今 を 見 つ め て


1,自死遺族をとりまく社会の現状  2



平成13年度 厚生労働省統計(統計資料)によると,自死により亡くなられた方の性別は,
男性 21.085人,女性 8.290人 で,
男性の比率が70%を越えています。(2.5倍以上)
(男性が女性よりも多いのは,毎年同じ傾向ですし,世界的にみても同様の傾向があります)


下のグラフを見ると,男性の 50〜54歳 の方が突出して多いことがわかります。
(これは,団塊の世代と呼ばれる方々が,その年齢層に入っている影響もあります)

この年齢層は,家族を持つことが多い世代であり,ご家族(思春期のお子さんや配偶者の方,老いたご両親)が,遺された場合の影響や衝撃が大きいことは間違いありません。
また、社会人として、責任ある立場に立っている事も多く,社会に対する損失も小さくはありません。


(世界の国々と比較した場合,この年齢層の自死が多いのは,日本特有のものです)


平成13年 厚生労働省 人口動態統計 


60歳以上の方で 10.000人を越える方が,自死によって亡くなられています。

インターネットに基盤を置く「青い空の彼方」では,60歳を越える方との接点は少なく,
私もお話する機会は,これまで多いとはいえませんが,
これも見逃すことができない現実だと思いますし,多くの方の未来への問題でもありえるはずです。





都道府県別
,性別,年齢別にも公表されている統計はありますが,
性別,年齢別の傾向に,大きな差はありません。
(これは,その傾向に対して,日本という国としての要因があると考えられます)

しかし,都道府県別でみると,多い少ないという傾向は見受けられますし,
大きく減少傾向を示している都道府県が存在することは事実です。




・・・・・・・・・・