実は考え込んでいました。一番大事なのは何だろうと。 それで、過去の掲示板を読み返し、しばらく、書き込みを控えて、 じっと見つめさせていただきました。 勇気を振り絞って、想いを綴られているみなさん。 その心には、大きな傷があります。 その心は、人の痛みにも敏感に反応します。 救われがたい、痛みを知っているから。 だから、「こんなことを言っては、他の方を傷つけるのでは……」 「誰かが嫌な思いをするのでは……」と、 思いの丈を吐き出せない方がいらっしゃるのは、理解できますし、 尊いことだと思います。 ただ、それだけでしょうか。 傷つけることで、また自分が傷つくことを恐れてはいませんか? もちろん当然のことだと思います。 恥じたり、非難されるべきことでもないと思います。 でも、あえていいます。 「傷つけても、傷つけられてもいいじゃないか」と。 この場には、共通した意志があると思います。 今の自分、今の状況を、少しでも前進させたいという。 いつまでも、この場にいるわけではありませんよね。 何かをつかまれて、何かを取り戻して、「卒業」する日が来るはずですよね。 そのためにはやはり、徹底的に思いをぶつけ合うことも必要だと思います。 遠慮することなく。 まず、「傷つくこと、傷つけること」は、自分にとって何なのか話してみませんか。 その中で、今まで話せなかった思いも話してゆけるのではないかと思っています。 そして、自分の心にかぶった鎧を少しずつ薄くしていきませんか。 「ここまでは大丈夫だよ」って。自分の今を確認してみませんか。 その中には、立場にこだわっている自分や、 不必要に不安がっている自分がいるかも知れません。 もしかしたら、解放されたがっている自分がいるかも知れません。 ここにいらっしゃったときと同じく、もう一歩の勇気を出して、 一緒に考えてみませんか? 土日にはアクセスできない管理人ですが、 できる限りいいお話ができるよう努めさせていただきます。 また、一緒に管理して下さる方がいらっしゃれば、なお、嬉しいです。 そして、語り合うなかから、新たなテーマ、さらには新たなHPが出来て、 それが横のつながりを持ちながら、いろんな方を迎え入れてゆくことができる。 そんなことも夢見ています。 2001/11/9 LEERON |