしゃること、
そして変わりなくいろいろな対話が交わされていることに、
安堵を感じています。

これまでの流れはざっとしか追っていないので、
流れには沿わない点もあるかもしれませんが、少し書きたいことがありまして。失礼させていただきます。

母が亡くなった去年の9月、主治医だった先生に会いに行きました。
開口一番、ご家族からみて何か変わった様子はありませんでしたか、と尋ねられました。
それから診察の経過をお聞きし、
先生の診断は神経症圏、自殺をするとは夢にも思わなかった、と話されました。
お会いしたのは葬儀の翌日でしたので、私自身何を離して良いのか、
何を先生にお聞きしたいのか、整理がつかないまま病院を訪れ、
結局1年以上経ついまだに訊かなかったことを後悔している事があります。

母のその病院への通陰歴は、かれこれ8年にもさかのぼります。
初診時の主訴は不安発作と不眠でした。
2〜3年おきに計3回通院しており、3度目の通院はH13の6月からでした。
月に1回、8月までに3回通っています。
2度とも、薬に頼らず自分でやってみたい、と通院を止めてしまっています。
そして去年の6月再度病院を訪れた時は、母自身「自分はうつだ」との自覚があっての再来でした。この時主治医は前2回とは違う方に変わりました。
いずれの通院でも、抗不安薬の処方のみで抗うつ剤は出ていません。

私が後悔している事は、この2人目の主治医が現病歴を聴取したのかしなかったのか、
しなかったとしたら何故だったのかを問い質さなかったことです。
カルテを見せてもらわなかったことも、少し心残りです。
今さらながらカルテ開示を求めたい気持にも駆られます。
実際にはしないとは思うのですが。

思い返してみれば、重いうつであることは(少なくとも家族にとっては)一目瞭然でした。
原因が何であるかはともかくとしても、
中途覚醒と重度の早朝覚醒、泣き暮らすなどのうつ気分とイライラを爆発させる強い焦燥感、体重減少、近隣の人から嫌がらせをされているという被害妄想、といろんな兆候はたしかにありました。
亡くなる一週間前の電話で、
「○○(私の妹)にも結婚したい人がいたなら結婚させてやりたかった」
などという過去形の発言もありましたし。

何故こうしたことを、母は医師の前で語らなかったのか。話していさえすれば、少なくとも抗うつ剤は処方されたでしょうし、入院もありえたくらいの重度のうつだったことは(今にして思えば)あきらかです。
お話によると主治医の前では、「よく喋る明るい人」だったようでした。
自らの窮状を他人に語ることを良しとしなかった母のあり方が、
母自身を追い詰めていったのだと私は思っています。
でも、患者としては初診でなくても、担当を交代して、主治医から見れば初めて会う患者だったのだから、この医師が、初診の患者と会うのと同じように現病歴を丁寧に聞いていてくれればあんなことにはならなかったのに…と、
主治医を恨む気持はいまだに少しあります。
それは同時に、家族から見た母の姿を自分が医師に伝えに行っていればあんなことにはならなかったのに…という、
自責の念の裏返しでもあります。

私自身のこの事に関する思いを整理して考えてみると、以下のように思います。
カルテ開示のようなことを求める気持には、ただ医療者に対して責めたり恨んだりする気持だけではなくて、自責の念やその他さまざまの整理のつかない思いを整理するために、
ただただ真実を知りたい、
という動機が大きいのではないか。
だから、医療者の側も、開示を求められたとしたら、是非応じてもらいたいと思います。
当事者や遺族にとっては、たとえ見たくもないことがそこに書かれていたとしても、やはりそれを目にすることでしか乗り越えていけない複雑な思いがある。
開示要求は、必ずしも医療者を攻撃の槍玉にあげる行為だというだけではない、と言うことを汲んでほしいと思っています。
>すずかさん、
直接お話したことはありませんが「カルテ開示」という単語が目にとまりました。
とても勇気の要ることで、本当に大変でいらしたでのではないでしょうか。
要求するかどうか、事前にもいろんなことを考えられたでしょうし、病院側の反応にも一喜一憂振り回されたりされたのかもしれません。
私がここで書いたこと、すずかさんのお気持を害さないように、と祈っています。

私自身は結局、カルテ開示をこれから先も要求することはないと思います。
それは、十分に主治医が話してくださったから。
そのことによって、知りたかったことはある程度は知ることはできたからです。
自殺した患者を担当していた当の医師が、その家族に会うなんて、
誠意と勇気がなければできないことだと思うからです。
ただ、一抹の後悔(上述のような)はやっぱり残っているんですけどね。

今の私が自分の体験を通して思っていること。
医療者には遺族に対して、どうか過度に防衛的にならずにいてほしいと思います。
それから、患者の家族は患者のうつ症状に疲弊しきってしまい、どう対処して良いのかが見えなくなってしまうことがある。
でも、できれば患者の通院に付き添って病院へ行くこと、
家族の目から見た家族の姿を正確に医師に伝え、より良い対処を医師とともに考える姿勢が必要であること。
第三者を介せば、見えてくることもあるし整理できることもあります。
これは自分ができなかった(しなかった)ことの反省でもあるのですが。
上述したような母の生活状況を、もし私が医師にちゃんと伝えに行っていれば、
母は死ぬことはなかったはずだ、といまだに思うからです。
うつ病に関する本は山ほど出ていますが、
うつ病者本人に啓発するだけでなくて、家族に望まれる対応などももっとわかりやすく書かれた書物が増えてくれるといいと思っています。
>yamazohさん
はじめまして。
yamazohさんが書かれていた「コミュニケーション不足」、なるほどそのとおりだと感じました。患者が生きている時であれ亡くなった後であれ、ありのままに関係者が事実を伝え合うこと、これが大切なのだと思います。

>青葉さん
>私達自死遺族がうつ病に罹る率は頗る高いのではないか
お久しぶりです。たしかにそうですね。
遺族へのケアは死角になりがちですが、必要だと思います。
必ずしもうつになる、とまではいかなくても。
私自身は調子を崩して、今現在抗うつ剤を飲んでいます。

>すずかさん
はじめまして。
私は今、2種類の薬を飲んでいます。ひとつはSSRI、もうひとつはスルピリド、という種類です。
SSRIは選択的セロトニン再取り込み阻害剤、の略だそうです。
「うつを治す:大野裕著」から引用します。
「うつ状態の時には、神経と神経のすきまであるシナプス間隙で、セロトニンが減少しています。SSRIは、〜シナプス間隙に放出されたセロトニンが〜再び神経に取り込まれる経路をブロックして、シナプス間隙のセロトニンの濃度を高める作用があります」
だそうです。セロトニンが増えればうつ気分が改善する、のだと私は解釈していますが…医療の本ってわかりにくい記述が多いですよね。
私が調子を崩したのは、主に家事ができない・仕事に行けない・外出できなくて家に閉じこもって泣いてばかり、という状態だったのですが、
SSRIだけを飲んでいた時期はうつ気分だけ改善したものの家事・仕事はやはりできないでいたのが、
もう1種類増えたところ、格段に意欲面が改善しました。
あとで知ったのですが、SSRIは主に気分・感情面に効くんだそうです。
薬の効果は薬によって違うのだ、ということを身をもって体験した気がします。

長くなってすみません。いつもありがとうございます。



201 こんばんは 京 2002/11/24 22:57
女性 / 20歳台 / 父 / 5年以内 / 日本国内
父が亡くなってから、自分のカウンセリングや不眠の為と、医者不信のために電話帳で調べて病院へ行ってみました。

ある病院では普通の人が正直に答えると、必ず「鬱」と言われそうだなという問診票を渡されました。こちらも父の病気を調べているから、「絶対鬱といわれるなあ。」と思ったら、やはり忙しそうに「貴方は鬱だから、これとこれとこれの薬を飲んでください。それから私は鬱は脳卒中と関係があると思っているから、午後から検査しましょう。」といきなり言われてびっくりしました。

「そんないきなり言われても、ちゃんと薬の説明をしてもらわないと、こういう薬は飲めません。」と言うと、いきなり怒りだして、「そういうことならお帰りください。」と言われたので帰ってきました。


ある病院でも、私が思うことを文章にして持ってきなさいというので、「医者に対して不信感があるけれど、貴方は薬の処方を間違えることもあるくらいだから人間臭くていい人だと思いました。」と正直に書いたら、怒り出して「君はわがままなだけだ。」と言われました。


医者は患者に対して求めるけれど、患者に求められるということにおびえているのでしょうか?

ある医学講座で、精神科医が言いました。
「精神の病気で使う薬は、これが効くという確信無く使っている。なんとなく使ってみたらどうやら効果がありそうだから使ってみようか、と。それを調整するのは個々の医者の判断だ。」


だからこそ、自信の無さを隠そうとして怒る医者が多いのかなあと思ってます。別に責めているわけじゃないんだけどなあ。自信は無いけど、これしか今は対策がないから出来るだけやってみませんか?という患者と共にある医者に会いたいなあ。


父の担当医も御礼を言いに行っただけなのに、追い返されるようにされてしまったけど、気持ちはわかるけど、あれじゃあ父が心を開けなかったわけだ・・・と思いました。

知識だけではなくて、人として経験深い方が医療に携わっていて欲しいと思います。





202 予防的な観点から考えてみると・・・。 青葉 2002/11/25 00:28
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
川人博氏の『過労自殺』を引用しながらまとめてみます。

第4章 過労自殺をなくすために がありました。
そこでは、
1 職場に時間のゆとりを 2 職場に心のゆとりを 3 適切な医学的援助・治療を
4 学校教育への期待   5 競争を規制して、よりよい社会を
の項目がありました。

今回は、主として3の項目について私なりに感じた事を書かせていただきます。

以下は要点を簡単にまとめてみました。

多くの過労自殺者は自殺当時うつ病に罹患しており自殺企図はそれが発現したものと推察できる。
しかし精神科治療を受けていたケースは16パーセントに過ぎないのだそうである。
過労自殺の場合も、事前の治療なしに突然死が訪れてしまう例が多いのである。

なぜ精神科の治療を受けていないのか?

一つには被災者が仕事に負われ続けていて治療を受けるだけの時間的な余裕がない。
次にはうつ病の特徴として初期の段階では自殺企図に至る場合が多いので発病直後治療にかかる以前に死亡してしまう。
さらにはうつ病の初期には身体症状が自覚され、それを主訴として受診するから一般内科に行くことになる。
うつ病患者は自分からは精神的苦痛を述べず身体的訴えで訪れ一見元気そうで表情・態度に問題を感じさせない。
その為に十分な問診もせずに誤診につながりやすい。
そして、日本の一般市民の間には、うつ病に関する医学的な知識が乏しい。
このために被災者にうつ病の症状が出ていても家族はそれがうつ病とは理解できず、増してや自殺にまで至るとは思いもかけていない。

ここで紹介された例では「少しでも知識を持っていればこんな事にならなかったのではと悔やまれる」と語っているものであった。
その方は1989年に亡くなり1994年に公務災害と認定された例であった。
以上が要点です。

今までここでお話させていただいた内容が、この本の中にある程度まとめられていると感じました。

この本が世に出されてから4年以上も経っています。
労災認定された遺族の方が語ってから8年以上も経とうとしているのに何ら現実は変わっていません。
むしろ悪化していると感じてしまうのです。不景気で社会は閉塞感を強め、毎日のように暗いニュースが聞かれます。
職場からは時間のゆとりも心のゆとりもなくなりつつあると感じます。
以前に比べて、うつ病について医療関係者や、本人、家族が必要な知識を十分に持ってはいるとは思えません。

「あたかも労働が絶対的な自己目的であるかのように励むという心情」は過労自殺に至る被災者の労働に共通する面がある。一生懸命はやめようという提案もなされていましたが、ゆとりのない中ではどうしても一生懸命にならざるを得ない現実も見えるのです。

予防的観点からすれば現在の状況はまったく逆の方向へと向いているように感じられます。
私も今ゆとりのない中でこの書きこみをしています。何だか思考の整理がされずに中途半端な書きこみで心苦しいですが、何かが変わって欲しいと願いながら送信します。

☆きり。さん

お久しぶりです。私は時々ここに訪問させていただいています。
ここでのテーマはかなり大きく重いので、考えを深めてまとめるには時間が欲しいですね。
また時間にゆとりがある時にゆっくりとお話させて下さいね。宜しくお願いします。


203 続 予防的な観点から考えてみると・・・。 青葉 2002/11/25 23:21
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
昨日の続きです。
夫の場合はどうだったのかあてはめて考えてみました。

1 職場に時間のゆとりを・・・ゆとりはありませんでした。かなり多くの仕事を抱えていました。
ある大きな仕事の責任者となり睡眠時間さえも削って取り組んでいました。

2 職場に心のゆとりを・・・過去に何度も大変な事態を乗り越えてきていたので、
その職場でも強い精神力で乗り越えると思っていましたが、病に倒れた当時は職場内での人間関係の難しさを訴えていました。
心のゆとりはありませんでした。

3 適切な医学的援助・治療を・・・通勤途中に夫は眩暈がして車の中で動けなくなり、入院をして治療をする事になりました。
メニエル病と言われました。しかし退院しても以前のような元気な状態には戻りませんでした。

もしここで精神科での治療を始めていたのなら悪化しなかったのかもしれません。
夫も私もうつ病について無知でした。そして担当医も気がつかなかったようです。

4 学校教育への期待・・・『過労自殺』の中で次のような記述がありました。
小さい頃から精神的に弱かったのではないか、との疑問が出される。
しかし精神的に弱いどころか、明朗活発だった青年が多い。
サークル活動でも中心的な存在で、他人との人間関係も良かったケースが多く、・・・。
夫は私と比較してみると、気さくであり誰とでもすぐにうちとけて関係を築いていくようなタイプでした。外交的な性格でした。
精神的に弱いのは私であって、どちらかと言うと私は精神的に強い夫に支えてもらっていたのです。

さらに次のような記述もありました。真面目さ、勤勉さは日本の職場では歯止めのない労働につながってしまう危険性を内包する。
一生懸命に働く資質は小さい頃からの社会教育システムによって形成される。
受験勉強の過熱化がバランスある心身の発達に支障をきたしている。
過度な練習で優勝することが美談とされる土壌が過労自殺を生む背景になっているのではなかろうか。

今頃気がついても遅いですがおおいに納得してしまいました。頑張り過ぎない事がいかに大切か。
命を懸けて一生懸命ではなくて、命を大切にして働く事の大切さを教育現場でも職場でも労働者も忘れてはならなかったのです。

5 競争を規制して、よりよい社会を・・・夫も競争社会の中で息苦しさを感じていたに違いありません。

自分の思い通りに進んでいる時には何ら疑問を感じなかったでしょうけれど、
思い通りに進まなくなった時に苦しかったでしょうし戸惑いを感じたはずです。
依存心が強くなるのも困りますが、相互扶助あるいは協調の精神が求められる所です。

もっと早くに気がついていたなら違う結果になっていたような気もします。
しかし、過去を悔やんでも夫が亡くなった事実は何も変わりません。

今の私に出来るのは、私達のような悲劇を繰り返さないように、感じている事・考えている事をこのような掲示板を通して皆さんとお話しながら伝えていくことです。

☆京さん

はじめまして。
医療現場で体験した多くの不信感、疑問、矛盾等書いていただきましたが、私も今まで類似した事を書いてきました。

私は夫の診察を通して医師と患者は上下関係、あるいは主従関係であると感じました。
出来るならば医師とは対等な関係で情報交換しながら、病気と向き合い闘いたいですよね。

残念ながら、「医師である自分は知識があり、患者は知識が無いから医師の方針に従わなくてはならない。」とする考え方で高い所から見ている医師も少なくないです。

>知識だけではなくて、人として経験深い方が医療に携わっていて欲しいと思います。
同感です。患者やその家族の心の痛みを本当に分かる方に診察していただきたいです。
これからも宜しくお願いします。


204 医者不信 空と星 2002/12/06 18:02
女性 / 30歳台 / 姉 / 3年以内 / 日本国内
妹を自死で亡くしてから2年たちます。
遺族の悲しみをこの2年間、いろいろな形で感じています。

私自身、生きることに疲れを感じるこの頃です。
身体の調子が乱れていることもあり、今日婦人科へ診察に訪れました。
婦人科は初めてだったのですが、2時間も待たされた上にいきなり
男性医師に超音波の器械を身体に挿入され、今何とも言えない怒りを感じています。ちゃんと嫌だと断れなかった自分にも苛立ちます。(この屈辱感は男性には分からないとおもうが。)
医師にとっては、沢山の患者の一人で、検査にすぎないことかもしれないが、私は、今日つくづく生きていることが嫌になりました。

他の人にはどうでもないことかもしれませんが、私にとっては受け入れ難い嫌な体験でした。病気を抱えたままでいるのも問題ですが、医者にかかって、不愉快な思いをするのも疑問です。

どなたか、何か良いアドバイスをください。




205 空と星さんへ 青葉 2002/12/06 22:16
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
空と星さん、はじめまして。

時々こちらに書き込みをさせていただいている青葉です。
自死遺族の悲しみ、苦しみを、私も様々な形で今まで感じてきました。
空と星さんの書き込みを読ませていただき、私が感じた事を書いてみたいと思います。

>私自身、生きることに疲れを感じるこの頃です。

私にとって、夫の自死は心の中に激震に相当する地震が起こったような衝撃的な出来事でした。
しばらくの間余震が続き、2次災害、3次災害を引き起こしました。
心の大地は引き裂かれ、道路が寸断して建物もすべて崩壊してしまいました。しばらくは茫然自失の状態でした。
身も心もぼろぼろに疲れていましたし、筆舌に尽くしがたいほど辛い日々を私も過ごしてきました。渦中にあった時には心が硬直していて何を見ても何を聞いても響いてきませんでした。
ですから、空と星さんが感じておられるお気持ちは痛いほどわかるつもりです。

でも、いつまでも辛くて疲れる日々が続くわけではありませんよ。

あれから6年近くたって心の復興作業がかなり進んだ今の私は、少しばかりの成就感を持ち、
ある種の清々しささえ感じるようになっています。
失った悲しみは永遠に消えないでしょうけれど、受け止め方が変わってきたのです。あのような苦しみの日々が私を鍛えてくれたようにも思われるのです。

>今何とも言えない怒りを感じています。
>ちゃんと嫌だと断れなかった自分にも苛立ちます。
>(この屈辱感は男性には分からないとおもうが。)

辛い日々の中で、診察に2時間も待たされて十分なコミュニケーションも取れないままの検査だったのですね。
このような嫌な思いをしない為に、私達患者もあらかじめ下調べが必要なのかもしれませんね。
私達の話を良く聞いてくれる医師に巡り合い診察を受けたいものです。

>医師にとっては、沢山の患者の一人で、検査にすぎないことかもしれないが、
>私は、今日つくづく生きていることが嫌になりました。

私には今の所、持病が無いので診察を受けたり、治療してもらったりする機会はありません。

職場での血液検査、レントゲン間接撮影、胃検診、内科検診、心電図検査と血圧測定を受けるぐらいです。
希望すれば人間ドックでの診察も可能ですが、受診するつもりはありません。
過去に嫌な思い出があるからです。肝臓に影があると言われ、CTスキャンの検査を受けました。
結局は肝臓に異常のない事が分かりましたが、何の為の検査だったのでしょうか。
不安を煽る為の検査あるいはお金儲けの検査だったのかと私には今も疑問に感じます。

検査を受ける側の気持ちを汲んでもらえ、納得した上で検査を受けていたのなら、空と星さんも、これほど心に打撃を受けなかったのではないでしょうか?

精神科の治療でも同様だと思います。辛い気持ちが受け止められ病気と闘う患者の不安を軽くしてくれるような関り方であって欲しいと願うのです。
多くの場合、このような診療が行われていると信じたいですが・・・。

ここには率直に遠慮なく気持ちを書かせていただきましょう。私は書く事によって混乱していた気持ちの整理が進みましたし、それが心に落ち着きを取り戻し余裕を生む事にも繋がりました。

空と星さんが求められていた適切なアドバイスにはなりませんでしたが、これからも宜しくお願い致します。


206 青葉さん 空と星 2002/12/07 02:00
女性 / 30歳台 / 姉 / 3年以内 / 日本国内
早速メールありがとうございます。

今回の診察では、デリケートな部分であるにもかかわらず、
検査の説明もないままに進行したので、屈辱感・男性不信
自己喪失状態になりました。30歳のわたしですが、こういった問題は、個人差や、受け止め方にも大きな違いがあるかと思います。

病院の婦長さんが話をきいてくれて、ドクターにも話が通じるようなので、直接、「説明無しに進行した杜撰な診察」について、ドクターに説明をしてもらう予定です。

自分が自分でいたくないような、全て忘れたい気持ちになっています。今、久々に安定剤の薬をのんだので、きっと明日また仕事には
行けると思います。

青葉さんのおっしゃるように、患者のわたしも事前の準備をもっと
すべきでした。友達の勧めを鵜呑みにしてしまった点も反省しています。自分を守ることをもっと積極的にしなければ、と。

弱ってる時って、精一杯生きてても、辛いですね。
青葉さんの優しさが身にしみました‥。




207 精神科 歌うたい 2002/12/14 01:38
女性 / 20歳台 / 弟 / 6ヶ月以内 / 近畿
勇気をだしていきました。軽い鬱だね〜〜といわれました。
友人に精神科医はカウンセラーと違って話はあんまり聞いてくれないという言葉はわかってたつもりです。けど実は肉親がなくなって〜と話し出したとたん「軽い鬱だね〜」といわれ終了
なんだか余計に悲しくなってしまいました。
けど初診だからかなぁ〜と思って三週目の診察で
「どうですか・・?」
ときかれたので
「おっくうさより自分が責め立てられてるようで・・」
と話したとたん
「はぁ〜〜けどあなた肥満体だし考えすぎじゃないかなぁ」
とため息を吐かれ薬の量を増やすというこたえだけでした。
私自身もう嫌になってしまいました。
そのとたんもういやだって気持ちになりリスカをするようになってしまいました。なんだか怒りと空しさで一杯です・・。
薬が増えたにもかかわらず寝付けず一日一本は焼酎のボトルを
あけるようになってしまいました。。、
他の心療内科にも行くのが怖いしもうどうでもよくなってしまいました。
こんなもんなんですか。。精神科の先生って
余計人間不信で狂いそうです・・。
死にたいとは思いません、弟を見殺しにした償いがあります
それが私の生き唯一の支えだけど、二度と病院には行きたくない。


208 私も憤りを覚えます。 青葉 2002/12/14 23:35
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
精神科の診療がすべて、歌うたいさんが経験されたようなものだとしたら私は憤りを覚えます。

>私自身もう嫌になってしまいました。
>そのとたんもういやだって気持ちになりリスカをするようになってしまいました。
>なんだか怒りと空しさで一杯です・・。
>薬が増えたにもかかわらず寝付けず
>一日一本は焼酎のボトルをあけるようになってしまいました。。、

診察を受けたにもかかわらず、書かれたような症状があらわれたとすれば何の為の治療だったのか疑問を感じます。
軽い鬱とのことなのですから、適切な治療を受けることが出来れば完治すると思われます。

私は心の専門家ではありませんので適切な援助は出来ませんが、歌うたいさんのお話を伺って一緒に考えさせていただくことなら出来るのかもしれません。
リスカや焼酎のボトルに傾かない為にもここには本音を思うままに気兼ねなく書いて下さい。書く事で気持ちが落ち着く効果もあるようですから。

>他の心療内科にも行くのが怖いしもうどうでもよくなってしまいました。
>こんなもんなんですか。。精神科の先生って
>余計人間不信で狂いそうです・・。

事前に十分に調査をして診療を受けられるのが良いのかもしれません。
すべての精神科の医師が今回の歌うたいさんが経験されたような診療をしているわけではないと思います。
中には熱心にお話を聞いて対応してくれる方もおられるはずです。

鬱の治療は次の3点がポイントだそうです。
@十分な休息・・・もし仕事をしておられるなら一定期間お休みを取られる必要もありそうです。
A薬をきちんと飲む・・・忘れずにしっかりと服用する事が薬の効き方を判断する上でとっても重要です。
Bカウンセリング・・・楽で柔軟な考え方が出来るようにする為に大切です。

弟さんが逝かれてから6ヶ月以内と日が浅いですね。心が固くなる時期かもしれません。
歌うたいさんにとって最も苦しい時期なのかもしれません。

その辛い胸の内を是非ここに書き表してみてくださいね。6年経った私に何か出来る事があるかもしれません。


209 歌うたいさん leeron 2002/12/16 12:11
男性 / 30歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
leeronです。
通院歴の長い人間として、アドバイスさせてくださいね。

まず、歌うたいさんがかかられたドクターは、残念ながら、最悪の部類です。
私も、何人かのドクターにかかりましたが、できれば、他のドクターにあたられた方がいいと思います。

不信は理解できますが、青葉さんがおっしゃるように、最低の部類の医師だけではありません。
私自身、ドクターを変えたとたんに、かなり楽になった覚えがあります。

今は、不信感と徒労感で、ドクターを変えることもしんどいかとは思いますが、
基本的には、予約制のドクターが多いと思いますので、
予約の際の応対で感じのいいところを捜すというのは、一つの方法です。

決めてではありませんが、
ドクターの方針が、受付にまで浸透していると言うことで、ある程度の目処にはなります。
実際、私が今通院している小さなクリニックはそうでした。

また、休養をとること、薬をしっかり飲むことというのは、大事なことです。
飲んですぐ効くという性質の薬ではありませんし、
ある程度効果が出るまでには数週間かかることを理解しながら治療を進める必要があります。

効き方にも個人差がありますので、医師と相談しながら、
分量や種類を本人に最適なものに調整していくことが大事です。

ただ、どうしても、休養できない(眠れないことも含め)焦り、
薬が効かないと言う焦り、がでてきます。

特に、薬の飲み始めにそういった焦りが強くなることがあり、分量の調整が必要とされます。
そういったことを説明しない医師も多いようですし、
かかられたドクターに於いては、まったくどういう薬なのかさえ説明されていないようですね。

できれば、自分の状態、薬を飲んだあとの自分の様子など、気づいたことをメモしておくことをおすすめします。
書くことで、自分を客観的に見られますし、医師にも説明しやすくなります。
うまくいえなければ、そのメモを見ていただいてもいいわけです。

ただ、書き込みを読ませていただいた限りでは、それが通じるレベルの医師ではないですね。
転院をおすすめする次第です。

・・・・・・・・・・・・・
歌うたいさんの現状。
リストカット、不信・不安、眠れない故の飲酒ですが、
私もそういう状態であったことがありますので、お気持ちはある程度分かります。

特に、ひどい医者にあたったあとの不信感から来る反動はひどいものですから。

そして、それは決してよい状態ではないということは
きっと歌うたいさんご自身も、理解していらっしゃると思いますし、すぐにおやめなさいということもできません。
もちろん、薬とお酒の併用はリスクを伴いますし、効きにくくなることにもなり、
リスカ自体も、やめられた方がいい。そういうべきなのでしょうが……。

ただ、もし、この場で青葉さんやみなさんとお話しをされ、
ゆっくりとでいいから、今の状態から脱出することを目指す気持ちが大きくなればいいなと思います。
今も、その気持ちは小さくてもお持ちだと思いますし、
何より、最後はその気持ちが治療の支えになりますから。

・・・・・・・・・・・・・
焦らないでといっても、焦ってしまうことも理解できます。
どうしても、いろんなことや気持ちがこんがらがって、辛くなってしまうこともあると思います。

ただ、睡眠時間にしても、その他のことにしても、
とりあえず、他人の一般的な常識とされることと一緒でなくてもいい。
たとえば、細切れでも、少し短くても、時間がずれていても、
とりあえず眠れれば、そこを出発点にすればいいくらいの感じで、少なくとも私はやってきました。

少しずつでいいから、ゆっくりいければいいと思います。

医学的には、
素人といえば素人ですから、すべてが歌うたいさんに当てはまることではないでしょうが、
鬱とつきあっているものの経験として、ご参考になれば嬉しいです。




210 ひさしぶりです すずか 2002/12/19 06:34
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 関東
 医師のところへ行く話しがなかなかまとまらず、まだ行ってません。この間、診療時間後に面談の約束をしていたのですが、仕事の関係で15−30分ほど遅れると電話をしたら、「次の予定があるから、またにして下さい。もう、年内は無理です。」と事務の方に言われてしまいました。はあ。なかなか時間をとるというのも大変なものです。

 皆さんの書き込みを見て思うのですが、医者は患者の何を見ているのでしょう。生きている人間なのだから、とくに精神科は心を見るのだから、人間と人間のつながりがなければ、治療なんてできないのにと感じてしまいます。落ち込んでるから、はい、鬱ね、と反射的に言っているみたいに思えてなりません。
 
 私は夫が飲んだ薬のほうも気になっていて、製薬会社に問い合わせをしたのですが、患者の方に書面ではお答えできない、口頭で回答しますと言われたのが気になりました。どうして、みんな書面回答は絶対にしてくれないのでしょうね。

 相変わらず、うつについての特集は雑誌やテレビで見かけますが、その中に躁について触れているものが少ないので疑問を感じています。夫はSSRIを半年飲んだところで、私が出産で入院することになり、その入院をきっかけに躁転しました。もともと躁鬱の人がSSRIで躁転する確率は2−10%だそうです。この数字は製薬メーカーに聞きました。ちなみに公表数字は躁鬱に限らず投与した場合の躁転確率なので、0.1%です。この公表の仕方にも問題があるように思いました。もし、躁転の確率が最大10%と言われたら、飲むのをためらうと思いませんか。


青葉さん
いつも書き込みのあとに返事をくださってありがとうございます。お会いしてお話しする機会があればと思っています。




211 歌うたいさん良くわかります たこぱんだ 2002/12/19 19:30
女性 / 30歳台 / 母 / 3年以内 / 中部
私の母も病院に通院していました。
最初の先生は歌うたいさんの先生のように話はろくに聞かず、薬の量を
増やしたり、種類を変えたり、こんなんで母は良くなるんだろうかって思ってました。私は母の病気が治るならと藁をもつかむ思いで病院に行ったのに、こんな気持ちでした。
母が死ぬまで3回病院を変えました。母に合う病院をと思いましたが、
最後の先生はあんまり病院は変えない方いいと言われ、母はどこに行っても治らないと自分で思ってしまったと思います。
だから、私も母が死んでから病院に通おうと思いましたが、母が治らなかったのに、私が行って何が変わるのだろうかと思い、辛くても病院には未だにいってません。
今は大丈夫ですが、私もいつか鬱病になって母のようになってしまうのかいつも不安に過ごしてます。


212 昨日のドラマから感じたままに 青葉 2002/12/19 22:26
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
昨日、最終回であったテレビドラマ「サイコドクター」を視聴しました。11回のシリーズだったのですが、その3回分を視聴できました。

この掲示板に多くの皆さんが書いてこられた精神科医療に関しての不信感や疑問を払拭してもらえるような内容構成でした。

主人公は、患者としっかり向き合ってお話を聞いてくれる精神科医です。
そのクリニックに通う多くの患者から絶大な信頼を得ています。
患者の為には手間や時間を惜しまず、あちこち出掛けて行って様々な働きかけを行うのです。
患者にとってはありがたい行為ですが、実際にそのような方法で経営が成り立つのか私には分かりませんし、
あくまでもフィクションですので、そのような精神科医が現実に存在しているかどうかも分かりません。

カウンセリングが大切と強調されながらも現実にはまだまだ薬に頼っている精神科医が多いのではないかと感じています。
利潤追求の為には薬の方がカウンセリングよりも効率が良いはずです。カウンセリングを行う為には多くの技法をマスターしなければならず、一回の面接に1時間は費やすわけですから効率の面でどうしても敬遠されがちなのです。

歌うたいさん、たこぱんださん
が書かれたお粗末な医療が少しでも改善されるように出来る事はないでしょうか。
投薬とカウンセリングがバランス良く行われる為にはどうすれば良いのでしょう。
医師とカウンセラーが対等な立場で連携できる体制が整ったら変わるでしょうか。
専門のカウンセラーでなくても、家族の支援のあり方を伝授してくれる方がいらっしゃるなら心強いでしょうか。

現実の世界で可能である具体的な方法を探っていきたいです。

すずかさんへ
いつかお会いしてお話する機会を作りましょうね。その時は宜しくお願いします。

躁転のお話について少しだけ気がついたことを書いてみます。

医師の診断による薬の調整なので確率の数字については医師の手腕によって大きく左右されるような気がします。
突然別人になったような印象を受ける時が躁転している時でしょうか。

鬱を押さえる為に処方された薬で躁になる。(一時的であっても)
私は家族にそれを感じた時がありました。
その時の医師は患者の異常な行為の説明に終始し、私には弁解がましく聞こえました。


213 たくさんのお言葉・・ 歌うたい 2002/12/24 22:46
/ 20歳以上 / 弟 / 6ヶ月以内 / 近畿
ありがとうございます。
皆さん大切な方をなくされてるのに私って本当に・・
リスカがひどくなり腕だけではなく太ももまでも・・。
どうしようどうしよう毎日そればかりです。

助けてほしいから病院にいったのにうらぎられたようで
けど死ぬということはこのサイトに来て駄目と知らされた
けど自分が自分じゃないような気持ちで

私はきっと泣くところが欲しいんだと思います。
母は弟がなくなって自分を恨んでるんじゃないか・・
と深夜に一人暮らしの私に電話して泣く・・。
父は今の生活でいっぱいいっぱいで泣いたら浮かばれない
と私に言い聞かせながら自分に言い聞かせてるような
私は、我慢していました、ずっとずっと
私だって辛いんだ!弟を愛してたのは私だって同じ・・。
けど私の話は聞いてもらえない・・。

だから病院にすがったのです・・。
けどなんだか捨てられたような苦しい気持ちです
病院にいかなきゃ・・怖いよ・・
の繰り返しです・・。
何とか脱したいです。生活ができなくなってしまう
すみません勝手な事書いてしまって


214 歌うたいさん yamazoh 2002/12/25 03:08
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
はじめまして。

私も、似たような境遇だったからお気持ち分かるつもりです。
私も独り暮らしで、電話口でたまらなくなる事は多いです。
親にとって、子を喪う事はとてつもなく悲しい出来事。
そして親は、他の子供の事は、考える余裕が無い・・・
私も辛かった。そして今も辛い。でも、私の声は親に届かない。

「お母さん、貴女には愛すべき子供が他にもいるのよ」

私は、数年経った最近、やっと言える機会がありました。
母には衝撃だったみたいですが、言って良かったと思っています。

私は、悲しい事に、親の気持ちも分かってしまう子供でした。
だから辛かった・・・
歌うたいさんの現状、お察し致します。
きょうだいって、辛いですよね。
故人の思いも勿論、親の気持ちも抱えなければならない。

このサイトで、泣きませんか?一緒に。
脱したいなんて思わずに、ただ泣きましょう。

そして、泣かせてくれる医師も必ずいます。
私もハシゴして、出会いました。
ダイヤモンドを見つけるくらい困難かもしれませんが、います。
もし、次に行った病院もヘナチョコだったら、ここで吐き出しましょう。
勝手な事なんてないよ、バンバン書きましょう。
いいよね?管理人さん(^-^)


215 ドクハラ yamazoh 2002/12/27 03:08
女性 / 30歳台 / 兄 / 3年以内
こんにちわ。
ちょっとした情報なんですが、投稿します。

「ドクハラ」という言葉をご存知でしょうか。
セクハラからの造語ですが、患者を傷つける、医師の態度や言葉の事を言うそうです。
少し前、TVでやっていました。
また「ドクターハラスメント」というタイトルで、お医者様が執筆されています。

私自身、この本は読んでいないのですが(汗)
医療者自身が訴えかけるこの現実に、私は少なからず驚きを隠せませんでした。
私の中に「医師は間違いを認めない」という思い込みがあったからです。
でも中には、そうではない医師が必ずいる。
少し嬉しくなりました。

その時の、番組紹介のサイトを見つけましたので、興味がある方はご覧下さい。
本の紹介や相談窓口の紹介もあります。

http://www.tv-tokyo.co.jp/news_eye/recipe/tue_bn_01.html



216 yamazohさん はーとろーど 2002/12/31 17:27
男性 / 30歳台 / 子 / 10年以内 / 中部
ドクハラの紹介をありがとうでした。

そして,コンテンツ「各種 相談窓口」に,
東京都の「患者の声 相談窓口」を追加させてもらいました。




217 時間が薬 くるみ 2003/01/04 00:28
女性 / 20歳台 / 弟 / 1年以内 / 近畿
私も歌うたいさんの気持ちよくわかります。
弟を亡くして1年が過ぎようとしています。

 母の悲しみの話を聞いて疲れはてることがしばしばあります。
自分自身がいなくなりたいこともありました。
最近思うことは、自分の人生を大切にしようと思い始めました。

 私はリスカなど症状がまだでていませんが、ちょうど半年経った頃
死にたい気持ちが現れました。今は元気になってます。
最近は時間が薬なのかなと思っています。


220 新しい病院 歌うたい 2003/01/19 23:58
女性 / 20歳台 / 弟 / 6ヶ月以内 / 近畿
に行く決心がつき新年を機に変えてみましたが・・。
なんとも横柄でリスカを見たとたん
「あんたね、そんなことしてしんだらどうすんの??」
といわれ唖然としました。
「本当に馬鹿だね!!」
ってなんなんでしょうか・・確かに馬鹿だけど
怒りより悲しみがあふれてしまって・・。
そしてなんか宗教の勧誘のようなこともされました。
怖くなってお薬をもらう前に逃げて帰りました
なんで私はついてないんでしょうか・・
皆さんの励ましで病院に行くきっかけになったのに
こんな医師にしか出会わない自分自身がなさけなくなる。。
リスカを直す方法を教えてくださいもう
怖くてたまりません、、勝手な言い分すいません


221 すずかさん leeron(管理人モード) 2003/01/20 13:29
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
前回の書き込みについて、青葉さんのお書きになられたこと、読まれたでしょうか。

多少、掲示板自体の趣旨とはずれる部分もあり、青葉さんのご投稿と合わせ、いったん削除させていただきました。

ただし、最後の何行かを除けば、私もすずかさんの辛さ分かります。

青葉さんも心配していらっしゃいます。
もし、お読みになられたのであれば、青葉さんに連絡を差し上げてください。

また、お読みになっていない。もしくはメールアドレスが分からないということであれば、私にメールをいただければ、青葉さんからの書き込みの内容と、メールアドレスをお伝えします。

私も心配しています。
今回は削らせていただきましたが、どうか、しんどさはこの場所や、メールなどででも、遠慮なくおっしゃってくださいね。


222 歌うたいさん。 leeron(管理人モード) 2003/01/20 13:42
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
しんどい目に遭いましたね。

おかしな病院、だめな医者に会うのは、
歌うたいさんのせいではありません。

でも、リスカはできるだけ、我慢しましょうね。
そして、我慢できたら、その分自分をほめてあげてくださいね。

正直なところ、リスカしたい気持ちを治す、いい方法は
私にも分かりません。

ただ、このHPに、

↓ここをクリックしてください。
『各種 相談窓口 など』

http://aoisoranokanata.hanagumori.comfollow.htm
という頁があります。

その中に
アイサクラコム http://aisakura.com/

沼津千本病院 http://www.senbon.or.jp/
Yahoo 検索エンジンに登録されているサイトです。(無料です)
http://www.senbon.or.jp/Consultation.html

滝 メンタルクリニック http://www.aloha-taki.com/
Yahoo 検索エンジンに登録されているサイトです。(無料です)


花クリニック http://homepage2.nifty.com/hana-clinic/
Yahoo 検索エンジンに登録されているサイトです。(無料です)
メール相談はひとり一回限りです。

など、他にもメールや電話でも相談できる場所があります。

・・・・・・・・・・・・・
しんどいと思います。
ただ、お話しを聞くことはできるかもしれません。

とにかく、諦めないで…… 
悪い状況、悪い医者ばかりではないですから。

私のメールアドレスは、名前の横の羽つきのmailボタンを押せば
でてきますからね。



223 通い始めました あおい 2003/01/23 22:39
/ 20歳台 / 弟 / 3年以内 / 関東
私も,秋口から,病院に通い始めました。

会社のカウンセラーに紹介してもらったのですが,
さっぱりしていて,かつ,話をちゃんと聞いてくれて,
薬についても丁寧に説明してくれるので,
通い続けています。

もっとも,今週は調子が悪くて,毎晩泣き続けていますが・・。

自分をなくしてしまいたくなることもあります。
でも,病気になって,自分を大切にできるようにもなってきました。

寝なきゃ,食べなきゃって。




224 良かったですね。 青葉 2003/01/25 18:50
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
あおいさん、はじめまして。

納得できる精神科の医療になかなか辿りつけない厳しい現状の中で、
お話をしっかり受けとめ丁寧な説明をして下さる病院が見つかって本当に良かったですね。

つい1週間前にカウンセリングについてのお話を聞く機会があったのですが、
講師の方は病院の対応のせいで病状が悪化する危ない例を話され、
良い対応をしている病院を紹介してくださいました。

カウンセリング(お話を受けとめてもらえる事など)がうまく進むと
少しずつ悩みが消えていくそうです。時々調子の悪い時があっても徐々に症状が軽減していくと思います。

>でも,病気になって,自分を大切にできるようにもなってきました。
そうですね。病気は苦しいけれど、新しい気付きを運んでくる様ですね。
マイナスだけではなくプラスもあると感じています。

>寝なきゃ,食べなきゃって。
本当にその通りです。心身を調整する為の基本ですよね。

何か気がついた事がありましたら是非また教えてくださいね。


225 青葉さんへ あおい 2003/01/29 19:53
/ 20歳台 / 弟 / 3年以内 / 関東
青葉さん,はじめまして。

レスありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。



226 診断について 青葉 2003/02/02 20:05
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
私達は人生について自ら判断を下します。

特に自死遺族の立場では「正しい。間違っている。運が良い。運が悪い。」と考えがちです。

しかし一度そのような判断を下してしまうと実に多くの事を限定し制約してしまう危険性があります。
その判断からの想像が現実の姿を隠して見えなくしてしまうからです。

医師は多くの検査結果に基づき科学的な診断を下すでしょう。

診断は一つの意見です。これからの予言ではありません。先のことは確定できないのです。
未知の事柄は確かにあるのです。現代の科学をもってしても解明できない事は多々存在しています。

私達は診断結果に縛られて自由な発想が出来なくならない様に充分に心しておく必要があるのかもしれません。
患者は病気そのもので苦しみ、診断によっては病気と闘う意志を弱め傷つけられてしまう恐れさえあるのです。

治療が上手く行った時に多くの医師は腕が良かったからと考えるのでしょう。
多くの場合、患者の背景をほとんど見てはいないでしょう。
けれどもそこには病気だけがあるのではなくて、感情を持ち多くの事を抱えた一人の病んでいる人間がいるのです。

私が医師に求めたいのは弱っている生命力を一緒に高めてくれる協力者の立場です。
冷たく診断を下すのではなくて、
患者の中にある生命力を助ける為に水をかけてくれたり害虫を取り除いてくれたり、植物を世話するような温かい協力者であって欲しい。

人生は「過程」です。確実な物は何一つとしてない。診断や判断だって同じです。
無常であり未知です。いつも進行形です。そこに希望と可能性が出てくるでしょうか。

苦しみや病気は私達に課題をつきつけているのかもしれません。
表面だけを見ていたのでは分からない深遠な答えを見つける為の。

私はこんな視点を忘れずにいたいと思います。


227 はじめまして。 もとこ 2003/02/05 23:35
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
私も参加させてください。よろしくお願いします。
私は、一緒に暮らしていた、叔父を助けることが出来ず、自殺という形で失いました。毎日が「苦しい、助けて・・・」でした。

そんな日々の中、青葉さん同様テレビドラマ「サイコドクター」を数回視聴しました。「こんな先生がいたらいいのに」とおもったり「こんな先生、いるはずが無い」とおもったり。

私は仕事柄、(知的障害者更生施設の指導員)たくさんの精神科、たくさんの先生をみてきています。患者(施設の利用者)や我々職員の話を、ろくに聞かず、薬づけにしたり、本人が何もわからないと思っているのか、本人にとって、とても屈辱的な一言をはきすてる。(もちろん、本人は話をすることは苦手ですが、理解力の全くないかたではありません)

こんな状態で正直、精神科へのイメージが悪かった。
しかし眠れない毎日が続き、そんなある日、仕事でタウンページを手にすることに。パラパラとページをめくっていると、心療内科の文字。勇気を出し翌日、いくつかの病院に電話をし、受付の感じがよいクリニックに行くことにしました。病院に対する、不安を抱えたまま、初診。

しかし、思ったより感じがよく、話もしっかりと聞いてくれました。現在は、不安の強いときなど、メールでのやり取りをしてくださっています。

ある日診察後、自分でもわからないほど大きな不安が押し寄せ、車を運転して帰る自信がなく、しばらく、処置室のベットで横になっていました。なんとか、気持ちを落ち着かせ、帰宅。すると、先生から無事帰れたかどうか、確認の電話を頂きました。

折り返し、お礼のメールをすると先生からメールが。その中に、
「あなたの現在の不安や孤独感などある程、度察しがつきます。しかし、医療の場ではある程度の援助しかできません。そして医療と生活を混同させると最終的には、お互いに不幸になります。あなたを癒す本当の対象は、あなたが自分の生活の中で、あなたのやり方で、見つけていくしかないのです。ゆるゆると進んでください。」との言葉がありました。

ドラマというフィクションのなかの先生を追い求めるのではなく、現実の世界の目の前にいる先生を、信じてみようとおもいます。

保険適用では、カウンセリングや、催眠療法などの根本的治療は、基本的には行っていない・・・しかし、経済的に苦しい状態の私にとって、自費診療は・・・。現在は、時間的余裕のあるときに、リラクゼーション等のミニ誘導を行ってもらっています。
焦らず、ゆっくりと・・・。いまでも毎晩のように悪夢に苛まれていますが。


228 もとこさん leeron 2003/02/06 14:40
男性 / 30歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
いいドクターに巡り会われましたね。
なんだか、わがことのように嬉しいです。

私も今のドクターに出会えなかったらと思うと、
ぞっとします。

>「あなたの現在の不安や孤独感などある程、度察しがつきます。しかし、医療の場ではある程度の援助しかできません。そして医療と生活を混同させると最終的には、お互いに不幸になります。あなたを癒す本当の対象は、あなたが自分の生活の中で、あなたのやり方で、見つけていくしかないのです。ゆるゆると進んでください。」

実感として、ドクターのおっしゃっていることは、正直で率直で、
何よりのことばと思います。

辛い時期は続くかもしれませんが、
それでもゆっくりと参りましょう。

辛いのが同じであれば、焦るよりゆっくり構える方が、
自分の方法を見付けるきっかけをつかみやすいと思います。

少しだけ。自分の経験からです。
お節介ですが。



229 温かな対応ですね。 青葉 2003/02/06 21:53
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
もとこさん、はじめまして。

現実に、もとこさんに書いていただいたような医師がいらっしゃるのですね。

>思ったより感じがよく、話もしっかりと聞いてくれました。
>現在は、不安の強いときなど、メールでのやり取りをしてくださっています。
>なんとか、気持ちを落ち着かせ、帰宅。
>すると、先生から無事帰れたかどうか、確認の電話を頂きました。

とっても温かな対応ですね。安心して受診できそうです。

>しかし、医療の場ではある程度の援助しかできません。
>そして医療と生活を混同させると最終的には、お互いに不幸になります。

医療が受け持つ部分を明確に示されているのもかえって信頼が置けるような気がします。

>あなたを癒す本当の対象は、あなたが自分の生活の中で、あなたのやり方で、見つけていくしかないのです。
>ゆるゆると進んでください。

病を直していくのは患者本人であり、医師はその方法を見つけるための援助者との考え方も私は好ましいと思いました。そして焦りを感じさせないような配慮も温かな心遣いを感じました。

もとこさん、患者の気持ちを受けとめてくださる医師の所に受診されて本当に良かったですね。


230 もとこさん、はじめまして にゃん 2003/02/06 23:12
女性 / 20歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
>あなたを癒す本当の対象は、あなたが自分の生活の中で、あなたのやり方で、見つけていくしかないのです。
>ゆるゆると進んでください。

先生がもとこさんに仰ったこの言葉、今の私にも必要な言葉でした。
日々の生活に、自分自身に焦りを感じていた私が、
たぶん欲していた言葉でした。

もとこさんの書き込みを今夜読ませていただくことが出来て
本当によかったと思います。

ありがとうございます。


231 ゆるゆると進みます もとこ 2003/02/07 02:33
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
にゃんさん
一緒に一歩一歩、時には2歩さがっても、いいじゃない。焦らず
私と、いえ、ここに来るみんなと一緒に歩みましょう。これから、よろしくお願いします。

青葉さん
この掲示板で知り合った仲間と、信頼する医師と一緒に、ゆるゆると進みます。これからもよろしくお願いします。
 
leeronさん
アドバイスありがとうございます。ゆっくり構えて、ゆるゆると進みます。これからもよろしくお願いします。


ここで出会う皆さんからのことばは、どれも本当に心が温かくなります。    ありがとう。


232 母を看取り、叔父の自死を目の当たりにし、仕事をする日々をすごして もとこ 2003/02/08 23:41
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
医療のあり方」についてなのですが、「自死遺族の掲示板」なので内容がずれてしまうかも・・・不適切でしたら削除してください。

この話は、5年前母を病院で看取った時の体験なんです。
最期の3ヶ月は、私は仕事をやすみ、付き添いをする毎日でした。母には「必ず元気になって、退院できる」と話して。(B型肝炎による肝硬変でした。)先生の話では、そう永くはないとのお話しだった・・・。

そんな母が最期を迎えたときのこと、まだ暖かい母の手をにぎり締めていた、我々遺族に、看護婦は「ロッカー内の荷物やその他の荷物などは早めに片付けて!」といわれました。息をひきっとてから、数分後のことでした。
そして、病院を出る最後のとき、医師1名と看護婦2名が焼香を。そのとき、看護婦の2名は、なにやら、コソコソ話し。焼香のやり方が分からないのか、相談(?)をしています。そこまではまだよいのですが、結局わからないこの若い看護婦2名は、焼香を終えると、何がおかしいのか、笑みをうかべ、その後声をあげ、笑ったのです。

この看護婦たちや、歌うたいさんや、たこばんださんが経験なさった、精神科医の対応。
このような人達がは、「医療のありかた」や「人の死」をどうとらえているのでしょうか?
私の仕事(知的障害者厚生施設の指導員)の福祉を含め、医療、看護に携わる人は、人と関わり、病んでいる人を診るということが、そのひとの人生にとってどれ程の影響を与えるのかをもういちど、真剣に考えて欲しいものです。私も含め・・・。医師や、看護婦など、医療や福祉に従事する者と患者や、利用者がお互い支えあう関係になるには何が大切で、何が足りないのでしょうか?

私は、重度の障害を抱え、それでも懸命に生き、純粋な心をもった利用者に囲まれながら、
私が彼らに与える影響力の大きさを日々実感しながら、彼らとともに、成長してきました。
今の私には、彼らのそんざいが、とてもかけがえの無いもので、私を支えてくれる存在の一つです。



233 体験談は貴重です。 青葉 2003/02/09 15:42
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
もと子さんが感じられた率直な感想は貴重です。

私は次の部分に医療者としての倫理にかける行為を感じました。

>我々遺族に、看護婦は「ロッカー内の荷物やその他の荷物などは早めに片付けて!」といわれました。
>息をひきっとてから、数分後のことでした。

これは人間の血の通った医療には程遠いものですね。
遺族の気持ちを踏みにじっているとしか思えません。
効率優先の事務的な対応でしかありません。

>福祉を含め、医療、看護に携わる人は、人と関わり、病んでいる人を診るということが、
>そのひとの人生にとってどれ程の影響を与えるのかをもういちど、真剣に考えて欲しいものです。

その通りだと思います。
単に病気という部分を見ているのではなくて、
心を持った人全体を見ているという視点を忘れないで医療にかかわって欲しいと願います。
医療者の態度や姿勢が与える影響の大きさや投げかける言葉の重みを医療者はどの程度真剣に考えているでしょうか。

さらには、病気を直すのは本人である事を忘れないでいただきたい。
情報を提供したり自然治癒力を促進する為に支援する立場であるという姿勢で臨んで欲しいのです。

医療者は専門家ではあるけれども絶対者ではないのです。
私達は一個の人間として対等であるはずです。

>私も含め・・・。医師や、看護婦など、医療や福祉に従事する者と患者や、
>利用者がお互い支えあう関係になるには何が大切で、何が足りないのでしょうか?

医療者は最先端の高度な医療技術を学ぶのと並行して、心へのアプローチの方法も学ぶ大切さを感じます。

人を元気にさせ、人を生かすとはどういうことなのか、真剣に考える姿勢が不足しているのではないでしょうか。
それは医療にとどまらず多くの領域において、
人間対人間がコミュニケーションを取る時に大切な事なのではないでしょうか。

>私は、重度の障害を抱え、それでも懸命に生き、純粋な心をもった利用者に囲まれながら、
>私が彼らに与える影響力の大きさを日々実感しながら、彼らとともに、成長してきました。
>今の私には、彼らのそんざいが、とてもかけがえの無いもので、私を支えてくれる存在の一つです。

お互いに謙虚な気持ちで対している時には、私達は多くのことを学ぶ事が出来るのです。
是非この謙虚さを忘れずにこれからも仕事を続けてくださいね。

そして、もとこさんが書かれた仕事を通しての感想を自信を持って多くの場で発信していただきたいです。
それは必ず何かを変える一助になるはずですから。


234 こちらでは、はじめまして。 くじら 2003/02/13 09:53
女性 / 40歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
主人が死んで以来ずっと漢方の鎮静薬を服用しています。
これは以前から病院で更年期の治療をしていたので、そこで処方してもらっています
お薬の効果もあり精神的にも自分の置かれてる状況も苦痛ではないのですが、時々かかってくる義妹からの長い電話がしんどいです。

彼女は子供の頃からの鬱で、最近は状態がいいようです。
もともと私たちは仲がよかったのですが
安定剤を服用し、必ずお酒を飲みながら延延と続く話は
お酒のせいもあって何度も同じ話を繰り返し、時間の感覚などが麻痺しています。
夫の弟も彼女の症状が重い時は大変だったようなので
元気になってる今は私も嬉しいのですが、
お酒を飲みながらの電話は止めて欲しいので何度か注意もしたのですが

夫の死が弟である彼女の夫に与えた衝撃も十分すぎるくらい理解できる
つもりですが。。
遠まわしには電話を断る時もあるのですが、うまく伝わりません

私の言葉が又彼女を深い鬱の状態に追い込むことになってもいけないと思い我慢していますが、私もつらいです。

どのように自分を守って接したらいいのでしょう、
こんなことを思う事自体悪いことのような気もしてしまいます。


235 くじらさんへ もとこ 2003/02/13 13:33
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
あなたにとっても、その義姉のかたにとっても、今は、ゆっくりと焦らずに大切な自分自身を守ることが、大切だと思いいます。
 
私の、お節介、かってな考えですが、義姉さんからの電話にお出になったときには、「長電話はお互いにとって、よくない場合もあるらか」とか、「今日はいそがしいから」などと、はじめに
断りを入れ、「何分位なら大丈夫よと」、くじらさんの許容範囲
を示してはいかがでしょうか?

義姉さんにとっても、くすりとアルコールの併用はリスクをともないますしね。

くじらさん、あなたが、自分を守る方法を考えることは、当たり前の行為であり、決して悪いことではありません。ゆっくりとした時間のなかで、大切なあなたを守りる権利があります。

>私の言葉が又彼女を深い鬱の状態に追い込むことになってもい けないと思い我慢していますが

とありましたよね。確かに言葉には注意しなければならない、そんな時もありますが、我慢はいけません。ここのHPのたくさんの掲示板には話をしかりきき、受け止めてくれる人や、気持ちをブチマケラレル掲示板があるではないですか。ここの皆とともに
ゆるゆると進みましょう。


236 くじらさん leeron 2003/02/13 14:22
男性 / 30歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
私も、もとこさんに同感です。

自分を守ることは大事なことです。
決して後ろめたく感じるようなことではありません。

私が書こうと思ったことは、もとこさんが書いてくださいました。

うん。ゆっくりと。少しずつ行きましょう。
憤懣や、たまった気持ち。
少しでも、このHPを使って吐き出してみてくださいね。


237 分かったようなことを もとこ 2003/02/13 18:44
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
くじらさんの書き込みをよんで、思わず、分かった様な事を書きましが、私自身、まだまだ、ぐらついている状態です。

以前の書き込みを読まれた方はご存知かもしれませんが、私の仕事は、知的障害者更生施設の指導員です。入所されている利用者の生活全般を支援する仕事ですが、利用者の健康管理も大切な仕事になります。もちろん心身ともに・・・人の命を預かっていますから。

信頼できる医師にめぐり合い、一歩一歩進んでいるつもりですが、今は、「立ち止まる時」かなっとも思いました。
今の私は、日中、なんどもおきるフラッシュっバック現象や、過呼吸状態、悪夢に苛まれています。(治療の過程で分かったことですが、私のトラウマ的体験は、4ヶ月前の一緒に暮らしていた叔父の自死を発見したこと意外に、高校2年のときのレイプ体験もありました。)

ただでさえ情緒が安定しておらず、くすりの副作用ので、ボーットしている、こんな状態で、利用者の方の命を預かる仕事はしてはいけない・・・と思い、悩みました。

「今は大きな決断はさけるべき」との上司の言葉もあり、昨日から有給を使い、今月いっぱいお休みをもらいました。リフレッシュ休暇(?)ですかね。

皆さんは、この施設の利用者やその家族の立場だったら、こんな
不安定な状態の職員に命預けられますか?預けられませんよね。
ゆっくりと焦らずに、と書きながら焦ってしまいそうになる自分もいる。


238 相談なんですけど・・・ ありさのママ 2003/02/13 20:07
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
私は父が逝ってからずっと同じ心療内科に通院しています。
1時間位かかるところなのでよほど何かないかぎり
月一回の通院です。ドクターはいい方で私の家族構成から
これまでのいきさつを全部知っていてくれます。
私自身の状態も少しずつ良くなってきています。
お薬も毎回相談しながら決めています。
ただひとつ物足りないのはそこのクリニックは予約制でないために
ゆっくりドクターとお話出来ないんです。
前回の診察からの1ヶ月の報告や自分の状態を聞いてもらうの
ですが、なにせ患者さんがたくさん待ってるので
なんだかあわただしくて帰り道に「あれも言えばよかった」
「これも聞けばよかった」と思う事たびたびです。
クリニックの中に予約制でカウンセラーのカウンセリングも
あるのですが一度受けたら私よりずっと若い女の子で
なんだかピンときませんでした。
あまりお金もないので区で行っている無料のカウンセリングを
受けてみましたがあまりに問題が父の自死から経済問題までと
たくさんありすぎて40分では自分が話して終わりという感じ
でした。
今まではカウンセラーではないけれど私の姉のような存在の方が
「SOS」を出すと飛んできてくれて冷静に話しをきいてくれて
的確に元気が出る方向に励ましてくれました。
しかしその方のご主人が昨年末に急逝されてとても
私の事を話せる状態でなくなりました。
新しいクリニックを開拓するかカウンセリングを受けられるところを
見つけたほうがいいのか迷っています。
お薬は飲んでますがやはりこころの中を誰かに話して整理しないと
どうもすっきりしません。
ここのHPでもお世話になっていますが問題が複雑で
書ききれません。
私はどうしたらいいでしょうか?
何かいいお知恵があったら教えてください。
長くなりましたがよろしくお願いします。


239 あさりのママさん もとこ 2003/02/13 21:56
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
>1時間位かかるところなのでよほど何かないかぎり
>月一回の通院です。ドクターはいい方で私の家族構成から
>これまでのいきさつを全部知っていてくれます。
>私自身の状態も少しずつ良くなってきています。
>お薬も毎回相談しながら決めています。

あさりのママさんが、よい先生にめぐり合え、状態も少しずつ良くなってきているならば、病院を変えるよりも、月一回の通院で、あなたとドクターがより、理解し、安心し、治療をスムーズに進める方法を考えてみてはいかがでしょうか?

というのも私の通っている心療内科のクリニックも予約制ではなく、小さなところで、内科、小児科、アレルギー科、老人科があり、ドクターは1人です。この冬は早くからインフルエンザが流行し、このクリニックも高熱のある患者さんがくれば、順番が、ずれることもありますし、慌しさはあります。
そんな中、私はいつもではありませんが、より自分を理解してもらうために、あらかじめ、聞きたいこと、話したいこと、今の自分の状態、頓服の薬を服用したときの前後の変化などをメモし、ドクターにみせています。
するとドクターはそれをみながら、これはどういうこと?このときのことについて、もう少しはなしたいことある?この症状はいつもなの?しごとのときは?など、話がスムーズに進むことがあります。そしてこのメモをとることで、不思議と、自分で解決の糸口がつかめそうになることがあります。

これは、あくまでも私の通院経験(4ヶ月)での上でのはなしですが、参考になればと思い、書き込みしました。


240 ありさのママさん。もとこさん。 leeron 2003/02/14 11:11
男性 / 30歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
ありさのママさん。

もとこさんのアドバイス。私も的確だと思います。
抱えられている問題に、すべてお答えできればいいのですが、
力が足りなくて申し訳ありません。

一つ付け加えさせていただければ、

>そしてこのメモをとることで、不思議と、自分で解決の糸口がつかめそうになることがあります。

の部分が、私は一番効果のある部分ではないかと思っています。
私もそうだったのですが、書いてまとめてみることで、自分の状態が把握でき、
しかも、自分が落ち込んでいる袋小路を発見することが出来ることがあります。
簡単なメモでも、その時々、思いついたときに少しずつ書かれるだけでも、
ずいぶん違うと思います。

・・・・・・・・・・・・・
もとこさん。

的確なアドバイス。素晴らしいです。
そして、ご自身のことを認めていこうという姿に敬意を表します。

リフレッシュ休暇……。
いいと思います。
ゆっくりと、休まれることも必要だと思います。

そして、少し落ち着かれて、仕事に戻られたとき、
もとこさんの今の苦しみは、きっと役に立つと思います。
いや、きっと仕事だけではなく……。
もとこさんとともに歩まれる方にとっても、それは素敵なことだと思います。

焦ってしまうのは仕方ないです。
実際、抗うつ剤や、抗不安剤には、副作用としてそういう面もないではないのですし、
薬をドクターと相談することで軽減することもあります。

また、焦ってしまう自分も、褒めてあげていいのだと思います。
それだけ、真摯に生きているからこそ、何か回復のきっかけが欲しいのですから。

矛盾しているようですが、焦る気持ちも、ゆっくり、ゆったりと味わっていいのだと、私は思います。

あ。私も分かったようなこと、書いちゃいましたね(笑)



241 leeronさん ありがとうこざいます。 もとこ 2003/02/14 13:03
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
昨日までのわたしは、焦りが、焦りを生んでいたんでしょうね。

>焦る気持ちも、ゆっくり、ゆったりと味わっていいのだと、
私は思います。

この言葉の意味を、今日から、ゆるゆると噛みしめて、心身ともに、自然の流れに任せてみようとおもいます。

では、今抱えている問題の些細なメモを手に、これから通院に出かけます。



242 もとこさん・leeronさんへ ありさのママ 2003/02/14 19:00
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
さっそくアドバイスありがとうございます。
「メモ」ですね。
気がついた時に書き留めておきます。
なかなか自分の気持ちを書き留める機会って
よく考えるとないですね。
今夜からはじめてみます。
どうもありがとう。


243 ともこさん、Leeronさん くじら 2003/02/15 17:18
女性 / 40歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
ありがとうございます。
何年か前、リストカットを繰り返す娘に疲れ果ててしまい、投げやりな言葉を返してしまったことがあります。

翌朝ありったけの睡眠薬や安定剤を飲んで意識不明ななっている娘を
ベットで見つけた時のこと、病院に搬送し意識が回復するまでの2日間
そして退院までの一週間泊り込んで付き添いした時の精神科の病棟の事
などが突然よみがえり苦しかったです。


今は親元を離れ、元気に自立した生活を送っていますが、長い間娘の部屋のドアを開けることが出来ませんでした。

私は慎重に言葉を選ぶタイプではないので自分の言葉が恐いです。
でも、自分を守らないと結局爆発して、相手を傷つけてしまうことになるかもしれませんね。







244 くじらさんへ もとこ 2003/02/16 00:51
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
>私は慎重に言葉を選ぶタイプではないので自分の言葉が
 恐いです。
>でも、自分を守らないと結局爆発して、相手を傷つけてしまう ことになるかもしれませんね。

掲示板で、ホンノ少し前に知り合ったばかりの者が、分かったようなことをまたまた、かかせてもらいますね。

くじらさんは、とてもやさしい心の持ち主で、あなたの言葉が
相手にどう伝わるのか怖く、そんな自分を責め、自分を愛し、受け入れることが出来なくなっているのだと思います。

自分を癒したり、回復を行うときに、一番大切なのは、自分のすべて、つまり自分の中のあらゆる部分をそのまま受け入れることなのだそうです。上手く出来たときも、上手く出来なかったときも、そのまま受け入れること。恐れを感じたときも、愚かな馬鹿げたことをしてしまったときも・・・・。

こんなときには・・・アファメーションするといいそうです。
アファメーションとは、自分を肯定する言葉を、自分のために、声に出して、くりかえし、言う事。

たとえば鏡をのぞいて「私はここに見える通りの自分を愛しているし、受け入れる」と。
心の中で、どんな変化がおきただろう?自分が感じた事を観察してみよう。それが、あなたの、問題の核心部分かもしれないから。

辛抱強く自分と向き合ってください。自分を変えようとこころに決めても、実際にそれが出来るまでには何度も古い自分と、新しい自分の間で行ったり来たりするかもしれません。でも、自分自身に怒りを抱いてはいけません。あなたの本当の望みは自分を成長させることであって、自分を責めることではないはずですから。

これは、通院に行き、ふと手にした本のなかに書かれていたことです。(私の心に残った文章でした。コトバ使いはコンナ感じっだったということで・・・)


245 なぞ・・・ もとこ 2003/02/16 01:20
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
カウンセリングや催眠療法、誘導イメージ療法、バイオフィードバック療法などが保険適用にならず。自費診療になってしまうのでしょうか???

私のように経済的に緊迫した、(ホント半端ないんですから・・・)ぎりぎりの生活をしている患者は自然とはじき出されてしまう。高度な医療には、時間と費用がかかるから・・・

ここの様々な掲示板に助けられてる。皆さん本当にありがとうございます。これからもより深いお付き合いができますように。

一人で考え込まずに、みんなで、悩み、考え、解決の糸口を探しましょう。いえ、一緒に探してください。


246 助成制度など leeron 2003/02/17 12:42
男性 / 30歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
leeronです。

もとこさん。ありさのママさん。
うん。ゆっくり行きましょう。

・・・・・・・・・・・・・
くじらさん。

そうですね。まずご自身が抱え込みすぎないことは大事だと思います。

娘さんのこと。本当に大変でしたね。
なかなか言葉がでてこなくなってしまっても、それは仕方のないことですよね。

でも、元気に自立されたとのこと。
それはやはり、くじらさんの愛情が、気持ちが通じたということも
大きいのだと思います。

今は、最優先でご自身を守っていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・
再度、もとこさんへ。
アファメーションですか。なるほど、自分を見つめるにはいい方法ですね。
そして、少しずつ受け入れていくにも……。


>辛抱強く自分と向き合ってください。
>自分を変えようとこころに決めても、実際にそれが出来るまでには
>何度も古い自分と、新しい自分の間で行ったり来たりするかもしれません。
>でも、自分自身に怒りを抱いてはいけません。
>あなたの本当の望みは自分を成長させることであって、自分を責めることではないはずですから。

そうですね。本当にそうだと思います。
そして、自分自身に怒ってしまう自分も愛せるといいですね。

・・・・・・・・・・・・・
医療費についてですが、
精神保健法の第32条だったと思いますが、精神障害者通院医療費公費負担制度(通称32条)
というものがあります。

(1) 内容
  精神障害者が、入院しないで(通院で)行われる精神障害の医療を受ける場合において、その医療に必要な費用の100分の95に相当する額を負担することができる制度です。
※ 各医療保険制度を適用した後、自己負担が5%になるように残りの部分を公費で負担します。

(2) 対象者
  精神障害の治療のため、医療機関で外来治療を受けている人が対象となります。
  対象となる精神障害は、精神病、知的障害、精神病質などです。

(3) メリット
  精神科の通院治療に要した医療費の95%を公費と医療保険の給付によりまかなうため、本人負担割合が5%になります。

(4) 対象医療機関
  医療保険の対象となる医療機関が対象となります。

(5) 対象医療の範囲
  原則的に、医療保険が適用される精神科の外来治療が公費負担の対象となりますが、同一医療機関で主治医が行った「精神疾患に付随する簡易な疾病」についての外来治療も公費負担の対象になります。

Q 18:カウンセリング・血液検査など、どこまでカバーできるのでしょうか?
A 18:診察代・薬代が基本です。カウンセリングなどは病院の方針&主治医の判断の
   ようです(所轄の保健所に電話で確認しました)。
   なお、主治医によると、薬については暫時精神科処方薬に限定される方向に
   あるようです。


とのことです。
カウンセリングについては、微妙なところで、かかっているドクターの判断なども
あるようです。
私は利用したことがなく、詳細は分かりませんが、
ドクターにまずお聞きしてみるのがいいかもしれません。
窓口は、各市町村とのことです。

参考までに、以下のURLです。クリックしてみてください。

http://www.geocities.co.jp/MusicStar/9962/tg/32.html 32条について

http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/seishin/syakaijouhou.html 東京都

http://www.pref.mie.jp/OHOKEN/HP/sei_seido1.htm 三重県

http://ha8.seikyou.ne.jp/home/coppe/hp/bside/tuin/19-32s.html 体験談




247 leeronさん情報提供ありがとうごさいます。 もとこ 2003/02/18 11:41
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
精神障害者通院医療公費負担制度・・・
わたしも、色々調べて、今は、「利用しようかなー」と
考えています。






248 精神障害者通院公費負担制度 エンジェルママ 2003/02/22 20:44
女性 / 40歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
私の実母は思いでコーナーにも書いたように、老人性痴呆なんです。
その症状が6ヶ月以上続いていれば良いと言うことで、精神障害者通院公費負担制度を利用しています。

痴呆と一緒にするなとおしかりを受けそうですが、使えるものはつかった方がお得です。
母の住んでいる町では、精神障害者手帳をもっていれば、医療費が無料になる制度もあるのでそれも使っているので、保険診療の自己負担分は何科を受けようと無料です。
おまけに自動車税の減免の制度も受けられているので、得しています。

済んでいる市町村によって、独自の制度があるのですごく得する場合があると思います。




249 エンジェルママさん、そしてみなさん もとこ 2003/02/22 22:43
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
ありがとうございます。
ほんとここに居るといろんな「声」や「情報」があって
ほっとできる、安心して話せる、自分を出していいんだって
思える・・・

私のいま、ここ数日、なんだか、自分が自分でないようで、
泣いたり、大声を出していたり・・・かと思えばとっても冷静な自分がいたり・・・とっても不安定。

自分の抱えた病(PTSD)、自分の仕事(知的障害者厚生施設の指導員)、今後の私の進む道、家族のこと・・・もう、パニック寸前!! 
                             家族のこと、経済的なことを考え、今の私は通院治療を続けているが・・・ドクターからは「入院も考えては?」と。
通院治療、入院治療っどちがベスト??



250 ともこさんへ くじら 2003/02/23 15:07
女性 / 40歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
入院についてですが、娘の入院で一緒に一週間共にすごしたとき
中での時間の流れが緩やかで、穏やかな空間でした。
普段気づきませんでしたが担当の看護婦さんや先生
スタッフ皆さんの優しさに守られていました。
もし、いまとても苦しい時を過ごしてらっしゃるのなら入院も悪くないと思います。
ただ、家の場合で入院費用が一週間で3万円以上かかったので長期になると負担が大きくなるかもしれません。
でも医療補助については皆さんからのアドバイスもありますので何とかなるのではと思いました。



251 くじらさん もとこ 2003/02/23 16:43
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
ありがとうございます。
まだまだ、迷っていますが。
明日、久しぶりに出勤し、職場の看護係長や施設長とも
今後のことについて話し合うことになっています。

どちらにしても、大きな決断は今は、しない事にしました。
いまの不安定な感情で決断をすると、良きにも悪きにも、
心のつかえになりそうだから。



252 はじめまして 小亀 2003/02/24 09:50
女性 / 20歳以上 / 父 / 10年以内 / 日本国内
このサイトを初めて見たときとても何というか安心感のようなものを感じました。私の父はアル中の末自殺しました。病気になる前はとても元気でまさか父がアルコールになんてはまる人なんて露とも思いませんでした。私たち家族はパニックに陥り自分のことしか考えず、いや考えられず結局父を自殺に追い込んでしまいました。私自身はこのことをものすごく悩み自分を責めつずけました。セッショク障害になり、うつ病になり意識したわけではないですが今度は私が家族を苦しめてしまいました。でも私は今でこそだいぶ元気になりましたが根の部分は今でも自分で言うのもなんですが病んでいると思います。父が死んでからなるべく人から見て普通の人に見えるように装うことに必死ですがつい我慢の限界になると爆発してしまう。人から見るといきなり豹変するように見えるみたいです。人付き合いがうまくできません。これからも自分を隠すことに力を尽くしてしまうと思います。やはり肉親の自殺を体験した人でないと本当の私の心を見せることが出来ないと思います。でもこのサイトで私自身書きこみを通して自分を見つめなおし向上して行けたらと思っています。まだ小さい私が亀のようにゆっくり成長して大きくなるようにという思いを込めて小亀と言うハンドルネームにしました。どうかよろしくおねがいします。


253 leeronです。こんにちは leeron 2003/02/24 14:17
男性 / 30歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東

子亀さん。はじめまして。
辛かったですよね。
ゆっくりと、お話ししていきましょう。

もとこさん。
ゆっくりと、周囲と相談しながら。
少しずつでも心を開いて行けば、必ず思いは通じます。

エンジェルママさん、くじらさんのアドバイスも
嬉しいですね。

お二方にも、本当にありがとうです。


254 leeronさん、そしてみなさんへ。 もとこ 2003/02/25 00:21
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
本当に、皆さんのあたたかい言葉、嬉しいです。
安心して、自分のことを語ることができる場所、この空間を作りあげてきてくれた、そして、参加してくれた、皆さんに感謝!!感謝!!です。本当に。


255 こちらでははじめましてです ピマル 2003/02/25 13:03
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 東日本
こちらにくるのははじめてです。
最近どうもひきこもりがひどくて朝やっと子供を学校に出せるという感じで…外に出れません…
病院に行って薬を飲んでますがそれも効いてるのか?
先生に話してすっきりするとかではなく本当にだるくて生きてる意味が感じられないのです…と訴えたら機械的にこの薬とこの薬と寝れないときはこれねって感じで…
自分がうつ病だと診断された事もなんだか納得いかなくて…
子供も小児科の先生に紹介されて心理相談を受けてます…
そのことも含めて全て話してすっきりしたい今の自分を改善させたいと思って本当に駆け込むように診察を受けたのに…
なぜでしょう?
分からないんです…
子供がなんで心理相談を受けなくてはならないのか…
自分の子供もコントロールできない私は一体何の意味があるのか?

でも本当に普通に生活しています…
子供の心理の先生も夫の死のことは知りません…

すべて話してすっきりした上で薬とか病名を聞きたかった私は
やっぱりヘンなんでしょうか?


256 ピマルさん leeron 2003/02/25 18:51
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
ピマルさん……。

変じゃありませんよ。変じゃない。
自分の状態を知りたい、自分が今どうなっているのか知りたいという
至極当然のことです。

お話を伺う限りではですが、
どうも、あまりよいドクターではないのではないかという気がしています。

鬱病かどうかということについては、私には正確には分かりませんが、
いずれにせよ、納得のいく説明が欲しいですよね。

薬については、効果の上がる種類や効果の出てくる時間にはそれぞれ個人差があります。
ですから、ある程度時間をかけ、状態や様子を確認しながら調節していき、
その方に一番あった処方を見付けるのが大事なことと理解しています。

もし、ピマルさんが効果について聞かないという感じをお持ちでしたら、
ドクターにおっしゃった方がいいと思います。
それで、きちんと対応されないドクターであれば、
やはり転院を考えた方がいいのかもしれません。

お子さんについては、ドクターの判断なのでしょうが、
やはりケアの必要があるのではという判断なのだとは思います。
小児科のお医者さんにも、背景を話された方がいいのかもしれませんが……。
その方が、納得のいく説明を受けられるとは思います。

ただ、ピマルさんご自身が納得のいかない状態では、
ピマルさんが辛いかもしれませんね。

>自分の子供もコントロールできない私は一体何の意味があるのか?

ピマルさんのせいではありませんよ。
問題を抱えていない親でさえ、子供を完全にコントロールし、
完璧にケアできるわけではありませんもの。

しんどいときには、他人の手を借りることも、決して情けないことではありませんよ。

とにかく。
ピマルさんは変じゃありません。

また、調子は時期によって一進一退するものですから、
焦らないでください。といっても、焦ってしまうのですが……。
せめて、焦る自分を、許容してあげてみてください。

今のピマルさんの苦しさ。
経験した私にはよく分かります。

ご自身の状態や疑問を、気づいたときにメモしておいて、
ドクターに見てもらうというのも、一つの手段です。

いずれにせよ。しんどいときはせめて、
この場だけででもSOSを出してみてくださいね。



257 ビルマさんへ もとこ 2003/02/25 19:00
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
ビルマさんが感じたこと、けして、おかしな事では無いとおもいます。

ビルマさんの、ように、なんとが、現状を変えたくて、駆け込むように診察を受けたのに…自分にあった病院、ドクターにめぐり合うまでに時間がかかっている方が、残念ながら、多いみたいですね。本当に、切なくなります。

自分にあった病院かどうか・・・見分ける方法、これも難しい・・・ですが、まずは、患者の話をきちんと受け入れ、細かく聞いてくれ、こちらの質問や疑問点を聞き、時には聞き出してくれる。症状が現れる理由や治療方針などについて、よく説明してくれる。また、薬についても、作用や副作用など、納得できる説明をしてくれ、質問には、きちんと説明してくれる、なとなど・・・なにより、ドクターやカウンセラーとの信頼関係が、治療効果に大きく左右するのだと思います。

また、患者側も、病院にいくときの心構えというか、下準備もある程度必要なこともあるように思います。
1、どんな症状があるのか
2、いつから、どんなきっかけで症状が現れはじめたか
3、症状は、いつ、どのような場所でおこりやすいか
4、そのときの気分はどうか
5、女性は月経の状態や気分、妊娠、婦人手術などの有無
6、既往症
7、自分の性格についてどう思うか
8、どんな生活をしているのか
9、小さい頃から今までに経験したこと、出来事
10、家族に同じような症状の人はいるか
これらのことをメモにしたりして整理しておく。

分かったようなことを長々と書いてしまいましたが・・・・何かの参考になればと思い・・・。



258 ピマルさんへ くじら 2003/02/26 11:55
女性 / 40歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
>すべて話してすっきりした上で薬とか病名を聞きたかった私は
やっぱりヘンなんでしょうか?

ぜったい変なことないと思います、私だってそうしたいです。

少し長い書き込みになりますが
18年前、同居していた義弟がうつ病になり私が病院に連れて行きました。
当時の先生は原因を知るために現在から過去へと義弟の育った環境などを確認しながら治療してくれました。
初めのうちは私でも良かったのですが、義弟の中学3年生の時からしか知らなかったので途中からは親を伴ってきてくれるよういわれました。
お薬より話すことが中心だった気がします。

5年前、娘のことで治療を始めたとき、義弟の時ような先生には
めぐり合えませんでした。
幸いお世話になった先生は質問しやすい方だったので
18年前の治療のことを聞いてみました
すると、近頃は原因を探る治療より対処療法的なものが多い
眠れないのなら眠れるように、憂鬱ならそれを取り除く助けになる薬を処方すると。。
たとえ原因がわかったとしても、それを過去にさかのぼって取り除くことは不可能なので、現在のその人を治療をします。そうも言われました。
カウンセリングが必要ならばと、カウンセラーの方も紹介していただきましたが、あまり信頼できずカウンセリングを受けることは断念しました。

思いのたけを全部話せなくても、信頼できる先生にめぐり合えることが治療の第一歩だと思います。
でも出会えるまで時間も耐力も必要になります。

それまでの間ここにあるレス禁止の掲示板に気持ちを書き込むのも一つの方法だと思います。

誰かに思いを知ってもらいたいけれど、自分の気持ちとは違う返事を書かれるのはつらいものがあります。。

まだ混乱してる私がこんな事を書き込んでるのもおかしな話ですが気になったので書かせていただきました。



259 もとこさん、小亀さん くじら 2003/02/26 12:02
女性 / 40歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
20台と書かれたお二人の書き込みを読みながら
いま娘はどんな気持ちで一人暮らしをしているのだろうと思っています。
これからもよろしく。

ps.もとこさん、お名前をともこさんと間違えてましたごめんなさい。



260 くじらさん leeron 2003/02/26 16:23
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
くじらさんも、しんどいなかで、
貴重な体験談をありがとうございました。

そうなんですよね。
私も経験したことですが、
確かに薬で楽になる部分はあるのですが、それだけではない。

ドクターでも、誰でもいいから(出来ればドクターが望ましいけれど)
「病」を見るのではなく「人間」を見て欲しいですね。

効果だけを見るのではなくて、一つの存在として見て欲しい。
それこそが、自分が「あっていい存在」として、自分自身を確認する、
そのきっかけになるのですから。

少なくとも、この場所には「病」だけを見て云々する方はいらっしゃらない。
お互いに「あっていい存在」として。ひととして認め合い、手をさしのべあえますものね。
どんどん利用したいですね。

また、

>ここにあるレス禁止の掲示板に気持ちを書き込むのも一つの方法だと思います。

本当にその通りとおもいました。
ありがとうです。


261 leeronさん、もとこさん、くじらさん ピマル 2003/02/26 16:32
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 東日本
みなさんありがとうございます…

明日心療内科の日なのでみなさんの意見を参考にし…
今かかっているドクターに再度ぶち当たってみます…

なぜそこまでこだわらなくてはならないのかというと…
子供の受けているカウンセリングの
同じ病院内のドクターなのでどこかで
子供のカウンセリングと私の診療とつながり
子供がいい方向に向いていってくれたらいいと思うので
病院を変えず明日ちゃんと聞いてもらえるように
そして自分もこの状態から立ち直れるようもう一度トライしてみます…

悲しい事に亡くなった主人はとても子供思いのやさしい父親でしたがある日を境にお酒を飲むと酒乱になり…
暴力を振るうようになり…
俺なんかいなくなればと
いつも自傷行為で子供や私の目の前で傷をつけたりしてました。
今となっては私より主人を病院に行かせてあげれば…
とそんな主人を弱虫扱いしていた自責で後悔の思いでいっぱいです。
私たちは朝になればやさしいパパに戻ってくれる…
そんな日々を過ごしてきました…上の子は時々懐かしんでくれますが…
下の子は夢に出てくる父親はお酒を飲んで暴れる…怖い父
だから…下の子がカウンセリングを受けている間は
私は中にはいれてもらえません…
なぜならたぶん私は子供のカウンセラーに
とても子供思いのやさしい父親でした…
としか言えなかったからです。
カウンセラーからは
下のお子さんにはお父さんの記憶はなくなるし忘れさせてあげましょうと…上の子供も違うカウンセラーの方に子供から話すまでは…と…
本当はこの子達何をどこまで知って話しているんだろう?
でも怖くて聞けず…
時にくじらさんと同じで言葉を選ぶタイプではないので
もしかしたら自分が子供のストレスの原因ではないかとか?
今ではなくなるまでの爪かみ、のどならしのチック傷害
夜泣き…拒食はなくなりいい方向へ子供たちは向かっています。
私は午前中に本当に体が冷たくなりガタガタ震えが止まらず
倦怠感と急に段差が怖くて歩けなくなったり…親子遠足もいけませんでした(>_<)
leeronさんの言うようにこの場でSOSを出し
もとこさんの1から10までの内容もちゃんと書き込んでメモにしてみました…
くじらさんの信頼できるドクターに会うまで忍耐という事もふまえて
明日チャレンジしてきます…
どうしてもまた…納得のいかない返答だったらココにきてしまうかも…

ココに書き込んでおられるかたは自死である経験は同じでも
個人個人配偶者やお子さんや両親…
まったく違うのに私の書き込みを読んで間違ってないよ…と
言ってもらえるのは本当にありがたいことでもありまた誰にも話せないふたをしまった話にちゃんと受け止めて考えてくれることで本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。




262 ! ピマル 2003/03/08 23:34
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 東日本
なんだか私で止まってしまったみたいで…(-_-;)

なんとか離す事が出来て今の所安定してますが…
やっぱりなんとなくしらけてしまうのは…
信頼関係の問題なのでしょうか?



263 ピルマさん くじら 2003/03/09 22:39
女性 / 40歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
信頼関係いう深刻なものじゃありませんよ
そんなこと気にしなくていいんじゃないですか。
書き込みを読みながら、あれからどうしたかな〜と気にしてました。
私はここの別の掲示板に書き込んでは後で消してしまうことが
何度かあります
自分の書き込みが不愉快なものに思われてしまうんでは。。
そんな気がしてしまうんです

あれ?私とピルマさんよく似たことを感じてるのかな
お互い一番身近にいたはずなのに。。
そんな後悔が私達を不安にするんです、悲しいですね。





264 くじらさん ピマル 2003/03/09 23:18
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 東日本
わぁ!たぶん…似てると思います…
書き込んだあとすごく後悔したり
良かった…と思ったり…
でもそんなふうに言ってもらえるだけで
こんなに安心してしまうのは
ありがたい事なんですね…
この掲示板…
また趣旨が違ってしまってるかな…?とにかくありがとうございました…



265 ピマルさん。くじらさん leeron 2003/03/10 12:23
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
ピマルさん。

どうされたかなあと、少し気にしてました。
多少落ち着かれた部分もあるようで、一安心です。

本当は、声をかけたくてうずうずしていたんです(^^)

かえって、気を遣わせてしまったようでごめんなさいね。

・・・・・・・・・・・・・
しらけた感じ……。

どうしてもありますよねえ。
まあ、一朝一夕に信頼関係ができるものでもないですが。

ゆっくりいきましょう。


・・・・・・・・・・・・・
くじらさん。
そうですよね。ありますよ私にも。
書いては消しって……。

どうしようか、かえって負担にならないだろうか、
かえってしんどい思いにさせないだろうかって。

みんな同じですね。

ね。ピマルさん。
安心できるのなら、たまにはこういうやりとりもいいですよね。


266 ビルマさん、そしてみなさん。 もとこ 2003/03/12 23:28
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
ビルマさん、
私もLeernoさんや、くじらさんと同じで、本当は、声をかけたくてうずうずしていたんです・・・でも余計な事書いて負担をかけたくないと思ったり・・・

私自信も、最近調子が悪く、掲示板をのぞいてはいても、書き込みはできなかったんです。

あとは、「大切な・・・」の掲示板の方を読んでくださいね。

次に、書き込みするときにはきっと、「医療のあり方について」いろいろなことが書けそうです。


267 もとこさん leeron 2003/03/13 18:57
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
もとこさん。

大切な…… の方も読ませていただきました。
明日なんですね……。

ゆっくりと休んでください。そして、また、話しましょう。
待ってます。

私たちは一人じゃありません。



268 はい。 もとこ 2003/03/14 09:45
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
必ず、もどってきます。では、行ってきまーす。
ここで話す事、皆さんと会える日が必ず来ると思ってます。


269 もとこさん ピマル 2003/03/15 09:17
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 東日本
> 必ず、もどってきます。では、行ってきまーす。
> ここで話す事、皆さんと会える日が必ず来ると思ってます。

適切なアドバイスありがとう。
待ってます!
本当にゆっくり休んでください…



270 もとこさん くじら 2003/03/16 07:31
女性 / 40歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 中部
待ってますから、ゆっくり疲れを取ってきてください。
入院中に感じたことまたお話してください



271 心の安定 小亀 2003/03/20 20:35
女性 / 20歳台 / 父 / 10年以内 / 日本国内
この春私は看護学校に入学します。大学中退して早3年。やっとやりなおしの1歩を進みます。過去私は閉鎖病棟の独房に拘束されました。こんな私もやりなおせるのですね。久しぶりに自分の未来の明るさが見えてきました。看護婦になれたら、人に命の重さを教えられるひとになりたいな。
また自殺を図った父のような人の看護の機会があったら、生きることの意味ー辛いこと、嬉しいこと、一緒に考えたいです。
過去に自分が受けた看護の闇、言葉の暴力、実際の暴力、、、。今も思い出しては悲しくなります。でも自分は患者の痛みもわかる。これってプラスに変えられますよね。
最近愛犬のパグとゆったりした時を過ごしています。小さな幸せを感じています。自分より不幸な人間はいないと思ってたけど、生きてて本当に良かった。
命の重さをこれからも考えます。医療の現場から、、、、。


272 生きててくださってありがとう。 メグ 2003/03/23 10:40
女性 / 50歳台 / 母 / 1年以内 / 近畿
ご入学 おめでとうございます。本当によく耐えられましたねえ。
娘も閉鎖病棟に2ヶ月入院しましたが、 諦めて自らの意志で退院してしまいました。
“生きてて本当に良かった。"この言葉を この掲示板をもっと早く
娘が見ていてくれたら・・・。
桜を見ながら「私をこんな目に遭わせた人に 復讐がしたい」と云いました。その人たちの前で元気な姿を見せることが その答えと、
何度も何度も話し合ったのに・・・。
小亀さん 生きていてくださって ありがとう。
ほんとうに ありがとう。 時々でいいですから 又掲示板を訪れて
くださいね。待っています。

青葉様 その節は いろいろお言葉をかけて頂きましてありがとうございました。何とか 生きております。






273 メグさんへ 小亀 2003/03/25 19:51
女性 / 20歳台 / 父 / 10年以内 / 日本国内
嬉しい言葉ありがとうございます!
今回私が話したいのは入院で感じたことです。
私が閉鎖に入れられたのは、将来の希望が持てず、服毒自殺を図った事がきっかけです。父の死から3年後のことでした。6人の医者に取り押さえられ、暴れる中全身麻酔を打たれ、目を覚ましたら、閉鎖病院の独房に抑制されていました。
この病院は看護師が、平気で暴力をふるい、患者をきちがいと罵り、看護のかの字も感じられないところでした。
普通病院は患者を良くするところのはず。なぜ死にたくなったのか聞いてもくれず、しかも私はここでこの世の地獄を見ました。人権がなにもない。看護したちは人間ではない。鬼畜そのものです。
やっとのことで元気を装い、退院したとき、娘さんと同じようにやはり私が心に誓ったことは、こんな目に私を追いこんだ全ての人間に復讐することでした。
自分で情けないけど、看護師達、医者達の恐怖に慄く顔を想像し、復讐をするまでは死んでたまるか!と思いました。
でも、負の思いが、逆に私を生きさせたのですね。今でもやはり恨みが脳裏をよぎります。そのたびに、この考えはよくないぞと思い直すのですが、、、、。
やはり、メグさんの言うとおり、現在恨んでいる人に元気な姿を見せるのが、一番の答えですね。私は復讐の二文字が頭から完全に消えたときが、元気になったと言えると思います。またあのような看護師にならないこと、これも答えだと思います。ゆっくりあせらず、自分を変えて行こうと思います。
声をかけていただいて有り難うございました。



274 医者って? 猫柳 2003/03/26 01:35
女性 / 30歳台 / 兄 / 3ヶ月以内 / 関東
私の兄は精神科の看護士でした。
私の兄は高校生の頃、誤診から気が狂っていると判断され精神病院に入れられ、「足が痛い!」と暴れるのでベッドに括り付けられたそうです。その後兄は精神科の看護士になりましたが、「どうして?」と聞くと「あの時の復讐してやる」と冗談のように話してました。(小亀さんの話からふと思い出しました)
でもそれはきっと、あの時の周りの医者や看護士とは違った形で医療の現場に携わりたいと思ったのでしょう。(あくまでも想像ですが)現役時代の兄は「病院の不正な医療の実態を告発する」と言い出したり、誤診と思われる患者を別の医師に診断させるため、患者を連れ病院を抜け出したりしたこともあったそうです。(これはやってはいけないことだそうです。)
兄はよく「ドクターも看護婦もロクなもんじゃねぇ」と言ってました。アウトロー的な兄でした。
そんな兄は、3ヶ月前に自殺してしまいましたが…
世の中が嫌になっちゃったんでしょうかね。
でもきっと、自分のしたい事を全うして逝ったのだと思います。
そんな近況で今日、私も鬱気味で精神科に行きましたが、
なんともいい加減な医者に当たってしまいました。
本当に医者なんて、あてになりませんね。
心のケアどころか、追い討ちをかけられちゃいました。
いかに、良い医者に巡り会うかが患者の運命の分かれ道ですね。







275 小亀さん、メグさん、猫柳さんの投稿から 青葉 2003/03/27 20:57
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
久しぶりの訪問になりました。

精神科の医療に対して患者の家族として関った経験から言わせていただくなら、
私の中には今もなお疑問と不満と不安が渦巻いています。

>過去に自分が受けた看護の闇、言葉の暴力、実際の暴力、、、。
>今も思い出しては悲しくなります。
>兄はよく「ドクターも看護婦もロクなもんじゃねぇ」と言ってました。
小亀さんや猫柳さんの書かれた医療の闇の部分を私も感じています。

ですから私自身は過去に経験したままの医療体制が続いているのなら、今後も積極的に精神科の医療にはかかりたくないと言うのが本音です。
出来れば日頃から自分でメンタルヘルスを心掛けていきたいです。

しかし、すべての精神科の医療を否定するものでは有りません。
どうしても医療を受けなければならない病状になった時には、事前に医療機関を良く吟味して受診したいと考えます。

私が10人近くの精神科の医師とのお話を通して感じるのは、親身になって同じ高さの目線で温かく対応してくださる方と冷たく高い所から見下しているような方がいる事実です。

治療効果を上げる為には医療者との信頼関係が基盤になるのですから、
しっかりとした信頼おける情報を日頃から得ておく必要があるでのしょう。
もとこさんはじめ何人かの方が書かれたような望ましい医療機関も一方では確かに存在しているのですから。

病状によっては患者の命を守る為に拘束しなくてはならない場合もあるのでしょうけれど、
小亀さんが書かれたように患者の気持ちを聞かずに一方的な決め付けで患者を縛り付けている実態があるのでしたら慄然としてしまいます。

医療の役割とは患者の痛みを和らげるものであるはずなのに、
その医療行為によってかえって痛みが増し不信感を招いてしまう場合も有るのですね。

小亀さんは「人権がない」と書かれましたが、その通りの実態が一部に有るのも否定できないのだと思っています。
そのような場合でも、医療者は患者の家族に対して「適切で必要な医療」を行っている様に言葉巧みに説明するのでしょうね。
私は以前に薬の量を調整する段階で鬱から躁になり危険な状況を招いてしまったのに、
それを認めようとしない医師の頑なな態度を感じ取ったことが有りました。

脳内の神経伝達物質の異常が精神病の原因とされていますが、なぜ異常になるのでしょう。
特に原因がなくても異常をきたす場合もあるのでしょうけれど、何か原因があって異常をきたしている場合の方が圧倒的に多いのだと捉えています。

異常を正常にする為に投薬を行うのでしょうけれど、
異常になった本来の原因を取り除くか、あるいはその原因の事実に対しての受け止め方の調整が最も大切で優先されるものなのではないでしょうか。

どんなに薬で神経伝達物質の調整ができたとしても、それはきっと根本の解決ではありません。
温かな愛と信頼がなければ医療行為は望ましい方向へ進まないような気がします。
逆に愛と信頼があれば薬がなくても自然治癒力が高まり治癒する場合も有りうるのではないでしょうか。

薬に頼り過ぎて大切な事を忘れている実態はないでしょうか?
受け入れがたい衝撃的な事実が発生して緊急避難的に薬を使ったとしても最終的には薬ではないのだと私は感じています。
日頃からのメンタルへルスをいかに保つかも大切ですね。

小亀さんへ・・・・・・・・・★

>現在恨んでいる人に元気な姿を見せるのが、一番の答えですね。
>私は復讐の二文字が頭から完全に消えたときが、元気になったと言えると思います。
>またあのような看護師にならないこと、これも答えだと思います。
>ゆっくりあせらず、自分を変えて行こうと思います。

多くの苦難を乗り越えて、良くここまで歩まれましたね。
周囲を気にせず、ご自分のペースで未来を切り開いていってくださいね。
私もメグさんと同様に心からあなたを応援しています。

メグさんへ・・・・・・・・・・★

本当にお久しぶりです。昨年の夏以来どうされていらっしゃるかと気に掛かっておりました。
同年代の方とお話できるのは私にとってはとっても心強く感じられます。今後も宜しくお願いします。

猫柳さんへ・・・・・・・・・・★

>心のケアどころか、追い討ちをかけられちゃいました。
>いかに、良い医者に巡り会うかが患者の運命の分かれ道ですね。

まだまだお辛い時期ですね。

猫柳さんの気持ちを理解し真剣に向き合ってくれる信頼おける医師に
巡り会えるように祈っています。

お話を充分に聞いてくれる所がより望ましいと思います。
医療機関によってはカウンセラーに専門的にお話を聞いてもらえるような所もあるようですので、探してみてはいかがでしょうか。

辛い胸中をお話するのはとっても大切です。もちろんこのような掲示板に投稿されても構いません。
お気持ちを自分だけで抱え込まずに、安心して語れる場所で解き放していきましょうね。少しずつ気持ちが調整できるようになるはずです。


276 救世主 小亀 2003/04/02 16:01
女性 / 20歳台 / 父 / 10年以内 / 日本国内
猫柳さんへ
まずはじめにお兄さんと私があまりにも似ていてびっくりしました。
私はお兄さんは救世主だったと思います。まだ私は患者の立場からしか判りませんが、私の病院にもお兄さんのような看護師がいたら、きっと患者たちは絶望の表情でなく、自然と笑顔もでたでしょう。
それにしても、医者も看護師も、その職業を志したとき、命を助けたいと、また患者を良くしたいと思って、志したはず。それなのに、なぜ患者のことを考えられんなってしまうんか、いまだ判りません。自分たちは患者の立場を味わったことがないからか、、。私の友達でもとても性格のいい人でも精神病の人を見ると、怖い、かかわりたくないとか、平気で言います。精神病の人が周りにいないと誤解が生じてしまうんかな、、、。(私が躁鬱だとはその子は知らない)
私が看護師を目指した理由もお兄さんとにているような気がします。お兄さんは患者の痛みがよくわかった。医療現場の矛盾をかえて行った。私が思い描く看護師像です。私のような体験をする患者を増やさないよう努力したいと思います。




277 外泊でもどってきました。 もとこ 2003/04/06 14:21
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
お久しぶりです。今晩には病院に戻ります。話したい事は沢山ありますが、今日はごあいさすまで・・・・「大切な・・・」にも
投稿してあるので、そちらもよんでね。いまは、薬の調整を中心に治療しています。私たちは、治療を受けるのではなく、するものです。最近そう感じます。話し出すと止まらなくなるので、今日はここまで。また、戻ってきます。待ってってください。



278 もとこさん、子亀さん leeron 2003/04/07 13:58
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
待ってますよ。
じっくりと。

>私たちは、治療を受けるのではなく、するものです。

はい。私もそう思います。

そして、子亀さんのようなかたが増えることで、
自分の意志と状態に沿った、患者が自律的に治ろうとする
医療が実現されていくのかなと、
そう思います。


279 ごぶさたしています 歌うたい 2003/04/08 13:45
女性 / 20歳台 / 弟 / 1年以内 / 近畿
今は実は精神科、心療内科には通っていませんが
内科に行った際、私のリスカの後を見た先生が
「歌うたいさん、心の治療まではいかないけど
なにがあったかは聞きますよ・・。」
と言われ胸の内を話しました。
それから内科でお薬をもらうことになりました。
死にたい気分は増す一方ですが、しかし時間がかかっても
頑張って、弟の分も生きないと、と必死です・
きっと治る、自分に自信がつくまで頑張ろうと思います・・。
試行錯誤ですががんばります・・、
皆さん本当に心強いお言葉ありがとうございました。
これからも、色々と相談や不満を話すかもしれませんが
ご指導よろしくお願いいたします・・。



280 歌うたいさん leeron 2003/04/08 18:00
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東

いい先生ですね。

そんな先生であれば、心療内科でなくても、
精神科でなくてもいいと思います。

お話しを、どんどん聞いてもらってください。

青葉さんがいつもおっしゃるように、
薬や医師が、治す訳じゃないです。

一番大事なのは、きっと、信頼関係が作れるかどうか。
そんな相手に出会えるかどうかなのだと思っていますから。

よかったです。
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。


281 精神科医による投薬について すずか 2003/04/12 13:31
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
お久しぶりです。

最近、初めて夫の自死について人と話すことができ、少し医療についても整理されました。

以下、私が考える鬱病に対する薬物治療の根本的問題点です。
長いのですが、ご意見をいただければと思います。

鬱については、脳内物質の変化により生じるというセロトニン仮説がある。その説は正しいかもしれない。しかし、治療をするときにセロトニン量を測定したりはしない。体を見るのではなく、話した感じというあいまいな基準(夫の主治医に言わせれば、素人に説明可能な客観的基準はなく、経験によりわかるものなのだそうだ)で医師は鬱と判断している(セロトニン量が不足していると判断しているのか?)。そして、セロトニン量を調節する抗うつ剤を処方する。抗うつ剤によって、セロトニンの量が正常に戻ったかの判断(本当にこんな判断をしようと思っているのか?)は脳の検査によって行われるものではなく、鬱か否かという医師の経験による説明不能な基準である。さらに言えば、セロトニン量が正常値になったから鬱状態ではないと言うことすら直接には証明されていない。(なぜなら、シナプス間のセロトニンの量が調節されるであろう時間(数時間から数日?すみません、以前調べましたが正確には忘れました)<<抗うつ剤が効果を表す時間(約1ヶ月)であるから)

・・・である調だと硬い文章になってしまいますが、私は精神科医療に携わる人に上記についてどう考えるかを聞いてみたいです。ひとことで言うなら、なぜ、今は簡単に薬物治療をするのか、非常に疑問があります。もちろん、全否定するつもりはないですけど、薬を使うに当たっては、より注意深い診察(たとえば、薬を2週間分も出さずに、3日おきに観察するとか)が必要なのではないかと思います。

夫の主治医はおそらく一般的には誠意ある対応をする方であったと思います。受診中に人間扱いしないというようなことも多分ありませんでした。しかし、夫の自死という事態の後、診断が正しかったのか、なぜ、薬物による治療を行ったかについての回答はまったくお粗末です。

基本的に精神科医療が「こころをみる」→「治療はからだに行う」という手法を取る限り、私は掛かりたくないと思っています。

leeronさん、ありがとうございました。超すがすがしい(?)気分になってます。

小亀さん、躁鬱とのこと、なかなか理解を得るのは大変だと思いますが、うまく対処することで素敵な人生が送れるのではと感じています。私の夫は躁鬱でしたが、最後の最大級の躁鬱を除けば人に対する感受性の高い人望の厚い人でした。


282 すずかさん leeron 2003/04/14 15:29
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
少しでもすっきりされたのなら、ほんとうによかったです。

私も、薬というものの有効性はありがたいと思いますが、
その運用と、治療のなかでの位置づけには、
慎重な配慮が必要と思っています。

体や脳ではなく、人間を見てほしい。
それが当然だと思います。

そのあたりはまた、ぼちぼちとお話しして参りましょう。

これからもよろしくお願いします。


283 leeronさん、そして皆さんへ もとこ 2003/05/10 22:05
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
お久しぶりです。外泊で自宅にいます。元気になりましたと言いたい所ですが、なかなか思うようにいかず・・・・

「自死遺族の会」なる活動が、本格的に始まっているのですね。
6月・・・退院しているかは何ともいえませんが、外出許可をもらい参加する事もできると思いますます。詳しい内容が知りたいのでよろしくお願いします。


284 薬の効果 ピマル 2003/05/16 18:01
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
>
もとこさん体調の方はいかがですか?
時折外泊で戻られるのですね‥
ゆっくり治療してくださいね‥

私はなんだか今とても穏やかです。
ただ大きな大学病院というだけで
通院している感じでしたが
ただなんとなく自分のペースが分かってきた事

薬の副作用で母乳が出てしまい
徐々に色々な薬を試すことで
なんだか自分は鬱であり
パニック障害を起こす瞬間
全て把握出来てきました。

先生の言葉はとにかく無理をせず
というだけでいそいそしていますが
なんとなく先生に話すことで
安心できてきたと言う事が
信頼関係にいたっていると言う事なのでしょうか?
それとも薬の効果が出てきているのでしょうか?
よくわかりませんがとにかく今は
アクセク働いて逝ってしまった主人には
申し訳ないですが気楽にやってます。








286 ピマルさん leeron 2003/05/16 19:05
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
> 私はなんだか今とても穏やかです。

よかった……。
ほんとうによかったです。

> ただなんとなく自分のペースが分かってきた事

> 全て把握出来てきました。

うん。それは本当にいい傾向と感じますよ。

> なんとなく先生に話すことで
> 安心できてきたと言う事が
> 信頼関係にいたっていると言う事なのでしょうか?
> それとも薬の効果が出てきているのでしょうか?

それは微妙ですが、
多分、少しずつでも話をしながら、
いろいろ薬を変えてきたことなどで、
信頼関係が、できつつあり、
お薬の効果も出てきているのだと思います。

よくここまで、踏ん張られましたね。

> よくわかりませんがとにかく今は
> アクセク働いて逝ってしまった主人には
> 申し訳ないですが気楽にやってます。

はい。いろんな思いはあるでしょうが、
それでも、そう思えるようになったこと。
なにより、
自分の生命力を感じられるようになってきたような印象を受けます。

そうなってくれば、少しぐらい揺れても
きっと大丈夫です。

ゆっくりと、無理せずに。
でも、焦ったり、揺れたりする自分も認めつつ。

ゆるやかに参りましょう。






287 ビルマさん もとこ 2003/05/18 10:22
女性 / 20歳台 / その他 / 6ヶ月以内 / 関東
ビルマさん、そして皆さん、お気遣いありがとうございます。

いま、私の入院している病院は、大学病院の開放(?意味深又)
病棟です。ここでも良いドクターにめぐり合う事ができました。
しかし、納得できない医療現場の現状や、看護のあり方など、
この場や、皆さんにお会いしてお話したい事は沢山、沢山あります。今は自分、が少なくとも仕事にいけるように、病棟の仲間とともに、しっかり、焦らず、ゆっくりと、治しています。

この「青い空・・」で語り合う仲間や入院、通院、をしている患者は自分自身で、しっかり、焦らず、ゆっくりと、治していきます。一緒に行きましょう。

医師や看護士には、私たちの進むべき道にライトを照らし、必要な時に支えてくれる医療と看護をのぞんでいるのですが。


288 癒しと‥ ピマル 2003/05/28 11:54
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
お薬の事で「癒しと語らいの‥」ではさまざまな意見がありますね。
実は私もパキシルを半年ほど飲んでます。
が‥薬の効き目は分かりません。が‥
主人が亡くなり色々な手続きをしながら
昼、夜働き4ヶ月目に
頭痛‥胃炎‥鉛が乗っかってるようなだるさ‥不眠‥外に出れなくなる
呼吸が苦しくなる‥
この時点でパキシルを処方されたような気がします。

色々な薬を出され先生の言うがままに服用してました。
が‥胃潰瘍の後出されるドクマチールという薬で未亡人になって
何ヶ月「えっ?なぜ母乳?」と思うくらいピューピュー出るので
びっくりしました。
副作用も薬の効き目も個人差があると思うのです。

とパキシルを服用後緊張感や不安は取り除けたように私は思います。
それと医師に対しての信頼感はもとより
お薬をもらう服用するのにもっとも
必要だと思うのでとことん説明してもらい、納得した上で‥
と「医療のあり方」で私が教えてもらったことなんですが‥
と後は精神科やカウンセリングは保険適用外が多いので大変な医療費に
なってしまいます。
私の通っている病院は大学病院の内科にある心療内科で
その上に心の医療科というのがあります。
私がそこの先生を信頼して行こうと思ったのは
「ピマルさん、内科的処方なら保険の適用内になります」
の一言だったのですが‥
ごめんなさい‥ちっとも説明になりませんよね。




289 薬の話と医師の話 すずか 2003/05/28 23:44
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
えーと、ついつい、きつい書き方になってしまっていると思います。すみません。薬を飲んでいる方を不安にさせたいのではなく、彼の主治医に怒りまくっているので、書き始めるとどうしても読みづらい文になってしまいます。

本当に薬については、効き方が人それぞれなのでしょう。私自身も対応を誤ったのは、はじめのうちは医師に任せておけば大丈夫と言うとんでもない思い込みで治療を受けさせてしまったからなのです。一緒に病院に行くとかするべきでした・・。

以前にも書いてますが、うちの場合の話です。
私は抗うつ薬を飲んだことはないので、どういう感じになるのかわかりません。私の夫の場合も、自分自身で変化を感じていたかはわかりません。ただ、彼はパキシルを飲み始めて3か月ほどでテレビの音を極端にうるさがるようになり、私にとっては話をしてもどうも以前の感じが違う人になったと言う感じでした。何が?と言われるとはっきりわからないのですが、とにかく、少しずつ少しずつ違う人になっていきました。

しかし、激躁になったのは私が出産で入院した時です。
病院に来た彼の目は完全に変だった。それで、私は医師には相談しているのか?とか聞きました。本人は安定剤を点滴されていると言ってましたが・・・。で、不幸にも私の入院は長引き、退院した時には家の中は大変な状況になっていて、その後も生まれたての赤ちゃんを抱えた私を置いて女と海外へ行っちゃうしで、本当に私のほうが死にたかったです。あまりにひどい行動をするので、ついに医師のところに行ったのですが、「酔っ払いと同じです」と説明され、抗うつ薬をやめましょうと言って、その日から安定剤と睡眠薬のみになりました。

あまりにいい加減な説明と、乱暴な処方ではないかと今になって思うのです。おまけに死んだ後、入院させなかったあなたのせいで死んだと言うようなことを医師から言われました。じゃあ、死なないようにどう注意すればよかったか、躁状態とはどういうものなのか、生きているうちに説明してくれよ!というのが私の気持ちです。(しかも、死んだ後、彼が躁転したということを医師は1度言ったにもかかわらず、次の説明で、躁状態ではなかったという説明に変わってます)

という経緯であり、多分、薬そのものより医師の処方の仕方、私への説明の仕方に非常に問題があるとは思います。私はその2つのことについて謝って欲しいわけだけど、相手は謝ったら面倒なことになるとか、違う次元のことを考えているかもしれません・・。実際、謝罪は難しいですよね。非がないと信じれば謝れないでしょうし。医療問題の根底になんかその辺があるように思えます。

うーん、こういう精神科医はレアケースでしょうか?それとも結構いるのでしょうか?


290 そのあたり leeron 2003/05/29 10:09
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
すずかさん。
すずかさんのご事情はよく分かっています。
「癒し」での私のカキコ、気にはされないでくださいね。

> うーん、こういう精神科医はレアケースでしょうか?それとも結構いるのでしょうか?

そのあたり、私も知りたいところです。
行き違いがあるなあという例は、かなりあるようですが、
問題性がということになると……

ひどい例は表にでやすいのですが。
それほどでもない例はなかなかね。

そして、このお医者さんはいいという情報になると……。

比率的にどうなんでしょうか。


291 夫の薬と、ビール keiko 2003/06/03 22:58
女性 / 40歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
先週末に、夫は自宅近くのクリニックに出かけ、
初回のカウンセリングを1時間近く受け、
経緯をプリントアウトしたものも読んでもらい、
その上で、お薬をもらって来た。
のに、薬局での説明をきちんと受けていないし、
自分に都合の悪いことは聞き流し、
薬局で渡された詳細な写真入の説明も、
読まないで、
服薬を開始している。

ついでに出してもらった風邪薬の説明には、
前立腺炎の排尿困難を悪化させると、ちゃんと書いてあるのに、
読まずに飲んで、不調を、感じてから、中止したようだ。
しかし、説明を読んでいないままだった。

そもそも、排尿の困難を抱えているのは、
前立腺炎のせいなのに、そっちの治療は、放置しておいて、
夜中に1度か2度尿意で目覚めるのを睡眠薬で押さえようとして、
以前の病院ではサイレースを2錠出してもらっていたが、
私が、それだけは止めてと言ったので、今回は1錠に戻った。

レスリン、ソラナックス、パキシル(夕食後のみ)、
もう一つ寝る前の薬があった。

昨日の夕方、夫はどうしてもビールを飲みたいと言って聞かない。
結局、大瓶を1本空けて、
食後の薬はすべてスキップして、寝た。
夜中に目が覚めるから、その時に睡眠薬を飲むようにした。
大瓶1本は、利尿作用もあって、絶対に目が覚める。
しかし、サイレースみたいに効き目の長いのを飲んだら、
起きるまでの時間を計算しておかないと、
前にもあったように、起きられないことも生じる。

どの注意書きにも、アルコールの飲用は禁じてあるのに。
53にもなって、バカかと思う。
うんざりする。もう、一緒にいるのも辛い。

今日帰ってみると、冷蔵庫には、
山のようなノンアルコールビールの缶が、冷やしてある。
一晩に2本も3本も飲むつもりだったようだ。
私は、1%未満の意味を良くわからないが、
大量に飲めば、なんら変わらないようなことにならないんだろうか。

風呂上りの1本目のあと、食事用にもう一本と言うから、
そのことを聞いてみると、見る見る不快そうになった。
第一、夜中に何度もトイレに起きるのは、辛くないのかと、
サイレースのこともあって、案じる。

心配してる自分に腹が立つ。

きちんと、アホに言うて聞かすように、
薬とアルコールの関係を説明してくれない医療関係者にも腹が立つ。

夫は、もう、論外だ。泣けてくる。情けなくて。




292 替わりに謝ります。 カッレ 2003/06/04 11:36
男性 / 40歳台 / 兄 / 10年以内 / 九州
初めまして、カッレです。
以前から、keikoさんの書き込み読ませていただいてました。
最初のうちの娘さんへの深い愛情の吐露、ただただ泣きました。
次に、怒りの感情が出てきましたよね。そして、その矛先がご主人へ向かっていったときは、とても心配でなりませんでした。自らの夫婦の失敗と、重ね合わさずにはいられなかったからです。
keikoさんが批判されたご主人のいろいろな面、社会批判的性格(私は社会を斜めから見る性格と自分で評してます)、無宗教(むしろ宗教嫌悪)、飲酒癖・・・いっぱい私と重なってます。夫婦共稼ぎという点でも同一です(やっぱり、「あんたの仕事はいいよね、おきらくで」なんて事を言い合ってます)。
ご主人が努力されてる点、1)否定していた医療機関での治療を開始したこと(keikoさんにはこのこともお腹立ちの一因だったようですが)
2)ビールをノンアルコールに変えたこと(普通のビールは5%程度なので、1%未満との濃度差はおそらく、10分の1位でしょうから、2,3倍量飲んでも以前よりずっとましなはずです)。
以上2点、客観的に見てご主人が努力されている点をあげた上で、それでもなお、山積状態のkeikoさんのご不満ご苦労に対して、
「ごめんなさい。強がってばかりいたくせに、壊れて弱くて子供みたいに手を煩わせて、ごめんなさい。でも、もう少しの間支えてください。きっといつか、あなたを支えられるように、感謝の気持ちを伝えられるようになりますから。」(妻には、どうしても素直に言えない一言ですが。)
気に障りましたら、すいません。でも、私はkeikoさんご主人の親派です。



293 私もゴメンナサイです パセリ 2003/06/04 15:08
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
私も、5種類もの薬を飲んでいて・・・
それでも夜のお酒は絶対飲んでしまいます。
逃げてるんです。。。ごめんなさい。

でも、病院で医師にはそのことも話しています。

昼間は飲まない事。
飲んだ後は2時間以上明けて飲む事。
その2点だけ守るようにって。

お酒を飲むようになったのは
夫が女性を作ってからです。
元々好きだったのですが、夫を深夜まで待たなくてはならない事が続き飲んでしまう習慣が出来てしまいました。

自分でも弱虫だと思うのですが、今はお薬もお酒も大事なんです。
ただ、医師にだけは正直に話しているので・・・。

やっぱりいけませんよね。。。


294 泣けます。ありがとうございます。 keiko 2003/06/04 23:33
女性 / 40歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
カッレさん、ありがとうございます。
本当に、夫は、以前に比べたら、
数倍、いえ、数百倍、ましな時もあるんです。

ただ、基本的にどうしても、止められないのが、情けなくて。

他にも、山のように病気を抱えてるのも、みんな、生活習慣病。
なのに、飲んでたらふく食べて、すぐ寝て。

しかも、飲酒は、結婚してからの習慣で、
それ以前は、30過ぎまで飲めなかったのに。

夕食後は、すぐ寝てしまうので、飲むと、
薬との相互作用はどうなるんだろうとか、
心配で、仕方ないんです。

実際、最初の病院にかかり始めの頃の1週間は、
アルコールへの注意をまるで無視して、
夕食でビールを飲んでその後薬を飲み、
ろれつがまわらない状態で、すごい饒舌になって、
厭味なことばかり言っていて、不安になったのを、
私や家族は覚えているのですが、本人は何も覚えて居なかったり。

パセリさんまで、ごめんね。
うちの夫は、晩御飯代わりにビールで、そのまま薬のんでたの!

今、私は、彼の努力を認める努力をするって、誓います。


295 お互いが心の病 ERINA 2003/06/05 01:57
女性 / 20歳以上 / 母 / 3年以内 / 日本国内
初めまして。
コチラには何度も来させていただいてますが、書き込みは初めてです。

以前たった1人の肉親を亡くしたのを機にうつ病と境界線型人格障害と診断された私が同棲を始めて1年半。
私自身随分と精神状態が安定し、自分から人と交流出来るようになった矢先に、会社で何かあったらしく彼がうつ病になりました。
彼は精神科にも通いましたが、自己判断で通院をやめ今は仕事も辞めました。
その彼が失踪を繰り返すようになり、私の精神状態がまた不安定になりつつあるのを感じ、思いきって書き込ませていただきました。
失踪は1週間程度なのですが、その間何も連絡がつかないのでその度に夜も眠れず、時には彼が帰って来ないのは自分のせいだと責め続け、時には帰って来ない彼に憤りを憶え、本当に苦しくて苦しくて…。

自死をほのめかす彼の言葉に自分が自死したくなり
何時間も自分の無能さを責め続け
憤りをコントロール出来なくなりつつある自分が怖いです。

心の病を持つもの同士の生活を、今のまま続けて良いのか。
同棲を機に住み慣れた地を離れた私には、どこも行き場がなく
自分の思いを話す相手もなく
新しい病院探しをする気力もなく
ただただ今の状態から抜け出したい気持ちでいっぱいです

そして今日、また彼が突然いなくなりました。
やはり別れた方がお互いのためなのでしょうか。


296 ネット・カフェから カッレ 2003/06/05 11:32
男性 / 40歳台 / 兄 / 10年以内 / 九州
出張中の空き時間、ネット・カフェからです。こんなところからも書き込みできるんだろうかな?と、やってみてます。

keikoさん、誓いのお気持ち、とても嬉しいです。でも、誓いに縛られて無理されませんように。ご主人への不満が出来たときはまたここで(本当はメイン掲示板でしょうか?)吐き出してください。常にご主人の味方ではないと思いますが・・・。勝手な想像ですが、教○者の配偶者という点では、私はkeikoさんと同士ですから。

パセリさん、コントロールできている飲酒は大丈夫ですよ。でも、ノンアルコール・ビール飲む気にはなれませんよね。keikoさんご主人頑張ってると思いますよね!

私も夫婦間の亀裂修復に、頑張って取り組みます。


297 カッレさん、keikoさん、パセリさん leeron 2003/06/05 13:18
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
カッレさん。なんだか、嬉しくなりました。

keikoさん。カッレさんのおっしゃるように、
縛られることはないのだと思いますよ。

パセリさん。カッレさんのおっしゃるとおり。
きちんとドクターにも相談されているんですから、
大丈夫ですよ。
ただ、飲み過ぎは「メッ」です。
(もっとも、私も人のことを言えない 笑)



298 ERINAさん leeron 2003/06/05 13:30
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
とても、しんどい状況にあられること、お察しします。

正直なところ、何が一番いいのかは、私にも判断が付きません。
とても辛いかもしれませんし、気力がいることと思いますが、
地域の保健所などに、精神医療の相談員がいます。
相談してみてはいかがでしょう。

↓ここをクリックしてください。
『各種 相談窓口 など』http://aoisoranokanata.hanagumori.comfollow.htm

ここに<  直接 相談できる窓口 >の項目があります。

素人判断の領域を超えた「危機」と思います。
ERINAさんにとっても、彼にとっても。

> ただただ今の状態から抜け出したい気持ちでいっぱいです

その気持ちを何とか手がかりに、とにかく、
自分以外の誰か、できれば素人ではない方に、相談してみてください。

決して自分だけで、抱え込んで、自分を責めたりしないでください。
それは、状況と精神状態がそう思わせているだけなのですから。

> そして今日、また彼が突然いなくなりました。
> やはり別れた方がお互いのためなのでしょうか。

それは分かりません。
ただ、彼にとっても、ERINAさんにとっても、
今の状況を抜け出すためのきっかけは、必要だと思います。

どうか、利用できるものを利用してみてください。
どうか、どうか、二人が危機を超える道を
探してください。


299 leeron様 ERINA 2003/06/05 14:20
女性 / 20歳以上 / 母 / 3年以内 / 日本国内

とてもご親切にありがとうございます。
何だかleeron様のあたたかいお言葉に、読んでいて涙が止まりません。
今までこの状況を誰にも相談出来ず、口にすることさえ出来なかったためか、少し心が軽くなったように感じます。

何度か相談出来る窓口に電話をしてみようと思いながら、何故かなかなか一歩を踏み出すころが出来ず躊躇していました。
でもleeron様に背中を押していただいたおかげで、決心をつけることが出来ました。

本当にありがとうございます。
今のこの状況から抜け出すためにも、自分を見失わないためにも、連絡してみたいと思います。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。



300 ERINAさん leeron 2003/06/05 14:48
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
うん。

本当に無力な私で、ごめんなさい。
ERINAさん。

あなたは、本当に勇気ある人です。

どんなことがあっても、ここで応援しています。



301 減りました パセリ 2003/06/05 18:19
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
今日病院に行ってお薬を減らしてもらいました(^^)
一種類だけ3回を2回にしてもらえたんです。
「少しずつ減らしていくからね」とお医者様が
言ってくださいました。

みなさんにもご心配していただいて・・・
少しずつだけど前向きになってきました。ありがとうございます。

お酒は、今日ももう1杯だけ飲んじゃいました。
でも1杯いだけ。。。
お医者様も知っておられるので、みなさんのおっしゃるとおり
大丈夫だと思っています。
今日も頑張った自分への甘やかしみたいなもんです。

keikoさん、
大変だと思うけどご主人もここへ来るべき人なんですよね。
私はここで救われています。
ご主人も飲まなきゃいられない気持ちもちょっとわかるの。
特に男の人は他人に相談出来ない人って
多いように思う。
だから、うちの主人も逝ってしまったんだろうけど・・・

大変だと思うけど、私と夫のようになって欲しくない。
keikoさんって、すごく頭のいい素敵な方だと思うので
きっときっと、ご主人もいつかわかってくださると思うの。

私も主人に女の人がいるとわかってから2年半ほど
浴びるようにお酒を飲んでました。
寂しかったからなの・・・

少しずつ少しずつご主人がお酒に頼らなくてもよくなるように・・・
私も応援してます。

私もこの状態をキープ出来るように
寂しいときはここに来たいと思います。
そして、お医者様には正直であろうと思います。

今日はいいお天気でしたね。
keikoさんにもいい日でありましたように・・・
斜め前向き(笑)で行きましょう。




302 実は、私は…… keiko 2003/06/05 22:49
女性 / 40歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
ごめんなさい。正直に告白します。
夫を酒飲みにしたのは、私なんです。
私が、大酒飲みだったんです。小学生の頃から、ビール飲んでました。
結婚した頃は、二人で飲んでもほとんど私だけだったんだけど、
妊娠がわかったので、止めました。
ところが、主人は飲み続け、いつのまにか逆転したんです。
私にとってのビールは、コーラみたいなものでした。
コーラが嫌いだから、ビールを飲んでいた!
減量のために晩酌は止めて久しいですが、
飲み会の時など、底なしと怖れられていたので、
今の服薬の状況は、説明できないから、
いつも飲み会には車で行きます。断れますから。

夫の飲酒に対しては、後ろめたさもあって、苛立つんだと思います。
私が教えたから。本当に飲めない人だったのに。

私のお薬、近所のお医者さんは、ガンガン減らすんです。
今は、朝のソラナックスと、夕方のソラナックス。
その代わり、ソラナックスは、辛ければいつ飲んでもいいよって。
寝る前のデムナットとアンデプレ。
最終的には、一日に、デムナット(エチゾラム)一本にしたいって。
朝、晩だけで、同じ薬だけのほうが管理しやすいって言うことで。
この先生は、カウンセリングマインドって言うものがゼロ。
傾聴する姿勢を見せたことがない。
今まで仕事の関係とかで見た中でも、一番せっかち。
はあ、まあ、色々ですね。







303 お薬減った・・chin! カッレ 2003/06/05 23:23
男性 / 40歳台 / 兄 / 10年以内 / 九州
パセリさんもkeikoさんもお薬減っておめでとう!
本当に大変な中で、お体を守っていかれてる努力に、尊敬、そして乾杯です。
keikoさん、ご主人にお酒教えられたこと、後悔しないで下さい。きっと美味しいお酒だったからです。そして、それに支えられた時期もあったはずです。お薬が無くなりご夫婦でまた、飲みにいける日が来ます。
あ、血圧が高い方(ムーミンママさん?)いらっしゃいましたよね。
乾しいたけの戻し汁を飲まれませんか?臭いが嫌ならば冷やして。マイルドに効くはずです。



304 退院しました。 もとこ 2003/06/17 22:47
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
予定より長引き、目標の職場復帰にはいたらなかった、三ヶ月の入院生活でしたが、得たものも沢山あります。そして、この掲示板や、このサイトに来る皆さんと考えていきたいことも、たくさん・・・あります。今月の青い空の会には参加したいとかんがえています。(先月は参加を希望していたのにいけずにすみませんでした。)

今日は柄にもなく詩を作ってみました。

         <時間>
きっと、時間は一本の線の上をいくようはでなく、
時計の針のように、ぐるぐるとまわりながら進んでいる。

きっと、同じ季節が巡ってくると、同じ場所、同じ気持ちが返ってくる。

でも、だから、戻ってきていいんだよね。

進む事がいい事で、戻る事が悪い事ではないんだよね。

だから、そしたら、少し安心。


305 良かった!! ピマル 2003/06/17 23:59
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
もとこさんお帰りなさい!!
ご無理なさらずゆったりしてくださいね。



306 お帰りなさい♪ くじら 2003/06/18 21:46
女性 / 40歳台 / 夫 / 1年以内 / 西日本
もとこさん、退院おめでとう。
本当によかったです♪


307 早期覚醒・・・ もとこ 2003/06/19 06:38
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
みなさん、暖かく迎えてくれてありがとうございます。

なかなか症状を改善するのは、難しく、今日もまた、早期覚醒。

しばらくは週に一度、通院することにしています。薬の調整なんかもあるから・・・

入院から退院にうつるにあったって、担当の先生(入院中は2人ドクターがつく)をどちらにするかとても悩みましたが、入院中の主治医ではなく、副主治医の精神科の助教授を指名しました。
この選択は結構、というか今後の私を、大きく左右することなので、相当悩みましたが、決めました。

私が決めました。この病と闘うのは私自身の他ならないのだから。


308 ショックだった事 ありさのママ 2003/06/19 19:46
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
父を亡くしてから「心療内科」に月一回通院しています。
そのドクターは私の家族構成から今までのさまざまな問題まで
全て知っていてくれています。
毎回「よくここまできたね」と声をかけてもらえるのが
どんな薬より効くような思いで通院してきました。
今週通院したのですが大人のいざこざに巻き込まれている
娘を心配して相談したのですがなんだか私の取り越し苦労
みたいに言われてしまいました。
生きてたらつらい事があるのは当たり前みたいに・・・。
思わず「じゃあ先生は親に自殺された事あるんですか?」って
言いたくなりました。我慢しちゃったけど。
娘だって「誰よりも愛してくれた祖父」ですもの。
たまたまドクターのご機嫌がよくなかったのかわかりませんが
すごくショックな出来事でした。
信頼してたのになぁ。
病院変えようかな・・・?
とりとめなくてすみません。


309 質問 すずか 2003/06/22 13:47
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
こんにちは

今日ホームページを見ていたら、イギリスで抗うつ剤セロザットを服用する子供に自殺願望や自虐行為を誘発する危険性が高まるとの研究報告があるとのサイトを見つけました。

http://www.japanjournals.com/dailynews/030611/news030611_2.html

セロザットは成分的にはパキシルと同一だそうです。

どなたか、抗うつ薬と自死の関係について調べている人、または研究機関をご存じないでしょうか。



310 アドレス変更 もとこ 2003/06/25 23:22

「大切な・・・」に投稿しました。
今日は疲れてきてしまったので、アドレス変更のおしらせまで。
motoko-y@mth.biglobe.ne.jp

現在も週一回入院していた精神科に通院しています。


311 大学病院の融通のきかないところ もとこ 2003/06/27 20:09
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
入院の間は、主治医(N先生)と副主治医(K先生)2人の医師が担当してくれる。
入院中、主に担当してくれるのはN先生で、K先生は輔佐役といった感じなんです。

退院後の担当の先生はK先生となりました。

前回の通院の際、処方のミスがあり、薬が足らなくなってしまう状態になってしまった。
私の状態も良いとはいえなかったので、病院に電話予約し、入院時の主治医か外来にいる日だったので、N先生に診てもらいたいことをつたえ、電話をきりました。

しかし、今日、いざ受付に診察券だすと、「あなたの(外来)たんとうはK先生で、今日はk先生はいない日なので当番の先生になります」とのこと。(N先生は外来にいるのに・・・)
結局まったく話した事も、あったこともない、その「当番」の先生に薬が足りなくなった経緯のみ話、処方箋だけもらい診察終わり。外来には入院時のカルテはないので、先生も患者も伝えたい事が伝えられない・・・・一番大切なことは入院時のカルテに書かれているから・・・


313 本当でしょうか? keiko 2003/06/28 21:48
女性 / 40歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
夫の心療内科のお医者さんは、
今日の診療の時、アルコールを飲みたい夫に、
晩酌にビールを飲んでも良くて、
夕食後のパキシルは寝る前にして、
時間をおいてアルコールが抜けてからと、
言われたと。

夫は、この先生に、毎食後のソラナックス(抗不安薬)と、
夕食後の抗うつ剤のパキシルと、
寝る前の睡眠薬のサイレースと抗うつ剤のレスリン(デジレル)とを、
処方してもらっています。

本当にご飯食べてから時間おいたら、
(って言っても、2時間か精々3時間しかないです。)
睡眠薬と、二種類の抗うつ剤、
(しかもパキシルは2倍量のほうです!)
一緒に飲んでも大丈夫でしょうか?

若いお医者さんが、患者に迎合してるんじゃないかしら。
夫が本当のことを何か伝えてないんじゃないかしら。
不安です。

楽になりたいとは思っていても、
自分が、元気になろうとか、
元の自分を取り戻そうとか、そんな前向きな状態でない夫だけに、
なんだか抗不安薬が必要になりそうなくらい、心配な妻です。
はぁ。

決して、元の厭味で斜に構えた夫に戻ってほしいわけじゃないけど、
自分の心の状態を改善して元気になってほしいとは思います。


314 keikoさんへ もとこ 2003/06/30 20:04
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
お薬はその心療内科の院内処方なのですか?もし院外処方なのであればそこの薬剤師さんなどにアルコールとの関係など不安なことをたずねてみるのもひとつの方法ではないでしょうが?院内処方の場合気まずいこともあるでしょうが・・・

一般的には薬とアルコールとの併用は良くないとされているけど・・・・お酒の量とかもあるのかな?

晩酌ができないストレスと旦那さんの現在病状もあるかも・・・

ごめんなさい、想像でしかないんですけど。


315 もとこさん、ありがとう。 keiko 2003/06/30 22:56
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
今日は、自分の病院に行ってきました。
お医者さんに夫のアルコールが気になってるって伝えました。
そうしたら私の先生は、
「夫の主治医の先生に、妻として、聞きにいってみては。」
 って、言われました。
そうしようかなって、思っていたところです。
一人で悩んでいても、解決にならないものね。
背中を押していただいたように思うので、
ちょっと、先生に聞いてみます。
メールでの問い合わせもできそうなので……
ありがとうございました。

夫は、ビールの飲み過ぎで、大腸の潰瘍やら痛風やらを患っていて、
その薬も、何年もビールと共に飲んでるような状態でした。
飲めないのは、辛いと思います。
本当に、飲んで忘れたい辛さがあるのにと、思います。
でも、心配なんです。



316 本当だと思います。 カッレ 2003/07/01 15:17
男性 / 40歳台 / 兄 / 10年以内 / 九州
 私も心療内科の先生から、本来夕食後の投薬を、晩酌してから就寝前に飲んで良いって言われました(もっとも先生は、「私から言う事じゃないのですが」と前置きをしてましたが)。
 状況と経過説明でちょっと長く書きます。
 先先月の少々ハイ状態での関東方面への出張の後、いろいろ精神的にすっきりしたのに、逆に鬱が激しくなってしまい、先々週の台風が来襲した日に遂に「心療内科」に行きました(先先月この掲示板におじゃましてた頃は、「実は通院しようと思ってるんですが・・」。と問いかけたかったのですができずに)。兄を自死で亡くして7年半、その前後1年の間に子供を一人亡くし、子供の脳性麻痺を告知され・・いまさらなのか、とうとうなのか自分でも判りませんが、やっとその門をくぐりました。
 外の板で何方かも書かれてましたが、私も兄は8年以上の闘病(3回の入院、大小2回の未遂)の末の結末でしたから、精神科の医療への不信(悔しさのもって行き場だったかも)が在りましたし、何よりも「母に気づかれてはまずい」との気持ちが、通院を妨げていました。
 本題に戻ります。
 最初の1週間は「トレドミン25」を処方してもらいました(SSRIタイプの抗うつ剤?)。特に問題はないのですが、「効いてる実感は全然無く、晩酌も止めてるせいか、むしろ眠れない」と伝えましたら、加えて「ソラナックス」も処方されました。その際、「投薬の時間はそんなに厳密な必要は無く、不眠傾向は薬のせいではないので、控えめの晩酌後、就寝時に飲めばいいですよ」と言われました。同時に「そんなに多く飲んでいるんじゃないでしょう?」、「飲酒に気晴らしを求めてはいけません。」と言われましたが。
と言うことで、まだ効いてるのかなんだか判ってないけど、薬飲んで2週間目のカッレです。1日おき程度にビール1本晩酌してます(さして飲みたいとは思いませんが、通院は妻に内緒なのと、寝付きのためです)。
 妻には以前より優しく接しているつもりですが、全然気づいてないみたい。逆に、職場ではうまく捗らないことに、他(人・状況)への怒りの感情が出てきました(今までは自分が不甲斐ないとばかり気に病んでましたが)、これは薬の御陰?まだ判りません。



317 そうなんだ…… keiko 2003/07/01 19:33
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
カッレさん、ありがとう。
パキシルは、確かにいつ飲んでも、いいのね。
ただ、後のことがあるから、安全な夕食後、って、なってたんだ。

カッレさんも、大瓶一人で1本空けるの?

私自身がいつか飲めるようにって、思いつつ、
なかなか夫にいいよって言って上げられない。

夫には、お願いしました。
休日に身体動かして汗かいたときとか、お昼時に飲んでみてって。
その時は、毎食後のソラナックスをお休みしてって。

元気だった頃のパターンでは、
夕食後は飲んで酔って、テレビ見たり、雑誌見たりしたまま、
電気もつけてそのまま寝ちゃう。
夜中に目を覚まして、また寝直す。
こうして成人病に……

でも、今は、服薬のために夕食後もきちんと起きてて、
健康になってきてるんです。身体はね。
心は別ですが、それでも、血液検査の結果ははっきり出てます。

上手にセルフコントロールできるといいんだけど。
今は、ちょっと、無理っぽいです。

カッレさんは、奥さんに優しくなられたのですね。
私も、夫に優しくなれるといいけど。


318 私も大丈夫ですよ。 パセリ 2003/07/01 19:41
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
私もアルコールに頼ってる部分はあるんですが・・・
(お恥ずかしい)
2〜3時間明ければ大丈夫だとお医者様はおっしゃいました。

くれぐれも昼間は飲むなと・・・・

それだけは守っています。

自分でもお酒に逃げるのは弱いなあと思いますが・・・
とってもとってもさみしいので・・・

特にここ2週間ほど、自分でもどうしようもなく
ダメな状態です。
とうとう、自分でも心配になってお医者様のところへ行ったぐらいです。

先週血液検査をして貰ったんですが、大丈夫でしたよ。
「献血出来るよ」と笑われました。
量と、昼間は飲まない・・・は厳守ですけどね。

keikoさん、明日は晴れそうですね。。。


319 パセリさんへ keiko 2003/07/01 23:14
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
明日は、青空が見られるでしょうか。
だといいなぁ。
本当に見たいです。

私はね、色んなものを止めて、捨てて、生きてきたの。
最初は、パチンコ。
それから、テレビの野球観戦。
趣味のハーブ栽培。
そして、ビール。

もう、捨てるものは、夫くらいだけど、
これは、彼が出て行かないから、
母親になったつもりで、育てていこうって。

仕事を捨てては、食べていけないし。
夫を育てるなら、働かなきゃいけないし。

ビールなぁ……
ジュース代わりに飲んでた頃が懐かしい。
止めたのは、減量のためでした。


今は、痩せすぎ。
だって、夜、一人になると、食欲が落ちる。
8年前に中学1年生の娘とけんかして以来、
夫は一人で自分の部屋で食べてたから、
私が夫の晩御飯作ったら、夫が持って上がる。
その後は、自分のことはどうでも良くなる。
今は、高校時代の体重に戻った。43か44キロ。
悲しい洗濯板状態。
157cmだからね。いかにも貧相です……

でも、ビール飲みたいって思えない。
これも、やっぱり、欠落してしまった部分かな。

パセリさんは、お子さんもおありだから、
どうか、身体を大切になさってね。
私は、当面は、両親のためにと、職業上の責任を果たすために、
「強い子のミロ」をドンと飲んで、頑張ります。

朝ごはんは、昔から、サプリだけだった。今は、サプリ漬け。
それに、ミロ。
職場でつまむカルシウムウエファース。

晩御飯の代わりにビール飲んでた日々、
仕事から帰ったら、ビール飲んでた日々、
懐かしいあの頃。
今は、ヤクルトの商品のレモリアと、シソジュース。
うっ、情けない……

飲まないって言うより、欲しくなくなった自分が悲しい。
夜のお薬は、欠かせないし。

パセリさんも、3ヶ月目のしんどさの中に入ってきた?
ばたばたしてとことが一段落ついて、
それまでとは違った感情が湧いてきて、辛くさせるんだよね。
しみじみと、深く、深く、辛いの……
それを忘れたくて、お薬がいるの。
ないと、眠りにくいだろうなぁ。
あれこれ考えちゃうから。休日の昼間みたいにね。

子供さんのためにも、自分自身のためにも、しあわせになろうね。



320 私は パセリ 2003/07/02 06:10
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
私は薬の副作用で食欲が止まりません。
母乳まで出るんですね。
おまけに口の中がからからなので
とっても話づらいです。

3ヶ月目の辛かった事。。。。
二日前まで凄く調子が悪かった。
明日で3ヶ月なのです。

借金や相続の手続きが済んで、
ホッとしています。
が、寂しくて仕方ないんですよね。

さぁ、西の方は今日は本当に晴れそうです。




321 副作用で、食欲があるのかぁ keiko 2003/07/02 08:04
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
そんなお薬なのね。
私は、寝る前の抗不安薬と抗うつ剤が、睡眠薬代わりで、
今はそれだけなのです。

ソラナックスは、できるだけ我慢しようって決めてたから、
この2週間は、本当に辛かったです。

今日は、青空が嬉しくて、早起きして、洗濯も、入浴も!済ませて、
これから仕事です。

夜に入浴できなくなったのは、
心にガードがかかってるからなんですが、
夫は平気なんで、その辺が、微妙に違うんですよね。
そう言えば、泣きながら娘のアパートを掃除してた時、
私は、浴室を、掃除してました。
今も、五感のすべてが、思い出してしまいます。
夫は、トイレを掃除してました。
彼は、一切浴室に立ち入りませんでした。

つらいところは、みんな私だったよぅ。

パセリさん、今日は晴れたし、明日は、また、梅雨空らしいから、
今日は色々しておこうね!





322 パセリさんへ もとこ 2003/07/02 22:19
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
>私は薬の副作用で食欲が止まりません。
>母乳まで出るんですね。
>おまけに口の中がからからなので
>とっても話づらいです。

私にも経験があります。この状態は先生にお話なっさったことがありますか?副作用とかかれているのだからあるのでしょうね。

私の場合、薬の調整をしていただき、(作用と副作用のかけひきとでも言うのでしょうか)随分楽になった経験があります。

プリンペラン(胃薬)の副作用で乳汁分泌本当にびっくりしました。当時私はまだ中学3年生でしたから。

昨年、ドグマチール(向精神薬)でも、間脳の内分泌機能の調整異常で乳汁分泌がおきてしまいました。男性の場合は女性化乳房、などが起こるそうです。
その他にも、痙攣や、血圧の変動、振戦、舌のもつれ、めまい、食欲不振、食欲亢進、排尿困難なども起こりうる副作用です。

今は、た〜くさんのくすりをのんでいる私。髄分詳しくなったけど、これも考えもんですね。


323 口の渇きにはね、パセリさん。 keiko 2003/07/02 22:35
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
母が、リーゼを飲んでたとき、口がからからと、言っていた。
私は、何も感じなかった。

最近になって、母は、やっとアモバンの苦味の感覚がわかったって。
でも、平気だそうだ。
ゴーヤ(苦瓜)が平気な私たちだからね。

私のは、渇きって言うよりは、食いしばりすぎだけど、
それを緩和するために、キシリトール入りのガムを買ってみたら、
単純な私には、結構、安心感があって、良かった。
ガムだって、なんだって、安心感を得られるのが、ありがたい。
実は、レモリアもだけど、ガムも、低カロリーだったり、する。
これも、結構、量を必要としてるから、助かる。
糖尿は、遺伝的要素もあるらしいから、気をつけたい。

焙じていない番茶(青柳でもいい)を、
一晩かけてじっくり水で出したものを常備しています。
夫が飲むので。
血糖値を上げない働きが医学的に証明されている飲み物で、
多分一番安くて、簡単に作れるから、食欲に負けそうなら、
お勧めします。

アルカリイオン水なら、早いけど、
普通の水道の水でも、冷蔵庫で一晩置けば、大丈夫。
麦茶を冷やす冷水筒に、これも麦茶とかに使う大き目の紙パック。
そして、タップリ目の番茶の葉っぱ(焙じてたらだめだよ!)

濃すぎたら、水で薄めるだけ。
だから、最初は濃い目に作ってみて下さい。
カロリーフリーで、いくらでも飲めるし、安いし、簡単だし、
何より、一緒に食べるもののカロリーの吸収をゆっくりにして、
太らないようにしてくれます。
夏にぴったり!


324 もとこさん、keikoさんありがとうございます パセリ 2003/07/05 13:44
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
ここ一週間ADSLの調子が悪く、さっきPCが復活したところです。
ここにこれなくて寂しかった〜〜。
毎日雨のじめじめだけでも、気が重くなるのになぁ。
早く梅雨が明けてくれるのを祈るばかりです。

もとこさん、ドグマチールは私も今飲んでいます。
ご心配して頂いた副作用はお医者様から前もってお聞きしていたのと
相談もしていますので大丈夫です。
そのほかアキモサン、レンドルミン、デパス、トリプタノールをだしてもらっています。舌のもつれは飲み出した当時は口の渇きとともに
ひどかったです。

今の時期、ちょっと不安定なので「もう少し我慢して飲んで」
とお医者様に言われています。
けれど本当にお薬には心を助けて貰ったので感謝しています。
ご飯も食べられなかったし、眠れなかったし・・・

keikoさん、番茶ですか。番茶ってエライんですね!
今、食欲がありすぎてこのままでは元の体重より増えてしまいそうなので、いい事を教えて頂いてありがとうございます。
相変わらずいつも食べていたくて砂糖不使用の飴などが欠かせなくなっていますが(^_^;) 番茶、やってみます。

本当にありがとうございました。


325 3週間ぶりに keiko 2003/07/05 21:06
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
主治医の先生に会いに、新幹線でやってきました。
って、言うのは大げさだけど、
やっぱり、帰省しては通ってるから、新幹線で3時間の旅。
雨ですいてて、ラッキーだった。

夫のこととか、話しても、受け止めてもらってる感じがする。
話を聞いてもらって、時間が短くても、ほっとできて、
それから、実家にタクシーで帰った。
すごい贅沢した気分だ。

先生が、安定してるからって、お薬を長めに出して下さった。
今度は、余裕を持って、来られるなぁって、思った。

そんなわけで、実家から、書き込んでいます。

パセリさん、もとこさん、本当に今の時期は、しんどいねぇ。
借りられる力と知恵はみんな総動員して、
一緒に頑張ろうね。




326 ここに来ると・・・ パセリ 2003/07/05 22:22
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
一人じゃないって、ここに来ると思います。
お顔もわからないけれど
自分の気持ちを受け止めてくださるみなさんに会えて
とっても気持ちが楽になります。

ここのところ薬が効いていないのかなあって思うほど
調子が悪いです。

ほんと、今の時期しんどいです。

でもここのみなさんも、きっと頑張っておられるんだと、
一人じゃないんだと・・・私も頑張ってみますね。

keikoさん、大事な事に気づかせてくださってありがとう。


327 場違いかも知れませんが・・・ オネエ 2003/07/07 04:40
女性 / 40歳台 / その他 / 10年以内 / 近畿
初めまして、私は、平成10年から12年の間に、弟と母を自死で失いました。今日ここへ初めて訪れてたのは、私の娘の事で来ました。今月の9日で18歳になる娘なのですが 現在拒食症になっております。何軒かの内科、心療内科を渡り歩いて現在治療を受けている京都のある大学病院の専門外来を紹介され受診しております。京都ではこの病院しか専門分野がないらしいのです。思春期外来です。いつも毎週一回の診察日に、4時間近く待って、診察は体重を服を着たまま量るのと5分くらいの応答と「どうですか?リキッド食べてますか?変わりない?」リキッドという栄養食を2週にいっぺん出してもらっているだけです。今までは、生理が止まった47キロまでが当面の目標ですと言われて来てたので、娘も生理が来るまでと前向きに治療に取り組んでおりましたが先週の診察日に「生理が来たら バレエのレッスンとか初めていいのですか?」と聞いたら「だめです。生理が来たからいいとは言ってません。50キロにんらないと 何もだめです。」と言われて 娘は「50キロなんて 程遠い 1キロ増やすだけでも お母さん しんどいのに、思いっきり努力してきたのに、無理やわ 50キロなんて程遠いやんか」ともう何もかも嫌になったと、希望も何も無くなったと、その日から ぐったりしだしました。38キロからやっと43キロまで増やして来たのに・・・本人にも過酷な事やったと思うのです。ここまで来るのに、太りたくない事から拒食になったのに太る努力を生理がくるまでと、まずは ここに目標を持ってきていたのに・・・このままの治療でいいのか、不安になってきました。病院を変えた方がいいのでしょうか?この日から 自分の手をイライラから傷つけています。食べるのも 又止めて来ています。


328 オネエさんへ もとこ 2003/07/07 12:37
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
いらっしゃい。場違いなんて事ないですよ。
オネエさんも弟さん、お母様と続いて自死という形で亡くされ、どんなにかお辛かったでしょうね。そして、その辛さを感じていたのはあなただけではなく、おそらくオネエさんの娘さんや、関係者の方、弟さんやお母様を大切になさっていた方なら誰でもが感じていた感情なのではないでしょうか。

拒食症や過食症は「太りたくない」「過度なダイエット嗜好」などから、起こることが多いといわれています。しかし本当の問題点は、本人つまり、オネエさんの娘さんの心の中にあるのです。
18歳の小さな心の中に、大きな、大きな渦を巻き、抜け出せなくなってしまった・・・・なにがそのきっかけになっているのかその鍵を探ることが、今後娘さんが問題を解決していくにあったってとても大切なことなのではないでしょうか。

現在かかっておられる、ドクターには親近者の自死があったことはお伝えしてありますか?
それにしても、でも、診察後にドクターの言葉、態度に
「思いっきり努力してきたのに、無理やわ 50キロなんて程遠いやんか」と嘆き、自分の手をイライラから傷つけ始めてしまった現実。私の印象としては、良いドクターではないように感じます。
これまでの娘さんの行動は娘さんの小さな心の、おおきな、大きな渦の中からようやく這い上がってきたSOS。私にも経験があるから分かる。
助けてほしいのです。娘さんの自分を痛みつける行動がこれ以上続かないこと、一刻もはやく、娘さんの心の傷の鍵が見つかること、そして、オネエさん自身の心も穏やかであることを願います。ここにはたくさんのなかまがいます。また来てくださいね。





329 摂食障害を専門としなくても keiko 2003/07/07 20:41
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
市町村や、京都府の教育委員会に不登校か摂食障害の良いドクターが近くにないかを訪ねられては、どうでしょうか。思春期外来とかの看板を掲げていなくても、不登校の子供達が信頼して集まるような場を提供しているドクターの所は、きっと、お嬢さんの心にもっと優しい励ましをくれると思います。私は兵庫県のことしか知らないのですが、学校の養護教諭の方は、よく知っておいでのことが多いです。もし、お知り合いの方があれば、そちらからもつてを探すことができるでしょう。微妙な心の揺れをすくい取ってくれるのは、大学しか知らないお医者さんよりも、街中で長く開業しておられる方のように思います。兵庫県には、自分で不登校の子供のための正式な学校を作ってしまわれたお医者さんもいらっしゃいますが、小さな個人のお医者様でした。いい病院には、カウンセリングの専門の方もいらっしゃることがあります。病院でのカウンセリングは保健がきくから、負担も軽いと思います。私の周囲で、思春期の子供さんのある方から評判の良い病院は、むしろ、個人の病院です。親御さんのカウンセリングも、気になった時にいつでも足を運べる点で、気持ちが楽かも知れません。



330 もとこさま keikoさま オネエ 2003/07/09 03:25
女性 / 40歳台 / その他 / 10年以内 / 近畿
ありがとうございます。 今の病院へは もう 受診しないでおこうと思いました。 専門にとらわれないで 行こうと決めました。決めれました。 


331 オネエさんへ もとこ 2003/07/10 00:06
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
肩の力を抜いて、深呼吸。なんてことしばらく忘れていませんか?そんなときは頑張りが空回りしているときなんですよね。
私もそうでした。オネエさんもお嬢さんも、焦らず、ゆるゆると
一歩一歩、歩まれることを、心から念願しております。


332 クスリとのお付き合い もとこ 2003/07/10 00:54
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
私の服薬生活
<あさ>
デパケンR(200r) メイラックス(1r) ブラダロン(200r) 
リズミック(10r) ガスターD(10r)
 
<ひる>
デパケンR(200r)

<ゆう>
デパケンR(200r) メイラックス(1r) ブラダロン(200r) 
リズミック(10r) ガスターD(10r) パキシル(10r)×4錠 

<就寝前>
レンドルミン(0.25r) ロヒプノール(2r) ベンザリン(5r)×2錠
ロラメット(1r)×2錠 ドミン(0・4r) 酸化マグネシウム(1.5r)

<頓服>
デパス(1r)・・・不穏時と不眠時 一日3回まで
アモバン(7.5r)・・・不眠時

こんなに薬を飲み、なんとか精神状態を保つ今の私。いつになったら減薬になるのだろう・・・クスリには作用があれば副作用も・・・いつになるかも分からない職場復帰のことなのに、考えたりすると、不安になる。こんなんじゃ、仕事にならない・・・って。私の場合適応外のクスリを使ったりしてるしね。
大きな大学病院はやっぱり、研究材料になること、多いから・・・。



333 摂食障害 匿名 2003/07/10 20:07
女性 / 30歳台 / 夫 / 10年以内
はじめまして。娘さんが拒食症ですか。ご心配ですね。
実は私は恥ずかしながら、摂食障害を持っています。

この病気はまだなかなか治療法が確立されていないのと、引き受けてになってくれる病院があまりないですよね。
赤城高原ホスピタルのHPを参照していただけたら、いろんな例が書いてあります。
私は一時期20キロ前半になったこともありますが、今は標準ぐらいになっています。 30キロになったら、入院という約束でしたが、入院はしませんでした。当時は、食事の制限や、カロリー食で体重を維持するのが、メインの病院が多かったようにおもいます。 また、家族の問題として、カウンセリング中心にしていく
タイプの病院も多かったです。 ただ、どちらもあまり、摂食障害には効果が薄いそうです。
大阪の自書を書いている摂食障害の個人病院なども通院したことがありますが、多量の薬とカウンセリングが処方されましたが、
ダメでした。

私の現在通院している病院は、一時期、おすすめする医師という
本で紹介されていた大阪の個人医院ですが、治療法は、自助グループとのセッションが中心です。
この方法が私には合っているようで、段々と改善しています。






334 入院 ピマル 2003/07/12 17:07
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
お久しぶりです。
入院治療と診断されるのは何をきっかけに?




335 ビルマさん?? もとこ 2003/07/12 22:51
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
>入院治療と診断されるのは何をきっかけに?

ごめんなさい。誰に対しての問いかけなのかしら??
私かしら? お返事お待ちしています。


336 もとこさん ピマル 2003/07/13 08:40
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
> >入院治療と診断されるのは何をきっかけに?
>
> ごめんなさい。誰に対しての問いかけなのかしら??
> 私かしら? お返事お待ちしています。

ごめんなさい‥
子供がいたので早く書き込みしないと
とあせってしまって内容がわからなくなってしまいましたね

もとこさんの書き込みすごくためになります。
夫の一周忌が済んでホッとしたのか
最近なんだか‥喪失感‥将来の不安
私がいなくなったらという子供たちへの将来
カウンセリングを受けている子供たち
そして私‥
入院を勧められました。
身内がいないので子供たちは多分養護施設
私は子育てに疲れてしまっているわけではないのですが
日常生活にも支障があるわけでもありません





337 ビルマさんへ もとこ 2003/07/13 12:47
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
私の場合、個人の心療内科のあるクリニックから、ある大学病院を紹介されました。
私の場合は、環境を変え、少し、心も体も休めることが必要だった事。そしてビルマさんが抱いておられるのと同じように‥喪失感‥将来の不安・・・さらに私には強い自責の念がありました。
ドクターはこの部分と、「何もかもどうでも良く、時には消えてしまいたい・・・」と思うようになっていた私の心の変化を見抜いて居られたのでしょう。

どんな病院でも、どんなドクターでも通院治療では、限界があるものです。
通院での診察では、患者も、ドクターも伝えきれない、よみとりきれない部分があるものです。

入院となればドクター、ナース、臨床心理士などたくさんのスタッフが色々な角度から24時間看てくれます。薬の調整1つにしても、作用、副作用、細かいところまで24時間専門家のスタッフが看てくれています。感情、情緒面でも相談できる、話を聞いてくれるスタッフがいます。

ここから先は私の想像になってしまうのですが、ビルマさんが
入院を勧められた理由の1つには、担当のドクターが環境を変える必要性を、感じたからではないでしょうか。
カウンセリングを受けているお子さん方のことも心配でしょうが、もしかしたら、ドクターはお子様たちのこともお考えなのではないでしょうか?

ここまで、書いて来ると、入院を勧めているように聞こえてしまうと思いますが、私も入院を勧められてから、しばらくは決心がつかず、ごねていました。入院となれば、家族(父)への負担、職場への負担、金銭的負担・・・
でも、いまはあの入院生活があったから今の自分があることだけは確信しています。
あの時決断することができなかったら、父にも、職場にも、友人にも・・・そしてなにもより自分を苦しめていたと思う。

ビルマさん、頑張り続けていませんか?


338 すこしずつ・・・ パセリ 2003/07/17 21:47
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
今日、また少しだけお薬の量が減りました。
30ミリが10ミリなんて本当に少しずつなんですけど。
一歩だけ進めたかなぁ。
お薬が効きすぎてるって言うのは、よくなってる事なのかなあ。。。


keikoさん、
今日はとっても気持ちがいいほどの青い空でしたね。

私も食欲というものが全くなかったのですけど
その時お医者様が
アイスクリームでも何でもいいから噛まなくてもいいものを食べなさいって・・・今は栄養の事は考えなくてもいいからと・・・

私は夫を亡くしたとき以上に、
一ヶ月後、夫の数社のサラ金から借金が出てきたときに、全く食べられなく眠れなくなってしまったの。
もう自分の力だけではダメだって・・・お医者様にいきました。
今は副作用もあって食欲が止まらないですけどね。


keikoさん自身がそんな事はわかってらっしゃると思うけど・・・
・・・ちょっと心配です。
関西の夏は暑いですし、ね。
少しずつでも食べてくださいね。

お節介なのはわかってるけど、少しでも元気になって欲しかったので。
ゴメンナサイね。


339 薬増加中・・ カッレ 2003/07/18 09:58
男性 / 40歳台 / 兄 / 10年以内 / 九州
ちょっと投稿から遠ざかってました。
通院開始から1月になろうとしています。週一で通院してますが、抗鬱のトレドミンを軸に抗不安のソラナックス、ドグマチールと一種ずつ薬が増えてます。2週目は具合悪く4週目もまたちょっと悪い感じかなと感じてます。ソラナックスを朝夕投与してた時(2週目)は変な時間に睡魔(倦怠感?)が来ておかしかったので、今は他の二つが朝夕投与で、ソラナックスは頓服的に使ってます。今はあがったり下がったり周期的に変動してるのかな?とも、結局効いてないんじゃないかな?とも思います。
keikoさん、早めに回答をと思いながら調子悪くて書き込みでず遅くなりましたが、私のビール1本は基本的に500mlのカンです(発泡酒!)。ただ、嫁さんが飲み気の時は2本(普通のと黒を半々割って飲みます)空けて、僕の方がちょっと多めになる(使ってるグラスが大きい)ので大瓶1本に相当します。
パセリさん、以前「飲みたい気は余り無い」と書いたのは大嘘です。ごめんなさい。「そうありたい」「できるじゃん」という喜びで、ミエ張ってしまいました。ここのところは、1日おきを守るのに努力がいります。やっぱ酒恋しいです。いろんな状況を考えられて決めた夏休み、お子さんの今とご家族の将来と考えてのプラン、大正解だと思います。子供さん達にとっても、後々まで煌めくような記憶に残る素敵な夏になること請け合います。
もとこさん、はじめまして。いつも最前線の医療現場の報告、貴重に読ませていただいてます。精神医療新参患者として、いろいろお尋ねすることもあるかと思います。よろしくお願いします。
(本当に蛇足なのですが、「ビルマ」さんじゃなく「ビマル」さんですよね。実は私もしばらく「ビルマ」と読んでましたので・・。)


340 最近の発見。 keiko 2003/07/18 21:17
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
仕事が、ちょっと、一段落して、
しかも、好天が3日続いてた間の発見。
仕事のストレスもすごかったけど、
今日のように、職場が比較的精神的に穏やかだった日、
今日こそは、ソラナックスを我慢だって、思ってたのに、
家に帰って、夫の顔を見て、夫と話をしてると、だんだん、
動悸がしてきて、心拍数が100を越えちゃった。

うーん、彼も、私の立派なストレッサーだ。
以前なら、自分から回路を遮断できてたけど、
今は、聞いてあげないと彼がつらいのがわかるから、
話を聞く。すると、心拍数が跳ね上がる。困ったことだ。
まあ、ソラナックスを飲んで、耐えよう。

この間、私のかなり強い促しで、
夫は、ドクターと、40分ぐらいもの長時間話をしたらしい。
行く前の晩には、体調の変化とか、心理的な葛藤とかを、
長々とワープロ打ちしてたみたいだったから、
実質的には、相当の情報の交換ができたように思う。
それで、パキシルの量が20から、30に増えた。
ソラナックスは、今まで通り、3食後。
寝る前には、レスリンとサイレースだけど、
睡眠薬のサイレースの方は、夜のトイレの回数を減らしたいとかで、
また、2倍量に戻してもらっていた。

夫の薬が効いているのがわかる。
だって、一方的なおしゃべりが増えたし、
以前の毒舌や悪い冗談が復活した。
どよ〜んとしてた雰囲気が、なくなってきた。
夜の間食も復活したし、
低アルコールビールを1日おきかそこらで、飲むようになった。

どよ〜んよりは、今の方がマシだけど、
口を開けば誰かの悪口には、戻って欲しくない。
娘が、一番嫌がってた短所を取り戻して欲しくないなぁ。
バランスが難しい。

仕事のストレスが少ないと、
夫の夕食の支度をした後でのささやかな晩御飯が、食べられる。
今日は、シーチキンと、トマトと、冷奴。
ビール代わりに、思いっきり大量のショウガの絞り汁の入った炭酸水。
なんだかすごく充実してた。
バランスは度外視。食べる気力のあることが、嬉しい。
もっとも、先週までのストレスで顎関節症になってるから、
口の開き方がね、大きく開けると、痛い!
困ったものだ。
でも、こんなもんだって、思いながらね、ぼちぼち。
本当に、ぼちぼち。



















341 カッレさん ピマル 2003/07/19 01:35
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東
カッレさん‥ぴ、ぴまるです(笑)
お薬の投薬が私と同じです‥
はじめまして‥

ドクマチールは胃潰瘍などにも使うお薬と聞いてましたが
2週間で母乳が出てきてしまい変えてもらいました。男性はホルモンの影響は変わらないんですか?
ソラナックス3ヶ月服用してますがやっぱり倦怠感ありますか?

私もいまだにこのだるさが分からないのですが‥トレンドミンも
パキシル‥睡眠時はハルシオン
今はなんとか‥平静でいられます。
私の場合幼少時のトラウマと夫の生前の(酔っ払いは大嫌い)という生理的に拒絶することが夫のストレスにつながり
暴力、女性問題、ギャンブルにつながってしまった。
毎日が子供の前で死ぬの生きるのの繰り返しでした。
追いやったのは私という自責の念が強く子供のたった一人の父親を
奪ったのも私だ‥という気持ちが強くあるため
子供は‥すごく必要としてくれているのに生前の夫の事も強く残っているため親子でカウンセリングを受けています。だるさに負けるのか
克服できなければ夫と同じになってしまうのか?

頓服にはワイパックス‥
keikoさんはじめまして
掲示板では本当にお母さん的存在でたくましささえ感じ
色々な食べ物、特に写経ですか?
あれ試させて頂いてます。
私はやっと一年が過ぎました‥心拍数大丈夫ですか?
なんだか心配です‥
が‥難しいですが複式呼吸いいみたいです。後は多呼吸には
紙袋や袋でゆっくり息を吸う。なんか危ないですが車の中では気をつけてください。(笑)
私は両親がいないのでkeikoさんが支えてらっしゃる旦那さんとお母様にぜひ乗り切ってもらいたいと東の空から祈って病みません。

もとこさん
ありがとうございました
もとこさんのおっしゃる通り環境を変えるのがいい
と‥先生たちは考えて区の行政や精神医療や疲れたときのヘルパーさん
色々考えてくれてるようです。
でも入院となるとやっぱり‥二人の子供たちが不憫で
ただ育児に関することに疲れてしまった自分が情けなくて

パセリさん
同業者です‥
きついですよね
私の夫も5年前に女性と事故で生死をさまよい神様に
おなかの子供を片親にしないよう命を助けてもらったのに
昨年自ら一人で逝ってしまいました。
仕事だけはまじめな人でした‥
が‥周囲の人は私を責める人はいませんでした。
「ぴまるちゃんたちを楽にしてくれたんだよ」
って‥一年経つと恨みも懐かしくなってきます
高齢者の方が一生懸命生きる姿はかなり私にはきついですが
夏休み終わってからやっぱり世帯主の自覚を少し持たなくては‥
借金の手続きも結構きついんですよね‥
深呼吸しながらボチボチですね








342 ピンクのピの、ピマルさん! keiko 2003/07/19 18:14
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
今日は、夫の車の助手席という、超密室で、
中国自動車道を延々6時間、
居眠りされたら怖いから、
ずっと彼のおしゃべりに付き合って、
最後の一時間は、こっちも胸が痛くて、大変でした。

運転しながら、ぽろぽろ泣くし、
不安定な状態が続く中、
予想されたこととは言え、しんどかったです。

だって、居眠りされちゃかなわないから、
昼間のソラナックスを飛ばしたんで、もう、
ざんげの嵐、後悔の涙に暮れる夫を、
励まし、慰め、時には突き放し、延々6時間ですよ!
前なら、私が運転できたのに、
勝手にコラムシフトの車にするから、
怖くて変われないし。

もう、帰りは、新幹線で帰りたい・・・・
でも、それも危ないしなぁ・・・・

途中のパーキングで、軽い食事をと思ってたら、
夫は、別の持病の治療薬を忘れたと言って、
チョイパニック。

まあ、すぐに収まったから良かったけれど。
考えてみれば、男性の更年期障害のような状態も以前からあったしなぁ。
山のような種類の生活習慣病の薬を飲んで生きてるから
肝心の精神科のお薬を持ってきてるだけで、良しとしよう。

20歳の可愛い娘の代わりに、53歳の息子なんか、要らないよう!

実家の父の機械からでした。
ピンクの、「ピ」の、ピマルさん、
一緒に、ぼちぼちですね。


343 ピマルさん・・・ もとこ 2003/07/19 23:54
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
ピマルさん
ごめんなさいね。お名前間違えるなんて、失礼しました・・・。

私も昨年、ドグマチール(向精神薬、消化性潰瘍薬)で、間脳の内分泌機能の調整異常で乳汁分泌がおきてしまいました。その他月経異常や男性の場合は、女性化乳房、射精不能などが起こるそうです。その他にも、悪心、口渇、便秘、食欲不振、食欲亢進、痙攣、血圧の変動、振戦、舌のもつれ、嚥下困難、めまい、浮遊感、排尿困難なども起こりうる副作用です。

ついでにいえば、私は、プリンペランという健胃消化薬でも、内分泌系の副作用で、無月経、乳汁分泌という状態になった経験があります。これも男性の場合、女性乳房化、射精不能、などの副作用がでるそうです。

>環境を変えるのがいい
>と‥先生たちは考えて区の行政や精神医療や疲れたときのヘル>パーさん色々考えてくれてるようです。
>でも入院となるとやっぱり‥二人の子供たちが不憫で
>ただ育児に関することに疲れてしまった自分が情けなくて

ピマルさんが、このように考えてしまうこと・・・よーく分かります。私も同じような葛藤を抱えていたから。
私の家の生活環境は、自己破産しなければならない程に経済的に緊迫していたし、逝ってしまった叔父と一緒に暮らしていたのは、父もいっしょ。
もしかしたら、私以上に苦しい思いをしているかもしれない父の存在。父を1人には・・・自分が情けない、情けないと。

ピマルさんにとって、そしてお子様たちにとっても、今なにをすべきなのか?情けないと嘆いていても、何も変わりません。
ピマルさんの担当の先生と、お子様方のカウンセラーのかた、そして、お子様方と良くお話になって、環境を変えることは必要と感じます。
私は、入院というかたちで環境をかえ、ある程度、安定を得る
ことができました。これからも職場復帰に向けては様々に環境を変えていき、仕事に適応できる状態になる必要があり、通院、情報収集をしています。


344 カッレさんへ もとこ 2003/07/20 00:08
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
>いつも最前線の医療現場の報告、貴重に読ませていただいてま>す。精神医療新参患者として、いろいろお尋ねすることもある>かと思います。よろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。最前線の医療現場の報告
なんていうようなものではありませんが、自分か経験した事、
皆で考えていきたいこと等を、これからも書かせて頂きたいとおもっています。


345 無理し過ぎないでくださいね もとこ 2003/07/20 00:40
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
私も人に言える立場ではない状態になってしまうことがあるのですが・・・
keikoさん、
生活をしていく事と、keikoさんと旦那様の心身の健康を安定させること・・・・バランスって難しいですよね。家族であっても、相手の存在がストレッサーとなること、ホントありますよね。

パセリさん、
「一人ではないこと」本当にそうですよね。
これからの暑い夏、皆で、乗り越えていきましょうね。
お薬の調整は長い目でみるといいですよ。特に通院治療の場合。


346 もとこさん、ありがと! keiko 2003/07/20 09:49
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
夫は、娘の遺した宿題です。
でも、今は、ダイレクトに甘えてくる彼を突き放せないので、
いなしたり、なだめたりしながら、生活してます。
実家も、夫と一緒だと、ちょっと(かなり・すごく)憂鬱。

だけど、夫の母親の遺骨も実家のお墓に入れてるしね。
「倶會一処」の文字のお墓、
「みんな一緒にね」って、意味で、父が作ったの。
血縁も何もなくても、縁がつながる人は入れるように。

夕食後に夫がパキシル30mgとソラナックスを
ほかの生活習慣病の薬と一緒に飲むんだけど、
逆にいえば、帰宅後の夕食から薬の効き始めるまでが、
彼の一番辛い時間帯。
その時間帯が、私と顔を合わせる時間だからねぇ。

パキシルって、食事に関係なく飲めるんだろうか。
それなら、帰宅後、まず飲んで、安定して待っててほしいなぁ。
今度、お医者さんに聞いてみよう!


347 な・な・なに〜 カッレ 2003/07/20 15:03
男性 / 40歳台 / 兄 / 10年以内 / 九州
もとこさん、情報ありがとうございます。
「女性化乳房、射精不能」!!ですか?こわ〜・・・
結構ショックでした、本当。もっとも、41歳子持ちなので、「別にもういいじゃない?」と言われればそうなんですが・・。しかし、おっぱいがでっぱってきたりしたら、嫁さんにばれますよね・・う〜ん。
その副作用は恐怖ですが、この投薬の組み合わせは今のところいい感じなんです。悩みます・・。とりあえず胸囲の測定でもしておくかな?

keikoさん。だんな様は、素直に後悔や反省を言葉にされてるのですね。私には、できません。すばらしいと思います(大変だとは思いますが)。茶化しついでにチラッと匂わせるのが、せいっぱいです。この前もちょっと触れたのですが、確かに治癒の過程で斜に構えた攻撃性出る可能性は高いと思います(私自身、久しぶりに怒りの感情を取り戻した気がしましたから)。でも思うんですが、嫌味ばしって食事を別室で取っていたころから既に欝は進んでいたのではないかと。随分以前に辞職したいと言われていた時期もあったのでしょう?それはもう鬱だと思うのです。だから、完治したら本来の優しい?だんな様に・・・と思います。希望を持って、耐えてください。お願いします。

ぴまるさんも、パセリさんもヘルパーさんなんですね。我が家はヘルパーさんにお世話になってます。本当に大変な仕事ですが、利用者の私としては本当に感謝してます。うちの子は小二で車椅子ですが、ヘルパーさんにはいっちょ前の口聞いて、はずかしことばっかりです。ぴまるさんやパセリさんのように、本当の優しさを知っている方がヘルパーしていることは、利用者にとって嬉しい事です。頑張って下さい。


348 カッレさん、もとこさん パセリ 2003/07/20 18:58
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
ありがとうございます。

カッレさん、私は独身時代施設で働いていたのですが
ヘルパーってホント難しいなあって実感している毎日です。
何でも一人で判断して行動し、
人それぞれに、適したサービスを提供するんですから。
施設ではわからない事は先輩に聴けばよかったので・・・
本当に優しいかどうかはわかりませんが
利用して頂いてる方に喜んでいただけることが
一番のご褒美です。
でも、最近、自分に余裕が無くって・・・
そうそう、うちの先生も男の人でも母乳が出る事があるって。。。
私も同じ薬飲んでます。

もとこさん、今日もとってもこちらは蒸し暑かったです。
スッキリしない日がいつまで持つづきますが
「一人でない」
と思って乗り切ろうと思います。
ありがとうございます。
通院もさぼらずぼちぼち行きますね。
先生も共感してくださる穏やかな人なので・・・



349 パセリさんへ keiko 2003/07/20 20:27
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
実家では、肌寒いかなって、感じでした。
午前中は、もってたけど、正午から、雷雨。
その後は、降ったり止んだり。

そうか、そっちは蒸し暑かったのかぁ。
雨も降らなかったのかなぁ。

なんだかすっきりしない日が続くと、
心も、「曇り後、雨、後曇り」って、感じです。

パセリかあちゃん、
時には子供に戻って、
お母さんに甘えてね。
無理しないでね。




350 今のところ異常なし。 カッレ 2003/07/22 12:02
男性 / 40歳台 / 兄 / 10年以内 / 九州
前回は、ショッキングな副作用に動揺して、変な書き込みしていまいました(反省・・)。
ドグマチール飲み出して3週目に入りましたが、母乳(父乳か?)は出ていません。若干、舌が回り辛い感じがありますが、それ以外の諸副作用は出ていないようです。ソラナックスを飲んでいた時よりは、いろいろな面で良い状態と感じています。
ピマルさんが戦っている「だるさ:倦怠感」は、うつそのものではないでしょうか?私がソラナックスで「やられた」と感じた時は、行動できなかった点では「だるさ」と似ていましたが、不安感や焦燥感が伴っていた以前のうつ症状時とは違い、ある意味平穏な「眠気」に近い感じでした。「このだるさに負けるのか」と言う感じ方からも、副作用ではなくうつ症状だと思います。抗うつ・抗不安の効果がまだ出ていないか、投薬の量が足りないか、薬が合っていないかではないでしょうか?(先生と相談が必要と思います。)
ピマルさんの現状を考えると、本当に軽々な事は言えないのですが、薬だけで抗不安が達成できないのなら、現状の環境から抜け出すために「入院」されることが良いように思います。ちょうど夏休みでもありますから、母子で生活できるような入院先があれば、林間学校のつもりで・・・うまくいかないかな〜っと思うのですが。


351 keikoさんへ パセリ 2003/07/22 20:22
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
いつもありがとうございます。

明日、母が出てきてくれます。
8月には実家に帰りますし
ゆっくり甘えますね。

でも・・・どうしても夫のお墓参りには行けそうにありません。
本当は子供達のためにも行かなきゃ行けないんだろうけど・・・

いつか、夫を許せて
行ける日が来るのでしょうが・・・
今はまだ無理のようです。



352 パセリさんへ そして、ソラナックスのこと keiko 2003/07/22 22:38
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
ハムテルさんのお勧めのaiboのプロジェクトXを見てたら、
パセリさんのテーマソング、かかりましたよ。
「パースリー、セージ、ローズマリー、エン、タイム」
そう、スカボロフェアのかの有名なフレーズ。
って、知らないほど年離れてないよね。だったらショックだもん。
最初が、パセリだから、勝手にテーマソングにしました。
セロリじゃないので。くれぐれも・・・

夫は、三食後にソラナックス、夕食後だけパキシル30mg。
で、晩御飯前後の時間がつらそうっだったので、
ソラナックスを、夕食の前に飲んでたんですが、
今夜、夕食後のパキシルの代わりに、ソラナックスを
また、飲んじゃって!

効いてるから、ぼんやりしてるんでしょうか。
心配!






353 医療じゃないけど、心の大問題 keiko 2003/07/22 23:07
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
パセリさんの子供さんへの配慮って、
すごいなって、思います。
お母さんの心の安定が、子供さんには、きっと一番大切。

だから、子供さん達が、どうしても行きたいって、
なんとしても行くって、そう言い出したら、
その時は、パセリさんの代わりに、ご両親にお願いなさって。

そうでなければ、
行くって決めてても、行けなくなることなんて実際にあるんだから、
しばらくパセリさんの気持ちを優先して良いと思います。

そうして、「つらいんだよ、今はごめんね」って、
子供さんに、気持ちを伝えてみられては?

「嫌だ、許せない」は、今は置いといても、
そこに行くのが「つらい」のが、
パセリさんにとって、絶対の真実なら、それでいいよね!
それしか今はないって思うのなら、肯定しましょうよ。
今の自分の選択を。

そして、実家での時間をゆったりと過ごして、
リフレッシュしよう!




354 ちょっと休憩 パセリ 2003/07/22 23:26
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
薬の副作用が・・・特に乳汁がびっくりするぐらい
増えてきて困ってます。(カッレさん、脅してごめんね)
おまけに体に発疹が・・・
(これは薬のせいかヘルパー先でもらったかわからない)


お医者様に相談しなくちゃ。
・・・自分を守ってやらなくっちゃ。

keikoさん、ありがとう。

ほんと、休まなくちゃね。
私がゆっくりする事が一番必要みたいです。
子供達が成人するまでまだ10年以上ある。
最初っからとばしすぎたかなあ。。。
ちょっと休憩しますね。



355 乳汁は出ないけど発疹はあります カッレ 2003/07/28 11:11
男性 / 40歳台 / 兄 / 10年以内 / 九州
やっと通院が2週おきになり、現在の薬の使い方のまま行くことになりました。副作用問題でドグマ・・は、迷ったのですが、乳汁分泌なし、射精不能なし(ちょっと違和感はあり・・)なので、続けてみることにしました。
でも、パセリさんが気にしておられた発疹!同じかどうか判りませんが、私も投薬と同時期に出だした気がします。私はパセリさんと違って、対人的な接触は無い仕事なんですが、草や虫(ダニ含む)にはよく接触する仕事なので、原因の特定が難しいのですが・・。要観察です(主に腕で、赤くて小さくて掻くとてっぺんが潰れます。キンカンの塗布で一週間くらいで消滅する。けど別のが出来ている状況です)。
keikoさん、これは別板での話題ですが、我が家にも「癒し犬」います。昨年の11月から飼ってます。柴とゴールデンの雑種で、一見黒いラブラドール風の♂「そら」です。で、お犬の効用 1.存在そのものの癒し効果 2.散歩中に他の飼い主と交流があること(老若男女誰でも話しかけてくる) の2点はやっぱり大きいです。もちろん副作用として 1.散歩のなすりあい 2.ご飯係の押し付け合い が在ります。私のお薦め:ゴールデンよりラブラドル→毛が短くて夏が可哀相じゃない。色は薄茶と黒が多いですが、最近焦げ茶が「チョコ」と言われて人気です。それと、ご存じとは思いますが、死別が気になるのなら盲導犬の1歳までを育てるボランティアもありますよね。


356 カッレさん ピマル 2003/07/30 08:37
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 関東

お薬のこと相談してみて量と相談してみて3日とてもいい感じです。
朝、晩のパキシルを夜だけにしてみてだるさは変わってきました。

もとこさん‥どうですか?
私は子供たちが夏休みに入り、
子供が使える夏期講習やプールなどはどんどん行かせながら
自分自身の体調と相談しながら一緒に出かけたり
あとはほとんど週3回カウンセリングのおかげで
平穏に過ごしてます。

keikoさん
毎日どれだけしんどさをばねに変えて支えてらっしゃる姿に
本当に手を差し伸べご苦労様と伝えたい‥
体だけはご無理なさらないでくださいね‥

それとパセリさん
私生意気なこと言ってごめんなさい‥
あなたは3ヶ月の中でまだ心の葛藤と戦っていらっしゃるのに
私は恨みも懐かしさに変わってきますなんて言ってしまって
お仕事、お子さんの事しっかり配慮して‥しんどさと戦ってるのに
本当にごめんなさい
なんかの本でこんなことが書いてありました。
許せないで憎しみを抱えている方がずっとずっと苦しんだ。
だからつらい体験をした自分自身を許そう‥
あーなんかまた生意気でごめんなさい
でも私もここの人たちに一人じゃないって教えられました。
一言誤りたかったのに(>_<)

くじらさん
元気ですか?

それでは久々の仕事にいてまいります



357 ビマルさん パセリ 2003/07/30 13:58
女性 / 30歳台 / 夫 / 3ヶ月以内 / 西日本
お医者様にも言われてるんですよ。
恨んだって自分が苦しいだけだから・・・って。
でも、まだまだ恨んじゃう。
お墓参りに行っても心の中で「絶対許さないから」って
思ってしまうほど。。。
でも、子供には内緒です。

生意気なんかじゃないですよ。
私もここでたくさんの方達に助けられています。
ビマルさんにもね。ありがとうございます。
お互い一緒に頑張りましょう。

ビマルさんもお仕事、大変だと思うけど(同業者ですものね)
お体に気をつけてくださいね。



358 許す?許さない? すずか 2003/07/30 17:28
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
ビマルさん パセリさん こんにちは

「恨んでも辛い」っていうのは、本当ですね。
で、最近、私もなんだか怒っているのに疲れてしまって、どうでもいい感じになってます。

でも、私のポリシーは「許さない女」なのです。
ゴッドファーザーが大好きで、あの映画のテーマは「許さない男」(←マイケルのこと)だと思っているのですが、マイケルは家族の裏切り者を絶対許さなくて、そのために奥さんと離婚し、兄を殺しますよね。(でも、すごく傷ついているわけですが)あの生き方がカッコよくて、私、マイケルになりたいって思っているんですよ。(何だか、この意見、反感も買いそう・・)

許さないのって超エネルギーが要ります。
怒っている時に、許そうって思うのと同じくらい。
結局、怒りとか安らぎとかいう感情はコントロールできず、なるようになるってことでしょうか。

私もね、この間、お墓参りはしたけど、手なんて合わせませんでした。子供に手を合わさせただけ。
心の中で思ったことは、「生きてる方が大変だよ。」ってことです。

子供は鋭いから、なんとなく感じていて、すぐに「家に帰りたい」と言い出し、「お父さんがいなくてもさびしくない」と言ってました。そう言わせてるのは私です。もともと、思っていることが全身に表れてしまうタチなので、子供に悪いなーと思いつつ、今のところ、打つ手なし。

医療関係の書き込みでなくてスミマセン。


359 ピマル もとこ 2003/07/30 22:42
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
ピマルさん、
随分、落ち着かれてたようですね。そんな時間がなるべく長く続くといいですね。そして、また気分が落ち込んでも、こんな気持ち、環境になれた事を思い出せるってことですもんね。

私は、「焦り」からくるのか、空回り状態・・・
週一回の通院、数分間の先生との診察・・話したい事が上手く伝わらない事も・・・次回の診察からはもう少し時間をとってもらえると思うんだけど。(強く言えない・・・からどうなるかわからないけど・・・)大きな大学病院(システム)の問題点???





360 診療時間 keiko 2003/07/31 00:22
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
夫は、口べたで、せっかく空いてる病院にかかってるのに、
全然有効に利用できてなかった。
こないだ、私は、「もったいないから、もっとちゃんと話し」と、
極めて関西人的に夫に言いました。
「値段一緒なんやから。」
それで、夫は、その後の心理の変化とか、
自分の状況を、またしてもワープロで打って、
何枚も打ち出して、持っていっていました。
それで、薬の量が増えて、安定してきてる状態です。
治療に前向きになったきっかけは、
確かに感情爆発だったと思うけどね。

その後、ほっておくと、また、肝心のことが、聞けない状態。
メモをしても、整理できていないように思える。
今度は、私から、質問や疑問を書いてもたせようか。

診療時間が限られると、言いたいことがいえない、
それで、あせると聞くはずのこと忘れる。
更に、緊張が高まると、そこで言われたことまで忘れる。
その後自己嫌悪に陥る。

悪循環ですね。
やっぱり、まず、手書きでも何でも、
1枚に一つの質問や疑問を書いて、
それを何枚か用意して更にコピーして
診察の開始で、最初に相手にコピーを全部渡してします、
次に個々の問題についてのコメントを手元の原本に記入する。
せっかくの通院を無駄にしないなために




361 近くにいるもう1人のドクター もとこ 2003/08/01 23:48
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
また、最近眠るのが怖くなってきた。夢と現実、感情・・・・
「おまえなんか死んでしまえ」夢の中での声なのに・・・・
その声に自責の念を抱き、そうしてしまうのではないかという恐怖、不安。
「自分を傷つけることは、絶対にしない、してはいけないと」これだけは、生涯、心に誓っているのに・・・・

今通院しているのは某大学病院で、行くのに車を運転して1時間かかる。
また、予約していないときは例え主治医がいても、その日の担当のドクターになってしまう。辛いときに分かってもらえる程のコミィニケーションがとれない。(患者もドクターも)

先日、どうにも感情のコントロールが効かなくなり、今の大学病院を紹介してくれた、心療内科のクリニックに駆け込んでしまった。もう、受付時間を過ぎていたのに。
話を聞いてもらい、アドバイスもいただき、頓服の薬も出してもらった。

二つの病院が1人の患者の病状をお互いに把握できる様なシステムが出来るといいのに。


363 正しい理解とは? 青葉 2003/08/02 23:34
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以内 / 関東
まず最初に、
keikoさんには既に化石のようになってしまっている過去の書き込みをお読みいただき、
癒しと語らいの掲示板にご感想までいただいてありがとうございました。

さて、次の部分ですが、
>うつ病についての正しい理解を広めようとする動きが加速しているように思います。

どのような病気であっても早期発見早期治療が望ましいわけですから、
病気に対する理解が進む事で、
早い時期に医療へ繋がって軽症のうちに治療が進めば、悲劇を食い止める事になるのでしょう。

では、「正しい理解」とはどのようなものなのでしょうか?
keikoさんはどの様にお考えですか?

私の中では、精神科の医療についての不安が完全に消えているわけではありませんし、うつ病に関しても多くの疑問が残っております。

例えば、
うつ状態とうつ病の境界、投薬とカウンセリングの効果と限界、医療者と患者・家族の望ましい関係、受診できる機関のネットワークは?、軽い心の風邪が進んで重篤になった場合の家族の支援のあり方と限界等々です。

この辺りのことに関して、ある程度信頼おける情報が示されるともっと楽な気持ちで医療へと結びつく様に私は感じています。

最近は治験薬についての広告も目にしますが、
薬は使い方を間違えると毒にもなり得るのですし、また副作用の問題もありますから、出来れば予防に努めたいというのが私の本音の部分です。

このストレスフルな社会にあって、どの様にメンタルヘルスを心掛けるのか、
セルフカウンセリングの可能性も自分なりに探っていきたいテーマでもあります。


364 心を癒せるということ もとこ 2003/08/03 14:12
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
青葉さんの投稿、
>例えば、
>うつ状態とうつ病の境界、投薬とカウンセリングの効果と限
>界、医療者と患者・家族の望ましい関係、受診できる機関のネ>ットワークは?、軽い心の風邪が進んで重篤になった場合の家>族の支援のあり方と限界等々です。

>この辺りのことに関して、ある程度信頼おける情報が示される>ともっと楽な気持ちで医療へと結びつく様に私は感じています。

鬱にかぎらず、PTSDや、統合失調症、様々な精神疾患に対する
「正しい理解」。自死遺族に対する「正しい理解」。

これは、社会(地域)的な理解、医療、福祉の世界の理解、患者や家族、遺族の理解。様々な視点がありますよね。ついでに言えば、国を挙げての対策的な視点も。データをあげても、様々なところでの「正しい理解」がなされていかなければ、とおもうのですが。

医療一つとっても、様々な見解があり、患者や関係者、遺族が
振り回されていてはいけないと実感しています。




365 もとこさんへ keiko 2003/08/03 15:06
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
本当は、二重にお医者様にかかってはいけないのでしょうか。
私は、二重になっていますけれども。

身近な本当にすぐに駆け込めるところのお医者様は、
普段は投薬のためだけに、考えています。
だって、あんまりにもカウンセリングマインドがないんだもの。
だけど、やっぱり、いざとなったら、駆け込むのは、近いところ。
いくらよく話を聞いてくださっても、自分が整理できる先生でも、
遠くて、診療時間が限られていては、いつでもってわけにはねぇ。

私が、いいお医者様だという母の知り合いの紹介で、
最初に実家の近く(それでも車で30分以上)のクリニックを
訪ねたのだから、それはそれで、良かったのだけれど、
新幹線で3時間はちょっと通えないので、月に2回、今月は1回です。
それでも、落ち着きます。
先生の一言一言、傾聴する姿勢の見せ方は、
単にプロだからだけではないものを感じさせます。

私は、職業柄、カウンセラーや精神科のお医者様の知り合いが、結構ありました。
拒食症や、不登校をたくさん見てこられたお医者様がおっしゃっていました。
精神科のカウンセリングなら、保健が利いて安くつきます。
だから、もっと、気軽に受診してくださいって。

カウンセリングに関しては、本当に安くつきますよね。
それに、医療サイドならではのアドバイスもあります。
入院なさってた大学病院も、お近くの親切なクリニックも、
どちらも、関係を保たれてはどうですか。
投薬の情報だけは、経時的変化も含めて、正しく伝わらないといけないけど。
それ以外には、クリニックの先生しだいではないでしょうか?


366 正しい理解 keiko 2003/08/03 19:43
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
非常に致死率の高い病気の初期症状を知ることは、とても大切なことだと思うんです。

本の少し前までは、女性の更年期障害がもたらすうつ症状や、
老人性のうつ症状はでさえ、一般には知られていませんでした。
最近では、男性の更年期障害のことも広く取り上げられるようになり、
自分の不調や、家族、知人の不調を、感じた時に、
一つのチョイスとして、更年期障害(若年性も含め)のチェックをって、
そんなふうになってると思います。

不登校も、摂食障害も、色々な捉え方はあるでしょうが、一般に知られるようになり、
小学校から高校、大学でも、対応を考えていますし、
誰にも起こり得るとの認識は一般化しました。
学校を離れての「引きこもり」という言葉も、もはや定着しました。

しかし、うつ病は、今がその緒についたばかりの時期のように思います。
時しも、新聞紙上には、子供のうつ病のことが語られるようになりました。

非常に個人的な感覚では、うつ病は、不登校などに比べ、まだ認知度が低いと思えます。
私は、家を離れて学生生活を送っていた娘が、
悪夢と早朝覚醒に苦しんでいることを知りませんでした。
しかも、それが常態化していたなんて。
娘のクラブ関係のお友達は、その悪夢の内容まで知っていて、
私はそのことを後から聞かされました。
もし、私が、その情報を知っていたら、きっと心療内科の受診をさせて、
大学は休学させてでも、自宅に連れて帰っていたと思います。

去年の4月か5月の始め頃、たった一度だけ、しかも電話での話の中で、
娘は、自転車で5分ほどの大学に通うのに、気力を振り絞っていると、
話しました。
私が、もっと、深刻にその時点で受け止めておけば、
私はここにいなかったでしょうか?
わかりません。 今となっては、すべて、わからないことです。
その時、私は、非常に愚かな謝ったアドバイスをし、娘を悲しませたと思います。

私は、彼女に遺されてから、初めてうつ病の本を読みました。
それまでも、摂食障害やら不登校やら、PTSDやら、スクラッチングやら、
色々なことを勉強し、相談を受け、医療とつないでいました。
しかし、私の職域では、うつ病は専門外で、まったく知識がありませんでした。

娘は、性感染症や食中毒、流感などの初期症状を学校で習っていました。
うつ病を疑うべきいくつかの初期症状例と、うつ病が一般的な病気であることを、
学校で学んでいれば、娘はもっと気軽に相談機関の窓口を訪ねたと思います。
大学内の診療所でも、窓口はあったのに。
娘は、原因不明のにきびに悩んでいて、こちらの方は、
その診療所の治療を受けていたくらいですから。

うつ症状が長く続き、生活に支障がある場合も、
娘のように表面上はまったく普通に生活できてしまう場合もあるようで、
スマイリング・デプレッションなんて、後から知りました。
そして、最初に娘が変調を感じ始めたのが、大学1年生の秋からだったこと、
どれほど辛く苦しかったかということ、
誰にもとうとう、本当の苦しみは打ち明けなかったこと、
それらを、娘が友人に宛てて書き、しかし出すことのできなかった、
一通の封書から、知りました。
警察を待つ間に、偶然見つけたその封書自体が、2年生の秋の日付でした。
この間も、学業は続け、単位は学部長が驚くほど山のように取り、
サークルでは代表者になり、休日もサークルと関連のお稽古にも打ち込み、
友人と海外に出かけ、山のような資料を残しています。
そして、2年生の終わりを待ちかねて逝きました。
今年の3月のちょうど真ん中の日でした。
直前の台湾旅行にも一人で出かけています。今度の最後になる旅も一人で。

3年にはならないと、決めていたと思います。
クラブ関連の手帖は、4月からは、一字も予定を入れていませんでした。
だから、多分、すごくさっぱりとした気持ちで、旅立ったと思います。
たまたま私が見つけた去年の秋の、親友宛ての、切手まで貼って、
とうとう出せないでいた封書以外には、本当に何も遺さずに。
ねじ切られて壊された携帯が、その意志の強さを物語っていました。

私は、正しい理解に、病気の線引きとか、医学的な内容とかまで想定していません。
そこまでの理解と知識は、持たないので。
ただ、
「うつ病は、誰もがかかりうる病気で、非常に増えているけど、
 あなたや、あなたの周りの人が、こんな状態の時には、
 可能性を考えて、気軽に相談してみよう。」
このことを、6・3・3の12年間で、たとえば毎年新学期とかに、
学校と家庭の間の配布物(保健室便りとか)昔、娘がもらってきてたように、
もらえるようになってほしいなって、思うんです。

娘の悪夢の内容は、10年前のいじめを思わせるものでした。
PTSDだったと思います。一時期安定していたので、うかつでした。
私の15以上前からの関心をもって取り組んできたテーマは、
長期に渡るいじめの残した心の傷が、その後に及ぼす影響でした。
いつか、お薬を飲まなくても不安神経症の発作が出なくなったら、
もう一度取り組みたいと思っています。
5年先、10年先、もっと先かもしれませんが。いつか。



367 うつ病の正しい理解について すずか 2003/08/04 16:38
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
青葉さん、お久しぶりです。

私も精神科医療に大変な不安を持つ1人ですが、もとこさんが書かれているように、いろいろな視点があると思うんですよね。

で、私が強調したい視点は、生物学的視点。
薬の効き方は個体(個人)ごとに違うはず。
そして、必ず生物学的に説明できるはず(これは、もともと基礎科学専攻の私の信念なのですが)。
そこのところがどれだけ研究されているんだろう。

前にも書きましたが、すごく疑問なのは、セロトニンの量なんて、診察中に全然調べてないじゃないですか。
それなのに、セロトニン量を調節する薬を処方するという治療法が一般的に行われているんですよね。

これって、アメリカ的治療ですよね。メカニズムは不明だけど、統計的に有意。
当然、有効な場合が多いわけだけど、訴訟社会ではないので、大きくはずした時に全く救われません。失敗に対する補償がないなら、投薬は保守的であるべきだと思うのですが。

もちろん、うつで希死念慮があるときは、意味があると思うのですが、夫は全く死にたいとは言ったことがなく、パキシルを飲みだしてから躁+死にたいになってしまったので。

以上のように思うのですが、どうでしょうか。


368 keikoさんへ すずか 2003/08/04 17:04
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
先ほどの書き込みに追加なのですが、keikoさんは、医者に行かなかったことを非常に後悔しておいでなのだと思います。

それに対して、私は医者に行ったことを非常に後悔しています。

しかし、根っこは共通したところがあって、うつ病(躁うつ病)に対して、自分自身の知識がなさ過ぎたということなのだと思います。

その意味でうつ病について、報道されることはよいことだと思います。少しでも知識を得るチャンスが増えますから。

しかし、その時に医者の敷居が低くなっても医者のレベルが低いままでは救いがない、と思うわけです。

だから、うつなら医者に、最近はいい薬があります、という報道だけでは不十分で、もっとうつ病の、病気としての仕組みを知らせてもらいたいな、と思います。


369 恥ずかしながら…… keiko 2003/08/04 23:19
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
私のうつ病への知識といったら、
躁鬱病という病気があって、
そのうつの時のこと。
こんな調子だったんです。

ひどい勘違いですが、本当でした。
そのくらい無知だったんです。

お薬の本を読んで、インターネットで調べて、今では、はっきりと違いもわかるし、
躁鬱の人には、うつ病の薬を出す時に非常に注意が必要とか、知りました。
また、癲癇の症歴があれば、別の意味で注意を要することも。

夫はパキシルを飲んでいます。
私の投薬上の主治医の先生は、出さないと決めてると、言われました。

また、私や夫の最初の先生は、古いタイプの、効き目の早く強い薬を出されてました。
夫の非常に若い新しい先生は、「今時使わない薬ですよ、」って、一言。
そして、パキシルです。
でも、自死念慮の不安の大きいケースでは、古いタイプので、とにかくしのぐ、
そんな方法が、一般的のように思います。

色々な薬の説明も、してもらっていますが、うつ状態の夫の耳には、ほとんど残りません。
毎食後のソラナックスと、夕食後のパキシルの名前の区別もつかない。
むしろ、私が聞きに行きたいくらいです。あれこれ心配するくらいなら。






370 keikoさんへ もとこ 2003/08/07 00:54
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
わたしは、当初個人の心療内科のあるクリニックに通い、そこからの紹介で、某大学病院に入院しました。退院した現在、基本的には大学病院に週1回診察を受けにいっていますが、先日、どうにもならない不安、恐怖が襲いかかってきて、個人の心療内科にいきました。

1人の患者にたいして、ドクター(病院)間での患者の病状、訴え、などの情報が上手く把握できる様なシステムが出来る必要性があると思うんです。
ドクター間の情報交換、カルテ等の病院間での把握、共有。




371 もとこさんへ keiko 2003/08/07 07:56
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
基本的な質問でごめんなさいね。
カルテって、セカンドオピニオンを求めに
他の病院に行ったりするときの為に、
請求することってできないんですか?

もしできたら、大学病院にも、
御近所の心療内科に向けて、
カルテをいただけないかなって、
素人考えでは思います。

主人が、タチの悪い親知らずを抜くのに、
かかりつけの歯医者さん(個人病院)から
大きな病院の口腔外科を紹介された時は、
カルテも、いただいて行ったので。
もっとも口腔外科での手術は失敗し、
無償でのやり直し手術が有りました!

それに、同じく主人なんですが、
難治性の潰瘍性大腸炎を長く患っていて、
十数年かかっていたお医者様が廃業された時、
地域の県立病院に移りました。
多分カルテも移ったと思います。
その時に初めて、潰瘍性大腸炎が、
治療費の補助のある、重大な疾患であると、認識しました。
それまでの十何年間は、補助を受けていませんでした!
お医者さんが、一言もそんな制度のことを、言われなかったんですよ。

カルテの写しって、簡単にはもらえないのでしょうか?



372 keiko もとこ 2003/08/10 21:29
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
その時に初めて、潰瘍性大腸炎が、
治療費の補助のある、重大な疾患であると、認識しました。
それまでの十何年間は、補助を受けていませんでした!
お医者さんが、一言もそんな制度のことを、言われなかったんですよ。



373 まちがえた。ごめんなさい。 もとこ 2003/08/10 22:07
女性 / 20歳台 / その他 / 1年以内 / 関東
keikoさんへ
>その時に初めて、潰瘍性大腸炎が、
>治療費の補助のある、重大な疾患であると、認識しました。
>それまでの十何年間は、補助を受けていませんでした!
>お医者さんが、一言もそんな制度のことを、言われなかったん>ですよ。

難病指定になっている疾患の場合、さかのぼって何年間分の補助金の請求が出来ると聞いたことがあるのですが・・・あいまいな知識ですみません。

わたしは、このサイトで精神障害者通院公費負担制度のことを教えていただき、現在の自己負担は5%です。(その他の疾患については従来どおり)

カルテの病院間の開示についてはその病院によって対応が待ち待ちって状態なんではないでしょうか。



374 なんででしょうか? 歌うたい 2003/08/13 01:16
女性 / 20歳台 / 弟 / 3年以内 / 九州
 最近無性に孤独感に襲われます。きちんと薬&気分転換
しているつもりなんですが。友達に、
「一年間歌うたいが、うつ病みたいになるから、うつった」
と言われました。そうなんです、私が心の病になりだして
皆なぜか、私も鬱かもとか、対人恐怖症かも・・・。
とか・・なんだか、楽しそう。私のリスカの後をみつけた
友人は「すごいね!!」と、むしろ楽しそう・・。
なんだか、この世の全ての人が私の行動、言動、不幸なこと
楽しそうに、羨ましそうにみえてしまいます。
病院の先生にそのはなしをしたら、今皆こんな時代で
逃げ場所を探していて、手っ取り早いのが、うつという事
で自分の怠けを、盾にしだしてる人も増えてるとの事・・。
正直迷惑なんだよね。私たちみたいに、マジで必死で闘おう
としてる人間には。なのに本当に増えているみたいです・・。
私なんか早く薬のなくなる生活に戻りたいのに・・。
薬が増えるたび落ち込み、減ると安心の繰り返しです。
この苦しみ、なんでわかってくれないのかなぁ・・。
弟が生きていた頃のように本当は元気に笑いたいのよ私・・。
もっと精神科とか心のケアに一般の人に理解してほしいですね
皆、がんばってるんだから。



375 歌うたいさんへ、 keiko 2003/08/15 11:16
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
今は、過渡期なんでしょうね。
「うつ」についての情報が、一気に広がり、
病気としてのうつ病と、
短期的な症状としてのうつ状態と、
一時的な気分の落ち込みや、無気力と、
なんでもかんでも、「うつ」……

もう、20年以上前ですが、「自閉症」という言葉が、
広く知られるようになった頃も、そうでした。

なんでも、自閉的傾向、自閉症って、自称する人が増えました。
今は、自閉症が正しく知られるようになって、
以前のように、自称する人は、いなくなりましたよね。

代わりに、「引きこもり」って言葉を、誰でも遣う時期がありました。
現象としての引きこもりの原因は様々なので、一概には言えないでしょうが、
私は、治療を要するような引きこもりの苦しさを相談されて見知っていたので、
気楽に遣う人が、すごく嫌でした。

登校拒否もそうです。
不登校の本当の苦しみを分らない人が、
わがままを通すために数日間学校を休むのを
親は大騒ぎして、登校拒否だって……
後で聞いたら、ただのストライキだったなんてことが、まま有ります。

「きょひる」なんて、言葉を子供達は遣っていました。
今では、現象として「不登校」と表現し、
原因が様々であることも、認知されてきていますが。

不登校から、社会的引きこもり。
本人も家族も本当につらい思いをしているのに、
平気で言葉をもてあそぶ人が、まだまだいます。

「うつ」も、しばらくは同じような扱いを受けるのでしょうね。
本当に苦しんでいる人が、傷つくとも知らずに、言い散らす人。
根底に、実は自分は違うのだと言う意識が見えるとき、本当に怒りを覚えます。
偏見と、差別意識を感じることも。

社会全体がイライラし、ギスギスしているでしょう?
娘のことを思うと、今の社会は、辛すぎたのだろうかって……
娘の2倍以上を生きて、半分は男中心社会の中で、生きてきて、
心臓にも、鉄のよろいを着てるはずの私でも、
5年先10年先の、自分の仕事、家族、社会、日本、地球って、考えると、
明るい気持ちを持てなくなりそうですもの。

辛いですよね。
でも、医療の力を借りてでも、乗り越えていきましょうね。
前にも書いたけど魔法の呪文「アホとは、口きかん!」を、
一日に何回も、心の中で唱えながら、私は今日も、薬を飲みます。


376 もとこさん、 keiko 2003/08/15 11:32
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
今日、実家で新聞を読んでいたら、
夫の罹っている潰瘍性大腸炎などの、
難治性内臓疾患のための支え合う家族の会
についての、地域での案内が載っていました。

それほどの病気だと言う自覚が、本人には、絶対欠落してましたね。
毎晩、あほほど食べて、ビールぐびぐび飲んで、
そのまま寝るという日常を、
治療費の補助を受けるようになってからの数年間も続けてました。
彼には、返還請求する権利はないし、
今年の3月までの補助を受けてた分だって、彼が返さなきゃいけないくらい。

3月の娘のことがあって、精神科の治療を受け始めてから、
やっと、服薬のために、ビールを低アルコールのに代えて、
暴飲暴食ができなくなったところです。
それまでは、潰瘍性大腸炎の治療のための薬を何種類も、
ビールで飲んでた、大馬鹿者です。
今は、内臓の調子は良くなり、ビール腹もすっきりと痩せてきました。

本当に必要な人のために、手厚く支給すべきだと、改めて感じました。



377 難しいね・・・ もとこ 2003/08/17 13:09
女性 / 20歳台 / 複数 / 1年以内 / 関東
歌うたいさんへ
>「一年間歌うたいが、うつ病みたいになるから、うつった」
>と言われました。そうなんです、私が心の病になりだして
>皆なぜか、私も鬱かもとか、対人恐怖症かも・・・。
>とか・・なんだか、楽しそう。私のリスカの後をみつけた
>友人は「すごいね!!」と、むしろ楽しそう・・。

なんてこと!!お辛かったでしょうね。自分に置き換えて考えると本当に辛く、怒りを覚えます。

>弟が生きていた頃のように本当は元気に笑いたいのよ私・・。
>もっと精神科とか心のケアに一般の人に理解してほしいですね
>皆、がんばってるんだから。

私も心からそんな日がやってくることを祈っています。
お互いにいつまでも、傍観者では、理解しあえないですよね。
当事者の私たちが、できる事、今すぐとはいきませんが、皆で、ゆっくりとでもいいから、考えていかなければとおもいます。

keikoさんへ
keikoさんのおっしゃるとおり「自閉症」「ひきこもり」「登校拒否・不登校」これらの言葉は広く知られるようになりましたよね。しかし、やはりkeikoさんもおっしゃっているように、
>本人も家族も本当につらい思いをしているのに、
>平気で言葉をもてあそぶ人が、まだまだいます。

私の仕事(現在は休職中ですが)は知的障害者厚生施設の指導員です。重度、最重度の利用者の方の日常生活の支援、援助が主な業務です。
偏見、差別、心無い言葉や、態度に、悔しく、怒りを覚え、言葉に出来ない利用者の「心」の無念さを痛感させられる事が、多々あります。やっぱり、傷つけあう社会ではいけない。やはり、
考え、行動を起こさないと、とおもいます。






378 長いディスカッションの末に keiko 2003/08/18 08:30
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
帰省先からの車中が、8時間に及び、
嫌でも夫と会話しなければならなくて、
色々なことを話し合いました。

現在夫は、20から30に増えたパキシルと毎食後のソラナックスのほかに、
寝る前のレスリン25と睡眠薬サイレース2とを心療内科の薬として飲んでいます。
サイレース2は、もともと2から1になり、また、2に増やしてもらったのですが、
その原因は、夜間の排尿のための睡眠の中断が辛いというものでした。
非常に寝付きもよく、別段、必要ないと感じながら、
以前からの悩みであった夜中のトイレに、
起きずに済むからという理由で、サイレースを増やしてもらっていて、
しかも、効かなくなってやはり2回はトイレに起きています。
原因は、別の病気、多分20年越しの前立腺関係の病気です。

根本的な治療を必要とする前立腺関係の病気を放置して、
睡眠薬の効き目がなくなったと、こぼすので、とうとう、お説教をしてしまいました。

白内障か緑内障の傾向があるとも眼科で言われているのを、放置しています。

心の痛みを埋めるために、これから家を改造して、大型犬を飼うと言っておいて、
前立腺がもしもガンだったり、白内障でなくて、緑内障の初期だったりしたら、
大変なことになります。
家の改造計画よりも何よりも、まず、自身の健康管理をきちんとするように、とうとう言いました。

本人も、パキシルを飲んで気分が晴れている自覚が有るので、
薬に対しての信頼は高いのですが、頼りすぎているような気がしました。

寝る前にレスリンを飲んでいることを、さっき確認するまで、忘れていました。
毎晩ちゃんと飲んでいるのに、それが、何のための薬だか、わからない。
自分のこととして、今の治療をきちんと認識できていない気がしました。

現在パキシルは、夕食の前でもとにかく6時に家に帰ってたら、
飲んでおくことにしてあります。

そうしないと、寝る直前、パキシルもソラナックスも、レスリンもサイレースも、
大量の潰瘍性大腸炎の薬と一緒に、1時間以内にすべてを飲むことに。

レスリンが、本当に必要なのかも含めて、次の心療内科の受診時に、
サイレースの減薬を相談するように言いました。
本人は、勝手に止めるつもりだったので、それだけはだめって。
しんどいけど、とにかく、きちんと身体を自分のこととして大切にしてほしいです。




379 夫の変化 keiko 2003/08/20 22:09
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
やっと、自分の病気を治療することにしてくれました。
痛風と、潰瘍性大腸炎と、うつ症状のの薬のほかに、
前立腺炎のための薬が増えました。
肥大は、3倍近くなっていました。
白内障は、経過観察に。

生き物を飼うために、少し、前向きになりつつある、夫です。


381 keikoさんへ もとこ 2003/08/22 01:52
女性 / 20歳台 / 複数 / 1年以内 / 関東
旦那さんが自分の心身の健康に目をそらさず、少しでも前向きになられたこと、なんだか自分の事のように嬉しいです。

そしてkeikoさんから、話し合うことの大切さを教えてもらいました。

私は、今日中学3年生の時からの親友にまさに「お説教」をしました。糖尿病の彼女、約一ヶ月の入院をして、生活改善をし、退院後しばらくはきちんと食事ノートを付け、運動量も考えた生活をしていたのですが、何事も長く続けることが苦手で、やはり今回も、油断という悪魔に負けている様子で、せっかく減った体重も、戻り、増えた様子。糖尿病の合併症も怖いですからね。



382 もとこさんへ keiko 2003/08/22 22:20
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿
話し合いは、なかなか向かい合ってはできにくいものですよね。
私も、隣に並んで座っていなきゃ仕方ない時間が有ったから、
色々なことを伝えられたって、思います。

病気を抱えてる夫は、今まで色んなことから逃げてきた人。
でも、娘の与えた事実からは、逃げられないから、
今はこれまでの人生の最大の正念場ですからね。

退屈だから娘を呼んだんじゃないかって、お友達も話してた、
娘の高校時代の恩師は、糖尿病で亡くなりました。
現役の頃には、片足の切除もされていましたし、
最後は糖尿性の腎症で透析を続けて、とうとう意識が無い状態に。
娘の1ヶ月前でした。

糖尿病って、本当に怖い病気ですね。
最愛の孫を失った私の父が脳梗塞を起こしたのも、
元は長く患っている糖尿病がストレスで悪化したせいです。

あれだけの生活習慣病を抱えてる夫が、糖尿だけは出ないのは、
毎日たくさんの水出し番茶を飲んで予防してるせいでしょうか。

自分のこととして、病気や老後の人生を考えるのは、
特に男性にとっては難しい怖いことのように見受けられますね。
女性でも、心が満たされない時、食欲に走ることって、ありますし。

明日は夫の精神科の受診日です。
きちんと、状況を説明できるといいんですけど。




383 医者の言葉 トンコッコ 2003/08/27 12:46
女性 / 30歳台 / 妹 / 5年以内 / 中部
妹が生きている時こんなことがありました。私は妹の[死にたい」という言葉で危機感を感じ妹が行っている医者にどんな症状なのか聞きたくて電話をしました。
もう妹1人の問題ではなく周りのみんなで協力しなければいけない段階だと思ったのでどうしたらいいのか聞きたかったのです。
ところが先生は「あなたの妹さんには困ってます。」と反対に文句を言われました。薬を飲まない、しょっちゅう来る、と、いわれ放題でした。心療内科だったか精神科だったかは覚えていませんが、もし自分の手におえないのであれば他の医者を紹介するとかいろいろできたと思いますが「困ります」といわれ医者が助けてくれないのなら誰がと思いました。それからまもなく自殺しました。
責めるつもりはありませんが死んでから電話しました。
「ご迷惑おかけしてすみません、お世話になりました。」医者も人間性で決まると思いました。国家試験の中に患者の立場、家族の立場に立てる人なのかという試験をいれてほしい。


384 そんなこと・・・ パセリ 2003/10/17 23:06
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 西日本
この前すっごく調子が悪くていつもの神経科に行った。
「先生、寂しくって寂しくって仕方がないんです。」
本当に落ち込んでたもんだから助けて欲しかった。
そしたら、
「そりゃ、家庭環境が環境やし、しゃあないわ。」
「・・・・」
そんな事わかってるんだけどなあ。
でも、いい人です。。。

で、この前より元気がないなあと言われ(だからいってるのに)
ルボックスというお薬追加となりました。
なんだか最近調子がよくなってきたので、とっても嬉しいです。
増やしたり減らしたり・・・なかなか自分に合うまで時間がかかりますね。気長にいこうと思います。


385 しゃあないわ。 keiko 2003/10/18 23:35
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 近畿

関西は、この一言でも済むんやもんなぁ。

パセリさんが、先生とちゃんとつながってるから、
「しゃあないわ。」でも、
「せやな」って……

娘の父親のかかってる若い先生は、薬にも、飲み方にも、うるさい。
「ソラナックスは、食後に」って、
胆汁がどうのこうので、その方が有効なんだって。

私の先生は、「しんどかったら、飲んだらええねん。無理せんと。」

私は、ええ加減なほうがええなぁ。
なんたって、早く効きそうやからって、炭酸水で飲んでるくらいやもん。
水で飲むこと、めったにない。
先生が聞いたら、おこるかなぁ。

パセリさん、暮れるのが早くなって来て、
行き帰りも、気温の差が激しい頃、
風邪、もらわんようにね。お互いね。

私も、最初の頃に、leeronさんから、
自分に合う処方が見つかるまでに、すごく時間のかかることや、
気長にいかなあかんことを教えてもらって、
気持ちが楽になったのを、覚えています。
ぼちぼち、行こう!

焦ってろくなことはない。
この7ヶ月間で、もう要らんて、思うくらい、こけた! 足打った!
つんのめったり、滑ったり、何かに引っかかったり。
ぼちぼち、行こう。ぼちぼち。
お医者さんにだけは、がまんせんと早めに行った方が良かったな。



386 せやね(^^) パセリ 2003/10/18 23:59
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 西日本
私もあの日から一ヶ月後に病院に飛び込んだ。
もう、自分が壊れそうっておもったん。

そう、先生はどっかのオッチャンみたいで気さくな人。
ちょっとええ加減。でも気に入ってます。

うちの神経科は、内科かもやってはるので
ホンマ、風邪もらわんように気をつけないけません。
あと、夜も時々仕事に出るようになったし
一番風邪ひくのが怖いです。(仕事に行かれへんもんね)

そうそう、keikoさん、足の方はもう大丈夫になりましたか?
いつか、調子悪いって言ってはったような・・・
(間違ってたらごめんなさい)

気長につき合っていこうと思います。
ホンマ、ぼちぼちいきましょう。

ありがとう、keikoさん(^-^)





387 職場では、 keiko 2003/10/19 11:34
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 近畿
いつインフルエンザの予防注射を受けに行くかが、
真剣に取りざたされる季節になってきました。
予防注射には、自分で休みを取っていかなきゃいけない上に、
費用の面でも、バカにならない。
(いくら関西でも、これは、「アホにならん」とは、言わない。)

でも、家族のためにも、仕事の性質上も、近年の流行を見ると、行くべきかと、
小さい子供やお年寄りと同居の同僚も悩んでいる。
新年早々に出張の決まっている同僚達は、
飛行機内でのSARSの感染まで心配している。

春から、お薬確保用に2週間に1度と、カウンセリング用に月に1度、
二つの心療内科に行ってるし、
おととしから更年期障害の治療のために産婦人科にかかってるし、
月命日には帰省するし、
もう、有給休暇はほぼ使い果たし状態。
しかし心の健康はお薬だよりでも、身体の方は自力でなんとかしたい。
健康は仕事の基本、つまり「飯の種」だもん。

うーん、病院はいつならすいてるんだ。




388 インフルエンザ パセリ 2003/10/20 22:35
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 西日本
去年、インフルエンザの予防接種をしたにもかかわらず
インフルエンザにかかってしまいました。

でも・・・
軽くで済みましたよ。

私は職業柄、もらっても、うつしてもいけないので受けただけなんだけど、受けといてよかったなって思いました。

しかし、子供達は卵アレルギーなのでインフルエンザの予防接種は
受けられません。
長男は2年連続でインフルエンザにかかってくれました^^;
でも、下の子は2年ともかかりませんでした。
・・・これって運みたいなものなんでしょうか。
自分がインフルエンザにかかるより、子供がかかる方が困ります。

私のかかっている神経科は内科もやっているので一度で済みそうです。
でも、市内に一件しかない神経科なのでいつも込んでるんですけどね。どうぞ、今年は誰もかかりませんように。。。



389 医師の人数・・・ もとこ 2003/10/21 02:59
女性 / 20歳台 / 1年以内 / 関東
現在、日本は諸外国に比べ、人口に対して医師の数が多いのだそうです。

しかし、医療の現場では本当にそうなの?とくびをかしげるほど、忙しそうに走り回っているドクターばかり。大きな大学病院や、総合病院もさることながら、開業医のドクターも、診察に、往診に、と。

沢山のドクターが生まれていく中、どうして人手不足と現場医療の質が
改善されないのでしょうか。


390 今日の朝刊 パセリ 2003/10/21 21:24
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 近畿
抗鬱剤のパキシルが18歳未満に投与禁止ってでてました。
投与すると自殺の危険性が高まる事がわかったんだそうです。
国内ではこの薬による問題は報告されていないと書いてあるけど、
なんで、抗鬱剤なのにね・・・
お薬にも自分に合う、合わないがあるのかなあ。
たくさんの種類を飲んでると、少々不安です。

でも、最近は調子がいいから自分に合ってきたんだろうな。


391 パキシル すずか 2003/10/25 14:50
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
何度か書いていますが、うちの夫はパキシルを服用していて死にました。これって薬害ではないかとも思い、薬害相談センターに連絡したのですが、自殺でしょ、何でここに相談するの?って感じで、すごく嫌な対応でした。
こういうのって、難しいです、とても。


392 すずかさんへ シノブ 2003/10/26 18:23
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
初めまして。メインの掲示板にも今日初めて書かせていただいたのですが・・
ここを覗いて、思わず書かずにはいられませんでした。
私の父も、パキシルを服用していました。
薬のせいじゃないか?という疑問がどうしても消えません。
でも、高齢だし、服用してもう1年半経つので、打ち消してきたのですが・・・
ちなみにパキシル20mg/day、ソラナックス1.2mg/day服用でした。


393 シノブさんへ すずか 2003/10/26 19:10
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
はじめまして。
夫はパキシルだけではなく、全部で5種類くらい服用していました。今、手元にないので、調べて書かせて頂きます。

しかし、なぜパキシルだと思うかといえば、私も安定剤等を服用したことがあるため、消去法です。

夫は死ぬちょうど一年前くらいにいくつかの落ち込むことが重なり、精神科へ行きました。その落ち込む出来事というのは、誰が考えても憂鬱になる出来事で、落ち込むことが病的だとは思えないようなことです。

病院へ行くとまずアナフラニールをいきなり処方されてきました。そして、約1ヶ月後にパキシルに変わり、その後1年弱服用していました。

パキシルを飲み始めてから、徐々に精神状態が不安定になり、この人は死ぬかもという予感が生まれてきました。だから、生命保険に入っていないことが急に恐ろしくなり、医者に行くのをやめた方がいいのではと言ったくらいです(精神病だと、まず、入れないと思ったので)。

その後は、もう何がなんだか分からない恐怖の時間でした。ひどい躁状態になって、いくつものとんでもないことをしでかしてくれました。

私は、パキシルを飲むと即、死にたくなるというより、精神状態をひどく不安定にする作用があるのではないかと思っています。この件に関しては、製造元のグラクソスミスクラインにも連絡しましたが、医師に相談するようにと言った回答で、パキシル服用者の具体的な精神状態、行動などについては、聞き出すことができませんでした。

シノブさんの場合はどういう状況だったのでしょうか。


394 すずかさんへ シノブ 2003/10/26 21:01
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
早速のレス、ありがとうございます。
納得がいかない、消し去れない気持ち、わかります。

ただ、レスを拝見してみて、すずかさんのご主人の場合とはずいぶん違うように思いました。(すみません)
父の死で薬が原因かと思ったのは、亡くなる直前の父の様子と、
死ぬための方法がつじつまが合わず、根拠として消去法で行くと
薬しか思い当たらなかったからです。

父は亡くなる当日、翌日の予定も立てていたし、一緒に行く場所の確認もされてました。
無くてはならないタバコが切れかけていたので、当日1カートン買ってきてくれと頼まれました。
その他にもたくさん「明日」に繋がる会話がありました。

そんな父が、私が帰った10分後には、もう火事で亡くなってました。
密室だったので、事件性はなく、ただ現場検証と司法解剖の結果で自死だとわかったんです。
(灯油反応があった、抵抗の形跡がなかった)

焼身という方法は、発作的に出来るものではないと心療内科の先生に聞きました。

そんなときに、パキシルの危険性をネットなどで知り
関連記事や、人の経験談で、衝動的な行動に出る可能性を知ったからです。
すずかさんのように、服用中から不安定になったりという
はっきりした根拠ではありません。

何か怒りをぶつける矛先が欲しいだけなのかもしれません。
そう思って何度も打ち消したのですが、なかなか消えないところに
すずかさんの書き込みを見たしだいです。

全然違っていて申し訳ありません。
そして、私の書き込みで不快な思いをされた方がおられましたら
すぐにそう書いてください。削除させていただきます。
長文すみません。




395 シノブさん すずか 2003/10/28 21:00
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
明日につながることは、彼にもありました。
そういうことが伝わらないのは、私の書き方も少し極端化もしれないですね。
実際、死ぬ日まで普通に仕事をしていて、たぶん、一緒に住んでいなければ、そんなにひどい状況だとは思われていなかったと思います。もちろん、ちょっと変だなと思った人は大勢いますけど。

一番、奇妙だったのは、死んだところを発見したとき、まだ蚊取り線香がついていたことです。死ぬ前に蚊が飛んでいて嫌だなあ、と思っていたというのが、不思議でした。

人間の頭の中というのは本当に不思議で、できれば、脳の研究を今から始めたいくらいですが、時間がなくて。

ご存じかもしれませんが、パキシルの薬理って不明なんですよ。
説明書にはっきりそう書いてあります。
セロトニン仮説があって、その上で合成された薬だと言うことは分かりますが、それだけなんですよね。

子供が泣いているので、また。



396 続きです すずか 2003/10/28 22:33
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
あわてて終了してしまい、失礼しました。

私も死んだ後で初めて躁病というものを知って、パキシルのせいだと思ったのですが、他に思い当たる節がないなら、原因の1つかもしれないと考えるのは、自然なのだと思います。

シノブさんの話とそれてしまって、申し訳ないのですが、最近はもう怒ってるというより、真実に少しでも近づけたらな、と思ってます。

もし、今もこの掲示板を医療関係者の方が見ていたら、教えてほしい。どうして、抗鬱剤が効き始めるのは、服用から4週間も経ってからなのかということを。

それって、セロトニンの増加が即、うつを改善するのではないということですよね。その割には、よく、セロトニンを増やす作用があるので、うつに効くって書かれてますよね。なんか、直感的に納得いかないんですけど。

本当に、専門家から見たら、馬鹿みたいな質問かもしれませんが、彼の担当医はそういう質問に答えてくれませんでした。

このような書き込みは以前もしたので、しつこいとは自分でも思っているのですが、誰か知っていたら教えて下さい。

最後にシノブさんへ、私はこうやって、あーだこーだ考えたり、調べたりすることで、生きる張り合いを作っている面があると感じています。

正直言って、たびたび死にたくなります。それは、これまで私は嫌なことに出くわすと、「別に死ぬわけではないから大丈夫」と乗り切ってきたからです。身近な人に死なれて、しかも死に顔がほっとしたような安らかな顔だったので、死ぬ方が楽なのか・・と自分のこれまでの考え方を全否定されたような気がするからです。

気の済むまで調べたりしてみてはどうでしょうか(いまだ落ち着かないので、あまり偉そうなことは言えませんが・・・)

では。


397 すずかさんへ シノブ 2003/10/30 22:49
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
レスありがとうございます。

パキシルの薬理が不明・・・ハッキリしないなと思いながらも、
改めてハッキリそう聞くと、怖いですね・・・
医者に聞いても「いい薬ですよ」としか言わないですし。
すずかさんの説明を読んで、自分があまりに薬を知らなかったことを実感します。
私も私なりに色々調べてみようと思います。

すずかさんもおっしゃってるように、あーだこーだと何か考えて動いてないと
もう生きる意味さえわからなって辛くなります。

>自分のこれまでの考え方を全否定されたような気がするからです。
辛いですね・・・私は亡くなり方がなくなり方だったので、遺体は見ていないのです。
怖くて見れなかった。信じたくない気持ちでいっぱいだった。
それでも、自分の存在や在り様をひっくり返された気分でしたもの。

パキシルそのものの記事ではありませんが、私が別の掲示板で教えてもらった記事を貼っておきますね。
後ろの方にパキシルのことも書いてあります。
http://adbusters.cool.ne.jp/prozac.htm

前にも書きましたが、不愉快を感じられたら即削除します。


398 怖い記事でした すずか 2003/11/01 15:14
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
シノブさんが教えてくれたページみました。
すごく、怖い記事でした。
ちょっと、極端な例が多いかもと思いつつ、結構あてはまってます。

秘密主義的な考えから明るみに出ないという意見もそのとおりです。私だって、「夫が薬をのんで、気がふれて、自殺した。」なんて、言えません。「働きすぎて、心臓発作で、死んだ。」ことになってます。こういう嘘をついたことが、よかったのかどうか。自分の本当の気持ちは知っている周りの人には言えず、孤立感があります。

自殺者が増加している背景に、経済問題だけでなく、安易あるいは不適切な抗うつ剤使用があるのではないかと思ってます。




399 先生様(-.-)y−゜゜ 天使のしっぽ 2003/11/03 22:37
女性 / 30歳台 / 妹 / 1年以内 / 日本国内
私は 病院を変えたのは 主治医が“説教”をする感じで 病院へ行って帰ってくると 逆に具合が悪くなっていたからです。
でも 今通っている病院は評判が良く主治医の先生も時間におわれて 忙しくお昼も食べないで患者を診ているような状態なので 私が行っても 待ち時間は一時間以上とかの日もあるのに 話すのは5分くらいの時もあります!前の病院は 主治医と40分も話した事もあったのですが・・・。うまくいきませんね 世の中何事も。

死んだ妹が自分から 家にいたくなくて入院していたのが 私が前に通っていた病院でした。主治医は私と同じで 暇があると妹を呼んで雑談をしていたようです。
でも結局 退院して半年もしないうちに妹は死を選びました。
だから その 主治医にも 自殺した事を連絡しました。
遺体も見たし 火葬場にもきました。

先生様は 家にお手伝いさんがいて 父も院長母も医療関係で
働いているようです。

妹は 死ぬ計画を立ててから実行したようです。
あんなに毎週きちんと通っていた 病院へ死ぬ
1週間前には 行かなかった。
私は 最後に妹は先生と何を 話したのか?
とても 気になりますが いまさら 聞いた所で
妹は もどってこないので きいていませんが、
もう その 先生の顔を見たくないです。正直・・・。



400 入院中お世話になった先生 もとこ 2003/11/04 02:03
女性 / 20歳台 / 1年以内 / 関東
先日、診察のあと、病棟の方に顔をだした。お見舞いに。

待ち時間に、N先生と話せた。入院中、このサイトの話、してあった。今でも時々、のぞきに来てるんだって。

とっても、やさしく、よく話を聞いてくれる。今は、外来も、病棟も、他のドクターの患者さんも、ってすっごく忙しいみたい。

N先生、今度のぞきに来たときはせめて、足跡ぐらいのこしってって・・・。

抽象的なことでもかまわない。ここに書かれている疑問や、不信感、不安・・・。アドバイスください。



401 すずかさんへ シノブ 2003/11/04 22:31
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
レスありがとうございます。
確かに極端な記事が多かったですね。でも事実なんですよね・・・怖い。

やはりほとんどの人が事実を隠すんですね。。
私も、親しい身内以外には、親戚ですら「火事で亡くなった」と言ってます。
>こういう嘘をついたことが、よかったのかどうか。自分の本当>の気持ちは知っている周りの人には言えず、孤立感があります。
今まさに私も悩んでいます。本当に孤独です。
でも、気持ちを、本当のことを話す勇気と言うか、気力がない・・・
何だか身動き取れないまま毎日を過ごしてます。

ただ、周りにいる医療関係の友達などに聞いてみたい気持ちもあります。
「何にごめんを言っていいかわからない」状態は辛いから。。



402 NHKの番組を見て。 天使のしっぽ 2003/11/06 23:06
女性 / 30歳台 / 妹 / 1年以内 / 日本国内
うつ病についての30分番組でしたが うつ病と知らないで“自殺”
している人がたくさんいる。とか言ってました。

確かに 妹もうつ病と診断されず 入院もしたのに
神経症だと 言われ続けていました。

病院をかえるのは あまりよくない事と言いますが
病院も商売だと思うし。 私は人によると思います。
つまり 病院をきちんと選ばないと 損をするのは
自分自身だと思います。



403 天使のしっぽさん シノブ 2003/11/08 02:29
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
>うつ病についての30分番組でしたが うつ病と知らないで“自殺”
>している人がたくさんいる。とか言ってました。

そうなんですか?
父が亡くなった後、心療内科の先生に「鬱病も併発してたんじゃないですか?」
って聞いたんですが、「そんな感じではなかったですねぇ」と言われました。
でも、そんなことが現実にあるんですね。。

何だかもう、何を信じていいのかわからなくなってきました。。


404 シノブさんへ☆ 天使のしっぽ 2003/11/09 01:05
女性 / 30歳台 / 妹 / 1年以内 / 日本国内
私の妹も 神経科に通っていましたが
その病院では 私も妹も“神経症”と
診断されて。でも 妹とは まったく
違う薬でした(((‥ )( ‥)))

そして 私は以前にもこのサイトに
カキコしたかもしれませんが
医師と合わず 自分で「うつ病じゃないか?」
って 思いはじめました。
それは 本やTVやネットで 症状が
うつ病とあまりにも 一致するので。
思い切って医師に「私 うつじゃないですか?」
とききましたが 答えは NOでした。

そして 違う病院へ行き。先生と話をしたら
“うつ病”と診断されました。
以前通っていた 病院で出されていた薬とは
睡眠薬も すべて 違います。
その今の主治医に妹の事を話したら
「妹さんも うつ病だった可能性が大ですね。
現実に 自殺してしまったのだから・・・。」
って 言ってました。

私は 自殺未遂を6,7回経験しています。
うつ病は 重いと逆に自殺できなくなります。
なぜなら 本当に 何もしたくなくなるからです。
食事や トイレにいたるまで おっくうに
なるからです。ましてや 死ぬのもおっくうに。
病院へ通い 薬である程度 回復して 動ける
ように なる時が実は要注意なのです。

私は小学生から
死んだ 妹は中学生の時から 自殺願望が
胸の奥底に ありました。

医者も人間ですから・・・。
私は医療関係の仕事をずっとしていましたが
医者のミスを 何回も見てしまって。
反省しているのならまだしも
みんなで 食事をしている時
「この前 間違っちゃて。なんとかごまかしたよ。」
なんて 先生が言っているのを聞いて。
私は“この人の右腕になんかなりたくない!」と
思ったと同時に 自分も汚い世界に染まって
しまったと 感じて今でも 自分が嫌いです。
すぐ 辞めればよかったと・・・。

シノブさんのお父様の事は 詳しくは
わかりませんが うつ病はTVで言ってましたけど
「仕事ができる人 几帳面」の人こそがかかりやすい
病気だと。だから 日本人に多いのだと。
頼まれたら嫌と言えないとか・・・。
つまり 真面目な人が多いようです。

私もシノブさんと同じで何を信じてよいか?
自分自身すら 信じれなくなっています。

人に「死にたい」と言ったら とめられますよね。
だから 自殺未遂で結局死ねなかった私ですが
死のうと 決めた時は 逆に自然に振舞って
いました。

でも 人間って“魔”がさすという事も
あるだろうし。
必ずしも 自殺者がみんなうつ病だとは
限られないみたいですけど。

医療関係の仕事をしていた時に もう
すっかり顔なじみだった患者さんの中にも
自殺した人は 2人いましたが
それこそ 私から見て信じられないと
いった感じでしたよ。
こっちのいう事をちゃんときいてくれるし
「ありがとうね」と帰りに言ってくれるし
礼儀正しいし。
逆に 文句ばかりいう患者さんは自殺は
しないだろうな。と、感じています。

それでは また・・・。
お役に立てなかったら申し訳ありません。

これから 夢の中で妹と会います・・・。



406 天使のしっぽさん シノブ 2003/11/11 21:47
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
レス、ありがとうございます。

今日の気分はどうですか?
医療現場の実態は、私も看護士の友達から色々聞いてます。
聞いてて悲しくなりました。身体の医者は信用出来ないなんて言いながら、
何故か心の医者は信用してたのです。無条件に。。。

そしてご自分の、辛い経験なのに書いてくれてありがとう。
父もまさに几帳面で仕事が出来る人でした。完ぺき主義で。
だからこそ不安神経症も自然なことのように思ってたんです。
けど、不安神経症から鬱病を併発することもあるんですよね・・・

回復期が1番危ないと言われるのも、そういう理由だったんですね。
どっちかと言うと父は文句ばかり言う人だったので、こういう人は自殺はしないって思ってた。
けど亡くなる少し前からは、薬のせいかとても穏やかでした。

ただ、焼身自殺と言う方法を取るのは、他の自殺とはちょっと意味合いが違うと聞いてます。
それで薬の影響を疑っているんですが、もう少し鬱病の可能性や根本的なところから考えてみます。
充分に参考になりました、ありがとう。

父のために出来ることが今何も無くなって、こんなことしか出来ないのは自己満足なんですが。

どうか、天使のしっぽさん、ぼちぼちとゆっくり急がず歩いてくださいね。



407 シノブさんへ☆ 天使のしっぽ 2003/11/11 22:24
女性 / 30歳台 / 妹 / 1年以内 / 日本国内
気分は ぼちぼちです。
明日は それこそ病院へ行きます。

そうですか 医療現場の実体知っているのですね。
心の病気は 目にみえないので複雑怪奇のようで。
うつ病から 分裂病(昔の名ですが)になったり
また病気がからんでしまうみたいな事聞きますね。
摂食障害とうつ病とか。

焼身自殺ですか・・・。
ある本によると『意志の強さや死ぬ覚悟の固さを
アピールするのにも最適である。』と書かれて
いたのを思い出します。
『誰かに インパクトを与えたい?』とも
書いてありました。
シノブさんこそ 辛い経験なさっているでは
ありませんか・・・。

言い忘れましたが 以前通っていた病院の院長に
「あなたみたいな病人が一番 お金になるんだよ。」
って マジで言われました。
信じられないでしょうけど 前年ながら本当です。



408 天使のしっぽさん シノブ 2003/11/14 00:05
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
こちらこそ、初めましてを言い忘れましたね。
レスありがとうございます。

ごめんなさい、答えはぼちぼちで充分なのに、どうですか?と聞いてしまいました。

そうなんです。覚悟の固さや訴え、アピール、インパクトなどと言われてます。
でも、うちの場合はそれが密室でなのです。
どんなに覚悟があっても、相当な辛さらしく、たいがいは転げまわるらしいんです。
でも、うちは転げまわってなくて・・・
心療内科の先生も、「つじつまが合わない」と頭を抱えてました。。

それで薬がどうとか、書いてしまいました。
辛い経験・・・あまりに壮絶すぎて、どこか意識の外に追いやってます。
薬がどうとか、自分をごまかしてるのかもしれません。
でも、やはり医者も薬も怖いし信じられないし、わからないことだらけなのは確かです。

天使のしっぽさんが通ってられた医者のその言葉
とても人間とは思えないですね・・・
そんな人が医者として、心が辛い人を診てるなんて。
本当に、自分が医者を見分ける目を持つしかないんですね・・・
しんどくて医者に行くのに・・・



409 ドクターの言葉 ありさのママ 2003/11/15 18:54
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
先日父が逝ってからずっと通院している心療内科へ
行きました。

父が逝ってからずっと心配していた事が現実になり
そのうえ頼りにしている家族が全然力になってくれず
もうボロボロですがるような思いで行ったのです。

そのドクターは父が逝ってからの我が家のゴタゴタを
全て通院のたびに話してきたので理解してくれていると
思ったのですが・・・。

私の話を聞いて「悲劇の主人公になるな」と
言われました。

もう2週間ほどたちますが今だに理解できません。

ドクターの真意がわかりません。

1時間以上もかけて通院する意味がないのでは?とまで
考えてしまいます。

とりあえず「暗い顔をしている私を見るのが耐えられない」と
家族から言われてしまったので別のところで「カウンセリング」を
うけてみようと思ってます。

私がドクターに「このつらさ・悲しさ・無念さ」を
わかって欲しいと思うのは間違いでしょうか?

うそでもいいから「負けないでがんばりなさい」と
言って欲しかった。

その帰りは泣きながら帰りました。




410 何てひどい・・・ シノブ 2003/11/15 20:01
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
ありさのママさん、初めまして。

誰が好き好んで悲劇の主人公になんかなるもんですか。
辛い状態から1番脱却したいのは本人なのに。。。
しかも、気持ちを計れない他人ならともかく
脱却を助ける立場である医者がそんなことを言うなんて・・・

頼らないで進めるなら、医者になんか行かないですよね。

そういえば、こんな話を聞いたことがありました。
心療内科じゃないんですが、私が以前父のことでお世話になったカウンセラーの先生が、
失敗談を話してくれました。

自分の受け持った人に、「もうそろそろ自分の足で立ってもいいんじゃないですか?」と言ったらしいです。
その先生にとっては「この人はもうあと一歩だ」と思って、後押しのつもりで言ったらしいんですが、
その一言で、それまで安定してきてたその人が一気に均整を崩したそうです。

自分の見込みが間違っていた、最大の失敗だったと言ってました。
プロも患者を見損なうことがあるということなんですね。

まだその先生は、自分の言った言葉の重さを受け止めてましたが
それでも患者にとっては取り返しのつかない傷です。

私自身は、カウンセリングは受けてましたが、心療内科は父のことでしか知らないので
何とも言えませんが、
行くことでつらくなるなら、行かない選択もあると思います。

どうか、気を落とさないで。私は、あなたが間違ってるとは思わないです。



411 精神医療の現状(本より) 花便り 2003/11/15 22:04

こちらの掲示板に来るのは初めてです。
こんにちは。

高橋祥友さんという精神科医が、
「自殺、そして遺された人々」(新興医学出版社)と言う本の中で、

・・・・・
 今では全国各地に多くの精神科専門の医療機関があって、うつ病、統合失調症、痴呆といったこころの病の治療については、医療機関による差はほとんどありません。
 しかし、死別の問題に対するケアとなると、十分な知識や経験のある精神科医は、残念ながらけっして多くはないのが現状です。
    …(中略)…
 死別の問題について十分に知識や経験のない精神科医のもとを受診すると、こころの傷がさらに深まってしまいかねないのです。極端な場合には、第一章で説明したような「二次的トラウマ」を負ってしまうことすら起きかねないのです。
・・・・・

と、書かれています。

この掲示板に来られるたくさんの方のお話を読んでいて、
その通りだなあと思います。

「同じ事を何度も話したくない」気持ちから、
医者を変えるというのは、非常に思い切りのいることですが、

自分にあったお医者さんを見つけるというのは大切なことだと感じます。



412 カウンセリング ありさのママ 2003/11/16 09:51
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
シノブさん レスありがとうございます。

以前1度カウンセリングしてもらった方と
約束がとれました。

これから言ってきます。

自分の気持ちを言葉にする事で少し整理できたらと
思います。

今日はあたたかいいいお天気ですね。

凍ってかたくなった自分が少し癒されるといいなぁと
期待しています。




413 得がたい出会い keiko 2003/11/17 19:50
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 近畿

私の主治医は、新幹線でこだまでは、3時間以上かけて会いに行き、
受付済ませてから、さらに2時間待ちは普通です。
今回の月命日の帰省では、3時からの午後の診療を受けるのに、
2時半に病院について、番号札をもらったら、午後の9番目でした。
めげずに、待合室に入って、なぜかまだ居た看護婦さんに、
保健証と番号札と、診察券を渡すと、
まだ午前の診療中でした。

9時前に始まった診療が2時半でもまだ終わっていません。
それから10分ほどして、先生が出てこられ、食事を採りに自宅に。
そして、お昼ごはんもそこそこに、3時から、午後の診療。

私の診療は、4時過ぎに名前を呼ばれましたが
始まったのは、更に10分後、診療室は3つあるので、
じっくり話を聞いてもらえる部屋が2つと、投薬を希望する人用1つ。
私は、今回は、じっくりの部屋を選んでいたので、待つのも長かった。

でも、待ってる間に、病院の待合室でも、自分の語りたいことをメモ。
今回は、原稿用紙2枚くらいびっしり。
それに沿って話して行きます。

聞いて欲しい話題や、アドバイスの欲しい話題、前回からの心の変化。

そうして、私は、先生の相槌と、柔らかい笑顔と、
本当に真剣に心配してくださるような表情とに、癒されます。

カウンセリングの過程では、自分の問題を自分が見つけ、
自分の力で時間をかけて解消して行ったり、
たいした問題ではないのだと、得心したり、
思いがけないところに問題の解決の糸口を見つけられたり‥‥

時には、単純な愚痴を話していても、先生の相槌は、本当に上手です。
今回も、最後に、本当に暖かい励ましをいただいたけれども、
それは、自分の口から出たことを、追認していただいたものでした。

山のように書いたメモは、実家に帰った後、全部びりびりに裂きました。
そうやって、自分を整理していくことを月に一度の月命日の帰省に
あわせて行っています。

得がたい出会いでした。
診療の後は、いつも、自分の仕事も反省します。
先生はプロ中のプロだと思いました。

皆さんも、地域の医療の中で、良い出会いがあるといいですね。
私は、お薬だけの先生も、自宅近くに持っています。
診療費が一緒なのは、本当に不思議です。
もったいないけど、お薬代だと思って、我慢しています。

ごめんね、近所のセンセ!




414 ありさのママさんへ☆ 天使のしっぽ 2003/11/21 00:07
女性 / 30歳台 / 妹 / 1年以内 / 日本国内
はじめまして、私も以前 そういう言葉を主治医だったドクター
から 言われました。
「あ〜あなたの話を聞いているとイライラしてくる。」
とか 「私だって そのくらいの暴力親から受けてるよ。」
「また その話・・・。」
「もう いいとしなんだから・・・。」

ただ 薬はこっちが 要求する薬をすんなり
出してくれましたよ。いろいろな 何種類も。

今は そこへは 行っていません。


415 他に移るといっても・・・ ありさのママ 2003/11/21 18:32
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
天使のしっぽさん レスありがとう。

他のクリニックに移るといってもどこへ
行ったらいいのか決められないのです。

正直困ってます。

私の場合父を自死で失っただけでなく
実母や親族とのゴタゴタがあり
新しいドクターに一から説明するのも
たいへんかなと・・・。

いっその事薬だけはKeikoさんのように近所の
クリニックでもらい気持ちはカウンセラーに
聞いてもらいながらいこうかなとも思ってます。

それともいろいろなクリニックへ行って自分に
あいそうなドクターを見つけるとか・・・。

でも他のクリニックに数年かかってた患者って
「紹介状」みたいなものをもっていかないと
だめなような気がします。

みなさん!どう思います?

ご意見お聞かせください。

お願いします。


417 ありさのママさんへ☆ 天使のしっぽ 2003/11/22 22:54
女性 / 30歳台 / 妹 / 1年以内 / 日本国内
そうですよね。
まったく 心当たりがないのでしたら
かえって 混乱させてしまったのでしょうか?
私の場合は 自分が以前通っていた病院から
今の病院へは やはり 周りの人の話から
“ここに行ってみよう”と思っていた矢先に
母が ひどいうつ状態になり それこそ
その病院へ連れて行きました。
でも 評判が良いため そしてドクターが
二人 ベットも19人分しかなく
入院も なんと 予約で・・・。
母は結局 総合病院の紹介状を渡されました。
が、そこの先生と相性がばっちりで
今では そう病?じゃないのというくらい
元気で しゃべってうるさいくらいです。
母はうつ病になってから 長いですが
「私の主治医の講演をきいて まさにそれだよ。
あなたは 治るよ。」とは 言っていますが。
なんと 言っても その評判が良すぎて
先生と話すのは 一ヵ月半後とかに
なっちゃて。
う〜ん 難しいな。病院にかかることも。


418 不信感 5月の風 2003/11/24 09:28
男性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 日本国内
 医者なんか不信感でいっぱいです。
傲慢で人を見下して、他人の気持ちを全く理解してくれない。
偉いのは認めましょう、私達より勉強もしてるし、
お金もかかってるし、先生となるまでの努力は認めましょう。
何故医者の免許は更新しなくていいのか?
簡単な車の免許でさえ3年〜5年で更新するのに、
医療ミスを犯しても頭をさげて「申し訳ございません」、
これでしまいですか、後は保険で金で片付けるんですか?
そんな医者は免許取り消しでしょ、
結局、健康保険なる馬鹿げた点数制度がだめなんでしょう、
薬を馬鹿ほど出して、精神科の薬って安いんですか、
患者は32条適用で何百円の払いですが、
医者はいくら国に請求するんですか?不思議です、
患者の顔を見てるんですか?
カルテだけ見て話をちょこっと聞いて、薬を増やして、
どんどん雪だるまのように増えていく、
人間ってそんなに簡単に薬だけで治るんですか?
そりゃゆっくり話を聞いてる暇はないでしょう、
金儲けですから、ビジネスですから、
でもね、患者は助けを求めて医者に掛かるんです、
自殺の手助けになる薬を貰いに行ってるんじゃないんです、
一回や二回のことでここまで医者嫌いにはなりません、
数えたらきりがないぐらいあります、
いい先生に当たるのは宝くじにあてるようなもんですかね、
確かにいい先生はいます、
今までにもいい先生に巡り会ったことも多々ありました、
でも比率でいうと1割に満たないと思います。

ある高級な街の神経科の先生、
この人はこの町の偉い役人の奥さんでした、
眠れなくてこの医院の診察を受けました、
ここでこう言われました、あなたは「き がい」ですと、
いまでこそ言ってはいけない言葉ですがこのころはまだ・・、
そして薬を処方されました、これが「き」の薬です、
これが「ち」の薬ですと、一つずつくれたそうです、
もちろん次の日に抗議にいきました、
でも知りませんとあしらわれました。
本当にあった馬鹿げた話です。

こんな積み重ねで今の自分がいること、
信頼できる医者がいない自分が不幸?
これってこの国の不幸ですね、
やはり高級なブランドのお医者様にかかれということですね、
一般庶民には縁のないようなお偉い先生に掛かれと、

あれこれ愚痴を書いちゃいましたすみません。

いい先生との信頼関係が築けてるかた羨ましいです。

管理人様、不愉快に思われたなら削除してください。




419 こたえはわかってるんだけど、 舞夢 2003/11/24 16:42
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 東日本
睡眠導入剤(アモバン錠)とアルコールって一緒にしないほうがよいんだよね?


420 舞夢さん シノブ 2003/11/27 00:54
女性 / 30歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 近畿
すみません、レスにはなりませんが
精神安定を促す薬とアルコールは、やはり相性が悪いんでしょうね。
私も、答えが欲しくてもがいてます。。


421 アルコール パセリ 2003/11/27 19:38
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 近畿
前に私は呑んでるよ・・・って
ここで白状した事があります。
当然ながら(?)私とアルコールは今も仲良しです。
ただ・・・薬を飲む2時間前にはお酒は呑まない。

あと、先生と約束した、昼間は呑まない。。。

無理して辞めるとストレスです。
私はよくないけれど、やっぱりお酒は救いです。
でも、先生と約束した昼間は呑まないし、
お酒の量も少なくしています。

主治医の先生に相談なさっては。。。?
私の先生は「呑むな」とは言っておられなかった。
今日も、インフルエンザの予防接種したついでに
喪中葉書が書けないと言ったら、書かなくていいよ〜〜
って、先生らしい言葉が返ってきた。
私は自分の思いを確かめるために病院に行って先生に会う。
必ず肯定してくれるだろうとわかってはいるけど
何となく先生にOKと言われるとホッとしてかえってきます。

私にとっては、とってもいい先生です。


422 酒は百薬の長 5月の風 2003/12/03 18:21
男性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 日本国内
 薬は万能じゃないと思う、
中毒になって怖いのは薬だと思う、
酒は中毒になったら怖いよ、でもね、
何千年も昔から飲まれてて度を越せば怖いけど、
適量なら(個人差はあるけど)本当にいい薬です。
ほどほどにね・・・
楽しんで飲んで眠れたらハッピーじゃないですか。





423 ゆるせない もとこ 2003/12/13 04:19
女性 / 20歳台 / 関東
先日、病院の地下にある食堂で、診察後お茶をしていたら、
隣にドクターが2人。大学病院なので何かのドクターかは、分からないけど、話の内容からすると外勤?(非常勤)の精神科以外のドクターらしい。

聞こえてきた話の内容は「院内で自殺されちまった。ああいう、おかしい、馬鹿は精神科にぶち込んでおけば・・・・」
ドクターとして、いえ、人間としてゆるせない。
話の内容も、その場が精神科のある病院の中であり、周りに患者が、自死遺族や、精神科の患者がいてもまったっく不自然でない環境なのに。

苦しくなって、沢山、たくさん、泣いた。


424 本当に赦せない! keiko 2003/12/13 19:24
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 近畿

なんてひどいことを。
もとこさん、どんなにお辛かったろう。

私も10月に同僚が自死した時、
私の抱える事情を知らない同僚の言葉で、
すごく傷ついていました。

色々な人がいて、一概には言えないんだけど、
本当に、医者として以前に、人間としてひどいですね。
何を目指し、何を求めて医者の道に進んだのかが、
一言一言に透けて見えるような人にも、
知らないで命を預けているんですね。

ずっと以前に、親しかった親戚の奥さんが、
内臓の病気での入院中に、ガンノイローゼになって、
本当はガンでもなんでもなかったのに、
退院の直前に外科の病院で飛び降りてしまいました。
手術もできないくらいに重いんだって、思い込んで。
病気への恐怖心や、家族への過度の気遣いが、
奥さんの心を病ませたんだって、今は思います。

病人は、生死に敏感になってるんだもの、
急激に、一気に進む鬱症状へのケアを、
むしろ、精神科以外の病棟でも考えてほしいくらいなのに‥‥



425 本当にね・・・ パセリ 2003/12/13 22:45
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 近畿
なにかの番組で、精神科医が鬱の早期発見には
他の科のドクターも鬱の症状についての知識と
判断が出来るようにと勉強会を開いた様子がでていたけれど・・・

ホント、酷いよね。
人間としても・・・許せないよね。












426 信頼できるものって もとこ 2003/12/14 21:58
女性 / 20歳台 / 関東
どこにあるんだろう?

医師の言葉、ひとつだけど、これって重大な医療ミスでもある。

というか、医師として存在してほしくない。

あの言葉が頭からはなれなくて。


427 医者に行ったために ジョン 2003/12/19 14:50
男性 / 50歳台 / 妻 / 5年以内 / 日本国内
5月の風さん

”助けを求めて医者に掛かる”って書いてありましたので。

医者に掛かったために かえって悪くなってしまう事あるみたいですよ。

30何年間 連れ添った私の妻は 前から変わった所はあったのですが
ある日 ひとりで精神科に相談に行きました。
”奥さん病気だから 内緒で薬を飲ませれば 治る。

渡された 水薬を医者の指示通りに お茶等に入れて 妻をだまして
飲ませました。
薬を飲ませ出してからは 妻は ”疲れる からだ調子わるい”と
元気は なくまりました。

私も おかしかったのです。
おとなしい からいい と思って やる時は分量の1,5倍ぐらい
どんどん その薬を飲ませました。

薬を飲ませ出してから 2ヵ月半後に 妻は自死をしました。

あとで、薬のメーカーに聞いたら ”そんな薬の飲ませ方を
したら かえって逆効果”と言われました。 




428 医者もいろいろ ねえちゃん 2003/12/20 23:39
女性 / 40歳台 / 弟 / 3ヶ月以内 / 関東
長くうつ病を患っていた弟の自死を発見した後、私自身の心のバランスも崩れそうになり、精神科を訪ねました。悩み相談みたいなことで受診していいのかと迷いましたが、お医者さまは私の体験を聞いてくださった後、「お辛かったでしょう」と心をこめて言って下さり、それだけで救われた思いがしました。診察室も癒し系の絵画や心の病気に関するパンフレットがおいてあり、先生の心遣いや治療姿勢が感じられます。これまでに何人か会った弟の主治医たちは、病人よりも病気を診るという印象が強く、患者の心の痛みに寄り添うということが感じられませんでした。だから今の先生に出会ったとき、「こういう精神科医もいるんだ」と嬉しかった。そしてこの先生なら弟を治せたかも、と残念にも思いました。どんな病気でもいえることですが、とくに心の病気の場合、治るかどうかは医者によるところが大きいように思います。


429 ジョンさんへ もとこ 2003/12/21 06:52
女性 / 20歳台 / 関東
ジョンさんへ
おかしな話ですよね。そのドクターはなにを基準に、患者本人にも看ずに、何の病気と診断し、薬を処方したのでしょうね。

本当に悔しくて涙が出ます。


ねえちゃん さんへ
>お医者さまは私の体験を聞いてくださった後、「お辛かったでしょ う」と心をこめて言って下さり、それだけで救われた思いがしまし  た。
このようなドクターばかりだと、安心して治療にとりくめるのにと、こころからおもいました。残念ながら現状は厳しいですけど・・・


430 新しいドクター ありさのママ 2003/12/25 19:55
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
以前にも書きこみましたが
私はドクターから「悲劇の主人公になるな」と
言われました。もう2ヶ月近く前ですが・・・。

どうしてそんな風に言われてしまうのか聞く間もなく
次の患者さんの順番になりました。

今日現在もわかりません。そして「悲劇の主人公」の気分も
そのままです。

かなり状態は悪くて薬を飲まないと生活出来ません。

でも、もうあのドクターのところへは行かないと決めました。

そして今は飲まずにとっておいた薬を飲んで
しのいでいます。

新しいドクターを探す事にしました。

予約は年明けになりましたがじっくり聞いてくれそうです。

私にはまだまだ薬やドクターの力が必要です。

自分がこころから信頼できるドクターに会えるまで
探そうと思います。

こころって外から見えないから自分にしか
つらさ・しんどさ・さみしさがわからないと思うのです。

はやく自分にとっていいドクターにめぐり合えるように
祈っています。


431 やめられない・・・ オネエ 2003/12/26 04:49
女性 / 40歳台 / 複数 / 10年以内 / 近畿
私は、どうしても 睡眠薬がないと あかん。どんだけ睡眠不足でも 飲まないと 途中で目が覚めて、不安と恐怖が起きてきて何年と縁が切れずに来ている。副作用のせいだと思われる頭痛も、ここんとこ酷くて 頓服の量も増えてきてる。娘も副作用で又ここのところ苦しんでる。吐き気と抵抗力が落ちてきてるせいだと思う。片目づつ目が膿んできて・・・ 薬の反対はリスク リスクを持ちながら・・・ 上手に付き合って行くしかないかと・・・ 思いながら いつか薬なしの生活が出来る様になれたらと・・・望んでいる。


432 あまりにつらくて・・・ ありさのママ 2003/12/26 21:18
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
今日あまりにつらくてとりあえず近所の
心療内科へ行ってこの年末を乗り越えようと
電話したら・・・。

受付の人がドクターに電話変わって
「他にかかっててうつ状態がひどい人はうちでは
診られません。精神科のある病院へ行ってください。」って
断られてしまった・・・・。

もし何かあったら困るからかな?

まさか拒否されるとは思わず・・・目が点・・・。

明日から大晦日までなんとか薬飲んだりして
仕事で気をまぎらわして乗り切るしかないようです。




433 オネエさんへ keiko 2003/12/27 17:05
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 近畿

私は、抗うつ剤と抗不安薬(デパスorデムナットmg)
寝る前に服薬です。

睡眠薬の代わりの抗不安薬なので、効きがシャープな薬と、
処方されたお医者さんの話です。

昼間用の抗不安薬とは違うのを夜用に出されたとき、
これで睡眠薬と縁を切れるならと、飲み始めたのですが、
このあいだ、切らしてしまって、まあ大丈夫かと、
疲れてるし、睡眠不足だしとか思って、飲まないで布団に入ったら、
朝まで後悔しました。
全然眠れないんです。

やっぱり、当分はお薬に生かされてるんだって、覚悟しました。
副作用だか、歯茎から不快な粘液が出ます。
でも、まあ、副作用か、病気の症状かわからないし、
取り敢えず、続けようと思うしかありません。

お嬢ちゃんの免疫力は、
にんにくのカプセルとか、エキナセアの錠剤とかの健康食品では、
無理かなぁ。
エキナセア(ムラサキバレンギク)は、免疫力を高めるハーブ。
くさいしまずいけど、錠剤なら我慢できるんじゃないかなぁ。
私は、インフルエンザも、
無臭にんにくのカプセルとエキナセアで治してましたよ。

最近、父親の勧めで、ヒステリーのツボにゲルマニウムを貼っています。
これは、親孝行のつもりですが、もしかした、効いてるのかも・・・




434 薬のこと 奈緒ちゃん 2003/12/28 21:51
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 関東
お医者さんが出す薬は本当に効くのか?
それを考えるとどんな薬も飲めませんが、とくに精神科の薬ほど信用できないものはないと思います。
あるお医者さんは自分で飲んでみて試していると言っていましたが、そんなのあり?って感じです。普通の状態の人が飲んで何がわかるのでしょうか?適当に処方しているんですか?
当たるも八卦ーというような気がします。
精神科の先生方のレベルが上がっていかないと患者は救われないと思います。



435 正月だから 舞夢 2004/01/02 10:37
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 東日本
つらかったの。抗不安薬が、全然効かないの。「不安が強い時用」っての飲んでも、何にも変わらないの。
元旦の夜だってのを承知で、精神科に電話した。
ただつらい気持ちを聞いて欲しいだけだったのかもしれない。
1件目は「眠剤飲んで寝てください」と言われた。
2件目なんて「そんなことうちに言われても困る」と言われた。
最後の手段で「いのちの電話」に電話した。
ボランティアのおばちゃんは、私のくだらない話に手をやいてるのが感じとれた。
「あなたは、生きなければいけないのよ」「疲れてるんだから、ゆっくり休みなさい」「ほかの人だって、つらさを抱えて生きてるのよ」
なんかマニュアル通りのアドバイスにしか聞こえなくて、
「誰に話しも、おんなじこというだけで、仕事だから答えてるだけで、例え私が、薬を1度に飲んでも、あなたたちにはなんにも関係のないことがよくわかりました」
と言ってやったら
「じゃ、おやすみなさい」
と電話を切られた。

みんなただの偽善者じゃない、という思いを深めてしまいました。

あんまりみんなの対応が冷たいので、あほらしくなってしまい、
その後、普通に家事&子供の世話をしてしまいました。


436 心療内科 ぐう 2004/01/05 19:19
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 東日本
心療内科は内科なんだって。
ストレスや心の問題があって内科的な症状が出てるひとが本来の対象らしい。
胃潰瘍とか、頭痛とか。
心の問題が軽くなることで胃の(例えば)症状が軽くなることを
目的にしてる。だから心の病気が主な時は精神科の方が
いいときもある。
年末は病院も混む。急患も多いから。全てにドクターが
対応できないこともあるンじゃないかな。
だから何個か前に書かれていた
心療内科の先生の対応は
ドクターからの返事ではなかっただけに
切り捨てられたような気もしてしまうけど
ある意味正しいのかも。

心療内科は内科だし神経内科は脳神経の病気を外科じゃなく
内科的な手段で診るところなんだって。
そんなのわかんないよねえ。

みんなどうやって選んでるんだろう。






437 胃も痛くなる・・・ ありさのママ 2004/01/07 19:46
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
昔から心と身体が一体な私です。

最近はいちばん苦手な人の話題が出ただけで

胃がさしこむ位痛くなるのです。

「胃けいれん」の薬飲んでも痛みはおさまりません。

内科で検査しましたが「異常なし」

やはり「心因性の胃の痛み」らしい。

自分が強くなるか・問題が解決するか

しかし胃の痛みは心の痛みとはまた違った感じで

私を苦しめてます。

今度ドクターに相談しよう・・・。


438 神経性胃炎 keiko 2004/01/08 20:06
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 近畿

高校3年生、はるかな昔、
私は、肋間神経痛の次に、神経性胃炎にかかった。

膝の故障のための通院で勉強が遅れるから、
必死で勉強しなきゃって思う日曜日の朝になると、
その痛みは私を襲った。
転げまわるほどの痛みって、あんな痛みだったんだ。

今ではもう、痛んだことだけを覚えているくらいだけど、
その時の解決策は、あまりにもストレートだった。
父は偉かったと思う。
薄めもしない梅酒を、痛がる私に、ちょうど50ccくらい、
私は、そのまま寝てしまい、日曜日はつぶれ、痛みは無くなる。

すると、もう、日曜日に勉強しようと思うなという結論が見える。
自分を追い込むなということだ。
いい加減になれたら、痛みは来なくなるのだった。

肋間神経痛の痛みは、今でも私に来るけど、お友達。
まただよ〜って、思ってると、過ぎていく。

ありさのママさん、いい加減になるのって、難しいよね。
でも、いい加減になる方法は、きっとどこかにあると思います。
思いがけない方法で、人それぞれの方法。

今の私なら、梅酒が50ccくらいじゃ、眠りません。
でも、当時は、眠れたんです。不思議だわ(・・・遠い目)
人に教えられた別の方法は、
みぞおちから胃にかけての範囲に熱い湯たんぽを当てて温める。
ドライヤーをかけてみる。
今なら、使い捨てカイロかな。当時は無かった。

今は、歯茎から分泌される粘液による口腔の不快感と戦っています。
でも、高校3年から発症して、大学の4年になるまで続いた、
神経性の異常嗅覚の経験があるから、
今の症状も、何とかなるやろうと思っています。
お医者様は、「抗うつ剤を二日に一回にしてみるかぁ?」だって。
信用していません。
でも、それも試そうかって思って居ます。
だれか、この、過剰な分泌物を押さえる裏ワザを知りませんか!?


439 新しいドクター ありさのママ 2004/01/09 20:03
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
今日昨年末に予約した都会の「メンタルクリニック」に
行ってきました。

ややこしい新患者さんがいてそれでなくても遅れてた
診療時間がおおはばにずれこみ2時間遅れでやっと順番が・・・。

40代位のドクター。優しい物腰・・・。
父が逝ってからのいきさつを10分の1も話せなかった。
続きは次回だって・・。

血液検査をするのですね。肝機能を調べるとかで・・・。

ここにずっと通院するかはまだ決められないけど
とりあえず何回か通院してみて決めようと思う。

Keikoさんレスありがとう。
私もみぞおちと胃の両方が痛いです。

使いすてカイロも湿布も貼りました。

こころと身体一体なんですよ。




440 腐ったドクター まみ 2004/01/16 22:28
女性 / 20歳台 / 母 / 3ヶ月以内 / 西日本
母も精神科に通院していました。睡眠薬をかなりの量のんでいました。
ドクターからは診察に行く度「廃人」といわれたりあまり話も聞いてもらえなっかたそうです。

それで・・・自ら命を絶ってしまいました。

訴えたい気分です 

ドクターからしたら、母は何人もいる患者の一人にしかすぎませんが母にしたら頼りにした人なんです 悔しいです





441 ありさのママさんへ 愁 2004/02/04 09:53
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 東日本
はじめまして
私は数年前に、胃炎で通院したことがありました
何か考え事をすると、胃が重く不快感を感じるほうなので、
私の場合は、少し胃が不調だと感じると、「LC1かLG21’のヨーグルト」を夕食後に一週間ぐらい食べると、楽になります
TVでも「胃痛」によいと、言っていたので、少し不調の時は、私はヨ−グルトが役立っています


442 新しいクリニック ありさのママ 2004/02/07 16:48
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
愁さんレスありがとう。
時々胃やみぞおちが痛くなりますが
最近は痛くなっても短時間で回復します。

新しいクリニックに変わって1ヶ月。
3回目の通院を昨日しました。
1回目は急に薬を変えるのはよくないのでそのまま。
2回目は新しい薬を1種類加えて、寝る前にも1種類追加。
3日回目は追加した薬がいい感じなので古い薬を1種類中止。

今まで通院していたクリニックは父が逝ってからの
さまざまな出来事を全部わかってくれてのドクターでした。
家から遠い事と予約制でないのので待ち時間が長い事が
ネックでした。

今回見つけたクリニックはネットでみつけました。
30分で行ける事と予約制なので待たなくていい。
薬も新しい依存性のないものをとりいれているようです。
今までのドクターみたいにくわしい身のまわりの報告は
しませんが新しい薬が効いたようで昨年末の「激うつ」や
朝のこころのざわざわや朝と夕方あった「激しい咳」が
とまりました。

何かあっても「パニック」にならなくなりました。

今のところ思いきって変えてよかったなぁというのが
実感です。薬代が高いのがちょっといたいけど・・・。

医療費が補助される制度もあるようですがもう少し
様子をみようと思います。




443 病院 宙 2004/02/14 20:20
女性 / 30歳台 / 母 / 3ヶ月以内 / 西日本
 はじめまして。
 母は3年くらい前からいろいろなメンタルクリニックや精神病院を訪ねて、「更年期」などと軽くあしらわれて相手にされませんでした。
 昨年の暮れになって未遂に終わったもののその時の怪我で精神科のない市民病院に入院し、退院後その市民病院に週1回通ってきているドクターの精神病院に通院していました。
 薬を飲むたび調子がおかしくなり、そのたびに薬を変え・・・年末に「この薬でしばらく様子をみましょう」と渡された新しいお薬になって、途端に再び自死願望が強くなって、ついに年明けすぐに病院の診察がはじまる日の朝ひとりで逝ってしまいました。
 この掲示板の過去ログでパキシルなどの薬のことを知って、どうして母が服用している薬について知ろうとしなかったのか、「あの先生は頭ごなしだから嫌い」という声に耳を貸さなかったか・・・
 でも、これは「ああすればよかった、こうしてあげればよかった」という自責の念を医者のせいにすりかえているだけかもしれません。
 母がうつに苦しんでいるときにのぞいたHPにはここの掲示板でみなさんが語っておられるような薬への警鐘は目にとまりませんでした。うつで苦しむ人の家族へのメッセージとしては「がんばって」と言わないでとか、「休ませてあげて」とか、「医者をころころ変えてはだめ」とか、「脳の病気だから薬で必ず治る」そういうことばかりでした。
 これ以上苦しむ人が生まれないよう、もっと「うつ」という病気、その薬、病院、医師についての情報が共有できるようになるのを祈ります。


444 久しぶりに‥ ピマル 2004/02/15 14:25
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
久しぶりに書き込みさせていただきます。
宙さんはじめまして‥
これ以上苦しむ人が生まれないよう、もっと「うつ」という病気、その薬、病院、医師についての情報が共有できるようになるのを祈ります。
本当ですね‥
ありさのママさん
新しいドクターはどうでしょうか??
もとこさんお元気になられましたか?
主人が亡くなって一息ついた頃‥
うつかも知れない??
生きたい‥
自分に負けたくない‥
そんな思いから大学病院の心療内科に駆け込んで
1年
現在‥
1週間に
一度通院しています。

最近薬があって来たのか‥
落ち着き始めたのか‥
気のせいなのか‥
分からなくなってきました‥

言うがまま薬を飲めば安心するみたいな
一種の自己暗示にかかったみたいな?
私のまわりには
心療内科は宗教と同じ‥
みたいな考え方の人間が多いせいか
自分自身‥分からなくなってきたのです。

色々な検査の結果
今では胃潰瘍性のストレス
多発脱毛症‥

と‥カルテに書かれていました‥
先生は欲しい薬を言えば必ず出してくれますし
合わないと言えばまた元の薬に戻ります。

子供の退院後‥
10月前後にすごい頭痛と熱で
過喚起を起こし病院に運ばれました‥
おまけに喘息もアレルギーも持ってます。
その3日後‥ごそごそと毎日のように髪が抜け出し
怖くなり皮膚科に行きました‥
それから4ヶ月あまり‥もう髪はなくなり
新しい毛根がごま粒のように所々‥

生えてくるから安心して‥
その言葉を信じ‥
しばらく皮膚科にて凍結療法とステロイド剤にて
抜け毛は減りましたが
ステロイド剤の副作用にて
全身はむくみ‥歯の根が痛み‥
あれこれと副作用でステロイドの服用は中止になりました。

仕事柄外に出て
病気を隠さなければ
利用者さんが反対に心配してしまうので
仕事も減らし
通院を多くする事で暗示をかけました。

まわりの人たちは
体が不自由な人じゃあるまいし‥
髪なんて生えてくるんだから‥

そこからが‥
体を治したい
鉛のような重い体を自由にしたい
髪がなくなっていくことは
これから頑張っていきたいという私にとても
マイナスでした‥

精神安定剤‥
抗不安剤‥
今頂いてる薬の中では髪がなくなる副作用は絶対にない
そういいきる先生を信じ‥
今では
子供の行事は全カツラ‥
仕事には帽子‥

そして‥
この大学病院には週のまん中に
教授の外来診察があり後ろには
たくさんの研修医がゾロゾロと‥

診察中‥
「ストレス症の脱毛症だって」
と‥研修医の人たちがコソコソ‥
カルテを見ながら
私と目が合った瞬間‥
笑って後姿は肩が震えていました‥

いつもならはっきりと言葉に出せる私も
髪がないのは苦痛で‥
悔しくて悲しくてたまりませんでした‥

さすがに「はげ」とか‥
今までに経験のなかった私もきっと
そんな人を見たら
笑いはしないがどうして??と思うかも知れないが
これから医者になろうという人たちが患者の前で
プロ意識がなさすぎて
その場で言えなかった私にもっと脱帽して‥

心療内科の先生ははっきり
脱毛症はこれといった原因が分からない
2、3年で元に戻る‥繰り返し起こす

髪の毛が悲鳴をあげたんだよ

そういう先生の元
やっぱり通院しています‥
胃潰瘍も血を吐き抗生剤の服用でよくなり
後は‥婦人科?
30代後半にして
いよいよ‥息が出来ず‥また外に出られなくなりそうです。





446 宙さん ピマル 2004/02/18 12:32
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
宙さんありがとうございます‥
お母様亡くされてまだ3ヶ月にもみたないのに
息をするのも大変‥
そんな中
私を励ましてくれてありがとうございます‥

私も母を幼い時に亡くしてます‥
自死ではありませんが‥

パキシルは以前私も服薬していました‥
今では18歳に満たないものへの服薬は禁止されているとか??


薬の投薬、Dr選びは本当に難しいものですよね‥
医師への態度や全てを精神科が受け入れてくれるはずもない

そんな簡単に色々な先生が先生と呼ばれる世の中‥

あなたの励ましを受けて少しでも医師へ立ち向かう気持ちが
出てきた事忘れないでくださいね‥

宙さん‥
ありきたりですが
少しでもゆったりすごしてください


447 からっぽの私・・・・ ありさのママ 2004/02/19 19:26
女性 / 30歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
明日は4回目の通院日です。

薬が効いて調子よくなったかなと思っていた矢先に
また朝と夕方に激しい咳が出るようになりました。

ごはんもおいしくないいんです。
おなかはすくけど食べるとおいしくない。
甘い物も・・・。

それからなんだかあらゆる事に興味とか好奇心とか
もてないんです。

からっぽって感じ・・・・。

からっぽの私ですが家事・子育て・仕事しています。

明日ドクターに聞いてみます。


448 ピマルさん 宙 2004/02/20 10:25
女性 / 30歳台 / 母 / 3ヶ月以内 / 西日本
 お気遣いありがとうございます。
ひょっとしてお気を悪くされた部分とかがあったかな?と思って
早とちりして削除してしまいました。
 お体大切になさってください。応援しています。


449 通院日 れんげ 2004/02/26 17:35
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 関東
明日通院日です。
一年以上通っていますが、どうも先生と合わない気がして。。。
帰ってくると調子がわるくなるのです。
病院を替えてみようと思って探しているのですが、なかなか思うように行きません。
ネットで探したり、精神保健センターに聞いたりしています。
なにをするにも時間がかかるし、電話をかけてみようと思うのにも凄く勇気がいります。
死別について理解のある先生を探したいと思っていますが、難しいようです。
薬のことがあるので、とりあえず明日は行かなくてはなりません。


451 頭が痛い。 チューリップ 2004/03/29 00:23
女性 / 30歳台 / 兄 / 5年以内 / 近畿
 

 ここに来るのは本当に久しぶりで、もう一年ぶりくらいかもしれません。私は兄を自死で亡くして早いもので、もう5年になりました。
当初は頑張らないと。。。と思ってたけど、ある日を境に突然辛くなって、もともと浮き沈みの激しい性格が、突如人ごみで汗が出たり、息ぐるしくなったりと、もう限界で病院に行きました。

心療内科に通って、早い物で1年程になります。一時、すごい回復で直りかけたけど、最初に貰った薬があまり聞かなくて、他の薬に代えて貰ったらかえって調子が悪くなり、周りの薬は怖いから辞めた方が良いって声もあり、勝手に2週間程、次の通院の日まで辞めて、やっぱり具合が悪くなって、病院に行った際にその事を正直に医者に言ったら、すごい責められました。

「直りたいんだったら薬は飲むべきだし。親が言ったからとか、友達が言ったからって君は本当に直りたいのか?」って。正直ショックで、次回の通院がすごい苦痛でした。先生の言う事はもっともだし、私の身内や友達が言う事も私を心配しての事で、その二つで揺れてて結果的に先生の意見を無視した事になり、先生のプライドを傷つけたのかもしれないけど。。。

鬱は責められるのが一番辛いって医者なら分かってるはずなのに。。。
でも、先生も人間だから仕方がないのかな?とも最近は思ってて、なんか開き直って通院してます。でも、今までは効いてた薬が最近はあんまり効かなくなってるので、それも無駄なのかな?

普通に会社で働くのもままならなくなってて、周りの声が気になったり、落ち着きがないので変な子やって噂されたり、すごい辛いです。
変な気遣いをして、かえって誤解を生んだりとか。。もうどうしてよいか分かりません。

最近はいつも喉の奥に何かが詰まってる感じで息苦しいです。何をしても面白くないし、どうやって浮上したらよいか分かりません。また、あのなんとも言えない辛くて辛くて長いトンネル状態にならないか不安です。




453 チューリップさん 共同管理人(leeron) 2004/04/05 13:59
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
状況の辛さ、お察しします。

お返事遅れました。

まず、お薬は、基本的にはきちんとのんだ方がいいです。
周囲がどういっても、少なくとも、直すのはご自身ですから……

それと、ネット上でも、薬に関する作用副作用などを調べることはできますし、いたずらに不安に思うよりは、ご自身でも知識を持たれることをお勧めします。
このHPでも、リンク集の中に、そういった検索のできるページを紹介しています。

自分を守るのは、結局自分ですしね。

・・・・・・・・・・・・・
と、きつめですが、わたしの経験も含めて、一般的には、ということです。

・・・・・・・・・・・・・
ただ、そうしたとしても、その医師はやはり失格ですね。

多分、なぜ・なんのために、その薬を飲むのかということを
チューリップさんがその気持ちになるように説明していないのだと思います。

それではとても不安になってしまいますよね。

もちろん、薬が効かないということであれば、それを聞き、
薬を変えてみる、他の治療法を考えるというのが、
医師のつとめであるはずです。

かなり、追いつめられていらっしゃるようですね。
のどの奥に詰まってる感じとなどからも分かります。

グーグルの検索で、「精神科 セカンドオピニオン」と検索すると、
近畿圏には、かなりセカンドオピニオンをとれる病院もあるようです。

転院を念頭に置いて、お調べになるのもいいかもしれないですね。

また、下記のHPの掲示板で、同様のお気持ちを述べられている方がいらっしゃって、非常に適切なレスがついています。

一度のぞかれてはいかがでしょうか。

http://www3.cncm.ne.jp/~trex2009/index.html
「うつ病克服会」

・・・・・・・・・・・・・
いずれにせよ、その医師には、わたしも疑問符を付けます。





454 私です。 翠 2004/04/05 18:12
女性 / 30歳台 / 妹 / 5年以内 / 関東
チューリップさん、他の皆さま、こんにちは。
こちらにお邪魔するのは、かなり久し振りになります。
初めましての方も、たくさんいらっしゃいますね。

3年半前に妹を亡くした、翠(すい)といいます。

453番の書き込みでleeronさんがおっしゃっていた、
「うつ病克服会」の中の「もがく者の掲示板」で
発言をし、たくさんのレスをいただいたのは、私です。

「さくらんぼ」というハンドルネームで、
「病院を変える方向で検討しています。」というタイトルで
投稿しました。
44894番で、2004/04/04の投稿です。

ここの掲示板は流れが速いようで、過去の記事は
あっという間に過去ログの中に入ってしまうようです。
それに、私のことをご存知の方がこの記事をお読みに
なれば、別のハンドルネームを使っていても、私だと
いうことはわかってしまうと思います。
なので、敢えて名乗りをあげさせていただきました。

あくまで、私の個人例でしかありません。
あてはまる方、あてはまらない方、いらっしゃると思います。
「うつ病克服会」の掲示板には、少し詳しい規約があって、
それを読むだけでも疲れてしまう方も、いらっしゃるかと思います。
厳しいレスが返ってこないとも限りません。

ですから、私から言わせていただけば、「ぜひ」とは言えないのですが、
leeronさんのおっしゃるように、参考程度にでも、のぞかれてみると
いいかもしれませんね。

私もまだ、迷っています。今日は月曜日で、病院へ電話をしようと思えば
できたのに、とうとうできず、こんな時間になってしまいました。
セカンドオピニオンであれ、転院であれ、新しい病院へ行こうと
決意すること、病院を探すこと、そして実際に診察を受けること。
どれを取っても、パワーが要ります。
惰性で前の病院に通い続けた方が楽かも、とも思ってしまいます。

でも、やっぱり治りたいから。
今日はだめでも、明日なら電話できるかもしれない。
明日がだめでも、来週ならば……。
今は、眠りに逃げ道を求めるしかできない私で、ひたすら眠り続けていますけれど。
いつか、這い上がれたらと願っています。

こちらにいらっしゃる皆さんと、一緒に、這い上がっていけたらと思います。

長くなりました。ごめんなさい。
また時々、寄らせていただきますね。


456 教えてほしいのですが・・ ありさのママ 2004/04/21 19:02
女性 / 40歳台 / 父 / 5年以内 / 関東
ここのところかなり調子が悪くて
つらい日々を過ごしています。

こころと身体がSOSをだしている感じです。

通院しているクリニックのドクターから
「こころと身体を休めるために入院」を
勧められました。

メンタルな症状で入院経験のある方
入院生活ってどんな感じですか?

入院するのは通院しているクリニックには
入院設備がないので別の病院になります。

出産以外入院した事がないしメンタルな病棟って
一体どんな感じなのだろうと不安でいっぱいです。

病院によって千差万別でしょうが教えてください。
お願いします。


457 また逆戻り パセリ 2004/05/11 21:56
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 近畿
また、薬が一種類復活。
気候のせいか、環境が変わったせいか・・・

とにかく、私の逃げ場所が無くなってしまい、
一日中、寝てる以外は緊張の中にあるようです。

だから、逃げて、時間があったら眠っています。

今日は受診日。
GW明けなので患者さんがいっぱい。
ストレスがかえって溜まってしまいました。

あまり先生には話を聞いて貰える時間がなかった。

「悪い方にばかり考えるなよ・・・」そういわれても
私には今の状態がストレスなんだけど。
ただ、帰る事は出来そうにないので、やっぱり前向きにならなきゃいけないんだろうな。

母として、子供として、社会人として頑張っている。
甘えてるのかもしれないけれど、自分だけの時間が今は欲しい。
眠っているときまで嫌な夢を見るのももうたくさん。
ちょっとでいいから自分だけのための時間が一日・・・二日に一回でもいいから少しだけ欲しい。贅沢なんだろうけど。

先生は「友達とカラオケにでも行って来い」というけれど・・・
そんなものでもないだろう。

何も考えず、一人っきりの時間が1時間でも欲しい。
あ〜〜〜、わがままなのはわかっているけれど、
夫関連の夢を毎晩見るのももう嫌だ。

ちょっとくたびれてる、パセリの独り言でした。
ごめんなさい。




458 はじめまして。。 ジャム 2004/05/14 05:32
女性 / 20歳以上 / 父 / 3年以内 / 関東
現在、リタリンを服用しています。。しかし、最近きかなくなってきたのか、高揚感がながつずきしません。なんとか、今日は飲まないで、我慢したら、全く寝れません。。しんどいです。。

どうすれば、いいでしょうか?
ちなみに、スナッフなどの行為はせず、きちんと、飲んでますが、量は、かなりかもです。。ここを知る少し前まで、2時間置きに2錠ずつ飲んでました。。病院は、掛け持ちはしてませんが、ネットで過去に購入したものを、先生があまりくれなかった時に飲んだり、歯医者で働いているので、ボルタレンを入手しやすいこともあって、、リタリンと一緒に飲んでリしてしまいます。。やっぱり、きちんと病院の先生に、リタリンが足りないと、伝えるべきですか?


459 ジャムさん leeron(共同管理人) 2004/05/14 10:59
男性 / 40歳台 / 弟 / 5年以内 / 関東
お話しをするのは初めましてですね。

癒し掲示板など、少しでも落ち着くなら、有効に使ってくださいね。

リタリンを処方されているとのことですが、
かなり強いお薬であることは、ジャムさんご自身もご存じのことと思います。

お薬のことについては
http://www.jah.ne.jp/%7Ekako/
などでも調べられますので、参考にしてみてください。

ただ、強い薬だけに、医師の処方通りに飲み、
効き目の具合を見ながら調整していく必要があります。

二時間おきというのは、かなりのような気がしますが、
これも処方通りなのでしょうか……
また、ボルタレンとの併用についても、危うさを感じます。

きちんと医師と相談するべきだと思います。




460 ありさのママさんへ 猫 2004/05/15 02:36
男性 / 40歳台 / 妻 / 1ヶ月以内 / 関東
入院のことについてですが、
今は、他界してしまいましたが、
私の妻は以前10日ほど入院をしておりました。

入院する一ヶ月前くらいにODを3回ほど繰り返しまして・・・

入院生活については、妻は快適だったと語っていました。
同じ症状の方が居て悩みの話しをしたり・・また、
外部からのしがらみから開放されて
精神的にすごく落ち着くと・・・
薬もすべて管理されるし、先生も近くにいるので
安心するそうです。
そこで、こころに力を蓄えるそうです。

ただ、隔離病棟でしたので・・・外来の面会は家族のみ

逆に僕のほうがすごく辛かったです。



461 誰か教えてください。 ダック 2004/05/16 18:22
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 日本国内
はじめて、書き込みします。ダックと申します。

私は今、新しい職場に就きました。4日目になります。
厳しい人の中で、言われる事に対し、記憶力、集中力もありません。
仕事をする前は、自信に満ち溢れていました。
でも、駄目です。辞めるという言葉も口にできそうにありません。
ドキドキしながら仕事をしています。
何か言われる度、言葉ももぞもぞして・・・うまく伝える事もできない私になってしまっています。以前は違いました。

彼が亡くなった原因が仕事にある。彼を感じてしまいます。
彼と同じ境遇に会っている。そんな気になり・・・
彼の痛みを感じ。。。涙が出ます。
 
子供がいるため、一生働かないと駄目です。
そう考えるとどんな仕事にしても続くのだろうか???
不安がまた襲ってきます。

こんな風な私はおかしいでしょうか?
一度カウンセリングに行き、(駄目な先生でした。もう行きたくなくなりました。)そこで、安定剤をもらいました。
飲んでしまうと、どんどん自分が自分で無くなる気がして・・・
飲んだ方がいいのでしょうか?
私はやはり病院へかかった方がいいのでしょうか?

こちらへ書き込みする内容ではないかもしれません。
どこへすればいいのか?分からなかったので・・・
誰か助けて欲しいです。
お願いします。






462 ダックさん すずか 2004/05/16 19:20
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
こんにちは

私も一生仕事を続けなければならないと思うと、途方に暮れてしまうことがあります。

たいしたことはないかもしれないのに、異常に大きな問題のように思えて不安になったり、突然、胸の奥が痛くなって苦しくなったり。

彼が死んでからいろいろな感情の波がありましたが、最近は仕事上の不安が大きくなってます。

子供が育ちきるまで、少なくとも15年はあります。
それまで、一家が食いきることができるか!?死んだら、家も残せるし、1億円の保険金だよなーと、変な妄想が頭をかすめることもあります。(ちょっと、入りすぎというくらい、彼が死んでから生命保険に入ってしまいました。彼は共済の800万円だけでした)

給与はほとんど右から左へ保育料や食費や通信費、保険料などに消えていき、立ち止まったら家計が倒れてしまうという恐ろしい事態に呆然とすることもあります。多分、固定的な支出が不相応に多すぎるせいなのですが。

私は彼が死ぬ前も一応働いていたので、わりと経済力には自信を持っていました。(そのため、いろいろな意味で備えが足りませんでした。)でも、その自信はあくまでも稼ぎ手が2人のときのものだったのです。1人でやっていかなければならない重圧。男の人はすごいなあと妙に感心することもあります。

あーこうして書いているあいだも、胃がムカムカします。
これは、気持ちの問題なのでしょうか。
どこかに解決策があるものなのでしょうか。
私は、解決策は彼が生き返って父親として稼いでくれるということしかなく、それが現実にはなりえないのだから、この状況には救いがないと思ってしまいます。

医者にかかる必要があるか。
それについては、私自身は答えを出してしまっていて、医者に頼るつもりは全くありません。私の不安は私のおかれた状況の問題で、医者には絶対助けられない。多分、助けになるのは私の周りにいる家族や友人。困ったときに手を差し伸べてくれる人。

私、この掲示板の人たちのこともすごく頼りにして生きています。同じような境遇で同じように不安を抱えている人と少し気持ちを共有できたと思うとき、とても安心します。

ダックさんへの返信のつもりでしたが、自分のことをダラダラと書いてしまいました。
ただ、ダックさんの不安はわかるような気がします。




463 ダックさんへ パセリ 2004/05/16 21:27
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 近畿
私は約1年前に夫を亡くしました。
まだ小学生の子を抱え、悲しみに浸る事出来ず働いています。
子供たちを大人になるまでは守ってやるのは私だけだと思っていますからね。

だから、私はお医者様の力や、お薬の力に頼っています。

自分が倒れるわけにはいきませんから。

やっぱり自分が倒れるとすぐに生活がのしかかってきますし、
これから教育費などもたくさんかかるようになってきますから。

頼れるものには頼って、
私は、お医者様に愚痴を聞いてもらいながら、
お薬にも頼りながら、そして周りの人にも助けてもらいながら、
子供たちだけはしっかり育てていこうと思っています。
それには、やはり自分が倒れるわけにはいかないと思っています。

私は夫が亡くなってから、終身医療保険に入りました。
もし倒れたときのためにです。

私はお薬に頼る事もお医者様に頼る事も、悪い事だとは思いません。

良いお医者様にダックさんが出会えますように。
そういうサイトもあるようなので調べてみてはいかがでしょう。
ダックさんの不安な気持ち、私もとってもよくわかりますよ。
自分にあった方法が見つかる事を祈っています。


464 すずかさん、パセリさんへ ダック 2004/05/16 21:54
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 日本国内
すずかさん、パセリさんありがとうございます。

おふたは強いですね。ご自身の考えをしっかりおっしゃっておられる。スゴイです。
何故私はお二人のように考えられないんでしょうか?
わからないです。パニックになります。寝られなくなります。

彼の事は自分が一番悪かったのにね・・・
駄目です。駄目母です。

これからどうするか?考えてみます。
とりあえずは仕事に行き、駄目だったら辞めて休憩しようかと思っています。(そんな時間もないのにね・・・)

薬の説明書きを読むと・・・注意力、集中力が低下すると書いてありますので、もう少し飲まず仕事をしてみます。
 
明日のことを考えると気が重くなりますが・・・
生きる=仕事ですもんね。
子供の為にやるしかないのです・・・





465 それでもね。。。 パセリ 2004/05/16 22:49
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 近畿
やっぱり自分が一番大切だとは思うのですよ。
自分がわかってこそ子供たちもわかってやれるんじゃないかなって。
って、自分が出来てないのに言ってますが^^;

自分に余裕がないと、子供たちの話も満足に聞いてやれない。
自分が元気である事が子供たちにもつながると・・・

私もまだまだ悩みながら生きています。
休憩の必要なときが来たら、休憩もするでしょう。
苦しくて、悲しくて、でも周りの人には全然理解して貰えなくて・・・
そんなときはここがあるじゃないですか。

それから、自分の好きな仕事に出会う事も大切ですよね。
自分のためにも、子供たちのためにも、素敵に生きて行けたらいいなって・・・私の目標ですけど。
子供も本当に大切で、この子たちのために生きていけるようなものだけれど、自分自身も大切にしてくださいね。
母親が悲しいと、子供たちも悲しいだろうし、
母親が楽しいと、子供たちも嬉しいだろうし・・・

私も悲しくなったり、苦しくなったりしますけれど、
ここのみなさん、管理人さん方に助けて頂きながら
こうして生きています。
斜め前向きだけど、進もうと思います。

お薬、あわないのは最初は当然のように思います。
何回も通院していき、症状が落ち着くまで
薬を変えたり、量を変えたりしながら、自分にあった薬を探していくような感じだと思います。それからどうしても、抗鬱剤や安定剤などは
眠くなったり、集中力に欠けるようですが
それもお医者様と相談すれば自分にあった量が見つかるんではないでしょうか。

私も不安ばかりの毎日です。またお話ししましょう。
きっとここのみなさんは聞いてくださいますよ。
ダックさんは、絶対駄目なんかじゃないと、私は思いますよ。


466 ダックさん ゆきの 2004/05/16 23:08

はじめましてゆきのと言います。

同じ立場の人間だとしても やはり皆さん持っているもの 背景 いろいろありますし それはダックさんと同じものではありませんよね・・。

それぞれの立場で 皆さん精一杯生きておられるだけだと思うのですよ。

それは ダックさんも同じ事だと思うのです。

ダックさんはダックさんのやり方で今をしのいで行かれたら良いのだと思いますよ。

けれどもね 
すずかさんもパセリさんも 決して平坦な道を通ってその生き方を選ばれたわけではないのだという事も 少しだけ覚えておいて下さいね。

お仕事の事も読ませていただきました。
文面から見る限り 相当厳しい職場じゃないか・・・とも感じました。
新人の それも勤務4日目の人間に それだけ厳しい言葉で完璧を求めなくてはいけないような職場なのでしょうか?

私はね 今 仕事の無理がたたって 長期療養を余儀なくされているのですが つくづく無理は続かない・・・と実感しています。

他人がどう感じても 自分には自分のペースと 許容量がありますから
その限界を超えた時 私は倒れました。

仕事量だけではなくてね 人間関係もそのな中に含まれる物だと感じています。

明日の生活を考えた時 どうしても仕事はしなくてはいけないものですが もっと先の人生を考えた時、その仕事が自分に合っているのか合っていないのかも 考えてみるべきかもしれませんよね?

だから

>とりあえずは仕事に行き、駄目だったら辞めて休憩しようかと思っています。

この考え方は きっと正しいと思うのですよ。
私も今 そうしてますし(笑)

そしてね その休息中に出来る事なら「しんどい」と思う部分を出来るだけ 何とかできる方法を考え 見つけて行きましょうね。

病院も聞けば様々にあるという事です。
一つの病院でダメだったから諦める・・・のではなくて
100くらい病院を巡るつもりでいた方がいいかも知れない・・・と最近の私は考えています。

きっと ダックさんの言葉に耳を傾けてくれるドクターに出会えると思うのですよ・・。

まず 自分が何とか頑張れる状況を整えて・・・
それから 仕事の事をもう一度考えて見ませんか?

焦る気持も解るのですが できることならゆっくりと考えて行った方が良い結果がでるような気もしています。

ね、ダックさん・・・。




467 ゆきのさんへ ダック 2004/05/17 07:34
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 日本国内
おはようございます。
そして、ありがとうございます。

駄目なら休憩しよう・・・と思っていますが。
これは逃げる、ということではないのでしょうか。
もし、辞めてしまったらまた同じことになるかもしれない・・・
そうなったことを考えるとたまらなく不安です。

ゆきのさんがおっしゃっているとおり。。。分かっていても
うまくできない私なんです。

でも、みなさん頑張っている。
見習わないと・・・

今日の私は駄目かもしれません。
なんだか、この天気が。。。風も吹いています。
雨風です。




468 ダックさんへ keiko 2004/05/17 14:34
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 近畿

私は、最初に行き着いたお医者様が良かったので、
本当に救われたと思います。
最初が、家の近くで投薬の為だけにって、割り切って、
かかってる今のお医者さんだったら、
多分、今ほど医療を信用していなかったと確信しています。

お医者さん、変えても良いんだし、
お薬も、変えてほしかったら、そう言ったほうが良いですよ。
私もインターネットで調べまくって、お薬のことは納得した上で、
今の状態に落ち着いています。
去年の今ごろなら、考えられないくらいにお薬減りました。
最初は、急性期を乗り切るためのお薬って、思って、
無理しないで飲んで、強めのにも変えてもらっています。

私は仕事を辞める勇気がなくって、
辞められない家庭の状況があって、
職場も変えずに、そのまま勤めました。
マスクして花粉症ですって、言って、当面はごまかしました。
今年の3月の、娘の一周忌を前に、職場の同僚に、
仕事のストレスと更年期障害の悪化でって、うつ症状を説明して、
やっとあの日から1年以上我慢した上で、
仕事の負担をを軽減してもらいました。
陰口をたたかれても仕方ないって、腹をくくって、4月を迎えました。

パセリさんと同じで、終身の医療保険に入りました。
2つも入ったんですよ。
だって、一人娘に置いていかれて、一人の老後なんだから。

でね、休んでも良いじゃないかって、思います。
行政の窓口には、色んな相談の窓口もあるし。
一生にこんな時期って何度もないんだから、
とことん逃げてもいいでしょう。
逃げて逃げて、逃げても、生きて母親として子供に接してるほうが、
きっといいと思います。

見えないだけで、心の傷は大きいんだし、
どうか、無理をしないで下さいね。

私が一番助かったのは、お薬を飲めば、ともかくも眠れた点です。
今も、そのためのお薬には頼っています。
当初に比べれば、極軽い安定剤ですけど。
気休めでも何でも、良いじゃないかって。

もし、精神科の薬がどうしてもいやだったら、セントジョーンズワートって言う、ハーブのサプリメントがあります。
これは、避妊用のピルの効果を弱めるという副作用があります。
ので、更年期障害の治療用にピルを処方されてる私は使っていません。
でも、どこのドラッグストアでも、
最近は置いてある手軽なサプリメントです。
日本では薬品じゃないけど、欧米ではれっきとして認められている薬。
仕事の集中力をそいだりしないと思います。
色んな安定効果のあるハーブとのミックスになったものもあります。

夜は、眠れない時用に、催眠効果の高いことで知られるレタスの、
タップリ入った暖かいミルクスープを用意するとかの方法もあります。
それと、寝る予定の時間の4時間くらい前からは、
カフェインを摂らないとか。

私の仕事柄、行政の窓口を訪ねて、得られる支援の仕組みをさがすのも良いんじゃないかなって思いますので、くどいけど、もう一度。



469 ダックさん ゆきの 2004/05/17 15:22

こんにちわ ダックさん

本当にねぇ・・ お天気が悪いと気分もいつもより滅入ってしまいますよねぇ・・。早くカラリと晴れた青空に会いたいですよねぇ。

えとね・・それから

> 駄目なら休憩しよう・・・と思っていますが。
> これは逃げる、ということではないのでしょうか。

休憩=逃げる・・って 感じられているのですよね・・。

でね 
なぜ ご自分で そう感じられると思いますか?

うん・・ 他の掲示板も読ませていただいたのですが
ご主人は 逃げない方だった・・・な事を 書かれておられましたよね?
ご主人と比較されて 「自分は逃げようとしている」という事が辛い・・・?
違ってたらごめんなさい・・なのですが。

私は今 ダックさんが休むという事は 「辛いから逃げる」 ではないと思うのですよ。
私は 「辛いから守る」と 感じています。

もう一つ休むという事は「これから先の辛さから耐えていく強さを 作る時間」とも感じています。
言い方を変えたら「これから先生きていくための エネルギーを作る」時間・・・ともね・・・。

一見「逃げる」ように見えてもね・・・
その休息時間には 様々な意味が含まれてますよね?

私はそう感じて 今お休みしているのですが・・。

> もし、辞めてしまったらまた同じことになるかもしれない・・・
> そうなったことを考えるとたまらなく不安です。

うん・・ この事を考えるとやっぱりどうしても不安になるのも仕方が無いのですよね・・・。

今でさえ ギリギリの状態で何とか踏ん張って折られるのだと思うのですよ。
ほとんど精神力だけで。だから なお更この失敗がずっと続いたら・・・と 怖くもなりますよね・・うん。

刻々と過ぎていく時間がやっぱり 怖い
自分が取り残されるんじゃないか・・とも感じますし
二度と立ち上がれないのではないか・・・という不安も襲ってきますしね・・・。

> ゆきのさんがおっしゃっているとおり。。。分かっていても
> うまくできない私なんです。

私の言葉は 何処まで行っても私の体験上の物の見方でしかないですからね 私の言うとおりにしなくちゃ・・・という事は無いですよ。
むしろ ダックさんにとって 参考になる部分がもしあれば それだけを拾っていかれたら良い物だと感じています。・・・いや・・拾う物とて無いかもしれないですけど。(;^^A

> でも、みなさん頑張っている。
> 見習わないと・・・

そうですね・・ 皆さん頑張っておられますよね・・
でもね・・ 焦らないで。
人は人 ダックさんはダックさんです。

どうしても 休む事が怖い・・というお気持が勝るのであれば やっぱりね 自分で納得できるまでお仕事も続けられてみればよいとも感じています。
私も走り続けることを急に止めろ・・・と言われても出来なかっただろうな・・と 思うので。

案外 続けていくうちに良い方向も見えてくるかも知れませんしね・・。

ここらの決定は やっぱりダックさん自身が決めていかれる事でもありますからね・・・。

けれども お仕事を続けていかれるのであれば ご自分の精神状態と 肉体的な疲労状態を ちゃんと把握して取り組んで下さいね。

これが ぽろぼろ状態になると 今度は休憩どころじゃなく 時には取り返しがつかなくなることもあるかと 感じています。

自分に合うお医者様と お薬を見つけて 乗り切っていく・・・
そんな状況を用意しておく事も必要かもしれません。

最悪の場合は お薬だけでもね・・・。

最低の自分を守る状況だけは 作って そしてお仕事に向って下さいね。

それもしないままに 「辛い仕事だけど 頑張り続ける事」は
がんばっていることではなくて 自分をいじめている事ですよ。ね。

自分をいじめちゃいけません。

人と比較する事も
弱音を吐く事を否定する事も

見方を変えれば 自分をいじめている事と紙一重かもしれません。

大事にして下さいね・・。

大切なダックさんなんですよ。




470 みなさんへ すずか 2004/05/17 22:11
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
この間、医者には助けられないと書いてしまいましたが、本当はちょっと違います。

私は通勤途中、駅にいると、ふと飛び込んでしまうんじゃないかという恐怖を感じることがあって、かなり精神的におかしいのではないかと思うことがあります。

でも、医者には行けない。
なぜなら、医者の治療がうまくいっていると私に教えてくれる人がいないと思うから。
もし、薬のためにちょっと人格が変化しても、私のことをコントロールしてくれる人がそばにいないから。
だから、恐くていけない。

こう思うのは、一種のノイローゼなのじゃないかとも思う。

だから、全然強くないし、しっかりもしてないです。
信頼のおける医者と以前に出会ったことがあったら、助けを求めに行っていると思います。


471 ゆきのさん、keikoさんへ ダック 2004/05/17 23:17
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 日本国内
こんばんは。
また、また、涙しそうです。
でも泣かない。いつからか、泣く事もしなくなりました。

お二人のお言葉なんども読み返しています。

医療機関ということもあり・・・自分の事を言うのも、考えてしまいます。
壊れそうな時、やはり休もうとは思っていますが。

彼が亡くなり、2年間短い時間勤めていました。
で、大丈夫と思ったのですが・・・
駄目そうです。
この自信が・・・休むと無くなりそうで。
次に私は立つことができるか。自信というものが持てるか。
不安です。合わせて人との出会いも怖いです。
どうしてこんな風になってしまったのか?

他人は楽しそうに笑っています。
笑いながら仕事をしています。
不思議です。。。表面で笑うようにしていますが難しいです。
おかしいですか?私。




472 一緒ですよ、ダックさん。 keiko 2004/05/17 23:56
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 近畿

今日、私は、近くのコープに荷物を出しに行き、
そこで娘の子供の頃の学童保育の先生に出会いました。
彼女の中では、娘は元気で生きてるはずなんです。
だって、知らせてないから。
声をかけられて、逃げるようにして、店を出てきました。

いつも、職場でも、娘の話題が出ることを極端に恐れています。
以前はしょっちゅう同じオバさん同士の話題に、
お互いの子供のことが出てたから。

今でも私の一番の悩みはそこなの。
望まない形で、プライバシーを知られたくない。
だから、私は極端に恐れている。
緊張し、肩が凝っています。
整形外科に通って、電気治療と、頚椎の牽引と、マッサージを受けて。

走り続けていなけりゃ倒れちまう、自転車見たいなこの命転がして。
体のあちこちには、ゲルマニウムの粒が貼り付けてあります。

できることは何でもした。
病気と闘うことは大切なことだから。
そして娘を失ったあと、私は確かにうつ症状を呈しているし、
心身症に苦しんでいます。
その事実を受け止め、この、時には不治の病かとさえ思えるうつと、
真剣に向き合っていこうと決めて生きています。
生きて、自分のすべきことをしようと、決めたからです。

そして、いざとなったら、休職だ!

夫は、去年の今ごろ、絶望から退職すると言いました。
その次は、休職すると言い出しました。
そして、大型犬を室内で飼いたいといい始めました。
あらゆる彼の希望をすべて否定しませんでした。
私が養えるなら、娘に死なれたばかりの私より9歳年上の父親を、
私は支えなくてはなりませんでした。

そんなわけで、不退転の決意で望みました。

あらゆる嵐は、首をすくめてやり過ごすことができます。
良質な医療との出会いがあり、自分が生きることを渇仰すれば。

あなたを必要としてる人が、現に居るんだから。
あなたを必要とするということは、
あなたの経済力を必要とするわけではないと思います。
あなたの存在そのものを、必要としているんだと、
言えるんじゃないでしょうか。

これまで、頑張ってきたんだもの。
どんな結論だって、自信を持って出して、そして、生きていこうね。



473 お久しぶりです、そしてはじめまして あおい 2004/05/26 21:16
女性 / 20歳台 / 弟 / 3年以内 / 東北
とても信頼していたドクターのもとを離れなくてはならなくなりました。

病気で仕事復帰叶わず、実家に強制送還されたからです。

いろいろ情報収集して、今の病院に決めました。
嫌なドクターではありません。むしろ良い方だと思います。

でもどうしても前のドクターと比べてしまいます。

おとうとの死をどうしても受け入れられません。

カウンセリングとかも受けたんですけど、どれもいまいちで。。
どうしたらいいでしょう。独り言になってしまいました。。。


475 退院しました ありさのママ 2004/06/15 09:52
女性 / 40歳台 / 父 / 5年以内 / 日本国内
猫さん レスありがとう。
ボロボロになって自分から入院しました。

約1ヶ月入院してました。
普通で3ヶ月・短くて1ヶ月と言われてました。
入院した時点では「未定」でしたが・・・。

開放病棟でした。
家から遠い病院を紹介されたので
病院付近の町を毎日散歩しました。
庭も広いので芝生の上を散歩しました。
ドクターとも自分が生まれてから今日までの
話をしました。週の3〜4回一時間弱話ました。
ダイエットなど本筋から脱線する事もありましたが
話していくうちに気がつかずにきた事を気ずく事が
出来ました。

家族が協力してくれたから出来た入院でした。

今考えるとあの時入院してなかったらと
考えるとゾッとします。

これからは通院でいきますがまたしんどくなったら
いつでも入院というところです。

でもまた入院すると泣かないで我慢してくれた
子供がかわいそうなので無理しないでゆっくり
いこうと思います。

今まで無理しすぎちゃったから・・・。がんばりすぎたら。

信頼できるドクターに出会えたのも大きな支えです。


476 ありさのママさんへ keiko 2004/06/20 19:00
女性 / 40歳台 / 子 / 1年以内 / 近畿

いいドクターに会えたんですね。
無理しないで、ドクターに甘えながら、
行きましょうね。。。
ゆっくりって、ここの合言葉だっけ。

ゆっくり、ゆっくり、休みながら。。。


477 何かしたい。。 kazuたん 2004/08/20 11:05
女性 / 30歳台 / 弟 / 3ヶ月以内 / 中部
こちらの掲示板には初めての書き込みです。
みなさん、はじめまして。。
私なりの「医療のあり方」を考えてみました。
「「癒しと語らいの掲示板」」に投稿しました書き込みとまったく同じです。失礼します。。

弟は最期は鬱でした。
でなければ、遺書の内容は、弟が書いたものではありません。
「「人格破壊した弟」」が書いたものなんです。
遺品を見て初めてみんな知ったことでしたが、弟は、社会人になった数年前から精神的な病に悩んでいました。
「精神科へ行こう」「鬱の時に読む本」「性格をかえたい」という本が出てきたり、大量の心療内科のお薬が出てきたり。。
なのに誰一人その事を知らなかったという事は、年がら年中悩んでいたわけではないか、偏見な目で見られて恥ずかしいので、必死に隠していたかのどちらかだったんです。
いずれにしても心療内科と神経科に通っていました。
でも千葉からの転勤で東京の病院に移ってから余計にひどくなったようなんです。先生からは「異常無し」(遺書に書いてありました。)とまで言われたそうなのに、お薬は沢山処方されているのに。。
ひどいお話です。。とっても悔しいです!!!
精神科の先生は、もちろん医師免許があるのだから、長年勉強されて、患者さんと向き合っています。責任もあります。でも悲しい事に、先生自身はひどい「鬱」に悩まされていない方が殆どです。
なぜならば、そうなった時のすべを知っているから。。
本当に苦しい時、どうされたいか。薬を処方するだけでなく、本当に先生達は、自分が経験したことの無い苦しみを抱えている方と向き合うのですから、もっと重要にかまえていただきたいと思いました。

ちなみに私は、小学校の低学年の頃から「死にたい、死にたい」と考えてばかりいた子供でした。
なぜそう思うのか、原因不明でした。
でも3人兄弟の一番上で、父母は共働き、
誰一人その事は打ち明けられず、中学3年ぐらいまで、本当の私ではなかったと思います。
とうとう高校2年の時ノイローゼになり、口がきけなくなり、周りは「なんで?なんで?」と聞くばかりで、余計苦しんだのを覚えています。
親に言われて、病院にも通わせてもらえなかったんです。
15年前の話ですので、世間体でしょうね。。
死にたいのに生きているというのがどんなに辛くて孤独で、苦しいか。。

でもなぜかはっきりとした理由はわかりませんが、少しずつその病気は消えてゆき、鬱になりそうな時、自然に「ならない対応」が身につきました。
でも治った理由が未だはっきりしない為、鬱に悩んでいる人の気持ちは、聞けば涙が出るぐらいわかるのに、どうしてあげたらいいのか、分からないんです。
今このように、経験談をここで話す事が適切かどうか迷ったくらいです。

医師免許を取るつもりで、(開業は無理ですが。するつもりもないんですが。。)小学校低学年から高校までの十数年間の苦しみと、今回の弟が自死によって亡くなってしまった、胸が張り裂けるぐらいの苦しみを持った経験を元に、勉強し、救えるようになりたいです。
でなければ、苦しい気持ちが痛いくらいに伝わってくるのに、隣に居る人が苦しんでいるのに、何かしてあげたり、気付いてあげるようにならなきゃ、同じ後悔を繰り返すようで。。。。。。そうしなければ。今度こそ。でなければ今の苦しみは日に日に増していくようです。
苦しんだ者にしか、絶対にわからない事って、あると思うんです。。

私はですので薬を飲んだことは殆ど「無い」です。
そのかわり、ひどい生理不順、不妊(奇跡的に流産を乗り越え去年出産できましたが)拒食症、過食症に悩まされました。
いいのか、悪いのか、中学生の同級生と久々に会うと、本人としゃべっている感覚がないくらい、感じがだいぶ変わったねと常々言われます。(体型が痩せ過ぎだったのに、万年肥満になったというのもありますが。。)

同じ痛みを持っていたのに、血を分けた弟に伝えてあげることができず、無念です。
弟を救えることが出来たかもしれないというのに、救えなかった事は、一生忘れられません。
自分を責めています。

なにかしたいです。なにかしたいです。本当に。本当に。。
元気になる前に、
この気持ちが一番高まっている時に、
何かアクションしたい。


481 精神科について あいまいみー 2004/09/08 23:18
女性 / 30歳台 / 姉 / 3年以内 / 近畿
私自身、約5年前から精神科に通っています。

ここに来る前は、私自身がうつ病を発症したため、
うつ病系や他のメンタル系サイトに出入りしていました。
何人かは今でも付き合い(メールのやりとりだけの
人から、会ったことがある人まで様々ですが)があります。
で、色々情報交換をした結果、私が思うところを書きます。

まず、精神科ほど、患者との相性の良し悪しがでて、それが
治療にもかかわってくるものはないですね。
自殺したウチの姉が通っていた精神科は、話をきく限りでは
あまり良さそうな医者ではありませんでした。

ですから、転居した場合でも比較的短距離の場合は、転居前
に通っていた精神科に通い続けている人もいます。私が見る
限りではそのほうが治療がうまくいきやすいと思います。

どうしても転居前に通っていた精神科に通えないなら、その
先生に詳しく紹介状を書いてもらってから、新しい医者を
探すことですね。

私も薬を変えたりカウンセリングを受けたりと、色々治療を
試みましたよ。
初診から5年経って、その間に新薬も出たから、ようやく
少し落ち着いてきましたね。
最初はこっちがうつ病だったから、私のほうが死にたがって
いたんですが。

皆様も少しでも心がやすらぐことを願っております。


482 心の医療 桜 2004/09/28 22:14
女性 / 20歳台 / 姉 / 3年以内 / 関東
初めて書き込みさせていただきます。
精神科とか心療内科ってすごく難しいと思います。

私も以前、うつっぽいという診断で通ってました。
一年近く同じ病院に通い、ちょっとした変化で薬を増やされたり、
治療と言うよりは、なんだか薬を出してくれるだけのとこでした。
ちょっとした悩みを口にしたら、それを否定されて、
病院から泣きながら帰ったこともよくありました。

考えてみれば、たかが3分かそこらの診察で何かわかって
もらおうってのが間違いだったんですよね。
その後、スクールカウンセリングの先生の病院に替わって、
その先生は薬の量をできるだけ減らそうとしてくれる先生でした。
今は薬なしで眠れるようになったし、
わりと普通に生活できるようになりました。

お医者さんって結局、病気、を観るわけで、
はっきりした、熱とか、痛みとか、
そいういうものに対してはうまく対処できても、
不安とか、焦りとか、恐怖とかそういう計り知れない物って、
お医者さん対患者さんじゃなくて
人対人にならないと分かり合えないのかなって思ったりして。

だから私は、薬を出すだけのメンタルクリニックより
カウンセリングをお勧めします。
またこのカウンセリングも相性ってあるんでしょうけど……。
でも保険きかないんですよね。。。
カウンセリングも保険がきけばいいのに。。。

なんだかとりとめもなく書いてしまってごめんなさい。
よい「医療」と「人」に巡り会いたいですね。





483 心の医療 桜 2004/09/28 22:15
女性 / 20歳台 / 姉 / 3年以内 / 関東
初めて書き込みさせていただきます。
精神科とか心療内科ってすごく難しいと思います。

私も以前、うつっぽいという診断で通ってました。
一年近く同じ病院に通い、ちょっとした変化で薬を増やされたり、
治療と言うよりは、なんだか薬を出してくれるだけのとこでした。
ちょっとした悩みを口にしたら、それを否定されて、
病院から泣きながら帰ったこともよくありました。

考えてみれば、たかが3分かそこらの診察で何かわかって
もらおうってのが間違いだったんですよね。
その後、スクールカウンセリングの先生の病院に替わって、
その先生は薬の量をできるだけ減らそうとしてくれる先生でした。
今は薬なしで眠れるようになったし、
わりと普通に生活できるようになりました。

お医者さんって結局、病気、を観るわけで、
はっきりした、熱とか、痛みとか、
そいういうものに対してはうまく対処できても、
不安とか、焦りとか、恐怖とかそういう計り知れない物って、
お医者さん対患者さんじゃなくて
人対人にならないと分かり合えないのかなって思ったりして。

だから私は、薬を出すだけのメンタルクリニックより
カウンセリングをお勧めします。
またこのカウンセリングも相性ってあるんでしょうけど……。
でも保険きかないんですよね。。。
カウンセリングも保険がきけばいいのに。。。

なんだかとりとめもなく書いてしまってごめんなさい。
よい「医療」と「人」に巡り会いたいですね。





484 参考にさせていただきました kazuたん 2004/09/30 00:23
女性 / 30歳台 / 弟 / 3ヶ月以内 / 中部
あいまいみーさん。桜さん。
書き込み読ませていただきました。とっても参考になりました。ありがとうございます。

心の病って、とっても人間らしい病気ですよね。
かからない人って居ないと思うんです。
こんなに大切な病なのに、精神科ほど、患者との相性の良し悪しがあったり、カウンセリングだからといって保険がきかなかったり。。なぜでしょうね。。
他国では、心の病にかかる人ほど、尊敬できるとされていて、治療にも国自体がとっても積極的だったりします。
弟ももちろんそうだと思っておりますが、この病は、生きる事を真剣に考える人が苦しむ病です。
永い間その病にかかわってきた方こそ素晴らしい人間になれるんです。

心の病の考え方にもっと前向きで、真剣に取り組む姿勢が国自体にあったとしたら、日本も大きく変わると思うんですが。。と思いました。

ただ、この厳しい状況の中でで心の病と闘っている方(いた方)へは、尊敬を覚えるばかりです。
今まで生きる事を真剣に考えていなかったようで自分が恥ずかしい。。

絶対、救いたいです。
絶対、大切にしたいです。

。。そして。。

。。救われたいです。。私も




485 ありさのママさんへ 猫 2004/09/30 14:29
男性 / 40歳台 / 妻 / 6ヶ月以内 / 関東
こんにちは、ありさのママさん・・・
レスを頂いてからお時間が経ってしまいましたが、良い方向に進まれていることを願っております。

時間は沢山あります。

途中経過はどうあれ・・・回復してしまえば・・・笑いながら
あの時は辛かったと話せる時がくるでしょうから。。。

その時までは、ゆっくりと、焦らずに休み休み歩まれてください。

今まで頑張り過ぎた分、余計に休まないと帳尻が合わないですよ・・・






486 はじめまして f15 2004/10/12 18:35
女性 / 20歳台 / 兄 / 3ヶ月以内 / 日本国内
初めて投稿させていただきます。
2ヶ月前に、兄を亡くしました。
自分自身はなんとか、通常の生活をおくれているように思えますが、今は自分のことより、実家で暮らしている父のことが心配です。
父も会社に通い、普通にしているようですが、
実際は、夜中に何度も眼が覚めたり、お酒とタバコの量が確実に増えていたり、無事故無違反が自慢だった運転が荒くなったり、仕事中に抜け出して一人で車で過ごしたり、(とすべて母からの情報なのですが、)
あまり穏やかに過ごせていないようです。
私は現在一人暮らしなので、そばについていることも出来ないし、また、実家に帰れば兄のこと思い出してしまって、なんとなく帰りづらいし、どうしたらよいのかわからなくて悩んでいます。
「自殺のポストベンション」という医学書を見つけたので、買って読んでみましたが、これを父に勧めるべきかも迷っています。
お酒を飲んで泣きながら電話してきたときに、電話ごしに、母を頼むとか自分も兄のところに行きたいとか口にしていて、私としてはかなり心配です。
長くなりました。他の遺族の方との接し方について、ご助言いただければと思います。


487 f15さん kazuたん 2004/10/13 00:57
女性 / 30歳台 / 弟 / 6ヶ月以内 / 中部
はじめまして。
私は弟を4ヶ月前に亡くしました。
弟の仏壇がある実家には、元々3人暮らしで、父、母、次男(亡くなったのは1人暮らししていた長男)です。
父も母もいまだに涙が止まらない毎日です。
やはり、「自分より先に我が子が逝く悲しみ」というのは、私たちでは想像できないほどの物があるようです。
私は母とは、毎日のように電話で話をするようにしています。
だけど父は、仕事から帰ってくると必ず仏壇の前で声をあげて泣き、次男にやはり、「兄の所へ行く」なんて事を言ったりするそうです。
しかし、次男は、出張が多く、一緒に住んでいても、すれ違いですし、たまに話をしても、「兄(息子 弟)の死」への考え方が自分と違うそうなので、わざと、野球の話で盛り上がったりしてるそうです。
でも、弟の話になると、自分の意見は言わずとことん話を聞くそうです。(たまにの事ですが)

きっとお父さんは、f15さんに、間接的に助けを求めているんですが、今の自分を、元に戻すのは、やはり自分だということも気づいていると思います。
たぶん、もしf15さんが、頻繁に実家に心配だからと帰っていると、そうさせている、自分が情けなくなってしまうだろうし。。

ちなみに次男は、お盆のとき、ずっと遊びに行っていました。
私が怒ったくらいです。
でも、次男は、兄のことを思い出すのを逃げているのではなく、
父や母より、強くいられる自分は、なるべくいつも通り前に進み、父や母と接するとき、言葉を掛けられる余裕を持とう!と考えているんだと思っています。

今まで通りご両親と、電話でいいのでいつもより長く(無理にじゃなくていいので)お話してみて下さい!
もし、状況が悪化するようでしたら、その時に実家に帰ってみるとか。。帰れなかったら、例えば「年末必ず帰るから」と言ってあげたり。。

あまり、参考にならなかったと思います。ゴメンナサイ。
f15さんの書き込みを見て、私の弟の次男も、いろいろ直後、父と母への接し方で悩んだ事もありましたので(今でも父の姿を見ると辛いそうです。悩んでるまではいってないそうですが。。)人ごとじゃないようで思わず書いちゃいました!

あともしよろしければ、「「癒しと語らいの掲示板」」ですと、沢山レスがもらえると思います。。!(もちろんここでも、読んでる方が多いと思いますが)

また寄って下さい!









488 ありがとうございます。 f15 2004/10/13 13:48
女性 / 20歳台 / 兄 / 3ヶ月以内 / 日本国内
kazuたんさん。とても参考になりました。
私は兄と二人兄妹なので、兄が亡き今、自分が実家に帰ったほうがいいのかもしれないというのと、でも自分がやりたいことをとことんやりたいというの間で、悩んでいたように思います。

「癒しと語らいの掲示板」のほうにも書き込みしてみようと思います。




489 どうしよう ゆき 2004/11/10 16:40
/ 姉
1ヶ月前、いきなり姉が死にました.前の日には、普通にいつも通り、母と電話していたのにです.薬の呑みあわせが悪く死んでしまった様です.父と母は、なんだかへいき見たいなんだけど、介護の仕事をしていて老人がすぐにしにたいというとないてしまいます。なんか毎日一生懸命仕事をこなすだけで精一杯で、ひとりになるとものすごく落ち込んでしまい、死にたくなりマス.もうどうしたらいいのかわかりません。


490 ゆきさんへ kazuたん 2004/11/14 22:23
女性 / 30歳台 / 弟 / 6ヶ月以内 / 中部
愛する人を亡くすという最大の悲しみを味わったゆきさん。
辛いよね・・
悲しいよね・・
ご両親が平気そうに見えて寂しいよね・・
仕事、辛かったら休むか辞めてもいいんだよ。
又探せるし!特別な出来事が起こったんだもん。
普通でいられないゆきさんの事、痛いほどわかるよ!
どうしようって思って死にたくなるよね。
私も弟が亡くなってなんでそうなったかいろいろ調べていろいろわかっても報われなくてそう思っちゃうもん。

でも生きていようよ!

生きてさえいたら解決する事もあるかもしれない。
お姉さんは生きられなくて辛いと思ってるし、ゆきさんの事が心配でたまらないって思ってるよ!

だって自分の大切な妹なんだもん。

せめてお姉さんにだけでも悲しい想いさせないで・・
この世の未練を増やさないで。

しんどかったらここに又来てネ!!









491 ここに書いていいのかな? もん 2005/01/03 09:47
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 東北
どうしたらいいかわからないので。逝ってしまった子の姉もうつ病です。この四月から専門学校に行きたいといって入学も許可されているのですが、いけるかとても不安です。行けなくてもいいのですが、この子が落ち込んでしまわないか心配なのです。

もう二年半以上病院に通院しているのですが、状態は変わりません。一番の症状は不眠です。毎日朝四時すぎまで眠れません。睡眠薬は今は飲んでいません。飲むと一日中おきれないといっています。今は夜デパス二錠と抗うつ剤二錠だけのんでいます。神経症もあるのでなかなか病状は回復しません。お姉ちゃんは私と診察室に一緒に入るのを嫌がるので先生に困っていることや不眠のことを強くいえないでいると思うのです。先生も忙しそうであんまり話をきいてくれないといっています。
病院をかえようか?と聞くともう一回説明するのはいやだといいます。過去二回変えて今の所で三回目だから。今の所は二年三ヶ月通院しているのですが。

私は色々たとえば朝日にあたって太陽の光あびるとか、夕方犬の散歩をするとか、体に負担にならないようになにかをするのを進めているのですが。

何もしたくないといっています。いつもお昼すぎにおきてきて
あぁ疲れたといっておきてきます。
なんとかしてあげたいのですが、どなたかうつ病が軽くなる方法をご存知のかた、いらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。どうぞ、よろしくおねがいます。


492 もんさんへ あいまいみー 2005/01/08 08:14
女性 / 30歳台 / 姉 / 3年以内 / 近畿
もんさん初めまして(でしたか? 既に来ていたらごめんなさい)。

私は患者としての経験しか言えませんが、まずどこの病院に行っても
そうですが、自分の症状をありのままにかつ詳細に先生に伝えないと、
治療もうまくいきません。けれども口頭では先生に十分話すことが
出来ない時もあるかと思います。そういう時は、あらかじめ自分の症状
を紙に書いて持っていき、先生に渡すなり読み上げるなりした方が
よいと思います。

それから睡眠薬が合わなかったようですが、睡眠薬にも色々あります
ので(作用の長さによって超短時間型、短時間型、中間型、長時間型
と大きく分類されています)、やはり先生にありのままに症状を伝えて、
症状に合った睡眠薬を処方してもらうのがいいと思います。

睡眠薬以外で睡眠障害を改善する方法ですが、これも色々あります。
私もうつ病で通院し始めたころには、不眠がひどかったです。それで
私の場合はふとんに入る時間と寝る時間をなるべく毎日一定の時刻に
しました。もちろん時々朝の3時や4時近くまで眠れない時もありました。
そういう時も起きる時間は決めた時間に必ず起きて、なるべく昼寝を
せずに1日をやり過ごしていました。そうすると夜に眠くなる。

睡眠のリズムがずれると、これを繰り返していました。睡眠薬の力を
借りながらですが。
うつ病もまず睡眠障害を治すことに重きを置いた方が、もんさんの
お子さんの場合は良いように思います。私は医者ではないので、
あまり詳しいことはわかりませんが……。

ネット上には不眠など睡眠障害に関する情報を載せたサイトも
いくつかあります。私が探した限りでは
睡眠障害相談室(http://homepage2.nifty.com/sleep/)
Suimin.net(http://www.suimin.net/)
ウェルネス望洋台医院(http://www.sleepdoc.or.jp/)
眠りの総合サイト☆快眠推進倶楽部☆(http://www.kaimin.info/)
あたりが良さそうです。お役に立てれば幸いです。



493 あいまいみーさんへ もん 2005/01/08 14:35
女性 / 40歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 東北
ご親切な書き込み誠にありがとうございました。

じつは一月五日に病院にいく日だったので私が強く娘にちゃんと眠れないと先生に言わないと、お母さんが先生に言うよ、と言ったら、不眠で困っていることをいったらしいです。
ハルシオンという薬をもらってきました。前はヒルナミンとかロヒプノ−ルとかだったんです。

この睡眠薬は娘にあうようで午前中に起きてきて「すっきりした気分。あぁ寝たって感じ」といっていました。

あいまいみーさんの仰るとおりで規則正しい寝る時間と起きる時間が一番効果があるとおもいました。

早速少しでも実行できるようにしていきたいとおもいます。
この子が唯一やるのがインターネットのオークションで古着をみたり、買ったりすることで明け方までみてることもおおいので
声がけして、いきたいとおもいます。

たくさんのホームページをおしえてくださってありがとうございます。いつでもみることができるようにしました。

私が書く前は日にちがたっているので誰も見ないかなと思ったのですが、なんとかしたくてかいてみました。

本当にありがとうございました。


496 久しぶりに・・・ パセリ 2005/04/25 11:19
女性 / 30歳台 / 父 / 3年以内 / 西日本
今朝、どうしても仕事にいけなくなり、病院に行ってきました。
ここ1年調子がよかったから・・・ちょっとショックです。
安定剤をもらって、気が高ぶってるようだから・・・って
初めて安定剤入りの点滴までしてもらいました。

結構仕事も頑張れてたし・・・
でも、頑張っていいことがあった後は、落ち込むことが多いんですって。頑張った後の達成感の後に、ドンと落ち込む人が多いらしい。

夫が亡くなったときと同じような状態です。。。

2年間頑張れていたのにな。。。
今は何もしたくない。。。ちょっと休憩しなきゃいけないんだろうね。


497 プロフィール パセリ 2005/04/25 11:21
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 西日本
間違えたので訂正です。


498 パセリさん leeron(共同管理人) 2005/04/27 10:08
男性 / 40歳台 / 弟 / 10年以内 / 関東
パセリさん

パセリさんが、ここずっと頑張っていらっしゃったこと。
よく分かります。

> 2年間頑張れていたのにな。。。
> 今は何もしたくない。。。ちょっと休憩しなきゃいけないんだろうね。

多分、一時的なものだと思います。
たくさん頑張ってきたんですもの。少し一休みしてもバチは当たりません。

お医者さんと相談しながら、少しからだと心を休めましょうね。


499 leeronさん パセリ 2005/04/27 21:45
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 西日本
ありがとうございます。
お久しぶりです。いつも覗かせてもらってます。

2年間、頑張ってきたのに・・・また1からのやり直しのようです。

頑張ろうとしても頑張れないときがあるんですね。。。

休憩しながら・・・それでもあきらめないで
何とか前を向いていかなければと思います。


いつも、感謝してます・・・ありがとう。


500 パセリさん いづみ 2005/04/29 23:12
女性 / 40歳台 / 夫 / 10年以内 / 日本国内
同じ・・だと思いますよ。
私の時もそんなでしたから・・。

1年半目から 3年目までの間に、急降下するように気分が安定しませんでした。

けどそれが自分で解る・・っていうのが、乗り越えていける一つの方法の様な気もします。

直後から1年半までの自分は、今の自分がどんな状態なのかさえも解らない感じでしたから。

leeronさんも仰っておられるように 休息を取る事と、お薬に手伝ってもらう事が 一番の凌ぎ方かもしれないですね・・。

今まで張り詰めてきた糸が 「限界」と悲鳴をあげているのだと思いますよ・・。

ダメな時はダメだ・・・と 認める事も、しんどいときってあるけれど
それを認めると 案外ほっとできる時もあるかと思います。

無理をなさらないでね・・。

ここで言わせて貰うのもナンなのですが・・・

いつでも心配しています。
それから 応援しています。

ずっとずっと パセリさんの声、聞いてきましたもの・・。
一生懸命生きてこられた事、少しだけでも知ってますもの・・。


501 いづみさん パセリ 2005/04/30 19:19
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 西日本
いつも、ありがとうございます。

ホント、2年間自分でもよく持ちこたえたなあって
今になると思います。
たくさんの遺族の人に出会って、たくさん暖かい気持ちをもらって・・・嬉しかった。

でも、うちの場合、本当に特殊な形でなくなってしまって・・・
みんなが悲しんだりされる気持ち・・・正直言って羨ましかった。

夫を恨んで、負けるもんかってただただ頑張ってきた。
泣くこともしなかったし、甘えることも忘れてた。

なのに・・・この3月ぐらいから落ち込むことが増えてしまって。
何で今頃って思うけど、自分らしくなくなっていった。
焦れば焦るほど思い通りには行かなくてね。

もう、大丈夫って思っていたから、それもまた辛くてね。

去年より今年のゴールデンウィークは悲しいです。
みんなが幸せそうに見える。
今日も危ないと思って、病院に行ったけど
先生は、君が思うほど、みんながみんな幸せなわけじゃないんだよって言うけれど。。。

いろんなことで気分も変えてみたけれど、
でも、寂しいんです。とっても。
子供達がいてくれるから大丈夫って思ってたけれど・・・またちょっと違うんですよね。

今はお薬である程度落ち着いていますが、仕事も忙しく
今週は休んだほうがって先生にも言われたけど
結局休む勇気もないまま、月末の忙しさで眠る時間も少なくて。
ずっと微熱も続いてるから・・・休まないといけないとは思ってるんだけど・・・休んで家にいることも不安で。。。

少し、病院に頻繁に通いながら・・・
どうにか乗り越えられるといいなって、今は思っています。
もうすぐ両親も引っ越すみたいだし。。。
また子供達と3人の生活に戻りますしね。

いつも心配してくださってありがとうございます。
いつまでも恨みながら生きてることもそろそろ辞めて
自分にもっと正直に、肩の力を抜いていけたらいいなと思います。
今はちょっとお薬の力、かりてみます。

長々とすいませんでした。。。

久しぶりにここに来させてもらって、
私のこと心配してくれる人たちがいてくれたこと
とっても感謝です。

いづみさん、管理人さん、ありがとう。




502 パセリさん いづみ 2005/05/01 23:27
女性 / 40歳台 / 夫 / 10年以内 / 日本国内
> > ホント、2年間自分でもよく持ちこたえたなあって
> 今になると思います。

うん、本当にそう思うもの。ご主人の自死だけじゃなくて、それから後も本当に色々な事があって・・・。それでも生きて行く事、この時間を凌いでいこうとする覚悟だけはいつも 言葉から感じていましたもの。

だから 本当に本当に穏やかに過ごせる日を迎えて欲しいってね
願ってしまうんです。

> たくさんの遺族の人に出会って、たくさん暖かい気持ちをもらって・・・嬉しかった。
>
> でも、うちの場合、本当に特殊な形でなくなってしまって・・・
> みんなが悲しんだりされる気持ち・・・正直言って羨ましかった。

うんうん・・ 解ります。
悲しさだけじゃない・・ 本当に複雑だと感じています。

けどね・・

怒りも、悔しさも、悲しさも、一人きりの寂しさも、愛しさも、憎しみも・・

羨望だって当然。

全部全部当たり前だとね・・私は思うんですよ・・。

それを全部一抱えにしてずっと歩いて来たのだから・・

それは 褒めてあげてね。此処まで本当によく頑張ったんだと 褒めてあげて下さいね ご自分を。

私は褒めまくります。偉そうでごめんなさいね。でも・・

良く頑張ってこられましたよね。偉かったね、辛かったね、しんどかったでしょう。でも 此処まで来たんだよ、偉かった・・って。

> なのに・・・この3月ぐらいから落ち込むことが増えてしまって。
> 何で今頃って思うけど、自分らしくなくなっていった。
> 焦れば焦るほど思い通りには行かなくてね。

うんうん・・
>
> もう、大丈夫って思っていたから、それもまた辛くてね。

うん。
そういうのって 堪えるんですよね・・。本当に・・・。

私のね・・昔のおまじないですが・・子供だましかも知れないけど
こんなのね

「大丈夫、大丈夫。今だけ、今がそんな時、だから仕方が無いんだよ。
けどね、ずっとこれが続くわけじゃないから。大丈夫。
今はこんな時だからし方が無い」

耐えられないと思えるほど辛い気持ちが続いた時や、意味不明の虚脱感に襲われた時、いつも唱えていた言葉です。

> 去年より今年のゴールデンウィークは悲しいです。
> みんなが幸せそうに見える。

うんうん・・ 私、昔幸せそうな家族連れのポスター引きちぎった事あります(;^^A

悔しくて 悲しくて、自分がとても惨めだったから。

> 今日も危ないと思って、病院に行ったけど
> 先生は、君が思うほど、みんながみんな幸せなわけじゃないんだよって言うけれど。。。

言われて「はいそうですね」とは思えないですよね。
多少気が張ってる時は「そうだろなー」とも思えるけれど、それが出来ないからしんどいわけですもん。

自分より大変な人が世界中に沢山いることくらい知っています。
けれど それを知って尚、心が収まらないから辛いんだよね。
比較の問題じゃないのだもの・・。

> いろんなことで気分も変えてみたけれど、
> でも、寂しいんです。とっても。
> 子供達がいてくれるから大丈夫って思ってたけれど・・・またちょっと違うんですよね。

子供はね・・どうしても子供でね・・。
大人の代わりにはなれないのだと思います・・。

同じ立場で、同じ視先で、同じ景色を見て、近い場所で共感するってのは やっぱりまだ幼すぎて無理な部分ってありますものね・・。

> 今はお薬である程度落ち着いていますが、仕事も忙しく
> 今週は休んだほうがって先生にも言われたけど
> 結局休む勇気もないまま、月末の忙しさで眠る時間も少なくて。
> ずっと微熱も続いてるから・・・休まないといけないとは思ってるんだけど・・・休んで家にいることも不安で。。。

うん。もしも時間が出来たら、思考が一方方向へしか向かなくなるんじゃないか・・って不安を感じてしまいますよね・・。

>
> 少し、病院に頻繁に通いながら・・・
> どうにか乗り越えられるといいなって、今は思っています。

うん、くれぐれも無理をしないようにね。
自分をだましだまし・・です。

休めない、休むのが怖い・・と感じている以上、仕事とストレスのバランスを取りながら凌いでいくしかないんじゃないか・・なんてね 私は感じるんです。

ギリギリのラインで 絶対に無理しないようにね。

> もうすぐ両親も引っ越すみたいだし。。。
> また子供達と3人の生活に戻りますしね。

良かったのか・・それとも寂しくなるのか・・ですよね。
>
> いつも心配してくださってありがとうございます。
> いつまでも恨みながら生きてることもそろそろ辞めて
> 自分にもっと正直に、肩の力を抜いていけたらいいなと思います。

いつか・・・来ますよ。必ず。
無理して辞めよう・・じゃなくてね、
自然に 日々の生活に押されて、薄らいでいく・・そんな風に。

> 今はちょっとお薬の力、かりてみます。

はい。
くれぐれも 無理しないでね。

そして、ダメ と思ったら 即休息です。それから又頑張ればいいから。

大切にしてね。


503 怒りの感情ばかりが るみ子 2005/05/02 15:27
女性 / 30歳台 / 夫 / 6ヶ月以内 / 近畿
昨年の十一月に夫を亡くしました。なくなる四年程前からうつ病を患っての死でした。何で死んでしまったのかとか、医療体制とか、公的な手続きなど、怒ってばかりです。主人の父母への怒りも強いかな。生命保険の受取人が義父のままになっていたのを、そのままうけっとって私たちにくれません。小学生の子供を二人抱えた専業主婦だった私に。遺族年金だけで暮らせると思っているのでしょうか。名義変更ひとつ怠っていたばかりにこんなことになるなんて。主人に対しても怒りをぶつけてしまいます。いつまでこんな感情を引きずってしまうのでしょうか。子供二人があまりショックを受けずにいるようなのが、救いです。


505 鬱病当時者として。 あすなろ 2005/05/11 13:41
女性 / 20歳台 / 父 / 3年以内 / 関東
突然、発作的に「もう、いなくなりたい!」と思う症状は必ず波のようにやってきます。医者に訴えても薬を追加されるだけで、「冷たい。ロボットに油を注す様な感じ。私は人間なの?」と何度も落ち込みました。

医療ではそれが限界であると分かってきたのは、だいぶ回復してきてからです。

父を自死で亡くし、「この世からいなくなっても、きっと今度は残された家族を見て、どうすることもできない自分をもどかしく思っているだろう。私もきっとそう思うに違いない。」という思いだけが、かろうじて危うい自分をつなぎとめているような気がします。

私は医療だけでは回復しなかったと思います。ネットで同じ症状を持つ方や、こうした遺族の方々と哀しみを本音で語り合えたことが大きい。

医療、とくに精神を扱う医療の方には、こういう場で、診察では見えない心の闇と苦悩を知っておいてもらいたい。どうにもならない混乱を治めようとは思わなくていいけど、自分でもセーブの効かない混乱の現実を頭の片隅に入れて、診察していただきたい。同じ5分の会話でも、それによって、全然違うと思う。
今問われているのは、医学や薬学の知識ばかりではなく、人間としての資質、おもいやりの心なんだと思う。


506 なかなかです・・ パセリ 2005/05/14 07:10
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 西日本

薬がかなり増えてしまった。
でも、眠れない。
早くもとに戻りたい。
焦っても仕方の無いことはわかってるけど・・・

明日から新しい生活も始まるし、
仕事でも膝を痛めてしまうし、
昨日も職場のみんな愚痴の電話やメールで
帰ってからも仕事のことから解放はされない。
頼ってもらえて嬉しいけど・・・
上手く伝わってるだろうか。

先生は、家に帰れば仕事はしない。
休みの日はしっかり自分のためにだけ使うように
おっしゃるが・・・
それはなかなか難しいような気がする。

とにかく早く治さなきゃ・・・

自分を大事にしなさい・・・それがどんな意味なのか
今はわからない。





507 私の場合 クミ 2005/05/19 16:06
女性 / 40歳台 / 母 / 1ヶ月以内 / 関東
私も母がうつ病で未遂などして悩んでいるうちに自分もなってしまった時(今も危ないです)病院に行きましたが先生のカンセリグには心を開けず、またそのころはPCがなくこのページの存在すら知らなかったので同じ職場に同じように家族にうつ病の方がいたのでその方に思いのすべてをぶちまけていました母が未遂した事を話したら包丁を振り回さないだけいいじゃない家は包丁だよとも言われました。
今考えると大変失礼な事も言ったと思いますがやさしく受け止めて頂いたと思います。
「鬱の時はどっぷり鬱に漬かっていれば」と言われた時はなんて暢気な事をと思いましたが私の焦りを感じての事だったと今は思います。
針灸にも行きました動悸はすぐ良くなりましたが気持ちはだめでした。ヨガもやりました少し自律訓練法に似た所があり心のストレッチにはいいかも知れませんがもともと好きでない私には合いませんでした。パセリさん私はお風呂に入った時に今日も良く頑張ったと言って自分で自分の身体をさする時があります。いやな事があったときなど泣いています。
友達は自分で自分を病気にしていると言われたけど自分でも充分わかっているのだけどどうしょうもできないんです。


509 治療について あいまいみー 2005/05/21 11:18
女性 / 30歳台 / 姉 / 3年以内 / 近畿
皆様の書き込みをよんでよく思うのですが、精神病というと
まだまだ差別されたりすることが多いのかなと思います。
私は鬱病の治療を開始してもうすぐ7年になります。
(鬱病は通常、治療開始から半年〜2年で治るということを
聞きますが、ストレスがすぐたまる今では治療期間が長く
なっている人が多いそうです。中には10年とか15年とか。)
その間、鬱病の人が集まるサイトにも入り浸っていました。

そんな私から見れば「健康」っていったいなんだろう? と
思います。
私にとっては、他人を軽々しく「わがまま」だの「怠け者」
だの言う人の方が、どこか病んでいるように思えます。
本当に精神病であれば、「自分で自分を病気にしている」というのも
誤りです。
精神病は脳の機能異常または代謝異常という点で、他の病気と
同様に、原因のある病気なのです。

私の場合はもっぱら薬物療法です。幸いウチの先生は毎回うーんと
考えながら処方してくれるので助かっています。あと、一時期は
作業療法(デイケア、訪問看護による)をしていました。ただし
もともと口下手で引っ込み思案で、友だちもなかなか出来ないような
内向的な私にはカウンセリングは効きませんでした。

医療だけでは良くならないのも確かですが、医師や看護師、その他
治療法によって治るか治らないかが大きく違ってくるということも
頭の隅にでもとどめておいてください。

少しでも皆様の心が穏やかになりますように。
ではまた。


511 どんどん・・・ パセリ 2005/06/04 20:57
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 西日本
また薬が増えてしまった。
調子が悪い。
いろんなことが重なりすぎて、毎日生きてるだけでやっとです。

私は内にこもるタイプだと先生はは笑っていました。
普通診察してると泣くんだよ。。。あなたは泣かないなぁ。

泣けると楽なのにね。
いつもつい我慢してしまう。

少し、心がとっても和らいだ時期があって・・・
あの頃は久しぶりになく事や甘えることが出来たなぁ。

でも、今、やっぱりまた泣くことが出来なくなった自分が居る。

どこまで薬は増えていくんだろう。
もっと楽に生きていけるんだろう。



512 青葉さん クミ 2005/06/08 00:38
女性 / 40歳台 / 母 / 1ヶ月以内 / 関東
母が亡くなって何で助ける事ができなかったんだろうと言う気持は強くなるばかりで、・・・・医者を変えたけど薬を減らされてかえって悪くなり本人も自信をなくして、もとの総合病院で機械的な診察を受けるだけの状態に戻ってしまったり。
過去ログを全部読まして頂きました。
このごろお見えになりませんが青葉さんのログを読みながら私自信が気持を整理して行く上で凄く参考になる事が多く書かれてありました。
色々な本などを読まれながら、ご主人の事をお考えになられていたのが伝わってきました。
精神科の先生が書かれた本は私には難しく吸収できません。青葉さんではないけど消化不良のような・・・・・(違った意味かで使われていたかも?)
亡くなってから考えても母は戻りませんが私にとっての喪の作業のように思います。


513 くすりと妊娠 けい 2005/06/16 13:46
女性 / 20歳以上 / 夫 / 3年以内 / 関東

はたちくらいのころから心の調子が悪く、通院・投薬を続けていましたが、その時は入院が必要なほど症状が酷くなってしまいました。(あの人が死んだのなら、私だって死んでいい、と未遂を繰り返したり)
当然薬の量も半端ではなかったのですが、だいぶ落ち着いてきた頃、ある男性と出会いました。
現在、その方と結婚しています。
結婚してしばらくはとても調子が良かったのです。
でも、妊娠する為に薬を止めなくてはならなくて、徐々に減らしていったのですが、最後の一種類になった時、不調が表れました。
元々生理前の落ち込みが酷かったのですが、それが復活してしまったのです。
ひと月のうち、20日くらいは普通に過ごせても生理期間を含め、前の5日間くらいから
「死にたい」と思うほどの落ち込み(鬱状態?)がやってきます。
生理が終われば楽になるのならそんな極端なこと考えなくても、と思われるかも知れませんが、妊娠が可能な年齢の間、この症状がずっと続くのか?と思うとやりきれません。
これでは子供は望めません。
子供を意識してから特に自死した前夫を憎む気持ちが大きくなって辛いです。
あなたにはあんな酷いこともされた、言われた、と。
反対に今の夫はとてもいい人、と思っています。
彼の為にも子供が欲しいのですが…
同年代のカップルには皆可愛いお子さんがいるので余計に焦ってしまうのだと思います。




514 けいさんへ クミ 2005/06/16 21:25
女性 / 40歳台 / 母 / 1ヶ月以内 / 関東
私の母は更年期にうつ病になりましたので、ホルモンバランスが崩れる時に鬱状態になる事は明らかだと思います。
もし、婦人科に相談されていないのなら相談されて見てはいかがでしょうか?更年期でなくてもプチ更年期と言われ20代の方が更年期の症状になる事もあると聞いたこともあります。
薬に関しても妊娠中でも飲める薬もあると思います。

もうすでに行かれているのであればごめんなさい。


515 クミさんへ けい 2005/06/20 14:44
女性 / 20歳台 / 夫 / 3年以内 / 関東
アドバイスありがとうございます。
産婦人科へは行ってみたいと思います。
今の夫はとてもいいひとで、40になって子供がいなくてもいい、と言ってくれました。

今は生理中で落ち込みが酷いです。
前夫のことも思い出してしまいます。
あなたのせいで私はこんなに辛いんだ!と…

クミさんはお母様を亡くされたのですね。
まだ日も浅いようですのに、お辛い中、レスありがとうございました。



516 何かが変わるかな。 パセリ 2005/07/13 19:56
女性 / 30歳台 / 夫 / 3年以内 / 西日本
病院を変えました。

今度はクリニック^^

曜日ごとに先生が違うんだけれど、精神科の先生が集まって

作ったクリニックのようで、初診、1時間話を聞いてくれました。

元気になれるかな。。。


517 当てにならない ぽぽ 2005/10/20 02:30
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 東北
去年9月、夫が薬を飲んで自殺未遂を起こしました。幸い、自宅でのことで発見が早くすぐに手当てができ、内科的な治療と精神科のDr.のケアがあったのですが、当時私は3人目が臨月で、入院中Dr.と話すことができずに、夫本人にまかせるしかありませんでした。病棟のナースの方々も「大丈夫だから」と言うばかりでそのまま別の病院で出産に入ったもので、結局私が彼を支えられないまま退院になりました。仕事上のある出来事の発作的な事態と判断されて、通院も1回で終わり。でも、その半年後、彼は本当に死んでしまいました。入院当時のDr.にどうしても話を聞きたかったのと、私自身も話ができる人が誰もいなくて、何か、すがる思いで夫が未遂して入院した時の病院に受診に行きました。夫を担当した精神科のDr.に偶然あたり、いろいろ話しましたが、夫に対しての自分の診たては間違っていなかったとのこと。私は次も来たかったら受診したらよいだろうということで、「精神科のDr.って・・・・」と驚きました。まあ、わたしの場合は授乳もあり、こどもたちが癒しになってるところもあるから投薬はないので手の打ちようがないということだったのでしょうか。でも、拒絶感を感じたのは確かです。精神科ってどういうところかわからなくて期待しすぎてしまったのでしょうか。こんな時ってどこで話(相談)すればいいのでしょう。


518 こんな先生が精神科です お人よしさん 2005/11/04 18:26

いろいろと知っている訳ではありませんが。
精神科の先生にあるまじき人に出会いました。

苦しんで辛くて来院しているのに、聞いてくれない。
今の気持ちを否定する。
話を遮って終わろうとする。

こんな人が精神科のドクターです。

最初は信じていました。ドクターの言葉を。
でも、だんだんといい加減さが出てきて、もうそこは行きませんでした。
今は、信じられる先生を見つけました。

そこに行くと元気がもらえます。
最初は涙でしたが、最近は二人で笑う事もあります。

自分に合った先生を見つけるのはなかなか難しいけど、諦めないでください。



523 はじめまして シュークリーム 2005/12/21 00:25
女性 / 40歳台 / 子 / 3年以内 / 近畿
精神科の先生にとって患者は、たくさんの中の一人でしかないのでしょうか。診察日を断りなくキャンセル、家から出られなかった娘のことは覚えては下さらなかったのでしょうか。診察に行くようにとメモを残して私が出勤した日に娘はもう逝ってしまっていました。そんな娘を置いて仕事に行った自分をせめながらも、先生にとってあの子はたくさんの患者の中の中の一人でしかなかったのかと悔しく思いました。未遂を一度起こしながらも致死量の薬を出していた先生。薬の管理を親に任せることはお考えにはなかったのでしょうか。どうしてもそれが言いたくて、先生に会いに行きました。あの子が好きだった先生を責めることはできなくて、少し恨みがましく対応のあり方を言っただけ。[今日は三つ編みの話からだったよ。」と嬉しそうに話していたんですと言って、先生との診察を楽しみにしながらもパニックを起こして行けなかったことを話しました。一緒に泣いてもらってそれでもういいと帰りました。それでいて、私は今も同じクリニックに通っているのです。先生は違うのだけど、知らないところに行くのは勇気がいって。変ですけど。やっぱり頼りたいんですよね。


524 色んな先生がいる 剣 2006/02/26 00:07
女性 / 30歳台 / 弟 / 3年以内 / 四国
私はもともと心療内科にかかっていました。
その途中で弟が自死しました。
「私が悪いんです」と言うと、「誰が悪いのなんかわからないよ」と言われました。
心療内科や精神科の医者をしていると自死と向き合わない訳にはいかない。
方法や話し方がこれでいいか、緊張しながら診療されているそうです。
その結果が悪い方に出てしまう事もある、それは事実だけど、だからといって辞める訳にはいかないんだから、と話されました。
ゆっくりと色々な事を聞いてくれるし、話してくれます。
今かかっている先生とは、相性がいいようです。

でも、今までひどい先生もいました。
今でも許せない人が1人います。
内科で精神科の薬をもらっていた結果、薬物依存になってしまったので、相談に行ったのですが、「なんでそんなに飲むんだ! そんな人間に責任は持てない!」と怒られたのです。
やっぱり私が悪いんだ、ただそれだけなんだ、としばらく落ち込みました。
が、相談に来た人を怒って追い返すような人が医者をやっていていいんですか?



527 これが診療内科ですか?? 娘 2006/05/13 00:40
女性 / 20歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 西日本
父が自死して2ヶ月がたちました。私がインターネットで調べた心療内科に行き『うつ病』と診断され、睡眠薬、安定剤をもらい飲んでいました。父が病院にかかって2ヶ月。診察回数3回、父は自死しました。
父がどんな様子でカウンセリング受けていたのか気になり心療内科の先生を訪ねていきました。先生は『ご自分を強く責めていらっしゃいました』『薬を飲みつづけてもらいたかったが、強く拒否されました』と言われました。そのことを母に伝えると『父の状態がこうだから一度病院に来てください』や『父のどういった点に注意すればいいか』などもっと病院(先生)側が家族に電話一本するなり、家族に話してもらうなり対応の仕方があったんじゃないか!と母は言います。
父のうつ病について家族皆で勉強し始めた矢先の出来事だったので、父の苦しみがわかってあげられないままいってしまったので・・残された家族は後悔や悔しい気持ちでいっぱいです。

今まで家族や周囲で精神病にかかったと言う話しは聞いたことがなかったんですが・・心療内科の先生(病院)の対応はこれが普通なんでしょうか?病院のせいにするわけではありませんが・・何となく納得できません。


528 娘さんへ こびと 2006/05/13 09:43
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
お父様を亡くされたとのことで、医者にかかって二ケ月ですか。
お母様がお医者さんに言ったことは当然です。
素人の側としては医者にかかっていればいいだろうと専門医に任せたのに死ぬかもしれない病気なのに家族になんの連絡もないことは問題外です。
 
明らかに医者の不適切な対応の仕方だったと思います。
私の母も鬱病で医者にかかっていながら、2ケ月で亡くなりました。 家族は焦っているのに、法律の話をもってきて「精神科の入院は簡単にできるものではないので、空きが見つかり次第、連絡します。」と言って、結局間に合わず、死なせる結果となりました。 私だったら、即日にあらゆる病院に空きがないか問い合わせたのに・・・・。なんとしてもどこかに、満室でも救急患者として入院させたのに・・・・。そのお医者さんは、「1件あたったのですが、断られました。」と死んだあとに言われました。
医者にとっては、そんなものなのだとがっくりさせられました。
やっぱり家族が守って手を尽くさなくてはならなかったのだと
一生の後悔をすることになりましたが、その先生を正直、恨んでいます。 文句を言いたいところですが、死んでしまったものは帰ってこないので胸に収めたまま、納得がいきません。

しかし、娘さんのお父様のことは、完全なる医者の説明不足です。くやしいですね。 所詮、そんな医者ばかりです。



529 こびとさんへ 娘 2006/05/13 14:54
女性 / 20歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 西日本
返事ありがとうございます。

こびとさんのおっしゃる通りとっても悔しいし、心のぶつけ所がありません。私が心療内科に行った時、患者さんは皆女性でした。確か父が初めて診察へ行った時に『女性ばかりだったよ』と言っていたのを思い出しました。私は先生に話しを聞くため待合室で待っている間、父が一人でここへ来た気持ち、亡くなった時の顔を思い出し、涙してしまいました。(父を発見したのは私です。)先生と話しをしてる時も涙してしまいました。

結局先生にとっては患者の1人にしか思われていなかった事を思うと『どうして電話の一本でもかけてくれなかったのか』と言いたかったです。こびとさんと同じ恨んでます。
今はその病院の前も通りたくない心境です。

こびとさんのお母様も私の父と同じ病気だったんですね。
死んだ後では遅いんですよね。医者にとっては所詮他人事でしょう。
他人のために涙する事もないし、お線香あげに来るわけでもありません。

もっと父のため、家族のために親身になってくれる先生と出会いたかったです。



530 私もうつ病です。 こびと 2006/05/14 20:47
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
娘さんの気持を思うと取り返しのつかない事なので、やりきれないと思います。
私も、母を亡くしてすぐ、母と同じ鬱病になりました。
母の主治医は本当はいい先生だとは思うのですが、母を亡くしたことから、信頼できなく違う心療内科にかかっていますが、
なかなか良くならず、医者を替えたほうがいいのか(といっても
他にこれといって良いと思う医者もないのです)今の先生に
良くならないことを訴えて、薬をかえてもらうなり相談したほうがいいのか思案しています。
浮き沈みはずっと繰り返していたのですが、でも眠れてはいたのです。けれど最近は不眠になってしまいました。眠れないとろくな事を考えず、母のことがまたよみがえってきます。
とてもつらいです。本当は薬を早くやめたいのですが・・・・。


531 こびとさんへ 娘 2006/05/16 00:23
女性 / 20歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 西日本
おかげんいかかですか?
体調の悪い中メールいただいてありがとうございます。

こびとさん、うつ病との事で精神的、肉体的に苦しんでおられるようで・・父と同じくらい心配しています。
すみません・・心配するくらいしかできなくて・・。
こびとさんの心の痛み、苦しみはこびとさん自身にしかわからないと思います。(←失礼があったらお許しください。)でもこのサイトやメールと通して少しでも気持ちが安らぐならそのお手伝いをさせてください。

私も自宅の寝室の前を通るたび、つらい時でも、嬉しい時でも父の顔を思い出します。
私の記憶から一生消えることがないと思ってます。
どんな父の姿でも自慢の父です。





532 娘さんへ ダメ夫 2006/05/16 17:14

私の妻は5年間鬱と戦ってきました。最初は軽くて自死とかまでは考えず沈んでは良くなりと周期的に鬱症状がありました。ひどくなったのは今年の初めからのこと。持病の喘息が悪化し始めさらにかさむ医療費。そして過去のトラウマなどすべての要因が重なりとうとう自死を口に出し始め先日帰らぬ人となりました。

もちろん診療内科に通って薬事療法とカウンセリングでなんとか死にたいという気持ちと戦っていました。それは妻の父や私自身も一緒に同行してみんなで妻の鬱に真剣に向き合ってきましたが最後は妻自身の命のローソクがふっと消えるように、リミットがやってきたかのように逝きました。

どんなに良い医者に出会えたとしても結局最後に決断するのはその人次第ということ、そしてそれはその人の命のローソクが自然に消えるということ。

寿命とかじゃなく自死自体も運命なのかも知れませんね。実際妻も逝く2週間まえ位から喘息の発作が出始め無理してこれ以上医療費かけたくないと病院にも行かず毎朝発作との恐怖と戦っていました。

鬱治療もかねて入院させるべく紹介状を書いてもらい連れていきましたが本人が強く入院を拒否したため入院はさせることができませんでしたが多分入院させて軟禁生活状態にしても本人が入りたいと望んで入らない限り症状は余計悪化するとのことでした。

物理的な病気じゃなくて心の問題なのでまさにそうだと思います。病院に24時間監視させて良くなってほしい気持ち半分これで自殺はしないだろうという安心半分。私も最初こんな考えでしたがこれは自分の勝手な考えですね。そしてそれに気づきその時がくるまでどんなに大変でも妻を支えて行こうと決心しました。

そして妻は逝きました。安らかな寝顔、持病に襲われる恐怖から、過去のトラウマから開放され本当に幸せそうな寝顔でした。たぶん寿命でいえばまだあったのかも知れませんが生きる力が無くなったんでしょうね。金銭面や家事に育児など協力はできても持病の恐怖は家族や私でも拭い切れる訳ではありませんし苦しみも妻が背負うものですのでこればかりはどうしょうもありませんでした。

もちろん後悔がない訳ではないし涙もとまりませんでしたが本人が選んだ道なのですから今はただ供養をしっかりとしてあげること。そして妻が生前いつも言っていた次は健康な体に生まれたい。その願いが成就されることをただただ祈るだけです。

自殺を肯定してる訳ではありません。ただその人それぞれの想いがあってすることですし肉体的に寿命があるように魂にも寿命があると考えることもできるはずです。

どうか他人を責めず自分を責めず今は只お父様が安眠できるように、そしてお父様が胸に抱いていた想いが成就されるように祈ってあげて下さい。

乱文でしたが娘さんの暗いトンネルの出口が見つかるヒントになれば幸いと思い書かせて頂きました。それでは失礼します。


533 娘さん、ダメ夫さんへ こびと 2006/05/16 22:01
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
娘さん、3ケ月しか経ってないのに、私の心配して下さりありがとうございます。
なんとか、遺族のサイトへの書き込みをしたり、理解してくれる人に想いを吐き出したりして、生きるには生きています。
今日、お医者さんに行ってきました。薬を変えてみましょうといわれましたので、それで良ければそのまま続けることにして、悪ければ次を考えたいと思います。

ダメ夫さんへ、なんだか今の自分と奥様の姿が重なって少し怖いです。鬱病がなかなか良くならないので、いい時は穏やかに過ごせますが、落ち込んだ時に死にそうなほど苦しくなるので、
そんなのが、ずっと繰り返されているので不安です。
でも治そうと努力はしています。


534 ダメ夫さんへ 娘 2006/05/16 23:51
女性 / 20歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 西日本
心温まるメールありがとうございます。

先日自死した父の履歴書に書いてあった志望動機のところに『生活の安定』と書いてありました。その言葉が父のすべてをあらわしているようでとても心が痛みました。

結果的に父が自死を選んだとしても、うつ病と父の苦しみを家族皆
で戦っていきたかったです。一番つらいのは父だったことを思うと涙が止まりません。今は父の死を受け入れるのにはもう少し時間がかかりそうです。でも決して死を選んだ父のことを家族はじめ誰もうらんだり責めたりはしていません。

ダメ夫さん、ありがとうございました。





535 こびとさんへ ダメ夫 2006/05/16 23:56
男性 / 20歳以上 / 妻 / 1週間以内 / 日本国内
不安がらせるような文章書いてしまい本当に申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい。

ただ私の妻の場合は鬱病プラス慢性的な喘息に心臓が弱いということだったので・・・多分持病さえなければもっと一緒にいれたかも・・・というか持病もってたので出会えたってのもちょっと複雑な気分ですけどね。

病院のことですがやっぱり長く良く話を聞いてくれる先生がいるところが一番でしょうね。
妻の場合5つ目に一緒に行ったところが当たりで初診で一時間近く話を聞いてもらえました。ほぼ聞きに徹してくれて良く共感もしてくれて。薬についてもあれはどうだった?とかこの組み合わせが良く効くよ、これでダメなら次また考えますね。とか本当に良い所でした。

そこではうつ病患者の社会復帰プログラムや夜の集いとかアフターケアも充実しており本当に良い病院でした。

こういう病院がもっと増えれば鬱で苦しんでる人がもっとたくさん救われるんじゃないかなと思いました。

いい時、穏やかに過ごされてる時に一度花の苗など植えて花を咲かせてみてください。そして落ち込んだときは育てた花を見てください。今は本当に手間のかからないメーカー苗とかたくさん出回ってますので面倒なことはありません。花の生命力とつぎつぎに開花する花はよろこびとパワーをくれます。切花にはない魅力があるのです。よかったら一度試して下さいね。

それでは失礼します。


536 娘さんへ ダメ夫 2006/05/17 00:20
男性 / 20歳以上 / 妻 / 1週間以内 / 日本国内
いえいえ、私もすこし押し付けがましい書き込みかなと思いながらも送信してしまい申し訳ありませんでした。

文章をみてるとさぞよいお父さんだったんだろうなと伺えますね。私も文章では偉そうなこと書いてますが妻の部屋の扉を開けて電気つけたらいつものようにコタツに横たわって寝てるんじゃないかとふと探してしまう妻の死を受け入れられない自分がまだいますね。

多分時間は解決してくれないでしょうから遺影をしっかり見て線香とローソクと好きだったタバコをさして毎日祈っていこうと思ってます。

俗世で苦しみを背負ってない人なぞまずいないと思います。その苦しみをバネにすれば誰よりも大きな器をもった人間になれると確信
しています。

お互いまだまだ辛い日々が続くと思いますがその想いを胸に自分がなすべきことをこなして行きましょうね。そしてその時がくればあなたは好きだった父君に、私は妻にあえるのだから。


537 ダメ夫さんへ 娘 2006/05/17 19:21
女性 / 20歳台 / 父 / 3ヶ月以内 / 西日本
こんばんは。
いえいえとても温かかったですよ。

自分の父を自慢するわけではないですが、争いごとが大嫌いで家族の幸せを一番に考え、責任感がとっても強く、口数は多くありませんでしたが子供達の成長を遠くから見守ってくれ、何かあると助けてくれる父でした。
お互いを愛し必要としていた両親の姿を見て育った私達子供3人は、一人になってしまった母の泣き崩れる姿とやせていく母の体を見て・・子供ながらに言葉がでません。言い出したらきりがないですね・・。

ダメ夫さんの言うように、苦しみがバネに出来るようになる日まで時間はかかりますが、少しずつ歩いて生こうと思います。
ダメ夫さんありがとうございました。




538 ダメ夫さんへ こびと 2006/05/17 21:01
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
ご返信ありがとうございます。私も鬱病が持病のようになっているので、さらに風邪をひいたり、身体の調子が悪いと鬱病がひどくなります。 遺された者の苦しみを味わっているので、死ぬ事はありえないと思いますが、死にそうにつらく、母の窮地に追い込まれた心境を理解することもよくあります。
落ち込まないよう、いろいろ良いと思うことを、やってはいます。
ずっと、見守ってきた結果とはいえ、ダメ夫さんの心構えは
見習うべきもので、心強く思います。それが、故人の一番望んでいることですからね。


540 抗うつ薬の功罪 すずか 2006/06/08 19:27
女性 / 30歳台 / 夫 / 5年以内 / 関東
という名の本を読んでいます。

プロザックやパキシルなどのSSRIが健常な人に自殺念慮を引き起こすことが書かれています。

プロザックの訴訟は1998年に起きているのに、私の夫は2002年にパキシルを服用していて死にました。

もし、アメリカでの訴訟が分かっていたら、多分服用を止めていた。。

皆さんは、SSRIを飲んで、不安になったり、そわそわしたりすることはありませんか?

アカシジアという言葉がずっと分からなかったけど、この本を読んだら夫の症状だった。

抗うつ薬で助かっている人がいるのは分かるけど、悪化する人が救われないのは何か間違っていると思うのは私だけでしょうか。


541 クスリをやめたい こびと 2006/06/09 19:27
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
抗うつ薬によって、母も命を奪われたと思ってます。薬を飲み始めたらあれよあれよという間に悪くなり、医師に訴えながら少しも良くなることなく亡くなりました。
そして現在私も抗うつ薬を飲み続けていますが、だんだん眠れなくなり、落ち込みも激しく、薬を疑ってます。
ヨガや気功、カウンセリング、尿療法、健康食品などに頼ろうかと思っています。


542 いい医師っているんでしょうか? わんこ 2006/06/11 22:15
女性 / 30歳台 / 父 / 6ヶ月以内 / 日本国内
こびとさんはじめまして
体調はいかがですか? 
五月は不調になりやすい時期ですが、これからの梅雨もうっとおしくてイヤですね。

過去の分も読ませていただきました。
私も今も医師を恨んでいます。
あの医師でなかったら、父はまだ生きていたと思います。

こびとさんと同じです。思いをぶつけたいけれど、そんなことをしても父は戻ってこない。
それにこの気持ちがあの医師に通じるとも思えない。だから結局これ以上辛い思いをしないように今は黙っています。

父は8年も同じ医師にかかっていました。
形ばかりのカウンセリングは短くなる一方で最後の方は5分程度でした。薬の量は増える一方・・・あまりに大量の薬に心配して聞いてみても「薬の副作用は3日で出ますから大丈夫」と答えるのみ。
家族にわからないよう頓服でもかなりの投薬をしていたことも死後に分かりました。
亡くなる数日前に続けて病院にかかっていたのに家族に連絡もなく、亡くなったことを留守電に入れても返事もありませんでした。
医師を信じて他の病院にはかからなかった父なのに。
入院施設のない病院でしたので、別の病院へ入院を希望した父に医師は費用がかかる、評判もよくないなどと脅したようです。
一緒に付き添った母をわざわざ席をはずさせたうえでのことです。
入院先の病院に患者をとられないよう脅したとしか思えません。
入院を断念した父は数日後生きることも断念してしまいました。

地方にいるので、病院も数えるほどしかなく、通院を考えると選択の余地はありませんでした。

斉藤茂太さんの本に「精神科の医師の務めはうつ患者を自殺させないこと」とありました。

いい医師はどこにいるのでしょう?
もしいたのなら遠くでも無理にでも父をみせてあげたかったです。
なるべく考えないようにしているのですが、悔しくて悲しくて胸が張り裂けそうな時があります。


543 わんこさんへ こびと 2006/06/12 19:17
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
はじめまして、わんこさんのお父様はご自分のことを把握して入院を希望していたのに、なんということでしょう・・・・。
結局は商売なのでしょうか?初めは志を持って医師になったのでしょうけど惰性で初心を忘れ、患者のことは「お客さん」でいろいろいる「お客さん」の中の一人だし、一人一人の命に神経をすり減らしていたら、商売にならないと思って割り切って商売をしているのでしょうか。
うちの母の場合は、母自身が入院を嫌がっていたのですが、自殺未遂を繰り返す母をこのまま家に居させては、家族もどこまでも守ってあげられないし、家族が疲れてしまうから私が必死に入院を頼み込んだのです。しかし、私は嫁いでいる身で、精神科の入院の場合は本人か、同居している家族の同意がないと入院できないという法律があり、入院することになってもベッドがあるかあたってみないと、すぐに入院できるかわからない。と医師から説明されました。 ベッド待ちの最中に母は亡くなりました。
医師は「一軒あたってみましが、満床でした。」と言われました。  私だったらそこが駄目ならあらゆる場所に問い合わせるのに・・・・・とがっくりしました。やっぱり人ごとなんだなぁと・・・。医師を替えるのも気が引けると思って信じていたのに・・・。それなら未遂の時に、母を止めずに救急車で強制的に入院させればよかった・・・・。後悔ばかりです。
今、私がかかってる医師だって薬ばかり処方するだけで、ちっとも良くなってないのに・・・薬を替えるだけしか方法はないの?
このまま良くならずにもしかの事を考えないの?と不信感を抱きながら、他にこれといった病院もないので通ってます。


544 こびとさんへ わんこ 2006/06/12 21:39
女性 / 30歳台 / 父 / 6ヶ月以内 / 日本国内
聞いていただいてありがとうございます。

いい医師もいないことはないとはわかっています。

こびとさんも悔しかったでしょうね。
お互い後悔ばかりですね・・・。

父は優しくて穏やかで、うつ病になりやすいとよく言われる真面目で人に気を遣う性格でした。
医師にさえ気を遣っていたようです。
他人とは理性的に話し、明るくふるまうので、8年も通院していたとは誰も気づかなかったと思います。

医師からは最初の数年を過ぎたあとは「自死などの心配はない」と言われていたので、薬の副作用の心配ばかりしていました。

そんな父が入院をあきらめきれなかったのか無理に予約をいれて二日続けて病院に行ったのになぜ家族に知らせてくれなかったのでしょう・・。

こんなに悔しいのは「医師は少なくとも誠意を尽くしてくれた」と思えないからでしょうね。






545 わんこさんへ こびと 2006/06/14 21:02
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
うちの母も、優しく穏やかで真面目で誠実の自慢の母でしたが
典型的な鬱病になりやすい性格でした。
しかし、自死という最期を遂げた母を自慢する事はできなくなりました。
悪気なく「卑怯なやり方だねぇ・・・」と言う人がいたようにあんなに人に尽くして尽くして生きた母の悲惨な人生の締めくくりがこのような理不尽なものとなりました。
周りの無責任な物言いに傷つき、そしてまた周りの温かな理解者に支えられて、今日に至っています。
一生背負っていかなければならない心の傷ですが、これほどまでに苦しんだ代わりに、人を思いやる気持、感謝の気持、我慢を
母は最後の子育ての集大成として、気づかせてくれたのかな?
と思います。


546 こびとさんへ わんこ 2006/06/14 21:44
女性 / 30歳台 / 父 / 6ヶ月以内 / 日本国内
お母様のこと自慢に思っていていいではありませんか。
こびとさんはお母様の子育てが成功した自慢のお子さんだと思いますから。

うつによる自死は病死と考えるべきだという説もあります。
その観方が一般的になってほしいと思います。
最期は病気によって判断力を失ってしまっただけで、何も悪いことはしていません。
判断力を失う病気なのです。
心臓発作で亡くなった人に弱いから心臓を動かし続けることができなかったのだという人はいません。

私も命をかけて愛してくれた父を自慢に思っています。
これからも一緒に歩いて下さいね。




547 確かに病死です。 こびと 2006/06/15 20:42
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
わんこさんのおっしゃるとおり、母はどんどん意識が普通でなくなり、もうろうとした中、亡くなりました。
人は「自分が選んだんだから、ラクになったんだよ。」と言いますが、明らかに「鬱病」という病気の症状で亡くなったことは
近くで見ていた私が一番よく知っています。
普段の母なら、絶対に自死という道は選ばなかったことは母とは絶対的に信頼関係の厚かったので、断言できます。
本当に、病死だという認識が広がるといいですよね。
そうすれば遺族の自責の念が、少しは薄らぐかもしれませんよね。
母が残してくれた、優しさ、思いやり、親切心を胸に生きて生きたいと思います。
ありがとう、わんこさん・・・。
お互い、尊敬できる親を持てたことは何よりの財産だよね。


548 父の日 わんこ 2006/06/17 21:23
女性 / 30歳台 / 父 / 6ヶ月以内 / 日本国内
こびとさん
病死だというのは自死した本人のためには思えるのですが・・・。
「自責の念が薄らぐ」というのとは私にとってはまた違うのです。薄くなることはありません・・・。

父のいない初めての父の日は辛いです。
父の日を迎えさせてあげられなかったから。


549 自責の念 こびと 2006/06/19 18:31
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
自死遺族にとって、自責の念は誰もが思うものですよね。
でも第三者から言わせれば、決して誰かのせいで亡くなったのではなく、病気がそうさせたのだと言います。第三者の言う事は説得力に欠けるかもしれませんが、案外、冷静に考えられる立場ですから、正しいのかもしれません。
考えてみれば、故人が元気な頃は、些細な事で言い争ったりしても、すぐ仲直りしてました。かなりひどい事を言っても、あとくされなかったのに・・・そしてお互いそんなことも忘れてまた何事もなかったかのようにしゃべっていたのに・・・・。
それが自死という結末になると、まず、自責の念にかられてしまう・・・・。罪な病気ですよね。
自責の念は、持ち続けても少しずつ薄紙を剥がすように、上手に付き合える自分になっていけるのではないか?・・・・そう願っています。


550 トピ違いになってきましたが わんこ 2006/06/22 22:20
女性 / 30歳台 / 父 / 6ヶ月以内 / 日本国内
こびとさん、本当におっしゃるとおりですね。
誰とも話せない思い、誰にもわかってもらえない思いを話せて、共感していただいて・・・ありがとう。こびとさんと話せてよかったです。



551 支え合えること こびと 2006/06/24 19:08
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
わんこさん、こちらこそありがとうございました。
つたない文章でうまく伝わったかどうかわかりませんが
同じ想いを持つ者同士、これからも支え合いながら
ゆっくり歩んでいきましょうね。

生前、母がよく言っていた言葉・・・「感謝をすること」
母のいた頃は「感謝なんてできない」などと反抗していたけど、
今やっとそれが少しはできるようになってきました。
感謝をすれば人、動物、植物、物・・・全てに愛情を注ぐことができます。
「感謝」を意識して生きていきたいです。


554 弔意はないのか ひろ 2006/08/28 01:14
男性 / 30歳台 / 妻
妻は統合失調症で同じ病院に通い続けた末、自死してしまいました。それは交際や結婚生活の期間より長いんです。通夜の前日に病院だけでなく長く関わった主治医本人にも妻の葬儀日程を知らせたにもかかわらず、とうとう主治医も担当看護師も、病院関係者は誰一人葬儀には姿を見せませんでした。後日焼香に来るなんてこともなく。彼らには弔意ってもん、ないのかなぁ?


555 弔意はないと思います。 こびと 2006/08/29 18:29
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
母の主治医は決して悪い人ではなかったけれど、やっぱり仕事なんだなぁ、自死遺族の気持は全然わかってないなぁ、というのが実感です。死んだ日、私がうろたえていると、いい年してそれではあまりにも幼いよ!人の親なんだし、しっかりしないと!とあきれられました。
当時、そのとおりなのかと思いましたが、自死サイトを見て私が幼いのではなく、当然の想いなのだと知り、その意味では安心しました。
その後、私も鬱病になりましたが違う医師にかかってますが、治療のやり方を見ていても仕事なのだと感じます。
残念ですが・・・。


556 医療関係者見てますかね ひろ 2006/08/29 22:38
男性 / 30歳台 / 妻
医療関係者に亡くした患者への弔意が欠落しているというのはどうしてなんだろう?手を尽くしたのに救えなかった患者に己の力不足を詫びるもののひとりがいてもいいよね。命と向き合う職業のはず。手を尽くしたとはどう考えてもいえない怠慢な対応はふりかえれば指折り出てきてわかったこと。それでもひとりくらいご免って線香あげに来る人、いてもいいよね? 行動規範みたいなもので、禁じているのかな、弔意の訪問自体。病院が相手にするのは患者が生きている間だけ、の線引きが見えるよう。クールだけど、無責任が増長する。妻が運び込まれた深夜の救急、妻が死んで顔に布が被せられたころ、病室当直の看護師が3人くらいで頬杖つきながら談笑にふけっていたことを思い出した。「俺の妻がいまここで死んだばかりで横たわっているのに、てめえらなんだ」って怒鳴ったのを思い出した。でも、きっとこっちの気持ちなど少しも伝わらなかったかもしれない。自分がその立場にならなきゃわからない輩も多くいるだろう。


557 少しだけでも・・・。 こびと 2006/08/30 20:01
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
医師に少しだけでも自死遺族の悲しみを共感してもらえたら救われるのに、特に精神科の先生には専門分野なんだからわかってほしい。
けれども今までに何度も裏切られているから、医者はほとんど
「仕事」「金儲け」と割り切っていて、本来の医者としてなすべき「人を救うこと」をしている医者は私がわかっているだけでも
その数は非常に少ないです。



558 今となっては遅いですが おろおろ 2006/09/04 00:15
女性 / 40歳台 / 妹 / 3ヶ月以内 / 西日本
はじめまして。毎日こちらのサイトにお邪魔しております。色々な方の投稿を読ませて頂いているだけで心が癒されます。鬱病で妹を失って以来、毎日が後悔、後悔、の連続です。何日かに1回の割合で畳の上をのた打ち回りたいほどの辛さに襲われます。毎日、朝、目がさめた瞬間から、大きな喪失感と、病気が原因とはいえ、こんな最期を遂げなければならなかった本人の無念さを想像し、重圧に押しつぶされそうな気持ちになります。5月に未遂をやり、入院させましたが、夜間に騒ぎ出す人がいて眠れない、ごはんのおかずが大嫌いな鶏肉とにんじんばかりで、食べられないなどの理由で一ヵ月半で退院しました。退院のときも主治医からは、「また同じ事(自殺)する可能性があります。」という注意がなかったです。退院後は、私自身の意識の中で、ああこれでもう回復してくれるという油断が芽生えました。たとえば、末期がんなどの病気では、常に「死ぬ」ことを意識し、さっさと会社を辞めて看病します。だけど今回は、もう「死ぬ」ことはないだろうと、たかをくくってしまったのが、私が自分を苛む最大の原因となりました。本当に皆さん、どの様にこの辛さを乗り越えていらっしゃるのでしょうか?

自殺未遂という重大な問題にもかかわらず、「最長3か月までしか入院できません」という説明や、退院時の「その後の家族がするべき注意」など何もなかったことに、このサイトを読んでいてふと思い出しましたので書き込みさせて頂きました。書き込むことによって少しすっとしました。有難うございました。



559 今になっても後悔 こびと 2006/09/04 20:41
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
私は母の死を未だ受け止められず乗り越えていません。
いつまでも私の油断が死なせたと後悔し、兄弟、医者をも責めたり、クスリを飲んでから瞬く間にもうろうとしていったので、
クスリの副作用だったのか?と知識のなさを悔いたりと
今でも原因探しをしている始末です。
もう終わったことなのに、自分の中の母は生きていた時の母がずっと残像として残っているので、悔しくて寂しくて諦められないのです。
自死サイトで多くの方に助けられ、同じ苦しみにあえいでる人を知り、考え方も良い方へ導いてもくれました。
でも母とのあまりにも多くの思い出、悲惨な最期を忘れることができずいつまでも前へ進めません。
わかっていても切り替えができずにいます。
情けない自分にどっぷり浸かっているのです。


560 こびとさん おろおろ 2006/09/06 01:45

一大事があってから、数年を経てもなお、お辛い状況が続いておられるのですね。私も、この夏は暑さも、汗も、おもしろいも、つまらないも何も感じませんでした。ただ、辛い苦しいだけで終わりました。それでも、この様なホオムページを運営してくださるお陰で、他人には絶対に言えない事を吐露できる機会を得て、どれほどか慰められているのだろうと、有難いなあと思っております。

私は、鬱病が、心の風邪だと聞き、それを真に受けて、「薬さえ飲んでいたらいつかは治る」くらいの浅はかな理解をしておりました。所が、事実は「がん」くらい怖いものだと認識をがらりと変えさせられました。「がん」患者である、と思って初めから関わっていたならば、もっと看病に真剣に取り組んでいたであろう事を思うと、或いは「死」を避けることが出来たかもしれません。この事は、私が一生後悔し続けるかもしれません。妹の飲んでいた薬の名前すら知らなかった状況でした。

こびとさんもお母様と仲良しだったのですね。私の妹も、よく面白いことを言って笑わしてくれた、私にとってかけがえのない存在でした。笑顔ばかりが思い出されてたまらない気持ちになります。


561 仲が良かったんだね。 こびと 2006/09/09 16:58
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
妹さんと仲が良かったんですね。分かり合える家族の死は本当につらいですよね。
時が経ってもなかなか忘れられず、思い出すたびに胸が痛むけれど、多くの人が同じ想いをしていて一緒に少しずつ歩んでいるのかもしれませんね。
いろんな想いが交差するけど、この場所を安らぎの居場所として
話しましょう。


562 うつ病が心の風邪って誰が言い出した? ひろ 2006/09/14 00:08
男性 / 30歳台 / 妻
うつが心の風邪なんて誰が言い出したんだろう?精神科の患者に対する社会の偏見を取り払ったり、精神科にかかりやすくするためには耳あたりいいフレーズだけど、患者のまわりの人たちが風邪程度にしか思っていないから、症状の悪化についても麻痺したり油断したりしてしまう一因にもなっているんじゃないだろうか?自殺遺族になってから、風邪どころじゃないぞと恨めしく思います。誤解をする受け手の問題だろうか?擬似うつのような疲れた現代人への気休めとして発している大量の無責任な情報のせいで、本当の病苦と闘っている人の真の苦悩がかき消されているのではない?風邪なら薬なんて飲まずとも治るのに。かたや、悪化すれば命を落とすもの。同列にできないでしょう?


563 心の風邪 おろおろ 2006/09/14 21:25

(がん)も今や誰でもなる可能性のある病気です。ガンの専門医にとってもそうだと思います。私は、昔、親の主治医から「がん告知」を受けたとき、先生のまゆげの動きも気になるほど必死の思いで聴いた事を思い出しました。それほど医者の発言は超重大なものなのです。今回、妹が入院したとき、色々と細かいことを聞かれ、また、家庭裁判所で発行してもらう書類まで提出したほどの、おおげさなものでした。だけど、退院するときには、主治医からは、絶対に一人にはさせないようにとか、ちょっとでも様子が変であれば、すぐ連絡するようにとか、ごく基本的な注意もなく、「退院したら後は知らないよ」っていうような感じに受け取りました。精神科の先生にとって、「自殺」はごく日常的なものなのでしょうか? それこそ風邪引き位に? 「絶対に一人にさせないように」という注意さえしておいて貰えたなら、あんなに油断しきってなかったと思います。

うつ病は心の風邪、というのは、軽度のうつ病患者さんには受け入れられる表現だと思いますが、重度の患者の家族にとっては、風邪引きで何で数年間も苦しまなければならないの?と思ってしまいます。


564 CMにもなってるけど こびと 2006/09/15 21:43
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
鬱病がTV番組で取り沙汰されたり、CMにもなったりと誰にでもなることが当たり前の病気として紹介されていて、最後には「治る病気です」と締めくくられています。

しかし、乗り越えられなかった人も多くいるということはあまり
大きく取り上げられていないような気がします。
結局、母は最悪の結末をむかえてしまったので、こういう番組をみると尚更つらくて見れません。まだ闘っている途中なら一生懸命に見ますが・・・。

治れば何ともない病気ですが、闘病中は周りから見れば「怠けている、甘えている」と言われる肩身の狭い病気なので、ばかにされ理解されない「見えない心の癌」ともいえる恐ろしい病気なので、もっと深刻な病気ということを世間に知らせるべきだと思います。


565 ほんとそうです おろおろ 2006/09/20 02:22
女性
うつ病の人は周りの人からは「怠けている、甘えている」と思われているのは確かだと思います。うつ病は苦しいものだって言うことは実感として分からないと思います。だからもっとうつ病の辛さについてピーアールするべきだと思う。というご意見に賛成です。どこかのサイトにお邪魔したとき、うつ病というのは「死にたくなる病気」なのですと書いてありました。なるほどそうかと思いました。

少し前に、トーク番組で、「うつ病か・・・よくしゃべる子はならない病気だ。」と発言している人がいました。その時私は、ああやっぱり、有名人といわれる人でもこんな程度の理解なんだなと、がっかりしました。

遺族になってから、こんな事考えるなんて、なんだか情けないけれど、これ以上同じ事で悩む人が増えないで欲しい、というのも正直な気持ちです。


566 今日も おろおろ 2006/09/22 01:14
/ 3ヶ月以内 / 西日本
うつ病のサイトにあちこちお邪魔しました。(妹の闘病中にはぜんぜん読まなかったくせに。) 相談のサイトでは、深刻な症状の人の質問に対して、「そんな事ぜんぜん気にしないで、のんびりしていたら良いです。」といった内容の答えが多いです。私も妹の訴えに対して、何百回同じ返事を繰り返したことでしょう。でも、この答えは何の支えにもなっていないんですよね。気にするな、と言われてその通りに出来るくらいなら病気にはならないですもんね。馬鹿な私は、やっと気がつくことが出来ました。

それにしても、症状が重くなって頓服も効かなくなった様な時には、それなりのお薬があるのでしょうか? だるい、辛い、眠れない、を完全にコントロールするのは今の医学では不可能なのでしょうか?




567 聴く耳もたない こびと 2006/09/22 09:06
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
私も母に「気にするな、気楽に行こう、どうにかなるよ。」と
言っていましたが、もう意識が完全に普通でない母に通じる訳がありませんでした。
黙ってうなずいてやるこたが一番だったのではないかと今の自分にあてはめて感じています。
薬も信じて飲んでれば治るのか、薬害が恐ろしくて飲まずに済ませた親戚の薬剤師の人もいます。
副作用が怖いです。しかしそうも言ってられないので眠る時は飲んでいますが・・・。


568 医者として エヌ 2006/10/21 09:19
女性 / 30歳台 / 弟 / 3年以内 / 四国
私は精神科ではないですが、一応医者です。
自分も10年以上うつ病で、かつ弟を自死で亡くしました。

しばらくこの掲示板にお邪魔していなくて見ていなかったのでさかのぼってしまいますが、医療従事者の弔意について少し書かせて下さい。

弔意がないなんて事は、ほとんどの医療従事者においてないと思います。

ただ、「引きずられ症候群」という言葉をご存知ですか?
一緒になって落ち込んでしまい、医療従事者が病気になってしまうケースです。
決して少なくありません。
私の身の回りでも、医療に関わるのを辞めた人、休職した人、死にたいともらす人、何人かいます。
雑誌や新聞で自死のニュースを見る事もあります。
そのため、精神科や理解の進んだ(?)病院では、残業を禁止していたり互いにカウンセリングをしたり、わざと「自分は医療従事者で治療する側なんだ」と言い聞かせる取り組みをしています。

家族にとっては冷たく感じるでしょうが、自分を保つためなのです。
葬儀に参列したりお線香をあげに伺ったりするのも、とても辛い事なのです。
それを何度も繰り返して慣れた方がいいのでしょうか?

私はまだ、泣いたり、体調を崩したり、救急車の音だけで苦しくなったりする日々を送っています。
それでも患者さんを他の病院に移す時には救急車に乗らなくてはなりません。
患者さんやご家族の前では元気な顔を見せなくてはなりません。

決して弔意がない訳ではない事をわかって頂ければと思い、スペースをお借りしました。


569 お薬 道草 2006/10/30 21:27
女性 / 50歳台 / 夫 / 10年以上 / 北海道
うつのお薬を のんで11年余。
大分量は減っていたのですが、 自分勝手な判断で 急に止め
痛い目に遭いました。

すこしずつ、 したくないことは無理をしないようにして、
自己認知と環境を整えて、
3ヶ月ほどかけて 減薬。

すっかり お薬から抜けて 3ヶ月が経とうとしています。

激しい落ち込みもなく 何とか頑張れています。

夜半に目覚めるとか色々あるのですが、
それは服薬中も同じでした。

ともかく 規則正しく生活して 何とかやっています。
大きいストレスが来ないよう、
なるべく 小さな爆発で済むように 無理をしないようにしています。

こんなところで良いのでしょうか?




570 皆さんへ sora 2006/11/06 21:24

私も家族を亡くした一人ですが、病院で受付をしています。
皆さんは、先生方の事をあまり良く思ってないように感じますが、少なくとも先生方は一人一人の患者さんの死を決して軽くなど考えていません。
私は、何度も患者さんが亡くなった後の先生の涙を見ています。しかし、それは影でこっそり涙しているのです。何故なら、一番辛いのは家族なんだと心得ているからです。
そして、お通夜やお葬式にでれないのも、その間に又違う患者さんを助ける為に働いているからです。
先生方だって普通の人間です。私達と一緒です。
だけれど、医者として時には自分の家族を犠牲にしてでも患者さんの側にいることだってあるんです。
入院中は必ず朝・夕と声をかけに病室に行き、状態を診察し、看護師から情報をとり、ああしようか、こうしようかと一人一人に一番ベストな治療法を考えています。自分の眠る時間をさき、患者と共に病気と闘っています。
だから、皆さんもお辛いでしょうが、先生方をもう少し違う目でみていただけたらと思いここにメールしました。
私も家族をなくしてから、何故こんなことにと思い、そしてもしかしてあれは夢なんじゃないか、いつかひょっこり帰ってくるのではと何回も思いなきました。
今でも、考えるだけでやっぱり涙が出てきます。
でも、私達は生きているんです。少なくともこれからまだまだ生きていかないといけないんです。
だったら、どうせ同じ時間生きていかなければならないのであれば、この悲しみを乗り越えてというよりは、この出来事を抱えたまましっかりともう一度自分の足で踏ん張って生きて行こうと思います。皆で励ましあいながら頑張りましょうね!!




571 完結させないで・・・ detour 2006/12/23 20:36

soraさんの圧倒的な 投稿に皆 固まっちゃいましたね。
完結させられちゃったんですかね・・・

それはそれで お話し続けませんか・・・


572 医療従事者の弔意について ヒロ 2007/01/16 02:17

悪いけど、俺はあなたの説明ではすっきりしない。患者と長い時間かかわった医師や看護師が弔問に訪れるのはなにもおかしなことじゃない。病院の経理担当のパートさんに弔問に来るべきといっているのと話が違いますよ。引きずられ症候群というのも理解できます。感受性豊かな人であればこそ、ストレスも大きいでしょうけれど、命を守る責任ある職業を自ら選択しているわけだから、真摯に向き合うのが筋でしょう?忙しいたって、病院仲間で忘年会やったり先生方は学会に行って懇親会やったりしているわけで、長年責任もって診て来た患者の最後に線香一本立てに来る暇もなく、メンタル的な余裕がないなんていわれたら、自分のメンタルケアーもできないのが他人のメンタル守れるわけもないって腹が立てども、共感できませんよ。うちのは死ぬ当日も前日も病院に電話を入れて助けを求めたのに、週末に主治医のいるときにだんなと一緒に外来に来てくれと軽くあしらわれて相手にされなかった者だけれど、だからこそ医療関係者の甘ごとにはつきあいませんよ。ゆったりとした生活が楽しみたかったら休暇をとってビーチにでかけりゃいいでしょ。特に精神科は脆い弱い繊細な人の命と向き合っている現場でしょ? そんなふうに思いますけども。


575 何度も繰り返すあの日 匿名ですみません 2007/02/07 16:13

夫を亡くした日(正確には前々日)の医者との会話です。
(夫は外科に入院してましたが、精神科のお医者様にもカウンセリングを受けてました)

病気で長引いた入院生活に疲れ気味の夫が、ある日私の前で担当医に言いました。
「一泊だけ外泊させて貰えますか?妻とゆっくり過ごしたい」と、、。
「いいですよ。奥さんとごゆっくり」と微笑んだ先生。。。
とまどった私は、別室で先生に声を潜めて話しました。

「夫は今、体調不良を気にし精神状態は下降気味ですよ?平気ですか?」と私。
「病気を治したい!」「前進したい!の表れです」
「次のステップに進むためには、奥様の心配性を改めましょう」
と、笑顔で諭されました。

そして私は二度と夫に会えなくなりました。
(最悪の結果が待ってました。。。)
絶ってしまったのは私?外泊許可にOKした私が悪い?自分を責めまくった日々でした。

あれから何年かの月日が流れた今、自分自身の中で整理出来たことがあります。
上手く言えませんが、あの時点で担当医の判断はミスではないと思います。
(外科の病状自体は良くなってましたから)
そして、外泊許可書にサインした自分も許そう、、、。
そう思えるようになった今があります。

ただ、医療現場に従事する方々に前例を残しておきたい!その気持ちで書き込みました。

最後に、夫亡き後、夫の担当医から頂いた電話は今でも私の心の糧です。
(内容は控えますが、私の為に仕事を超えたアドバイスを下さいました)









577 兄が受けたもの 妹・・・ 2007/05/23 00:26
女性 / 兄 / 1ヶ月以内
私の兄も鬱病で神経内科に通っていました。

兄がそこで受けたもの。
「自立支援医療等受給者証」(精神通院)

それは、仕事がなかなか思うように出来ない兄には非常に助かるものだったようで・・・
認定を受けた時には、「これで通院費用が助かる」と、それこそ嬉しそうに話していました。
それを聞いた私は、そんなの受けたらあなたは精神的な病気なんですよって認められたみたいでとても不快だったのを思い出します。
兄が行っていた病院は地元でも有名な儲け主義の病院。
だから、余計に不快に思ったのかもしれません。

その受給者証を受けてから、兄の薬の証は格段に増えていきました。
飲み合わせが悪いと、記憶が飛んでしまうことも・・・
その記憶が飛んだまま、兄は自ら命を絶ってしまった・・・

兄には、ありがたいものだったのかもしれません・・・
でも、残された私達は そんなものを簡単に出してしまう医者が許せません・・・



578 うちの場合・・・ なつまる 2007/05/30 12:38
女性 / 30歳台 / 子 / 3年以内 / 東北
私の実母は33歳の時<統合失調症>で9年も入院、41歳で夫を交通事故で亡くし更に沈みがちになり、何度か未遂もして・・・44歳で生まれ故郷に戻るまでは全く外で働いたり、家事をこなしたりはできませんでした。嫁ぎ先の近くの病院では、一生このまま、良くはならないと言われましたが、こちらの病院では一度も入院せず健在で、家事程度や孫の面倒も少しは見れます。去年、初孫の私の息子が亡くなった時は、しばらく通院していましたが・・・<孫が自殺して・・・助けてやれなかったって、泣いてましたよ。お母さんにもっと優しくしてあげて欲しい>と言われました。母も孫を追って逝く危険があると言われました。そして、この病気はわずかな確率で遺伝もあると・・・・初期症状は死にたい・・・から始まると。息子は母とおなじ病気だったのか?は分りません。もし本当にそうだったとしたら、私達家族は息子を守り切る事ができただろうか・・・考えてしまいます。母に対して、いつも冷たい態度で接しているし・・・母の事を心配してくれた先生の穏やかな顔と口調を思い出すと、なぜ息子をたすけてやれなかったのかと悔しいです。母の事は心配なのに、私達にはケアの一言もありませんでした・・・・・・・。もう1年前のことですが。



579 調剤薬局 千羽鶴 2007/06/07 11:35
女性 / 30歳台 / 婚約者 / 1ヶ月以内 / 関東
私は5月15日に、生涯で1番大切な人を亡くしました。
彼は私の部屋で、意識を失い、半月あまり入院しましたが、最期まで意識は戻りませんでした。
状況から原因は判らず、血液検査やCTの結果メタノールを服用した可能性が出てきました。
そのため、警察が介入し事件、事故、自殺を確定するために司法解剖や、遺族と私に対する事情聴取が行われました。
その結果1週間後、警察に呼ばれ言葉にならない結果を聞くことになりました。
彼は、意識をなくす2日前、精神科を受診し、抗うつ薬をはじめとする大量の精神安定剤や眠剤を処方されていました。
その処方箋をいつもの調剤薬局に持っていき、いつものように処方されたのだと思います。
その時、彼は消毒用エタノールのボトルを手にとって眺めていたそうです。
お店の人が「何かお探しですか?」とやずねたところ、彼は「サイフォンに使うアルコールは・・・」と答えたそうです。
「それならこれです」とメタノール90%、イソプロピルアルコール10%の商品を薦め、彼は購入しました。
自営業を細々と営んでいた彼は、何かを購入するとき必ず領収書を請求します。
その領収書は亡くなったあとにみつかったのですが、商品名に「イソプロピルアルコール」とありました。
抗うつ剤や睡眠導入関係の薬の処方がされたあと、不可解な領収書を求める客を店員はどう思ったのでしょうか?
商売優先としか考えられず、悔しくて涙が止まりませんでした。

遺書もなく、メタノールの空ビンもみつからず、彼の死には未だ不可解なことが多く、落ち着きを取り戻すことができず、現在私も休職しています。
何をどう考えたらいいのか、わからなくなっています。

長くなりましたが、もしよろしければみなさんの感想をいただければ幸いです。


580 本当に考えてくれてるか? 今回は名無しで 2007/06/29 21:24
/ 日本国内
薬局も医者も、やはり商売なのだと後になって感じることがいっぱいです。抗うつ薬、眠剤は副作用が恐ろしいことを医者は一切言ってくれません。 説明書を見てもせいぜい「眠くなるので車の運転に注意」くらいです。
確かに最初の混乱と落ち込みを救ってくれたのは薬です。
薬があったからよく眠っていたし、ボーッとさせてもらっていました。 薬剤師の知り合いは自分もうつ病になったけれど、副作用の怖ろしさを知ってるから、薬は飲まなかったと言ってました。不安はありましたが、私は飲まずには乗り越えられなかったと思います。
しかし薬の辞典で調べてみると本来「自殺」という最悪の事態を逃れるための薬のはずが副作用として「自殺念慮」とあり、ドキッとしました。医者に何度となく質問すると「そんなに強い薬ではないですから」と言うだけです。 でも実際、抗うつ薬の副作用によって起きた自殺は多いし、最近の不可解な事件の加害者もこういった薬を飲んでいたという記事が雑誌に載っていました。
他にインフルエンザのタミフルも異常行動が副作用であることを
認めようとしない。など経済至上主義がもたらす悲劇は後を絶ちません。
暗中模索しながら自分が自分を守るしかないのかもしれません。


581 現在の精神医療って かず 2007/07/06 06:23
男性 / 40歳台 / 父 / 3年以内 / 中部
 父は神経科に老人性うつ病で十年以上かかっていました。父が自殺する十か月前に持病の頚椎症が悪化して、通っていた神経科のある病院に救急車で運ばれたのですが、神経科の医師は父が入院中の一か月近くの間に一度も診に来ることはありませんでした。
 十年の間にも、父が薬の副作用で苦しんでいても、目先を変えた薬を処方するばかりで、父は最後まで副作用に苦しんでいたように思えます。

 私も現在身心クリニックに通院してうつの薬を処方してもらっていますが、やはり薬物だけで精神的な問題を解消する方針のようで、通い始めて半年ですがすでにあきらめています。効果は少なくても必要最小限の薬だけを貰い、薬を処方してもらう以上の期待は持てずにいます。

 私と父の経験からしか言えませんが、心の問題に対応してくれる技能を持った医師は一握りしかいないのではとの疑問に襲われてしまいます。カウンセリングの技能を持った医師が、特に田舎部で存在するのか大きな疑問です。
 カウンセリングは、医師と患者との意思の疎通があって初めて成り立つものだと思っていますが、私が会った医師の事しか言えませんが、患者の話を黙って聞き、最後に「それでは同じ薬を出しておきましょうか」としか言いません。これでは、医師が患者の話をどのように理解したのか全く不明で、患者としての私は話す気がどんどん薄れて行きました。
 父の時も同じで、何年かは一生懸命メモに書いたりして医師に話していましたが、手ごたえのなさにどんどんと無力感に陥っていく姿が見えました。父の場合、医師に対して過大な期待や権威を感じるタイプだったので、家族の私がフォローしようとしても無駄でした。

 商売としてとらえる医師も多いでしょうが、私にはカウンセリングの重要性にたいして無知や無理解な、または鍛錬をしようとする意志の薄い医師が案外多いのではとの感想を持っています。
 カウンセリングと家族のフォローが混同されて、カウンセリングには専門知識と技能が要るとの認識がなく家族に丸投げされ、医師は投薬だけするのが役目だと言わんばかりの様子です。
 家族がいない場合はどうするのでしょうか?また、家族であっても患者の心をケアすることはとても難しいことなのに。

 私の知る限り、日本ではカウンセリングは主に文学系の心理学科が中心に研究や実践がなされています。
 医学系では、精神科であっても病理として薬理で対応するものが普通で、医学系でのカウンセリングと言えるようなものは、実は医療マネージメントとしてのコミュニケーション技法…効率良く診療を行うため…の扱いではと思えてしまいます。
 文学系の専門家は医療従事者の主体者の地位を与えられず、薬理の補助的な扱いしか受けていないのだろうかと。
 現在の日本では、医師免許を持つというだけで過大な権限が与えられすぎているのが実態なのではと考えてしまいます。
 ちょうど看護師さんが日常のケアの主体であるのに、あたかも医師の助手でしかない扱いのように。治療とケアが同等で、治癒には同じように重要で必要であるにも関わらず。

 カウンセラーと医師が、双方の重要性と必要性を認識して、上下関係ではなく協力関係を保っていく意思を持たない限り、薬物が精神医療の中心であるような危うい状況の中で、ある言い方をすれば犠牲者が出続けるのではないかと思えてしまいます。
 医師がメンタルケアに対して無知や軽視がある状態であれば、家族や周囲の者が正確な理解や対応が出来ようもないですものね。

 私自身、薬物で身体症状は治まっていますが、亡くなった父を最初に発見した時の衝撃と、その時の映像で苦しむ心情は何年経っても変わらずにあり、時折顔を出しては苦痛に耐えています。
 自殺者遺族の会などに出たいとは思っても、遠隔の地でのことであり思うに任せない状態です。

 時が経てば解決するものもあるけれど、何年経っても解決できないことがあり、無理解などで何度も苦しめられる現状があることを政府が本気で理解し対応しない限り、薬物だけでは解消されない部分は置き去りにされ続けるでしょう。

 生き辛さで日常生活に支障が起ること、残された者が普通に生活しているように見えても、後追いを何とか踏みとどまっていることがあるなどと、経験のない周りの方には想像もされないでしょう。
 意志ではどうにもならないところから湧き上がってくる虚無感や無力感が、ふとしたきっかけで起こり、精神的に周りから孤立してしまう苦しみ辛さ。
 周りの方々には些細なことに思える行動でも、行うのに疲労困憊しながら行っているのだということ。

 辛さは分かってもらえなくても仕方がないけれど、そのような現実があるのだということを医療関係者や為政者が真に理解してくれることを望むばかりです。
 でなければ、心が大切だ命を大事にと口先だけで言われているだけでは、悲劇は続くのかもしれません。

 ながながと書いてしまい申し訳ありませんでした。


582 千羽鶴さんへ もとこ 2007/07/18 15:17
女性 / 30歳台 / 複数 / 5年以内 / 関東
はじめまして。わたしも、現在精神科通院中で沢山の薬処方されています。そして調剤薬局がら、くすりを受け取ります。
沢山の薬剤師さんのなかには、本当に資格を持ったプロなのかというようなひとが、確かに、います。

しかし、つらい経験をなさりましたね・・・千羽鶴さんの体調のご回復をお祈りいたします。


583 医者の言葉 くみ 2007/07/19 22:53
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 関東
テレビを見ていたら精神科医の言葉に「鬱病は必ず治ります。

家族の支えと愛情と正しく薬を飲めば」とアドバイスがありました

本当にそうでしょか?もっと支えてあげて愛情をかけてあげれば

母は亡くならなかったのでしょうか?自責の念と奈落の底に落され

様な気持ちです。

何年も薬漬けにされて治るどころか副作用を訴えていた母に薬とは

関係無いの一言で返された母の気持ちを考えると医療不信です。


585 薬 ひまわり 2007/09/20 01:30
女性 / 50歳台 / 子 / 1年以内 / 東日本
 私は息子を自死で亡くしてから持病のパニック障害が強くなりました。それに伴い鬱状態もひどくなりました。薬を出してもらいましたがなかなか合うものがなく結局は安定剤と胃の病にも効く鬱の薬になりました。薬局で待つ間若い年齢のかたが、たくさんの種類の薬をもらっているのを見ました。その方の病名はわかりませんが本当にそんなに必要なのだろうかとおもいました。
 本来精神科の医師は患者さんの話をゆっくり聴く事も診療なのですが現状は短い診療時間ででたくさんのくすりを出しているように思えます。医師が薬に頼っているように感じます。
 私は薬に対して不安があったので鬱状態がひどい時以外は薬をのんでいない事を医師に話しましたところ、毎日のまないと効果が出ないと言われました。
 




586 薬って必要なのかな? 気晴らし男 2007/09/30 00:17
男性 / 40歳台 / 妻 / 3年以内 / 関東
自死遺族のサイトを見ていたら、偶然この掲示板を見つけ、思わず書き込みさせて頂きます。
妻は結婚前から精神的には不安定で、昨年命を絶ちました。最初に医者にかかってから約20年、結婚して13年目のことでした。確かに精神的に不安定で幻聴が聞こえたりすることもありましたが、でも私から見ると、普通の人間でした。
人間ですから精神的に調子の悪い時も、良い時もあります。生きていれば上手くいかない時もあれば、希望が叶う時もあります。上手くいかなければ落ち込んだり、それが酷ければ絶望してしまう人もいるでしょう。それは薬で癒せるものでしょうか?それを癒せるのは、自らの柔らかな強さとゆったり休む時間、周囲の忍耐強く長期間の見守りではないでしょうか?
妻は大学病院の精神科に通っていましたが、自死の数年前に新しい医者に変わり、その医者は私の反対も聞き入れず、妻の薬をかなり強硬に変更し、少し調子が悪くなる度に増加させていきました。その医者にかかる前は2種類のみでしたが、死ぬ間際は5〜10種類近く、相当強い薬を限界量近くまで飲まされていました。しかし、医者を変えようにも、妻はその医者を信頼しており、やっと見つけたセカンドオピニオンからもその大量の薬で問題ないと言われる始末でした。彼らは物質で、心を救えると考えていたのでしょうか?
結果として妻を救えなかった私に何も言う権利も資格もありませんが、精神科の治療が薬や電気ショックと言った物質的治療だけ行い、自分達は間違っていないと考えているならば、精神科の治療は余りにも危険なことと感じてしまいます。
心ある研究者、心ある製薬会社、心ある医師が増えることを願ってやみません。


587 はじめまして 涙そうそう 2007/10/11 23:11
女性 / 50歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 関東
皆様のご投稿を読ませて頂きました。同じ経験をなさった方々の想いやお考えを拝見し、辛い出来事に押しつぶされ、寝込んでしまっていた私は、おかげ様で心の整理と立ち直りの心構えが出来つつあります。ありがとうございます。

長い間、精神の疾患と闘い続けた娘を、つい最近亡くしてしまいました。辛くて、悲しくて、苦しくて仕方がありません。
最初の1ヶ月間は何も手につかず、泣きに泣いて過ごしました。
最近は涙はおさまりかけていますが、代わって重苦しい喪失感に襲われて家事もやっとの状態です。それに加えて医療や福祉のいろいろな疑問、不満が襲ってきています。

ここにたどり着く前、同じ想いの方の出版書物を読んで心の整理をしようと試みました。柳田邦男さんの「犠牲」を読みました。柳田さんはご子息の自死の悲しみを書くと言う行為で昇華なさろうとしてこの本を書かれたとおっしゃっています。書く事を生業となさっている方は書くと言うことで悲しみを乗り越えられるのですね。羨ましいと思いました。その才能の無い私は、どの様にしてこの辛い状態から立ち直ったらいいのか?と悩みました。

私は書くと言う行為はどちらかと言えば苦手です。この書き込みも一本指打法でたどたどしく打ち込んでいます。果たして私のこの行為が悲しみからの癒しにどれだけ効果があるのか分かりませんけれど試してみようと参加させて頂きました。読むだけでも結構な癒し効果がありましたので読むだけにしておけば良かったかな?と、書いている今現在も思っています。なにしろまとまりの無いこんな文章なのですから・・・。

私の娘は柳田先生のご子息とまるで一緒の病状でした。まじめでおとなしく、成績も生活行動もなにもかも、親からすれば申し分の無い娘でした。ところが高校に入った頃から様子が変わりました。学校から帰ると横になっている時間が増えていき、とうとう大学をリタイヤする状態になって初めて病気だと気がつきました。もっと早く病気に気づいてあげていれば治癒も可能だったのではないかと後悔しました。ですけれど告げられた病名は現在の医学では完治不能の病名でした。

親子共々地獄のような14年間の病気との闘いでした。なんとか病気の闘いから娘を救ってあげたいと、主人と私、弟は、力も能力も情報も半端なままで娘の病気と闘い続けました。支える私どもが、もう限界に近かったのですから、当事者の娘はもう当に限界に達していたのかも知れません。治療を受けていたにもかかわらず、医療者も親も娘の限界を察して最悪の状態を避ける手立てが出来なかったと言う事が残念で仕方ありません。

長くなり過ぎました。気持ちが未だ整理出来ないままでの書き込みですので、想いがまとまりません。もうすこし気持ちの整理が出来ましたら、医療の問題、障害者福祉の問題も書き込んでみたいと思います。まとまりのない文章を失礼いたしました。






588 書きたかったのですが こびと 2007/10/20 19:09
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
いろいろと思うことがあったのですが、なかなか書き込めずにいました。
涙そうそうさん、書くのが苦手といわれながら素晴らしい文章力で心情を吐露してくださいましたね。
娘さんのこと、長い闘病生活を家族で支えていたのですね。
病名がわからないのでなんとも言えませんが、精神的な病の場合は病気とわかっていても我慢できなかったり、理解できない部分が多いですよね。
家族だから冷静でいられなかったりもします。
目に見える体の病気なら痛みをわかってもらえるのですが。

私はご覧の通り、文章が下手です。でも何故か手紙を書くのは好きなんです。特別難しい言葉を使うことも感動するようなことも書く訳ではないのですが、素直に思ったことを書くのが好まれるようで、人からも喜ばれるのです。
それで母の自死のことについて理解してくれる友達に私のバカみたいな思いを毎日のように手紙に書いて渡しました。
どんな紙でもいいのです。「読んだら捨ててね」と言って2ヶ月くらい書いたでしょうか?

すごく哀れで恥ずかしいことを毎回書きました。母をほめちぎったり、うらみつらみを言ったり、世間の冷たさ、ひとりよがりの
勝手なことを思う存分書き、それはとてもいいストレス解消法でした。 そんな気持を受け取ってくれる友人がいたのが何よりの救いでした。

悲しみで何も手につかずにいましたが、こういうサイトに投稿するとかも手紙を書くと同じストレス解消法でした。
少しでも気分がらくになるのなら、悲しみをぶちまけることはいいことですよ。


589 ありがとうございます 涙そうそう 2007/10/21 23:30
女性 / 50歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 関東
こびとさん、お返事有難うございます。とても嬉しく思いました。こちらに書き込むにあたっては、少し構え過ぎていました。
傷ついていらっしゃる方々が集まっている場所ですので、不用意な言葉で知らないうちに失礼な事になってはいけないと慎重になっていました。ですけれど気持ちを率直に表しても良いのですね。みなさん同じ想いの方々ですから、判って頂けるのですよね。今日は思いっきり書かせて頂きます。まとまりがないので長すぎてご迷惑かもしれません。

娘の事は、病気も死因も周りの人にさえ秘密にしていました。
娘はご近所の目を気にして両親との同居を嫌がり、知った人のいない少し離れた所に一人暮らしをしていました。葬儀もそちらで家族だけでいたしましたので、ご近所の方には本当の事を知られずにいられました。ですので本音で語ることも、愚痴る人もおりませんでした。それがとても辛かったのです。

色々と探し求めてやっとこちらに辿り着きました。「癒しと語らい」の方も読ませて頂きまして、とても癒されました。20代とかの若さで辛い経験をなさった方々が沢山いらっしゃるのですね。そして必死で頑張ろうとなさっている事を知りました。そこで、ハッと気がつきました。私の20代の息子のことを忘れかけていました。息子も辛いのですよね。

感性の若い息子は私よりも辛い想いをしている筈なのですよね。息子も隣の県に一人住まいですので、私と主人の事をとても心配し、頻繁に電話をかけてくれます。それに甘えて電話の度に私は泣いてしまっていました。ですけれど息子も姉を亡くし、とても辛い筈です。親の私がもっと立ち直って息子の辛さを癒してあげなければいけないのだと、やっと我に返りました。立ち直りを気付かせてくださったお若い方々、ご親切な方々ありがとうございました。しっかりと立ち直りたいと思います。それが一番の娘への供養かも知れませんね。

少し不満を書かせて頂いてもよろしいですか?
皆さんの書き込みを読ませて頂き、医療や薬に対する不満が私と同じように皆様にもあるのですね。医療によって救われている方々も沢山いらっしゃるのかも知れませんけれど、こちらに集まっていらっしゃる方々は最悪の結果になってしまった方々ばかりですから不満があるのは仕方がない事ですね。私たちのような人々を無くす為にもどうにかならないものかと言う想いをいっそう強くいたしました。

まず、医師です。専門家としての働きをして下さる人が私には皆無のように感じました。何箇所も医療機関を変え、医師を変え、娘の苦しみを少しでも取って下さる医師を探し求めましたがとうとう見つかりませんでした。患者の訴えを真剣に理解し、適切なアドバイスをして下さっているとはとても思えないような方々ばかりでした。理解するという能力に欠けている方々のように感じました。

私はこの歳ですから、精神科以外の複数の科にかかっていますけれど、その先生方や看護士さんは患者の私を人間として、それなりに尊重して頂いていると感じています。ところが娘のお世話になったどの医療者も他の科とはハッキリと違いを感じました。端的に言えば患者も家族も見下し軽蔑しているように感じてしまいました。こんなすれ違いの関係では良い治療など出来るはずはありませんし、結果もその様になるのは当然のような気がいたしました。その様な方々のカウンセリングやアドバイスが良い結果を及ぼす筈はありませんし、実際、娘は医療によって何の救いも得られませんでした。

エピソードとして、例えば障害者年金の手続きをし、受給資格を取った時に「私たちが働いて収めている年金だから無駄遣いしないでくれよ。大切に使ってくれよ。」とおっしゃる主治医だったり、娘はとても申し訳ない気分と惨めな気分になったと私に訴えました。こんな事を患者に言う必要があるのでしょうか?「良かったね、これで少し安心して生活できるね。」という言葉を、私が医師ならばかけると思います。専門家はそうではないのですね。素人には本当に信じられない言葉です。

極めつけは、娘が「治療を受けていても、薬をちゃんと飲んでいても辛い症状が取れずに、死にたくなるほど辛い」と訴えたことに対する答えが「病院内で死んだりしないで家に帰ってからにしてくれよ、迷惑するから」と仰ったそうです。なんと言うアドバイスでしょう!医師としてよりも人間としても認めたくありませんでした。当然親として意見しましたけれど、それに近い言葉で違う意味に置き換えられ、ごまかされました。そのような患者だからその様に取ってしまう病気だからと言う事にされてしまいました。それならば、その様に患者が取ってしまわない表現にするのが専門家だと思うのです。信じられない方々ばかりの専門家でした。

薬も、全然効果がありませんでした。私の娘の病名は統合失調症でした。お薬を呑んでも幻聴はとれず、被害妄想も無くならず、体のだるさや、不眠、昼夜逆転にも苦しみました。病気ならばせめて薬が有効に作用してほしいと思います。そうすれば、そんな人間として足らない医師でも薬が少しでも効くなら許せます。事実は、どちらも良い結果を期待できないのでは娘のような犠牲者が続いてしまうと思います。何とかしたい!

長くなってしまい済みません。福祉関係の不満もたくさんあるのですが、この次にまた、書き込ませて頂きます。
おかげさまで少しスッキリできました。失礼しました。



590 現代医療を見直す時 こびと 2007/10/22 20:46
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
涙そうそうさん、娘さんのことを知ってる人がいないことは幸いのようで、ある意味、自分の中に感情を押し込めなければならないから、苦しいことでもありますよね。
同じ自死遺族の人で、地元でも有名な一家だったために町中に知れ渡ることになり、隠しようがなかったそうです。
でもそれが開き直りといいますか、そんなで全然周りの目が気にならなく、すごく明るいのです。
私にはとても真似できないと思いましたが、悩んでももどらないことなので、尊敬していました。

悲しみの中にいる時は涙そうそうさんのように誰にも秘密の場合はすごく苦しいけど、悲しみから抜け出ると、「人に言ったって理解してもらえないなら、わからない方がいい」となってきます。

私は黙っていられないので、わかってくれるような人には同じ事を繰り返し繰り返し話して聴いてもらいました。
それこそ、救急車を呼ぶように呼びつけていましたよ。

精神科医が>障害者年金受給云々〜。のことで、あんなことを言うなんて、普通の神経の人でも参りますよ。
ましてや精神の病気を患ってる人に言うとはもってのほかです。

いい医者なんて、100人中、1人いればいい方です。
私は現代医療の対症療法を信じていません。
何でも薬を処方すれば解決するという考えが病気を治らなくした原因と思います。
もっと身体の全体を診るべきです。患者の顔も見ないで検査データを見て薬を出すだけでは、大事な病気を見逃します。
薬を出さない医者などいますか?
薬で治るものも治らなくしているのです。短期間ならいいですが、常用すれば副作用が起きます。
母は薬で自殺念慮を起こしたと思います。
私は(母のことで鬱病になって)薬で様々な不定愁訴を引き起こしました。

書くときりがないので、またにします。
涙そうそうさん、ここは「分かち合いの場所」です。
誹謗中傷をしないならば悲しみを訴え、愚痴をこぼしましょう。
スッキリしましょう!



591 涙そうそうさん くみ 2007/10/24 23:04
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 関東
医療についてと言う事から横道にそれてしまいますが声を御掛けしたく書かせて頂きます。
柳田先生に犠牲は私も母を亡くして直ぐの頃に読んでいて辛い部
分もありまたが一気に読みました。
あと書きの部分で「書く事は辛い作業だったが死を自ら選らばなけらばならなかった息子の辛さに比べれば辛くても書かなければならない」と言う部分がありました。
私はその当時、辛くても死を選ばなければならなかった母の分まで生きなければと自分に言い聞かせいていました。
精神医学者の本も何冊か読みましたがマニュアル的で心に響きませんでした。
この掲示板で同じ経験をした方の文を読みながら涙を流し自分の気持ちが癒され行くのを感じながら時間が悲しみのかたちを変えてくれると感じている今日この頃です。
私に一番心に残る曲が涙そうそうです。
森山良子さんが若くして亡くされたお兄様に捧げた詩ですよね。
この曲を聴くと涙が溢れます。

涙そうそうさんどうぞご自愛下さい。



592 くみさんありがとう。 涙そうそう 2007/10/25 19:23
女性 / 50歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 関東
お返事ありがとうございます。
「時間が悲しみのかたちを変えてくれる」と言う、くみさんのお言葉、心にストンと収まりました。

日の浅い今はこの悲しみは、このまま消えずに永遠にずーと続いて行きそうに思えてしまいます。でも、消えないけれど時間が形を変えてくれるのですね。光が見えた想いです。
時間に身をゆだねてそれを待つことにいたします。悲しみの先輩さん(お年は私よりお若いんですよね)アドバイスありがとうございます。

くみさんもお母さんを亡くされて大変でしたね。病死でさえ、とても辛い別れですよね。ここに集まっていらっしゃる方々は亡くなられた人も、残された人も、一番辛い形のお別れですものね。
私の娘は30年の人生でした。誰にも看取られない、たった一人の旅立ちを決心した時の娘の気持ちを思うと胸が締め付けられます。もしかしたらずーと前から「30と言うきりの良い年齢で」と覚悟を決めていたのでは?と思ってしまいます。止めてあげられなかった。悔やまれます。もうすぐあの子の誕生日が訪れます。悲しい・・・。

残された私たちには「時間」という「お薬」と「治療方法」がありますけれど、当人には何にも無かったんですよね。「医療」も「時間」も解決してくれなかった。解決策の無い病気や苦しむだけの人生は過酷ですよね。特に隠さなければならないような病気では。

私の娘の病気は原因も治療法方も分からず対処療法しかない病気のようです。ただただ頭の働きを抑えてボーとさせているのが治療と言われるものだったような気がします。本人も、看ている私たち家族も辛いだけの闘病期間でした。

精神科医の呉秀三先生が仰った「この国の精神病者は病気になった事の不幸と、そのほかに、この国に生まれたる不幸を重ねるものと言うべし」は本当ですね。医療や専門家と言われる人々によって、こんなに全然と言って良いほど救われない分野は無いのではないかと思います。娘でなくとも家族も絶望的になります。もう少しなんとか専門分野が機能してほしい!そう思います。

精神病になりますと当然働けない状態になります。自活生活をするには障害者年金だけでは暮らせません。この事も「この国に生まれた不幸」ですね。足りない分は当然生活保護に頼ることになりますけれど、これがまた「この国に生まれた不幸」を嫌と言うほど実感する制度なのです。長くなりますのでこの次に生活保護の事も書かせて頂きたいと思います。

ここにたどり着けて本当に良かったです。悲しみだけではなく不満も吐露できるのですから。励ましてくださる方々にお会いできて本当に感謝いたします。そしてこの掲示板にも。




593 涙そうそうさんへ ユミ 2007/11/04 21:03
女性 / 30歳台 / 兄 / 3ヶ月以内 / 近畿
こんにちは。9月半ばに兄を亡くした、ユミと申します。
今、書き込みを拝見させていただいていたんですが、
思わずキーをたたきたくなりこうして書き込みしております。


>そこで、ハッと気がつきました。私の20代の息子のことを
忘れかけていました。息子も辛いのですよね。
感性の若い息子は私よりも辛い想いをしている筈なのですよね。

>息子も隣の県に一人住まいですので、私と主人の事をとても
心配し、頻繁に電話をかけてくれます。それに甘えて電話の度に私は泣いてしまっていました。ですけれど息子も姉を亡くし、とても辛い筈です。


私は実家から新幹線で2時間の場所に嫁いでいるので、
今まさにこの弟さんと同じ立場なんです。
私は、毎晩9時半に電話をしています(晩御飯とお風呂を
終えるとあまりすることもなく、亡くなった兄の事を
考えてしまう、と母が言っていたのでこの時間なんです)。

電話の向こうで泣く母の嗚咽を聞いていると、飛んでいって
肩と手を握り、ずっとそばにいてあげたくなるんです。
離れていて何もしてあげられない自分が、とてももどかしい。
弟さんの、親を心配するお気持ちが痛いほどわかります。
私も兄を亡くして辛いし悲しいけれど、それ以上に
泣いている親を見ている方がとてもとてもとても辛いです。


>親の私がもっと立ち直って息子の辛さを癒してあげなければ
いけないのだと、やっと我に返りました。


うちの母と父も涙そうそうさんのようにPCを扱えれば
『ひとりじゃないよ、皆同じ空の下で頑張って
この静かな嵐を乗り切ろうとしてるんだよ』、と教えて
あげられるんですが、どうもそれは無理そうなので、
今月一緒に自死遺族の会に行ってみない?と声をかけて
みるつもりでいます。少しでも心の塊が溶けるといいんですが。

涙そうそうさんのように、うちの両親も、時間は
とてもかかるかもしれないけれど、少しずつ前を向く力を
取り戻せる日が来たらいいな、と思います。
そして、亡くなる少し前の、自死という道を選ばなければ
ならなかった兄の辛かったであろう心境ばかりではなく、
楽しかった思い出や笑顔をたくさん思い出せるように
なるといいな、とも思います。
子として妹として、そう願わずにはいられません。

以前『オーラの泉』の江原さんが、

『残された人が、亡くなった人に心配をかけないように
 しっかりと前向きに生きていくこと。
 それが亡くなった方に対する、いちばんの供養です』

とおっしゃっておられました。まだまだ難しくて
泣いたりする日もおるけれど、私はこの言葉を胸に
前向きに生きていきたいと思っています。

涙そうそうさんのように、うちの母も
前を向く力を取り戻せますように。


594 ユミさん 涙そうそう 2007/11/06 01:31
女性 / 50歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 関東
こんばんは。
ユミさん書き込みありがとう。
とってもしっかりしている娘さんですね。

毎日9時半の親孝行コール偉いですね。きっとご両親は立ち直られますよ。私よりもまだ少し日が浅いのですから、今が一番の悲しみのピークかもしれませんね。私からもユミさんのご両親に応援のエールを送らせて頂きます。

私もPC初心者です。少し前から息子が家に帰って来る度に、私に「ボケ防止に」と言って教えてくれたのです。これが何とか出来るお陰で皆さんやユミさんにもお会いできました。優しい方々にお会いできて本当に良かったと思います。

ここに集っている方々は一番辛い形のお別れを経験していますから、皆さん、とっても心優しい方々ばかり。その辛い経験が優しさに変わったのですね。優しい人は優しい人を呼びますから幸せになれますよ。お兄さんの分までしお幸せにね!

お母さん、お父さんにもよろしくお伝えくださいね。
みんなで励ましあって、亡くなった家族の分まで生き抜きましょうね。病気の為に、その他の理由の為に思うように生きられなかった無念の人生を、残った者が代わりに生きてあげるつもりで頑張りましょう。

今、相澤与一さんの本を読んでいます。先生も心の病の息子さんを亡くされた方です。心の病を抱えて自立する為の「国の福祉のあり方」についての批判が書かれています。私もその事を精神障害を抱えた娘を通して感じていました。

心の病を抱えて自立生活をするためには年金だけでは不足です。そうかといって不足分を生活保護で補おうとしますと人権蹂躙の制度に悩まされます。心の病を抱えるものにとって定期的なケースワーカーの抜き打ちアポなし監視訪問ほど苦痛なものはありません。抗議の結果アポなしではなくしてもらいましたが、精神疾患を抱えている者にとって、他人に部屋に進入される苦痛は耐えられない事のようでした。娘はその制度の苦痛を訴えて亡くなりました。

精神障害の為に収入が無い者は、人権無視の生活保護制度の活用ではない別仕立ての制度の活用方法があって当然と思います。
先生は生活保護費程度に障害者年金を引き上げるか、ベーシックインカムという制度を、せめて障害者に当てはめて欲しいと提言しておられます。私もそう切望します。

もう娘は亡くなってしまっていますので、手遅れなのですけれど・・・。娘と同じ苦しみを背負っている同じ状態の方々の為にも声を上げ訴えたいたいと思います。

この国の福祉は親や兄弟の懐を当てにする「家族内福祉」です。
親まで丸裸にならなければ利用できないような生活保護制度で、人権も何も無い冷たい制度では、精神の病で苦しむものにとって二重の苦しみです。憲法には「何人も個人として尊重されると謳っています。なぜ?世帯ぐるみ?と思います。福祉は国の責任ですのに家族に国の福祉の責任を押し付けています。

また、長くなってしまいました。失礼いたしました。
打ち方が遅いものですからこんな時間になってしまいました。



595 涙そうそうさんへ ユミ 2007/11/07 23:08
女性 / 30歳台 / 兄 / 3ヶ月以内 / 近畿
丁寧で優しいお返事、ありがとうございました。

しっかりしているなんてとんでもない。
前向き前向きと思っているものの、まだまだな私です。
今も、『悲しみの詩』の方の掲示板で、
亡くなった兄に長い長い手紙を書いてきました。
空の上に届け〜と念じておいたので、届くとよいのですが。

こちらのHPと掲示板には、本当にお世話になりっぱなしです。
気持ちを癒して励ましていただいているうえに、優しい
皆さんや涙そうそうさんにお会いすることができました。
きっと皆さん、この広い空の下、場所は違えど同じ気持ちで
パソコンのキーをたたいていらっしゃるんだなあ、と思うと、
寂しい気持ちが薄れ、少し勇気をもらえるような気がします。

パソコンを教えてくれるなんて優しい息子さんですね。
きっと、気持ちが少しでも紛れるように、そして
新しい物事に目を向けてくれるといいな、と思われたんですね。
私もパソコン、父と母に教えてみようかな。
亡くなった兄が遺したものが実家にあるんです。
きっと使ってあげた方が、天国の兄も喜びますよね(^-^)v

今月末にまた実家に帰るので、涙そうそうさんや皆さんの
優しいお言葉、家のPCで両親に見せてあげるつもりです。
きっと本当はもっともっと生きたかったであろう兄の分も、
3人で幸せに長生きしたいな。そう思います。

優しいひとは優しいひとを呼ぶ、って素敵な言葉ですね。
涙そうそうさんや皆さんからわけていただいた優しさを、
私も誰かにそっとわけてあげられる人でいたいです。
素敵な言葉をありがとうございました。

相澤与一さん、息子さんを自死で亡くされてらしたんですね。
書き込みを拝見するだけで、精神障害を抱えた方に対して
国の制度が現状どのくらい厳しいものであるかお察ししました。
娘さん、とてもお辛かったでしょうね。
相沢さんのように、その立場に立った方にしか『正当な保障』
というものが正しく判断されないのでしょうかね。

介護もそうですが、恩恵を受けられる判断基準も厳しく、
福祉ということにおいて涙そうそうさんのおっしゃるように
「家族内福祉」という表現はまさにそのとおりだと思います。
現状を正しく判断していただいて、よりよい改善が
為されるように、当事者である私たちが声をあげ続けて
いかなければいけませんね。

長々と長文、失礼致しました。おやすみなさい。


596 母亡くし 青木 一泰 2007/12/22 13:22
男性 / 30歳台 / 母 / 6ヶ月以内 / 関東
始めまして。青木一泰と申します。
今年8月に母を亡くしました。
母は精神状態に病がありましたが、日常生活は大体こなせ
月1回、精神科に通っていました。私自身、軟骨無形成症という
生まれつき低身長の病気で成人しても120センチ少しです。

あの日(8/3)、母は父と口論しておりました。時々はあった
のですがあの日は何か異常でして家を飛びだしてしまったのです。
情緒不安定気味だった母は普段は問題ないのですが何かのきっかけで突然騒ぎだす所がありました。
いないと解ってから探しに出たのですが見つからず翌朝、警察に捜索願いを出しましたがあの時点ではそれほど心配していませんでした。しかし1週間、10日、1ヶ月たっても戻ってきませんでした。それでも戻って来るのを信じていた10月暮れ、突然警察から
母らしい女性の遺体が見つかったとの連絡がありました。


私は会社務めしていますが勤務先にも病死と言うことにし、誰にも
事実を言えずに苦しみました。「何で、どうして」突然の出来事に
涙もでず、近親者のみの葬儀をすませました。

よく「悲しみは時が解決してくれる」と言いますが日々たつごとに
落ち込みます。職場が遠いため朝5時起きて6時に家出てるのですが眠れなく3時に目が覚めてしまう日々です。今は自宅で父との
2人暮らしです。姉が少し離れたところで1人暮らししています。
でも父にも誰にも悩みを打ち明けられず苦しんでいました。
幼少の頃面倒みてくれた伯母に打ち明けようと電話に手を伸ばしかけてはためらい、やめてしまいます。「低身長が何だ、もっと
大変な人が沢山いるんだ」と言われるのは承知しています。
ですが、父も高齢になってきており将来がとても不安です。
今まで精一杯働いてきたのに何故、このような仕打ちを受けなければならないのかと落ち込んでしまいます。少なからずとも親孝行
していたのになどなど。
長々とすみません。こんな私でも仲間に加えて頂ければ
本当に有難く思っております。





597 場所間違いました 青木 一泰 2007/12/22 14:45
男性 / 30歳台 / 母 / 6ヶ月以内 / 関東
No596の青木一泰です。
初めてなので投稿する場所間違いました。
すみません。


598 カルテの改ざんがあったとき。 みどり 2007/12/26 14:40
女性 / 30歳台 / 夫 / 5年以内 / 日本国内
癒しと語らい掲示板に最近いろいろと書かせていただいています。こちらに「医療のありかたについて」のコーナーがあったので、病院について心に思っていた疑問を書きます。

もうずいぶん前から通院はやめていたのですが、自死した夫のことで気になることがあり、アポを取ったのです。
それは今年の8月末ごろのことで、病院へ夫のカルテの提示を求めました。
そしてカルテのコピーをもらったとき、愕然としました。
夫が自死したあとの来院記録があるのです。しかも私といっしょに来院したことになっている。
医師に、これはおかしい、と言いました。このときには夫は亡くなっているし、この世にいない人と私が病院へくるわけないじゃないですか、と。すると医師は一言、こう言いました。
「でもここに書いてありますよね」と。


私が夫の死んだ日をまちがえるわけありません。
それは死亡届と照らし合わせてもあきらかなことです。
だけど、そんなことが起きると思っていませんでしたから、手元に死亡届などの準備はありません。
ただ、私の記憶ではたしかなことです、というしかありません。

でも、ふかんで見た時、そこは精神科の診察室で彼は医者で私は自死遺族であり、患者(診察という名目でアポをとってますから)。
その場にいる何も知らない人がこの構図をみたとき、彼の言い分と私の言い分と、どちらが社会的に信用されるのだろうか、と思った時、私はあたまがまっしろになりました。。

ショックでした。すごくばかにされてると感じました。
医師にとってはおそらく夫が死んだことなど昔の話で、自分がカルテに改ざんしたことも忘れて、うっかりそのカルテを私に見せてしまったのでしょう。
なんだかきたないことが行われているような気がします。この医者はいったいどんな意図で、すでに死んだ夫の来院記録をつけていたんでしょうか。それでなにか得することでもあったのでしょうか。

腹がたちますが、私はこの医者とのやりとりにはほとほと疲れていて、すぐに死亡届を持って病院へ乗り込み、事情を糾弾する気力がありませんでした。
じつは、このこと以外にも、夫の死の直後、いろいろあったのです。そのときは知人のマスコミ関係の方に間に入っていただき、病院の理事会の協議にかけることになりました。
まだ死別直後で悲しみが悲しめないほどの時期の、心が弱っているなかでの精神科医との心理戦。頭がおかしくなりそうでした。
日頃すました顔の医者が口から泡をふいて必死に弁明する姿を見て、ほんとにだめな医者にあたってしまったと悔やまれました。
そんないきさつを含め、今回のこと。ただただ、あきれました。あれから4か月。
弱いものいじめ、という言葉が頭をよぎります。
どうして?とも思います。
精神科というものが根底から信じられなくなりました。
本当にどうして?



599 あれから・・ むすめ 2008/01/25 09:51

以前こちらのHPに書き込みさせていただいた『娘』と申します。
うつ病と診断され4ヶ月目、自宅にて自ら命を絶った父(享年53歳)
あれから2年がたちました。もう2年・・まだ2年・・。
昨年私は結婚し、実家を離れました。時々母の様子を見にそして、父に会いに実家に帰っています。
実家でも新居でもふとした時に急に涙が溢れ、あの日のことを思い出します。
再来月は父の命日です。

お父さん・・お母さんを守っててあげてね。

すみません。胸がいっぱいになり・・途中ですが失礼します。
また落ち着いたらお邪魔させていただきます。





600 ユミさん 涙そうそう 2008/01/28 01:07
女性 / 50歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 関東
ユミさん、哀しみの詩の掲示板を拝見しました。

お兄ちゃん。
お兄ちゃん。
お兄ちゃん。

お兄ちゃん。

のユミさんのお兄さんへの呼びかけ、私の想いと重なりました。

私も、ユミさんの「お兄ちゃん」の部分を、娘の名前に置き換えて、日に何度も呼びかけてしまします。みーんな、同じ想いなのですね。

人生で一番辛い年が終わり、新しい年になっても、もう、細波と
凪の穏やかな人生は訪れない。それでも、やっと最近は短い凪が訪れるようになってきました。ですけれど、すぐに悲しみの大波が何度も何度も襲ってきます。「乗り越えては呑込まれ、呑込まれては乗り越える」の連続です。これも、ここの皆さんは経験済みで、乗り越えて生きていらっしゃるのですよね。私も皆さんを見習って頑張りたいと思います。

ユミさん、お母様とお父様お元気ですか?きっと親孝行のユミさんがいらっしゃいますから大丈夫ですよね。本当にとっても良いご家族だったのですね。お母さまがおっしゃった「同じ悲しい想いをしたくないから、生まれ変わりはしたくない」は、私も同じです。

でも、生まれ変わってまた、同じ家族と悲しい経験の無い人生を生き返せたらと言う思いもあるのです。同じ悲しい出来事を経験しない為には?どうしたらよかったの?どの様にしたらこのような悲しい出来事を回避出来たの?と毎日考え、思い巡らし、悩みました。

それで、この掲示板の1番からずーと読ませていただきました。
それぞれに皆さん、真剣に同じ想いを追求なさっておられました。特に、青葉さんとおっしゃる方の書き込みはとても参考になりました。いろいろな文献や、書物をよくお読みになり、医療者や関係者のお話も真剣にお聞きになり、ここの皆さんとも考えを交換し、考えを深めて分析していらっしゃいました。

亡くなられた方々の人生背景と苦しみはそれぞれですし、答えや解決策はなかなか難しいのかもしれません。医療も専門家も解決策はお持ちでは無いようですし、薬もあまり頼りにはならないと言うのが結論のようですね。「家族が唯一の支え」「最終的な解決は家族が」のようですね。でも、その家族も、同じように非力なのですよね。

青葉さんの言葉で「どのように努力しても避けられない不幸はある」という様な言葉がありましたけれども、そう思うことで、私は、とりあえず悲しみの大波を乗り越えています。

悲しい出来事が回避できる確固とした解決策が欲しいですね。
悲しい家族が増えない為にも・・・。

ユミさん、皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。


601 うつ病 R 2008/09/19 14:19
女性 / 40歳台 / 母 / 3ヶ月以内 / 関東
20歳の息子が亡くなって2か月になります。
何故?という思いが強くて、この2か月原因さがしに明け暮れています。彼の遺書、携帯やブログ、パソコンの履歴、本を沢山買い求め読み、先日の自殺予防デーシンポジウムにも出かけました。
そうして、息子はうつ病だったのだと思いました。今思えば・・・という言動がいくつもあるのです。私は、その当時彼の姿を夏バテとか若いから悩むことはいろいろあるよね程度にしか考えず、彼を家に一人残して仕事や遊びに出かけていました。
うつ病のこと、自殺念慮が症状にあることなど知らなかったのです。
知っていたら傍を離れなかった。病院に連れて行ったのに。
毎日、自責の念・喪失感で生きる意味を失ったままただ生きています。
知らないことは罪だと思いました。
今、年間3万人の人が自殺しているといいます。そして、その多くがうつ病だといわれています、でも、現に私はうつ病について確かな知識がなかった、もっとうつ病についての正しい知識が国民に広がらなければ自殺も減らないと思いました。自殺は心が弱い人という認識でなく、うつ病という病気の症状が自殺願望だということ、つまりうつ病ゆえの自殺は病死だということです。息子も自分から死にたかったんじゃない、病気が死に向かわせたんだ、病死だったんだと、うつ病は誰でもなりうるのだから病気の知識を広告などを利用して広めた方がいいのではと思うのです。
それと、彼のパソコンの履歴には自殺サイトが沢山ありました。首吊りサイトの掲示板では 丁寧にロープの種類や結び方、絶対失敗しない方法・手順や写真が紹介され無責任なスレが並んでいて、彼はまじめだから実際にその通りに行動したのでした。
集団自殺のサイトが問題になったことがありますが、うつ病などでマイナスの偏った思考しかできなくなっている人がそんなサイトに出会ったら・・・。規制が難しいのはわかります。でも何か防止できる方法はないものか、彼がそのサイトに出会っていなかったら、そんなサイトがなければ誘われなかったのに、そう思っってしまいます。


602 場所間違いじゃないです。 くじら 2008/09/25 13:42
女性
> No596の青木一泰です。
> 初めてなので投稿する場所間違いました。
> すみません。

けっして、場違いじゃないです。

ご自分を責めないで下さいましね。




603 Rさん私もです k 2008/10/08 10:44
男性 / 40歳台 / 父 / 6ヶ月以内 / 西日本
辛いですね。後悔の日々を送られておられるお気持ち。
私も6月に20歳の娘を自死で亡くしました。鬱病に対する正しい知識を私も持っていませんでした。まさか死を選択するとは、まさか死ぬほどの生き地獄だったとは。助けてあげれなかった無念さと後悔とで毎日胸がいっぱいになり、「○○○ちゃん助けてあげられなくてごめんね」とひとり言を言っては涙がでます。Rさんがおっしゃるとおり世間に正しい鬱病に対する知識を広める必要性を感じます。昔は自殺者は犯罪者のように扱われていたと聞いた事がありますが、現在でも世間からどんな目で見られるのかと思うと他人には言えず、極限られた親族と友人にしか話せません。友人には病死としか伝えることができません。私には亡くなった子の弟がいますが、2ヶ月前ぐらいから娘と同じような状態になっています。気が気でなりません。もうこれ以上不幸の連鎖は耐えられませんので気をつけています。どうかお辛いでしょうが生きてください。



604 本当にうつ病は治るのでしょうか・・? なみだ 2008/10/28 00:33
女性 / 30歳台 / 夫 / 1年以内 / 日本国内
私は主人を亡くしました。仕事の忙しさとプレッシャーと、そして私がうつ病を理解出来ず追い詰めたことが原因です。なぜ主人の優しさやまじめさを理解することができなかったのか、悔しくて悲しくて涙が止まりません。
主人は数年前から精神科に通い薬を飲んでいました。私も20年ほど前から対人緊張で薬をもらい主人の相談もしていました。しかし「様子をみていきましょう」と言われるばかりでした。
どちらも専門医にかかっていながら、こういう結果になってしまいました。
主人は当日病院へ行き担当医と話をして強い薬をもらいその薬を一度に飲みました。
本当に神経の病気は治るものでしょうか?私は完治した人を見たことがありません。治せる先生は存在するのでしょうか?


605 なぜ? はは 2008/11/30 14:18
女性 / 40歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
九月に最愛の息子を亡くしました。
遺書には「ぼく、やっぱり頼りなかったわ。僕おかんの事絶対に守るから。僕の分も幸せになってや。ごめんな」
一人暮らしをして、1年も経たないうちの自殺でした。
彼女もいて、幸せにしてると思っていました。
そしてその彼女もパニック障害らしく、死んでからあえていません。どうしても逢いたい。
身内は自殺と言う事で冷たくなり、お参り以外に顔を出す事はなくなりました。私は離婚しているので、たった一人です・・・
病院に通いながら仕事もしていますが、職場でも「息子さんの詳しい死因についてお話ください!」などと言われます。
「事故」と言ってももっと詳しくとか・・・
がんばって生きようとしているのに周りはどうして傷つけるのでしょう?息子が何を悪い事したのでしょうか?
昔私の母は「あそこの人自殺したらしい・・・気持ちわるいわ」などと中傷していました。だから、息子が亡くなった時もお寺も世話してくれず、親戚にも誰にも言わなかった。今でも親戚は息子が元気で生きてると思ってるらしい。
もう何も頼る事は出来なくなってしまいました。
どうして死んだのか・・・もっと一緒に笑いたかった。
もっと一緒においしい物も食べたかった。
お正月にはすき焼きをして食べたかった。
孫の顔も見たかったし、かわいいお嫁さんも楽しみにしてた。
もう何の夢もなくなってしまいました。
人間てそんなに強い生き物ではないと思う。
今、息子の逝った気持ちがわかるような気がします。



606 知りたい お母さん 2008/12/03 22:57
女性 / 50歳台 / 母 / 1ヶ月以内 / 近畿
先月、自殺にて息子を亡くしました。まだ27歳でした。

警察から連絡を受け、息子の変わり果てた姿に呆然といたしました。
遺体は直視できないぐらいでした。

自宅に連れ帰ることが出来ず、葬儀屋さんにお願いし、一日おいて朝一番の火葬でした。

亡くなったのが金曜日、火葬が日曜日。まるで、死ぬ日を息子が計算していたようだった。私の職場の誰にも知られることなく私の父と娘と三人で見送りました。

その日に遺骨をお寺に預けに行きました。
親戚の誰にも知られたくなくて。
なんで隠さないといけないのか。

1回目に手首を切ったのは17歳のときだった。私の居ないときに。そのときは息子は自分で救急車を呼んで事なきを得た。

2回目は成人式を迎える2ヶ月前だった。そのときも通行人が発見してくれた。
救急車で警察へ運ばれ、そこから精神科へ。
その日は入院。二日後、どうしても病院をでたいというので医師と話し合い通院するということで退院。統合失調症とかいわれた。

大学2回生だった。アルバイトで塾の講師をしていたので変に思われるといやだといってすぐにアルバイトもし、学校へもいった。

とにかくすごい集中力だった。あんなになぜ勉強ができたのか。お母さんは一度も勉強してなんていわなかったのに。

教えるのが転職だと自分でも言っていた。

17歳から今まで私は息子をいつも見守ってきたつもりだった。
心のなかでいつも祈っていた。苦しいとき、困ったとき、悲しいとき、どうか私の背中でおぶわれていた幼い日々を思い出してと。

職場は九月末で辞めていた。職場の代表者に問い合わせるときちんと仕事の引継ぎもしていた。

なぜ死んでしまったの。あなたはこれでよかったの?教えて。

遺書には「特に理由はありません。ただ、生きていくのがいやなだけです」と記してあった。
彼女宛の遺書には「自殺願望を払拭できないこと、子供を望まない自分とは一緒にいないほうがよい、そう思いながら別れなかったことをあやまる」ような内容だった。4年もつきあっていたのに。

毎日毎日仕事から帰ってくる息子の顔をみて喜び、おいしそうにご飯をたべる息子の姿に安堵していたのに。

病院へ行っていたらこんなことにならなかったのかと後悔もしたが、
息子が医者を信じていなかったので2回行ってからいかなくなっていた。
薬も苦しいだけだった。

性格なのか病気なのか。神経、精神、心、おそらく病院へ行っても良い結果は得られなかったと思う。とっても難しいものだと思う。

息子の人格のなかに生きたい人格と死にたい人格が存在していたのだと思う。

27年間息子をみまもってきたつもりだった。
なんで死ぬ直前まであんなに普通だったのか。

普通を装っていたのか。
悲しい。

お医者様でも心の病は治せないのかも知れない。
もっとわたしが息子の死から立ち直ったら心について学んでみたい。

息子と同じような自殺願望のひとがいたら寄り添ってみたい。
解決策を見つけたい。

とりとめもなくかきました。
このサイトにめぐりあってよかった。
私と同じような体験をされたひとがいることがわかって。






607 お母さん様へ はは 2008/12/05 00:54
女性 / 40歳台 / 子 / 3ヶ月以内 / 近畿
私も息子が死んだって連絡を受けた時は目の前が真っ白になりました。
足がすくんで、その日は涙も一滴も出なかったです。
現実を受け止める事が出来ず、葬儀の話などでいっぱいでした。
日に日に息子の影が出てきて買い物してても「これ、好きだったな〜」とか「作ってももうおいしそうに食べる顔は見れないんだ」とか涙しています。
息子はその日の夕方まで、バイトをしていました。
ずっと付き合ってる子がいたのですが同棲して、うまくいかなくなり、その子が鬱になりました。そして、今度付き合った子もパニックと鬱でした。メールには「治るって!がんばろう!」って彼女を励ましていました。でも、元の彼女から死ぬとか言われ助けてあげて、今の彼女には「裏切った」と言われ彼女が「もう誰もいないところに逝きます」と書いたメールを送られてきて、自分だけ逝ってしまいました。まるでロミオとジュリエットです。
どうして逝ったのかわかりませんが、本当に苦しかったのだと思います、「うつ病!!」って病気なのですから「病死」ではないのですか?息子も二人のうつ病の彼女を助ける事が出来なくなって自分で抱えていってしまったと思っています。そしてそれは突然やってきた闇だと思います。
誰でもそうなる可能性は抱えて生きてると思います。

それでも普通にガンとかと同じように「うつ病」とは言えないですよね。苦しいし、辛い・・・
こうして書く事でも少しは楽になれる気がします。

そして毎年3万人の人が亡くなっているそうです。
事故死以上の死因だそうです。
それでも、なんか後ろめたさを抱えでこれからも生きていくのでしょうか・・・・

ここでみんなで少しでも楽になり、支え合っていけたら良いと思います。

いつまでも、泣いていたら成仏できないとか言う人もいます。
亡くなったのではなく、これからは共に生きる。

私も死にたくなって後を追おうかと思いました。
でも、そしたらまだ同じ悲しみを誰かに与えてしまう。

606のお母さん、娘さんもいらっしゃいますし、これからまだ楽しい事もあると思います。私はもう一人なんですよ・・・
まだ元気になんてなれません。
でも、私は息子が残したように「僕の分も幸せに」・・・なってあげたいと思っています。
いつも笑顔で片エクボがかわいい息子でした。
息子さんの分も長生きして、娘さんとお父様と仲良く暮らしてください。

また、書きます。
楽になれるなら・・・



608 知りたい お母さん 2008/12/09 15:33
女性 / 50歳台 / 母 / 1ヶ月以内 / 近畿
生きていくのがいやなだけ、遺書に残し死んでいった息子。

生きていくのがいやになるのは病気なのか。

仕事もきちんとこなし生徒からも慕われていた。
仕事に打ち込んでいた

むかしから物事に熱中し夢中で取り組んでいた。
なんでもこなした
こなすと次の目標を見つける
こんどの目標は死ぬことだったのか。

中学時代はサッカーに夢中。
高校受験は短期間でがんばり公立ではトップクラスの進学校へ合格
先生がおそれていた。
いつも青白いか顔をし、目だけがギラギラとかがやいていた。

高校合格。うれしそうだった。
今度は大学受験に向けて勉強。

大学合格。一番偏差値の高い学部に合格。
そんなことお母さんはなにも望んでいなかった。
ただ、あなたのうれしさがお母さんには何よりだった。
あなたはじぶんで目標をつくりひたすら夢中になる。

大学の勉強は簡単。
どの大学も入るのは難しいが入れば簡単。
つまらなかったと思う。
大学の教育課程そのものを見直してほしいと思った。
4年も必要ない。
4年も浪費するのであればもっと実り多いものであるべき。

職場でもきっと仕事の内容が物足りなかったのだろう。
夢中になって答えのなかなかでない問題でもあったら、もっといきられたのか
なんでも簡単だったものね。

なにをやっても物足りなかったのだろう。

病気かどうかの判断はどうしたらよいのか。
貧血だとかガンだったら検査もできるけど心はわからない。

お母さんは一生かけて勉強したいよ。
あなたの苦しみ、自殺願望を理解したい。

お医者様も人間。
何回か病院へも行ったよね。
心の問題は自分だよね。

お医者さまはどこまで治療できるのだろう
いっぱい本を読んでその知識を駆使して患者の状態を診てるのか

脳のなかの何かの物質の欠陥によって心の病が起こるのであれば治療もできるのだろうが、心なんて抽象的なもの誰にもわからない

あなたが生まれてから自分で死んでしまうまでお母さんは可能な限り思い出す。その時々の環境も影響しているのだろう。



609 はじめてきました。 はる 2009/03/10 07:16
女性 / 30歳台 / 父 / 10年以上 / 日本国内
通りがかりで、すみません。

プロフィール・・・
10年以上はひとくくりで、
少し驚きました。



 父が亡くなった当時、
私は10歳にもなっていませんでした。

家族は心がばらばらになって、
父の話をすることもないまま、
軽く「四半世紀」になろうとしています。

あの日のことを考えると、
遺族になってしまった家族に対して、
支えになるものは何も進んでいないのかと思い、
心がつらくなります。



遺族になった人たちにはいつになったら
支えの手が伸びてくるのだろうと思うのです。

私は幸い20代後半にして医療に支えを求めました。
いろんなことがあり、
道しるべをなくして、父の元へ行こうとしたからです。
今も、父のことを思い出すと正常ではいられません。
しかし、現実は病院でも薬の話で終わってしまいます。


3万人も命をたつ人がいる時代に、
なぜもっと早く、
親を亡くしたこどもを
支えのある場所へ導いてくれないのでしょう。


私が欲しいのは10分ででる薬ではなく、
ただこの痛みに寄り添ってくれる人なのに、
その人を探すだけでこんなに時間と金がかかるなんて。

大人になって、便利な時代に生きていても、
親の跡を追いたくなるまでになって
初めて話をきいてもらえるのかと不思議に思えてなりません。

こどもがいる場合は、
全額無料で速やかに
カウンセリングにいける・・・
それくらいのセーフティーネットが
あってもいいのではないでしょうか。






610 自殺が何かを理解するために k 2009/04/21 10:51
男性 / 20歳台 / 父 / 10年以内 / 中部
「自殺」に対する社会の理解。
とても大切だと思います。
そして、自殺をした本人がいなくなってしまった後、
遺族が、苦しみや悲しみの中に居るということ、
それを皆が知ることが大切だと思うのです。

社会が人の命を守るためには、私たちはメッセージを発信しなくてはいけないのでしょう。


611 自殺が何かを理解したい お母さん 2009/04/21 18:11
女性 / 50歳台 / 母 / 6ヶ月以内 / 近畿
「自殺」に対する社会の理解はどの程度のものなのでしょうか。

私は息子が「自殺」したことを同居している家族以外には話しておりません。
一生話すつもりはありません。

職場で話したところで好奇の目にさらされるだけ。
私の妹の家族にも話していません。
遊びに来るたびに息子のことを聞かれるのですが、仕事、だとか彼女と旅行だとかごまかしています。

きっと、聞かされるとショックを受けると思います。
私だって必死になってこの現実を受け入れようとしているのに、話した相手に嘆かれるともっとつらい。

息子のことを聞かれるたびにドッキッとします。

「自殺」が何なのか理解できたらいいですよね。
それがわかれば私ももう少し呼吸が楽になると思います。

社会が人の命を守るためには、私たちは具体的にどのようなことをしたらよいのでしょうか。
もう、こんな悲しいつらい思いをする人が増えないように祈るばかりです。




613 わからない non 2009/04/29 19:12
女性 / 子 / 西日本
初めてこの掲示板にきました。nonです。
息子が亡くなって7ヶ月。部屋には精神
科の薬が山のように置かれていました。
22歳でした。何故あんなに薬が出るの
でしょう?今は私も鬱で通っています。
日本の医療は先進的と聞きます。
それって本当なのかな?聞くと、24歳までの
人への投薬は慎重にと言います。
今度今の主治医に息子の処方箋を診て
もらいます。医療事故だったのじゃないか
今さらですが、もしそうであれば、謝罪
してほしいのです。
何にもならないのはわかっていますが。


614 私もわかりません お母さん 2009/04/30 00:03
女性 / 50歳台 / 母 / 6ヶ月以内 / 近畿
息子が初めて精神科のお世話になったのは19歳のときです。

山奥で車の中にいるのを善良な通行人の方が警察に通報してくださり、救急車で精神科へ。「統合失調症」との診断でした。深夜のこと。
入院しました。2日間でした。


どうしても本人が退院したいというので通院するという約束で私が先生にお願いして退院させてもらいました。

その当時、息子はアルバイトをしており入院した翌日もバイト先に風邪でぐあいが悪いので休むと連絡しました。

退院してすぐにバイトをし、大学へも通いました。

精神科からいただいた薬を飲むとやる気がなくなるようで、病院へはしばらく通いましたが薬は処方されても飲みませんでした。

精神科の薬は難しいのだと思います。
精神科以外の薬は動物実験などをして効能を十分確かめたうえでの処方だと思います。

精神の病気は難しい。
先生だって人間。そのときの心の状態もあるでしょうし、患者との相性もあるかも知れないし。

息子は17歳ごろから27歳で自死するまで、ずっと「自殺願望」で苦しんでいたのだと思います。
先生に相談しても同じだといってました。

私も毎日、よそのどこにでもいる若者とは何か違うというのをずっとかんじていました。
でも、人に迷惑をかけるようなたぐいのものではなかったので見守ることにしました。

仕事はきちんとこなしていたのです。
勤務先の文化祭にも見学にいきましたが、まわりの人たちのようすから
あんしんしていました。
ただ、まじめすぎた。潔癖すぎました。
人のことを自分のことのように考える。

息子に何もしてやれなかった自分が情けないです。
精神疾患についての書物でも読んで息子の心に向かい合ってやっていれば、こんなことにならなかったのかもしれないです。

でも最初の「統合失調症」は誤りだと思います。
新聞の記事を読んだり、本を読んでそう思いました。

今となっては医者へ行かなくてよかったのかな、と思ってます。

職場には仕事の引継ぎもし、退職してから死んでいるのです。
息子にとっては死ぬことが最後の仕事だったのかもしれません。
「自殺願望を払拭できない」と遺書にありました。

お医者さまに「自殺願望を払拭できる薬を下さい」といえばピタリときく薬があったのでしょうか。
そんな薬があれば年間3万人ものひとが亡くならなくてすむのにと思います。

ただ自分で心からお医者様を信じて通院すれば良い方向に向かったのかも知れません。

わからないですよね。






615 わたしもわかりません・・・ うり 2009/05/20 23:20
女性 / 20歳以上 / 妹 / 1ヶ月以内 / 日本国内
初めてここに書きます。うりと申します。
わたしは妹を亡くしました。妹は高校生になったころから、ダイエットがきっかけで摂食障害になりました。そして、亡くなるまでの間ずっとほぼ毎日過食をしていました。
10代の頃から亡くなるまで自殺願望がずっとあったようです。わたしは摂食障害と自殺願望との関係を何もわかっておらず、知ろうともせず、妹を助けることができませんでした。
最後はとてもいいお医者さんとめぐり合い、過食も昔に比べたら治まってきていたように見えていました。大学にも通っており、友達も多くてとても楽しい日々を過ごしているように見えました。でも、それでも、過食は止まることはありませんでした。
妹を好きになってくれた男の子がある日妹にプロポーズしたそうです。妹はそのプロポーズを断ったそうです。わたしはきっと妹は彼と結婚したかったんだと思うのですが、過食と自殺願望とを抱えている自分では、過食と自殺願望を持っていることを知らない彼に迷惑をかけてしまうと妹は考えて、断ったんだと思います。あくまでもわたしの推測ですが…
20代だからこそ楽しめること、たくさんあると思います。それを妹は摂食障害と自殺願望のためにほとんど楽しめなかったんじゃないか、毎日死にたいと思いながら生きていたなんて…そして、その辛い気持ちをわたしは、全然、本当に全然理解することがなかったことに妹に本当に申し訳なく、ただ毎日謝るばかりです…言葉にできません。
摂食障害と自殺願望の関係をもっと勉強して、本人のみならずその家族をサポートできることがあればしたいと思っています。もう、誰も亡くなってほしくない。心からそう思います。
こう頭では考えていますが、毎日涙が出ます。でもまだ、妹が亡くなったことが現実なのか夢の中でのことなのか、よくわかりません。
わかりにくい文章ですみませんでした。
読んでくださってありがとうございました。


617 精神科 non 2009/06/14 12:25
女性 / 子 / 1年以内 / 西日本
久しぶりです。
精神科の医者に息子の処方箋を診て貰いました。
ばらばらな出し方、多量、しかし一つ一つの薬は厚労省で
認可されているものというものでした。
これが医療事故に依るものなのか、素人の私には
判断に苦しみます。

一度弁護士に相談してみようかとも
思うのですが。友だちからはやめておいた方が
よいと言われました。もっとしんどくなるから
ということです。どうしたものかな?


618 日本の医療は間違ってると思う 山の子 2009/07/11 21:46
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
経済至上主義の日本は医療までもが人の体、命を犠牲にまでして儲けようとしている医者が殆どだと思います。
いろんな医者と接し、現代医学に相反する人の本を読むにあたり、それを強く感じます。本当の意味での名医という人が100人中1人というところでしょうか?
ただ医者という専門家のいうことを聞くだけの時代は終わろうとしています。
それは精神科でも同じ事が云えます。「副作用などない」とか「習慣性はない」とか言って平気で抗うつ剤を処方します。
症状が思わしくないと云うと、すぐ薬を増やそうとする。
人の顔を見てではなく、パソコンのデータを見て。
自分が実験台となってわかりました。副作用があること、習慣性があること、もっと症状がひどくなること、よって医療に不信感を抱いてしまうこと。
まだ私はコントロールできたから助かったものの、母は薬を飲んで自殺願望が強くなり、意識もうろうの中、死んでいきました。
あれは薬のせいだと思います。医者にまかせていてはいけないと思いました。もう戻らない母の死から学んだことです。


621 新薬 ひまわり 2009/08/18 19:47
女性 / 40歳台 / 子 / 3年以内 / 近畿
9月に新しい抗うつ薬が発売になるそうです。ミルタザピンという薬です。
作用メカニズムは従来のSSRIから、更に進化しているようです。
従来のSSRIに比し、効果発現が早く、また副作用も少ないそうですが・・・。
でも、いくら新しい薬でも自殺企図は防ぐことはできないようです。使用上の注意には、「患者の注意深く観察すること」と記載されています。
ミルタザピンの使用上の注意を読んでいて、不思議なのは、使用上の注意の中の副作用の項に、自殺があげられていないこと。パキシルもそうですが。
抗うつ薬を服用している中での自殺は、副作用としてとらえられていないのです。勿論、薬と自殺の因果関係は不明だと思いますが、通常、薬を服用している中で、患者にとって辛い症状が現れた場合は、因果関係が不明でも、副作用としてみなされます。
自殺は副作用ではない・・・。自殺は、単なる転帰のようです。

自殺を副作用としてしまうと、医療訴訟など、いろいろ医療者にとって困ることが起こりかねないという危惧があるのでしょうか?
でも、自殺を抗うつ薬の副作用として捕らえない限り、患者を見ないで、データーだけしか見ないという医療が続くのではないかと思います。
なぜ、自殺が抗うつ薬の副作用として捕らえられていないのか、厚労省の中央薬事審査会の先生方に、問い質したい気持ちです。


622 薬物中毒 non 2010/01/04 12:22
女性 / 50歳台 / 子 / 3年以内 / 西日本
この頃薬物中毒死のことをネットで
調べています。息子が薬物で亡くなったからです。
薬局が情報の一本化をしていたら、あれほどの
薬を手に入れることも亡かったのに。
医者同士のネットワークができていたらと
無理なことを悔やんでいます。
薬を多量に飲むと、昏睡になるとか。
苦しまずに逝ったのでしょうか?
眠ったまま、逝ったのでしょうか?
それを知ったとて、何にもならないのですが。


623 後悔 satoshi 2010/01/07 18:47
男性 / 40歳台 / 兄 / 6ヶ月以内 / 西日本
初めまして
昨年の7月に兄が自死しました。
4年前の交通事故が原因でその後遺症と精神障害によるものです
大学病院にお世話になっていましたが、担当医がコロコロ代わり
薬も山ほど貰ってましたが亡くなる3ヶ月位まえから病院にも行かかくなり、薬も飲んでいないようでした。妹には「わしゃ○○病院のモルモットになっている」とこぼしていたそうです。
 まず薬、ではなくじっくり話を聞いて、病院、職場、家庭が連携して本人を支えてやれば、こんな事にはならなかったのかも
と思います。
 「必ず治るから」と言ってやれなかった事を後悔してます。


624 薬は毒物です 森のがんこ 2010/01/17 18:26
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
どんな薬にも副作用があります。もはや薬によって、ならなくてもいい病気になり、更に悪化の一途をたどり最悪の事態を迎えているのです。
患者は大切な人の死をもってそれに気づかされます。
それでは遅いのです。
そんな患者を何万人と診ている医者はわかっているはずなのに、なぜ病気を治さず、金儲けにはしるのでしょう・・・?
患者は気づいてきています。


625 もしかして かえで 2010/01/20 18:42
女性 / 50歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 西日本
息子は病院にいかない方が良かったんじゃないだろうか・・・
そんな考えが随分前から少しずつ大きくなってきてました。
本人が自ら望んで病院に行ったので、どうにかしたいという気持ちが
あったからでしょうが、本当の苦しさは家族には言ってませんでしたので、私達家族は呑気に構えてしまってました。
イライラを解消するため、と私には説明してましたが、確かに
イライラは無くなったように見えてたんですが・・
体作りにも意欲的でしたし。

でも後で調べたらもう数ヶ月後には消える準備をしていたんです。
それでも何とか頑張ってそれから7ヶ月は生きていてくれました。

薬の副作用で自殺願望が強く出てしまったのか・・・
そんな薬に関する知識がなかったので、色々調べているうちに
息子の場合はどうだったんだろう・・・と答えのない問いかけを
しています。


626 副作用にしてはひどい 森のがんこ 2010/01/23 22:02
女性 / 40歳台 / 母 / 3年以内 / 日本国内
どんな薬にも副作用はある。漢方薬だから大丈夫という訳でもない。抗鬱剤の副作用は動悸、息切れ、発疹、便秘、などの色んな症状があるが、最悪なのは自殺願望。
副作用なのに、やったことは自殺・・・。誰が副作用と思うだろうか?家族は何となくわかっているだろうが、知らない人は皆、疲れて自殺したのだとしか言わない。
私自身も母の自死後、鬱病になり、薬をやめるまでに副作用に苦しみ、薬を飲んでいる事に疑問を抱くようになり、やっとでやめることができた。
というか、医者の態度に腹を立てて、意地でやめられたのだ。
鬱病だけでなく、いろいろな病気で薬地獄に浸かっている人達が後を絶たない。
日本の医療に呆れている人も少数派ではなくなりつつある。
地球に優しいことをしようというのなら、まず自分の身体を知り、守ることにも目を向けなければいけないと思う。
これ以上、犠牲者を出さないためにも。
変な文ですみません。



627 精神疾患とアルコール依存 マリル 2010/03/15 10:22
女性 / 40歳台 / 夫 / 6ヶ月以内
こちらには初めて書き込みします。

夫は亡くなるまでの6年ほどうつ病で通院していました。
夫が受診するとき私も付き添いで行くこともありましたが
基本は一人で受診でした。
主治医は精神疾患については投薬で様子を見、訴えを良く聞いてくださる方でしたので夫は主治医を信頼していました。

しかし夫にはうつ病だけではなくアルコール依存症の問題も抱えていました。
精神薬はアルコールとの併用は禁忌ですよね。
しかし夫はどうしても断酒できませんでした。
主治医から注意されるのが嫌だったのか飲酒事実を隠していました。
これはいけないと思った私はそれまでも再三断酒するように進めていましたが色々調べてアル依がただ「止めろ」と言うだけではどうしようもない事実に気が付き
主治医に私が一人で出かけ、相談したこともありました。
うつ病への対応に関しては信頼できる先生でしたが
アル依に関してはあまりお詳しくなかったようで
先生も断酒会やAAなどをすすめてくださり、先ず私からアラノン(アル依の家族会)に参加するようになりました。

しかし私はうつ病患者への家族の接し方とアル依へのそれは微妙に両立出来ない部分があることに葛藤していました。
うつは「見守り」。アル依は「自分での気づき」を待つこと。
私は焦っていたと思います。
酒に関してなじったこともありました。
なんとか夫に気づいて欲しかった。酒は何にも教えてくれないことを…
あの日も仕事が終わってから呑んで帰ってきた夫。
それをぐっと堪えて呑んだ事実に対して何も言わないようにした私

そしてあの様な最期を遂げてしまった。

夫の携帯に残っていたリダイヤルの番号はAAの地元支部の電話番号でした。
夫は本当に断酒したいと思っていたのにアルコールの悪魔は強大で逆えず
意識が朦朧とする中で死を選び呑み込まれてあっちに逝ってしまった・・・。
好きで呑んでいる酒が実は体の中から蝕んでいったことを私は止められなかったこと
妻としてなんの手助けも出来なかったこと、きつい言葉投げかけたことを私は今でも後悔しています。

長々と書かせて頂き申し訳ございません。


628 マリルさん ミルキーウェイ 2010/03/16 17:12
女性 / 50歳台 / 子 / 3年以内 / 関東
はじめて書かせていただきます。

マリルさんの書き込みを読んで、涙がとまらなくなりました。
重なる気持ちに震えました。

>夫は本当に断酒したいと思っていたのに・・・
>意識が朦朧とする中で・・・。
>妻としてなんの手助けも出来なかったこと、きつい言葉投げかけたことを私は今でも後悔しています。

本当にお気持ちがよくわかります。
我が家は子ですが、マリルさんのお気持ちそのままです。

うつで出される薬とアルコール 本人たちは不安と罪悪感に襲われ 思い通りにならない自分に苦しんでいました。なんとかしたいと もがいていました。
本人たちへの、家族の接し方はむずかしいものがありますよね。私も疑問に思うこともたくさんあります。
その方の進行の段階、現れる身体への症状やその時々の精神状態や状況により、対応も変わってくると思います。
病気を認めてやめたいのにやめられない・・ それなのに気付きを待っているのは辛いです。

私も色々なところで学び、その時々で家族としては一番いいと思った方法で接してきました。
でも こんなことになると後悔ばかりです。もっと違うやり方があったのではないか・・
今でも考え続けています。

思わず書いてしまいました。ごめんなさい。
穏やかな時間が少しでも増えていきますように、お祈りしています。



630 ありがとうございます マリル 2010/03/18 23:15
女性 / 40歳台 / 夫 / 6ヶ月以内
>ミルキーウェイさん。

お目に止めて頂き
そして温かいお言葉を頂きありがとうございます。
寄り添っていただけただけで私は本当にありがたいと思います。

家族がアルコールで悩み、依存症なんだと気が付く。
でも本人は認めたくない。
認めたらお酒を止めなくちゃいけないから。でも…という
この葛藤の中で毎日毎日辛い思いをしている方々が
こんなにも多くいらっしゃるとは現実は厳しいですね…
ミルキーウェイさんのお子さんも
同じ事で辛い思いをされたのでしょうか。
(ゴメンナサイ、過去ログから探しきれませんでした)

それでも亡くなる前の日
ベロベロに酔って帰ってきたことを「自己責任」だとするのではなく
無事に帰ってきたことを喜び
心配していたんだと伝えれば違う人生だったかもしれないとか
そうやってまた答えの見つからない思考に入ってしまうのですが。

本当に
>もっと違うやり方があったのではないか・・
>今でも考え続けています。

全く同じです。
こうなってしまってからは後悔ばかりです・・
そして答えが出ないことにも気が付きました。
うまく断酒して人生をやり直せた人の体験談はもう読めません。

たぶん今もどこかで
アル依に苦しんでいる人と、その家族の方がいらっしゃるでしょう。
成功談を語れない私には何も言えませんが
それでもこの世から酒が消えればいいのにとか
お酒のCMもう少し自粛してくれないのかと思います。
目の前にはいないのですが
どうか、アル依の方とその家族の方には頑張って欲しいし
断酒が成功して欲しいですし
私たちのような家族が増えないようにと願っています。

月並みですが
ミルキーウェイさんもどうかご自愛ください。


631 自己責任 ミルキーウェイ 2010/03/20 20:35
女性 / 50歳台 / 子 / 3年以内 / 関東
マリルさん ありがとうございます。

>それでも亡くなる前の日
ベロベロに酔って帰ってきたことを「自己責任」だとするのではなく
無事に帰ってきたことを喜び
心配していたんだと伝えれば違う人生だったかもしれないとか
そうやってまた答えの見つからない思考に入ってしまうのですが。

まったく 同じ思いです。

よく考えてみると それまでは無事を喜び、心配し、手助けをして・・・きましたよね。
それでも繰り返されることに これではいけない、と 学んだ結果「自己責任」と、することになっていきました。「どん底に落ちて 本人が気付かなければ回復はしない」そう言われていますよね。
ほんとうにそれしかないのでしょうか?
どん底に落ちて亡くなってしまったことも 「自己責任」なんでしょうか。
それではあまりにも本人がかわいそうだし、無念です。私もすごく悔しいです。
もう少し違うやり方はないのでしょうかね。

考え出すと止まらなくなります。

否認の期間を過ごし、最後の2年は治療につながり入退院を繰り返していました。
それでも、夜中の電話や救急車やパトカーのサイレンに、私は怯えていました。
未遂に終わったことに、ほっとしたりもしました。あなたは大事な人と伝え続けました。
でも、大変な時は辛かったです。もういやだと思ったことが、たくさんありました。
本人は必死で走り、この世を駆け抜けて逝ってしまいました。
やっぱり 自分を責めることはやめられません。

今はまだ 自分で自分のことを支える自信がありません。
でもいつか、こんな疑問や私たち親子の戦いを、失敗談としてでも語ることが、必要なのではないかと思っています。依存症に苦しむ家族だけでなく、医療の現場にも伝えたい・・・
本人たちもそれを望んでいるのではないかと考えてしまいます。苦しいですけどね。

辛いことを思い出せてしまったら、ごめんなさい。
聞いていただいてありがとうございました。


632 遅くなりまして… マリル 2010/03/30 10:42
女性 / 40歳台 / 夫 / 6ヶ月以内
>ミルキーウェイさん。
このことを思い出すことが辛いことなのは否定できませんが
何故夫がこのような最期をとげなければいけなかったか
考えることが必要なのだと思っていますので..お気遣いなく..
本当にありがとうございます。

>こんな疑問や私たち親子の戦いを、失敗談としてでも語ることが、必要なのではないかと思っています。
>依存症に苦しむ家族だけでなく、医療の現場にも伝えたい・・・
本人たちもそれを望んでいるのではないかと考えてしまいます。

私も同意です。
伝えられる機会があったら一遺族の意見として
どこかに伝えられたら・・。
今はそのような気力はないですが、そう思っています。

そのためには辛くても一生懸命生きなければと思います。
踏ん張っていきます。
ミルキーウェイさんのご意見拝見できて本当に良かったです。
ありがとうございました。



633 改善の余地は多そうですね すーさん 2010/06/22 10:21
男性 / 40歳台 / 妻 / 1ヶ月以内 / 関東
妻を亡くして思うのは、
精神科の治療があまりにも、
「医師個人の経験則に頼る部分が大きく未整備」
「投薬偏重で社会面・心理面も含めた総合的な観点が不足している」
ということです。

ここ6年で、妻は3か所の精神科にかかりました。
病院を転々とするのはよくないとされていることは知っていますが、主治医の開業時間外に死にたい気持ちが高じた場合、
その時間に開いている他の病院にかかったり、
入院したりせざるを得ず、結果的に2年程度で転院していました。

で、診断名は
「適応障害」
「うつだと思いたければうつ、そうでないと思えばそうでない
 (聞いてもはっきり言ってくれない)」
「不安障害」
と、変わりました。

投薬もさまざまで、SSRIをしばらく飲んでもよくならないと
見るや、どんどん種類が増え、2か所目は最終的に9種類、
3か所目も7種類出されていました。
2か所目では「この薬。これ、普通は精神科では使わない
んだけど、分子構造が、ほら、この精神科で使う薬と
そっくりでしょ。だから、飲んでみると結構効く場合が
あるんですよね」と、よく分からない解説つきで
増えたりしました。

3か所目では、最初の入院時の解説で
「当院は薬による“積極的治療”を旨とし、
 カウンセリング等の“積極的でない治療”を
 希望される方は他を当たってください」
というような事を言われました。
当時は“ああ、大事なのはやはり薬の選択だ”
と、思いましたが、その説明に影響を受けて、
妻がいやがっていた、退院後の通院時の5分治療を
私が正当化してしまったことに悔いが残っています。

とはいえ、現状まだ日が浅すぎて頭も回らないので、
ひとまずこのへんで。もうちょい元気になる日が来たら、
何をどうすれば妻のような悲劇を防げるのか、
よく考えた上で、自分のできる事をしようと思っています。


634 すーさんへ ともりん 2010/07/19 12:34
女性 / 60歳台 / 子 / 6ヶ月以内 / 関東
はじめてこちらに書き込みします。

私も同感です。本当に改善の余地が必要ですね。

娘は当初より希死念慮があり何度も自傷行為をおこし
3年間3か所の精神科を入退院繰り返していました。
その間にも大学病院のセカンドピニオンを受けたにも
関わらず最後は自ら死を選びました。

死にたい気持ちを抑えるための点滴治療をし、ろれつが回らなくなり思考力が低下し、本人は不安と恐怖に怯え、辛く苦しく
回復の見込みのない治療法に疑心をもっていました。

精神科は投薬だけをし、心理的な治療は別料金でカウセンリングを受けるまさにお金儲けだけの治療だと思いました。
アメリカで他の病気で治療(3週間)入院したことがあり
医療の連携プレーがまるでドラマのような世界でした。
それに比べたら日本の医療はかなり遅れていると思いました。

私も治療方法に疑問があり、二度とこのような悲劇を起こさぬよう手探りで今いろいろと調べている状況です。
 
医療の素人の私たちにはとても大きな壁で立ち向かう事は
容易ではありませんが少しでも行政が動いてくれるよう
前に進みたいと思います。

奥様を亡くされまだ日が浅くいろいろと大変だと思います。
立場はそれぞれ違いますが家族を失う悲しみ、苦しく
辛く、心がえぐれるような罪悪感は、そう簡単に消えるものでは
ないと思います。ゆっくりゆっくりとお互いに前に進んでいきましょうね。

これから暑く辛い日が続きますが、どうぞお体を無理をなさら
いようご自愛下さいね。

いろいろと支離滅裂な事を書いたこと
お許しください。